JP4558551B2 - フック - Google Patents
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また、図9に示す従来のフック110を用いて線材等の長尺物を保持する際には、複数のフック110を線材等の長尺物を布設する経路に所定間隔で取り付け、それぞれのフック110において保持部111内に保持部111の先端と腕部112との間の間隙から線材等の長尺物を挿通すればよい。しかし、フック110における間隙は固定とされているため、線材等の長尺物の形状や太さによっては間隙から抜け出てしまったり、間隙を通過させることができず保持部内に収納することができないという問題点があった。
これらの図に示すように第1の実施例のフック1は合成樹脂の一体成形により形成されており、リング状に形成されている保持部10を備え、この保持部10の先端側のほぼ半部に所定間隔で複数の切溝10aが設けられている。切溝10aの深さはニッパ等により切溝10aの位置で保持部10を容易に切断することのできる深さに設定されている。保持部10の周縁部からは所定長さの腕部11が延伸して形成されており、腕部11の先端には矩形の取付部12が形成されている。矩形状の取付部12の面は、腕部11の延伸方向にほぼ直交している。
また、線材等の長尺物を保持する際にはフック1におけるリング状の保持部10の面は一般には水平方向に配置されるが、フック1に物を吊り下げる場合にはフック1におけるリング状の保持部10の面を垂直方向に配置する。垂直方向に配置した場合においても、吊り下げる物の大きさに応じて切溝10aの2カ所を切断して所定の大きさの間隙を形成することができる。
本発明の第2の実施例のフック2は図4に示すように、リング状の保持部20の面が腕部21に対して傾斜して形成されている。他の構成は第1の実施例のフック1と同様の構成とされており、フック2は合成樹脂の一体成形により形成され、リング状に形成されている保持部20を備え、この保持部20の先端側のほぼ半部に所定間隔で複数の切溝20aが設けられている。切溝20aの深さはニッパ等により切溝20aの位置で保持部20を容易に切断することのできる深さに設定されている。保持部20の周縁部からは所定長さの腕部21がリング状の保持部20の面に対して傾斜する方向に延伸して形成されており、腕部21の先端には矩形の取付部22が形成されている。矩形状の取付部22の面は、腕部21の延伸方向にほぼ直交している。
本発明の第3の実施例のフック3は図5に示すように、リング状の保持部30が楕円形に形成されている。他の構成は第1の実施例のフック1と同様の構成とされており、フック3は合成樹脂の一体成形により形成され、リング状に形成されている保持部30を備え、この保持部30の先端側のほぼ半部に所定間隔で複数の切溝30aが設けられている。切溝30aの深さはニッパ等により切溝30aの位置で保持部30を容易に切断することのできる深さに設定されている。保持部30の周縁部からは所定長さの腕部31が延伸して形成されており、腕部31の先端には矩形の取付部32が形成されている。矩形状の取付部32の面は、腕部31の延伸方向にほぼ直交している。本発明の第3の実施例のフック3における各部の寸法も、第1の実施例のフック1と同様の寸法とされているが、保持部30の長軸は約35〜55mm、短軸は約28〜44mmが好適とされる。保持部30および腕部31の断面形状はほぼ円形とされている。
本発明の第4の実施例のフック4は図6に示すように、リング状の保持部40が矩形に形成されている。他の構成は第1の実施例のフック1とほぼ同様の構成とされている。フック4は合成樹脂の一体成形により形成され、矩形のリング状に形成されている保持部40を備え、この保持部40の先端側の辺にその両端を残すように所定間隔で複数の切溝40aが設けられている。切溝40aの深さはニッパ等により切溝40aの位置で保持部40を容易に切断することのできる深さに設定されている。保持部40の周縁部からは所定長さの腕部41が延伸して形成されており、腕部41の先端には矩形の取付部42が形成されている。矩形状の取付部42の面は、腕部41の延伸方向にほぼ直交している。本発明の第4の実施例のフック4における各部の寸法も、第1の実施例のフック1と同様の寸法とされているが、保持部40の長辺は約35〜55mm、短辺は約28〜44mmが好適とされる。保持部40および腕部41の断面形状はほぼ円形とされている。
図7に示す第1の実施例における変形例のフック5は、矩形の取付部12に替えて建物の壁面や柱等にねじ込むことのできるネジ部52が形成されている。他の構成は第1の実施例のフック1と同様の構成とされているので、その説明は省略する。
なお、第2ないし第4の実施例のフック2,3,4においても矩形の取付部22、32、42に替えて建物の壁面や柱等にねじ込むことのできるネジ部52を形成するようにしてもよい。
また、保持部の形状は円形、楕円形および矩形に限る物ではなく、三角形や五角形以上の多角形としてもよい。さらに、保持部および腕部の断面形状は円形に限らず、楕円形や多角形としてもよい。
Claims (6)
- 内側を挿通空間とすることができるようにリング状に形成されている保持部と、
該保持部の周縁部から外方向へ延伸するよう形成されている腕部と、
該腕部の端部に設けられている取付部とを備え、
前記リング状の保持部に、切断可能とするための切溝が所定間隔で複数形成されていることを特徴とするフック。 - 略矩形状に形成された前記取付部の面が、前記腕部の延伸方向に対してほぼ直交するよう形成されていることを特徴とする請求項1記載のフック。
- 前記腕部に対して前記リング状の保持部が傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1記載のフック。
- 前記リング状の保持部が円形、楕円形、多角形のいずれかの形状とされていることを特徴とする請求項1記載のフック。
- 前記取付部が、被取付物に対してねじ込み可能なネジ部とされていることを特徴とする請求項1記載のフック。
- 前記リング状の保持部と、前記腕部と、前記取付部とが一体成形されていることを特徴とする請求項1記載のフック。
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