JP2001117739A - 情報処理システム、管理装置およびその管理方法、ならびに記録媒体 - Google Patents

情報処理システム、管理装置およびその管理方法、ならびに記録媒体

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JP2001117739A
JP2001117739A JP29877999A JP29877999A JP2001117739A JP 2001117739 A JP2001117739 A JP 2001117739A JP 29877999 A JP29877999 A JP 29877999A JP 29877999 A JP29877999 A JP 29877999A JP 2001117739 A JP2001117739 A JP 2001117739A
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Tsuneaki Kimita
恒昭 来見田
Jun Horiyama
潤 堀山
Yoshiko Naito
佳子 内藤
Hideo Ikeno
秀夫 池野
Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のプリンタがネットワークを介して接続
されている場合に、任意の時点で、任意のプリンタの任
意のフォントを使用できる。 【解決手段】 クライアントPCのWebブラウザ60
2上に表示されるプリンタフォント一覧から操作者が1
つを選択することにより、プリンタフォントが特定され
(S3401)、サーバ2内にプリンタフォントに対応
したスクリーンフォントがあるか否かが判別され(S3
402)、スクリーンフォントがある場合は、スクリー
ンフォントがクライアントPCに送出される(S340
3)。スクリーンフォントがない場合は、プリンタから
フォントメトリクスを取得できるか否かが判別され(S
3404)、取得できる場合はプリンタからメトリクス
情報が取得される(S3406)。取得できない場合
は、サーバ2上に保持されているプリンタフォントから
クライアントPCで必要なメトリクス情報が生成される
(S3405)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺機器、情報処
理装置及び管理装置をネットワークを介して接続して構
成される情報処理システム、周辺機器及び情報処理装置
にネットワークを介して接続された管理装置、および管
理方法ならびに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを介してサーバ、パ
ーソナルコンピュータ及びプリンタが接続されており、
パーソナルコンピュータからネットワークを介して接続
されているプリンタを使用する場合であって、プリンタ
フォントをパーソナルコンピュータから利用する場合
は、予めスクリーンフォントまたは上記接続されている
プリンタのフォントを使用するためのメトリクス情報を
パーソナルコンピュータ上に記憶し、この記憶している
スクリーンフォント等を用いてプリンタを使用してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、ネットワークを介して複数のプリンタが
接続されている場合であって、その複数のプリンタのう
ち任意のプリンタを使用する場合には、接続されている
すべてのプリンタのフォントに対応したスクリーンフォ
ントまたはメトリクス情報を記憶していなければならな
いという問題点があった。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、複数のプリンタがネットワークを介し
て接続されている場合に、任意の時点で、任意のプリン
タの任意のフォントを使用することができる情報処理シ
ステム、管理装置および管理方法ならびに記録媒体を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の情報処理システムは、周辺機器、情報処
理装置及び管理装置をネットワークを介して接続して構
成される情報処理システムにおいて、前記管理装置は、
情報処理装置用フォントを記憶する記憶手段と、前記情
報処理装置から前記周辺機器で使用するフォントが指定
された場合に、前記周辺機器で使用するフォントに対応
する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在す
るか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前
記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置
用フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別された
場合に、フォントメトリクス情報を前記情報処理装置に
送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の情報処理システムは、上記請求
項1記載の情報処理システムにおいて、前記送出手段
は、前記判別手段により前記記憶手段内に前記周辺機器
で使用するフォントに対応する情報処理装置用フォント
が存在すると判別された場合に、当該情報処理装置用フ
ォントを前記情報処理装置に送出することを特徴とす
る。
【0007】請求項3の情報処理システムは、上記請求
項1または2記載の情報処理システムにおいて、前記判
別手段により前記周辺機器で使用するフォントに対応す
る情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しな
いと判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を
前記周辺装置から取得する取得手段を備え、前記送出手
段は、前記判別手段により前記周辺機器で使用するフォ
ントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段
内に存在しないと判別された場合に、前記取得手段によ
り取得されたフォントメトリクス情報を前記情報処理装
置に送出することを特徴とする。
【0008】請求項4の情報処理システムは、上記請求
項1または2記載の情報処理システムにおいて、前記判
別手段により前記周辺機器で使用するフォントに対応す
る情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しな
いと判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を
作成する作成手段を備え、前記送出手段は、前記判別手
段により前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
判別された場合に、前記作成手段により作成されたフォ
ントメトリクス情報を前記情報処理装置に送出すること
を特徴とする。
【0009】請求項5の情報処理システムは、上記請求
項1〜4のいずれか1項記載の情報処理システムにおい
て、前記周辺機器は、プリンタまたは機能複合型複写機
であることを特徴とする。
【0010】請求項6の管理装置は、周辺機器及び情報
処理装置にネットワークを介して接続された管理装置に
おいて、情報処理装置用フォントを記憶する記憶手段
と、前記周辺機器で使用するフォントが指定された場合
に、前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処
理装置用フォントが前記記憶手段内に存在するか否かを
判別する判別手段と、前記判別手段により前記周辺機器
で使用するフォントに対応する情報処理装置用フォント
が前記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、フ
ォントメトリクス情報を前記情報処理装置に送出する送
出手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項7の管理装置は、上記請求項6記載
の管理装置において、前記送出手段は、前記判別手段に
より前記記憶手段内に前記周辺機器で使用するフォント
に対応する情報処理装置用フォントが存在すると判別さ
れた場合に、当該情報処理装置用フォントを前記情報処
理装置に送出することを特徴とする。
【0012】請求項8の管理装置は、上記請求項6また
は7記載の管理装置において、前記判別手段により前記
周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置用
フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別された場
合に、前記フォントメトリクス情報を前記周辺装置から
取得する取得手段を備え、前記送出手段は、前記判別手
段により前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
判別された場合に、前記取得手段により取得されたフォ
ントメトリクス情報を前記情報処理装置に送出すること
を特徴とする。
【0013】請求項9の管理装置は、上記請求項6また
は7記載の管理装置において、前記判別手段により前記
周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置用
フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別された場
合に、前記フォントメトリクス情報を作成する作成手段
を備え、前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺
機器で使用するフォントに対応する情報処理装置用フォ
ントが前記記憶手段内に存在しないと判別された場合
に、前記作成手段により作成されたフォントメトリクス
情報を前記情報処理装置に送出することを特徴とする。
【0014】請求項10の管理装置は、上記請求項6〜
9のいずれか1項記載の管理装置において、前記周辺機
器は、プリンタまたは機能複合型複写機であることを特
徴とする。
【0015】請求項11の管理方法は、周辺機器、情報
処理装置及び管理装置をネットワークを介して接続して
構成される情報処理システムの管理方法において、情報
処理装置用フォントを前記管理装置の記憶手段に記憶
し、前記情報処理装置から前記周辺機器で使用するフォ
ントが指定された場合に、前記周辺機器で使用するフォ
ントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段
内に存在するか否かを判別し、前記周辺機器で使用する
フォントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶
手段内に存在しないと判別された場合に、フォントメト
リクス情報を前記情報処理装置に送出することを特徴と
する。
【0016】請求項12の管理方法は、上記請求項11
記載の管理方法において、前記記憶手段内に前記周辺機
器で使用するフォントに対応する情報処理装置用フォン
トが存在すると判別された場合に、当該情報処理装置用
フォントを前記情報処理装置に送出することを特徴とす
る。
【0017】請求項13の管理方法は、上記請求項11
または12記載の管理方法において、前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を前記周辺装置から取得し、前記
取得されたフォントメトリクス情報を前記情報処理装置
に送出することを特徴とする。
【0018】請求項14の管理方法は、上記請求項11
または12記載の管理方法において、前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を作成し、前記作成されたフォン
トメトリクス情報を前記情報処理装置に送出することを
特徴とする。
【0019】請求項15の管理方法は、上記請求項11
〜14のいずれか1項記載の管理方法において、前記周
辺機器は、プリンタまたは機能複合型複写機であること
を特徴とする。
【0020】請求項16の管理方法は、周辺機器及び情
報処理装置にネットワークを介して接続された管理装置
の管理方法において、情報処理装置用フォントを記憶手
段内に記憶し、前記周辺機器で使用するフォントが指定
された場合に、前記周辺機器で使用するフォントに対応
する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在す
るか否かを判別し、前記周辺機器で使用するフォントに
対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存
在しないと判別された場合に、フォントメトリクス情報
を前記情報処理装置に送出することを特徴とする。
【0021】請求項17の管理方法は、上記請求項16
記載の管理方法において、前記記憶手段内に前記周辺機
器で使用するフォントに対応する情報処理装置用フォン
トが存在すると判別された場合に、当該情報処理装置用
フォントを前記情報処理装置に送出することを特徴とす
る。
【0022】請求項18の管理方法は、上記請求項16
または17記載の管理方法において、前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を前記周辺装置から取得し、前記
取得されたフォントメトリクス情報を前記情報処理装置
に送出することを特徴とする。
【0023】請求項19の管理方法は、上記請求項16
または17記載の管理方法において、前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を作成し、前記作成されたフォン
トメトリクス情報を前記情報処理装置に送出することを
特徴とする。
【0024】請求項20の管理方法は、請求項16〜1
9のいずれか1項記載の管理方法において、前記周辺機
器は、プリンタまたは機能複合型複写機であることを特
徴とする。
【0025】請求項21の記録媒体は、周辺機器及び情
報処理装置にネットワークを介して接続されたコンピュ
ータにより読取可能な形式で管理プログラムを記録した
記録媒体において、前記管理プログラムは、情報処理装
置用フォントを記憶手段に記憶する記憶工程と、前記周
辺機器で使用するフォントが指定された場合に、前記周
辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置用フ
ォントが前記記憶手段内に存在するか否かを判別する判
別工程と、前記判別工程において前記周辺機器で使用す
るフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記記
憶手段内に存在しないと判別された場合に、フォントメ
トリクス情報を前記情報処理装置に送出する送出工程と
を含むことを特徴とする。
【0026】請求項22の記録媒体は、上記請求項21
記載の記録媒体において、前記送出工程においては、前
記判別工程において前記記憶手段内に前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが存
在すると判別された場合に、当該情報処理装置用フォン
トを前記情報処理装置に送出することを特徴とする。
【0027】請求項23の記録媒体は、上記請求項21
または22記載の記録媒体において、前記管理プログラ
ムは、前記判別工程において前記周辺機器で使用するフ
ォントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手
段内に存在しないと判別された場合に、前記フォントメ
トリクス情報を前記周辺装置から取得する取得工程を含
み、前記送出工程においては、前記判別工程において前
記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置
用フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別された
場合に、前記取得工程において取得されたフォントメト
リクス情報を前記情報処理装置に送出することを特徴と
する。
【0028】請求項24の記録媒体は、上記請求項6ま
たは7記載の管理装置において、前記管理プログラム
は、前記判別工程において前記周辺機器で使用するフォ
ントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段
内に存在しないと判別された場合に、前記フォントメト
リクス情報を作成する作成工程を含み、前記送出手段
は、前記判別手段により前記周辺機器で使用するフォン
トに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内
に存在しないと判別された場合に、前記作成手段により
作成されたフォントメトリクス情報を前記情報処理装置
に送出することを特徴とする。
【0029】請求項25の記録媒体は、上記請求項21
〜24のいずれか1項記載の記録媒体において、前記周
辺機器は、プリンタまたは機能複合型複写機であること
を特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)まず、図1〜図
31を参照して、本発明の第一実施形態を説明する。
【0031】図1は、本実施形態に係る管理装置を含む
情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0032】同図において、1はネットワークであり、
通常は、例えばイーサネットを使用する。イーサネット
以外にも、ローカルトーク等のネットワークを使用可能
である。なお、本実施形態における「ネットワーク」と
いう語は、物理的なケーブルと、ケーブル上を通る電気
的な信号と、電気的な信号の組み合わせで実現される情
報交換を実現するもの(プロトコル)内の一つ若しくは
複数を示し、通常はこれらの総称を示す。
【0033】2はサーバコンピュータ(以下、「サー
バ」という)であり、ファイルサーバ、Webサーバ等
の機能を有しており、本発明の中核を成す。3は管理者
用パーソナルコンピュータ(以下、「管理者用PC」と
いう)であり、サーバ2に対する指示や本発明によって
取扱われる周辺機器への指示等を行う。4及び5はクラ
イアント用パーソナルコンピュータ(以下「クライアン
トPC」という)であり、ネットワークに接続された一
般ユーザが使用するPCである。なお、管理者用PCで
あっても、クライアントPCとして使用されることは有
り得る。
【0034】6及び7はプリンタであり、ネットワーク
1に接続され、クライアントPC4及び5からの印刷命
令を受けつけ、その命令に従って印刷処理を行う。8及
び9は機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プ
リンタ機能、及びファクシミリ機能を備え、一つまたは
複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリン
タ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置等として利用
することができる。
【0035】上記構成において、サーバ2は定期的にプ
リンタ6及び7、機能複合型複写機8及び9との通信を
行い、各機器の状態やソフトウエアの設定をモニタす
る。また、管理者用PC3から機器に対して、設定の変
更やソフトウエア、ソフトウエアで使用するリソースの
変更等を行う。
【0036】管理者用PC3から与えられた指示の結果
は、サーバ2の内部に情報として集められ、クライアン
トPC4及び5は、サーバ2からの情報を受け取る。ま
た、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を
備えており、管理者用PC3、クライアントPC4又は
5はWebブラウザを使用してサーバ2の情報を取得
し、また、サーバ2に対して指示を与えることが可能で
ある。サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC
4又は5からの指示があると、サーバ2に蓄えられた情
報を用いて、管理者用PC3またはクライアントPC
4、5に情報を返す。また、情報の内容によっては、プ
リンタ6、7、機能複合型複写機8,9からの情報を取
得し、管理者用PC3、クライアントPC4、5に情報
を返し、または、プリンタ6、7、機能複合型複写機
8,9に対して設定等の処理を行う。
【0037】管理者用PC3には、ダウンローダが備え
られており、プリンタ6、7、機能複合型複写機8,9
に対しソフトウエアもしくはソフトウエアが使用するリ
ソースのダウンロードを行う。ソフトウエアは、機器の
印刷制御ファームウエア、ネットワーク制御ファームウ
エア、また機能複合型複写機8,9においては前記ファ
ームウエアに加えてスキャナ制御ファームウエア、ファ
クシミリ制御ファームウエア、複写機ファームウエア、
パネル操作ファームウエア、画像管理ファームウエア、
アドレス管理ソフトウエア等がある。また、ソフトウエ
アが使用するリソースとしては、フォント、外字、オー
バレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレ
ス管理ソフトウエアが使用するアドレス情報、ファクシ
ミリ番号等がある。
【0038】クライアントPC4及び5は、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8、9をアクセスして使用す
るためのソフトウエア(ドライバ等)およびソフトウエ
アが使用するリソース(クライアントPC用リソース)
を保持する。ソフトウエアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を使用するための複写機ユーティリ
ティソフトウエア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、Webブラウザ、アプリケーション
ソフトウエア等があり、ソフトウエアが使用するリソー
スについては、プリンタフォントに対応したクライアン
トPC用フォント、ファクシミリドライバが利用するア
ドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷
データ、プレビューで利用するオーバーレイイメージ等
がある。
【0039】上記の機能に加えて、プリンタ6の設定内
容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソースを
プリンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させること
が可能である。また、同様に機能複合型複写機8の設定
内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソース
を機能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させるこ
とが可能である。機種間で機能の違いがある場合には、
両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が
可能なリソース等の情報については、変換された後に反
映される。同様に、これらの機種に関するクライアント
PC4上の情報をクライアントPC5に反映させること
も可能である。これらの処理は、サーバ2を介して情報
の交換を行うことにより実現される。
【0040】プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなく、
パネルからの設定やクライアントPCからの設定によっ
ても変更される場合がある。この情報を正確にクライア
ントPCに渡す必要があるものは、クライアントPCか
ら表示等の指示があったときに、常にプリンタ6、7、
機能複合型複写機8、9に問い合わせが行われ、問い合
わせ時点での情報がクライアントPCに返される。正確
さがあまり要求されないものについては、サーバ2内に
保持された情報が用いられる。
【0041】図2は、図1に示した各機器の主なハード
ウエアモジュールを示したブロック図である。同図を用
いて、各機器のハードウエアモジュールの機能を説明す
る。
【0042】同図において、201はネットワークライ
ンである。ネットワークラインは、各機器間のネットワ
ークを構成する物理的なラインであり、通常はツイスト
ペアケーブル、同軸ケーブルや光ファイバ等が使用され
る。
【0043】サーバ2を構成するハードウエアモジュー
ルとしては、ネットワークボード202、CPUボード
203、ビデオインターフェース204、I/Oインタ
ーフェース205、SCSIインターフェース206
と、それらに接続されたCRT207、キーボード20
8、マウス209、ハードディスクユニット210であ
る。ハードディスクドライブ210は、複数のハードデ
ィスクユニットが並列に接続されており、データ転送の
高速化と高信頼性を確保している。
【0044】管理者用PC3、クライアントPC4,5
を構成するハードウエアモジュールとしては、ネットワ
ークボード1202、CPUボード1203、ビデオイ
ンターフェース1204、I/Oインターフェース12
05、IDEインターフェース1211と、それらに接
続されたCPU1207、キーボード1208、マウス
1209、ハードディスクドライブ1210が備えられ
ている。上述したサーバ2とはハードディスクの構成が
異なる。
【0045】プリンタ6、7のハードウエアモジュール
としては、周辺機器に対応したネットワークボード21
2、プリンタコントローラ213、プリントエンジン2
14を備える。機能複合型複写機8、9のハードウエア
モジュールとしては、周辺機器に対応したネットワーク
ボード1212、機能複合型複写機コントローラボード
215、プリントエンジン1214、操作パネルコント
ローラ216、操作パネル217、スキャナコントロー
ラ218、スキャナユニット219、モデム220、ハ
ードディスクインターフェース221、ハードディスク
222が備えられている。
【0046】図3は、サーバ2のソフトウエア構成を示
した説明図である。同図において、301はオペレーテ
ィングシステム(OS)であり、302はライブラリで
あり、303はWebサーバであり、304はアプリケ
ーションである。アプリケーション304の一部として
周辺機器管理プログラム305が含まれている。306
はハードウエア制御プログラムであり、ハードウエア制
御プログラム306の一部としてネットワークボード制
御プログラム307、ハードディスク制御プログラム3
08が含まれる。
【0047】図4は、図3に示した周辺機器管理プログ
ラム305の説明図である。周辺機器管理プログラム3
05は、サーバ2上のアプリケーションプログラムの一
つとして実現される。401は管理プログラムのメイン
部分であり、管理プログラム全体を制御する。402は
GUI用CGIプログラムであり、Webブラウザ30
3に対してhtml形式で表現された画像のデータを渡
す。Webブラウザ303は、CGI402のデータを
http形式で管理者用PC3もしくはクライアントP
C4、5に送出し、管理者用PC3もしくはクライアン
トPC4,5からの指示を管理プログラム401に伝え
る。
【0048】デバイス通信プログラム403は、ネット
ワークプログラム307を利用して周辺機器とサーバと
の間での通信を行い、デバイスからの情報等の取得とデ
バイスの設定、ソフトウエアやソフトウエアが利用する
リソースのダウンロード等を行う。IPC404は、プ
ロセス間通信を行うプログラムであって、ネットワーク
プログラム307を利用して他のPC、特に管理者用P
C3との間で通信を行う。ファイル管理プログラム40
5は、HD制御プログラム308を利用して、ファイル
サーバ機能を実現する。
【0049】図5は、管理者用PC3のソフトウエア構
成を示す説明図である。
【0050】同図において、501はOSであり、管理
者用PC3の全般的な処理を行う。502はダウンロー
ダのメインプログラムであり、周辺機器に対しソフトウ
エアやソフトウエアが利用するリソースのダウンロード
を行う。503はGUIプログラムであり、表示やユー
ザからの指示のダウンローダへの伝達等のユーザインタ
ーフェース機能を実現する。504はIPCプログラム
であり、サーバのIPC404との間で通信を行う。5
05はファイル管理プログラムであり、通常はOD50
1の一部として実装され、ファイルや、ハードディスク
又はCD−ROMの内容を読み込み、ダウンローダ50
2を介して周辺機器にダウンロードする際のファイル管
理を行う。506はネットワークプログラムであり、通
常はOS501の一部として実装され、ファイルやハー
ドディスク又はCD−ROMの内容を読込、ダウンロー
ダ502を介して周辺機器にダウンロードする際のネッ
トワーク通信を行う。
【0051】図6は、クライアントPC4、5のソフト
ウエア構成を示す説明図である。
【0052】同図において、601はOSであり、クラ
イアントPC4,5の全般的な処理を行う。602はW
ebブラウザであろ、サーバ2のWebブラウザ303
からhtml形式で表現されたデータを受け取り、画面
に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプロトコ
ルを介してサーバ2に伝える。603はクライアントモ
ジュールであり、Webブラウザ602で受信されたデ
ータのうち、Webブラウザ602が処理できないデー
タの入り部に関して処理を行う。ここで、Webブラウ
ザ602が処理できないデータとは、クライアントPC
用のプリンタドライバ等のソフトウエア、クライアント
PC用フォント等のリソースであり、それぞれ決められ
た方法でクライアントPCに4,5にインストールする
必要がある。604はネットワークプログラムであり、
通常はOS601の一部として実装され、httpプロ
トコルを利用してWebサーバ303との通信を行う。
【0053】図7は、図5に示したダウンローダ502
を示す説明図である。
【0054】同図において、701はメインモジュール
であり、各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等
を行う。702はファイル管理モジュールであり、ファ
イル管理プログラム505を利用してダウンロードする
ファイルのOpenやReadを行う。703はデバイ
ス探索モジュールであり、ダウンロード可能な周辺機器
デバイスを探索し、通信可能なプロトコル、デバイスの
アドレス等を取得する。704はファイル変換モジュー
ルであり、ソフトウエアが用いるリソースにおいて、プ
リンタ用リソースとクライアントPC用リソースのフォ
ーマットが異なる場合に、変換を行う。
【0055】ファイル変換モジュール704は、内部に
プリンタ用ファイル変換モジュール705と、クライア
ントPC用ファイル変換モジュール706とを含んでい
る。リソースのフォーマットとの違いは、例えば、プリ
ンタが3次曲線で表現されたフォントを使用し、クライ
アントPCが2次曲線で表現されたフォントを使用する
場合や、プリンタとクライアントPCとでオーバーレイ
イメージの表現形式が異なるということである。
【0056】ダウンロードモジュール707は、ネット
ワークプログラム506を利用してダウンロードを行う
モジュールである。通信モジュール708は、サーバ2
と通信を行い、クライアントPC用リソース等をサーバ
2に送出するモジュールである。IPCモジュール70
9は、プロセス間通信を行うためのモジュールであり、
504のIPCプログラムを用いてプロセス間通信を実
現する。
【0057】図8は、図7に示した管理者用PC3内の
ソフトウエアによって実現されるダウンローダ502の
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
は、管理者用PC3内のCPUボード1203(図2)
により実行されるものである。
【0058】なお、以下の説明では、フォントのダウン
ロードについて説明するが、他のソフトウエアやソフト
ウエアが用いるリソースについても同様である。前提と
して、ダウンローダ502とサーバ2は常時通信してお
り、ファイル名やデバイス名などの取得は可能だが、フ
ァイルサーバ内で管理されているファイルの取得には、
別途コネクションを確立してファイルを読み出すものと
する。
【0059】ステップS801では、ダウンロードする
ファイルが指定される。このファイルの指定は、ダウン
ローダ502のユーザがファイル名を入力することで行
われる。
【0060】ステップS802では、ファイルがサーバ
2上のファイルであるか否かが判定され、サーバ2上の
ファイルである場合はステップS803へ、サーバ2上
のファイルでない場合はステップS807で進む。ステ
ップS803では、ネットワークのコネクションが確立
され、ステップS804でファイルの読出しが行われ
る。そして、ステップS805でサーバフラグがONに
された後、ステップS806でネットワークのコネクシ
ョンが切断される一方、ステップS807では指定され
たファイルがオープンされ、ステップS808でそのフ
ァイルが読みこまれる。そして、ステップS809でサ
ーバフラグがOFFにされた後、ステップS810でフ
ァイルがクローズされる。
【0061】ステップS811でプリンタの選択が行わ
れ、ステップS812で選択されたプリンタがダウンロ
ード可能なプリンタであるか否かが判別される。個々
で,ダウンロード可能なプリンタであるか否かの判別
は、機種及び装着されている記憶デバイス(RAMやフ
ラッシュメモリ、ハードディスク等)の情報に基づいて
行われる。すなわち、ダウンロード可能な機種であっ
て、ダウンロード可能な記憶デバイスがその装置内に存
在すれば、ダウンロード可能なプリンタであると判別さ
れる。
【0062】ステップS812の判別でダウンロード可
能なプリンタであると判別された場合は、ステップS8
13に進み、フォントファイルがプリンタにダウンロー
ド可能な形式に変換される。ただし、フォントファイル
が既にダウンロード可能な形式となっている場合には、
何も行われない。ステップS814ではダウンロード可
能な形式となっているフォントファイルがプリンタに転
送される。
【0063】ステップS815では、サーバフラグがO
Nであるか否かが判別され、ONである場合はすでにク
ライアント用ファイルもサーバ2にあるとみなして、た
だちに処理が終了される。また、サーバフラグがOFF
である場合は、ステップS816でフォントファイル
が、クライアントPCが使用可能な形式に変換される。
ただし、フォントファイルがすでにクライアントPCで
使用可能な形式である場合には、何も行われない。ステ
ップS817でサーバ2とのネットワークコネクション
が確立され、ステップS818でクライアントPC用の
フォントファイルがサーバ2に書きこまれた後、ステッ
プS819でコネクションが切断される。すなわち、ネ
ットワークのクローズ処理の後、処理が終了される。
【0064】上記ステップS812の判別で、ダウンロ
ード可能なプリンタではない場合は、ステップS820
においてプリンタにダウンロードすることができない旨
を示すメッセージが表示され、その後処理が終了され
る。
【0065】以上に述べた処理により、プリンタにダウ
ンロードしたフォントファイルに対応したクライアント
PC用フォントファイルが、必ずサーバ2上に存在する
ことになる。フォントファイルの変換では、フォントフ
ァイルフォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダ
ー情報等を付加する場合とがある。例えば、TrueT
ype形式のフォントファイルを、TruTypeラス
タライザが搭載されたプリンタにダウンロードするとき
は、プリンタのためのヘダー情報等を付加してダウンロ
ードする必要があるため、上記ファイル変換処理では、
プリンタのためのヘダー情報等が付加される。また、こ
のフォントを例えばMacOS上で使用する場合は、付
加情報としてFONDリソースと呼ばれる情報が付加さ
れる。
【0066】図9は、サーバ2上に設けられる周辺機器
情報取得モジュールの構成を示す説明図である。同図に
おいて、901は周辺機器情報取得モジュールのメイン
処理を行うメイン処理モジュールであり、全体の制御や
通信、管理、割り込みがかかった場合の処理、及び周辺
機器へのダウンロードデータの受け渡し等が行われる。
902はIPC処理モジュールであり、他のモジュール
とプロセス間通信を行うことによって情報の交換が行わ
れる。903はタイマモジュールであり、一定間隔で割
り込みを発生させ、この割り込みのタイミングに応じて
メイン処理モジュール901は周辺機器情報を取得する
ように動作する。904はキャッシュ管理処理モジュー
ルであり、タイマモジュール903による割り込みでメ
イン処理モジュール901により取得された周辺機器情
報を一時的に記憶し、IPCモジュール902からデー
タ送出の指示があった場合にキャッシュ内に記憶された
情報がIPCモジュール902を介して他のモジュール
に送出される。905はTCP/IPモジュールであ
り、該TCP/IPモジュール905によって情報を取
得したりデータをダウンロードすることができる周辺機
器との間で、データ交換を行うものである。
【0067】906はAppleTalkモジュールで
あり、AppleTalkで情報を取得したりデータを
ダウンロードすることはできる周辺機器との間でデータ
交換を行うものである。907はIPX/SPXモジュ
ールであり、該IPX/SPXモジュール905により
情報を取得したりデータをダウンロードすることができ
る周辺機器との間で、データ交換を行うものである。
【0068】なお、上述した以外のプロトコルにも対応
可能であることはいうまでもない。
【0069】図10は、サーバ2において行われる、割
り込みによる周辺機器情報の取得処理手順を示すフロー
チャートである。通常処理では、ユーザIFを有するモ
ジュールが受け取ったユーザからの指示に従って、情報
取得やダウンロードが行われる。
【0070】ステップS1011では、対象となる全部
の周辺機器から情報が取得される。取得される情報は、
ソフトウエアやソフトウエアが使用するリソースのバー
ジョン、ファイルサイズ、日付、及びフォントであれば
書体名等の情報が、ソフトウエアやソフトウエアが使用
するリソースが変更されていないかどうか確認するため
の情報である。ステップS1012で、取得した情報が
キャッシュ904に書きこまれ、その後、本処理が終了
される。
【0071】図11は、通常処理における周辺機器情報
の取得処理手順を示すフローチャートである。通常処理
では、ユーザIFを有するモジュールが受け取ったユー
ザからの指示に従い、情報取得やダウンロードが行われ
る。
【0072】ステップS1021では、ユーザIFモジ
ュールの指示がIPCモジュール902を介して受信さ
れる。指示として受け取る内容は、処理内容、ダウンロ
ードの場合のデータ、周辺機器のアドレス等である。ス
テップS1022では、ステップS1021で受け取っ
た指示がダウンロードであるか否かが判別される。この
判別で、ダウンロードである場合はステップS1023
に進み、送られてきたデータが指示された周辺機器にダ
ウンロードされ、その後処理が終了される。
【0073】ステップS1022の判別で、ダウンロー
ドではない場合は、ステップS1024で必要とされる
情報の種類が特定さる。情報の種類は、例えば書体名や
フォームのサイズ。ソフトウエアのバージョン等であ
る、ステップS1025では、要求された情報がキャッ
シュ904に存在するか否かが判別され、存在する場合
はキャッシュ904からIPC902を介してデータ送
出が行われる。また、キャッシュがない場合は、ステッ
プS1027において周辺機器からデータが取得され、
ステップS1028で取得したデータがIPC902を
介して送出され、その後処理が終了される。
【0074】図12は、管理者用PC3内のファイル管
理プログラム505(図5)の主要部分の構成を示す説
明図である。
【0075】同図において、1101は全体の動作管
理、処理の振り分けなどのメイン処理であり、1102
はGUIとの間で表示する情報の送出やGUIからの処
理やデータの受信等、情報交換を行う。1103はネッ
トワーク処理であってネットワークを介してファイルや
情報の入出力を行うものである。1104はファイルサ
ーバであり、ファイルの読出し、書きこみ、管理を行
う。1105はIPC処理モジュールであり、プロセス
間通信において上述したIPCモジュール902との間
でデータや情報の交換を行う。すなわち、本管理プログ
ラムは、周辺機器とGUI、ネットワークとファイルサ
ーバのそれぞれにアクセスすることにが可能な位置にあ
り、全体の動作をコントロールすることができる。
【0076】図13は、上記ファイル管理プログラム5
05により実行される管理処理手順を示すフローチャー
トである。この処理は、ファイルを読み込み、ダウンロ
ーダ502を介して周辺機器にダウンロードする際のフ
ァイル管理を行うものである。
【0077】ステップS1201で指示を受け取り、ス
テップS1202でその指示がダウンロードを指示する
ものであるか否かが判別される。この判別で、ダウンロ
ードである場合は、ダウンロードすべきファイルをファ
イルサーバ1104から取出すため、ステップS120
3でファイルサーバ1104上のファイルがオープンさ
れ、ステップS1204でそのファイルがダウンローダ
502に送出される。そして、次の処理を行うために、
ステップS1201の処理に戻る。
【0078】一方、ステップS1202の判別で、ダウ
ンロードでない場合は、ステップS1205で情報表示
であるか否かが判別される。この判別で情報表示である
場合は、GUI1102との通信モジュールから受けた
指示に従って、周辺機器内の情報が取得される。ステッ
プS1207では、表示すべき情報がGUI1102に
出力された後、次の処理を行うためにステップS120
1の処理に戻る。
【0079】ステップS1205の判別で、情報表示で
はない場合は、ステップS1208でサーバ2へのファ
イルの保存であるか否かが判別され、サーバ2へのファ
イルの保存である場合はステップS1209に進む。
【0080】サーバ2へのファイルの保存はダウンロー
ダ502からの指示により行われ、ネットワーク1を介
してファイルが送られてくる。ステップS1209de
ha、ファイルをファイルサーバへ保存した後、次の処
理を行うためにステップS1201の処理に戻る。ま
た、ステップS1208の判別で、サーバ2へのファイ
ルの保存ではない場合は、ステップS1210で、GU
Iを介してのファイル出力が行われる。具体的には、ク
ライアントPC用リソース等の出力であり、GUIがク
ライアントPCと通信を行っているhttpプロトコル
を用いてファイル等がクライアントPCへ出力され、そ
の後、次の処理を行うためにステップS1201の処理
に戻る。
【0081】このような一連の処理により、各装置間の
情報及びデータの送受信が行われる。
【0082】図14は、管理者用PC3のGUIモジュ
ール503(図5)を示す説明図である。
【0083】同図において、1301は管理プログラム
505との通信を行い、管理プログラム505からの指
示やファイル、情報を受け取り、htmlモジュール1
302に渡すとともに、指示入力モジュール1303か
ら受けた指示やファイルを管理プログラム505に渡
す。1302はhtml出力モジュールであり、管理プ
ログラム505から受け取った情報や指示に基づいてh
tml気約に「基づいたGUI画面ファイルを作成し、
Webサーバ1304との通信手段に渡す。1303は
指示入力モジュールであり、Webサーバから指示を受
け取り、指示は管理プログラム505への命令として送
出し、ファイルはアーカイブされたファイルを分離し、
エンコードされたファイルをデコードした後に管理プロ
グラム505へ送出する。1304はWebサーバとの
通信手段であり、html上法をWebサーバ303に
送出し、Webサーバ303からの指示を指示入力モジ
ュール1303に渡す。
【0084】図15は、クライアントモジュール603
(図6)の構成を示す説明図である。本モジュールは、
クライアントPC上にインストールされ、Webブラウ
ザで受け取ったファイルを処理する。
【0085】図15において、1401は入力手段であ
り、Webブラウザからデータを受け取る。受け取った
データは、通常管理情報とファイル実体がアーカイブさ
れているものである。1402は判定手段であり、受け
取ったファイルの管理情報とファイル実体とを分離する
とともに、管理情報に基づいてファイルの種類を判定す
るものである。管理情報は、ファイルの種類、ファイル
名及びファイルサイズ等を含む情報である。ファイルの
種類がフォントである場合は、フォント登録モジュール
1403が呼び出される。ファイルの種類がオーバーレ
イフォームである場合は、オーバーレイフォーム登録モ
ジュール1404が呼び出される。ファイルの種類がア
ドレス帳である場合は、アドレス帳登録モジュール14
05が呼び出される。また、ファイルの種類がカラーキ
ャリブレーションテーブルである場合は、カラーキャリ
ブレーションテーブル登録モジュール1406が呼び出
される。
【0086】フォント登録モジュール1403は、受け
取ったフォントをクライアントPCに登録する。オーバ
ーレイフォーム登録モジュール1404は、受け取った
ファイルをオーバーレイフォーム処理アプリケーション
に登録する。オーバレイフォーム処理アプリケーション
がクライアントPCにインストールされていない場合
は、この処理は行われない。アドレス帳登録モジュール
1405は、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソ
フトウエアやFAXドライバ等、登録する先のフォーマ
ットに変換した後、登録を行う。カラーキャリブレーシ
ョンテーブル登録モジュールは、受け取ったファイルを
イメージ処理するプリンタドライバに登録する。
【0087】図16は、フォントをダウンロードする際
のデータの流れを示す説明図である。同図において、管
理者は、例えばCDに記録されているフォントを管理者
用PC3により読み込み、そのフォントをプリンタ6に
ダウンロードする(図16の)。次に、フォントをサ
ーバ2に登録する(図16の)。クライアントPC4
及び5では、サーバ2から送られるフォントがWeb
ブラウザ602を用いて読みこまれ(図16の)、図
15に示したクライアントモジュール603によりシス
テム登録される。別のプリンタにフォントをダウンロー
ドする場合、管理者は、サーバ2に登録されているフォ
ントを読み込んだ後(図16の)、そのフォントをそ
のままプリンタにダウンロードする。
【0088】なお、オーバーレイフォームを登録する場
合のデータの流れも、図16に示したフォントの流れと
同様である。
【0089】図17は、カラーキャリブレーションテー
ブルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを
示す説明図である。
【0090】まず、プリンタ6内で発生したカラーキャ
リブレーションテーブルがサーバ2へ送信される(図1
7の)。そして、クライアントPC4においてWeb
ブラウザを用いてプリンタ6のカラーキャリブレーショ
ンテーブルが受け取られ(図17の)、受け取られた
カラーキャリブレーションテーブルがクライアントPC
4内のプリンタドライバに登録される。プリンタ7で発
生したカラーキャリブレーションテーブルがサーバ2へ
送信される(図17の)。クライアントPC4がプリ
ンタ7のカラーキャリブレーションテーブルをサーバ2
から受け取る手順はプリンタ6のカラーキャリブレーシ
ョンテーブルの場合と同様である。図17に示した及
びは、割り込み処理で定期的に実行される。
【0091】図17のは、管理者用PC3からカラー
キャリブレーションテーブルをダウンロードする場合の
データの流れを示している。すなわち、管理者用PC3
で測色ソフトウエアなどを使用してカラーキャリブレー
ションテーブルを作成した場合は、管理者用PC3から
ダウンロードが行われる。ダウンロードされたデータと
同様のデータが管理者用PC3からサーバ2へ直接送ら
れる。サーバ2からクライアントPCへのデータの受け
渡しは、プリンタ内で発生したカラーキャリブレーショ
ンテーブルをサーバ2からクライアントPCへ受け渡し
する場合と同様である。スキャナで採りこんだイメージ
データはオーバーレイフォームとして利用するためにプ
リンタドライバに渡す場合は、プリンタで発生したカラ
ーキャリブレーションテーブルと同様のデータの流れと
なる。
【0092】図18は、アドレス帳のデータを機能複合
型複写機から取得する際のデータの流れを示す説明図で
ある。機能複合型複写機内のアドレス帳データはサーバ
2に送出される(図18の)。クライアントPCは、
サーバ2に送られたアドレス帳データを受信する(図1
8の)。クライアントモジュール603はクライアン
トPC内のアドレス帳データに受信したデータを追加も
しくは上書きする。
【0093】図19は、クライアントPC上のアドレス
帳データを機能複合型複写機にダウンロードする場合の
データの流れを示す説明図である。Webブラウザを用
いてサーバ2に送られたアドレス帳データは(図19の
)、そのまま機能複合型複写機に書きこまれる。ま
た、図19のは一方の機能複合型複写機のアドレス帳
を他方の機能複合型複写機のアドレス帳に複写する場合
のデータの流れを示している。すなわち、機能複合型複
写機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、サーバ2か
ら機能複合型複写機9にそのまま書きこまれる。
【0094】図20は、プリンタもしくは機能複合型複
写機の記憶装置の内容をバックアップする場合のデータ
の流れを示す説明図である。この処理は、通常Webブ
ラウザで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操
作パネルから指示され起動されるように構成してもよ
い。図20のに示すように、プリンタもしくは機能複
合型複写機の記憶装置の内容は、サーバ2に送出され
る。
【0095】図21は、バックアップされたプリンタも
しくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアす
る場合のデータの流れを示す説明図である。この処理
は、通常Webブラウザで指示され起動されるが、機能
複合型複写機の操作パネルから指示され起動されてもよ
い。サーバ2のファイルサーバ内にバックアップされた
データは、バックアップ元のプリンタもしくは機能複合
型複写機の記憶装置に送出される(図21の)。
【0096】図22は、クライアントPC4もしくは5
がサーバ2からソフトウエアを取得する場合のデータの
流れを示す説明図である。クライアントPC4もしくは
5は、サーバ2からデータを取得し(図22の)、ク
ライアントモジュール603がデータをデコードしイン
ストールする。
【0097】図23は、クライアントPC4もしくは5
がサーバ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライ
バ、スキャナドライバなど周辺機器のドライバを取得す
る場合のデータの流れを示す説明図である。クライアン
トPC4もしくは5は、サーバ2からデータを取得する
が(図23の)、サーバ2はデータを送出する際、周
辺機器との対応付けを行うために、対象となる周辺機器
を参照する。すなわち、周辺機器のドライバとともに、
その周辺機器に対応させてネットワークアドレス、機種
名、機能等をクライアントPC4もしくは5に送出す
る。クライアントPC4もしくは5の蔵-案とモジュー
ル603は、サーバ2から送出されたデータに基づいて
ドライバをインストールする。
【0098】図24は、サーバ2からクライアントPC
4もしくは5にデータを送出する際のデータ構成を示す
図である。同図から明らかなように、データの先頭に
は、内部にアーカイブが保持されているファイル数Nが
存在し、その次にN個分のアドレスの配列が存在し、そ
の後には、各アドレスで示された位置にヘダーとともに
保持されたファイルの実体が存在する。ヘダーには、ヘ
ダー長、ファイルの種類、実体のサイズが含まれてお
り、付加情報がある場合は、ヘダーの後部に付加され
る。すなわち、ヘダーの先頭からヘダー長分後ろには、
ファイルの実体がある。
【0099】図25は、フォントファイルをクライアン
トPCに送出する場合のヘダー情報の構成を示す説明図
である。同図に示すように、ヘダー情報には、バージョ
ン、ファイル名、フォントの形式に関する情報が付加情
報として付加されている。
【0100】図26は、オーバーレイフォームをクライ
アントPCに送出する際のヘダー情報の構成を示す説明
図である。同図に示すように、ヘダー情報にはPDLの
種類、用紙サイズ、解像度、フォーム番号が付加情報と
して付加されている。
【0101】図27は、カラーキャリブレーションテー
ブルをクライアントPCに送出する際のヘダー情報の構
成を示す説明図である。同図に示すように、ヘダー情報
には、キャリブレーション情報を測定した日時が付加情
報として付加される。
【0102】図28は、スキャナでスキャンされたイメ
ージデータをオーバーレイする際にプリンタドライバで
使われる情報をクライアントPCへ送出する際のヘダー
情報の構成を示す説明図である。同図に示すように、ヘ
ダー情報には、用紙サイズ、解像度、オーバーレイ番号
が付加情報として付加されている。
【0103】図29は、ソフトウエアをクライアントP
Cに送出する際のヘダー情報の構成を示す説明図であ
る。同図に示すように、ヘダー情報には、ソフトウエア
のバージョンとファイルのチェックサムが付加情報とし
て付加されている。また、ファイル実体は自己解凍形式
のインストーラを起動する。
【0104】図30は、ドライバをクライアントPCに
送出する場合のヘダー情報を示す説明図である。同図に
示すように、ヘダー情報には、周辺機器の機種名、周辺
機器にアクセスするためのアドレス(例えばTCP/I
PであればIPアドレス)、ドライバのバージョンとフ
ァイルのチェックサムが付加情報として付加されてい
る。また、ファイル実体は、自己解凍形式のインストー
ラとなっており、クライアントモジュール603は、機
種名とアドレスとを引数としてダウンロードされた自己
解凍形式のインストーラを起動する。
【0105】図31は、フォントメトリクス生成に関す
るサーバ2の処理手順を示すフローチャートである。フ
ォントメトリクスとは、プリンタフォントを利用するた
めの情報であり、通常は、フォント選択のための書体
名、属性、またプロポーショナルフォントについては文
字レイアウト情報をOSが得るための文字のピットと左
側空白(レフトサイドベアリング)等を含む。また、プ
リンタの代わりに機能複合型複写機等の印刷装置を用い
る場合であっても、サーバ2における処理内容は同じで
ある。
【0106】まず、ステップS3401において、プリ
ンタフォントが特定される。クライアントPCのWeb
ブラウザ602上に表示されるプリンタフォント一覧か
ら操作者が1つを選択することにより、プリンタフォン
トは特定される。ステップS3402において、サーバ
2内にプリンタフォントに対応したスクリーンフォント
があるか否かが判別され、スクリーンフォントがある場
合は、クライアントPC上ではスクリーンフォントから
メトリクスを取得するので、プリンタフォントのメトリ
クスは必要ない。従って、ステップS3403におい
て、スクリーンフォントがクライアントPCに送出さ
れ、その後本手順が終了される。
【0107】また、ステップS3402の判別で、サー
バ2上にスクリーンフォントがない場合は、ステップS
3404において、プリンタからフォントメトリクスを
取得できるか否かが判別される。この判別で、フォント
メトリクス情報を取得できる場合はステップS3406
においてプリンタからメトリクス情報が取得される。ま
た、フォントメトリクス情報を取得できない場合は、ス
テップS3405において、サーバ2上に保持されてい
るプリンタフォントからクライアントPCで必要なメト
リクス情報が生成される。
【0108】そして、ステップS3407において、ス
テップS3405で生成され又はステップS3406で
取得されたメトリクス情報がクライアントPCへ送出さ
れ、その後本手順が終了される。
【0109】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、サーバ2とクライアントPCならびに周辺機器がネ
ットワークに接続された状況において、予めサーバ2に
フォントファイルを格納しておき、サーバ2内にプリン
タフォントに対応したスクリーンフォントがない場合に
は、フォントメトリクス情報をプリンタから取得し又は
サーバ内でフォントメトリクス情報を生成し、そのメト
リクス情報をクライアントPCへ送出することにより、
プリンタフォントを有効に利用することができるように
なる。すなわち、複数のプリンタがネットワークを介し
て接続されている場合に、任意の時点で、任意のプリン
タの任意のフォントを使用することができる。
【0110】(第2実施形態)つぎに、図32を参照し
て、本発明の第2実施形態を説明する。
【0111】図32は、本実施形態に係る管理装置を含
む情報処理システムの構成を示すブロック図である。同
図において、第1実施形態の図1に示した構成と同一の
構成要素には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0112】図32において、サーバ2は定期的にプリ
ンタ6及び7、機能複合型複写機8及び9との通信を行
い、各機器の状態やソフトウエアの設定をモニタする。
また、管理者用PC3から機器に対して、設定の変更や
ソフトウエア、ソフトウエアで使用するリソースの変更
等を行う。
【0113】管理者用PC3から与えられた指示の結果
は、サーバ2の内部に情報として集められ、若しくはフ
ァイルサーバ10にファイルとして保持され、クライア
ントPC4及び5は、サーバ2から情報を受け取り、ま
たはファイルサーバ10からファイルを受け取る。ま
た、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を
備えており、管理者用PC3、クライアントPC4又は
5はWebブラウザを使用してサーバ2の情報を取得
し、また、サーバ2に対して指示を与えることが可能で
ある。サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC
4又は5からの指示があると、サーバ2に蓄えられた情
報もしくはファイルサーバ10に保持されたファイルを
用いて、管理者用PC3またはクライアントPC4、5
に情報を返す。また、情報の内容によっては、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8,9からの情報を取得し、
管理者用PC3、クライアントPC4、5に情報を返
し、または、プリンタ6、7、機能複合型複写機8,9
に対して設定等の処理を行う。
【0114】管理者用PC3には、ダウンローダが備え
られており、プリンタ6、7、機能複合型複写機8,9
に対しソフトウエアもしくはソフトウエアが使用するリ
ソースのダウンロードを行う。ソフトウエアは、機器の
印刷制御ファームウエア、ネットワーク制御ファームウ
エア、また機能複合型複写機8,9においては前記ファ
ームウエアに加えてスキャナ制御ファームウエア、ファ
クシミリ制御ファームウエア、複写機ファームウエア、
パネル操作ファームウエア、画像管理ファームウエア、
アドレス管理ソフトウエア等がある。また、ソフトウエ
アが使用するリソースとしては、フォント、外字、オー
バレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレ
ス管理ソフトウエアが使用するアドレス情報、ファクシ
ミリ番号等がある。これらのソフトウエアやリソースの
ファイルは、ファイルサーバ10に保持される。
【0115】クライアントPC4及び5は、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8、9をアクセスして使用す
るためのソフトウエア(ドライバ等)およびソフトウエ
アが使用するリソース(クライアントPC用リソース)
を保持する。ソフトウエアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を使用するための複写機ユーティリ
ティソフトウエア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、Webブラウザ、アプリケーション
ソフトウエア等があり、ソフトウエアが使用するリソー
スについては、プリンタフォントに対応したクライアン
トPC用フォント、ファクシミリドライバが利用するア
ドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の印刷
データ、プレビューで利用するオーバーレイイメージ等
がある。
【0116】上記の機能に加えて、プリンタ6の設定内
容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソースを
プリンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させること
が可能である。また、同様に機能複合型複写機8の設定
内容やソフトウエア、ソフトウエアが使用するリソース
を機能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させるこ
とが可能である。機種間で機能の違いがある場合には、
両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が
可能なリソース等の情報については、変換された後に反
映される。同様に、これらの機種に関するクライアント
PC4上の情報をクライアントPC5に反映させること
も可能である。これらの処理は、サーバ2及びファイル
サーバ10を介して情報の交換を行うことにより実現さ
れる。
【0117】プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなく、
パネルからの設定やクライアントPCからの設定によっ
ても変更される場合がある。この情報を正確にクライア
ントPCに渡す必要があるものは、クライアントPCか
ら表示等の指示があったときに、常にプリンタ6、7、
機能複合型複写機8、9に問い合わせが行われ、問い合
わせ時点での情報がクライアントPCに返される。正確
さがあまり要求されないものについては、サーバ2内に
保持された情報もしくはファイルサーバ10内に保持さ
れたファイルが用いられる。
【0118】ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者
用PC3、またはクライアントPC4,5と、ネットワ
ーク1を介して通信を行うことによりファイルを受け取
り、送出し、また必要に応じて管理を行う。
【0119】なお、図32には、サーバ2や管理者用P
C3がそれぞれ1つずつ接続されている場合について説
明したが、ファイルサーバ10が分離することでサーバ
2や管理者用PC3は複数あっても、容易にファイル管
理や情報管理を行うことができる。すなわち、ファイル
サーバ10にはシステム内で共有される情報が保持さ
れ、該ファイルサーバ10は必要に応じてサーバ2や管
理者用PC3に情報やファイルを送出し、また、サーバ
2や管理者用PC3から情報やファイルを受け取り管理
する。
【0120】上記構成における、フォントメトリクス生
成に関するサーバ2上の処理手順は、上述した第1実施
形態の図31とほぼ同様の手順によって実現されるが、
本実施形態ではスクリーンフォント及びプリンタフォン
トがサーバ2ではなくファイルサーバ10に保持されて
いる点で異なっている。
【0121】すなわち、図31のステップS3401に
おいて、プリンタフォントが特定される。Webブラウ
ザ上に表示されるプリンタフォント一覧から操作者が1
つを選択することにより、プリンタフォントは特定され
る。ステップS3402において、ファイルサーバ10
内にプリンタフォントに対応したスクリーンフォントが
あるか否かが判別される。スクリーンフォントがある場
合は、クライアントPC上ではスクリーンフォントから
メトリクスを取得するので、プリンタフォントのメトリ
クスは必要ない。従って、ステップS3403におい
て、ファイルサーバ10上のスクリーンフォントがサー
バ2を介してクライアントPCに送出され、その後本手
順が終了される。
【0122】また、ステップS3402の判別で、サー
バ2上にスクリーンフォントがない場合は、ステップS
3404において、プリンタからフォントメトリクスを
取得できるか否かが判別される。この判別で、フォント
メトリクス情報を取得できる場合はステップS3406
においてプリンタからメトリクス情報が取得される。ま
た、フォントメトリクス情報を取得できない場合は、ス
テップS3405において、ファイルサーバ10上に保
持されているプリンタフォントが取出され、そのプリン
タフォントからクライアントPCで必要なメトリクス情
報が生成される。
【0123】そして、ステップS3407において、ス
テップS3405で生成され又はステップS3406で
取得されたメトリクス情報がサーバ2からクライアント
PCへ送出され、その後本手順が終了される。
【0124】以上説明したように、Webサーバ2とフ
ァイルサーバ10、PCならびに周辺機器がネットワー
ク1に接続されている状態で、ファイルサーバ10にプ
リンタフォントに対応したスクリーンフォントが存在し
ない場合、フォントメトリクス情報がプリンタから取得
され、もしくはファイルサーバ10上のプリンタフォン
トに基づいて作成されるので、プリンタフォントを有効
に利用することが可能となり、かつ、数多くのクライア
ントPCが接続されている場合であっても、処理の負荷
を分散しつつ、情報の一元管理が可能となる。
【0125】(他の実施形態)なお、本発明の機能が実
行されるのであれば、システムの管理装置としてのサー
バは、単体の機器であっても、複数の機器から成るシス
テムであってもよいことはいうまでもない。
【0126】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって実施される場合にも
適用できることはいうまでもない。また、上述した各実
施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体(図33に示す)をシステムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPU,MPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し実行することによって
も、本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
図34はダウンロードされるプログラムモジュールを示
す図であり、図34(A)はサーバ2にダウンロードさ
れるサーバ用モジュールを示し、図34(B)は管理者
用PC3にダウンロードされる管理者用モジュールを示
し、図34(C)はクライアントPC4,5にダウンロ
ードされるユーザ用モジュールを示している。また、図
35はプログラムを記憶した記憶媒体によってサーバ
2、管理者用PC3、またはクライアントPC4,5に
ロードする状態を示す図である。
【0127】このような場合には、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実
現することになり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコー
ドを供給する為の記憶媒体としては、図33に示したフ
ロッピーディスクの他、例えばハードディスク、光ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とができる。
【0128】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が処
理の一部または全部を行い、その処理によって上述した
各実施形態の機能が実現される場合も含まれることはい
うまでもない。
【0129】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の情報処
理システム、請求項6の管理装置、請求項11若しくは
請求項16の管理方法によれば、情報処理装置用フォン
トを前記管理装置の記憶手段に記憶し、前記情報処理装
置から前記周辺機器で使用するフォントが指定された場
合に、前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報
処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在するか否か
を判別し、前記周辺機器で使用するフォントに対応する
情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しない
と判別された場合に、フォントメトリクス情報を前記情
報処理装置に送出するようにしたので、周辺機器のフォ
ントを有効に利用することができるようになる。すなわ
ち、複数のプリンタがネットワークを介して接続されて
いる場合に、任意の時点で、任意のプリンタの任意のフ
ォントを使用することができるという効果が得られる。
【0131】請求項2の情報処理システム、請求項7の
管理装置、請求項12もしくは請求項17の管理方法に
よれば、前記記憶手段内に前記周辺機器で使用するフォ
ントに対応する情報処理装置用フォントが存在すると判
別された場合に、当該情報処理装置用フォントを前記情
報処理装置に送出するようにしたので、例えば複数のプ
リンタがネットワークを介して接続されている場合に、
任意の時点で、任意のプリンタの任意のフォントを使用
することができる。
【0132】請求項3の情報処理システム、請求項8の
管理装置、請求項13若しくは請求項18の管理方法に
よれば、前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を前記
周辺装置から取得し、前記取得されたフォントメトリク
ス情報を前記情報処理装置に送出するようにしたので、
管理装置内に周辺装置のフォントに対応した情報処理装
置用フォントがない場合には、フォントメトリクス情報
がプリンタから取得て情報処理装置へ送出され、従っ
て、複数のプリンタがネットワークを介して接続されて
いる場合に、任意の時点で、任意のプリンタの任意のフ
ォントを使用することができ、プリンタフォントを有効
に利用することができるという効果が得られる。
【0133】請求項4の情報処理システム、請求項9の
管理装置、請求項14若しくは請求項19の管理方法に
よれば、前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を作成
し、前記作成されたフォントメトリクス情報を前記情報
処理装置に送出するようにしたので、管理装置内に周辺
装置のフォントに対応した情報処理装置用フォントがな
い場合には、フォントメトリクス情報が作成されて情報
処理装置へ送出され、従って、例えば複数の周辺装置が
ネットワークを介して接続されている場合に、任意の時
点で、任意の周辺装置の任意のフォントを使用すること
ができるという効果が得られる。
【0134】請求項21の記録媒体によれば、周辺機器
及び情報処理装置にネットワークを介して接続されたコ
ンピュータにより読取可能な形式で管理プログラムを記
録した記録媒体において、前記管理プログラムは、情報
処理装置用フォントを記憶手段に記憶する記憶工程と、
前記周辺機器で使用するフォントが指定された場合に、
前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装
置用フォントが前記記憶手段内に存在するか否かを判別
する判別工程と、前記判別工程において前記周辺機器で
使用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが
前記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、フォ
ントメトリクス情報を前記情報処理装置に送出する送出
工程とを含むようにしたので、かかる記録媒体に記録さ
れている管理プログラムをコンピュータに読み取らせて
実行させることにより、上記請求項6の管理装置と同等
の効果を得ることができる。
【0135】請求項22の記録媒体によれば、前記送出
工程においては、前記判別工程において前記記憶手段内
に前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理
装置用フォントが存在すると判別された場合に、当該情
報処理装置用フォントを前記情報処理装置に送出するよ
うにしたので、かかる記録媒体に記録されている管理プ
ログラムをコンピュータに読み取らせて実行させること
により、上記請求項7の管理装置と同等の効果を得るこ
とができる。
【0136】請求項23の記録媒体によれば、前記管理
プログラムは、前記判別工程において前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を前記周辺装置から取得する取得
工程を含み、前記送出工程においては、前記判別工程に
おいて前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報
処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと判
別された場合に、前記取得工程において取得されたフォ
ントメトリクス情報を前記情報処理装置に送出するよう
にしたので、かかる記録媒体に記録されている管理プロ
グラムをコンピュータに読み取らせて実行させることに
より、上記請求項8の管理装置と同等の効果を得ること
ができる。
【0137】請求項24の記録媒体によれば、前記管理
プログラムは、前記判別工程において前記周辺機器で使
用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フ
ォントメトリクス情報を作成する作成工程を含み、前記
送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使用す
るフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記記
憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記作成手
段により作成されたフォントメトリクス情報を前記情報
処理装置に送出するようにしたので、かかる記録媒体に
記録されている管理プログラムをコンピュータに読み取
らせて実行させることにより、上記請求項9の管理装置
と同等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る管理装置を含む情
報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した各機器の主なハードウエアモジュ
ールを示したブロック図である
【図3】サーバ2のソフトウエア構成を示した説明図で
ある。
【図4】図3に示した周辺機器管理プログラム305の
説明図である。
【図5】管理者用PC3のソフトウエア構成を示す説明
図である。
【図6】クライアントPC4、5のソフトウエア構成を
示す説明図である。
【図7】図5に示したダウンローダ502を示す説明図
である。
【図8】図7に示した管理者用PC3内のソフトウエア
によって実現されるダウンローダ502の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】サーバ2上に設けられる周辺機器情報取得モジ
ュールの構成を示す説明図である。
【図10】サーバ2において行われる、割り込みによる
周辺機器情報の取得処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】通常処理における周辺機器情報の取得処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】管理者用PC3内のファイル管理プログラム
505(図5)の主要部分の構成を示す説明図である。
【図13】上記ファイル管理プログラム505により実
行される管理処理手順を示すフローチャートである。
【図14】管理者用PC3のGUIモジュール503
(図5)を示す説明図である。
【図15】クライアントモジュール603(図6)の構
成を示す説明図である。
【図16】フォントをダウンロードする際のデータの流
れを示す説明図である。
【図17】カラーキャリブレーションテーブルをクライ
アントPCが取得する際のデータの流れを示す説明図で
ある。
【図18】アドレス帳のデータを機能複合型複写機から
取得する際のデータの流れを示す説明図である。
【図19】クライアントPC上のアドレス帳データを機
能複合型複写機にダウンロードする場合のデータの流れ
を示す説明図である。
【図20】プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装
置の内容をバックアップする場合のデータの流れを示す
説明図である。
【図21】バックアップされたプリンタもしくは機能複
合型複写機の記憶装置の内容をリストアする場合のデー
タの流れを示す説明図である。
【図22】クライアントPC4もしくは5がサーバ2か
らソフトウエアを取得する場合のデータの流れを示す説
明図である。
【図23】クライアントPC4もしくは5がサーバ2か
らプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナ
ドライバなど周辺機器のドライバを取得する場合のデー
タの流れを示す説明図である。
【図24】サーバ2からクライアントPC4もしくは5
にデータを送出する際のデータ構成を示す図である。
【図25】フォントファイルをクライアントPCに送出
する場合のヘダー情報の構成を示す説明図である。
【図26】オーバーレイフォームをクライアントPCに
送出する際のヘダー情報の構成を示す説明図である。
【図27】カラーキャリブレーションテーブルをクライ
アントPCに送出する際のヘダー情報の構成を示す説明
図である。
【図28】スキャナでスキャンされたイメージデータを
オーバーレイする際にプリンタドライバで使われる情報
をクライアントPCへ送出する際のヘダー情報の構成を
示す説明図である。
【図29】ソフトウエアをクライアントPCに送出する
際のヘダー情報の構成を示す説明図である。
【図30】ドライバをクライアントPCに送出する場合
のヘダー情報を示す説明図である。
【図31】フォントメトリクス生成に関するサーバ2の
処理手順を示すフローチャートである。
【図32】本発明の第2実施形態に係る管理装置を含む
情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図33】各実施形態の機能を実現するソフトウエアの
プログラムコードを記録した記憶媒体を示す図である。
【図34】ダウンロードされるプログラムモジュールを
示す図である。
【図35】プログラムを記憶した記憶媒体によってサー
バ2、管理者用PC3、またはクライアントPC4,5
にロードする状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバ(管理装置) 4,5 クライアントPC(情報処理装置) 6,7 プリンタ(周辺装置) 8,9 機能複合型複写機(周辺装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 佳子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 池野 秀夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 酒井 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AR01 HJ10 HK11 HL05 HN04 HN05 HN15 HN19 HQ12 HQ20 5B021 AA01 BB01 BB02 DD17 EE04 5B089 GA13 GA21 GB02 HA01 JA35 JB07 KC27 LB12

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器、情報処理装置及び管理装置を
    ネットワークを介して接続して構成される情報処理シス
    テムにおいて、 前記管理装置は、 情報処理装置用フォントを記憶する記憶手段と、 前記情報処理装置から前記周辺機器で使用するフォント
    が指定された場合に、前記周辺機器で使用するフォント
    に対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に
    存在するか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記周辺機器で使用するフォントに
    対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存
    在しないと判別された場合に、フォントメトリクス情報
    を前記情報処理装置に送出する送出手段とを備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記送出手段は、前記判別手段により前
    記記憶手段内に前記周辺機器で使用するフォントに対応
    する情報処理装置用フォントが存在すると判別された場
    合に、当該情報処理装置用フォントを前記情報処理装置
    に送出することを特徴とする請求項1記載の情報処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記判別手段により前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記
    記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フォ
    ントメトリクス情報を前記周辺装置から取得する取得手
    段を備え、 前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使
    用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
    記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記取
    得手段により取得されたフォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項1また
    は2記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記判別手段により前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記
    記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フォ
    ントメトリクス情報を作成する作成手段を備え、 前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使
    用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
    記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記作
    成手段により作成されたフォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項1また
    は2記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記周辺機器は、プリンタまたは機能複
    合型複写機であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 周辺機器及び情報処理装置にネットワー
    クを介して接続された管理装置において、 情報処理装置用フォントを記憶する記憶手段と、 前記周辺機器で使用するフォントが指定された場合に、
    前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装
    置用フォントが前記記憶手段内に存在するか否かを判別
    する判別手段と、 前記判別手段により前記周辺機器で使用するフォントに
    対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存
    在しないと判別された場合に、フォントメトリクス情報
    を前記情報処理装置に送出する送出手段とを備えること
    を特徴とする管理装置。
  7. 【請求項7】 前記送出手段は、前記判別手段により前
    記記憶手段内に前記周辺機器で使用するフォントに対応
    する情報処理装置用フォントが存在すると判別された場
    合に、当該情報処理装置用フォントを前記情報処理装置
    に送出することを特徴とする請求項6記載の管理装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段により前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記
    記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フォ
    ントメトリクス情報を前記周辺装置から取得する取得手
    段を備え、 前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使
    用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
    記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記取
    得手段により取得されたフォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項6また
    は7記載の管理装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段により前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前記
    記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記フォ
    ントメトリクス情報を作成する作成手段を備え、 前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使
    用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
    記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記作
    成手段により作成されたフォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項6また
    は7記載の管理装置。
  10. 【請求項10】 前記周辺機器は、プリンタまたは機能
    複合型複写機であることを特徴とする請求項6〜9のい
    ずれか1項記載の管理装置。
  11. 【請求項11】 周辺機器、情報処理装置及び管理装置
    をネットワークを介して接続して構成される情報処理シ
    ステムの管理方法において、 情報処理装置用フォントを前記管理装置の記憶手段に記
    憶し、 前記情報処理装置から前記周辺機器で使用するフォント
    が指定された場合に、前記周辺機器で使用するフォント
    に対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に
    存在するか否かを判別し、 前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装
    置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別され
    た場合に、フォントメトリクス情報を前記情報処理装置
    に送出することを特徴とする管理方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段内に前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが存在
    すると判別された場合に、当該情報処理装置用フォント
    を前記情報処理装置に送出することを特徴とする請求項
    11記載の管理方法。
  13. 【請求項13】 前記周辺機器で使用するフォントに対
    応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在
    しないと判別された場合に、前記フォントメトリクス情
    報を前記周辺装置から取得し、前記取得されたフォント
    メトリクス情報を前記情報処理装置に送出することを特
    徴とする請求項11または12記載の管理方法。
  14. 【請求項14】 前記周辺機器で使用するフォントに対
    応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在
    しないと判別された場合に、前記フォントメトリクス情
    報を作成し、前記作成されたフォントメトリクス情報を
    前記情報処理装置に送出することを特徴とする請求項1
    1または12記載の管理方法。
  15. 【請求項15】 前記周辺機器は、プリンタまたは機能
    複合型複写機であることを特徴とする請求項11〜14
    のいずれか1項記載の管理方法。
  16. 【請求項16】 周辺機器及び情報処理装置にネットワ
    ークを介して接続された管理装置の管理方法において、 情報処理装置用フォントを記憶手段内に記憶し、 前記周辺機器で使用するフォントが指定された場合に、
    前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装
    置用フォントが前記記憶手段内に存在するか否かを判別
    し、 前記周辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装
    置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと判別され
    た場合に、フォントメトリクス情報を前記情報処理装置
    に送出することを特徴とする管理方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段内に前記周辺機器で使用
    するフォントに対応する情報処理装置用フォントが存在
    すると判別された場合に、当該情報処理装置用フォント
    を前記情報処理装置に送出することを特徴とする請求項
    16記載の管理方法。
  18. 【請求項18】 前記周辺機器で使用するフォントに対
    応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在
    しないと判別された場合に、前記フォントメトリクス情
    報を前記周辺装置から取得し、前記取得されたフォント
    メトリクス情報を前記情報処理装置に送出することを特
    徴とする請求項16または17記載の管理方法。
  19. 【請求項19】 前記周辺機器で使用するフォントに対
    応する情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在
    しないと判別された場合に、前記フォントメトリクス情
    報を作成し、前記作成されたフォントメトリクス情報を
    前記情報処理装置に送出することを特徴とする請求項1
    6または17記載の管理方法。
  20. 【請求項20】 前記周辺機器は、プリンタまたは機能
    複合型複写機であることを特徴とする請求項16〜19
    のいずれか1項記載の管理方法。
  21. 【請求項21】 周辺機器及び情報処理装置にネットワ
    ークを介して接続されたコンピュータにより読取可能な
    形式で管理プログラムを記録した記録媒体において、 前記管理プログラムは、情報処理装置用フォントを記憶
    手段に記憶する記憶工程と、前記周辺機器で使用するフ
    ォントが指定された場合に、前記周辺機器で使用するフ
    ォントに対応する情報処理装置用フォントが前記記憶手
    段内に存在するか否かを判別する判別工程と、前記判別
    工程において前記周辺機器で使用するフォントに対応す
    る情報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しな
    いと判別された場合に、フォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出する送出工程とを含むことを特徴と
    する記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記送出工程においては、前記判別工
    程において前記記憶手段内に前記周辺機器で使用するフ
    ォントに対応する情報処理装置用フォントが存在すると
    判別された場合に、当該情報処理装置用フォントを前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項21記
    載の記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記管理プログラムは、前記判別工程
    において前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
    報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
    判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を前記
    周辺装置から取得する取得工程を含み、 前記送出工程においては、前記判別工程において前記周
    辺機器で使用するフォントに対応する情報処理装置用フ
    ォントが前記記憶手段内に存在しないと判別された場合
    に、前記取得工程において取得されたフォントメトリク
    ス情報を前記情報処理装置に送出することを特徴とする
    請求項21または22記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記管理プログラムは、前記判別工程
    において前記周辺機器で使用するフォントに対応する情
    報処理装置用フォントが前記記憶手段内に存在しないと
    判別された場合に、前記フォントメトリクス情報を作成
    する作成工程を含み、 前記送出手段は、前記判別手段により前記周辺機器で使
    用するフォントに対応する情報処理装置用フォントが前
    記記憶手段内に存在しないと判別された場合に、前記作
    成手段により作成されたフォントメトリクス情報を前記
    情報処理装置に送出することを特徴とする請求項6また
    は7記載の管理装置。
  25. 【請求項25】 前記周辺機器は、プリンタまたは機能
    複合型複写機であることを特徴とする請求項21〜24
    のいずれか1項記載の記録媒体。
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JP2007028507A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システムおよび方法

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