JP2006144543A - 二重床構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量性を維持しつつ且つ、支持部とカバー部材の共働による耐荷重性及び全体強度の向上を行うことのできる簡単な構造の二重床構造を得ること。
【解決手段】所定間隔をおいて床面上に二次元的に配置される支持部10と、その上面10aにて支持された状態で設置されるカバー部材14と、を有し、カバー部材14には、溝部と直交する方向に伸長する補強用リブ16aが形成され、位置決め用構成部18が補強用リブ16aの伸長方向の延長線上に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は二重床構造、特に支持部とその上面に設置されるカバー部材とを有する二重床構造の改良に関するものである。
従来、二重床構造としては、床面上に複数の台座部分としての支持部を所定間隔毎に設置し、その上面にカバー部材を設置してカバー部材と床面との間に配線や配管用の空間を形成するものが知られている。このような二重床構造におけるカバー部材は、板状のものが用いられ、支持部に対して固定されるものではなくその上面に載置し横ずれ防止のための係合部が設けられるのが通常である。
このような構造の二重床構造では、軽量で耐荷重性に優れ 、強度の安定して得られる安価な二重床構造が望まれている。この軽量化と耐荷重性等を向上させるためには、カバー部材の厚さをできるだけ薄いものとし、あるいはこのカバー部材にリブを形成することなどによってその軽量化と耐荷重性の向上が図られている。
一般に、カバー部材はアルミや鋼板などによって形成され、厚さ方向にプレス成形などによりリブを曲げ形成し、鋼板やアルミの板厚を極力薄いものとしつつ低コストで耐荷重性の向上を図っている。例えば、特開2000−45501号に示された(図2や図8)二重床構造のカバー部材には、それぞれ鎖線や破線にて示されたリブが形成されている。
また、特開平7−189465号公報の図13に示された配線溝蓋(カバー部材に相当するもの)にも縁部に沿ったリブやその中央領域に形成されたリブの存在が示されている。
特開2000−45501号 特開平7−189465号
上記従来の二重床構造、すなわちカバー部材の薄型化を図り、かつ補強リブを形成する技術では、補強リブの形成箇所とカバー部材の位置決めのための構成の位置関係は、特に、関連性を持たせたものではなかった。
例えば、図19に示した上述の特開平7−189465号公報(図13)に示されたカバー部材19では、図上ハッチングを付した部分Xが支持部にて支持される部分である。このように、リブの形成されていない部分にて支持される構成をとっており、その部分に位置決めのための構成も存在していない。
従って、カバー部材の上方から荷重がかかった場合における安定性の面も考慮した耐荷重性及び全体強度の向上という課題が存在していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は軽量性を維持したまま耐荷重性の向上を図り、支持部との共働による強度アップを図ることのできる簡単な構造の二重床構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る二重床構造は、
所定間隔をおいて床面上に設置される支持部と、該支持部を連結する結合部と、 該支持部の上面にて支持されるカバー部材とを有し、該支持部相互間に形成された溝部に配線又は配管を配置する二重床構造において、前記カバー部材は、前記溝部の延在方向と略直交する方向に伸長する補強用リブを有し、前記溝部の延在方向と直交する補強用リブの伸長方向延長線上に前記支持部との間で位置決めを行う位置決め部が形成された特徴とする。これにより、荷重がかかった場合の全体的な安定性と強度の向上が図られている。
請求項2に係る二重床構造は、
前記位置決め部が、前記カバー部材側に設けられた凸部と、前記支持部側に設けられ前記凸部が係合する凹部と、によって構成されたことを特徴とする。これにより、簡単な構造により、軽量性を維持ししたままでのカバー部材の支持部との共働による強度アップが図られている。
請求項3に係る二重床構造は、
前記支持部が、中空構造とされ、内部には、支持部内側面上面から下方へ垂下する円筒状リブと、該円筒状リブを略中心として該円筒状リブの側部から四方又は八方に伸長する板状リブが設けられたことを特徴とする。これにより、支持部の的確な補強が図られている。
請求項4に係る二重床構造は、
前記支持部材は樹脂材にて構成され、前記カバー部材は鋼板にて構成されたことを特徴とする。
以上説明したように本発明に係る二重床構造によれば、カバー部材の構造の複雑化を伴うことなくその軽量性を維持したまま耐荷重性の向上を図ることができ、また支持部との組み合わせ状態による強度アップをも達成することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は実施の形態に係る二重床構造を構成する部材の例を示しており、(a)は支持部の下方斜め下から見た一部切り欠き図であり、同図(b)は各構成要素の部分斜視図である。
まず、支持部10は図示のように中空構造に形成されており、内部には支持部上面10aから下方へ垂下する垂直リブ10bが形成されている。本実施の形態では、垂直リブ10bは中央の円筒形部分10cから四方に垂直リブが形成されている。
また、支持部10の上面部10aには凹部としての凹溝12が形成されている。この凹溝12は、同図(b)の斜視図から明らかなように断面円弧状の底面部を有する溝として形成されている。この凹溝12は、後述するカバー部材14に形成される補強用リブ16の形状並びに形成位置に対応して形成されるものであり、本実施の形態では3本の補強用リブに対応するように凹溝12は、12a、12b、12cの3本が形成されている。なお、支持部10の上面部10aの一方の隅部には円形の凹部13が形成されており、略球形の底面を有するように形成されている。これは、カバー部材14に形成される位置決め用凸部18を受け入れるための凹部である。
なお、図示のように、位置決め用凸部18の形成される位置は、支持部10相互間に形成される配線用の間である空間である溝部の延在方向に直交する方向に伸長する補強用リブ16aの伸長方向の延長線上に設定されている。
カバー部材14は、同図(b)に示されているように板状に形成されており、アルミニウムや鋼板などでプレス成形などにより製造され、できるだけ軽量化を図るように薄い板状に形成される。そして、このカバー部材14は、床面との間に配線や配管などの空間を形成するものであるために、この上部には机などの種々のものが載置されることになる。従って、その強度を図るべく打ち抜きプレス成形により補強用リブ16が形成されている。本実施の形態では四角形に形成された平板状のカバー部材14の四方の辺に沿って形成された縁部リブ16a、中央領域に対角線上に形成された中央リブ16bが示されている。そして、このカバー部材14の四隅には位置決め用の凸部18が形成されている。
なお、同図(b)には支持部10の上面10aにカバー部材14を設置する際にその中間に介在させる緩衝部材20が示されている。この緩衝部材20は、弾力性のあるゴムや樹脂によって形成されるものである。
この緩衝部材20を介在させることで、支持部10上面、凹部12,13とカバー部材14のリブ16との係合、又は嵌合状態を維持した状態で、什器設置時、歩行時等における荷重を緩衝効果で和らげることができると共に、ガタツキやその際に生じるガタツキ音の発生を抑制することができる。
図2は、支持部10上にカバー部材14が設置された状態が示されている。同図(a)は設置されたカバー部材14の上方から見た状態が示されている。そして、同図(b)及び(c)は各リブ16及び凸部18の凹溝12及び凹部13への収まり状態を示す説明図である。
同図(b)は、各リブ16及び凸部18が凹溝12及び凹部13へほぼ嵌合状態で収まる構成をとった場合の例である。図上、緩衝部材20は省略されているが、緩衝部材20を介した状態でリブ16及び凸部18はそれぞれ対応する凹溝12及び凹部13に密着する嵌合状態となっている。
同図(c)はカバー部材14が設置された状態で各リブ16及び凸部18と対応する凹溝12及び凹部13との間にクリアランスが確保される構成をとった場合の例が示されている。図において緩衝部材20は省略されているが緩衝部材20を介してカバー部材14が設置された状態で、ある程度遊びを確保できる程度のクリアランスSが確保されている。
同図(b)のような嵌合設置構造をとった場合には、複数のリブ16と支持部10上面の凹溝12とがしっかりと組み合わされた状況が確保されるので、これらカバー部材14及び支持部10とから構成された二重床構造体の全体としての強度と安定性がより向上された状態となる。
即ち、カバー部材14のリブ16と支持部10上面の凹溝12との係合或いは嵌合状態は、そのリブ16と凹溝12とが相互に、その略断面円弧状の底面部の形状における曲面での面接触で支持されるので、例えば、従来のようなリブ16及び凹溝12がない場合の単なる平面による支持構造に比べて支持された領域と支持されていない領域との境界部分の強度、耐荷重性を著しく向上させることが可能となる。
一方、同図(c)に示されたようなクリアランスSを確保した構造の場合には、設置時のカバー部材配置作業がより容易であり、また製造時における精度もよりラフなもので足りるので生産性及び作業性の向上が図られる。
なお、同図(b)及び(c)のいずれの構造をとった場合にもカバー部材14の支持部10の上面10aに載置される平坦面部分14aの部分は支持部10の平坦面部分に面接触した状態で設置されることは同様である。
図3は、カバー部材14に形成されるリブの異なるパターンの例を示している。図示のように、本実施の形態では位置決め用凸部18は形成されておらず、縁部リブ16a、16c及び中央リブ16bの支持部10上方領域での伸長長さLがより長く形成されているものである。これによって、長さLに亘ってより長くリブ16と支持部10上面の凹溝12との係合、或いは嵌合状態が確保さるので、カバー部材14の耐荷重性についてのより大きな向上が図られている。なお、図2で示したように支持部10の上面10aの凹溝や凹部との関係において嵌合構造またはクリアランスを確保した構造をとることができることについては図2で説明したものと同様である。
図4は、支持部10の上面10aに形成される凹溝12及び凹部13と支持部10内に形成されるリブの構造との関係を示している。同図(a)に示された構造は、各凹溝12a、12b、12cがそれぞれ支持部10の垂直リブ10bを横切りあるいはそれに沿った位置に形成されたものである。また、位置決め用凸部18に対応する凹部13も垂直リブ10bの上部位置に形成されている。
このような構成をとることにより、カバー部材14に加えられた荷重を支持部10の凹溝12や凹部13で受ける際にその強度のより強い領域で受け止めることができるので、全体として支持部10による耐荷重性が向上することとなる。
同図(b)は、同図(a)の場合の凹溝12や凹部13が垂直リブ10bを横切る様に形成し、あるいはその上方で沿うように形成される例ではなく、凹溝12や凹部13が垂直リブ10bで囲まれた領域に配置される構成をとったものである。これによって、カバー部材14のリブ16を受ける凹溝12、凹部13が、その近傍位置で垂直リブ10bに囲まれる用に構成されているので、支持部10の上面が荷重によって変形、或いは撓むことを抑制できる。このような構成によっても荷重を分散して垂直リブ10bで受けることができるので、同様にカバー部材14に加えられる荷重を支持部10により安定して受けることができることとなる。
図5及び図6は、支持部10が複数所定間隔をおいて結合された実際の支持パネル100の例が示されており、図5は平面図、図6は側面図、図7は裏面図がそれぞれ示されている。図示のように各支持部10のサイズ並びにその上面10aに形成された凹溝12や凹部13の配置及び個数はそれぞれの位置に応じて異なっている。
そして、この各支持部10に形成された凹溝12や凹部13の位置に対応すべく、すなわち、上面に設置されるカバー部材からの荷重に的確に対応できるように各支持部10の内部には各リブ10bが形成されている。なお、各支持部10は格子状に配置された結合部22によって連結されている。この結合部22は、図6R>6から理解されるように所定の幅を有する帯状の形状を有している。
なお、図において、支持パネル100を構成する支持部は3種類のパターンから成っており、四隅に位置する支持部について10−1の符号を付し、中央領域の4つの支持部には10−2の符号を付し、四隅の支持部10−1の間に在る支持部には10−3の符号を付している。
図8から図10は、上述の凹溝12及び凹部13と各パターンの支持部10内に形成された垂直リブ10bとの位置関係をより具体的に示す図である。図示のように、支持部10を複数結合して形成された支持パネル100の隅部に配置される支持部10−1が図8に示されており、この支持部10−1の内部の垂直リブ10bは、中央の円筒状のリブ10cから四隅及びその中間方向のそれぞれに8方向に放射状に延びるように形成されている。
そして、凹溝12及び凹部13は、それぞれ垂直リブ10bの上方に位置するように形成される。すなわち、凹溝12a及び凹溝12bは、複数の垂直リブ10bの上方を通過するように形成され、凹溝12bはひとつの垂直リブ10bの上方でそれに沿うように伸長するように形成されている。そして、位置決め用凸部18に対応する凹部13は、同じく1本の垂直リブ10bの真上位置に形成されている。
このような構成をとることにより、カバー部材14のリブ構成とその下方でカバー部材を支える支持部10の構成との共同関係を得ることができ全体としての耐荷重性の向上安定が図られている。
図9は、図5に示された支持パネル100の中央に位置する4つの支持部10−2のリブ構成について示している。図示のように、支持部10−2内の円筒状のリブ部分10cはその中心位置からやや偏移した位置に形成されている。そして、同じく垂直リブ10bが8方向に放射状に延びるように形成されている。これにより、図8の構成と同様にこの上面部10aに形成される凹溝12及び凹部13を垂直リブ10bにより的確にサポートする構成が確保されている。
図10は、支持パネル100の四隅の支持部10−1に挟まれた2つの側辺部の支持部10−3のリブ構成について示している。この支持部10−3のリブ構成も円筒状リブ10cの位置を中心から偏移させた位置に設置し、同じく8方向に垂直リブが延びていくように形成されている。これにより、図8及び図9に示された構成と同様に支持部10の上面部10aに形成される凹溝12及び凹部13を下方から的確にサポートするリブ構成が達成されている。
次に、図11及び図12は、図5ないし図7R>7に示された支持パネル100とは異なる構成の支持パネル200の例が示されている。同図11は平面図、同図12は裏面図である。図示のように、各支持部10の上面10aに形成される凹溝12や凹部13はこれに設置されるカバー部材14のリブ構成に対応して様々な配置構成がとられていることが理解される。
また、各支持部10内部のリブ構成については、本図のように図8ないし図10に示されたような放射状の垂直リブ10bを形成することなく外側の枠上の壁部のみでリブを構成をとることも可能である。このように支持部10内のリブ構成については設置される荷重を考慮して種々の構成がとられるものである。
図13及び図14も他の構成の支持パネル300を示しており、上記図11及び図12で説明したと同様に異なるパターンの凹溝12が形成されている。なおこの実施の形態では位置決め凹凸部に対応する凹部13は設けられていない。
図14に示す各支持部10は、カバー部材14単位毎に支持パネル300を分割可能となるように4つの中空ブロックから成る構成になっており、十字状の切断可能な切り込み部分を形成している。
次に、図15は、上述の図5ないし図7に示された支持パネル100上に実際にカバー部材14が順次設置されていく状態を示している。このように鋼板にて形成されたほぼ正方形のカバー部材14は、順番に支持部10上に設置されて行くがその際にカバー部材10に形成された縁部リブ16a、16c並び中央リブ16bをそれぞれ対応する支持部10の凹溝12及び凹部13に嵌合あるいはクリアランスをもって没入させながら設置されるものである。
次に、図16は、異なる支持パネル構造、すなわちいわゆる配線溝型パネルの場合を例にとって示している。本発明は、このように様々な支持部の構造に対応することができる。本図に示された構成では、支持部10は樹脂材、金属材、コンクリートなどで基礎形状を形成し、それを樹脂などのカバー部材で覆って繋いだ支持部10が配置されて経路空間が形成され、その支持部10相互間に配線や配管用の溝部分11を形成した配線溝型パネル400である。このような配線溝型パネル400では、その経路空間の溝部分11を覆うためにカバー部材30やカバー部材40が設置されるものである。
図17には、これらカバー部材30,40の平面図が示されている。同図(a)のカバー部材30は直進する溝部を覆うための構成であり、同図(b)のカバー部材40はそれら直進する溝部の交差点部分に設置されるカバー部材である。これらのカバー部材30、40にもそれぞれ補強用リブ32、42が形成され、それぞれ支持部10の上面にて支持される領域まで延在するように形成されている。
一方、支持部10には、これに対応する位置にこれを受け入れるための凹部34、44が、支持部10の周縁に形成された段差部分上面に支持される様に、それぞれ形成されている(図16参照)。カバー部材30及び40の設置はそれぞれの補強用リブ32及び42の凸部分が支持部10の凹部34、44にそれぞれ嵌合あるいはクリアランスSをもって没入するように設置されていくものである。これにより各カバー部材30、40の補強用リブは十分な強度をもつ長さに設置することができ、かつ支持部10との嵌合構造の場合には、両者は全体として極めて高い強度を確保することができるものである。
この様に、配線用の溝部の延在方向と直交する方向に伸長する補強用リブ32の両端部は、位置決め用凸部としての作用を奏している。この実施の形態では、補強用リブ32と位置決め用凸部とが連続した構成となっているが、溝部と直交する補強用リブ32の伸長方向の延長線上に位置決め用凸部が位置する構成が確保され、支持部とカバー部材の共働による耐荷重性、強度アップが図られている。
本発明は、上記各実施の形態に示された対応に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、図18に示したように、カバー部材14に形成される縁部リブ16aは、全体を1本でつないだ枠状の構成とすることが可能であり、その内部に中央リブ16bを支持部上方領域まで延びるように形成することでより強固なリブ構成並びに支持部との共働による構造の強度アップを達成することができるものである。
(a)は支持部の内部構造を示す一部切り欠き斜視図であり、同図(b)は実施の形態の構成を示す部分斜視図である。 (a)はカバー部材の設置状態を示す部分平面図、(b)はカバー部材のリブと支持部の凹溝並びに凹部との嵌合状態を示す説明図、(c)はカバー部材のリブと支持部の凹溝及び凹部とのクリアランスを確保した配置状態を示す説明図である。 他のリブ構成を有するカバー部材の設置状態を示す説明図である。 (a)及び(b)は支持部の凹溝及び凹部の形成位置と内部リブ構成との関係を示す説明図である。 支持パネルの全体構成を示す平面図である。 図5の支持パネルの側面図である。 図5の支持パネルの裏面図である。 図5の支持パネルにおける各支持部の構成説明図である。 図5の支持パネルにおける各支持部の構成説明図である。 図5の支持パネルにおける各支持部の構成説明図である。 支持パネルの他の構成を示す平面図である。 支持パネルの他の構成を示す裏面図である。 支持パネルの他の構成を示す平面図である。 支持パネルの他の構成を示す裏面図である。 支持パネル上へのカバー部材設置動作説明図である。 本発明を配線溝型パネルに適用する場合の構成説明図である。 (a)及び(b)は図16のパネルに用いられるカバー部材説明図である。 カバー部材の他のリブ構成を示す説明図である。 従来のカバー部材の他のリブ構成を示す説明図である。
符号の説明
10 支持部
10a 上面部
10b 垂直リブ
12 凹溝
13 凹部
14 カバー部材
16 補強用リブ
18 位置決め用凸部

Claims (4)

  1. 所定間隔をおいて床面上に設置される支持部と、該支持部を連結する結合部と、該支持部の上面にて支持されるカバー部材とを有し、該支持部相互間に形成された溝部に配線又は配管を配置する二重床構造において、
    前記カバー部材は、
    前記溝部の延在方向と略直交する方向に伸長する補強用リブを有し、
    前記溝部の延在方向と直交する補強用リブの伸長方向延長線上に前記支持部との間で位置決めを行う位置決め部が形成されたことを特徴とする二重床構造。
  2. 前記位置決め部は、
    前記カバー部材側に設けられた凸部と、
    前記支持部側に設けられ前記凸部が係合する凹部と、によって構成されたことを特徴とする請求項1に記載の二重床構造。
  3. 前記支持部は、中空構造とされ、
    内部には、支持部内側面上面から下方へ垂下する円筒状リブと、
    該円筒状リブを略中心として該円筒状リブの側部から四方又は八方に伸長する板状リブが設けられたことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の二重床構造。
  4. 前記支持部材は樹脂材にて構成され、前記カバー部材は鋼板にて構成されたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の二重床構造。
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