JP2006153325A - 開閉判断方法および開閉判断システム - Google Patents

開閉判断方法および開閉判断システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006153325A
JP2006153325A JP2004341940A JP2004341940A JP2006153325A JP 2006153325 A JP2006153325 A JP 2006153325A JP 2004341940 A JP2004341940 A JP 2004341940A JP 2004341940 A JP2004341940 A JP 2004341940A JP 2006153325 A JP2006153325 A JP 2006153325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold range
opening
chamber pressure
room
measured value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004341940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4607559B2 (ja
Inventor
Yasuhito Omagari
康仁 大曲
Takaharu Saegusa
隆晴 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2004341940A priority Critical patent/JP4607559B2/ja
Publication of JP2006153325A publication Critical patent/JP2006153325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4607559B2 publication Critical patent/JP4607559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】目標室圧に向かう室圧計測値の過渡状態における誤判断や、室圧計測値の変動に敏感に反応しての誤判断を防止する。
【解決手段】室圧の制御状況に応じて、開閉判断のための閾値範囲の一部又は全部を、誤判断となり得る領域として一時的に無効とする。例えば、ファンの起動後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0とする。目標室圧の設定変更後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0とする。ドアが閉じていると判断されている間、閾値範囲Gを通常の閾値範囲G=Aよりも狭いG=Cに切り換える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、給気風量や排気風量の制御により制御対象室内の室圧を目標室圧に保つ室圧制御において、制御対象室内と室外との境界部に位置するドアや窓などの開口部の開閉を室圧の計測値から判断する開閉判断方法および開閉判断システムに関するものである。
従来より、この種の室圧制御方法として、室圧シングルループ制御(以下、室圧ループ制御と記載)と呼ばれる制御方式が用いられている。この室圧ループ制御では、制御対象室内の室圧を計測し、この室圧の計測値と目標室圧とが一致するように、制御対象室内への給気風量および制御対象室内からの排気風量の何れか一方を制御対象風量として制御する。
この室圧ループ制御において、制御対象室内の出入り口に設けられたドアが開けられると、室内と室外との間の空気抵抗が少なくなり、室内と室外との間の差圧がつかなくなる。このようなドア開時に、室圧ループ制御を続けると、制御対象風量が変更されてしまい、特にドア閉時に室圧が大きく乱れてしまう。そこで、例えば特許文献1では、リミットスイッチによりドアの開閉を検知するようにし、ドアが開かれてから閉じられるまでの間、室圧制御を停止するという方策を講じている。
特公平5−49898号公報
しかしながら、リミットスイッチのようなメカニカルな装置によりドアの開閉を検知する方法では、故障やメンテナンスの問題が不可避である。このため、リミットスイッチのようなメカニカルな装置を使わずに、ドアの開閉を検知したいというニーズがある。
状態量計測値の変化と特定の状況変化との関係を予め調べておいて、その関係に基づき状態量計測値に検出判定範囲を設け、その範囲に状態量計測値が入った場合に、特定の状況変化が発生していると判断する手法は、空調分野に限らず一般的に行われている。この公知の知見に基づいて、本出願人は、上述したニーズに対し、室圧の計測値に対して予め閾値範囲を設定し、この閾値範囲に室圧の計測値が入った場合に、ドアが開いたと判断することを考えている。
しかし、室圧の計測値と閾値範囲とを比較することによってドアの開閉を判断する場合、ファン(給気ファンや排気ファン)の起動時や目標室圧の設定変更時などの過渡状態において、室圧の計測値が閾値範囲に入る状況が発生し、誤判断を起こすことがある。また、室圧の計測値に加わる外乱やノイズによる変化に対して敏感に反応し、誤判断を起こすことがある。
図13にファン起動時に生じる誤判断の一例を示す。同図(a)は室圧の計測値dPpvの変化を示し、同図(b)は計測値dPpvに基づいて得られる開閉判断信号を示す。室圧の計測値dPpvに対しては、ドアの開閉判断を行うための閾値範囲Gと、目標室圧dPspが設定されている。この例では、閾値範囲Gとして、その上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aを設定し、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aに入るとドアが開いたと判断し、閾値範囲G=Aを出るとドアが閉じたと判断する。
ファン停止時において、室圧の計測値dPpvは、目標室圧dPspと一致していない。ファンが起動されると、すなわちファンが停止状態から稼働状態へ切り換わると(図13:t1点)、これと同時に開始される室圧制御により、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspに向かう。このファン起動後の過渡状態において、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを一時的に通過するため(図13:t2〜t3点)、誤判断が発生する。
図14に目標室圧の設定変更時に生じる誤判断の一例を示す。同図(a)は室圧の計測値dPpvの変化を示し、同図(b)は計測値dPpvに基づいて得られる開閉判断信号を示す。例えば、目標室圧の設定変更により(図14:t1点)、変更前には閾値範囲G=Aの下方にあった目標室圧dPspが変更後には閾値範囲G=Aの上方に移動したとする。この場合、目標室圧dPspの変更後の過渡状態において、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを一時的に通過するため(図14:t2〜t3点)、誤判断が発生する。
図15に室圧の計測値に加わる外乱やノイズにより生じる誤判断の一例を示す。同図(a)は室圧の計測値dPpvの変化を示し、同図(b)は計測値dPpvに基づいて得られる開閉判断信号を示す。ドアを閉じている状態においても、すなわち計測値dPpvが目標室圧dspに制御されている状態においても、室圧は風量変動、ダクト内圧力変動などにより、絶えず脈動(変動)する。このため、閾値範囲G=Aを広く設定していると、ドアが閉じられているにも拘わらず、室圧の計測値dPpvが閾値範囲Gに入ることがあり(図15:t1〜t2点、t3〜t4点)、誤判断が発生する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、目標室圧に向かう室圧計測値の過渡状態における誤判断や、室圧計測値の変動に敏感に反応しての誤判断を防止することができる開閉判断方法および開閉判断システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、制御対象室内への給気を行う給気ステップと、制御対象室内からの排気を行う排気ステップと、制御対象室内の室圧を計測する計測ステップと、給気および排気の何れか一方の風量を制御対象風量とし、制御対象室内の室圧を目標室圧に保つべく、室圧の計測値に基づいて制御対象風量を制御する制御ステップと、室圧の計測値と予め設定された閾値範囲とを比較することによって制御対象室内と室外との境界部に位置する開口部の開閉を判断する判断ステップと、室圧の制御状況に応じて閾値範囲の一部又は全部を開口部の開閉判断に際して誤判断となり得る領域として一時的に無効とする無効ステップとを設けたものである。
この発明によれば、室圧の計測値と閾値範囲との比較によって、制御対象室内と室外との境界部に位置する窓やドアなどの開口部の開閉が判断される。また、室圧の制御状況に応じて、開閉判断のための閾値範囲の一部又は全部が、誤判断となり得る領域として一時的に無効とされる。閾値範囲の一部が無効とされると、その無効とされた閾値範囲の一部に室圧の計測値が入っても、開閉判断は行われない。また、閾値範囲の全部が無効とされると、室圧の計測値に拘わらず、開閉判断は行われない。
なお、この発明において、室圧の制御状況に応じて閾値範囲の一部又は全部を無効とする手法として、例えば次のような(1)〜(7)の手法が考えられる。
(1)ファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、一定時間の間、閾値範囲の全部を無効とする。なお、この場合の「一定時間」は、ファン起動後、室圧制御が十分に安定化するまでの時間とするのが好ましい。
(2)ファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、室圧の計測値が目標室圧の近傍に到達するまでの間、閾値範囲の全部を無効とする。なお、この場合の「室圧が目標室圧の近傍に到達するまでの間」は、室圧が目標室圧に到達し十分に整定するまでの間とするのが好ましい。
(3)ファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、室圧の計測値が閾値範囲を通過するまでの間、閾値範囲の全部を無効とする。なお、この手法(3)は、上記手法(1),(2)に比べると、無効とされた閾値範囲を早めに元の状態に戻すことが可能である。また、この手法(3)は、ファンの起動後、目標室圧に達する前に室圧の計測値が閾値範囲を通過することを前提条件とする。
(4)目標室圧が変更された後、一定時間の間、閾値範囲の全部を無効とする。この場合の「一定時間」は、目標室圧の変更後、室圧制御が十分に安定化するまでの時間とするのが好ましい。
(5)目標室圧が変更された後、室圧の計測値が目標室圧の近傍に到達するまでの間、閾値範囲の全部を無効とする。なお、この場合の「室圧が目標室圧の近傍に到達するまでの間」は、室圧が目標室圧に到達し十分に整定するまでの間とするのが好ましい。
(6)目標室圧が変更された後、室圧の計測値が閾値範囲を通過するまでの間、閾値範囲の全部を無効とする。なお、この手法(6)は、上記手法(4),(5)に比べると、無効とされた閾値範囲を早めに元の状態に戻すことが可能である。また、この手法(6)は、室圧の計測値が閾値範囲を通過するような目標室圧の変更が行われることを前提条件とする。
(7)開口部が閉じていると判断されている間、閾値範囲の一部を無効とする。すなわち、ドアや窓などの開口部が閉じていると判断されている状態においては、開閉判断のための閾値範囲を狭くする。これにより、開口部が閉じていると判断されている状態では、通常よりも狭い閾値範囲を利用して開閉判断が行われる。この通常よりも狭い閾値範囲に室圧の計測値が入り、開口部が開かれたと判断されると、閾値範囲が通常の閾値範囲に戻される。この通常の閾値範囲から室圧の計測値が出て、開口部が閉じられたと判断されると、閾値範囲が通常よりも狭い閾値範囲とされる。
また、本発明は、開閉判断方法としてではなく、開閉判断システムとしても実現することが可能である(請求項9〜16)。
本発明によれば、室圧の計測値と閾値範囲との比較によってドアや窓などの開口部の開閉が判断され、室圧の制御状況に応じて、開閉判断のための閾値範囲の一部又は全部が誤判断となり得る領域として一時的に無効とされ、ファン起動時に一定時間の間、閾値範囲の全部を無効としたり、目標室圧の変更時に一定時間の間、閾値範囲の全部を無効としたり、開口部が閉じていると判断されている間、閾値範囲の一部を無効としたりするなどして、目標室圧に向かう室圧計測値の過渡状態における誤判断や、室圧計測値の変動に敏感に反応しての誤判断を防止することができるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施に用いる室圧制御システムの一例を示すシステム構成図である。同図において、1は気密性の高い部屋(例えば、実験室)、2は部屋1の室内、3は給気ダクト、4は排気ダクト、5は給気ダクト3を介して室内2への給気を行う給気ファン、6は排気ダクト4を介して室内2からの排気を行う排気ファン、7は給気ダクト3の途中に設けられ室内2への給気風量を調整する給気VAV(給気VAVとしての可変風量制御バルブ)、8は排気ダクト4の途中に設けられ室内2からの排気風量を調整する排気VAV(排気VAVとしての可変風量制御バルブ)、9は部屋1の内と外との圧力差を室圧として計測する差圧センサ、10は制御部、11は室内2の出入り口に設けられたドアである。
図2に制御部10のハード構成の概略を示す。同図において、10AはCPU、10BはRAM、10CはROM、10Dはハードディスクなどの記憶装置、10E〜10Jはインターフェイスである。CPU10Aは、インターフェイス10Eを介して与えられる差圧センサ9からの室圧の計測値dPpvおよびインターフェイス10Fを介して与えられる目標室圧dPspを入力とし、RAM10Bにアクセスしながら、ROM10Cや記憶装置10Dに格納されたプログラムに従って動作する。記憶装置10Dには、本実施の形態特有のプログラムとして、室圧制御プログラムが格納されている。この室圧制御プログラムは、例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録された状態で提供され、この記録媒体から読み出されて記憶装置10Dにインストールされている。
〔実施の形態1:手法(1)〕
以下、室圧制御プログラムに従ってCPU10Aが実行する特有の処理動作について説明する。なお、この処理動作において、ドアの開閉の判断は差圧センサ9からの室圧の計測値dPpvに基づいて行われる。すなわち、本実施の形態において、ドア11にリミットスイッチのようなメカニカルな装置は設置されていない。
また、本実施の形態では、ドア11の開閉判断を室圧の計測値dPpvに基づいて行わせるために、図13〜図15に例示したと同様の閾値範囲G=Aを定めている。すなわち、ドア11の開時に落ち着くであろう室圧値を中心とする室圧計測値範囲A(上限値G1H 、下限値G1L )を閾値範囲Gとして定めている。
今、ドア11が閉じられており、給気ファン5および排気ファン6が停止しているものとする。この場合、差圧センサ9からの室圧の計測値dPpvは、目標室圧dPspと一致していない。CPU10Aは、室圧の制御開始指令が与えられると、給気ファン5および排気ファン6へ起動指令を送り、停止状態から稼働状態へと切り換える。また、排気VAV8への排気風量の制御値を一定としたうえ、室圧の計測値dPpvと目標室圧dPspとが一致するように、給気VAV7へ給気風量の制御値を送り、室内2への給気風量の制御を開始する。また、ファン(給気ファン5および排気ファン6)の起動後、一定時間Tの間、閾値範囲G=Aの全部をドア11の開閉判断に際して誤判断となり得る領域として無効とする。この例では、閾値範囲GをB=0とする。
この場合の図13に対応する図を図3に示す。ファンが起動されると(図3:t1点)、一定時間Tの間、閾値範囲GがB=0とされる。なお、この場合の一定時間Tは、実験結果などに基づき、ファンの起動後、室圧制御が十分に安定化するまでの時間として定める。これにより、ファンの起動後、一定時間Tの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図13を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
ファンの起動後、一定時間Tが経過すると(図3:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
〔実施の形態2:手法(2)〕
上述した実施の形態1では、ファンの起動後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0としたが、ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0とするようにしてもよい。
この場合の図13に対応する図を図4に示す。実施の形態2では、ファンの起動後(図4:t1点)、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0とする。なお、この場合の「室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間」は、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspに到達し十分に整定するまでとする。具体的には、室圧の計測値dPpvと目標室圧dPspとの偏差を監視し、この偏差が所定値よりも小さくなった時を整定した状態と判断する。
これにより、ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図13を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達すると(図4:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
〔実施の形態3:手法(3)〕
上述した実施の形態2では、ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0としたが、ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間、閾値範囲GをB=0とするようにしてもよい。
この場合の図13に対応する図を図5に示す。実施の形態3では、ファンの起動後(図5:t1点)、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間、閾値範囲GをB=0とする。これにより、ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図13を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
ファンの起動後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過すると(図5:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
なお、この実施の形態3は、上述した実施の形態2,3に比べると、B=0とされた閾値範囲Gを早めに元のG=Aの状態に戻すことが可能であり、ファン起動後の通常の開閉判断への移行が早くなる。また、この実施の形態3は、ファンの起動後、目標室圧dPspに達する前に室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過することを前提条件とする。
〔実施の形態4:手法(4)〕
上述した実施の形態1は、ファンの起動後の場合について述べたが、目標室圧dPspの設定を変更する場合にも同様にして、目標室圧dPspの設定変更後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0とするようにしてもよい。
この場合の図14に対応する図を図6に示す。目標室圧dPspの設定変更により(図6:t1点)、変更前には閾値範囲G=Aの下方にあった目標室圧dPspが変更後には閾値範囲G=Aの上方に移動したとする。この場合、実施の形態4では、目標室圧dPspの設定変更後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0とする。なお、この場合の一定時間Tは、実験結果などに基づき、目標室圧dPspの設定変更後、室圧制御が十分に安定化するまでの時間として定める。これにより、目標室圧dPspの設定変更後、一定時間Tの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図14を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
目標室圧dPspの設定変更後、一定時間Tが経過すると(図6:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
〔実施の形態5:手法(5)〕
上述した実施の形態4では、目標室圧dPspの設定変更後、一定時間Tの間、閾値範囲GをB=0としたが、目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0とするようにしてもよい。
この場合の図14に対応する図を図7に示す。実施の形態5では、目標室圧dPspの設定変更後(図7:t1点)、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0とする。なお、この場合の「室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間」は、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspに到達し十分に整定するまでとする。具体的には、室圧の計測値dPpvと目標室圧dPspとの偏差を監視し、この偏差が所定値よりも小さくなった時を整定した状態と判断する。
これにより、目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図14を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達すると(図7:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
〔実施の形態6:手法(6)〕
上述した実施の形態5では、目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspの近傍に到達するまでの間、閾値範囲GをB=0としたが、目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間、閾値範囲GをB=0とするようにしてもよい。
この場合の図14に対応する図を図8に示す。実施の形態6では、目標室圧dPspの設定変更後(図8:t1点)、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間、閾値範囲GをB=0とする。これにより、目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するまでの間はドア11の開閉判断が行われることがなく、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態において、図14を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
目標室圧dPspの設定変更後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過すると(図8:t2点)、それまでB=0とされていた閾値範囲GがAとされるので、すなわち上限値をG1H 、下限値をG1L とする室圧計測値範囲Aが閾値範囲Gとされるので、この時点から通常の開閉判断が行われるものとなる。
なお、この実施の形態6は、上述した実施の形態4,5に比べると、B=0とされた閾値範囲Gを早めに元のG=Aの状態に戻すことが可能であり、目標室圧dPspの設定変更後の通常の開閉判断への移行が早くなる。また、この実施の形態6は、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aを通過するような目標室圧dPspの変更が行われることを前提条件とする。
なお、上述した実施の形態4〜6では、目標室圧dPspの設定変更により、変更前には閾値範囲G=Aの下方にあった目標室圧dPspが変更後には閾値範囲G=Aの上方に移動したものとして説明したが、変更前には閾値範囲G=Aの上方にあった目標室圧dPspが変更後には閾値範囲G=Aの下方に移動した場合にも同様の動作が行われる。
〔実施の形態7:手法(7)〕
上述した実施の形態1〜6では、ファンの起動後や目標室圧の設定変更後など、目標室圧dPspに向かう室圧の計測値dPpvの過渡状態における誤判断を防止する対策について述べた。前述したように、ドアが閉じている状態においても、すなわち計測値dPpvが目標室圧dspに制御されている状態においても、室圧は風量変動、ダクト内圧力変動などにより、絶えず脈動(変動)する。このため、閾値範囲G=Aを広く設定していると、ドア11が閉じられているにも拘わらず、室圧の計測値dPpvが閾値範囲Gに入ることがあり、誤判断が発生する。
そこで、実施の形態7では、ドア11が閉じていると判断されている間、閾値範囲G=Aの一部を無効とする。すなわち、室圧計測値範囲A(上限値G1H 、下限値G1L )よりも狭く室圧計測値範囲Aに完全に包含される室圧計測範囲C(上限値G2H 、下限値G2L )を定め、ドア11が閉じていると判断されている状態においては閾値範囲GをG=AからG=Cに切り換える。
この場合の図15に対応する図を図9に示す。実施の形態7では、ドア11が閉じていると判断されている状態(図9:t0〜t1点)では、通常よりも狭い閾値範囲G=Cを利用して開閉判断を行う。この通常よりも狭い閾値範囲G=Cに室圧の計測値dPpvが入り、ドア11が開かれたと判断すると(図9:t1点)、閾値範囲Gを通常の閾値範囲G=Aに戻す。この通常の閾値範囲G=Aから室圧の計測値dPpvが出て、ドア11が閉じられたと判断すると(図9:t2点)、閾値範囲Gを通常よりも狭い閾値範囲G=Cとする。
なお、この実施の形態7において、閾値範囲G=Cは、部屋1の体積など現場の条件に応じ、実験的に定める。すなわち、閾値範囲G=Aのうち、風量変動やダクト内圧力変動などにより、ドア11が閉じられている状態において誤判断となり得る領域(図9(a)に網線で示す領域)を無効な領域として定め、この無効な領域を除去した計測値範囲Cをドア11が閉じていると判断している間の閾値範囲Gとして用いる。
これにより、ドア11が閉じられている状態において、風量変動やダクト内圧力変動などの外乱やノイズによって室圧の計測値dPpvが乱れても、この室圧の計測値dPpvの変動に敏感に反応することながく、図15を用いて説明したような誤判断が発生することがなくなる。
図10にCPU10Aが行う実施の形態7の開閉判断処理のフローチャートを示す。今、ドア11が閉じられており、室圧の計測値dPpvが目標室圧dPspに制御されているものとする(図9:t0〜t1点)。この場合、CPU10Aは、ドア11が閉状態であると判断し(ステップ101のNO)、ステップ102の処理へと進む。
ステップ102において、CPU10Aは、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの中であるのか外であるのかをチェックする。ドア11が閉状態であると判断している時に、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの中に入れば(ステップ102のYES)、ドア11が開かれたと判断する(ステップ105、図9のt1点)。
CPU10Aは、ドア11が開かれたと判断すると(ステップ101のYES)、ステップ104の処理へと進む。ステップ104において、CPU10Aは、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aの中であるのか外であるのかをチェックする。ドア11が開状態であると判断している時に、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aの外に出れば(ステップ104のYES)、ドア11が閉じられたと判断する(ステップ103、図9のt2点)。
なお、この実施の形態7では、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの上限値G2H よりも下回った場合、直ちにドア11が閉状態から開状態へ移行したと判断し、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aの上限値G1H よりも上回った場合、直ちにドア11が開状態から閉状態へ移行したと判断するようにしたが、図11に示すように、ドア開判断遅れ時間T1とドア閉判断遅れ時間T2を設け、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの中に入り、その状態がT1秒経過したら、ドア11が開かれたと判断し、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Aの外に出て、その状態がT2秒経過したら、ドア11が閉じられたと判断するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1〜6では、閾値範囲GをB=0とすることによって、閾値範囲Gの全部を無効とするようにしたが、閾値範囲GをG=Aとしたまま、その閾値範囲Gに基づく開閉判断を禁止することによって、実質的に閾値範囲Gの全部を無効とするようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1〜3、実施の形態4〜6、実施の形態7は、それぞれ単独て行われる処理動作として説明したが、これらを組み合わせるようにしてもよい。例えば、実施の形態1と実施の形態7とを組み合わせると、室圧の計測値dPpvの変化に対して、図12に示すような閾値範囲Gが設定される。すなわち、ファン起動後、一定時間Tの間は閾値範囲GがB=0とされる。ファン起動後、一定時間Tが経過すると(図12:t1点)、閾値範囲GがG=Cとされ、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの中に入ると(図12:t2点)、閾値範囲GがG=Aとされる。この後、室圧の計測値dPpvが閾値範囲G=Cの外に出ると(図12:t3点)、閾値範囲GがG=Cとされる。図12において、網線で示した示した部分が、閾値範囲G=Aのうち室圧制御に応じて一時的に無効とされる領域である。
また、上述した実施の形態1〜7は、給気風量を制御対象風量としたシステムを例にとって説明したが、排気風量を制御対象風量とした場合にも同様にして適用することが可能である。この場合、CPU10Aは、給気VAV7への給気風量の制御値を一定としたうえ、室圧の計測値dPpvと目標室圧dPspとが一致するように、排気VAV8へ排気風量の制御値を送り、室内2からの排気風量の制御を行う。
また、上述した実施の形態1〜7では、ドア11の開閉を判断するものとして説明したが、同様にして制御対象室内と室外との境界部に位置する窓などの開口部の開閉を判断することができることは言うまでもない。
また、部屋1は他の部屋とつながっていてもよく、その場合、部屋1の室内2が制御対象室内となり、部屋1につながる他の部屋の室内が室外となる。
本発明の実施に用いる室圧制御システムの一例を示すシステム構成図である。 この室圧制御システムにおける制御部のハード構成の概略を示す図である。 実施の形態1(手法(1))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態2(手法(2))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態3(手法(3))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態4(手法(4))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態5(手法(5))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態6(手法(6))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 実施の形態7(手法(7))を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 制御部のCPUが行う実施の形態7の開閉判断処理のフローチャートである。 ドアの開閉の判断にあたってタイムラグを設けるようにした場合の図9に対応する図である。 実施の形態1と実施の形態7とを組み合わせた場合の室圧の計測値の変化に対する閾値範囲Gの設定状況を説明する図である。 ファン起動時に生じる誤判断の一例を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 目標室圧の設定変更時に生じる誤判断の一例を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。 室圧の計測値に加わる外乱やノイズにより生じる誤判断の一例を説明するための室圧の計測値の変化および開閉判断信号を示す図である。
符号の説明
1…部屋、2…室内、3…給気ダクト、4…排気ダクト、5…給気ファン、6…排気ファン、7…給気VAV、8…排気VAV、9…差圧センサ、10…制御部、11…ドア、10A…CPU、10B…RAM、10C…ROM、10D…記憶装置、10E〜10J…インターフェイス、G…閾値範囲、dPpv…室圧の計測値、dPsp…目標室圧。

Claims (16)

  1. 制御対象室内への給気を行う給気ステップと、
    前記制御対象室内からの排気を行う排気ステップと、
    前記制御対象室内の室圧を計測する計測ステップと、
    前記給気および前記排気の何れか一方の風量を制御対象風量とし、前記制御対象室内の室圧を目標室圧に保つべく、前記室圧の計測値に基づいて前記制御対象風量を制御する制御ステップと、
    前記室圧の計測値と予め設定された閾値範囲とを比較することによって前記制御対象室内と室外との境界部に位置する開口部の開閉を判断する判断ステップと、
    前記室圧の制御状況に応じて前記閾値範囲の一部又は全部を前記開口部の開閉判断に際して誤判断となり得る領域として一時的に無効とする無効ステップと
    を備えたことを特徴とする開閉判断方法。
  2. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、一定時間の間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  3. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、前記室圧の計測値が前記目標室圧の近傍に到達するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  4. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、前記室圧の計測値が前記閾値範囲を通過するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  5. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記目標室圧が変更された後、一定時間の間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  6. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記目標室圧が変更された後、前記室圧の計測値が前記目標室圧の近傍に到達するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  7. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記目標室圧が変更された後、前記室圧の計測値が前閾値範囲を通過するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  8. 請求項1に記載された開閉判断方法において、
    前記無効ステップは、前記開口部が閉じていると判断されている間、前記閾値範囲の一部を無効とすることを特徴とする開閉判断方法。
  9. 制御対象室内への給気を行う給気手段と、
    前記制御対象室内からの排気を行う排気手段と、
    前記制御対象室内の室圧を計測する計測手段と、
    前記給気および前記排気の何れか一方の風量を制御対象風量とし、前記制御対象室内の室圧を目標室圧に保つべく、前記室圧の計測値に基づいて前記制御対象風量を制御する制御手段と、
    前記室圧の計測値と予め設定された閾値範囲とを比較することによって前記制御対象室内と室外との境界部に位置する開口部の開閉を判断する判断手段と、
    前記室圧の制御状況に応じて前記閾値範囲の一部又は全部を前記開口部の開閉判断に際して誤判断となり得る領域として一時的に無効とする無効手段と
    を備えたことを特徴とする開閉判断システム。
  10. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、一定時間の間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  11. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、前記室圧の計測値が前記目標室圧の近傍に到達するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  12. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記制御対象風量を生成するファンが停止状態から稼働状態に切り換わった後、前記室圧の計測値が前記閾値範囲を通過するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  13. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記目標室圧が変更された後、一定時間の間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  14. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記目標室圧が変更された後、前記室圧の計測値が前記目標室圧の近傍に到達するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  15. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記目標室圧が変更された後、前記室圧の計測値が前閾値範囲を通過するまでの間、前記閾値範囲の全部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
  16. 請求項9に記載された開閉判断システムにおいて、
    前記無効手段は、前記開口部が閉じていると判断されている間、前記閾値範囲の一部を無効とすることを特徴とする開閉判断システム。
JP2004341940A 2004-11-26 2004-11-26 開閉判断方法および開閉判断システム Expired - Fee Related JP4607559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004341940A JP4607559B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 開閉判断方法および開閉判断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004341940A JP4607559B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 開閉判断方法および開閉判断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006153325A true JP2006153325A (ja) 2006-06-15
JP4607559B2 JP4607559B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=36631842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004341940A Expired - Fee Related JP4607559B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 開閉判断方法および開閉判断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4607559B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002080A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Daikin Ind Ltd 空調システム
JP2013092325A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Dai-Dan Co Ltd 空調運転開始時の室圧制御方法
KR20160105303A (ko) 2015-02-27 2016-09-06 아즈빌주식회사 실압 제어 시스템 및 실압 제어 방법
JP2017078527A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社日立産機システム 開放式ダクトおよび安全キャビネット
JP2022076380A (ja) * 2020-11-09 2022-05-19 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニットの監視システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783474A (ja) * 1993-09-09 1995-03-28 Sanki Eng Co Ltd 室圧制御装置
JP2003074956A (ja) * 2001-08-30 2003-03-12 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 空調制御方法および空調制御システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783474A (ja) * 1993-09-09 1995-03-28 Sanki Eng Co Ltd 室圧制御装置
JP2003074956A (ja) * 2001-08-30 2003-03-12 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 空調制御方法および空調制御システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002080A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Daikin Ind Ltd 空調システム
JP2013092325A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Dai-Dan Co Ltd 空調運転開始時の室圧制御方法
KR20160105303A (ko) 2015-02-27 2016-09-06 아즈빌주식회사 실압 제어 시스템 및 실압 제어 방법
US9945571B2 (en) 2015-02-27 2018-04-17 Azbil Corporation Room pressure control system and room pressure control method
JP2017078527A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社日立産機システム 開放式ダクトおよび安全キャビネット
JP2022076380A (ja) * 2020-11-09 2022-05-19 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニットの監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4607559B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4931394B2 (ja) センサ検証および融合のためのシステムおよび方法
JP4607559B2 (ja) 開閉判断方法および開閉判断システム
JP6131217B2 (ja) 配管容量推定装置、ガス漏れ検査装置、配管容量推定方法、及び配管容量推定プログラム
JP2007224917A (ja) 蒸気タービン内における水誘導を検出する方法
JP2002071188A (ja) 熱媒供給異常検出装置
NL1026242C2 (nl) Vraaggestuurd ventilatiesysteem met centrale luchtkwaliteitsmeting en werkwijze hiervoor.
CZ20011767A3 (cs) Způsob zjią»ování větrání oknem a zařízení k provádění tohoto způsobu
JP7426600B2 (ja) ガス保安装置
US11493492B2 (en) Compensation of environmentally-induced drift in an electrochemical carbon-monoxide sensor
JPS63247542A (ja) 室圧制御装置
JP4036735B2 (ja) 室圧制御システム
US5257735A (en) Automatic room environment controller
US11448410B2 (en) Method of monitoring an air flow in a zone of an HVAC system
JPH1082523A (ja) 炉内圧力の制御方法
JP7326917B2 (ja) 異常検知装置、異常検知方法およびプログラム
JP2005267572A (ja) 流量制御の異常判定方法及び装置
JP2006208232A (ja) ガス検知装置及びその制御方法並びに車両用空調装置
SE2050418A1 (en) Method and system for waking up a device
JP2005172301A (ja) 冷蔵庫
JP4684921B2 (ja) 室圧制御方法および室圧制御システム
JP2001165720A (ja) 流量検出方法及び流量検出装置
CN116841336A (zh) 一种试验箱的控制方法、装置、系统和试验箱
CN117781407A (zh) 开阀脉冲确定方法、空调控制方法、装置、设备及空调
JP2010223540A (ja) 風量制御システムおよび風量制御方法
JP3747353B2 (ja) 火災検出方法及び火源センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees