JP2002108732A - 周辺機器管理システム、周辺機器管理装置、周辺機器管理方法及び記憶媒体 - Google Patents

周辺機器管理システム、周辺機器管理装置、周辺機器管理方法及び記憶媒体

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JP2002108732A
JP2002108732A JP2000297457A JP2000297457A JP2002108732A JP 2002108732 A JP2002108732 A JP 2002108732A JP 2000297457 A JP2000297457 A JP 2000297457A JP 2000297457 A JP2000297457 A JP 2000297457A JP 2002108732 A JP2002108732 A JP 2002108732A
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Japan
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resource data
storage medium
peripheral device
external storage
client
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JP2000297457A
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English (en)
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Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリなどの記憶媒体が交換され
た際に、記憶媒体に登録されているリソースデータを自
動的に認識し、クライアントPC上のリソースデータを
設定可能とした周辺機器管理システム、周辺機器管理装
置、周辺機器管理方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 サーバコンピュータ2は、フラッシュメ
モリが交換されたデバイスがあるか否か判定し、フラッ
シュメモリに関する情報を取得し、フラッシュメモリに
関する情報を元にフラッシュメモリ管理情報を更新す
る。クライアントPC3は、フラッシュメモリ管理情報
を参照しフラッシュメモリが交換された否かチェック
し、リソースデータ管理情報からリソースデータの種別
を取得し、リソースデータの実体が保持されている場所
の情報からリソースデータを取得し、クライアントPC
上で使用可能な状態に登録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺機器管理シス
テム、周辺機器管理装置、周辺機器管理方法及び記憶媒
体に関し、特に、サーバマシン、クライアントパーソナ
ルコンピュータ(以下PCと略称)、管理者用PC、プ
リンタ、機能複合型複写機(MFP:Multi Function P
eripheral)がネットワークに接続されている環境にお
いて、プリンタや機能複合型複写機に挿入されたフラッ
シュメモリ等の記憶媒体に登録されたリソースデータ
と、クライアントPCにおけるリソース環境を同期させ
る場合に好適な周辺機器管理システム、周辺機器管理装
置、周辺機器管理方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや機能複合型複写機とク
ライアントPCを接続したシステムがある。従来のシス
テムでは、プリンタや機能複合型複写機などのターゲッ
トデバイスに装着可能な、フラッシュメモリなどの記憶
装置に対して登録を行ったリソースデータを、クライア
ントPCから利用するためには、ターゲットデバイスに
登録されているリソースデータに関する情報をクライア
ントユーザ自身が調べ、クライアントPCへ個別に登録
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。即ち、上記
従来技術を用いた場合、ターゲットデバイスに装着され
ているフラッシュメモリなどの記憶装置が付け替えられ
た場合に、クライアントPCにおけるリソースデータの
設定と、ターゲットデバイスで利用可能なリソースデー
タに不整合がおき、意図した出力結果が得られないケー
スが発生する。更に、ターゲットデバイスとクライアン
トPCにおけるリソースデータの整合を取るためには、
クライアントユーザが、ターゲットデバイスに登録され
ているリソースデータに関する情報を調べ、クライアン
トPCに登録を行うといった煩雑な設定作業が必要にな
るなどの問題がある。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、フラッシュメモリなどの記憶媒体が交換された
際に、記憶媒体に登録されているリソースデータを自動
的に認識し、クライアントPC上のリソースデータを設
定可能とした周辺機器管理システム、周辺機器管理装
置、周辺機器管理方法及び記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、外部記憶媒体が着脱自在に
装着可能な周辺機器がネットワーク上に接続された周辺
機器管理システムであって、前記周辺機器における前記
外部記憶媒体の交換の有無を識別する外部記憶媒体識別
手段と、前記外部記憶媒体に登録されたリソースデータ
を識別するリソースデータ識別手段と、前記リソースデ
ータを取得するリソースデータ取得手段とを有すること
を特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記ネットワーク上には、前記周辺機器として
の画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画像読取機
能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を有するフ
ァクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取機能・画
像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ装置、ク
ライアント装置が接続されると共に、前記リソースデー
タの取得に基づき前記クライアント装置のリソース環境
を設定することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記外部記憶媒体識別手段は、前記周辺機器か
ら前記外部記憶媒体に関する情報を取得することを特徴
とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記外部記憶媒体識別手段は、前記サーバ装置
が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関する情報を
取得することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記リソースデータ識別手段は、前記サーバ装
置が有する管理情報から前記リソースデータの種別を識
別することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記リソースデータ識別手段は、前記サーバ装
置が有する管理情報から前記リソースデータの在処を識
別することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、前記リソースデータ取得手段は、前記サーバ装
置から前記リソースデータを前記クライアント装置に取
得すると共に、取得した前記リソースデータを前記クラ
イアント装置へ登録することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記リソースデータとは、前記周辺機器におけ
る画像処理で用いるフォントやフォーム等の前記外部記
憶媒体に登録可能なデータであることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記ネットワーク上の前記サーバ装置は、前記
サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを保
持するファイルサーバ機能を有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記サーバ装置を
含む複数の装置で共有可能なファイルを保持するファイ
ルサーバ装置が接続されていることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、ネットワーク上に接続されると共に外部記憶
媒体が着脱自在に装着可能な周辺機器を管理する周辺機
器管理装置であって、前記周辺機器における前記外部記
憶媒体の交換の有無を識別する外部記憶媒体識別手段
と、前記外部記憶媒体に登録されたリソースデータを識
別するリソースデータ識別手段と、前記リソースデータ
を取得するリソースデータ取得手段とを有することを特
徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記周辺機器とし
ての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画像読取
機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を有する
ファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取機能・
画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ装置、
クライアント装置が接続されると共に、前記リソースデ
ータの取得に基づき前記クライアント装置のリソース環
境を設定することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別手段は、前記周辺機器
から前記外部記憶媒体に関する情報を取得することを特
徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別手段は、前記サーバ装
置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関する情報
を取得することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記リソースデータ識別手段は、前記サーバ
装置が有する管理情報から前記リソースデータの種別を
識別することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記リソースデータ識別手段は、前記サーバ
装置が有する管理情報から前記リソースデータの在処を
識別することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記リソースデータ取得手段は、前記サーバ
装置から前記リソースデータを前記クライアント装置に
取得すると共に、取得した前記リソースデータを前記ク
ライアント装置へ登録することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記リソースデータとは、前記周辺機器にお
ける画像処理で用いるフォントやフォーム等の前記外部
記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、前記ネットワーク上の前記サーバ装置は、前
記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを
保持するファイルサーバ機能を有することを特徴とす
る。
【0024】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記サーバ装置を
含む複数の装置で共有可能なファイルを保持するファイ
ルサーバ装置が接続されていることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、外部記憶媒体が着脱自在に装着可能な周辺機
器がネットワーク上に接続された周辺機器管理システム
に適用される周辺機器管理方法であって、前記周辺機器
における前記外部記憶媒体の交換の有無を識別する外部
記憶媒体識別工程と、前記外部記憶媒体に登録されたリ
ソースデータを識別するリソースデータ識別工程と、前
記リソースデータを取得するリソースデータ取得工程と
を有することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記周辺機器とし
ての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画像読取
機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を有する
ファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取機能・
画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ装置、
クライアント装置が接続されると共に、前記リソースデ
ータの取得に基づき前記クライアント装置のリソース環
境を設定することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別工程では、前記周辺機
器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得することを
特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別工程では、前記サーバ
装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関する情
報を取得することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、前記リソースデータ識別工程では、前記サー
バ装置が有する管理情報から前記リソースデータの種別
を識別することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記リソースデータ識別工程では、前記サー
バ装置が有する管理情報から前記リソースデータの在処
を識別することを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記リソースデータ取得工程では、前記サー
バ装置から前記リソースデータを前記クライアント装置
に取得すると共に、取得した前記リソースデータを前記
クライアント装置へ登録することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記リソースデータとは、前記周辺機器にお
ける画像処理で用いるフォントやフォーム等の前記外部
記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記ネットワーク上の前記サーバ装置は、前
記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを
保持するファイルサーバ機能を有することを特徴とす
る。
【0034】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記サーバ装置を
含む複数の装置で共有可能なファイルを保持するファイ
ルサーバ装置が接続されていることを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、外部記憶媒体が着脱自在に装着可能な周辺機
器がネットワーク上に接続された周辺機器管理システム
に適用される周辺機器管理方法を実行するプログラムを
記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
あって、前記周辺機器管理方法は、前記周辺機器におけ
る前記外部記憶媒体の交換の有無を識別する外部記憶媒
体識別ステップと、前記外部記憶媒体に登録されたリソ
ースデータを識別するリソースデータ識別ステップと、
前記リソースデータを取得するリソースデータ取得ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記周辺機器とし
ての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画像読取
機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を有する
ファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取機能・
画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ装置、
クライアント装置が接続されると共に、前記リソースデ
ータの取得に基づき前記クライアント装置のリソース環
境を設定することを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別ステップでは、前記周
辺機器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得するこ
とを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記外部記憶媒体識別ステップでは、前記サ
ーバ装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関す
る情報を取得することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記リソースデータ識別ステップでは、前記
サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの
種別を識別することを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記リソースデータ識別ステップでは、前記
サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの
在処を識別することを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項37記載
の発明は、前記リソースデータ取得ステップでは、前記
サーバ装置から前記リソースデータを前記クライアント
装置に取得すると共に、取得した前記リソースデータを
前記クライアント装置へ登録することを特徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項38記載
の発明は、前記リソースデータとは、前記周辺機器にお
ける画像処理で用いるフォントやフォーム等の前記外部
記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項39記載
の発明は、前記ネットワーク上の前記サーバ装置は、前
記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを
保持するファイルサーバ機能を有することを特徴とす
る。
【0044】上記目的を達成するため、請求項40記載
の発明は、前記ネットワーク上には、前記サーバ装置を
含む複数の装置で共有可能なファイルを保持するファイ
ルサーバ装置が接続されていることを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の実施の形態を説明
する前に、本発明の概要について説明する。本発明は、
プリンタや機能複合型複写機などのターゲットデバイス
に装着されている、フラッシュメモリなどの記憶装置に
登録されているリソースデータに関する情報をサーバコ
ンピュータにより管理し、フラッシュメモリなどの記憶
装置が別のターゲットデバイスに移動された場合に、移
動先のターゲットデバイスを使用しているクライアント
PC上のリソースデータを自動的に設定するようにした
ものである。尚、特許請求の範囲の周辺機器管理装置
は、サーバコンピュータ、管理者用PC、クライアント
PCに相当する。以下、本発明の実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0046】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す
概念図である。図1は本発明の特徴を最も良く表した図
であり、同図を用いて本発明の第1の実施の形態の構成
を説明する。本発明の第1の実施の形態に係る画像形成
システムは、サーバコンピュータ2、管理者用PC3、
クライアントPC4、クライアントPC5、プリンタ
6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写
機9を備えている。図中1は例えばEthernet等
のネットワークである。
【0047】上記構成を詳述すると、ネットワーク1
は、通常はEthernet(米国ゼロックス、DE
C、インテル三社が共同開発したバス構造のLAN)を
使用する。Ethernet以外にも、LocalTa
lkなどがあるが、本発明は特定のものに限定されるも
のではない。尚、本実施形態における「ネットワーク」
という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る
電気的な信号と、電気的な信号の組み合わせで実現され
る情報交換を実現するもの(プロトコル)の内の一つも
しくは複数を指し、通常はこれらの総称を指す。
【0048】サーバコンピュータ2は、ネットワーク1
に接続されており、ファイルサーバ、Webサーバなど
の機能を有しており、本発明の中核を成すものである。
管理者用PC3は、ネットワーク1に接続されており、
サーバコンピュータ2に対する指示や、本発明で扱う周
辺機器への指示等を行う。クライアントPC4、クライ
アントPC5は、ネットワーク1に接続されており、一
般ユーザが使用するPCである。尚、管理者用PCであ
っても、クライアントPCとしても使用されることもあ
りうる。
【0049】プリンタ7、プリンタ8は、ネットワーク
1に接続されており、クライアントPC4或いはクライ
アントPC5からの印刷命令を受け付け、該印刷命令に
従い印刷処理を行う。機能複合型複写機8、機能複合型
複写機9は、ネットワーク1に接続されており、原稿か
ら画像を読み取るスキャナ機能、画像を記録媒体上に印
刷するプリンタ機能、画像を送受信するファクシミリ機
能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることに
より、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとし
て利用可能である。
【0050】次に、上記図1を用いて、本システムの動
作を説明する。サーバコンピュータ2は、定期的にプリ
ンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型
複写機9と通信を行い、機器の状態やソフトウェアの設
定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し、設定
の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用するリソー
スの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指示の
結果は、サーバコンピュータ2の内部に情報として集め
られ、クライアントPC4及びクライアントPC5は、
サーバコンピュータ2から情報を受け取る。また、サー
バコンピュータ2は、http(HyperText Transfer P
rotocol)プロトコルを用いた通信手段を備えている。
【0051】管理者用PC3、クライアントPC4及び
クライアントPC5は、WebBrowserを使用し
てサーバコンピュータ2の情報を取得し、またサーバコ
ンピュータ2に対して指示を与えることが可能である。
サーバコンピュータ2は、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくはクライアントPC5から指示がある
と、サーバコンピュータ内に蓄えられた情報を用いて、
管理者用PC3、クライアントPC4もしくはクライア
ントPC5に情報を返す。また、情報の内容によって
は、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機
能複合型複写機9から情報を取得し、管理者用PC3、
クライアントPC4もしくはクライアントPC5に情報
を返すか、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機
8、機能複合型複写機9に対して設定等の処理を行う。
【0052】管理者用PC3は、ダウンローダを備えて
おり、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、
機能複合型複写機9に対し、ソフトウェアもしくはソフ
トウェアが使用するリソースのダウンロードを行う。
【0053】ソフトウェアは、機器の印刷制御ファーム
ウェア、ネットワーク制御ファームウェア、また、機能
複合型複写機8、機能複合型複写機9においては、上記
ファームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、
ファクシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェ
ア、パネル操作ファームウェア、画像管理ソフトウェ
ア、アドレス管理ソフトウェアなどがある。また、ソフ
トウェアが使用するリソースとしては、フォント、外
字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブ
ル、アドレス管理ソフトウェアが使用するアドレス情
報、ファクシミリ番号などがある。
【0054】クライアントPC4及びクライアントPC
5は、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、
機能複合型複写機9をアクセスして使用するためのソフ
トウェア(ドライバ等)、及びソフトウェアが使用する
リソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0055】ソフトウェアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリ
ティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、WebBrowser、アプリケー
ションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用す
るリソースについては、プリンタフォントに対応したク
ライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利
用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う
際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメ
ージ等がある。
【0056】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを、
プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9
に反映させることが可能である。また同様に、機能複合
型複写機8の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが
使用するリソースを、機能複合型複写機9、プリンタ
6、プリンタ7に反映させることが可能である。機種間
で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能につい
てのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報
については変換された後、反映される。同様に、これら
の機種に関するクライアントPC4上の情報を、クライ
アントPC5に反映させることも可能である。これらの
処理は、サーバコンピュータ2を通して情報の交換を行
うことにより実現される。
【0057】プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写
機8、機能複合型複写機9の設定内容は、管理者用PC
3からの指示だけでなく、パネルからの設定やクライア
ントPCからの設定によっても変更される場合がある。
この情報を正確にクライアントPCに渡す必要があるも
のは、クライアントPCから表示等の指示があった場
合、常にプリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機
8、機能複合型複写機9に問い合わせを行い、問い合わ
せ時点での情報をクライアントPCに返す。正確さがさ
ほど厳密に要求されないものについては、サーバコンピ
ュータ内に保持した情報を用いる。
【0058】図2は上記図1に示した本発明の第1の実
施の形態に係る画像形成システムにおける各機器の主な
ハードウェアモジュールの構成を示すブロック図であ
る。同図を用いて、画像形成システムを構成する各機器
(サーバコンピュータ2、管理者用PC3、クライアン
トPC4、クライアントPC5、プリンタ6、プリンタ
7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9)のハー
ドウェアモジュールの機能を説明する。
【0059】サーバコンピュータ2は、ネットワークボ
ード202、CPU271・ROM272・RAM27
3を有するCPUボード203(外部記憶媒体識別手
段)、Videoインタフェイス204、I/Oインタ
フェイス205、SCSI(Small Computer System In
terface)インタフェイス206、CRT207、キー
ボード208、マウス209、ハードディスクドライブ
210を備えている。
【0060】管理者用PC3、クライアントPC4、ク
ライアントPC5は、ネットワークボード232、CP
Uボード233(外部記憶媒体識別手段、リソースデー
タ識別手段、リソースデータ取得手段)、Videoイ
ンタフェイス234、I/Oインタフェイス235、H
Dインタフェイス211、ハードディスクドライブ24
0、CRT237、キーボード238、マウス239を
備えている。尚、管理者用PC3、クライアントPC
4、クライアントPC5については、便宜上同一ブロッ
クで表すと共に各構成要素の符号は同一符号を付すもの
とする。
【0061】プリンタ6、プリンタ7は、ネットワーク
ボード212、プリンタコントローラ213、プリント
エンジン214、フラッシュメモリ250を備えてい
る。尚、プリンタ7、プリンタ8については、便宜上同
一ブロックで表すと共に各構成要素の符号は同一符号を
付すものとする。
【0062】機能複合型複写機8、機能複合型複写機9
は、ネットワークボード262、コントローラボード2
15、モデム220、スキャナコントローラ218、操
作パネルコントローラ216、操作パネル217、HD
コントローラ221、ハードディスク222、プリント
エンジン264、フラッシュメモリ223、スキャナユ
ニット219を備えている。尚、機能複合型複写機8、
機能複合型複写機9については、便宜上同一ブロックで
表すと共に各構成要素の符号は同一符号を付すものとす
る。
【0063】上記構成を詳述すると、同図において、2
01はネットワークラインである。ネットワークライン
201は、各機器間のネットワークを構成する物理的な
ラインであり、通常はツイストペアケーブル、同軸ケー
ブルや光ファイバなどが使われる。サーバコンピュータ
2を構成するハードウェアモジュールとしては、ネット
ワークボード202、CPU271・ROM272・R
AM273を有するCPUボード203、Videoイ
ンタフェイス204、I/Oインタフェイス205、S
CSIインタフェイス206と、それらに接続されたC
RT207、キーボード208、マウス209、ハード
ディスクドライブ210である。ハードディスクドライ
ブ210は、複数のハードディスクユニットが並列に接
続されており、データ転送の高速化と高信頼性を確保し
ている。
【0064】管理者用PC3、クライアントPC4、ク
ライアントPC5を構成するハードウェアモジュールと
しては、ネットワークボード232、CPUボード23
3、Videoインタフェイス234、I/Oインタフ
ェイス235、ハードディスクインタフェイス211
と、それらに接続されたCRT237、キーボード23
8、マウス239、ハードディスクドライブ240であ
る。管理者用PC3、クライアントPC4、クライアン
トPC5は、サーバコンピュータ2とはハードディスク
の構成が異なる。
【0065】プリンタ6、プリンタ7のハードウェアモ
ジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボ
ード212、プリンタコントローラ213、プリントエ
ンジン214、フラッシュメモリなどの着脱可能な記憶
装置250を備える。
【0066】機能複合型複写機8、機能複合型複写機9
のハードウェアモジュールとしては、周辺機器に対応し
たネットワークボード262、コントローラボード21
5、プリントエンジン264、操作パネルコントローラ
216、操作パネル217、スキャナコントローラ21
8、スキャナユニット219、モデム220、ハードデ
ィスクコントローラ221、ハードディスク222、フ
ラッシュメモリなどの着脱可能な記憶装置223を備え
る。
【0067】図3は本発明の第1の実施の形態に係るサ
ーバコンピュータ2のソフトウェア構成を示すブロック
図である。同図において、301はOS(オペレーティ
ングシステム)、302はライブラリ、303はWeb
サーバ、304はアプリケーションであり、アプリケー
ション304の一部として周辺機器管理プログラム30
5を含む。306はハードウェア制御プログラムであ
り、ハードウェア制御プログラム306の一部として、
ネットワークボード制御プログラム307、ハードディ
スク制御プログラム308を含む。上記各プログラムは
CPUボード203のCPU271により実行される。
【0068】図4は本発明の第1の実施の形態に係るサ
ーバコンピュータ2の周辺機器管理プログラム305の
構成を示すブロック図である。周辺機器管理プログラム
305は、サーバコンピュータ2上のアプリケーション
の一つとして実現される。同図において、401は周辺
機器管理プログラムのメイン部分であり、周辺機器管理
プログラムの全体を制御する。402はGUI(Graphi
cal User Interface)用CGI(Common Gateway Inter
face)プログラムであり、Webサーバ303に対しh
tml(HyperText Markup Language)形式で表現され
た画面のデータを渡す。Webサーバ303は、GUI
用CGI402のデータをhttp形式で管理者用PC
3もしくはクライアントPC4、クライアントPC5に
送出し、管理者用PC3もしくはクライアントPC4、
クライアントPC5からの指示を管理プログラム401
に伝える。
【0069】デバイス通信プログラム403は、ネット
ワークボード制御プログラム307を利用して周辺機器
とサーバコンピュータ2の間での通信を行い、デバイス
からの情報等の取得とデバイスの設定、ソフトウェアや
ソフトウェアが利用するリソースのダウンロード等を行
う。IPC404は、プロセス間通信を行うプログラム
であり、ネットワークボード制御プログラム307を利
用して他のPC、特に管理者用PC3との間での通信を
行う。ファイル管理プログラム405は、ハードディス
ク制御プログラム308を利用し、ファイルサーバ機能
を実現する。
【0070】図5は本発明の第1の実施の形態に係る管
理者用PC3のソフトウェア構成を示すブロック図であ
る。同図において、501はOSであり、管理者用PC
の全般的な処理を行う。502はダウンローダのメイン
プログラムであり、周辺機器に対しソフトウェアやソフ
トウェアが利用するリソースのダウンロードを行う。5
03はGUIプログラムであり、表示やユーザからの指
示のダウンローダへの伝達などのユーザインタフェイス
機能を実現する。504はIPCプログラムであり、サ
ーバコンピュータ2のIPC404との間で通信を行
う。
【0071】505はファイル管理プログラムであり、
通常はOS501の一部として実装され、ファイルにハ
ードディスクやCD−ROMの内容を読み込み、ダウン
ローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際
の、ファイル管理を行う。506はネットワークプログ
ラムであり、通常はOS501の一部として実装され、
ファイルにハードディスクやCD−ROMの内容を読み
込み、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロ
ードする際の、ネットワーク通信を行う。
【0072】図6は本発明の第1の実施の形態に係るク
ライアントPC4、クライアントPC5のソフトウェア
構成を示すブロック図である。同図において、601は
OSであり、クライアントPCの全般的な処理を行う。
602はWebBrowserであり、サーバコンピュ
ータ2のWebサーバ303からhtml形式で表現さ
れたデータを受け取り、画面に表示すると共に、ユーザ
の指示をhttpプロトコルを通してサーバコンピュー
タ2に伝える。
【0073】603はクライアントモジュールであり、
Browser602で受信したデータのうち、Bro
wser602が処理できないデータの一部に関して処
理を行う。ここで、Browser602が処理できな
いデータとは、クライアントPC用のプリンタドライバ
等のソフトウェア、クライアントPC用フォントなどの
リソースであり、それぞれ決められた方法でクライアン
トPCにインストールする必要がある。604はネット
ワークプログラムであり、通常はOS601の一部とし
て実装され、httpプロトコルを利用してWebサー
バ303と通信を行う。
【0074】図7は本発明の第1の実施の形態に係る管
理者用PCのダウンローダ502の構成を示すブロック
図である。同図において、701はメインモジュールで
あり、各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等を
行う。702はファイル管理モジュールであり、ファイ
ル管理プログラム505を利用してダウンロードするフ
ァイルのOpenやReadを行う。703はデバイス
探索モジュールであり、ダウンロード可能な周辺機器デ
バイスを探索し、通信可能なプロトコル、周辺機器デバ
イスのアドレス等を取得する。
【0075】704はファイル変換モジュールであり、
ソフトウェアが用いるリソースにおいて、プリンタ用リ
ソースとクライアントPC用リソースのフォーマットが
異なる場合に、変換を行う。ファイル変換モジュール7
04は、内部にプリンタ用ファイル変換モジュール70
5と、クライアントPC用ファイル変換モジュール70
6を含む。リソースのフォーマットの違いとは、例えば
プリンタが3次曲線で表現されたフォントを使い、クラ
イアントPCが2次曲線で表現されたフォントを使う場
合や、プリンタとクライアントPCでオーバレイイメー
ジの表現形式が異なるということである。
【0076】ダウンロードモジュール707は、ネット
ワークプログラム506を利用してダウンロードを行う
モジュールである。通信モジュール708は、サーバコ
ンピュータ2と通信を行い、クライアントPC用リソー
スなどをサーバコンピュータ2に送出するモジュールで
ある。IPCモジュール709は、プロセス間通信を行
うためのモジュールであり、上記IPCプログラム50
4を用いてプロセス間通信を実現する。
【0077】図8〜図10は上記図7に示した本発明の
第1の実施の形態に係る管理者用PCのダウンローダの
動作を示すフローチャートである。同図を用いて、ダウ
ンローダの動作を説明する。例として、フォントのダウ
ンロードについて説明するが、他のソフトウェアやソフ
トウェアが用いるリソースについても同様である。前提
として、管理者用PCのダウンローダとサーバコンピュ
ータ2は常時通信しており、ファイル名やデバイス名な
どの取得は可能であるが、サーバコンピュータ2が有す
る機能であるファイルサーバ内で管理されているファイ
ルの取得には、別途コネクションを確立してファイルを
読み出すものとする。
【0078】ステップS801では、ダウンロードする
ファイルの指定をする。ダウンローダのユーザは、ファ
イル名を入力することで、ファイルの指定を行う。ステ
ップS802では、ファイルがサーバコンピュータ2上
のファイルかどうかを判定し、サーバコンピュータ2上
のファイルであればステップS803に進み、サーバコ
ンピュータ2上のファイルでなければステップS807
に進む。ステップS803では、ネットワークのコネク
ションを確立する。ステップS804では、ファイルの
読み出しを行う。ステップS805ではServerF
lagをONにする。ステップS806では、ネットワ
ークのコネクションを切断する。
【0079】ステップS807では、ファイルをOpe
nする。ステップS808では、ファイルをReadす
る。ステップS809では、ServerFlagをO
FFにする。ステップS810では、ファイルをClo
seする。即ち、ステップS806もしくはステップS
810の時点で、ダウンロードすべきファイルがダウン
ローダに読み込まれている。ステップS811では、プ
リンタの選択を行う。ステップS812では、ステップ
S811で選択されたプリンタがダウンロード可能かど
うかを判定する。ダウンロード可能かどうかは、機種及
び装着されている記憶デバイス(RAM、フラッシュメ
モリ、ハードディスク等)により判定される。即ち、ダ
ウンロード可能な機種であって、ダウンロード可能な記
憶デバイスがその機種内に存在すれば、ダウンロード可
能と判定される。
【0080】上記ステップS812でダウンロード可能
と判定された場合は、ステップS813に進み、ダウン
ロード不可能と判定された場合はステップS820に進
む。ステップS813では、フォントファイルを、プリ
ンタにダウンロード可能な形式に変換する。但し、フォ
ントファイルが既にダウンロード可能な形態であれば、
何も行わない。ステップS814では、ダウンロード可
能な形態となったフォントファイルをプリンタに転送す
る。ステップS815では、ServerFlagがO
Nかどうかを判定し、ONであれば、既にクライアント
用ファイルもサーバコンピュータ2にあるとみなして処
理を終了する。ServerFlagがONでなければ
(即ちOFFならば)、ステップS816に進む。
【0081】ステップS816では、フォントファイル
を、クライアントPCが使用可能な形式に変換する。但
し、フォントファイルが既にクライアントPCで使用可
能な形態であれば、何も行わない。ステップS817で
は、サーバコンピュータ2とのネットワークのコネクシ
ョンを確立する。ステップS818では、クライアント
PC用のフォントファイルをサーバコンピュータ2に書
き込む。ステップS819では、コネクションを切断
し、ネットワークのクローズ処理を行った後、処理を終
了する。ステップS820では、プリンタにダウンロー
ドすることができない旨のメッセージを表示し、処理を
終了する。
【0082】以上述べた処理により、プリンタにダウン
ロードしたフォントファイルに対応したクライアントP
C用フォントファイルは、必ずサーバコンピュータ2に
存在することになる。フォントファイルの変換では、フ
ォントファイルフォーマットそのものの変換を行う場合
と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。例えば、
TrueType(登録商標)形式のフォントファイル
を、TrueTypeラスタライザが搭載されたプリン
タにダウンロードするときは、プリンタのためのヘダー
情報などを付加してダウンロードする必要があるため、
ファイル変換処理では、プリンタのためのヘダー情報な
どを付加する。また、このフォントをMacOS上で使
用する場合は、付加情報としてFONDリソースと呼ば
れる情報を付加する。
【0083】図11は本発明の第1の実施の形態に係る
周辺機器情報取得モジュールの構成を示すブロック図で
ある。同図において、901は周辺機器情報取得モジュ
ールのメイン処理であり、全体の制御や通信、管理、割
り込みがかかった場合の処理、周辺機器へのダウンロー
ドデータの受け渡しなどを行う。902はIPC処理で
あり、他のモジュールとプロセス間通信を行うことで、
情報の交換を行う。903はタイマモジュールであり、
一定間隔で割り込みを発生させ、メイン処理901は割
り込みのタイミングで周辺機器の情報を取得するよう動
作する。
【0084】904はキャッシュ管理処理であり、タイ
マによる割り込みで取得した周辺機器情報を一時的に記
憶し、IPCからデータ送出の指示があると、キャッシ
ュ内の情報をIPCを通して他のモジュールに送出す
る。905はTCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)のモジュールであり、TC
P/IPで情報を取得したりデータをダウンロードする
ことができる周辺機器とデータ交換を行う。
【0085】906はAppleTalk(Apple
社で開発したネットワーク用プロトコル)のモジュール
であり、AppleTalkで情報を取得したりデータ
をダウンロードすることができる周辺機器とデータ交換
を行う。906はIPX/SPX(Internetwork Packe
t eXchange/Sequenced Packet eXchange)のモジュール
であり、IPX/SPXで情報を取得したりデータをダ
ウンロードすることができる周辺機器とデータ交換を行
う。これ以外のプロトコルに対応することも勿論可能で
ある。
【0086】図12は本発明の第1の実施の形態に係る
割り込みによる周辺機器情報取得の処理手順を示すフロ
ーチャートである。割り込みが発生すると本処理が実行
される。ステップS1011では、対象となる全部の周
辺機器から情報を取得する。取得する情報は、ソフトウ
ェアやソフトウェアが使用するリソースのバージョン、
ファイルサイズ、日付、フォントであれば書体名など、
ソフトウェアやソフトウェアが使用するリソースが変更
されていないかどうかを確認するための情報である。ス
テップS1012では、周辺機器から取得した情報を上
記キャッシュ904に書き込む。
【0087】図13は本発明の第1の実施の形態に係る
通常処理における処理手順を示すフローチャートであ
る。通常処理では、ユーザインタフェイスを持つモジュ
ールが受け取ったユーザからの指示に従い、情報取得や
ダウンロードを行う。ステップS1021では、ユーザ
インタフェイスモジュールの指示を上記IPC902を
通して受け取る。指示で受け取る内容としては、処理内
容、ダウンロードの場合のデータ、周辺機器のアドレス
等である。ステップS1022では、ダウンロードかど
うかを判定し、ダウンロードであればステップS102
3に進み、ダウンロードでなければステップS1024
に進む。ステップS1023では、送られたデータを指
定された周辺機器にダウンロードし、処理を終了する。
【0088】ステップS1024では、必要とされる情
報の種類を特定する。情報の種類は、例えば書体名やフ
ォームのサイズ、ソフトウェアのバージョンなどであ
る。ステップS1025では、要求された情報が上記キ
ャッシュ904中に存在するかどうかを判定し、存在す
ればステップS1026に進み、存在しなければステッ
プS1027に進む。ステップS1026では、上記キ
ャッシュ904から上記IPC902を通してデータ送
出を行う。ステップS1027では、周辺機器からデー
タを取得する。ステップS1028では、取得したデー
タを上記IPC902を通して送出し、処理を終了す
る。
【0089】図14は本発明の第1の実施の形態に係る
管理プログラムのメインモジュールの構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1101は全体の動作管
理、処理の振り分けなどのメイン処理を行う。1102
はGUIとの間で表示する情報の送出やGUIからの処
理やデータの受信等の情報交換を行う。1103はネッ
トワーク処理であり、ネットワークを通してのファイル
や情報の入出力を行う。1104はファイルサーバモジ
ュールであり、ファイルの読み出し、書き込み、管理を
行う。1105はIPC処理であり、プロセス間通信で
上記IPC902との間でデータや情報の交換を行う。
即ち、本管理プログラムは、周辺機器とGUI、ネット
ワークとファイルサーバのそれぞれにアクセスすること
が可能な位置にあり、全体の動作をコントロールする。
【0090】図15は上記図14に示した本発明の第1
の実施の形態に係るソフトウェアの処理を示すフローチ
ャートである。同図を用いてプログラムの動作を説明す
る。ステップS1201では、指示を受け取る。ステッ
プS1202では、指示がダウンロードかどうかを判定
し、ダウンロードであればステップS1203に進み、
ダウンロードでなければステップS1205に進む。ダ
ウンロードと判定された場合、本モジュールでは、ダウ
ンロードすべきファイルをサーバコンピュータ2内のフ
ァイルサーバから取り出し、ダウンローダに送出する。
ステップS1203では、ファイルサーバ上のファイル
をオープンする。ステップS1204では、ネットワー
クモジュール1103を通してダウンローダにファイル
を送出し、次の処理を行うためにステップS1201に
戻る。
【0091】ステップS1205では、情報表示かどう
かを判定する。情報表示と判定された場合はステップS
1206に進み、情報表示でないと判定された場合はス
テップS1208に進む。情報表示の場合は、上記GU
I1102との通信モジュールから受けた指示に従い、
周辺機器内の情報を送出する。ステップS1206で
は、上記IPC902と上記IPC1105との間で情
報交換を行い、周辺機器の情報を取得する。ステップS
1207では、表示すべき情報をGUIとの通信110
2を通してGUIモジュールに出力した後、次の処理を
行うためにステップS1201に戻る。
【0092】ステップS1208では、サーバコンピュ
ータ2へのファイルの保存かどうかを判定し、サーバコ
ンピュータ2へのファイルの保存と判定された場合はス
テップS1209へ進み、サーバコンピュータ2へのフ
ァイルの保存ではないと判定された場合はステップS1
210へ進む。サーバコンピュータ2へのファイルの保
存は、ダウンローダからの指示により行われ、ネットワ
ークを通してファイルが送られてくる。
【0093】ステップS1209では、ファイルをファ
イルサーバへ保存した後、次の処理を行うためにステッ
プS1201に戻る。ステップS1210では、GUI
を通してのファイル出力を行う。これは、クライアント
PC用リソース等の出力であり、GUIがクライアント
PCと通信を行っているプロトコルであるhttpプロ
トコルを用いてファイル等をクライアントPCへ出力し
た後、次の処理を行うためにステップS1201に戻
る。これら一連の処理により、本システム内の情報及び
データ送受信が行われる。
【0094】図16は本発明の第1の実施の形態に係る
GUIモジュールの構成を示すブロック図である。同図
において、1301は管理プログラムとの通信を行い、
管理プログラムからの指示やファイル、情報を受け取り
html出力モジュール1302に渡すと共に、指示入
力モジュール1303から受けた指示やファイルを管理
プログラムに渡す、Webサーバとの通信手段である。
1302はhtml出力モジュールであり、管理プログ
ラムから受け取った情報や指示を基にhtml規約に基
づいたGUI画面ファイルを作成し、Webサーバとの
通信手段1304に渡す。
【0095】1303は指示入力モジュールであり、サ
ーバコンピュータ2が有する機能であるWebサーバか
ら指示を受け取り、またはアーカイブされたりエンコー
ドされたファイルを受け取り、指示は管理プログラムへ
の命令として送出し、ファイルはアーカイブされたファ
イルを分離し、エンコードされたファイルをデコードし
た後に管理プログラムへ送出する。1304はWebサ
ーバとの通信手段であり、html情報を上記Webサ
ーバ303に送出し、Webサーバ303からの指示を
指示入力モジュール1303に渡す。
【0096】図17は本発明の第1の実施の形態に係る
クライアントモジュールの構成を示すブロック図であ
る。本モジュールはクライアントPC上にインストール
され、Webブラウザで受け取ったファイルを処理す
る。同図において、1401は入力手段であり、Web
ブラウザからデータを受け取る。受け取ったデータは、
通常管理情報とファイル実体がアーカイブされている。
1402は判定手段であり、受け取ったファイルの管理
情報とファイル実体を分離すると共に、管理情報を基に
ファイルの種類を判定する。管理情報とは、ファイルの
種類、ファイル名やファイルサイズ等である。
【0097】ファイルの種類がフォントであれば、14
03のモジュールを呼び出す。ファイルの種類がオーバ
レイフォームであれば、1404のモジュールを呼び出
す。ファイルの種類がアドレス帳であれば、1405の
モジュールを呼び出す。ファイルの種類がカラーキャリ
ブレーションテーブル(Color Calibrat
ion Table)であれば1406のモジュールを
呼び出す。
【0098】1403はフォント登録モジュールであ
り、受け取ったフォントクライアントPCに登録する。
1404はオーバレイフォーム登録モジュールであり、
受け取ったファイルをオーバレイフォーム処理アプリケ
ーションに登録する。オーバレイ処理アプリケーション
がインストールされていない場合は、処理を行わない。
1405はアドレス帳登録モジュールであり、受け取っ
たアドレス帳を電子メール管理ソフトやFAXドライバ
等、登録する先のフォーマットに変換した後、登録を行
う。1406はカラーキャリブレーションテーブル登録
モジュールであり、受け取ったファイルを、イメージ処
理を行うプリンタドライバに登録する。
【0099】図18は本発明の第1の実施の形態に係る
フォントをダウンロードする際のデータの流れを示す概
念図である。同図において、管理者がCDから管理者用
PC3に読み込んだフォントを(1)でプリンタ6にダ
ウンロードする。次に、(2)でフォントをサーバコン
ピュータ2に登録する。(3)で、クライアントPC4
とクライアントPC5は、WebBrowser602
を使用し、サーバコンピュータ2からクライアントPC
用フォントファイルを読み込み、クライアントモジュー
ル603でシステムに登録する。別のプリンタにダウン
ロードを行う場合は、(4)で、管理者PC3はサーバ
コンピュータ2に登録されたフォントを読み込み、その
ままプリンタ7にダウンロードする。PCからオーバレ
イフォームを登録する場合も同様の動作である。
【0100】図19は本発明の第1の実施の形態に係る
カラーキャリブレーションテーブルをクライアントPC
が取得する際のデータの流れを示す概念図である。
(1)で、プリンタ6内で発生したカラーキャリブレー
ションテーブルをサーバコンピュータ2に送信する。
(2)では、クライアントPC4は、WebBrows
erを用いて、プリンタ6のカラーキャリブレーション
テーブルを受け取り、プリンタドライバに登録する。
(3)では、プリンタ7で発生したカラーキャリブレー
ションテーブルをサーバコンピュータ2に送信する。ク
ライアントPC4がプリンタ7のカラーキャリブレーシ
ョンテーブルを受信する場合は、(2)と同様の処理と
なる。(1)や(3)は割り込み処理で定期的に実施さ
れる。
【0101】(4)は、管理者PCからカラーキャリブ
レーションテーブルをダウンロードする場合のデータの
流れを表す。即ち、管理者用PCで測色ソフトウェアな
どを使いキャリブレーションテーブルを作成した場合
は、管理者用PCからダウンロードされる。ダウンロー
ドされたデータと同じデータが管理者用PC3からサー
バコンピュータ2へ直接送られる。サーバコンピュータ
2からクライアントPCへのデータの受け渡しは、プリ
ンタ内で発生したカラーキャリブレーションテーブルと
同様である。スキャナで取り込んだイメージデータをオ
ーバレイフォームとして利用するためにプリンタドライ
バに渡す場合、プリンタで発生したカラーキャリブレー
ションテーブルと同様のデータの流れになる。
【0102】図20は本発明の第1の実施の形態に係る
アドレス帳のデータを機能複合型複写機から取得する際
のデータの流れを示す概念図である。(1)では、機能
複合型複写機内のアドレス帳データがサーバコンピュー
タ2に送出される。(2)では、クライアントPCはサ
ーバコンピュータ2のデータを受信し、クライアントモ
ジュール603は、クライアントPC内のアドレス帳デ
ータに追加もしくは上書きする。
【0103】図21は本発明の第1の実施の形態に係る
クライアントPC上のアドレス帳データを機能複合型複
写機にダウンロードする際のデータの流れを示す概念図
である。(1)で、WebBrowserを用いてサー
バコンピュータ2に送られたアドレス帳データは、その
まま機能複合型複写機8に書き込まれる。(2)は、機
能複合型複写機のアドレス帳を複写する際のデータの流
れを表す。機能複合型複写機8のデータは、一旦サーバ
コンピュータ2に送られ、そのまま機能複合型複写機9
に書き込まれる。
【0104】図22は本発明の第1の実施の形態に係る
プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容を
バックアップするときのデータの流れを示す概念図であ
る。この処理は、通常、WebBrowserで指示さ
れ起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指
示され起動されてもよい。(1)は、プリンタもしくは
機能複合型複写機の記憶装置の内容がサーバコンピュー
タ2に送出され、サーバコンピュータ内のファイルサー
バに記憶される。
【0105】図23は本発明の第1の実施の形態に係る
バックアップされたプリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置の内容をリストアするときのデータの流れを
示す概念図である。この処理は、通常、WebBrow
serで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操
作パネルから指示され起動されてもよい。(1)は、サ
ーバコンピュータ2のファイルサーバ内にバックアップ
されたデータが、バックアップ元のプリンタもしくは機
能複合型複写機の記憶装置に送出される。
【0106】図24は本発明の第1の実施の形態に係る
クライアントPC4もしくはクライアントPC5がサー
バコンピュータ2からソフトウェアの取得をする際のデ
ータの流れを示す概念図である。(1)のように、サー
バコンピュータ2からデータを取得し、上記クライアン
トモジュール603はデータをデコードしインストール
する。
【0107】図25は本発明の第1の実施の形態に係る
クライアントPC4もしくはクライアントPC5がサー
バコンピュータ2からプリンタドライバ、ファクシミリ
ドライバ、スキャナドライバなど周辺機器のドライバを
取得するときのデータの流れを示す概念図である。
(1)のように、サーバコンピュータ2からデータを取
得するが、サーバコンピュータ2はデータを送出する
際、周辺機器との対応づけを行うために、対象となる周
辺機器を参照する。即ち、ネットワークアドレス、機種
名、機能等を一緒にクライアントPC5もしくはクライ
アントPC6に送出し、上記クライアントモジュール6
03は、サーバコンピュータ2から送出された情報を基
にドライバをインストールする。
【0108】図26は本発明の第1の実施の形態に係る
サーバコンピュータ2からクライアントPC4もしくは
クライアントPC5にデータを送出する際のデータ構造
を示す説明図である。ここでデータを送出するとは、即
ち、種々のリソースデータをクライアントPCに対して
転送することを表す。同図から分かる通り、先頭に、内
部にアーカイブされて保持されているファイル数Nが入
る。次にN個分のアドレスの配列、更に各アドレスで示
された位置にヘダーと共に保持されたファイルの実体が
存在する。ヘダーには、ヘダー長、ファイルの種類、実
体のサイズが含まれ、付加情報がある場合は、ヘダーの
後部に付加される。即ち、ヘダーの先頭からヘダー長分
後ろにはファイルの実体が存在する。
【0109】図27は本発明の第1の実施の形態に係る
フォントファイルをクライアントPCに送出する際の、
上記図26のヘダー情報を示す説明図である。同図から
分かる通り、バージョン、ファイル名、フォントの形式
が付加情報として付加される。
【0110】図28は本発明の第1の実施の形態に係る
オーバレイフォームをクライアントPCに送出する際
の、上記図26のヘダー情報を示す説明図である。同図
から分かる通り、PDLの種類、用紙サイズ、解像度、
フォーム番号が付加情報として付加される。
【0111】図29は本発明の第1の実施の形態に係る
カラーキャリブレーションテーブルをクライアントPC
に送出する際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図
である。同図から分かる通り、キャリブレーション情報
を測定した日時が付加情報として付加される。
【0112】図30は本発明の第1の実施の形態に係る
スキャナでスキャンしたイメージをオーバレイする際に
プリンタドライバで使われる情報をクライアントPCに
送出する際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図で
ある。同図から分かる通り、用紙サイズ、解像度、オー
バレイ番号が付加情報として付加される。
【0113】図31は本発明の第1の実施の形態に係る
ソフトウェアをクライアントPCに送出する際の、上記
図26のヘダー情報を示す説明図である。同図から分か
る通り、ソフトウェアのバージョンとファイルのチェッ
クサムが付加情報として付加される。また、ファイル実
体は自己解凍形式のインストーラとなっており、上記ク
ライアントモジュール603は、ダウンロードされた自
己解凍形式のインストーラを起動する。
【0114】図32は本発明の第1の実施の形態に係る
ドライバをクライアントPCに送出する際の、上記図2
6のヘダー情報を示す説明図である。同図から分かる通
り、周辺機器の機種名、周辺機器にアクセスするための
アドレス(例えばTCP/IP接続であればIPアドレ
ス)、ドライバのバージョンとファイルのチェックサム
が付加情報として付加される。また、ファイル実体は自
己解凍形式のインストーラとなっており、上記クライア
ントモジュール603は、機種名とアドレスを引数とし
てダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起
動する。
【0115】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係る画像形成システムにおける特徴的な
動作を図33〜図37を参照しながら詳細に説明する。
【0116】先ず、本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成システムを構成するサーバコンピュータ2におけ
る処理の流れを図33に基づき説明する。図33は本発
明の第1の実施の形態に係るサーバコンピュータ2上の
管理プログラムが、プリンタに装着されているフラッシ
ュメモリ250などの外部記憶装置が交換された際の、
管理情報を更新するまでの処理の流れを示すフローチャ
ートである。ここでは、例としてフラッシュメモリを用
いて説明するが、その他にも記憶装置としては、着脱可
能なハードディスクや、MOなどに代表される光磁気デ
ィスクなどの媒体を使用する大容量ディスクなどがあ
る。
【0117】サーバコンピュータ2上の管理プログラム
は、サーバコンピュータ下で参照可能なプリンタ及び機
能複合型複写機などのデバイスにおいて、フラッシュメ
モリが交換されたデバイス(プリンタ或いは機能複合型
複写機)があるかどうかを、ステップS3401におい
て判定する。プリンタや機能複合型複写機などのデバイ
ス自身が、フラッシュメモリの抜き差しを検知すること
が可能な場合は、デバイス自身がサーバコンピュータ上
の管理プログラムに対してフラッシュメモリの抜き差し
が発生したことを通知する。デバイス自身がフラッシュ
メモリの抜き差しを検知できない場合は、管理者が管理
者用PCよりフラッシュメモリが抜き差しされたことを
通知する操作を、図34に示すような画面を用いて行う
必要がある。
【0118】ここでは、プリンタを特定することが可能
なプリンタに関する情報、プリンタに装着されたフラッ
シュメモリを特定するための情報を入力する。フラッシ
ュメモリを特定するための情報は、フラッシュメモリの
ID番号や、一意にフラッシュメモリを特定可能な名称
などの情報を用いるものとする。デバイスや管理者用P
Cよりフラッシュが交換されたことが通知された場合に
はステップS3402へ進み、フラッシュメモリが交換
されていない場合には処理を終了する。
【0119】本処理を行うプログラムは、一定間隔でデ
バイスのフラッシュメモリの状態を調査するために起動
されてもよく、デバイスもしくは管理者用PCからフラ
ッシュメモリ交換のメッセージが通知されたタイミング
でデバイスのフラッシュメモリの状態を調査するために
動作されてもよく、また、サーバ管理者が任意のタイミ
ングで起動を行っても構わない。
【0120】ステップS3402では、通知を受けたデ
バイスから装着されているフラッシュメモリに関する情
報が取得可能かどうかの判定を行う。デバイスより直接
情報を取得することが可能な場合は、ステップS340
4において、デバイスより直接フラッシュメモリに関す
る情報を取得する。デバイスより直接情報を取得するこ
とが不可能な場合は、S3405において、管理者用P
Cより図34に示すような画面から入力された情報を元
に、デバイスに装着されているフラッシュメモリに関す
る情報を取得する。
【0121】上記ステップS3404、上記ステップS
3405のどちらのステップにおいても、フラッシュメ
モリに関して得られる情報に関して差はないものとす
る。但し、管理者用PCより管理者によって入力された
情報は人為的なミスが介入する可能性があるため、デバ
イスより直接得られる情報に比較すると、信頼性が低下
する可能性がある。ステップS3406においては、上
記ステップS3404または上記ステップS3405よ
り取得したフラッシュメモリの情報を元に、図35に示
されるような、デバイスと装着されているフラッシュメ
モリの関連を示すフラッシュメモリ管理情報を更新す
る。図35の例は、プリンタや機能複合型複写機等のデ
バイス名とフラッシュメモリ識別情報とを対応付けたも
のである。
【0122】次に、上記処理を踏まえ、本発明の第1の
実施の形態に係る画像形成システムを構成するクライア
ントPCにおける処理の流れを図36に基づき説明す
る。図36は本発明の第1の実施の形態に係るクライア
ントPCにおけるリソースデータ更新処理の流れを示す
フローチャートである。
【0123】先ず、クライアントPCにおいては、ステ
ップS3701で、ターゲットデバイスであるプリンタ
または機能複合型複写機において、サーバコンピュータ
2上にある上記図35に示したようなフラッシュメモリ
管理情報を参照し、フラッシュメモリが交換されたかど
うかのチェックを行う。チェックを行うデバイスは、ク
ライアントPCが現在出力先として指定されているデバ
イスに対して行ってもよく、または、クライアントPC
に登録されているデバイスすべてに対して行ってもよ
く、クライアントPCから認識可能なデバイスに関して
チェックを行うことが可能であればよい。
【0124】フラッシュメモリが交換されていたと認識
された場合は、ステップS3702へ進み、交換されて
いない場合には処理を終了する。尚、ターゲットデバイ
スにおけるフラッシュメモリのチェックを行う本処理
は、一定間隔でクライアントPC上で起動されてもよ
く、サーバコンピュータ2におけるフラッシュメモリ管
理情報が更新されたタイミングでサーバコンピュータ2
よりクライアントPCへ通知を行い起動を行ってもよ
く、また、クライアントPCのユーザによって任意のタ
イミングで起動されてもよい。
【0125】ステップS3702では、管理者用ダウン
ロードプログラムでプリンタや機能複合型複写機のフラ
ッシュメモリにダウンロードされたリソースデータを、
フラッシュメモリ毎に管理している、図37に示すよう
なサーバコンピュータ2上のリソースデータ管理情報を
参照し、交換されたフラッシュメモリに登録されている
リソースデータに関する情報を取得する。尚、リソース
データ管理情報は、サーバコンピュータ2上の管理プロ
グラムが周辺機器と通信を行うことで作成してもよく、
ダウンローダがサーバコンピュータ2上の管理プログラ
ムに通知してもよく、また、管理者が手入力でサーバコ
ンピュータ2上のデータを更新しても構わない。
【0126】ステップS3703では、取得したリソー
スデータ管理情報から、そのリソースデータがクライア
ントPC上で使用可能な状態になっているかどうかの判
定を行う。使用可能な場合にはステップS3705へ進
み、使用可能な状態になっていない場合にはステップS
3704へ進む。ステップS3704では、上記ステッ
プS3702において取得を行ったリソースデータ管理
情報から、フラッシュメモリに登録されているリソース
データの種別を取得し、リソースデータの実体が保持さ
れている場所の情報から、リソースデータを取得し、ク
ライアントPC上において使用可能な状態に登録を行
う。
【0127】ここでは、リソースデータの種別として、
フォント及びフォームを例として挙げているが、それ以
外にもフラッシュメモリに登録可能なデータであれば任
意のデータを扱うことが可能であり、そのデータのクラ
イアントPCへの登録方法などは、リソースデータの種
別により判断を行うことが可能となっているものとす
る。また、リソースデータの実体のある場所に関して、
ファイルサーバを表すような記述も可能であり、htt
pサーバやFTP(File Transfer Protocol)サーバな
ど任意のサーバを記述することが可能であり、クライア
ントPCから参照可能なサーバからリソースデータを取
得することが可能であることは言うまでもない。
【0128】ステップS3705では、ターゲットデバ
イスに装着されているフラッシュメモリに登録されてい
るリソースデータがまだあるかどうかの判定を行い、残
りのリソースデータがある場合にはステップS3703
へ戻り、上記の処理を繰り返す。フラッシュメモリ上の
全てのリソースデータに関して上記の処理を行った場合
には、処理を終了する。
【0129】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る画像形成システムによれば、クライアント
PC4、5のターゲットデバイスとなっているプリンタ
6、7や機能複合型複写機8、9などに装着されてい
る、フラッシュメモリなどの外部記憶媒体が交換された
際に、外部記憶媒体に登録されているリソースデータを
自動的に認識し、クライアントPC4、5上のリソース
データを設定することが可能となる効果を奏する。
【0130】[第2の実施の形態]図38は本発明の第
2の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示
す概念図である。図38は本発明の特徴を最も良く表し
た図であり、同図を用いて本発明の第2の実施の形態の
構成を説明する。本発明の第2の実施の形態に係る画像
形成システムは、サーバコンピュータ2、管理者用PC
3、クライアントPC4、クライアントPC5、プリン
タ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複
写機9、ファイルサーバコンピュータ10を備えてい
る。図中1は例えばEthernet等のネットワーク
である。
【0131】上記構成を詳述すると、1はネットワーク
であり、通常はEthernetを使用する。Ethe
rnet以外にも、LocalTalkなどがあるが、
本発明は特定のものに限定されるものではない。尚、本
実施形態における「ネットワーク」という言葉は、物理
的なケーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電
気的な信号の組み合わせで実現される情報交換を実現す
るもの(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、
通常はこれらの総称を指す。
【0132】サーバコンピュータ2は、ネットワーク1
に接続されており、Webサーバなどの機能を有し、本
発明の中核を成すものである。管理者用PC3は、ネッ
トワーク1に接続されており、サーバコンピュータ2に
対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。
クライアントPC4、5は、ネットワーク1に接続され
ており、一般ユーザが使用するPCである。尚、管理者
用PCであっても、クライアントPCとしても使用され
ることもありうる。
【0133】プリンタ6、7は、ネットワーク1に接続
されており、クライアントPC4或いはクライアントP
C5からの印刷命令を受け付け、該印刷命令に従い印刷
処理を行う。機能複合型複写機8、9は、ネットワーク
1に接続されており、原稿から画像を読み取るスキャナ
機能、画像を記録媒体上に形成するプリンタ機能、画像
を送受信するファクシミリ機能を備え、一つまたは複数
の機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、
スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。ファイ
ルサーバコンピュータ10は、通常は、サーバコンピュ
ータ2、管理者用PC3などが共有するファイルを保持
する。
【0134】次に、上記図38を用いて、本システムの
動作を説明する。サーバコンピュータ2は、定期的にプ
リンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合
型複写機9と通信を行い、機器の状態やソフトウェアの
設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対し、設
定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用するリソ
ースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指示
の結果は、サーバコンピュータ2の内部に情報として集
められ、もしくはファイルサーバコンピュータ10にフ
ァイルとして保持される。クライアントPC4及びクラ
イアントPC5は、サーバコンピュータ2から情報を受
け取り、またはファイルサーバコンピュータ10からフ
ァイルを受け取る。また、サーバコンピュータ2は、h
ttpプロトコルを用いた通信手段を備えている。
【0135】管理者用PC3、クライアントPC4及び
クライアントPC5は、WebBrowserを使用し
てサーバコンピュータ2の情報を取得し、またサーバコ
ンピュータ2に対して指示を与えることが可能である。
サーバコンピュータ2は、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくはクライアントPC5から指示がある
と、サーバコンピュータ2に蓄えられた情報もしくはフ
ァイルサーバコンピュータ10に保持したファイルを用
いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくはク
ライアントPC5に情報もしくはファイルを返す。
【0136】また、情報の内容によっては、プリンタ
6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写
機9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアント
PC4もしくはクライアントPC5に情報を返すか、プ
リンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合
型複写機9に対して設定等の処理を行う。
【0137】管理者用PC3は、ダウンローダを備えて
おり、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、
機能複合型複写機9に対し、ソフトウェアもしくはソフ
トウェアが使用するリソースのダウンロードを行う。
【0138】ソフトウェアは、機器の印刷制御ファーム
ウェア、ネットワーク制御ファームウェア、また機能複
合型複写機8、機能複合型複写機9においては、上記フ
ァームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、フ
ァクシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェ
ア、パネル操作ファームウェア、画像管理ソフトウェ
ア、アドレス管理ソフトウェアなどがある。また、ソフ
トウェアが使用するリソースとしては、フォント、外
字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテーブ
ル、アドレス管理ソフトウェアが使用するアドレス情
報、ファクシミリ番号などがある。これらのソフトウェ
アやリソースのファイルは、ファイルサーバコンピュー
タ10に保持される。
【0139】クライアントPC4及びクライアントPC
5は、プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機8、
機能複合型複写機9をアクセスして使用するためのソフ
トウェア(ドライバ等)、及びソフトウェアが使用する
リソース(クライアントPC用リソース)を保持する。
【0140】ソフトウェアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリ
ティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、WebBrowser、アプリケー
ションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用す
るリソースについては、プリンタフォントに対応したク
ライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利
用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う
際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメ
ージ等がある。
【0141】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを、
プリンタ7、機能複合型複写機8、機能複合型複写機9
に反映させることが可能である。また同様に、機能複合
型複写機8の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが
使用するリソースを、機能複合型複写機9、プリンタ
6、プリンタ7に反映させることが可能である。機種間
で機能の違いがあるときは、両機種に共通の機能につい
てのみ反映されるが、変換が可能なリソースなどの情報
については変換された後反映される。同様に、これらの
機種に関するクライアントPC4上の情報を、クライア
ントPC5に反映させることも可能である。これらの処
理は、サーバコンピュータ2及びファイルサーバコンピ
ュータ10を通して情報の交換を行うことにより実現さ
れる。
【0142】プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写
機8、機能複合型複写機9の設定内容は、管理者用PC
3からの指示だけでなく、パネルからの設定やクライア
ントPCからの設定によっても変更される場合がある。
この情報を正確にクライアントPCに渡す必要があるも
のは、クライアントPCから表示等の指示があった場
合、常にプリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機
8、機能複合型複写機9に問い合わせを行い、問い合わ
せ時点での情報をクライアントPCに返す。正確さがさ
ほど厳密に要求されないものについては、サーバコンピ
ュータ2もしくはファイルサーバコンピュータ10内に
保持した情報もしくはファイルを用いる。
【0143】ファイルサーバコンピュータ10は、サー
バコンピュータ2や管理者用PC3、クライアントPC
4、クライアントPC5とネットワーク1を介して通信
を行うことにより、ファイルを受け取り、送出し、また
必要に応じて管理する。
【0144】ここでは、サーバコンピュータや管理者用
PCがそれぞれ一つずつ設置されている場合の例を挙げ
ているが、ファイルサーバコンピュータが分離すること
で、サーバコンピュータ、管理者用PCは複数あって
も、容易にファイルや情報管理を行うことができる。即
ち、ファイルサーバコンピュータ10には、システム内
で共有される情報が保持されており、必要に応じて各サ
ーバや各管理者用PCに情報やファイルを送出し、また
それらからの情報やファイルを受け取り管理する。
【0145】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る画像形成システムによれば、ファイルサー
バ機能をサーバコンピュータ2から分離した場合におい
ても、対象とするデバイスまたは対象とするリソースを
選択することで、複数種類の複数リソースを一つにまと
めたファイルを使用し、そのファイルに含まれる情報を
元に、複数種類の複数リソースを一括してクライアント
PC4、5上へ登録し、クライアントPC4、5の動作
環境を設定することが可能となる効果を奏する。
【0146】[他の実施の形態]上述した本発明の第1
〜第2の実施の形態においては、画像形成システムとし
て上記図1、上記図38に示す構成を例に上げたが、本
発明は、上記図1、上記図38に示す構成に限定される
ものではなく、ネットワーク上におけるクライアントP
C、プリンタ、機能複合型複写機等の接続台数は任意台
数とすることが可能である。また、ネットワーク上に
は、プリンタ、機能複合型複写機以外に、通常の複写
機、ファクシミリ、スキャナを接続する構成とすること
も可能である。
【0147】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステ
ム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。
【0148】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いること
ができる。
【0149】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0150】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0151】図39は本発明の周辺機器管理方法を実行
するプログラムを記憶した記憶媒体の構成を示す説明図
である。記憶媒体としては、上述した如く、フロッピー
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0152】図40は本発明の周辺機器管理方法を実行
するプログラムモジュールの構成を示す説明図である。
本発明の周辺機器管理方法を実行するプログラムモジュ
ールとしては、図40(A)に示すサーバ用モジュー
ル、図40(B)に示す管理者用モジュール、図40
(C)に示すユーザ用モジュールがある。本発明の周辺
機器管理方法を実行するプログラムは、上述した各フロ
ーチャート及び制御手順に基づきプログラムコード化さ
れたものである。
【0153】図41は本発明の周辺機器管理方法を実行
するプログラムを記憶した記憶媒体のプログラムを、サ
ーバコンピュータ、管理者用パーソナルコンピュータ、
もしくはユーザ用パーソナルコンピュータにロードする
際の、コンピュータに対する記憶媒体の挿入例を示す説
明図である。
【0154】本発明の周辺機器管理方法を実行するプロ
グラム及び関連データは、記憶媒体をコンピュータに装
備された記憶媒体ドライブの挿入口に挿入することで供
給される。その後、本発明の周辺機器管理方法を実行す
るプログラム及び関連データを、記憶媒体から一旦ハー
ドディスクにインストールしハードディスクからRAM
にロードするか、或いはハードディスクにインストール
せずに直接RAMにロードすることで、当該プログラム
及び関連データを実行することが可能となる。
【0155】上記図39〜図41から分かる通り、本発
明は、上記のようなフロッピーディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R等の可搬性の
ある記憶媒体を用いて、プログラムをワークステーショ
ンやパーソナルコンピュータ等のコンピュータへ供給す
ることにより、これらのコンピュータで本発明の周辺機
器管理方法を実行することが可能である。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周辺機器
管理システムによれば、クライアント装置のターゲット
デバイスとなっている周辺機器、即ち、プリンタや機能
複合型複写機などに装着されているフラッシュメモリな
どの外部記憶媒体が交換された際に、外部記憶媒体に登
録されているリソースデータを自動的に認識し、クライ
アント装置上のリソースデータを設定することが可能と
なる効果を奏する。
【0157】また、ファイルサーバ機能をサーバ装置か
ら分離した場合においても、対象とするデバイスまたは
対象とするリソースを選択することで、複数種類の複数
リソースを一つにまとめたファイルを使用し、そのファ
イルに含まれる情報を元に、複数種類の複数リソースを
一括してクライアント装置上へ登録し、クライアント装
置の動作環境を設定することが可能となる効果を奏す
る。
【0158】また、本発明の周辺機器管理装置、本発明
の周辺機器管理方法、本発明の記憶媒体においても、上
記と同様に、クライアント装置上のリソースデータを設
定することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムの全体構成を示す概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおける各機器の主なハードウェアモジュールの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおけるサーバのソフトウェア構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおける周辺機器管理プログラムの構成を示す図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおける管理者用PCのソフトウェア構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおける両クライアントPCのソフトウェア構成を
示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおけるダウンローダの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおけるダウンローダの動作を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シス
テムにおけるダウンローダの動作を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるダウンローダの動作を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける周辺機器情報取得モジュールの構成を示
すブロック図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける割り込みによる周辺機器情報取得の処理
手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける通常処理における処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける管理プログラムのメインモジュールの構
成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける管理プログラムのメインモジュールの処
理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるGUIモジュールの構成を示すブロック
図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるクライアントモジュールの構成を示すブ
ロック図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるフォントをダウンロードする際のデータ
の流れを示す概念図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるカラーキャリブレーションテーブルをク
ライアントPCが取得する際のデータの流れを示す概念
図である。
【図20】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるアドレス帳のデータを機能複合型複写機
から取得する際のデータの流れを示す概念図である。
【図21】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるクライアントPC上のアドレス帳データ
を機能複合型複写機にダウンロードする際のデータの流
れを示す概念図である。
【図22】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるプリンタもしくは機能複合型複写機の記
憶装置の内容をバックアップするときのデータの流れを
示す概念図である。
【図23】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるバックアップされたプリンタもしくは機
能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアするときの
データの流れを示す概念図である。
【図24】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける両クライアントPCの一方がサーバから
ソフトウェアの取得をする際のデータの流れを示す概念
図である。
【図25】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける両クライアントPCの一方がサーバから
プリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナド
ライバなど周辺機器のドライバを取得するときのデータ
の流れを示す概念図である。
【図26】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるサーバから両クライアントPCの一方に
データを送出する際のデータ構造を示す説明図である。
【図27】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるフォントファイルをクライアントPCに
送出する際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図で
ある。
【図28】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるオーバレイフォームをクライアントPC
に送出する際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図
である。
【図29】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるカラーキャリブレーションテーブルをク
ライアントPCに送出する際の、上記図26のヘダー情
報を示す説明図である。
【図30】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるスキャナでスキャンしたイメージをオー
バレイする際にプリンタドライバで使われる情報をクラ
イアントPCに送出する際の、上記図26のヘダー情報
を示す説明図である。
【図31】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるソフトウェアをクライアントPCに送出
する際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図であ
る。
【図32】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるドライバをクライアントPCに送出する
際の、上記図26のヘダー情報を示す説明図である。
【図33】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるフラッシュメモリが交換された際のサー
バ上の管理プログラムの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図34】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおける管理者用PCよりフラッシュメモリの交
換時にサーバへ通知を行う際のユーザインタフェイスの
例を示す説明図である。
【図35】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるフラッシュメモリ管理情報の例を示す説
明図である。
【図36】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるクライアントPCにおけるリソースデー
タ更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図37】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成シ
ステムにおけるリソースデータ管理情報の例を示す説明
図である。
【図38】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成シ
ステムの全体構成を示す概念図である。
【図39】本発明の周辺機器管理方法を実行するプログ
ラムを記憶した記憶媒体の構成を示す説明図である。
【図40】本発明の周辺機器管理方法を実行するプログ
ラムモジュールを示す説明図であり、(A)はサーバ用
モジュールを示す説明図、(B)は管理者用モジュール
を示す説明図、(C)はユーザ用モジュールを示す説明
図である。
【図41】本発明の周辺機器管理方法を実行するプログ
ラムを記憶した記憶媒体のプログラムをサーバ、管理者
用PC、もしくはユーザ用PCにロードする際の記憶媒
体の挿入例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバコンピュータ 3 管理者用PC 4、5 クライアントPC 6、7 プリンタ 8、9 機能複合型複写機 10 ファイルサーバコンピュータ 203 CPUボード 223、250 フラッシュメモリ 233 CPUボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 C 5C062 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HH03 HJ08 HK04 HK08 HK11 HN05 HN15 HQ17 2C087 AB06 BB16 BD01 BD41 BD53 2C187 AE06 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB00 DD19 EE04 5B089 GA12 GA13 GA21 GB02 HA06 JA35 JB22 KA04 KA13 KB10 KC28 5C062 AA02 AA05 AA14 AA35 AB41 AB42 AD05 AF00 BA00

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部記憶媒体が着脱自在に装着可能な周
    辺機器がネットワーク上に接続された周辺機器管理シス
    テムであって、 前記周辺機器における前記外部記憶媒体の交換の有無を
    識別する外部記憶媒体識別手段と、前記外部記憶媒体に
    登録されたリソースデータを識別するリソースデータ識
    別手段と、前記リソースデータを取得するリソースデー
    タ取得手段とを有することを特徴とする周辺機器管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク上には、前記周辺機器
    としての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画像
    読取機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を有
    するファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取機
    能・画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ装
    置、クライアント装置が接続されると共に、前記リソー
    スデータの取得に基づき前記クライアント装置のリソー
    ス環境を設定することを特徴とする請求項1記載の周辺
    機器管理システム。
  3. 【請求項3】 前記外部記憶媒体識別手段は、前記周辺
    機器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の周辺機器管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記外部記憶媒体識別手段は、前記サー
    バ装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関する
    情報を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の
    周辺機器管理システム。
  5. 【請求項5】 前記リソースデータ識別手段は、前記サ
    ーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの種
    別を識別することを特徴とする請求項1又は2記載の周
    辺機器管理システム。
  6. 【請求項6】 前記リソースデータ識別手段は、前記サ
    ーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの在
    処を識別することを特徴とする請求項1又は2周辺機器
    管理システム。
  7. 【請求項7】 前記リソースデータ取得手段は、前記サ
    ーバ装置から前記リソースデータを前記クライアント装
    置に取得すると共に、取得した前記リソースデータを前
    記クライアント装置へ登録することを特徴とする請求項
    1又は2記載の周辺機器管理システム。
  8. 【請求項8】 前記リソースデータとは、前記周辺機器
    における画像処理で用いるフォントやフォーム等の前記
    外部記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴とす
    る請求項1、2、5乃至7の何れかに記載の周辺機器管
    理システム。
  9. 【請求項9】 前記ネットワーク上の前記サーバ装置
    は、前記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファ
    イルを保持するファイルサーバ機能を有することを特徴
    とする請求項2記載の周辺機器管理システム。
  10. 【請求項10】 前記ネットワーク上には、前記サーバ
    装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを保持する
    ファイルサーバ装置が接続されていることを特徴とする
    請求項2記載の周辺機器管理システム。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上に接続されると共に外
    部記憶媒体が着脱自在に装着可能な周辺機器を管理する
    周辺機器管理装置であって、 前記周辺機器における前記外部記憶媒体の交換の有無を
    識別する外部記憶媒体識別手段と、前記外部記憶媒体に
    登録されたリソースデータを識別するリソースデータ識
    別手段と、前記リソースデータを取得するリソースデー
    タ取得手段とを有することを特徴とする周辺機器管理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ネットワーク上には、前記周辺機
    器としての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画
    像読取機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を
    有するファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取
    機能・画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ
    装置、クライアント装置が接続されると共に、前記リソ
    ースデータの取得に基づき前記クライアント装置のリソ
    ース環境を設定することを特徴とする請求項11記載の
    周辺機器管理装置。
  13. 【請求項13】 前記外部記憶媒体識別手段は、前記周
    辺機器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項11又は12記載の周辺機器管理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記外部記憶媒体識別手段は、前記サ
    ーバ装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関す
    る情報を取得することを特徴とする請求項11又は12
    記載の周辺機器管理装置。
  15. 【請求項15】 前記リソースデータ識別手段は、前記
    サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの
    種別を識別することを特徴とする請求項11又は12記
    載の周辺機器管理装置。
  16. 【請求項16】 前記リソースデータ識別手段は、前記
    サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータの
    在処を識別することを特徴とする請求項11又は12周
    辺機器管理装置。
  17. 【請求項17】 前記リソースデータ取得手段は、前記
    サーバ装置から前記リソースデータを前記クライアント
    装置に取得すると共に、取得した前記リソースデータを
    前記クライアント装置へ登録することを特徴とする請求
    項11又は12記載の周辺機器管理装置。
  18. 【請求項18】 前記リソースデータとは、前記周辺機
    器における画像処理で用いるフォントやフォーム等の前
    記外部記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴と
    する請求項11、12、15乃至17の何れかに記載の
    周辺機器管理装置。
  19. 【請求項19】 前記ネットワーク上の前記サーバ装置
    は、前記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファ
    イルを保持するファイルサーバ機能を有することを特徴
    とする請求項12記載の周辺機器管理装置。
  20. 【請求項20】 前記ネットワーク上には、前記サーバ
    装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを保持する
    ファイルサーバ装置が接続されていることを特徴とする
    請求項12記載の周辺機器管理装置。
  21. 【請求項21】 外部記憶媒体が着脱自在に装着可能な
    周辺機器がネットワーク上に接続された周辺機器管理シ
    ステムに適用される周辺機器管理方法であって、 前記周辺機器における前記外部記憶媒体の交換の有無を
    識別する外部記憶媒体識別工程と、前記外部記憶媒体に
    登録されたリソースデータを識別するリソースデータ識
    別工程と、前記リソースデータを取得するリソースデー
    タ取得工程とを有することを特徴とする周辺機器管理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記ネットワーク上には、前記周辺機
    器としての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画
    像読取機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を
    有するファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取
    機能・画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ
    装置、クライアント装置が接続されると共に、前記リソ
    ースデータの取得に基づき前記クライアント装置のリソ
    ース環境を設定することを特徴とする請求項21記載の
    周辺機器管理方法。
  23. 【請求項23】 前記外部記憶媒体識別工程では、前記
    周辺機器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項21又は22記載の周辺機器管
    理方法。
  24. 【請求項24】 前記外部記憶媒体識別工程では、前記
    サーバ装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体に関
    する情報を取得することを特徴とする請求項21又は2
    2記載の周辺機器管理方法。
  25. 【請求項25】 前記リソースデータ識別工程では、前
    記サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータ
    の種別を識別することを特徴とする請求項21又は22
    記載の周辺機器管理方法。
  26. 【請求項26】 前記リソースデータ識別工程では、前
    記サーバ装置が有する管理情報から前記リソースデータ
    の在処を識別することを特徴とする請求項21又は22
    周辺機器管理方法。
  27. 【請求項27】 前記リソースデータ取得工程では、前
    記サーバ装置から前記リソースデータを前記クライアン
    ト装置に取得すると共に、取得した前記リソースデータ
    を前記クライアント装置へ登録することを特徴とする請
    求項21又は22記載の周辺機器管理方法。
  28. 【請求項28】 前記リソースデータとは、前記周辺機
    器における画像処理で用いるフォントやフォーム等の前
    記外部記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴と
    する請求項21、22、25乃至27の何れかに記載の
    周辺機器管理方法。
  29. 【請求項29】 前記ネットワーク上の前記サーバ装置
    は、前記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファ
    イルを保持するファイルサーバ機能を有することを特徴
    とする請求項22記載の周辺機器管理方法。
  30. 【請求項30】 前記ネットワーク上には、前記サーバ
    装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを保持する
    ファイルサーバ装置が接続されていることを特徴とする
    請求項22記載の周辺機器管理方法。
  31. 【請求項31】 外部記憶媒体が着脱自在に装着可能な
    周辺機器がネットワーク上に接続された周辺機器管理シ
    ステムに適用される周辺機器管理方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記周辺機器管理方法は、前記周辺機器における前記外
    部記憶媒体の交換の有無を識別する外部記憶媒体識別ス
    テップと、前記外部記憶媒体に登録されたリソースデー
    タを識別するリソースデータ識別ステップと、前記リソ
    ースデータを取得するリソースデータ取得ステップとを
    有することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記ネットワーク上には、前記周辺機
    器としての画像形成機能を有するプリンタ装置或いは画
    像読取機能を有するスキャナ装置或いは画像通信機能を
    有するファクシミリ装置或いは画像形成機能・画像読取
    機能・画像通信機能を有する機能複合型複写機、サーバ
    装置、クライアント装置が接続されると共に、前記リソ
    ースデータの取得に基づき前記クライアント装置のリソ
    ース環境を設定することを特徴とする請求項31記載の
    記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記外部記憶媒体識別ステップでは、
    前記周辺機器から前記外部記憶媒体に関する情報を取得
    することを特徴とする請求項31又は32記載の記憶媒
    体。
  34. 【請求項34】 前記外部記憶媒体識別ステップでは、
    前記サーバ装置が有する管理情報から前記外部記憶媒体
    に関する情報を取得することを特徴とする請求項31又
    は32記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記リソースデータ識別ステップで
    は、前記サーバ装置が有する管理情報から前記リソース
    データの種別を識別することを特徴とする請求項31又
    は32記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記リソースデータ識別ステップで
    は、前記サーバ装置が有する管理情報から前記リソース
    データの在処を識別することを特徴とする請求項31又
    は32記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記リソースデータ取得ステップで
    は、前記サーバ装置から前記リソースデータを前記クラ
    イアント装置に取得すると共に、取得した前記リソース
    データを前記クライアント装置へ登録することを特徴と
    する請求項31又は32記載の記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記リソースデータとは、前記周辺機
    器における画像処理で用いるフォントやフォーム等の前
    記外部記憶媒体に登録可能なデータであることを特徴と
    する請求項31、32、35乃至37の何れかに記載の
    記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記ネットワーク上の前記サーバ装置
    は、前記サーバ装置を含む複数の装置で共有可能なファ
    イルを保持するファイルサーバ機能を有することを特徴
    とする請求項32記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 前記ネットワーク上には、前記サーバ
    装置を含む複数の装置で共有可能なファイルを保持する
    ファイルサーバ装置が接続されていることを特徴とする
    請求項32記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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