JP2006148811A - 光ディスク記録再生装置一体型テレビ - Google Patents

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Abstract

【課題】CRT型、液晶型、PDP型などの表示手段を備えるテレビに、DVD装置など光ディスク記録再生装置を内蔵した一体型テレビに関し、特に、前記光ディスク記録再生装置と回路基板の配置を改善することにより、回路基板組立を容易にし、周波数干渉を防止することが出来る実用性に優れた光ディスク記録再生装置一体型テレビを提供する。
【解決手段】DVD記録再生装置13とテレビ受像機とメイン回路基板40とMPEG基板50とを同一筐体11内に収納し、DVD記録再生装置13は前記メイン回路基板40の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の基板であるメイン回路基板40の左右のいずれか一方に片寄せて配置し、MPEG基板50は前記DVD記録再生装置13の上部に配置することにより、前記メイン回路基板40には前記片寄せた他方に広い領域を確保して背の高い電子部品を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、CRT型、液晶型、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel、以下PDPと略す)型などの表示手段を備えるテレビに、DVD(Digital Versatile Disc)装置など光ディスク記録再生装置を内蔵した一体型テレビに関し、特に、前記光ディスク記録再生装置と回路基板の配置を工夫改善することにより、回路基板組立を容易にし、周波数干渉を防止する光ディスク記録再生装置一体型テレビに関する。
従来から、DVDなどの光ディスク記録再生装置とテレビ受像機を一体化した光ディスク記録再生装置一体型テレビが開発されており、例えばテレビ受像機の表示画面の下部にDVD再生装置が内蔵されたDVD再生装置一体型テレビの筐体内部では、一般的に図5に示すメイン回路基板140が配置され、該メイン回路基板140上で横方向の略中央にDVD再生装置130が配置されていた。また、メイン回路基板140上にはこのDVD再生装置130の左右である横方向と後方向に電源回路141や垂直系やサウンドアンプを担うテレビ回路142と偏向系回路143が配置され、前記DVD再生装置130と前記メイン回路基板140との隙間には、図6に示すようにDVD再生装置130とメイン回路基板140とに接続されて映像音声信号を符号化及び又は複合化させる一般にMPEG基板150と呼ばれるMPEG(Moving Picture Experts Group)規格に基づく回路を搭載した回路基板が配置されており、前記メイン回路基板140と前記MPEG基板150とを接続する接続線160が図5及び図6に示すようにメイン回路基板140上に近接して配置される電源回路141を構成する背の高い電子部品145と接触しないようにコネクター170の配置される位置には配慮が必要であった。
また、テレビ受像機とビデオ装置とが同一ケース内に収納された従来技術として、特許文献1には、ビデオ用プリント基板とテレビ用プリント基板が横に並列され、且つフロントキャビネットの底板と平行に併設されている。また、テレビ用とビデオ用の共通電源がテレビ用プリント基板上に載置されており、ビデオ装置のメカデッキはビデオ用プリント基板の上面に配置されることにより部品点数を少なくし、配線も短く、周波数干渉によるノイズ削減も可能としたビデオ一体型テレビが開示されている。
特開平8−340502号公報
本発明は、従来技術において、DVD再生装置130の下部に配置されたMPEG基板150とメイン回路基板140とを接続線160で接続する作業を行うときは、メイン回路基板140上でDVD再生装置130の横方向の狭い領域に載置された背の高い電子部品145が接続作業の障害となる。また、このメイン回路基板140を大型テレビと共用化しようとするときは、電源回路141や偏向系回路142を構成する背の高い電子部品145の大きさが大きくなるため、限られたメイン回路基板140上の横方向にこれらの回路を構成する大きな背の高い電子部品145を前記DVD再生装置130の横方向の狭い領域にも配置することが必要となるので、該メイン回路基板140の横方向の面積が不足してしまうことから、横方向に広くすることが必要となってしまう。しかし、前記メイン回路基板140上の略中央にDVD再生装置130を配置するこの配置方法においては小型テレビ用のメイン回路基板140と大型テレビ用のメイン回路基板140とを共用化することは出来ないといった問題がある。また、前記メイン回路基板140と前記MPEG基板150とを接続する接続線160がメイン回路基板140上のテレビ回路142を構成する背の高い電子部品145と接触しないようにコネクター170の配置される位置の制約と共に、前記コネクター170はメイン回路基板140上でDVD再生装置130の横方向の狭い領域で、近傍には複数の背の高い電子部品145が載置される回路上にあるため、メイン回路基板140の回路と、前記MPEG基板150を介してDVD再生装置130に入出力されるデジタル信号を伝達する前記接続線160との周波数干渉影響も懸念される。更に前記DVD再生装置130と前記メイン回路基板140との間にはMPEG基板150が配置されており、DVD再生装置130の下部は空間が少なくDVD再生装置130の放熱性低下も懸念されるといった問題がある。本発明は、これら接続線160の配線作業の障害を取り除き、メイン回路基板140は大型テレビとの共用化を可能とし、更に周波数干渉やDVD再生装置130の放熱性といった懸念をも低減することが出来る光ディスク記録再生装置一体型テレビを得るものである。
請求項1の光ディスク記録再生装置一体型テレビは、前面に光ディスクの挿入口が配置された光ディスク記録再生装置と、表示画面とスピーカーを備えたテレビ受像機と、各回路基板に電源を供給する電源部と前記テレビ受像機及び前記光ディスク記録再生装置の動作を制御する制御部と入力される放送受信信号及び前記光ディスク記録再生装置の映像音声信号を処理して表示画面とスピーカーに出力する映像音声処理部とを備える第1回路基板と、前記光ディスク記録再生装置から入力される映像音声信号を複号化して前記第1回路基板に出力すると共に前記第1回路基板から入力される映像音声信号を符号化して前記光ディスク記録再生装置に出力する第2回路基板とを同一筐体内に収納した光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記光ディスク記録再生装置は前記第1回路基板の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、前面に光ディスクの挿入口が配置された光ディスク記録再生装置と、表示画面とスピーカーを備えたテレビ受像機と、各回路基板に電源を供給する電源部と前記テレビ受像機及び前記光ディスク記録再生装置の動作を制御する制御部と入力される放送受信信号及び前記光ディスク記録再生装置の映像音声信号を処理して表示画面とスピーカーに出力する映像音声処理部とを備える第1回路基板と、前記光ディスク記録再生装置から入力される映像音声信号を複号化して前記第1回路基板に出力すると共に前記第1回路基板から入力される映像音声信号を符号化して前記光ディスク記録再生装置に出力する第2回路基板とを同一筐体内に収納した光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記光ディスク記録再生装置は前記第1回路基板の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置したことにより、前記第1回路基板は左右のいずれか一方に片寄せて配置した前記光ディスク記録再生装置の他方に前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域を広く確保することが出来る。
請求項2の光ディスク記録再生装置一体型テレビは、請求項1記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記第2回路基板は前記光ディスク記録再生装置の上部に配置したことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記第2回路基板は前記光ディスク記録再生装置の上部に配置したことにより、前記第1回路基板はその上部に配置される前記光ディスク記録再生装置との隙間高さを高く確保することが出来ると共に前記第2回路基板と前記第1回路基板とは前記光ディスク記録再生装置を介して配置することが出来る。
請求項3の光ディスク記録再生装置一体型テレビは、請求項1又は2記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記第2回路基板と前記光ディスク記録再生装置とを接続する接続線、及び前記第2回路基板と前記第1回路基板とを接続する接続線は、前記光ディスク記録再生装置の片寄せた側に配置したことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、前記第2回路基板と前記光ディスク記録再生装置とを接続する接続線、及び前記第2回路基板と前記第1回路基板とを接続する接続線は、前記光ディスク記録再生装置の片寄せた側に配置したことにより、前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置した前記光ディスク記録再生装置の他方には前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域を広く確保することが出来ると共に、片寄せた一方の前記第1回路基板の端部寄りから前記接続線の引き出しを行なうことが出来る。
請求項4の光ディスク記録再生装置一体型テレビは、請求項1又は2記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置したことを特徴とする。
請求項4の構成によれば、前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置したことにより、前記片寄せた他方には背の高い電子部品を優先的に配置しながら、前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置することが出来る。
請求項1の発明によれば、前面に光ディスクの挿入口が配置された光ディスク記録再生装置と、表示画面とスピーカーを備えたテレビ受像機と、各回路基板に電源を供給する電源部と前記テレビ受像機及び前記光ディスク記録再生装置の動作を制御する制御部と入力される放送受信信号及び前記光ディスク記録再生装置の映像音声信号を処理して表示画面とスピーカーに出力する映像音声処理部とを備える第1回路基板と、前記光ディスク記録再生装置から入力される映像音声信号を複号化して前記第1回路基板に出力すると共に前記第1回路基板から入力される映像音声信号を符号化して前記光ディスク記録再生装置に出力する第2回路基板とを同一筐体内に収納した光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記光ディスク記録再生装置は前記第1回路基板の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置したことにより、前記第1回路基板は、左右のいずれか一方に片寄せて配置した前記光ディスク記録再生装置の他方に前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域を広く確保することが出来るので、該第1回路基板の他方に確保した前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域には効率よく大きな電子部品も配置することが出来るので大型テレビと共用化することが出来る。
請求項2の発明によれば、前記第2回路基板は前記光ディスク記録再生装置の上部に配置したことにより、前記第1回路基板はその上部に配置される前記光ディスク記録再生装置との隙間高さを高く確保することが出来ると共に前記第2回路基板と前記第1回路基板とは前記光ディスク記録再生装置を介して配置することが出来るので、前記光ディスク記録再生装置の放熱性を確保することが出来る。また、前記隙間高さを高く確保することが出来ることにより、前記第2回路基板と前記第1回路基板との周波数干渉は低く抑えることが出来る。
請求項3の発明によれば、前記第2回路基板と前記光ディスク記録再生装置とを接続する接続線、及び前記第2回路基板と前記第1回路基板とを接続する接続線は、前記光ディスク記録再生装置の片寄せた側に配置したことにより、前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置した前記光ディスク記録再生装置の他方には前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域を広く確保することが出来ると共に、片寄せた一方の前記第1回路基板の端部寄りから前記接続線の引き出しを行なうことが出来るので、前記接続線の近傍には背の高い電子部品が配置されることにより接続作業の障害となることも無く、接続作業を容易に行うことが出来る。また、前記光ディスク記録再生装置と重ならない領域に前記第1回路基板に配置される電子部品を優先的に配置し、前記光ディスク記録再生装置の一方寄りは前記電子部品の配置密度は低く抑えることが出来るので、前記接続線は該電子部品との近接距離を長く確保することが出来る。これにより、前記第一回路基板上に構成された前記電源部や制御部、映像音声処理部などと光ディスク記録再生装置に係るデジタル映像音声信号の符号化や復号化を行なう前記第2回路基板との周波数干渉を低減することが出来る。
請求項4の発明によれば、前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置したことにより、前記片寄せた他方には背の高い電子部品を優先的に配置しながら、前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置することが出来るので、前記第1回路基板の重なり領域を有効に活用して電子部品を配置することが出来る。
以上のように、本発明は、本質的には、CRT型、液晶型、PDP型などの表示手段を備えるテレビに、DVD装置など光ディスク記録再生装置を内蔵した一体型テレビに関し、特に、メイン回路基板上に配置する前記光ディスク記録再生装置の位置を片寄せることにより、周波数干渉を防止して回路基板組立を簡略化するものであり、以下の実施例の説明においては、DVD記録再生装置を内蔵したCRTを備える一体型テレビを得る実施例について説明する。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての一実施例を図1〜図4により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図2は本発明における一実施例を示すDVD記録再生装置一体型テレビの前面斜視説明図である。
図2において、10はDVD記録再生装置一体型テレビであり、その筐体11の前面にはCRTによる表示画面12aが配置され、表示画面12aの下側に内蔵されたDVD記録再生装置のディスク挿入口13aがあり、表示画面12aの左右の下側にスピーカー12bが配置されている。
図1は本発明における一実施例を示すメイン回路基板上の概略の構成を示す平面説明図であり、図3はメイン回路基板上に配置されたDVD記録再生装置とMPEG基板の配置を示す前側面説明図である。
図1において手前側がDVD記録再生装置13を内蔵したDVD記録再生装置一体型テレビの前面側である。図1及び図3に示すメイン回路基板40は、図示しない筐体と連結された鉄板14上に支持されており、前記メイン回路基板40の上部には図1において左側に片寄せてDVD記録再生装置13が支持部15に支持されて配置されている。更にこのDVD記録再生装置13の上部にはMPEG基板50が配置されており、MPEG基板50の左端にはコネクター70が配置されてフラットケーブル60が接続され、前記前記DVD記録再生装置13と前記メイン回路基板40とに接続されている。このDVD記録再生装置13と重なるメイン回路基板上40には制御回路44の図示しないマイコンや、他の回路を構成する背の低い電解コンデンサ46aなどが配置されている。また、前記メイン回路基板40で前記DVD記録再生装置13と重ならない領域が図1において上側であるDVD記録再生装置一体型テレビ10の後側と右側に広く確保されており、図5に示す従来技術においてメイン回路基板140の略中央にDVD再生装置130が配置されたことによりDVD再生装置130の左右に前記メイン回路基板140の狭い領域が分散して2箇所形成されてしまい、ここに背の高い電子部品を配置せざるを得ないことから接続線160の接続作業の障害となるとか、前記接続線160の近傍に背の高い電子部品145が近接して配置されないように配置を配慮する必要があるとか、大きくて背の高い電子部品145を配置することが出来ないので大型テレビ用のメイン回路基板140として共用化を図ることが出来ないといった問題は回避され、前記DVD記録再生装置13の右側に確保された広い領域が本発明におけるDVD記録再生装置13を左側に片寄せて配置した結果得られたメイン回路基板40上に広く確保された領域となる。これらメイン回路基板40上には、図1に示す左上側に放送を受信した映像音声の受信信号から目的とする周波数の信号を選択し、可聴周波数まで変換するチューナー45aや図示しない外部の電子機器との接続を行なうジャック等の端子類45bが配置されている。これらの手前側で前記DVD記録再生装置13との間の領域にはテレビ電源回路41が形成されており、電源トランス45cなどが配置されている。また、前記テレビ電源回路41の右側には図2に示す表示画面12aであるCRTの陰極線管の偏向系を制御するテレビ偏向系回路43が形成されており、フライバックトランス45dなどの背の高い電子部品45が配置されている。このテレビ偏向系回路43の手前側で前記DVD記録再生装置13の右側には図2に示す前記CRTの陰極線管の垂直系を制御する垂直系回路と共に音声信号を処理して図2に示すスピーカー12bに出力するサウンドアンプ回路がテレビ回路42に形成されており、放熱板に取り付けられたパワートランジスタ45eなどが配置されている。また、前記メイン回路基板40とその上部に配置されたDVD記録再生装置13との間には、図5に示した従来例における場合MPEG基板150が配置されておらず、この隙間高さは前記MPEG基板150とそこに実装される電子部品145の高さ分だけ高く確保することが出来るので、前記DVD記録再生装置13の放熱性は容易に確保することが出来ると共に、前記DVD記録再生装置13が重なる領域には、たとえば電解コンデンサ46aなど背の低い電子部品を実装して配置することが出来るので前記メイン回路基板40における背の高い電子部品45や背の低い電子部品の配置制約は緩和することが出来る。
前記図1に示すDVD記録再生装置一体型テレビ10は第1の基板に相当するメイン回路基板40が配置されており、前記DVD記録再生装置13と重なる領域に形成された制御回路44に制御されて、テレビ電源回路41から電源が供給され、チューナー45aにより放送を受信した映像音声の受信信号から目的とする周波数の信号を選択し、可聴周波数まで変換された前記映像音声信号のうち映像信号は、テレビ偏向系回路43とテレビ回路42に形成された垂直系回路により前記CRTによる表示画面12aに表示される。また、前記音声信号は、テレビ回路42に形成されたサウンドアンプ回路から図2に示すスピーカー12bに出力される。また、前記受信した映像音声信号は、前記MPEG基板50により符号化されてデジタル信号となり、前記DVD記録再生装置13により図示しないDVDディスクに記録される。一方、前記DVDディスクに記録されていた映像音声信号は前記DVD記録再生装置13により読み取られ、MPEG基板50により復号化されてアナログ信号となり、前記メイン回路基板40に形成されたテレビ回路42とテレビ偏向系回路43により表示画面12aに表示可能となると共にスピーカー12bに出力可能となる。
続いて、図4によりメイン回路基板と、DVD記録再生装置、及びMPEG基板の位置関係とこれらを接続するフラットケーブルについて詳細に説明する。
図4はメイン回路基板とDVD記録再生装置などの配置を示す左前面斜視説明図である。前記メイン回路基板40は鉄板14に支持され、前記鉄板14の右寄り片寄せて配置されている。また、前記鉄板14の左寄りに片寄せてDVD記録再生装置13は配置され、前記鉄板14に固定された複数の支持部15により前記メイン回路基板40とは隙間高さを持って支持されていると共に、前記支持部15は前記DVD記録再生装置13の上部にまで延設されており、前記MPEG基板50をも支持している。また、前記メイン回路基板40と前記MPEG基板50とを接続する2本のフラットケーブル60はメイン回路基板40の左端部に配置された2個のコネクター70から左方向に引き出されてMPEG基板50の左端部に配置された2個のコネクター70には左方向から接続されている。また、前記DVD記録再生装置13の左下側から左方向に引き出された1本のフラットケーブル60は、MPEG基板50の左端部に配置された1個のコネクター70に左方向から接続されることによりMPEG基板50と接続されている。
これら3本のフラットケーブル60は、前記メイン回路基板40上にDVD記録再生装置13やMPEG基板50を組み付けるに際しては、予めメイン回路基板40の左端部にコネクター70により2本のフラットケーブル60を接続しておくと共に、前記DVD記録再生装置13から引き出された1本のフラットケーブル60も予めコネクター70によりDVD記録再生装置13と接続された状態としておく。次に、前記鉄板14の上部に電子部品45、46が実装されてフラットケーブル60が接続されたメイン回路基板40を配置し、続いて、フラットケーブル60が接続されたDVD記録再生装置13とフラットケーブル60が接続されていないMPEG基板50とを予め4個の支持部15により連結した状態で前記鉄板14上に固定される。この後に前記メイン回路基板40から引き出された2本のフラットケーブル60と、前記DVD記録再生装置13から引き出された1本のフラットケーブル60はDVD記録再生装置13の上部に配置されたMPEG基板50の左端部でコネクター70により接続することが出来る。これにより、前記メイン回路基板40とDVD記録再生装置13から引き出された3本のフラットケーブル60は近傍に接続作業の障害となる背の高い電子部品45もなく簡単にコネクター70を挿入して接続することが出来る。また、3本の前記フラットケーブル60はメイン回路基板40及びMPEG基板50の端部から横向きに外側に向けて引き出すことが出来るので、前記メイン回路基板40及びMPEG基板50に形成された各回路と、前記3本のフラットケーブル60とが周波数干渉することを防止することが出来る。
以上の本実施例によれば、前記DVD記録再生装置13は第1回路基板の基板であるメイン回路基板40の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の基板であるメイン回路基板40の左側に片寄せて配置したことにより、前記メイン回路基板40は、前記DVD記録再生装置13の右側に前記DVD記録再生装置13とは重ならない領域を広く確保することが出来るので、該メイン回路基板40の他方に確保した前記DVD記録再生装置13と重ならない領域には効率よく大きくて背の高い電子部品45を配置することが出来るので、前記メイン回路基板40は大型テレビと共用化することが出きる。
また、第2回路基板であるMPEG基板50は前記DVD記録再生装置13の上部に配置したことにより、前記メイン回路基板40はその上部に配置される前記DVD記録再生装置13との隙間高さを高く確保することが出来るので、前記DVD記録再生装置13の放熱性を確保することが出来る。また、前記隙間高さを高く確保することが出来ることにより、前記MPEG基板50と前記メイン回路基板40に形成された各回路41、42、43、44、との周波数干渉は低く抑えることが出来る。
前記MPEG基板50と前記DVD記録再生装置13とを接続するフラットケーブル60、及び前記MPEG基板50と前記メイン回路基板40とを接続するフラットケーブル60は、前記DVD記録再生装置13の片寄せた側に配置したことにより、前記第1回路基板の基板であるメイン回路基板40の左側に片寄せて配置した前記DVD記録再生装置13の右側には前記メイン回路基板40上で前記DVD記録再生装置13と重ならない領域を広く確保することが出来ると共に、片寄せた左側の前記メイン回路基板40の端部寄りから前記フラットケーブル60の引き出しを行なうことが出来るので、前記フラットケーブル60の近傍には背の高い電子部品45が配置されることにより接続作業の障害となることも無く、接続作業を容易に行うことが出来る。また、前記DVD記録再生装置13と重なる前記メイン回路基板40の領域には背の低い電子部品46を配置し、前記光ディスク記録再生装置13の右側寄りに確保した広い領域には大きくて背の高い電子部品45を配置することが出来るので前記フラットケーブル60が引き出されるコネクター70の周囲は前記背の低い電子部品45も近接して配置する必要が無くなることから、前記フラットケーブル60は該電子部品45との近接距離を長く確保することが出来る。これにより、前記メイン回路基板40上に構成されたテレビ電源回路41や映像音声処理を行なうテレビ回路42とテレビ偏向系回路43などとDVD記録再生装置13に係るデジタル映像音声信号の符号化や復号化を行なうMPEG基板50との周波数干渉を低減することが出来る。
前記メイン回路基板40上で前記DVD記録再生装置13と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品46を配置したことにより、前記片寄せた他方には背の高い電子部品45を優先的に配置しながら、前記DVD記録再生装置13と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品46を配置することが出来るので、前記メイン回路基板40の重なり領域を有効に活用してこれらの電子部品45、46を配置することが出来る。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、DVD記録再生装置を内蔵した一体型テレビのみである必要は無くDVD再生装置を内蔵した一体型テレビでもよく、また、DVD記録再生装置を片寄せる方向は左である必要はなく右側に片寄せるなど左右いずれかに可能な状態であればよく、また、メイン回路基板における回路構成はDVD記録再生装置一体テレビにおける設計のし易さや組立易さを配慮して配置を変更するなど前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。
本発明の一実施例を示す筐体内に配置されたメイン回路基板とDVD録画再生装置などの配置と回路構成を示す平面説明図である。 本発明におけるDVD記録再生装置を内蔵したCRT型テレビを示す前面斜視説明図である。 本発明におけるメイン回路基板とDVD記録再生装置などの配置を示す前側面説明図である。 本発明におけるメイン回路基板とDVD記録再生装置などの配置を示す左前面斜視説明図である。 従来のメイン回路基板上に載置されたMPEG基板とDVD再生装置の配置を示す平面図である。 従来のメイン回路基板上に載置されたMPEG基板とDVD再生装置の配置を示す前側面図である。
符号の説明
10 DVD記録再生装置一体型テレビ
11 筐体
12 テレビ受像機
12a 表示画面
12b スピーカー
13 DVD記録再生装置
13a ディスク挿入口
14 鉄板
40 メイン回路基板
41 テレビ電源回路
42 テレビ回路
43 テレビ偏向系回路
44 制御回路
45 背の高い電子部品
45a チューナー
45b ジャック等の端子類
45c 電源トランス
45d フライバックトランス
45e パワートランジスタ
46 背の低い電子部品
46a コンデンサ
50 MPEG基板
60 フラットケーブル
70 コネクター

Claims (4)

  1. 前面に光ディスクの挿入口が配置された光ディスク記録再生装置と、表示画面とスピーカーを備えたテレビ受像機と、各回路基板に電源を供給する電源部と前記テレビ受像機及び前記光ディスク記録再生装置の動作を制御する制御部と入力される放送受信信号及び前記光ディスク記録再生装置の映像音声信号を処理して表示画面とスピーカーに出力する映像音声処理部とを備える第1回路基板と、前記光ディスク記録再生装置から入力される映像音声信号を複号化して前記第1回路基板に出力すると共に前記第1回路基板から入力される映像音声信号を符号化して前記光ディスク記録再生装置に出力する第2回路基板とを同一筐体内に収納した光ディスク記録再生装置一体型テレビにおいて、前記光ディスク記録再生装置は前記第1回路基板の上部に配置し、且つ前記第1回路基板の左右のいずれか一方に片寄せて配置したことを特徴とする光ディスク記録再生装置一体型テレビ。
  2. 前記第2回路基板は前記光ディスク記録再生装置の上部に配置したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビ。
  3. 前記第2回路基板と前記光ディスク記録再生装置とを接続する接続線、及び前記第2回路基板と前記第1回路基板とを接続する接続線は、前記光ディスク記録再生装置の片寄せた側に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビ。
  4. 前記第1回路基板上で前記光ディスク記録再生装置と重なりを生ずる領域には背の低い電子部品を配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ディスク記録再生装置一体型テレビ。
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JP2011172106A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Funai Electric Co Ltd テレビジョン装置

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