JP2014073240A - 取付け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被取付け部材の挿通孔と棒状固定部材との合理的な改良により、製造コスト面及び構造面での悪影響を回避しつつ、且つ、棒状固定部材の取り扱いの容易化を図りながら棒状固定部材の引抜き抵抗を確実に向上する。
【解決手段】被取付け部材と、これを取付け部Wに固定する複数本の棒状固定部材1,2とを備えた取付け具であって、被取付け部材には、二本の棒状固定部材1,2をそれらの軸線が交差する状態で挿通案内する挿入案内面3a,4aを備えた挿通孔3,4を形成するとともに、この挿通孔3,4の一方に挿通される一方の棒状固定部材1の交差相当部位には、他方の挿通孔4に挿通された他方の棒状固定部材2が係合する係合孔1Aが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、吊下げ用掛止部を備えた被取付け部材を壁面に釘等の棒状固定部材で固定したり、或いは、リモコンや電子機器を脱着自在に保持する被取付け部材を壁面又は天井面等に棒状固定部材で固定する取付け具、及び、それに用いられる棒状固定部材に関する。
従来の取付け具では、被取付け部材に、複数本の棒状固定部材の一例である釘を互いに異なる傾斜方向で挿入可能な挿通孔を形成していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−57681号公報
従来の取付け具では、被取付け部材の複数の挿通孔を通して壁面等の取付け部に打ち込まれる釘の打ち込み方向を互いに異ならせることにより、各釘の引抜き抵抗の増大によって被取付け部材を取付け部に強固に固定することができる。
しかし、取付け部が石膏ボード等の脆弱な材料から構成されている場合では、各釘の引抜き抵抗が小さくなるため、被取付け部材の取付け強度が低下し、釘の抜け落ちによって被取付け部材の脱落を招来する不都合がある。
そのため、従来では、被取付け部材に、釘の頭部との接当によって該釘の抜け出しを阻止する抜止めキャップを装着する方法が提案されている。
しかし、この抜止め方法では、被取付け部材以外に抜止めキャップが必要で、且つ、被取付け部材には、抜止めキャップを脱着自在に係合保持する係合部を形成する必要があるため、製造コストの高騰化と構造の複雑化、大形化を招来する問題がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、被取付け部材の挿通孔と棒状固定部材との合理的な改良により、製造コスト面及び構造面での悪影響を回避しつつ、且つ、棒状固定部材の取り扱いの容易化を図りながら棒状固定部材の引抜き抵抗を確実に向上することのできる取付け具、及び、それに用いられる有用な棒状固定部材を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、被取付け部材と、これを取付け部に固定する複数本の棒状固定部材とを備えた取付け具であって、
前記被取付け部材には、二本の棒状固定部材をそれらの軸線が交差する状態で挿通案内する挿入案内面を備えた挿通孔を形成するとともに、この挿通孔の一方に挿通される一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材が係合する係合孔が形成されている点にある。
上記構成によれば、被取付け部材を複数本の棒状固定部材で取付け部に固定する際、まず、被取付け部材の一方の挿通孔に挿通された一方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作すると、この一方の棒状固定部材は一方の挿通孔の挿入案内面に案内されて他方の棒状固定部材との設定交差個所に向って正確に進入する。
次に、被取付け部材の他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作すると、この他方の棒状固定部材は他方の挿通孔の挿入案内面に案内されて一方の棒状固定部材との設定交差個所に向って正確に進入し、他方の棒状固定部材の先端が一方の棒状固定部材の交差相当部位に形成されている係合孔に係入する。
そのため、二本の棒状固定部材が取付け部内において交差状態で係合するから、両棒状連結部材に引抜き方向の外力が作用したとき、各棒状固定部材の引き抜きを相互に牽制するように作用し、取付け部が石膏ボード等の脆弱な材料から構成されている場合でも、各棒状固定部材の抜け出しを抑制することができる。
したがって、抜止めキャップを装着する方法に比して製造コスト面及び構造面で有利に構成しながらも各棒状固定部材の引抜き抵抗を良好に向上することができる。
しかも、各挿通孔に棒状固定部材を挿入するだけの簡単な操作でありながら、各挿入部の挿入案内面による交差案内作用により、取付け部内であっても、一方の棒状固定部材の交差相当部位に形成されている係合孔に対して他方の棒状固定部材の先端を係入させることができ、各棒状固定部材の引抜き抵抗の向上を確実に図ることができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記係合孔を備えた一方の棒状固定部材と、これが挿通される前記被取付け部材の一方の挿通孔の挿入案内面とが相対回転が不能な異形状に形成されている点にある。
上記構成によれば、被取付け部材の一方の挿通孔に挿通された一方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作すると、この一方の棒状固定部材は、相対回転が阻止された状態で一方の挿通孔の挿入案内面に案内されて他方の棒状固定部材との設定交差個所に向って正確に進入する。
そのため、この一方の棒状固定部材の交差相当個所に形成されている係合孔を、他方の棒状固定部材の設定進入経路に向く姿勢に維持することができ、他方の棒状固定部材の先端を一方の棒状固定部材の係合孔に確実に係入させることができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の棒状固定部材の先端を前記係合孔に係入誘導案内する係入誘導案内面が形成されている点にある。
上記構成によれば、被取付け部材の他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作する際、他方の棒状固定部材の進入方向が何らかの原因で設定進入経路から少しずれた場合でも、一方の棒状固定部材の交差相当部位に形成されている係入誘導案内面によって、他方の棒状固定部材の先端を係合孔に係入誘導案内することができるから、他方の棒状固定部材の先端を一方の棒状固定部材の係合孔に確実に係入させることができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記他方の棒状固定部材には、一方の棒状固定部材の係合孔の周縁に対して係合状態で螺進する螺旋状係合突起が形成されている点にある。
上記構成によれば、被取付け部材の他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材を取付け部側に螺進操作することにより、この他方の棒状固定部材に形成した螺旋状係合突起が一方の棒状固定部材の係合孔の周縁に係合しながら螺進するため、各棒状固定部材の抜け出し阻止力を大幅に向上することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記被取付け部材が、前記取付け部に当接する取付け基材と、当該取付け基材に対して脱着可能に嵌合する嵌合凹部及び吊下げ用掛止部を備えた掛止カバーとからなり、前記取付け基材には、一方の棒状固定部材に対する一方の挿通孔が形成されているとともに、前記取付け基材と掛止カバーには、他方の棒状固定部材に対する他方の挿通孔が連通形成されている点にある。
上記構成によれば、取付け基材に形成されている一方の挿通孔を通して一方の棒状固定部材を取付け部に固定したのち、この取付け基材に掛止カバーを外嵌装着することにより、この掛止カバーをもって一方の棒状固定部材の抜け出しを阻止することができる。
しかも、掛止カバーと取付け基材とにわたって連通形成されている他方の挿通孔を通して他方の棒状固定部材を取付け部に固定操作することにより、二本の棒状固定部材が取付け部内において交差状態で係合して、各棒状固定部材の引抜き抵抗の向上を図ると同時に、掛止カバーも固定することができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記一方の棒状固定部材の係入誘導案内面が横断面V字形又はU字形に形成されているとともに、その横断面V字形又はU字形の係入誘導案内面の最低位部位に前記係合孔が開口形成されている点にある。
上記構成によれば、被取付け部材の他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作する際、他方の棒状固定部材の進入方向が何らかの原因で設定進入経路から少しずれた場合でも、一方の棒状固定部材の交差相当部位に形成されている横断面V字形又はU字形の係入誘導案内面によって、他方の棒状固定部材の先端を係入誘導案内面の最低位部位に開口形成されている係合孔に係入誘導案内することができるから、他方の棒状固定部材の先端を一方の棒状固定部材の係合孔に確実、スムーズに係入させることができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記第3又は第6の特徴構成に記載の取付け具に用いられる前記係合孔及び係入誘導案内面を備えた一方の棒状固定部材にある。
上記構成によれば、被取付け部材を複数本の棒状固定部材で取付け部に固定操作する際、他方の棒状固定部材の先端を一方の棒状固定部材の係合孔に確実、スムーズに係入させることができる。
本発明の第1実施形態を示す掛止具の正面側からの斜視図 掛止具の背面側からの斜視図 掛止具の取付け時の縦断面図 掛止具の分解断面図 図4におけるV−V線視での取付け基材の正面図 図4におけるVI−VI線視での掛止カバーの背面図 第1棒状固定部材の正面図(a)とそれのVIIb-VIIb線断面図(b) 本発明の第2実施形態を示す掛止具の取付け時の縦断面図 掛止具の斜視図 本発明の第3実施形態を示す掛止具の取付け時の縦断面図
〔第1実施形態〕
図1〜図7は、被取付け部材Aを壁面、天井面等の取付け部Wに複数本(当該実施形態では2本)の釘・ビス等の棒状固定部材1,2で固定する取付け具の一例である掛止具を示し、被取付け部材Aには、二本の棒状固定部材1,2をそれらの軸線Y,Xが先端側で交差する状態で挿通案内する挿入案内面3a,4aを備えた挿通孔3,4が形成されている。
尚、以下においては、一方の棒状固定部材1を第1棒状固定部材1と記載し、他方の棒状固定部材2を第2棒状固定部材2と記載し、さらに、一方の挿通孔3を第1挿通孔3と記載し、他方の挿通孔4を第2挿通孔4と記載する。
具体的には、第1棒状固定部材1が挿通される第1挿通孔3は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して上方から斜め下方に向う45度の傾斜角度に設定され、第2棒状固定部材2が挿通される第2挿通孔4は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して直交する水平角度に設定されている。
第1棒状固定部材1の交差相当部位には、この第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された第2棒状固定部材2の先端側が貫通状態で係合する係合孔1Aが形成されている。
そして、被取付け部材Aを第1・第2棒状固定部材1,2で取付け部Wに固定する際、まず、被取付け部材Aの第1挿通孔3に挿通された第1棒状固定部材1を取付け部W側に固定操作すると、この第1棒状固定部材1は第1挿通孔3の挿入案内面3aに案内されて第2棒状固定部材2との設定交差個所に向って45度の傾斜角度で正確に進入する。
次に、被取付け部材Aの第2挿通孔4に挿通された第2棒状固定部材2を取付け部A側に固定操作すると、この第2棒状固定部材2は第2挿通孔4の挿入案内面4aに案内されて第1棒状固定部材1との設定交差個所に向って水平角度で正確に進入し、この第2棒状固定部材2の先端が第1棒状固定部材1の交差相当部位に形成されている係合孔1Aに確実に係入する。
そのため、二本の第1・第2棒状固定部材1,2が取付け部A内において交差状態で係合するから、両第1・第2棒状連結部材1,2に引抜き方向の外力が作用したとき、各第1・第2棒状連結部材1,2の引き抜きを相互に牽制するように作用し、取付け部Aが石膏ボード等の脆弱な材料から構成されている場合でも、第1・第2棒状連結部材1,2の抜け出しを良好に抑制することができる。
この第1実施形態では、掛止具の被取付け部材Aが、取付け部Wの取付け面Waに当接する樹脂製の取付け基材6と、この取付け基材6に対して第1挿通孔3の傾斜角度と同じ方向から脱着可能に嵌合する嵌合凹部7A及びフック状の吊下げ用掛止部7Bを備えた樹脂製の掛止カバー7とから構成されている。
第1棒状固定部材1は、図7に示すように、横断面形状がV字形に屈曲形成された金属製(例えば、ばね用ステンレス鋼)の止め釘から構成され、第1挿通孔3の挿入案内面3aも、図5に示すように、第1棒状固定部材1との相対回転が不能な横断面形状がV字形に形成されている。
この止め釘の横断面視での輪郭形状及び第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状となる横断面V字形をもって、第1棒状固定部材1とこれが挿通される第1挿通孔3の挿入案内面3aとを相対回転不能とする異形状の一例を構成している。
第1棒状固定部材1の凹状側(谷側)のV字側面1aが、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作される第2棒状固定部材2の先端と対面する向き姿勢となるように、V字形状の第1挿通孔3がそれの凹状側が第2挿通孔4に対面する姿勢で取付け基材6に貫通形成されている。
第1棒状固定部材1の凹状側のV字側面1aにおける最低位部位(谷相当部位)及び凸状側のV字側面1bにおける最高位部位(山相当部位)とにわたって係合孔1Aが貫通形成されている。
そして、第1棒状固定部材1の凹状側のV字側面1aは、当該第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された第2棒状固定部材2の先端を係合孔1Aの開口に向って係入誘導案内する係入誘導案内面に構成されている。
そのため、被取付け部材Aの第2挿通孔4に挿通された第2棒状固定部材2を取付け部Wに固定操作する際、この第2棒状固定部材2の進入方向が何らかの原因で設定進入経路から幅方向で少しずれた場合でも、第1棒状固定部材1の凹状側のV字側面1aをもって構成される係入誘導案内面によって、第2棒状固定部材2の先端を係合孔1Aにスムーズに係入誘導案内することができ、第2棒状固定部材2の先端を第1棒状固定部材1の係合孔1Aに確実に係入させることができる。
第2棒状固定部材2は、第1棒状固定部材1の係合孔1Aの周縁に対して係合状態で螺進する螺旋状係合突起2aを備えたタッピングビスから構成されている。
そのため、被取付け部材Aの第1挿通孔3に挿通された第1棒状固定部材1を取付け部Wに固定するための操作が金槌等による打ち込み操作となり、また、被取付け部材Aの第2挿通孔4に挿通された第2棒状固定部材2を取付け部Wに固定するための操作がねじ回し等によるねじ込み操作となる。
取付け基材6は、掛止カバー7よりも硬質の樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)で変形直方体形状に一体成形され、この取付け基材6の上側外面6a及び下側外面6bは、図3、図4に示すように、第1挿通孔3と同じ傾斜方向及び傾斜角度(45度)に構成されている。
取付け基材6の上下二箇所には、それの表面6c及び裏面6dに開口する状態で第1挿通孔3と、第2挿通孔4の後半を構成する後半挿通孔4Bとが貫通形成され、そのうち、取付け基材6の表面6cにおける第1挿通孔3の入口側の開口側部位には、第1棒状固定部材1を構成する止め釘の頭部1Bが入り込み状態で当接する凹部6eが形成されている。
また、取付け基材6の裏面6dにおける中央部位には、第1挿通孔3の出口側開口と後半挿通孔4Bの出口側開口との間の上下中間位置において取付け部Wの取付け面Waに食い込む先鋭状の食込み突起6fが一体形成されている。
掛止カバー7は、取付け基材6よりも軟質の樹脂(例えば、シリコーン樹脂)で一体成形され、嵌合凹部7Aの上側内面7a及び下側内面7bは、第1挿通孔3と同じ傾斜方向及び傾斜角度(45度)に構成され、取付け基材6の上側外面6a及び下側外面6bに対して摺接状態で嵌合自在に構成されている。
また、掛止カバー7の嵌合凹部7Aの底面7cは、当該掛止カバー7が取付け基材6の上側外面6a及び下側外面6bに対して摺接状態で嵌合装着されたとき、取付け基材6の表面6cと当接又は近接して、第1棒状固定部材1の頭部1Bとの当接によって該第1棒状固定部材1の抜け出し移動を阻止する抜け出し阻止面に構成されている。
掛止カバー7のうち、吊下げ用掛止部7Bに連続し、且つ、嵌合凹部7Aの底面7cを構成する縦壁部7Dには、第2挿通孔4の前半を構成する前半挿通孔4Aが、吊下げ用掛止部7Bの掛止空間内に開口する状態で、換言すれば、吊下げ用掛止部7Bの先端よりも下方に偏倚した位置において表裏に開口する状態で貫通形成されている。
掛止カバー7は撓み変形可能な軟質の樹脂で製作されているため、第2挿通孔4の前半挿通孔4Aに挿入された第2棒状固定部材2であるタッピングビスをねじ込み操作する場合には、図4に示すように、このタッピングビスのねじ込み操作に邪魔にならないように、吊下げ用掛止部7Bを下方側に反り返り状態に撓み変形操作する。
取付け基材6における上側外面6aの傾斜方向下端部及び掛止カバー7の嵌合凹部7Aにおける上側内面7aの傾斜方向下端部には、傾斜方向での相対移動を阻止した状態で荷重を受止める水平方向の荷重受け面6g,7dが形成されている。
〔第2実施形態〕
上述の実施形態では、掛止具の被取付け部材Aを、取付け基材6と掛止カバー7とから構成し、且つ、吊下げ用掛止部7Bをフック状に構成したが、図8、図9に示すように、掛止具の被取付け部材Aを、リング状の吊下げ用掛止部8の円周方向一箇所に取付け基部9を起立状態で一体形成して構成してもよい。
掛止具の吊下げ用掛止部7Bは、取付け基部9が取付け部Wの取付け面Waに当接した状態で当該取付け基部9に径方向で相対向する前方側部位が上方に位置する傾斜姿勢に構成されている。
掛止具の取付け基部9には、二本の第1・第2棒状固定部材1,2をそれらの軸線Y,Xが先端側で交差する状態で挿通案内する挿入案内面3a,4aを備えた第1・第2挿通孔3,4が形成されている。
第1棒状固定部材1が挿通される第1挿通孔3は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して上方から斜め下方に向う45度の傾斜角度に設定され、第2棒状固定部材2が挿通される第2挿通孔4は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して直交する水平角度に設定されている。
第1棒状固定部材1の交差相当部位には、この第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された第2棒状固定部材2の先端側が貫通する係合孔1Aが形成されている。
第1棒状固定部材1は、第1実施形態と同様に、横断面形状がV字形に屈曲形成された金属製(例えば、ばね用ステンレス鋼)の止め釘から構成され、第1挿通孔3の挿入案内面3aも、第1実施形態と同様に、第1棒状固定部材1との相対回転が不能な横断面形状がV字形に形成されている。
第2棒状固定部材2は、第1棒状固定部材1の係合孔1Aの周縁に対して係合状態で螺進する螺旋状係合突起2aを備えたタッピングビスから構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図10は、第2実施形態の掛止具の変形例を示し、リング状の吊下げ用掛止部8を備えた取付け基部9には、二本の第1・第2棒状固定部材1,2をそれらの軸線Y,Xが先端側で交差する状態で挿通案内する挿入案内面3a,4aを備えた第1・第2挿通孔3,4が形成が形成されている。
当該実施形態では、取付け基部9の下側取付け板部9aに形成される第1挿通孔3は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して下方から斜め上方に向う45度の傾斜角度に設定され、取付け基部9の上側取付け板部9bに形成される第2挿通孔4は、取付け部Wの鉛直方向に沿う取付け面Waに対して直交する水平角度に設定されている。
第1棒状固定部材1の交差相当部位には、この第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された第2棒状固定部材2の先端側が貫通する係合孔1Aが形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態又は第2実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、取付け具の被取付け部材Aとして、フック状又はリング状等の吊下げ用掛止部7B,8を備えた被取付け部材Aを例に挙げて説明したが、この被取付け部材Aとしては、配管・配線類を壁面等に架設する架設支持具やサドル、或いは、リモコン、モニター、監視機器等を脱着自在に支持するホルダーであってもよい。
(2)上述の各実施形態では、第1棒状固定部材1とこれが挿通される第1挿通孔3の挿入案内面3aとを相対回転不能とする異形状に構成するにあたって、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状及び第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状をV字形に構成したが、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状をV字形に構成し、第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状を相対回転が不能な三角形又は四角形に構成してもよい。
さらに、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状を四角形又は長円形に構成し、第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状を相対回転が不能な四角形又は長円形に構成してもよい。
要するに、係合孔1Aを備えた一方の棒状固定部材1と、これが挿通される被取付け部材Aの一方の挿通孔3の挿入案内面3aとが相対回転が不能な異形状に形成されていればよい。
(3)上述の各実施形態では、被取付け部材Aを二本の第1、第2棒状固定部材1,2で取付け部Wに固定する場合について説明したが、三本の棒状固定部材で被取付け部材Aを取付け部Wに固定してもよい。
この場合の取付け形態の一つは、中央の一本の第1棒状固定部材の軸線に対して両側に位置する二本の第2第棒状固定部材の軸線が互いに異なる位置で交差するように、被取付け部材Aには、中央の一本の第1棒状固定部材1を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3と、両側の二本の第2棒状固定部材2を各交差個所に向って挿通案内する挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4とを形成するとともに、第1棒状固定部材1の各交差相当部位には、この第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、各第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された二本の第2棒状固定部材2の先端側が互いに異なる位置で貫通する二つの係合孔1Aを形成する。
他の取付け形態としては、三本の棒状固定部材のうち、二本の第1、第2棒状固定部材1,2の軸線が互いに先端側で交差するように構成し、他の1本の第3棒状固定部材は、第1、第2棒状固定部材1,2の軸線と交差しないように構成する。
そのため、被取付け部材Aには、一方の第1棒状固定部材1を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3と、他方の第2棒状固定部材を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4、二本の第1、第2棒状固定部材1,2の軸線と交差しない方向に第3棒状固定部材を挿通案内する挿入案内面を備えた第3挿通孔とを形成する。
(4)上述の各実施形態では、第1棒状固定部材1の凹状側のV字側面1aをもって、当該第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された第2棒状固定部材2の先端を係合孔1Aの開口に向って係入誘導案内する係入誘導案内面に構成したが、第2棒状固定部材2の先端が当接可能な第1棒状固定部材1の側面をU字状又はそれに近い形状に形成して、この側面を係入誘導案内面に構成してもよい。
また、第1棒状固定部材1の交差相当部位、つまり、係合孔1Aの形成箇所又はそれよりも少し大きい領域にのみ、第2棒状固定部材2の先端を係合孔1Aの開口に向って係入誘導案内する係入誘導案内面を形成してもよい。
以上説明したように、被取付け部材の挿通孔と棒状固定部材との合理的な改良により、製造コスト面及び構造面での悪影響を回避しつつ、且つ、棒状固定部材の取り扱いの容易化を図りながら棒状固定部材の引抜き抵抗を確実に向上することのできる取付け具を提供することができる。
A 被取付け部材
W 取付け部
X 軸線
Y 軸線
1 一方の棒状固定部材(第1棒状固定部材)
1A 他方の棒状固定部材(第2棒状固定部材)
1a 係入誘導案内面(凹状側のV字側面)
2 他方の棒状固定部材(第2棒状固定部材)
2a 螺旋状係合突起
3 一方の挿通孔(第1挿通孔)
3a 挿入案内面
4 他方の挿通孔(第2挿通孔)
4a 挿入案内面
6 取付け基材
7 掛止カバー
7A 嵌合凹部
7B 吊下げ掛止部
本発明は、例えば、吊下げ用掛止部を備えた被取付け部材を壁面に釘等の棒状固定部材で固定したり、或いは、リモコンや電子機器を脱着自在に保持する被取付け部材を壁面又は天井面等に棒状固定部材で固定する取付け具に関する。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、被取付け部材の挿通孔と棒状固定部材との合理的な改良により、製造コスト面及び構造面での悪影響を回避しつつ、且つ、棒状固定部材の取り扱いの容易化を図りながら棒状固定部材の引抜き抵抗を確実に向上することのできる取付け具を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、被取付け部材と、これを取付け部に固定する複数本の棒状固定部材とを備えた取付け具であって、
前記被取付け部材には、二本の棒状固定部材をそれらの軸線が交差する状態で挿通案内する挿入案内面を備えた挿通孔を形成するとともに、この挿通孔の一方に挿通される一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材が係合する係合孔が形成され、一方の棒状固定部材の横断面視での輪郭形状と前記被取付け部材の一方の挿通孔の挿入案内面における横断面視での輪郭形状とが挿通状態で相対回転不能な形状に構成されている点にある。
さらに、被取付け部材の一方の挿通孔に挿通された一方の棒状固定部材を取付け部側に固定操作すると、この一方の棒状固定部材は、相対回転が阻止された状態で一方の挿通孔の挿入案内面に案内されて他方の棒状固定部材との設定交差個所に向って正確に進入する。
そのため、この一方の棒状固定部材の交差相当個所に形成されている係合孔を、他方の棒状固定部材の設定進入経路に向く姿勢に維持することができ、他方の棒状固定部材の先端を一方の棒状固定部材の係合孔に確実に係入させることができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の棒状固定部材の先端を前記係合孔に係入誘導案内する係入誘導案内面が形成されているとともに、前記被取付け部材の一方の挿通孔の挿入案内面が、この一方の挿通孔に挿通された一方の棒状固定部材の前記係入誘導案内面が他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材の先端と対面する向き姿勢で挿入案内する構成にしてある点にある。
本発明による第3の特徴構成は、前記他方の棒状固定部材には、一方の棒状固定部材の係合孔の周縁に対して係合状態で螺進する螺旋状係合突起が形成されている点にある。
本発明による第4の特徴構成は、前記被取付け部材が、前記取付け部に当接する取付け基材と、当該取付け基材に対して脱着可能に嵌合する嵌合凹部及び吊下げ用掛止部を備えた掛止カバーとからなり、前記取付け基材には、一方の棒状固定部材に対する一方の挿通孔が形成されているとともに、前記取付け基材と掛止カバーには、他方の棒状固定部材に対する他方の挿通孔が連通形成されている点にある。
本発明による第5の特徴構成は、前記一方の棒状固定部材の係入誘導案内面が横断面V字形又はU字形に形成されているとともに、その横断面V字形又はU字形の係入誘導案内面の最低位部位に前記係合孔が開口形成されている点にある。
そして、被取付け部材Aを第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2で取付け部Wに固定する際、まず、被取付け部材Aの第1挿通孔3に挿通された第1棒状固定部材1を取付け部W側に固定操作すると、この第1棒状固定部材1は第1挿通孔3の挿入案内面3aに案内されて第2棒状固定部材2との設定交差個所に向って45度の傾斜角度で正確に進入する。
次に、被取付け部材Aの第2挿通孔4に挿通された第2棒状固定部材2を取付け部側に固定操作すると、この第2棒状固定部材2は第2挿通孔4の挿入案内面4aに案内されて第1棒状固定部材1との設定交差個所に向って水平角度で正確に進入し、この第2棒状固定部材2の先端が第1棒状固定部材1の交差相当部位に形成されている係合孔1Aに確実に係入する。
そのため、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2が取付け部W側において交差状態で係合するから、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2に引抜き方向の外力が作用したとき、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2の引き抜きを相互に牽制するように作用し、取付け部が石膏ボード等の脆弱な材料から構成されている場合でも、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2の抜け出しを良好に抑制することができる。
この止め釘の横断面視での輪郭形状及び第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状となる横断面V字形状をもって、第1棒状固定部材1とこれが挿通される第1挿通孔3の挿入案内面3aとを相対回転不能な形状に構成してある
掛止具の取付け基部9には、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2をそれらの軸線Y,Xが先端側で交差する状態で挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3及び挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4が形成されている。
〔第3実施形態〕
図10は、第2実施形態の掛止具の変形例を示し、リング状の吊下げ用掛止部8を備えた取付け基部9には、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2をそれらの軸線Y,Xが先端側で交差する状態で挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3及び挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4が形成が形成されている。
(2)上述の各実施形態では、第1棒状固定部材1とこれが挿通される第1挿通孔3の挿入案内面3aとを相対回転不能とする形状に構成するにあたって、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状及び第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状をV字形に構成したが、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状をV字形に構成し、第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状を相対回転が不能な三角形又は四角形に構成してもよい。
さらに、第1棒状固定部材1の横断面視での輪郭形状を四角形又は長円形に構成し、第1挿通孔3の横断面視での輪郭形状を相対回転が不能な四角形又は長円形に構成してもよい。
要するに、係合孔1Aを備えた一方の棒状固定部材1と、これが挿通される被取付け部材Aの一方の挿通孔3の挿入案内面3aとが相対回転が不能な形状に形成されていればよい。
(3)上述の各実施形態では、被取付け部材Aを第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2で取付け部Wに固定する場合について説明したが、三本の棒状固定部材で被取付け部材Aを取付け部Wに固定してもよい。
この場合の取付け形態の一つは、中央の一本の第1棒状固定部材の軸線に対して両側に位置する二本の第2第棒状固定部材の軸線が互いに異なる位置で交差するように、被取付け部材Aには、中央の一本の第1棒状固定部材1を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3と、両側の二本の第2棒状固定部材2を各交差個所に向って挿通案内する挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4とを形成するとともに、第1棒状固定部材1の各交差相当部位には、この第1棒状固定部材1が第1挿通孔3を通して取付け部Wに固定されている状態で、各第2挿通孔4を通して取付け部Wに固定操作された二本の第2棒状固定部材2の先端側が互いに異なる位置で貫通する二つの係合孔1Aを形成する。
他の取付け形態としては、三本の棒状固定部材のうち、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2の軸線が互いに先端側で交差するように構成し、他の1本の第3棒状固定部材は、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2の軸線と交差しないように構成する。 そのため、被取付け部材Aには、一方の第1棒状固定部材1を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面3aを備えた第1挿通孔3と、他方の第2棒状固定部材を交差個所に向って挿通案内する挿入案内面4aを備えた第2挿通孔4と、第1棒状固定部材1及び第2棒状固定部材2の軸線と交差しない方向に第3棒状固定部材を挿通案内する挿入案内面を備えた第3挿通孔とを形成する。
A 被取付け部材
W 取付け部
X 軸線
Y 軸線
1 一方の棒状固定部材(第1棒状固定部材)
1A 係合孔
1a 係入誘導案内面(凹状側のV字側面)
2 他方の棒状固定部材(第2棒状固定部材)
2a 螺旋状係合突起
3 一方の挿通孔(第1挿通孔)
3a 挿入案内面
4 他方の挿通孔(第2挿通孔)
4a 挿入案内面
6 取付け基材
7 掛止カバー
7A 嵌合凹部
7B 吊下げ掛止部

Claims (7)

  1. 被取付け部材と、これを取付け部に固定する複数本の棒状固定部材とを備えた取付け具であって、
    前記被取付け部材には、二本の棒状固定部材をそれらの軸線が交差する状態で挿通案内する挿入案内面を備えた挿通孔を形成するとともに、この挿通孔の一方に挿通される一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の挿通孔に挿通された他方の棒状固定部材が係合する係合孔が形成されている取付け具。
  2. 前記係合孔を備えた一方の棒状固定部材と、これが挿通される前記被取付け部材の一方の挿通孔の挿入案内面とが相対回転が不能な異形状に形成されている請求項1記載の取付け具。
  3. 前記一方の棒状固定部材の交差相当部位には、他方の棒状固定部材の先端を前記係合孔に係入誘導案内する係入誘導案内面が形成されている請求項1又は2記載の取付け具。
  4. 前記他方の棒状固定部材には、一方の棒状固定部材の係合孔の周縁に対して係合状態で螺進する螺旋状係合突起が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の取付け具。
  5. 前記被取付け部材が、前記取付け部に当接する取付け基材と、当該取付け基材に対して脱着可能に嵌合する嵌合凹部及び吊下げ用掛止部を備えた掛止カバーとからなり、前記取付け基材には、一方の棒状固定部材に対する一方の挿通孔が形成されているとともに、前記取付け基材と掛止カバーには、他方の棒状固定部材に対する他方の挿通孔が連通形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の取付け具。
  6. 前記一方の棒状固定部材の係入誘導案内面が横断面V字形又はU字形に形成されているとともに、その横断面V字形又はU字形の係入誘導案内面の最低位部位に前記係合孔が開口形成されている請求項3記載の取付け具。
  7. 請求項3又は6記載の取付け具に用いられる前記係合孔及び係入誘導案内面を備えた一方の棒状固定部材。
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