JP5794956B2 - しのび返し取付具 - Google Patents

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本発明は、しのび返し取付具に関する。
従来、防犯のために、門扉や塀などに外部からの侵入を防止することを目的としてしのび返しが取り付けられている。このしのび返しは、たとえば特許文献1に示されるように、鋭い尖端を有する刃を有した部材を、門扉や塀、フェンスなどに、ネジ等の固定手段により取り付けて使用される。
一方、従来は門扉や塀などは重厚で堅牢なものが多かったが、近年では、軽量で安価なフェンスが用いられることが多くなっている。このようなフェンスは、図10に示されるように、アルミやスチール製の縦線Xおよび横線Yが格子状に結合されたフェンス部と、フェンス部を支持する支柱(図示せず)とから構成されている(以下、このようなフェンスを線格子フェンスという)。フェンス部の上端は、軽量かつ安価にするために、上記縦線Xと横線Yにより構成されており、たとえば、図10に示されるような、縦線Xをフェンスの上端側で逆三角形状に折り曲げて形成したものや、図11に示されるように、円形に湾曲させたものや、図12に示されるような三角形状に折り曲げて形成したものがある。
実用新案登録第3140805号公報
しかしながら、図10〜12に示された線格子フェンスにしのび返しを取り付けようとした場合、フェンス部の上端に、安定してしのび返しを取り付けるための平坦面がないため、紐状の結束具などによりフェンスに縛り付けてしのび返しを取り付けており、見栄えが悪いうえに、取り付けが煩雑であるという問題があった。また、図10〜12に示されるフェンスは、フェンスの上端側に配置された横線Yを取り囲むようにして縦線Xが加工されており、この構造もしのび返しの取り付けを困難にしている一因となっている。さらに、しのび返しは、上述のように鋭い尖端を有する刃が設けられているため、安定かつ容易に取り付けられなければ、怪我をする危険性が高まってしまう。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みて、上述のようなしのび返しを取り付けるための平坦面がない線格子フェンスにも安定かつ容易にしのび返しを取り付けることができるしのび返し取付具を提供することを目的とする。
本発明のしのび返し取付具は、縦線および横線が互いに交差して格子状に結合されたフェンスにしのび返しを取り付けるためのしのび返し取付具であって、該しのび返し取付具が、フェンスの横線を収容可能な第一の溝と、フェンスの縦線を収容するための第二の溝とを有する取付具本体を備え、前記第一の溝が前記第二の溝と交差するとともに、第一の溝および第二の溝のうちの一方の溝が、他方の溝よりも深くなるように形成されていることを特徴とする。
また、前記第一の溝が、前記第二の溝よりも深くなるように形成されていることが好ましい。
また、前記しのび返し取付具が、前記取付具本体に取り付けられるしのび返し取付部材をさらに備え、しのび返し取付部材を介してしのび返しが取り付けられることが好ましい。
また、前記第二の溝が、前記第一の溝と第二の溝の交差部から離れる方向に向かうにつれて傾斜した傾斜部を有することが好ましい。
また、前記しのび返し取付部材が前記取付具本体に取り付けられたときに、前記しのび返し取付部材のうち、前記第二の溝に対応する位置に貫通スリットが形成されていることが好ましい。
本発明によれば、しのび返しを取り付けるための平坦面がない線格子フェンスにも簡単にしのび返しを取り付けることができる。
本発明のしのび返し取付具の斜視図である。 本発明のしのび返し取付具に用いられる取付具本体の斜視図である。 本発明のしのび返し取付具に用いられる取付具本体の上面図である。 (a)は、図3におけるI−I線断面図であり、(b)は、図3におけるII−II線断面図である。 (a)は、本発明のしのび返し取付具に用いられるしのび返し取付部材の上面図であり、(b)は、図5(a)におけるIII−III線断面図である。 本発明のしのび返し取付具に、しのび返しがネジにより取り付けられた状態を示す断面図である。 (a)は、取付具本体にフェンスの縦線および横線が嵌め込まれた状態を示し、(b)は、取付具本体にしのび返し取付部材が取り付けられた状態を示し、(c)は、しのび返し取付具にしのび返しが取り付けられた状態を示す図である。 本発明のしのび返し取付具を、上端部が円形のフェンスに取り付けた状態を示した図である。 本発明のしのび返し取付具を、上端部が三角形のフェンスに取り付けた状態を示した図である。 縦線および横線から構成されている従来のフェンスを示す図である。 縦線および横線から構成されている従来の他のフェンスを示す図である。 縦線および横線から構成されている従来の他のフェンスを示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明のしのび返し取付具を詳細に説明する。
図1に示されるのは、縦線Xおよび横線Yが互いに交差して格子状に結合されたフェンスにしのび返しを取り付けるためのしのび返し取付具1であり、このしのび返し取付具1は、フェンスの横線Yを収容可能な第一の溝G1と、フェンスの縦線Xを収容するための第二の溝G2とを有する取付具本体2を備えている。取付具本体2は、図1〜図3に示されるように、略直方体状を呈したブロック体に、第一の溝G1と第二の溝G2が交差するように形成されている。なお、横線Yを収容可能な第一の溝G1は、フェンスに取り付けられたときにフェンスの横線Yと平行になるように形成されているが、後述するように必ずしもフェンスの横線Yを収容せずに固定することもできるため、「収容可能な」としている。第一の溝G1と第二の溝G2は、第一の溝G1および第二の溝G2のうちの一方の溝が、他方の溝よりも深くなるように形成されている。本実施の形態では、図4(a)および(b)に示されるように、第一の溝G1が、第二の溝G2よりも深くなるように構成されている。このように構成することで、図10〜12に示されるような、縦線Xと横線Yとが互いに交差するとともに、フェンスの上端部において、縦線Xが横線Yの上部側に位置しているようなフェンスに取り付けた場合に取付具本体2を取り付けやすくなる。
なお、第一の溝G1および第二の溝G2は、本実施の形態では、第一の溝G1の方が深くなるように構成されているが、フェンスの上端部において、横線Yが縦線Xよりも上部側に位置する場合には、第二の溝G2の方を深くするようにしてもよい。また、第一の溝G1と第二の溝G2との間の深さの差は、少なくともフェンスの縦線Xまたは横線Yの直径よりも大きくされていればよい。したがって、縦線Xまたは横線Yの太さが変わった場合は、第一の溝G1と第二の溝G2の深さや幅を変更することにより、様々なフェンスに対応することができる。第一の溝G1および第二の溝G2は、図4(a)および(b)に示されるように、溝の底部の断面形状(溝の走行方向に対して垂直な断面の形状)が縦線Xおよび横線Yの外形に合わせて円弧状の溝として示されているが、溝の底部は平坦であってもよく、特にその形状は限定されるものではない。
本実施の形態では、図4(b)に示されるように、第二の溝G2は、第一の溝G1と第二の溝G2の交差部C(図2および図3参照)から離れる方向に向かうにつれて傾斜している。すなわち、取付具本体2がフェンスに取り付けられた状態で上面となる面を、図4(b)中、2A(以下、単に上面2Aという)とし、フェンスに取り付けられた状態で下面となる面を、図4(b)中、2B(以下、単に下面2Bという)とすると、第二の溝G2は、交差部Cから離れるにつれて、下面2B側に向かってテーパ状に傾斜または湾曲して形成された傾斜部21を有している。この第二の溝G2の傾斜部21により、フェンスの上端部において、縦線Xが直線状に延びているものだけでなく、縦線Xが湾曲したものにも対応が可能となる。なお、第二の溝G2が傾斜部21を有する場合、交差部Cから水平な部分を経て傾斜部21が形成されてもよいし、交差部Cから直接傾斜部21を形成してもよい。なお、第二の溝G2において、交差部Cから一方側だけに傾斜部21を形成し、他方側を水平な溝としてもよいし、交差部Cから両側に傾斜部21を形成してもよい。
さらに、第二の溝G2のうち、図4(b)中、右側に示される、交差部Cから一方側に延びる部位は、交差部Cから傾斜部21を介して垂直下方に折れ曲がった折り曲げ部22を有している。傾斜部21と折り曲げ部22とにより、図12に示すような、しのび返し取付具1を取り付ける場所において、縦線Xが垂直下方に延びているようなフェンスにも対応することができる。
なお、本実施の形態において、傾斜部21または折り曲げ部22は、必須のものではなく、傾斜部21または折り曲げ部22を設けなくてもよい。また、傾斜部21は、本実施の形態では、交差部Cの両側に設けられているが、交差部Cから離れる方向に向かって一方の方向のみに形成しても良い。また、折り曲げ部22は、本実施の形態では交差部Cから離れる方向に向かって一方の方向のみに形成されているが、交差部Cの両側に形成してもよい。また、傾斜部21の傾斜や湾曲の程度は、フェンスの上端部における縦線Xの傾斜の程度に応じて適宜変更することができる。
取付具本体2は、図1〜図3に示されるように、上面2Aにネジ穴23を有している。このネジ穴23は、後述するしのび返し取付部材3を取り付けるためのネジ穴である。なお、しのび返し取付部材3を用いずにしのび返しを取り付ける場合には、上面2Aに図示しない所望の数の別のネジ穴を形成してもよい。図1〜図3では、ネジ穴23は、矩形状の上面2Aにおける対角線上に2つ形成されているが、しのび返し取付部材3を取り付けることができればその数や場所は特に限定されるものではない。また、本実施の形態では、図1に示されるように、ネジ穴23に螺合するネジTによりしのび返し取付部材3と取付具本体2とを固定しているが、縦線Xおよび横線Yを挟み込んだ状態で取付具本体2としのび返し取付部材3とを固定する固定手段であれば、特にネジに限られず、接着剤や凹凸による嵌合や係止する構造であっても構わない。また、取付具本体2は、図1および図2に示されるように、上面2Aと、第一の溝G1に平行な側面S1、S2との境界部分において、角が落とされているが、この構成も図示された構成に限定されるものではない。
上述の取付具本体2は、フェンスの上端部における縦線Xおよび横線Yに取り付けられた後、直接しのび返しを取り付けることもできるが、本実施の形態によれば、図5(a)および(b)に示す、取付具本体2に取り付けられるしのび返し取付部材3をさらに備え、このしのび返し取付部材3を介してしのび返しが取り付けられる。このしのび返し取付部材3は、しのび返しを取り付けるための平坦面(後述する上面3A)を有しており、この平坦面により、しのび返しのフェンスへの取り付けが容易になる。なお、しのび返し取付部材3を設けない場合は、取付具本体2の上面2Aを平坦面とすることもできる。
このしのび返し取付部材3は、しのび返しを取り付けるための平坦面として機能するだけでなく、詳細は後述するが、取付具本体2がフェンスの上端部において、仮取り付けされたとき(取付具本体2が取り付けられたが、しのび返しはまだ取り付けられていない状態)に取付具本体2を落下させずに保持するとともに、横線Yに対して回転することを防止することができる。したがって、安定して取付具本体2をフェンスの上端部において支持することができ、しのび返しを取り付けるときの作業が簡単にできるため、不安定な状態でしのび返しを取り付ける必要がなくなり、怪我をする危険性を大きく減らし、安定かつ容易にしのび返しを取り付けることができる。
しのび返し取付部材3は、本実施の形態では、図5(a)に示されるように、矩形の平板状を呈している。また、取付部本体2のネジ穴23に対応する位置に、取付部本体用ネジ穴31が形成されている。なお、取付部本体2のネジ穴23同様に、その個数や場所は特に限定されるものではなく、ネジ以外の固定手段を用いる場合は、この取付部本体用ネジ穴31は必須のものではない。また、取付部本体用ネジ穴31以外に、図5(a)に示されるように、しのび返しを取り付けるためのしのび返し用ネジ穴32が形成されている。図5(a)では、しのび返し用ネジ穴32は、2つだけ形成されているが、その個数や場所は特に限定されるものではない。なお、本実施の形態では、しのび返し用ネジ穴32は、第二の溝G2よりも深い第一の溝G1に沿う位置に形成されている。このように構成することにより、しのび返し用ネジ穴32からしのび返し取付部材3の下面3B(図5(b)参照)側に突出するネジTのために、取付具本体2にネジ穴を形成する必要がなくなる。すなわち、図6に示されるように、第一の溝G1に嵌まった横線Yと、取付具本体2の上面2Aとの間には、空間Clが形成されているため、ネジTの先端部が空間Clに収まるため、しのび返し4を取り付けるために、取付具本体2にネジTの先端部用にネジ穴を別途形成する必要がなくなる。したがって、加工が容易になるとともに製造コストを減らすことができる。
また、本実施の形態では、しのび返し取付部材3には、図5(a)および(b)に示されるように、しのび返し取付部材3が取付具本体2に取り付けられたときに、しのび返し取付部材3のうち、第二の溝G2に対応する位置、すなわち、第二の溝G2と平行になるように貫通スリット33が形成されている。この貫通スリット33は、必須ではないが、図12に示すようにフェンスの上端部において縦線Xが上方に向かって突出している場合に、縦線Xの突出部を、しのび返し取付部材3の上面3Aからはみ出すことなく収容することができ、縦線Xが突出しているようなフェンスの場合にも、容易にしのび返し取付具1をフェンスに取り付けることが可能となる。すなわち、取付具本体2のみをフェンスの上端部において取り付けた場合、取付具本体2の上面2Aから、縦線Xの突出部が突出している場合があり、その場合貫通スリット33が形成されていないと、縦線Xの突出部と、しのび返し取付部材3の下面3B(取付具本体2の上面2Aと当接する面)とが干渉してしまう。しかしながら、貫通スリット33が形成されていることにより、縦線Xの突出部が、貫通スリット33を通って収容されることにより、取付具本体2の上面2Aとしのび返し取付部材3の下面3Bとを当接させて固定することができる。
つぎに本発明のしのび返し取付具1のフェンスへの取り付け方法およびしのび返しの取り付け方法を説明する。
図7(a)に示されるように、第一の溝G1に横線Yが通るように、かつ、第二の溝G2に縦線Xが通るように、取付具本体2をフェンスの上端部において取り付ける。このとき、第一の溝G1は、第二の溝G2よりも深くなるように構成され、第二の溝G2も縦線Xの直径の長さよりも深くなるように構成されているため、取付具本体2の上面2Aが、しのび返しまたはしのび返し取付部材3を取り付けるための平坦面として機能する。
つぎに、図7(a)の状態から、図7(b)に示されるように、取付具本体2にしのび返し取付部材3を取り付け、ネジなどにより固定する(なお、図7(b)では、しのび返し取付部材3は、ネジT(図1参照)のネジ頭が、しのび返し取付部材3の上面3Aから突出しないように、ネジ頭収容凹部34(図5(b)参照)を有しているため、ネジTは見えていない)。この図7(b)に示す状態では、縦線Xは、取付具本体2の第二の溝G2の底部と、しのび返し取付部材3の下面3Bとの間に挟みこまれているため、横線Yを中心としたしのび返し取付具1の回転動作が規制され、しのび返し取付部材3の上面3Aが水平な状態で維持される。この状態が仮取り付け状態である。
この仮取り付け状態から、図7(c)に示されるように、しのび返し4の長手方向の寸法に合わせて、フェンスに沿った所定の間隔で複数のしのび返し取付具1がフェンスに取り付けられ、しのび返し4を取り付ける。このとき、しのび返し取付部材3の上面3Aは、図7(b)に示されるような水平な状態で維持され、しのび返し4の取り付け時に、しのび返し取付具1が回転しない。したがって、通常のフラットな面にしのび返し4を取り付けるときと同じように安定した状態で取り付けることができるため、取り付けが非常に容易になるとともに、しのび返し取付具1が回転することによって、しのび返し4の尖端での怪我を防止することができる。なお、図7(c)に示されるように、1つのしのび返し取付具1において、2つのしのび返し4の端部を連結してフェンス上に配置することもできる。
つぎに、縦線Xが円形に湾曲したフェンスの上端部に、しのび返し4を取り付ける場合について説明する。なお、以下の説明では、重複する部分については説明を一部省略する。図8に示されるように、縦線Xの湾曲した部分は、第二の溝G2の傾斜部21に沿って収容されており、縦線Xに湾曲した部分がある場合であっても、しのび返し取付具1は安定した平坦面(しのび返し取付部材3の上面3A)を形成することができ、縦線Xが円形に湾曲した場合であっても、対応が可能である。したがって、通常のフラットな面にしのび返し4を取り付けるときと同じように安定した状態で取り付けることができるため、取り付けが非常に容易になるとともに、しのび返し取付具1が回転することによって、しのび返し4の尖端での怪我を防止することができる。
つぎに、縦線Xがフェンスの上端部において三角形状に折れ曲がって形成されている場合について説明する。
図9に示されるように、縦線Xがフェンスの上端部において三角形状に折れ曲がって形成されている場合は、縦線Xの折れ曲がった部分(以下、突出部X1という)は、取付具本体2の上面2Aから突出している。この場合、貫通スリット33が形成されたしのび返し取付部材3を用いることにより、突出部X1を貫通スリット33に通すことにより、突出部X1があるフェンスの場合であっても、しのび返し4を取り付けるための平坦面(しのび返し取付部材3の上面3A)を形成することができる。したがって、通常のフラットな面にしのび返し4を取り付けるときと同じように安定した状態で取り付けることができるため、取り付けが非常に容易になるとともに、しのび返し取付具1が回転することによって、しのび返し4の尖端での怪我を防止することができる。また、取付具本体2の第二の溝G2が傾斜部21と折り曲げ部22を有しているため、縦線Xが折り曲がって垂直方向に延びている場合にも対応が可能である。
以上のように、本発明によれば、しのび返しを取り付ける際に、安定かつ容易にしのび返しを取り付けることができ、怪我の危険性を大きく減らすことができる。また、平坦面を有しない様々な形状のフェンスに安全にしのび返しを取り付けることが容易になる。
1 しのび返し取付具
2 取付具本体
21 傾斜部
22 折り曲げ部
23 ネジ穴
2A 上面
2B 下面
3 しのび返し取付部材
31 取付部本体用ネジ穴
32 しのび返し用ネジ穴
33 貫通スリット
34 ネジ頭収容凹部
3A 上面
3B 下面
4 しのび返し
C 交差部
Cl 空間
G1 第一の溝
G2 第二の溝
S1、S2 側面
T ネジ
X 縦線
X1 突出部
Y 横線

Claims (5)

  1. 縦線および横線が互いに交差して格子状に結合されたフェンスにしのび返しを取り付けるためのしのび返し取付具であって、
    該しのび返し取付具が、
    フェンスの横線を収容可能な第一の溝と、
    フェンスの縦線を収容するための第二の溝とを有する取付具本体を備え、
    前記第一の溝が前記第二の溝と交差するとともに、第一の溝および第二の溝のうちの一方の溝が、他方の溝よりも深くなるように形成され
    前記第二の溝が、前記第一の溝と第二の溝の交差部から離れる方向に向かうにつれて傾斜した傾斜部を有することを特徴とするしのび返し取付具。
  2. 前記第一の溝が、前記第二の溝よりも深くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のしのび返し取付具。
  3. 前記しのび返し取付具が、
    前記取付具本体に取り付けられるしのび返し取付部材をさらに備え、しのび返し取付部材を介してしのび返しが取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載のしのび返し取付具。
  4. 縦線および横線が互いに交差して格子状に結合されたフェンスにしのび返しを取り付けるためのしのび返し取付具であって、
    該しのび返し取付具が、
    フェンスの横線を収容可能な第一の溝と、
    フェンスの縦線を収容するための第二の溝とを有する取付具本体を備え、
    前記第一の溝が前記第二の溝と交差するとともに、第一の溝および第二の溝のうちの一方の溝が、他方の溝よりも深くなるように形成され、
    前記しのび返し取付具が、
    前記取付具本体に取り付けられるしのび返し取付部材をさらに備え、しのび返し取付部材を介してしのび返しが取り付けられ、
    前記しのび返し取付部材が前記取付具本体に取り付けられたときに、前記しのび返し取付部材のうち、前記第二の溝に対応する位置に貫通スリットが形成されていることを特徴とするしのび返し取付具。
  5. 前記第二の溝が、前記第一の溝と第二の溝の交差部から離れる方向に向かうにつれて傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項4記載のしのび返し取付具。
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