JP2005172301A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫のドア開放警告制御装置に関し、冷蔵室ドアが大きく開かれていれば冷気が庫外に多く流れていると判断し、冷蔵室の温度上昇が始まる前に警告することを目的とする。
【解決手段】ドア開閉角度検知手段14と、ドア開閉角度判定手段15と、警告音インターバル時間設定手段16から構成され、ドア開閉角度検知手段14で検知したドア開閉角度をドア開閉角度判定手段15がドアが大きく開かれていると判断すれば、警告音インターバル時間設定16で警告音インターバル時間を短くすることで、冷蔵室の温度上昇が始まる前に適切に警告できる。
【選択図】図1
【解決手段】ドア開閉角度検知手段14と、ドア開閉角度判定手段15と、警告音インターバル時間設定手段16から構成され、ドア開閉角度検知手段14で検知したドア開閉角度をドア開閉角度判定手段15がドアが大きく開かれていると判断すれば、警告音インターバル時間設定16で警告音インターバル時間を短くすることで、冷蔵室の温度上昇が始まる前に適切に警告できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷蔵庫のドア開放警告に使用する制御装置に関するものである。
近年の大型冷蔵庫のほとんどに、ドア開放警告制御装置が採用されている。その警告制御での警告音は、ドア開放直後から鳴るのではなくインターバル時間を経過した後から鳴る仕様である。(例えば、特許文献1参照)
以下、図面を参照しながら上記従来のドア開放警告御装置付き冷蔵庫を説明する。
以下、図面を参照しながら上記従来のドア開放警告御装置付き冷蔵庫を説明する。
図5は、従来のドア開放警告制御装置付き冷蔵庫のブロック図である。図5に示すように、冷蔵庫本体1にある冷蔵室2は、断熱壁3と冷蔵室ドア4で区画形成されている。前記冷蔵室ドア4は、ヒンジ5により前記冷蔵庫本体1に固定されている。6はドアスイッチ7よりドアの開放を検知するドア開放検知手段である。8は前記ドア開放検知手段6よりドアが開放されているかを判断するドア開放判定手段である。9は警告音インターバルタイマでタイムアップも判断する。10はブザー11を駆動するドア開放警告音駆動手段でる。12は前記ドア開放駆動音駆動手段10が動き出したときから時間をカウントする警告音タイマで、タイムアップも判断する。
以上のように構成されたドア開放警告制御装置付き冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
まず、ステップ1でドア開放検知手段6がドアスイッチ7よりドア状態を検出する。次に、ステップ2でドア開放判定手段8が検出したドア状態(開又は閉)を判断し、開であればステップ3で警告音インターバルタイマをスタートさせステップ4に進み、閉であればステップ1に戻る。ステップ4で警告音インターバルタイマのタイムアップ(例えば3分)を判断し、タイムアップすればステップ5に進む。ステップ5で、再びドア開放検知手段6がドアスイッチ7よりドア状態を検出し、ステップ6でドア開放判定手段8が検出したドア状態(開又は閉)を判断し、開であればステップ7で警告音タイマ12をスタートし、ステップ8で警告音駆動手段10がブザー11を駆動させ警告音を鳴らしステップ9に進む。しかし、ドアが閉であればステップ1に戻る。ステップ9で警告音タイマ12のタイムアップ(例えば3秒)を判断し、タイムアップすればステップ10で警告音駆動手段10がブザー11を停止させ、ステップ3に戻る。このサイクルを繰り返しドア開放警告制御を行っている。
特開昭59−81477号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷蔵室ドア4が大きく開かれて冷気が多く庫外に流れ出ても警告音インターバル時間(例えば3分)が固定されているので、冷蔵室2の温度上昇が始まった後から警告する。すなわち、食品に影響を与えてから警告するという欠点があった。
本発明は上記の課題を解決するもので、冷蔵室ドアが大きく開かれていれば冷気が庫外に多く流れていると判断し警告する、すなわち、冷蔵室の温度上昇が始まる前に警告する冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するもので、冷蔵室ドアが大きく開かれていれば冷気が庫外に多く流れていると判断し警告する、すなわち、冷蔵室の温度上昇が始まる前に警告する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、ヒンジ式ドア開閉角度検知手段と、前記ドア開閉角度検知手段で検知したドア開閉角度により警告音インターバル時間を設定する警告音インターバル時間設定手段と、警告音インターバルタイマと、ドア開放を警告するドア開放警告駆動手段とを備えた冷蔵庫において、前記ドア開閉角度検知手段がドア開閉角度を検知し、ドア開閉角度により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定し、前記インターバルタイマで所定時間後ドア開閉を再度確認し、ドアが開いていれば前記ドア開放警告駆動手段によりドア開放を警告するとともに、ドアの開放角度により、ドア開放警告音のインターバル時間を変化させるものであり、適切なドア開放警告音のインターバル時間が設定できる。
本発明の冷蔵庫によれば、ヒンジ式ドア開閉角度検知手段と、前記ドア開閉角度検知手段で検知したドア開閉角度により警告音インターバル時間を設定する警告音インターバル時間設定手段と、警告音インターバルタイマと、ドア開放を警告するドア開放警告駆動手段とを備えた冷蔵庫において、前記ドア開閉角度検知手段がドア開閉角度を検知し、ドア開閉角度により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定し、前記インターバルタイマで所定時間後ドア開閉を再度確認し、ドアが開いていれば前記ドア開放警告駆動手段によりドア開放を警告するとともに、ドアの開放角度により、ドア開放警告音のインターバル時間を変化させるものであり、適切なドア開放警告音のインターバル時間が設定でき、食品への温度上昇の影響を抑えることができる。
請求項1に記載の冷蔵庫の発明は、ヒンジ式ドア開閉角度検知手段と、前記ドア開閉角度検知手段で検知したドア開閉角度により警告音インターバル時間を設定する警告音インターバル時間設定手段と、警告音インターバルタイマと、ドア開放を警告するドア開放警告駆動手段とを備えた冷蔵庫において、前記ドア開閉角度検知手段がドア開閉角度を検知し、ドア開閉角度により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定し、前記インターバルタイマで所定時間後ドア開閉を再度確認し、ドアが開いていれば前記ドア開放警告駆動手段によりドア開放を警告するとともに、ドアの開放角度により、ドア開放警告音のインターバル時間を変化させるものであり、適切なドア開放警告音のインターバル時間が設定できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外気温度検知手段を備え、ドアの開閉角度と外気温により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定するものであり、さらに適切なドア開放警告音のインターバル時間が設定できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるドア開放警告制御装置付き冷蔵庫のブロック図である。図2は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態1によるドア開放警告制御装置付き冷蔵庫のブロック図である。図2は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図1において、13はヒンジ5に設置してあるドア開閉角度ボリュームでボリューム角度により出力される信号が変化する(例えば、角度0°=0V、45°=2.5V 90°=5V)ものである。14はドア開閉角度ボリューム13よりドア開閉角度を検知するドア開閉角度検知手段である。15は前記ドア開閉角度検知手段14よりドアの開閉角度を判断するドア開放判定手段である。16は警告音インターバル時間設定手段であらかじめ設定されているインターバル時間を設定する。
以上のように構成されたドア開放警告制御装置について、以下その動作を説明する。
まず、ステップ101でドア開閉検知手段14がドア開閉角度ボリューム13よりドア開閉角度を検出する。次に、ステップ102でドア開閉判定手段15が検出したドア開閉角度が0°(閉)であるかを判断し、0°であればステップ101に戻り、0°でなければ開放されていると判断しステップ103に進む。ステップ103でドア開閉判定手段15が検出したドア開閉角度が45°以上であるかを判断し、45°以上であればドアが大きく開かれていると判断しステップ104で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を2分に設定し、45°未満であればステップ105で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を3分設定しステップ3に進む。ステップ3とステップ4は従来通りである。次に、ステップ106で、再びドア開閉角度検知手段14がドア開閉角度ボリューム13よりドア開閉角度を検出し、ステップ107でドア開閉判定手段15が検出したドア開閉角度が0°(閉)であるかを判断し、0°であればステップ101に戻り、0°でなければ開放されていると判断しステップ8に進む。ステップ8からステップ10まで従来通りである。
以上のように構成した冷蔵庫において、ドア開閉角度検知手段14と、ドア開閉角度判定手段15と、警告音インターバル時間設定手段16から構成され、ドア開閉角度検知手段14で検知したドア開閉角度をドア開閉角度判定手段15が45°以上(ドアが大きく開かれている)と判断すれば、警告音インターバル時間設定16で警告音インターバル時間を2分に設定(短くする)機能を備えたので、冷蔵室の温度上昇が始まる前に警告できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2によるドア開放警告制御装置付き冷蔵庫のブロック図である。図4は、同実施の形態の動作を示すフローチャート図である。図3において、17は外気温センサ18より外気温度を検知する外気温検知手段である。19は前記外気温検知手段17が検知した外気温度を判断する外気温判定手段である。
図3は、本発明の実施の形態2によるドア開放警告制御装置付き冷蔵庫のブロック図である。図4は、同実施の形態の動作を示すフローチャート図である。図3において、17は外気温センサ18より外気温度を検知する外気温検知手段である。19は前記外気温検知手段17が検知した外気温度を判断する外気温判定手段である。
本実施の形態は、実施の形態1によるドア開放警告制御装置にさらに外気温検知手段17と外気温センサ18と外気温判定手段19を設けたものである。
以上のように構成されたドア開放警告制御装置について、以下その動作を説明する。
まず、ステップ101とステップ102は実施の形態1通りである。ステップ103でドア開閉判定手段15が検出したドア開閉角度が45°以上であるかを判断し、45°以上であればドアが大きく開かれていると判断しステップ201に進み、45°未満であればステップ205に進む。ステップ201で外気温度検知手段17が外気温センサ18より外気温度を検出し、ステップ202で外気温度判定手段19が検出した外気温度が25℃以上(高い)かどうかを判断し、25℃以上であればステップ203で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を1分に設定し、25℃未満であればステップ204で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を1.5分設定しステップ3に進む。また、ステップ205では外気温度検知手段17が外気温センサ18より外気温度を検出し、ステップ206で外気温度判定手段19が検出した外気温度が25℃以上(高い)かどうかを判断し、25℃以上であればステップ207で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を2分に設定し、25℃未満であればステップ207で警告音インターバル時間設定手段16が警告音インターバル時間を3分設定しステップ3に進む。ステップ3からステップ10まで実施の形態1通りである。
以上のように構成した冷蔵庫において、ドア開閉角度検知手段14と、ドア開閉角度判定手段15と、警告音インターバル時間設定手段16と、外気温度検知手段17と、外気温判定手段19から構成され、ドア開閉角度検知手段14で検知したドア開閉角度をドア開閉角度判定手段15が45°以上(ドアが大きく開かれている)と判断し、そして、外気温度検知手段17で検知した外気温度が外気温判定手段19で25℃以上(高い)と判断すれば、警告音インターバル時間設定16で警告音インターバル時間を1分に(短くする)設定する機能を備えたので、冷蔵室の温度上昇が始まる前に警告できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、適切なドア開放警告音のインターバル時間が設定でき、食品への温度上昇の影響を抑えることができ、冷蔵庫に限らず冷却機器全般に幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
5 ヒンジ
9 警告音インターバルタイマ
10 ドア警告音駆動手段
12 警告音タイマ
13 ドア開閉角度ボリューム
14 ドア開閉検知手段
15 ドア開閉判定手段
16 警告音インターバル時間設定手段
5 ヒンジ
9 警告音インターバルタイマ
10 ドア警告音駆動手段
12 警告音タイマ
13 ドア開閉角度ボリューム
14 ドア開閉検知手段
15 ドア開閉判定手段
16 警告音インターバル時間設定手段
Claims (2)
- ヒンジ式ドア開閉角度検知手段と、前記ドア開閉角度検知手段で検知したドア開閉角度により警告音インターバル時間を設定する警告音インターバル時間設定手段と、警告音インターバルタイマと、ドア開放を警告するドア開放警告駆動手段とを備えた冷蔵庫において、前記ドア開閉角度検知手段がドア開閉角度を検知し、ドア開閉角度により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定し、前記インターバルタイマで所定時間後ドア開閉を再度確認し、ドアが開いていれば前記ドア開放警告駆動手段によりドア開放を警告するとともに、ドアの開放角度により、ドア開放警告音のインターバル時間を変化させることを特徴とする冷蔵庫。
- 外気温度検知手段を備え、ドアの開閉角度と外気温により前記警告音インターバル時間設定手段が警告音インターバル時間を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003410054A JP2005172301A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003410054A JP2005172301A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003410054A Pending JP2005172301A (ja) | 2003-12-09 | 2003-12-09 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2003
- 2003-12-09 JP JP2003410054A patent/JP2005172301A/ja active Pending
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