JP2016057027A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器の提供。【解決手段】箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体2と、開口部を開閉する扉4と、扉4に連設され被調理物を収納する収納体10と、収納体10を正面側及び背面側へ移動させる動機構101,102を駆動するモータ103と、扉4が閉じたことを検出する検出器8とを備え、検出器8が扉4が閉じたことを検出したときは、モータ103を停止させる加熱調理器。扉4が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出する第2検出器7とを備え、移動機構101,102が収納体10を背面側へ移動させ、第2検出器7が、扉4が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出したときは、モータ103を漸次減速駆動させる構成である。【選択図】図2

Description

本発明は、箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体と、開口部を開閉する扉に連設され被調理物を収納する収納体と、収納体を正面側及び背面側へモータにより移動させる移動機構とを備え、キッチンの作業台(調理台)に組込まれて(ビルトイン)使用される加熱調理器に関するものである。
加熱調理器では、キッチンの作業台(調理台)に組込まれ、被調理物を収納する内箱に開閉扉が一体化された収納体を、引出しのように調理器本体からスライドさせ、被調理物を加熱室から出し入れするように構成された引出し型(ビルトイン型)の電子レンジが知られている。
このような引出し型の電子レンジでは、モータで駆動するラックアンドピニオン(移動機構)により、被調理物を収納する収納体を加熱室から出し入れするが、収納体を加熱室へ入れて扉が閉止するときの衝撃が大きい。
その為、収納体を摺動案内するスライド部の、収納体側に固定されたレールの先端部にオイルダンパを設け、オイルダンパが加熱室の後壁に衝突し始めたときに、モータの電源をオフにすることにより、惰力による衝撃を吸収するようにしてある。また、扉が完全に閉止したことを検出するセンサを設けてあり、このセンサが扉の閉止を検出している場合に限り、マグネトロンが作動する安全機構が設けられている。
特許文献1には、加熱調理器本体に対して開閉扉を備え、被加熱調理物が載置される引出し体が、加熱室内から外部へ引き出せるように、調理器本体内で移動可能に配置されている引出し型加熱調理器が開示されている。
特開2010−133634号公報
上述した引出し型の電子レンジでは、気温が低い場合、オイルの粘性が高くなる為、オイルダンパが効き始めたときに、モータの電源をオフにしても、扉が完全には閉止せず、センサが扉の閉止を検出せず、マグネトロンが作動できないことがあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体と、前記開口部を開閉する扉と、該扉に連設され被調理物を収納する収納体と、該収納体を正面側及び背面側へ移動させる移動機構と、該移動機構を駆動するモータと、前記扉が閉じたことを検出する検出器とを備え、該検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、前記モータを停止させるように構成してある加熱調理器において、前記扉が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出する第2検出器と、前記移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ、前記第2検出器が前記状態を検出したときは、前記モータを漸次減速駆動させる駆動回路とを備えることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器は、前記駆動回路がモータを漸次減速駆動させた後は、前記検出器が扉が閉じたことを検出する迄、前記収納体の背面側への移動動作、及び前記駆動回路の漸次減速駆動を繰り返すように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器は、前記駆動回路がモータを漸次減速駆動させ始めてから所定時間経過後までに、前記検出器が扉が閉じたことを検出しなかった場合には、前記第2検出器による検出結果に伴う前記モータの減速駆動を行わずに、前記検出器が前記扉が閉じたことを検出するまで前記駆動回路により前記収納体を背面側へ移動させることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器は、箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体と、前記開口部を開閉する扉と、該扉に連設され被調理物を収納する収納体と、該収納体を正面側及び背面側へ移動させる移動機構と、該移動機構を駆動するモータと、該移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ前記扉が閉じる際の衝撃を吸収するダンパと、前記扉が閉じたことを検出する検出器とを備え、該検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、前記モータを停止させるように構成してある加熱調理器において、前記移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ、前記検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、該扉を背面側へ更に移動させるように、前記モータを更に所定時間駆動させる駆動回路を備えることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器によれば、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を実現することができる。
本発明に係る加熱調理器の実施の形態の外観を示す斜視図である。 調理器本体の内部に形成されている加熱室の側断面を模式的に示す側断面図である。 制御センサ、閉止確認センサ及びアームの側断面を拡大して模式的に示す側断面図である。 制御センサ、閉止確認センサ及びアームの動作を模式的に示す説明図である。 扉部を開閉制御する為の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電子レンジの扉部の開閉動作を示すフローチャートである。 調理器本体の内部に形成されている加熱室の側断面を模式的に示す側断面図である。 扉部を開閉制御する為の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電子レンジの扉部の開閉動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る加熱調理器の実施の形態1の外観を示す斜視図である。
この加熱調理器は、引出し型の電子レンジ1であり、キッチンの作業台(調理台)に組込まれる(ビルトイン)調理器本体2が箱状をなしている。
調理器本体2は、正面側に開口部を備え、開口部の上縁部には、パネル部21が設けられている。パネル部21は、ユーザが電子レンジ1を操作するための各種のキーを有する操作部、及びユーザに通知する各種の情報を表示する表示部を備えている。
調理器本体2の開口部には扉部4が設けられ、扉部4は、矩形板状をなし、調理器本体2の開口部を開閉するように構成されている。パネル部21の操作部には、ユーザが扉部4の開閉操作を行う為の開閉操作キー42が設けられている。
扉部4は、把手41、及び窓部43を備え、把手41は、扉部4の本体の上寄りに設けられ、横方向に延びる棒状の握り部を有している。窓部43は、扉部4の中央部に設けられ、調理器本体2の内部を覗くことができるように形成されている。
図2は、調理器本体2の内部に形成されている加熱室3の側断面を模式的に示す側断面図である。
加熱室3は、調理器本体2の各内壁とそれぞれ適宜距離を保持して設けられた底壁33、上壁34、後壁31及び1対の側壁32,32により形成されている。加熱室3の各壁と調理器本体2の各内壁との間には、加熱調理に使用されるマグネトロン、導波管、高圧トランス、高圧コンデンサ、及び冷却ファン等(図示せず)が設けられている。
加熱室3の両側壁32,32と調理器本体2の両側内壁との間の下部に設けられたスライド部6は、固定レール61及び可動レール62を各1対備えている。可動レール62,62は板状をなし、扉部4の背面の両側下部に取り付けられており、固定レール61,61も板状をなし、調理器本体2側に取り付けられている。可動レール62は、固定レール61に内嵌され、固定レール61に前後方向に摺動可能に支持されている。
扉部4の背面側に連接された収納体10は、2枚の側板、背板、及び底板により形成され、底板には、被調理物を載置する載置台(図示せず)が配置されている。
収納体10の底板の下面の中央部には、その長手方向を前後方向に一致させてラックギア(移動機構)101が設けられ、調理器本体2側にはピニオンギア(移動機構)102が軸支され、ラックアンドピニオン機構が構成されている。
ピニオンギア102には、調理器本体2側に固定されたモータ103が連結され、ユーザの開閉操作キー42への操作に応じて、収納体10が自動的に進退するように構成されている。モータ103は、回転位置制御が可能な例えばステッピングモータである。収納体10の進退は、把手41による手動でも行うことができる。
尚、モータ103が回転位置制御の可能なステッピングモータである場合は、扉部4の閉止を検出する為のセンサ類7,8(後述)を省略することも可能である。
ラックギア101が前後に移動する範囲に合わせて、加熱室3の両側壁32,32にサイドレール104,104がそれぞれ固設されており、収納体10の後端部両側には1対のキャスタ105,105が設けられている。キャスタ105,105は、ラックギア101の移動に従って、それぞれサイドレール104,104上を走行して、収納体10を略水平方向に移動させる。
ユーザが、開閉操作キー42を操作した場合、又は扉部4の把手41を握って手前に引っ張った場合、可動レール62が固定レール61内を手前側へ摺動し、ラックギア101が手前側へ移動して、収納体10が引き出される。ユーザが更に開閉操作キー42を操作した場合、又はユーザが把手41を奥側へ押した場合、可動レール62が固定レール61内を奥側へ摺動し、ラックギア101が奥側へ移動して、収納体10が加熱室3内に収容され、扉部4が調理器本体2の開口部を閉塞する。
加熱室3の一方の側壁32の開口部側支持枠35の上端部には、扉部4の閉止を検出する為の制御センサ(第2検出器)7及び閉止確認センサ(検出器)8が設けられており、扉部4の背面には、制御センサ7及び閉止確認センサ8をオンにする為のアーム9が突出するように設けられている。
図3は、制御センサ7、閉止確認センサ8及びアーム9の側断面を拡大して模式的に示す側断面図である。制御センサ7及び閉止確認センサ8は、マイクロスイッチであり、それぞれ1対のリード線72,72,82,82により、後述する開閉制御部11へオン信号を送信する。
アーム9は、先端部が下方へ屈曲して係止部が形成されており、支持枠35には、この係止部が係止する為の突起部91が設けられている。
扉部4が閉止されて、図4Aに示すように、アーム9が撓んで係止部が突起部91を乗り越えると、アーム9の係止部が、その背部で制御センサ7のアクチュエータ71を押圧する(オン)。
扉部4が更に閉止方向へ進むと、図4Bに示すように、アーム9が、撓みを解消し、アクチュエータ71を押圧し続けた状態で、アーム9の係止部が、その先端部で閉止確認センサ8のアクチュエータ81を押圧する(オン)。
閉止確認センサ8は、扉部4が完全に閉止したことを検出し、制御センサ7は、扉部4が完全に閉止する位置より所定長手前の位置を検出するように構成されている。
図5は、扉部4を開閉制御する為の構成例を示すブロック図である。
この電子レンジ1は、扉部4を開閉制御する為に、制御センサ7、閉止確認センサ8、開閉制御部11、開閉操作キー42、駆動回路106及びモータ103を備えている。
開閉制御部11は、マイクロコンピュータ及びタイマ111を有しており、開閉操作キー42からの操作信号、並びに制御センサ7及び閉止確認センサ8からの各オン信号を与えられ、与えられた各信号に基づき、駆動回路106によりモータ103を駆動制御する。
開閉制御部11は、また、与えられた閉止確認センサ8のオン信号を加熱制御部12へ送信する。加熱制御部12は、マイクロコンピュータを有し、閉止確認センサ8のオン信号が送信されているときに限り、マグネトロンを作動させる。
以下に、このような構成の電子レンジ1の扉部4の開閉動作を、それを示す図6のフローチャートを参照しながら説明する。
開閉制御部11は、扉部4が開状態であるときに、開閉操作キー42が操作されると(S1)、扉部4を閉にする方向へ、駆動回路106によりモータ103を起動する(S3)。
開閉制御部11は、扉部4を閉にする方向へ、モータ103を駆動しているときに、制御センサ7からオン信号を与えられると(S5)、駆動回路106によりモータ103を漸次減速させながら駆動させる(S7)。尚、この際、例えば、オイルダンパが衝撃を吸収するときの収縮する速さ程度に、モータ103を漸次減速させる。
開閉制御部11は、モータ103を漸次減速させながら駆動させているときに(S7)、閉止確認センサ8からオン信号を与えられると(S9)、モータ103の電源をオフにして停止させる(S11)。次いで、開閉制御部11は、閉止確認センサ8から更にオン信号が与えられているかを確認し(S13)、オン信号が与えられていれば終了する。
開閉制御部11は、オン信号が与えられていなければ(S13)、制御センサ7からオン信号が与えられているか否かを判定する(S15)。
開閉制御部11は、制御センサ7からオン信号が与えられていなければ(S15)、扉部4を閉にする方向へ、駆動回路106によりモータ103を起動する(S3)。
開閉制御部11は、制御センサ7からオン信号が与えられていれば(S15)、扉部4を閉にする方向へ、駆動回路106によりモータ103を起動した後(S17)、モータ103を漸次減速させながら駆動させる(S7)。
(実施の形態2)
尚、本実施の形態2の電子レンジ1の外観は、実施の形態1の外観を示す斜視図(図1)と同様である。また、その他の構成についても、実施の形態1で説明した構成(図5)と同様であるので、説明を省略する。
開閉制御部11は、制御センサ7からオン信号が与えられることに伴い(S15)モータ103を漸次減速駆動するが、それによって、アーム9の係止部が突起部91を乗り越えられずに閉止確認センサ8のアクチュエータ81を押圧することができないことがある。しかし、この場合には、収納体10は略全閉状態であるため、そのまま閉止確認センサ8からオン信号を与えられるまで駆動しても大きな衝撃は発生しない。
よって、開閉制御部11は、駆動回路106がモータ103を漸次減速駆動させ始めてから、タイマ111が所定時間を計時するまでに、閉止確認センサ8が扉4が閉じたことを検出しなかった場合には、この位置から制御センサ7によるオン信号に伴う減速を行わずに扉部4を閉にする方向へモータ103を駆動する。
(実施の形態3)
図7は、本発明に係る加熱調理器の実施の形態2の調理器本体の内部に形成されている加熱室3の側断面を模式的に示す側断面図である。
この電子レンジでは、スライド部6は、固定レール61及び可動レール62を各1対備えており、可動レール62は、固定レール61に内嵌され、固定レール61に前後方向に摺動可能に支持されている。各可動レール62の先端部には、オイルダンパ63,63が設けられており、扉部4が閉止するときに、オイルダンパ(ダンパ)63,63が加熱室3の後壁31に衝突するように構成されている。
加熱室3の一方の側壁32の開口部側支持枠35の上端部には、扉部4の閉止を検出する為の閉止センサ(検出器)7a及び閉止確認センサ8が設けられており、扉部4の背面には、閉止センサ7a及び閉止確認センサ8をオンにする為のアーム9が突出するように設けられている。その他の構成は、実施の形態1で説明した加熱室3の側断面図(図2)、並びに制御センサ7(閉止センサ7a)、閉止確認センサ8及びアーム9の側断面図(図3)と同様であるので、説明を省略する。また、閉止センサ7a、閉止確認センサ8及びアーム9の動作も上述した説明図(図4)と同様である(但し、アクチュエータ71をアクチュエータ71aに置換える)ので、説明を省略する。
尚、本実施の形態3の電子レンジ1の外観は、実施の形態1の外観を示す斜視図(図1)と同様であるので、説明を省略する。
図8は、扉部4を開閉制御する為の構成例を示すブロック図である。
この電子レンジ1は、扉部4を開閉制御する為に、閉止センサ7a、閉止確認センサ8、開閉制御部11、開閉操作キー42、駆動回路106及びモータ103を備えている。これらの構成は、実施の形態1で説明した構成(図5)と同様(但し、制御センサ7を閉止センサ7aに置換えてある)であるので、説明を省略する。
以下に、このような構成の電子レンジ1の扉部4の開閉動作を、それを示す図9のフローチャートを参照しながら説明する。
開閉制御部11は、扉部4が開状態であるときに、開閉操作キー42が操作されると(S21)、扉部4を閉にする方向へ、駆動回路106によりモータ103を起動する(S23)。
開閉制御部11は、扉部4を閉にする方向へ、モータ103を駆動させているときに、閉止センサ7aからオン信号を与えられると(S25)、タイマ111による計時を開始し(S27)、所定時間を計時する迄(S29)、駆動回路106によりモータ103を駆動させ続ける。尚、オイルダンパ63,63が加熱室3の後壁31に衝突して、オイルダンパ63,63が効き始める時点で、閉止センサ7aがオンになるように構成してある。
開閉制御部11は、タイマ111が所定時間を計時すると(S29)、モータ103の電源をオフにして停止させる(S31)。
次に、開閉制御部11は、閉止確認センサ8からオン信号を与えられているか否かを判定し(S33)、オン信号が与えられていれば終了する。
開閉制御部11は、オン信号が与えられていなければ(S33)、扉部4を閉にする方向へ、駆動回路106によりモータ103を起動し(S35)、所定時間を計時する迄(S29)、モータ103を駆動させる。
本発明に係る加熱調理器(1)は、箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体(2)と、前記開口部を開閉する扉(4)と、該扉(4)に連設され被調理物を収納する収納体(10)と、該収納体(10)を正面側及び背面側へ移動させる移動機構(101,102)と、該移動機構(101,102)を駆動するモータ(103)と、前記扉(4)が閉じたことを検出する検出器(8)とを備え、該検出器(8)が前記扉(4)が閉じたことを検出したときは、前記モータ(103)を停止させるように構成してある加熱調理器(1)において、前記扉(4)が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出する第2検出器(7)と、前記移動機構(101,102)が前記収納体(10)を背面側へ移動させ、前記第2検出器(7)が前記状態を検出したときは、前記モータ(103)を漸次減速駆動させる駆動回路(106)とを備えることを特徴とする。
この加熱調理器では、移動機構が収納体を背面側へ移動させている場合に、第2検出器が、扉が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出したときは、駆動回路が、移動機構を駆動するモータを漸次減速駆動させる。これにより、オイルダンパを使用しなくても、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を実現することができる。
本発明に係る加熱調理器(1)は、前記駆動回路(106)がモータ(103)を漸次減速駆動させた後は、前記検出器(8)が扉(4)が閉じたことを検出する迄、前記収納体(10)の背面側への移動動作、及び前記駆動回路(106)の漸次減速駆動を繰り返すように構成してあることを特徴とする。
この加熱調理器では、駆動回路がモータを漸次減速駆動させた後は、検出器が扉が閉じたことを検出する迄、収納体の背面側への移動動作、及び駆動回路の漸次減速駆動を繰り返す。これにより、オイルダンパを使用しなくても、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに更に完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を実現することができる。
本発明に係る加熱調理器(1)は、前記駆動回路(106)がモータ(103)を漸次減速駆動させ始めてから所定時間経過後までに、前記検出器(8)が扉(4)が閉じたことを検出しなかった場合には、前記第2検出器(7)による検出結果に伴う前記モータ(103)の減速駆動を行わずに、前記検出器(8)が前記扉(4)が閉じたことを検出するまで前記駆動回路(106)により前記収納体(10)を背面側へ移動させることを特徴とする。
この加熱調理器では、駆動回路がモータを漸次減速駆動させ始めてから所定時間経過後までに、検出器が扉が閉じたことを検出しなかった場合には、第2検出器による検出結果に伴うモータの減速駆動を行わずに、検出器が扉が閉じたことを検出するまで駆動回路により収納体を背面側へ移動させる。これにより、オイルダンパを使用しなくても、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに更に完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を実現することができる。
本発明に係る加熱調理器(1)は、箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室(3)を有する調理器本体(2)と、前記開口部を開閉する扉(4)と、該扉(4)に連設され被調理物を収納する収納体(10)と、該収納体(10)を正面側及び背面側へ移動させる移動機構(101,102)と、該移動機構(101,102)を駆動するモータ(103)と、該移動機構(101,102)が前記収納体(10)を背面側へ移動させ前記扉(4)が閉じる際の衝撃を吸収するダンパ(63)と、前記扉(4)が閉じたことを検出する検出器(7a)とを備え、該検出器(7a)が前記扉(4)が閉じたことを検出したときは、前記モータ(103)を停止させるように構成してある加熱調理器(1)において、前記移動機構(101,102)が前記収納体(10)を背面側へ移動させ、前記検出器(7a)が前記扉(4)が閉じたことを検出したときは、該扉(4)を背面側へ更に移動させるように、前記モータ(103)を更に所定時間駆動させる駆動回路(106)を備えることを特徴とする。
この加熱調理器では、移動機構が収納体を背面側へ移動させている場合に、検出器が扉が閉じたことを検出したときは、扉を背面側へ更に移動させるように、駆動回路が、移動機構を駆動するモータを更に所定時間駆動させる。これにより、オイルダンパを使用していて、気温が低い場合でも、扉が衝撃なしに完全に閉止し、加熱動作を確実に開始することができる引出し型の加熱調理器を実現することができる。
今回開示した上記の実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 電子レンジ(加熱調理器)
2 調理器本体
3 加熱室
31 後壁
32 側壁
33 底壁
34 上壁
35 支持枠
4 扉部
41 把手
42 開閉操作キー
62 可動レール
63 オイルダンパ(ダンパ)
7 制御センサ(第2検出器)
7a 閉止センサ(検出器)
8 閉止確認センサ(検出器)
9 アーム
91 突起部
10 収納体
101 ラックギア(移動機構)
102 ピニオンギア(移動機構)
103 モータ
105 キャスタ
106 駆動回路
11 開閉制御部
111 タイマ

Claims (4)

  1. 箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体と、前記開口部を開閉する扉と、該扉に連設され被調理物を収納する収納体と、該収納体を正面側及び背面側へ移動させる移動機構と、該移動機構を駆動するモータと、前記扉が閉じたことを検出する検出器とを備え、該検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、前記モータを停止させるように構成してある加熱調理器において、
    前記扉が閉じる位置より所定長正面側に位置する状態を検出する第2検出器と、前記移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ、前記第2検出器が前記状態を検出したときは、前記モータを漸次減速駆動させる駆動回路とを備えることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記駆動回路がモータを漸次減速駆動させた後は、前記検出器が扉が閉じたことを検出する迄、前記収納体の背面側への移動動作、及び前記駆動回路の漸次減速駆動を繰り返すように構成してある請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記駆動回路がモータを漸次減速駆動させ始めてから所定時間経過後までに、前記検出器が扉が閉じたことを検出しなかった場合には、前記第2検出器による検出結果に伴う前記モータの減速駆動を行わずに、前記検出器が前記扉が閉じたことを検出するまで前記駆動回路により前記収納体を背面側へ移動させる請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 箱状をなし、正面側に開口部が設けられた加熱室を有する調理器本体と、前記開口部を開閉する扉と、該扉に連設され被調理物を収納する収納体と、該収納体を正面側及び背面側へ移動させる移動機構と、該移動機構を駆動するモータと、該移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ前記扉が閉じる際の衝撃を吸収するダンパと、前記扉が閉じたことを検出する検出器とを備え、該検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、前記モータを停止させるように構成してある加熱調理器において、
    前記移動機構が前記収納体を背面側へ移動させ、前記検出器が前記扉が閉じたことを検出したときは、該扉を背面側へ更に移動させるように、前記モータを更に所定時間駆動させる駆動回路を備えることを特徴とする加熱調理器。
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