JP2006143321A - キャップ保持機能を有するペットボトルのキャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットボトル本体に、キャップを確実に保持することができるペットボトルキャップを提供する。
【解決手段】蓋部1と、開栓後にペットボトル側に残るリング部3と、蓋部1とリング部3を接続し初開栓時に切断される接続部2と、を有するペットボトルのキャップにおいて、蓋部1とリング部3を連繋する連繋可撓部4を取り付けてなる。
【選択図】図1
【解決手段】蓋部1と、開栓後にペットボトル側に残るリング部3と、蓋部1とリング部3を接続し初開栓時に切断される接続部2と、を有するペットボトルのキャップにおいて、蓋部1とリング部3を連繋する連繋可撓部4を取り付けてなる。
【選択図】図1
Description
本発明はペットボトルのキャップをペットボトルに保持するための技術に関する。
従来のペットボトルのキャップ保持具には、キャップ保持のために専用の保持部を有する技術がある(例えば、特許文献1特開2001−72120参照。)。
近年の飲料物の容器においては、開栓した後も再度キャップを閉じることにより飲み残しを携行可能という特長を有するペットボトルが普及してきている。しかしながら、キャップがペットボトルと別体となっているため、誤って無くしてしまったり、落として汚してしまったり、ペットボトルを持っている手とは反対の手で常にキャップを保持しておく必要があるため、ペットボトルを再度密封して携行可能という便利さの陰には不便さという大きな課題が存在していた。
これを解決するための背景技術として、キャップ保持具なる技術が存在するが、ペットボトルは使い捨て商品であることからコストのかかる技術は実用的では無いという問題がある。またペットボトル飲料物は自動販売機により販売されることが多く、機械内部で外れたり、引っかかってしまう恐れのある構造は採用できないという問題がある。このことから現段階で考案されているキャップ保持技術は広く普及するには至っていないという課題がある。
ペットボトルのキャップは、回転して開閉する蓋部1と、開栓後もペットボトル側に残るリング部3と、蓋部1とリング部3を接続する接続部2の3つの部分から構成されており、一般的には一体成型により製造される。初開栓時においてはこの接続部2が切断されて蓋部1とリング部3が分離する仕組みを有することにより、初開栓時まで未開栓であることが保証される仕組みとなっている。
本発明品は、この蓋部1とリング部3の間に、開栓後も切断されない連繋可撓部4を有することにより、キャップ開栓後に蓋部1をペットボトル5に保持可能とする。
本発明により、キャップをペットボトルに保持することが可能となることから、現行普及品の欠点、すなわちキャップがペットボトルと別体となっているため誤って無くしてしまったり、キャップを落として汚してしまったり、ペットボトルを持っている手とは反対の手で常にキャップを持っている必要があるという不便さという課題を解決することができる。
また本発明品は、キャップ部と一体成型されて製造されるため、コンパクトであり、かつ容易には外れない構造であることから既存自動販売機でも安全確実に販売することができ、現在普及しているキャップと同じ製造工程およびコストで製造が可能であるとともに、キャップをペットボトルに取り付ける工程においても一切追加工程が発生しないため、現行普及品と比べて一切追加コストが発生することなく上記課題を解決可能であるという優れた特長を有する。
用途によってはペットボトルにキャップを保持する必要がない利用形態も考えられ、またペットボトルのリサイクル時に蓋部1は分別可能であることが望ましいことから、連繋可撓部4は力を加えれば引きちぎれる程度の強度が望ましい。
また、蓋部に飲料物が付着していることがあることから、開栓時に蓋部が下向きにならないよう、連繋可撓部4は図1のように扁平構造、もしくは複数の連繋可撓部を有する図2のような構造であることが望ましい。
更に、連繋可撓部4をキャップ本体に沿って斜めに取り付けることにより、キャップから連繋可撓部4が飛び出ることなくスマートに連繋可撓部4を取り付けることが可能となる。
図1は、本発明の第一の実施例を示す斜視図である。図示の通り、本発明品のキャップは蓋部1、接続部2、リング部3、および蓋部1とリング部3を連繋する連繋可撓部4により構成されている。
図4、図5、図6は、図1のキャップをペットボトルに取り付けた状態を示す。図4はキャップをペットボトルに取り付けた状態で未開栓の状態を示す。キャップは未開栓のため、蓋部1とリング部3は接続部2で接続されている。図5はキャップ開栓途中の状態を示している。開栓のためキャップ部を回転することにより、ペットボトルの首部から持ち上がらないように取り付けられているリング部3から蓋部1が離れるため接続部2は切断される。このとき連繋可撓部4は十分な長さを持っているため、蓋部1とリング部3は連繋し続ける。なおキャップの回転に伴って、蓋部1とリング部3は同時に回転する。図6は開栓後のキャップの状態を示している。蓋部1はペットボトルから外れるが、リング部3はペットボトル側に残り、連繋可撓部4が蓋部1とリング部3を連繋し続けるため、結果として蓋部1はペットボトル5に保持される。なお図1では、連繋可撓部4の蓋部1への接続位置は蓋部1の下端となっているが、キャップ開栓に伴って蓋部1が持ち上がった時でも連繋可撓部4がリング部3と連繋し続けられるだけの長さがあれば、蓋部1の中段に接続しても上端に接続しても構わない。
図2は本発明の第二の実施例を示す斜視図である。図示の通り、蓋部1とリング部3を繋ぐ連繋可撓部4が複数存在することを特長とする実施例である。
図3は本発明の第三の実施例を示す斜視図である。図示の通り、蓋部1とリング部3を繋ぐ連繋可撓部4が蓋部1とリング部3を斜めに接続することを特長とする実施例である。これにより連繋可撓部4がキャップから突出することが無くなる。図示においては右斜めに接続しているが、左斜めであっても、右斜めと左斜めを有する折り返し構造であっても構わない。また実施例2との組み合わせ、すなわち蓋部1とリング部3を斜めに繋ぐ連繋可撓部4が複数存在する構造でも構わない。
1 蓋部
2 接続部
3 リング部
4 連繋可撓部
5 ペットボトル
2 接続部
3 リング部
4 連繋可撓部
5 ペットボトル
Claims (1)
- 蓋部1と、開栓後にペットボトル側に残るリング部3と、蓋部1とリング部3を接続し初開栓時に切断される接続部2と、を有するペットボトルのキャップにおいて、蓋部1とリング部3を連繋する連繋可撓部4を取り付けてなることを特徴とする、キャップ保持機能を有するペットボトルのキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004366824A JP2006143321A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | キャップ保持機能を有するペットボトルのキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004366824A JP2006143321A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | キャップ保持機能を有するペットボトルのキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006143321A true JP2006143321A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36623455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004366824A Pending JP2006143321A (ja) | 2004-11-19 | 2004-11-19 | キャップ保持機能を有するペットボトルのキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006143321A (ja) |
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-
2004
- 2004-11-19 JP JP2004366824A patent/JP2006143321A/ja active Pending
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