JP2006142654A - 金属板貼合せ成形加工用フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた成形加工性を有し、ラミネート後の光沢感、レトルト後外観、ゴールド発色性に優れた金属板貼合せ成形加工用フィルムを提供する。
【解決手段】 ポリエステルA層およびこれと接するポリエステルB層からなる積層フィルムであって、ポリエステルA層はポリエチレンテレフタレート(a)からなり、ポリエステルB層はポリブチレンテレフタレート(b1)30〜70重量%とポリエチレンテレフタレート(b2)30〜70重量%からなるポリマー合計100重量部に着色剤を0.1〜5.0重量部含有させた樹脂組成物からなり、色差計で測定されるフィルムのa*値が−30〜20、b*値が20〜70であり、かつA層の室温におけるフィルム硬度が18mgf/μm以上であることを特徴とする金属板貼合せ成形加工用フィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明は、金属板貼合せ成形加工用フィルムに関する。
金属缶には内外面の腐蝕防止として一般に塗装が施されているが、最近、工程簡素化、衛生性向上、公害防止の目的で、有機溶剤を使用せずに防錆性を得る方法の開発が進められ、その一つとして熱可塑性樹脂フィルムによる被覆が試みられている。すなわち、ブリキ、ティンフリースチール、アルミニウム等の金属板に熱可塑性樹脂フィルムをラミネートした後、絞り加工等により製缶する方法の検討が進められている。
一方、缶の外観上に高級感を与えるためにゴールド色に発色する塗料が現在でも広く使用されており、これを着色フィルムのラミネートで代替する提案がされているが多くの課題がある。例えば特開2001−301025号公報においては、エチレンテレフタレートを主たる構成成分とした着色ポリエステルフィルムが開示されているが、フィルムの融点が高いことから金属板上への良好な密着性を得られるラミネートが難しく、また成形性が低い浅搾り缶程度しか用いることが出来ず、最も広く普及している飲料缶のような成形加工度の高い用途には適応が出来ないという問題があった。また、着色ポリエステル樹脂からなる単層フィルムの場合、着色剤によっては製罐後のレトルト殺菌処理時に着色剤が容易にブリードアウトし外観を損なうだけでなく、特に容器内面側にラミネートする場合は安全性に問題が生じる可能性があった。さらに、特開2003−26823号公報においては、PETを共重合化し、低融点化、低結晶化することにより、熱ラミネート性と成形性の良好な着色ポリエステルフィルムが開示されているが、ラミネート時に溶融して非晶化したフィルムがレトルト殺菌処理時に結晶化して白化し美観を損なうという問題があった。これに対して、本発明者らは、ポリエチレンテレフタレートまたはこれを主体とするポリエステルと、ポリブチレンテレフタレートまたはこれを主体とするポリエステルよりなる着色フィルムを考案した。このフィルムは比較的低温で熱圧着でき、しかも得られたラミネート金属板は加工性に優れる。また、結晶化速度が速いため、レトルト殺菌処理時にフィルムが結晶化して白化し美観を損なうこともなかった。しかしこのフィルムは表面が柔らかく、ラミネートの熱圧着時にラミネートロール上の付着物やキズを転写してしまうために、フィルム表面に凹凸が生じラミネート金属板の光沢感が損なわれるという問題があった。
従って従来の技術では高度な成形加工性を有し、かつラミネート金属板の光沢性、レトルト後の外観やゴールド発色性、着色剤ブリードアウト耐性のすべてを満足するものはなかった。
特開2001−301025号公報 特開2003−26823号公報
本発明の目的は、製膜性に優れ、金属板に貼合せて絞り加工等の製缶加工をする際優れた成形加工性を示し、ラミネート後の光沢感、レトルト後の外観、ゴールド発色性等に優れた、金属缶を製造し得る金属板貼合せ成形加工用フィルムを提供することにある。
すなわち本発明は、ポリエステルA層およびこれと接するポリエステルB層からなる積層フィルムであって、ポリエステルA層はポリエチレンテレフタレート(a)からなり、ポリエステルB層はポリブチレンテレフタレート(b1)30〜70重量%とポリエチレンテレフタレート(b2)30〜70重量%からなるポリマー合計100重量部に着色剤を0.1〜5.0重量部含有させた樹脂組成物からなり、色差計で測定されるフィルムのa*値が−30〜20、b*値が20〜70であり、かつA層の室温におけるフィルム硬度が18mgf/μm以上であることを特徴とする金属板貼合せ成形加工用フィルムである。
本発明によれば、製膜性に優れ、金属板に貼合せて絞り加工等の製缶加工をする際優れた成形加工性を示し、ラミネート後の光沢感、レトルト後の外観、ゴールド発色性等に優れた、金属缶を製造し得る金属板貼合せ成形加工用フィルムを得ることができる。これは、清涼飲料水や食缶用などの金属缶の缶胴部や蓋材部に貼り合せて用いるのに特に好適である。
以下、本発明について詳細に説明する。
[ポリエチレンテレフタレート]
本発明におけるポリステルA層のポリエチレンテレフタレート(a)およびポリエステルB層のポリエチレンテレフタレート(b2)は、テレフタル酸をジカルボン酸成分、エチレングリコールをジオール成分としてなるポリエステルである。これらのポリエステルには、本発明の効果が損なわれない範囲で他の成分を共重合してもよく、共重合成分は酸成分でもアルコール成分でもよい。共重合ジカルボン酸成分として、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸の如き芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸の如き脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸の如き脂環族ジカルボン酸を例示することができる。また共重合ジオール成分として、ブタンジオール、ヘキサンジオールの如き脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノールの如き脂環族ジオールを例示することができる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を用いてもよい。
共重合成分の割合は、結果としてポリマー融点が210〜256℃、好ましくは215〜256℃、さらに好ましくは220〜256℃の範囲になる割合である。ポリマー融点が210℃未満では耐熱性が劣ることになり、ポリマー融点が256℃を越えるとポリマーの結晶性が大きすぎて成形加工性が損なわれる。
ポリエチレンテレフタレート(a)およびポリエチレンテレフタレート(b2)の固有粘度は、好ましくは0.50〜0.80、さらに好ましくは、0.54〜0.70、特に好ましくは0.57〜0.65である。固有粘度が0.50未満では実用に供することのできる機械的強度を有したフィルムが得られず、0.80を超えると成形加工性が損なわれる。
なお、ポリエステルの融点は、示差走査熱量計TA Instruments mDSCを用い、昇温速度20℃/分で融解ピークを求める方法により得られる融点である。サンプル量は約10mgとする。また、ポリエステルの固有粘度は、ο−クロロフェノールに溶解後、35℃での測定値から求めた値である。
[ポリブチレンテレフタレート]
本発明におけるポリエステルB層のポリブチレンテレフタレート(b1)は、テレフタル酸をジカルボン成分、1,4−ブタンジオールをジオール成分としてなるポリエステルである。このポリエステルは、好ましくは溶融重合反応後に固相重縮合反応されたものを用いる。
ポリブチレンテレフタレートには、本発明の効果が損なわれない範囲で他成分を共重合してもよく、共重合成分はジカルボン酸成分でもジオール成分でもよい。共重合ジカルボン酸成分としてはイソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸の如き芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸の如き脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸の如き脂環族ジカルボン酸を例示することができる。これらの中、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジガルボン酸、アジピン酸が好ましい。また共重合ジオール成分として、エチレングリコール、ヘキサンジオールの如き脂肪族ジオール、シクロヘキサンジメタノールの如き脂環族ジオールを例示することができる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を用いてもよい。
共重合成分の割合は、その種類にもよるが、結果としてポリマー融点が180〜223℃、好ましくは200〜223℃、さらに好ましくは210〜223℃の範囲になる割合である。ポリマー融点が180℃未満ではポリエステルとしての結晶性が低く、結果としてフィルムの耐熱性が低下する。なお、ポリブチレンテレフタレートホモポリマーの融点は223℃であることから223℃が融点の上限となる。
ポリブチレンテレフタレート(b1)の固有粘度は、好ましくは0.60〜2.00、さらに好ましくは0.80〜1.70、特に好ましくは0.85〜1.50である。固有粘度が0.6未満では実用に供することのできる機械的強度を有したフィルムが得られず好ましくない。原料ポリエステル樹脂およびフィルムの生産性の面で、固有粘度の上限は2.0がである。
[樹脂組成物]
ポリエステルB層はポリブチレンテレフタレート(b1)30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%、とポリエチレンテレフタレート(b2)30〜70重量%、好ましくは40〜60重量%、からなるポリマー合計100重量部に着色剤を0.1〜5.0重量部、好ましくは0.3〜1.0重量部を含有させた樹脂組成物からなる。ポリブチレンテレフタレート(b1)が30重量%未満で、ポリエチレンテレフタレート(b2)が70重量%以上であると、最短半結晶化時間が100秒を超え、レトルト処理後の外観が斑点状に乳白色に変色し易い。B層の樹脂組成物を構成するポリブチレンテレフタレート(b1)とポリエチレンテレフタレートと(b2)は、製膜前までに溶融混練されていることが好ましい。着色剤は、ポリマー合計100重量部に対して0.1〜5.0重量部、好ましくは0.3〜1.0重量部を含有される。着色剤を範囲で含有することにより、ブリードアウトを抑制しながら良好な色調を達成することができる。
着色剤としては、好ましくは、アンスラキノン系、イソインドリノン系、ベンズイミダゾロン系、キノフタロン系、縮合アゾ系からなる群から選ばれる少なくとも1種類の有機顔料を使用する。着色剤としては色調を調整するために、他の成分を併用しても良いが、耐熱性の良好なものが好ましく、またその用途上食品衛生面での安全性が認められているものが好ましい。
着色剤は、原料樹脂の重合工程にて含有させてもよく、高濃度のマスターチップを例えば二軸押出機を用いて製造しておき、着色剤未含有のチップと混合することにより、所望の濃度の着色剤を含有する樹脂組成物を得てもよい。また、例えばスクリューフィーダーを用いて、製膜工程の押出機に着色剤を粉体のままで直接含有させてもよい。
[微粒子]
本発明のフィルムは、フィルム製造工程における取扱い性、特に巻取り性、を改良するため、好ましくは微粒子を配合する。この微粒子は、平均粒径2.5μm以下、好ましくは0.01〜1.8μmの微粒子である。この微粒子をポリマー100重量部に対して、好ましくは0.01〜1重量部、さらに好ましくは0.01〜0.5重量部含有させるとよい。
微粒子は無機微粒子、有機微粒子のいずれを用いてよいが、好ましくは無機微粒子を用いる。無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、二酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウムを例示することができる。有機微粒子としては、架橋ポリスチレン粒子、架橋シリコーン樹脂粒子を例示することができる。
微粒子の平均粒径は、好ましくは2.5μm以下であり、微粒子の平均粒径が2.5μmを超えると成形加工により変形した部分の粗大粒子(例えば10μm以上の粒子)が起点となりピンホールを生じたり場合によっては破断することもある。特に、耐ピンホール性の点で好ましい微粒子は、平均粒径が2.5μm以下であり、粒径比(長径/短径)が1.0〜1.2である単分散微粒子である。この微粒子としては、真球状シリカ、真球状二酸化チタン、真球状ジルコニウム、真球状架橋シリコーン樹脂粒子を例示することができる。
[最短半結晶化時間]
本発明において、B層のポリエステル組成物の最短半結晶化時間は、好ましくは1〜100秒、さらに好ましくは1〜80秒、特に好ましくは1〜50秒である。最短半結晶化時間が1秒未満であると結晶性が上がり過ぎるため製膜性が悪化し好ましくない。最短結晶化時間が100秒を超えるとレトルト処理後の外観が斑点状に乳白色に変色するため好ましくない。
なお、ここでいう最短半結晶化時間とは、樹脂の結晶化が生じる温度範囲で半結晶化時間を測定し、該温度範囲の中で最も短かった半結晶化時間であり、ポリマー結晶化速度測定装置(コタキ製作所(株)製、MK−801型)を用いて、直交した偏光板の間に置いた試料の結晶化に伴い増加する光学異方性結晶成分による透過光を各試料温度で測定(脱偏光強度法)し、下記のアブラミ式を用いて結晶化度が1/2となる時間を算出した各試料温度での値の中で最も短い時間である。
測定にあたり試料(試料重量:8mg)は該装置に組み込まれた融解炉で樹脂の最高融点+50℃の温度で窒素中で1分間加熱後、直ちに試料を移動させて、結晶化浴中に浸漬し、10秒以内に試料温度を平衡な測定温度になるようにして測定を開始する。
また、ここでの最高融点とは示差走査熱量計(TA Instruments mDSC型)により20℃/分の昇温速度で昇温した時、1つあるいは2つ以上の吸熱ピークが認められるが、それらの吸熱ピークの最大深さを示す温度の中で最高の温度をいう。該脱偏光強度法は、新実験化学講座(丸善)および高分子化学 Vol.29.No.139、323および336(高分子学会)にも記載されているように、早い結晶化速度を測定する時に有効な方法である。
なお、試料が熱平衡に達するまでの時間を考慮し、結晶化浴中に試料を移動して10秒経過した時点をt=0秒として測定した。t=0秒で測定した脱偏光透過強度がIo、Log tに対して脱偏光透過強度をプロットして結晶化温度曲線が直線になりはじめた点の脱偏光透過強度をIgとする。
Figure 2006142654
本発明において最短半化粧か時間を上記の範囲とするためには、例えば、ポリエステルのCOOH末端量を以下のようにコントロールするとよい。すなわち、フィルムの最短半結晶化時間は、COOH末端量に大きく関係する。COOH末端量を以下のように適切にコントロールされていないポリエステルでは、ポリマー溶融時の滞留時間を長くしたり滞留温度を高くするとポリマーが熱分解により劣化するという弊害が発生する。ポリブチレンテレフタレート(b1)のCOOH末端量は、好ましくは10〜70当量/トン、ポリエチレンテレフタレート(a)およびポリエチレンテレフタレート(b2)のCOOH末端量は好ましくは10〜50当量/トンである。この範囲であると最短半結晶化時間を本発明の範囲に制御することができ好ましい。ポリブチレンテレフタレート(b1)のCOOH末端量が10当量/トン未満であると、かかる最短半結晶化時間が長くなり過ぎて、ポリマーの劣化によるフィルムの製膜性が低下し易くなり、またレトルト処理後の外観が斑点状に乳白色に変色するため好ましくなく、COOH末端量が70当量/トンを超えるものは最短半結晶化時間が短くなり過ぎて、製膜工程中、特に延伸工程中で結晶化を起こしてしまい、局所的な厚み斑や幅変動の原因となり製膜性が低下し易く好ましくない。
また、ポリエチレンテレフタレート(a)およびポリエチレンテレフタレート(b2)のCOOH末端量が10当量/トン未満であると、かかる最短半結晶化時間が長くなり過ぎて、ポリマーの劣化によるフィルムの製膜性が低下し易くなり、またレトルト殺菌処理後の外観が斑点状に乳白色に変色するため好ましくなく、COOH末端量が50当量/トンを超えるものは最短半結晶化時間が短くなり過ぎて、製膜工程中、特に延伸工程中で結晶化を起こしてしまい、局所的な厚み斑や幅変動の原因となり製膜性が低下し易く好ましくない。
なお、COOH末端量は、セイワ技研製COOH自動測定装置を用い、サンプル100mgにベンジルアルコール20mgを加え、窒素雰囲気下にて、200℃で4分間加熱した後、常温に冷却し、フェノールレッドを指示薬として0.02N水酸化ナトリウムベンジルアルコール溶液を滴下して、指示薬変色までの滴定量より下記式を用いて求められる。
COOH末端量(当量/トン)=滴定量(cc)×200
[フィルム硬度]
本発明のフィルムは、ポリエステルA層の室温におけるフィルム硬度が18mgf/μm以上、好ましくは20mgf/μm以上である。室温におけるA層のフィルム硬度が18mgf/μm未満では、フィルムを金属板に熱圧着する際にラミネートロールの付着物やキズがフィルムに転写し、表面に凹凸を生じるために、ラミネート金属板の光沢感が損なわれる。
なお、ポリエステルA層の硬度は、超微小押し込み硬さ試験機ENT−1100aを用い、室温において、500mgfの試験荷重での押し込み深さhμmより下記式で求める。
Figure 2006142654
[色]
本発明のフィルムは、フィルムの色差計によるa*値が−30〜20、b*値が20〜70である色調、好ましくはa*値が−20〜10、b*値が40〜70の色調を有する。a*値が−30より低いか20を超えると、金属板と貼り合せたときに所望の金属色が得られない。b*値が20未満では着色性に乏しく、金属ラミネート後に良好なゴールド発色性が得られず、70を超えると着色剤の分散状態が悪化し、製膜性が低下し易い。a*値とb*値をこの範囲とすることで金属ラミネート後に外観上高級感のあるゴールド発色性を持たせることができる。なお、色調はJIS Z−8722に基づき、分光式自動色差計を用いて、白板反射法により測定される。
さらに本発明のフィルムは、125℃で90分間のレトルト処理をした前後での色差(ΔE*)が、好ましくは5以下、さらに好ましくは3以下である。また、200℃で1分間の乾熱処理をした前後での色差が、好ましくは3以下、さらに好ましくは2以下である。特に高温下やレトルト下の使用で好適に使用するためには、フィルムに添加する着色剤の耐熱性が重要となり、例えば300℃での熱重量変化率が5%以下である着色剤を用いることが好ましい。
[ラミネート]
本発明のフィルムは、製罐後のレトルト殺菌処理時における着色剤のブリードアウトを防ぐために、A層が最外層になるように金属板にラミネートされることが必要である。さらにA層がB層からの着色剤ブリードアウト防止性の効果を発揮するためにA層の厚みは、好ましくは厚み0.5μm以上、さらに好まくは厚み2μm以上である。
本発明のフィルムは、好ましくは厚み6〜55μm、さらに好ましくは8〜45μm、特に好ましくは10〜30μmである。厚みが6μm未満では成形加工時に破れ等が生じやすくなり、55μmを超えると過剰品質であって不経済であり好ましくない。
本発明のフィルムが貼り合わせられる金属板、特に製缶用金属板としては、ブリキ、ティンフリースチール、ティンニッケルスチール、アルミニウム等の板が適切である。金属板へのポリエステルフィルムの貼り合わせは、例えば下記(ア)または(イ)の方法で行うことができる。
(ア)金属板をフィルムの融点以上に加熱しておいてフィルムを貼り合わせた後冷却し、金属板に接するフィルムの表層部(薄層部)を非晶化して密着させる。
(イ)フィルムにあらかじめ接着剤をプライマーコートしておき、この面と金属板を貼り合わせる。接着剤としては公知の樹脂接着剤、例えばエポキシ系接着剤、エポキシ−エステル系接着剤、アルキッド系接着剤を用いることができる。また、この接着剤に白色顔料や黄色顔料を分散させることにより着色外観を有するフィルムとすることもできる。
[製造方法]
本発明で用いるポリエチレンテレフタレート(a)、ポリブチレンテレフタレート(b1)およびポリエチレンテレフタレート(b2)は、従来公知の方法で製造することができる。例えば、テレフタル酸、エチレングリコールおよび共重合成分をエステル化反応させ、次いで得られる反応生成物を重縮合反応させて共重合ポリエステルとする方法、或いはジメチルテレフタレート、エチレングリコールおよび共重合成分をエステル交換反応させ、次いで得られる反応生成物を重縮合反応させて共重合ポリエステルとする方法で製造することができる。必要に応じて、他の添加剤、例えば蛍光増白剤、酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止剤を配合してもよい。
本発明のフィルムは、上記のポリエステルを用いて従来公知の共押出製膜法に準拠して製造することができる。先ず、前述の各ポリエステル原料を必要に応じて乾燥した後、複数台の押出し機、複数層のマルチマニホールドダイまたはフィードブロックを使用し、それぞれのポリエステルを積層してスリット状のダイから溶融シートを押出し、冷却ロールで冷却固化して未延伸シートを得る。この場合、シートの平面性を向上させるため、シートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必要があり、静電印加密着法または液体塗布密着法が好ましく採用される。本発明においては必要に応じ両者を併用してもよい。
本発明のフィルムは、未延伸フィルムであってもよいが、二軸配向フィルムであることが好ましい。そこで、二軸配向フィルムの製膜方法について説明する。得られた未延伸フィルムを二軸方向に延伸して二軸配向する。すなわち、先ず、ロールまたはテンター方式の延伸機により、前記の未延伸シートを長手方向に延伸する。延伸温度は、50〜100℃、好ましくは60〜90℃であり、延伸倍率は2.8〜5.0倍、好ましくは3.0〜4.5倍である。次いで、テンター方式の延伸機により、幅方向に延伸を行う。延伸温度は60〜110℃、好ましくは70〜100℃であり、延伸倍率は3.0〜5.0倍、好ましくは3.2〜4.5倍である。さらに引続き130〜220℃の範囲の温度で20%以内の弛緩下で熱処理を行い、二軸延伸フィルムを得る。
以下、実施例を掲げて本発明をさらに説明する。なお、フィルムの特性は、以下の方法で測定、評価した。
(1)融点
示差走査熱量計TA Instruments製 DSC 2920 Modulated DSCを用い、昇温速度20℃/分で融解ピーク温度を求めた。なお、サンプル量は約20mgとした。
(2)固有粘度
フィルムをο−クロロフェノールに溶解後、遠心分離機により酸化チタン等のフィラーを取り除き、35℃の温度にて測定した。なお、固有粘度は未延伸フィルムの値である。
(3)COOH末端基
セイワ技研製COOH自動測定装置を用い、サンプル100mgにベンジルアルコール20mgを加え、窒素雰囲気下にて、200℃で4分間加熱した後、常温に冷却し、フェノールレッドを指示薬として0.02N水酸化ナトリウムベンジルアルコール溶液を滴下して、指示薬変色までの滴定量より下記式を用いて求めた。
COOH末端基(当量/トン)=滴定量(cc)×200
(4)最短半結晶化時間
コタキ製作所製ポリマー結晶化速度測定装置MK−801型を用い、サンプル8mgにて40〜150℃の範囲にて測定した。
(5)製膜性
以下の基準で評価した。
○:良好
△:局所的な厚み斑や幅変動がやや見られた
×:局所的な厚み斑や幅変動で切断多発
(6)ゴールド発色性
JIS Z 8722に基づき、日本電色工業製自動色差計(SE−Σ90型)を用い、5cm角のサンプル1枚のa*値およびb*値を測定し、下記の基準でフィルムのゴールド発色性について評価した。なお、測定の際はフィルム押えとして装置に付属の白色板を使用し、反射法で測定した。
○:a*値が−30〜20、b*値が20〜70
△:a*値が−30〜20、b*値が上記範囲外のもの
×:a*値とb*値が上記範囲外のもの
(7)フィルム硬度
超微小押し込み硬さ試験機ENT−1100aを用い、室温において500mgfの試験荷重での押し込み深さhμmより、下記式に従って求めた。
Figure 2006142654
(8)レトルト耐性
フィルムを125℃、90分間レトルト殺菌処理し、処理前後のフィルムについて(6)と同様にL*、a*、b*を測定した。さらに、下記式より色差(ΔE*)を算出し、評価した。
ΔE*={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)1/2
ΔL*=処理前後でのフィルムのL*の差
Δa*=処理前後でのフィルムのa*の差
Δb*=処理前後でのフィルムのb*の差
○:ΔE*が5以下
△:ΔE*が5を超え10未満
×:ΔE*が10以上
また、レトルト処理前後のフィルムのヘーズを日本電色工業製ヘーズメーターNDH2000型により測定し、レトルト処理前後でのヘーズ変化量(ΔHz)を算出した。
ΔHz=(レトルト処理後のヘーズ)−(レトルト処理前のヘーズ)
○:ΔHzが10以下
△:ΔHzが10を超え15未満
×:ΔHzが15以上
(9)耐熱性(乾熱)
フィルムを200℃、1分間乾熱処理し、処理前後のフィルムについて(6)と同様にL*、a*、b*を測定した。さらに、(8)と同様に上記式で色差(ΔE*)を算出し、評価した。
○:ΔE*が3以下
△:ΔE*が3を超え5未満
×:ΔE*が5以上
(10)深絞り加工性
サンプルフィルムを、230℃に加熱した板厚0.25mmのティンフリースチールの両面に貼り合せ、水冷した後、150mm径の円板状に切り取り、絞りダイスとポンチを用いて4段階で深絞り加工し、55mm径の側面無継目容器(以下、缶と略す)を作成した。これらの缶について以下の観察および試験を行ない、各々下記の基準で評価した。
缶の加工状況について観察した結果を以下の基準で目視評価した。
○:フィルムに異状なく加工され、フィルムに白化や破断が認められない。
△:フィルムの缶上部に白化が認められる。
×:フィルムの一部にフィルム破断が認められる。
(11)ラミ後の光沢感
(10)にて加工したラミサンプルの表面光沢感の変化を目視評価した。
○:変化なし。
△:やや白濁した。
×:著しく斑点状に乳白色に変化した。
(12)ラミ後レトルト耐性
A.耐白化性
前記(10)にて深絞り成型が良好であった缶に水を一杯まで充填した後、レトルト釜に入れ、スチームが直接サンプルに当らないようにして125℃の加圧水蒸気で90分レトルト処理を施し、深絞り缶の底のポリエステル樹脂層の表面外観の変化を目視評価した。
○:変化なし。
△:やや白濁した。
×:著しく斑点状に乳白色に変化した。
B.耐着色剤溶出性
上記A.と同様の手順でレトルト処理を施し、深絞り缶の底のポリエステル樹脂層をガーゼで軽く拭き、ガーゼの着色度合いを下記基準で目視評価した。
○:ガーゼに着色なし。
△:ガーゼがやや着色した。
×:ガーゼが著しく黄色に着色した。
[実施例1〜3]
表1に示すA層とB層のポリエステル組成物を常法により乾燥し、A層を280℃、B層を270℃で別々に溶融した後、フィードブロックを使用して二層に積層し、ダイから押出して冷却固化し、未延伸フィルムを作成した。次いで、この未延伸フィルムを68℃で3.2倍に縦延伸した後、78℃で3.7倍に横延伸し、185℃で熱固定して二軸配向積層フィルムを得た。得られたフィルムの厚みは12μmであった。
[比較例1]
表1に示すA層とB層のポリエステル組成物を常法により乾燥し、270℃で個々に溶融した後、フィードブロックを使用して二層に積層し、ダイから押出して冷却固化し、未延伸フィルムを作成した。次いで、この未延伸フィルムを68℃で3.2倍に縦延伸した後、78℃で3.7倍に横延伸し、185℃で熱固定して二軸配向積層フィルムを得た。得られたフィルムの厚みは12μmであった。
[比較例2]
表1に示すA層とB層のポリエステル組成物を常法により乾燥し、280℃で個々に溶融した後、フィードブロックを使用して二層に積層し、ダイから押出して冷却固化し、未延伸フィルムを作成した。次いで、この未延伸フィルムを105℃で3.2倍に縦延伸した後、120℃で3.2倍に横延伸し、210℃で熱固定して二軸配向積層フィルムを得た。得られたフィルムの厚みは15μmであった。
[比較例3]
表1に示すA層とB層のポリエステル組成物を常法により乾燥し、A層を280℃、B層を270℃で個々に溶融した後、フィードブロックを使用して二層に積層し、ダイから押出して冷却固化し、未延伸フィルムを作成した。次いで、この未延伸フィルムを105℃で3.2倍に縦延伸した後、120℃で3.2倍に横延伸し、210℃で熱固定して二軸配向積層フィルムを得た。得られたフィルムの厚みは15μmであった。製膜時縦延伸工程において幅変動が大きく、切断が頻発し製膜性は悪かった。
[比較例4]
実施例1において、A層およびB層の層厚みを表1のとおり変更する以外は同様にして製膜を行ない、二軸配向積層フィルムを得た。
[比較例5]
実施例1において、B層のポリエステル組成物を表1のとおり変更する以外は同様にして製膜を行ない、二軸配向積層フィルムを得た。製膜時横延伸工程において切断が頻発し製膜性は悪かった。評価結果は表2に示す通りであった。
Figure 2006142654
Figure 2006142654
表2の結果から明らかなように、本発明のポリエステルフィルムを使用した缶では、優れた深絞り加工性を有し、ラミネート後の光沢感、レトルト後外観、ゴールド発色性に優れている。
本発明の金属板貼合せ成形加工用フィルムは、清涼飲料水や食缶用などの金属缶の缶胴部や蓋材部に貼り合せて用いることができる。

Claims (7)

  1. ポリエステルA層およびこれと接するポリエステルB層からなる積層フィルムであって、ポリエステルA層はポリエチレンテレフタレート(a)からなり、ポリエステルB層はポリブチレンテレフタレート(b1)30〜70重量%とポリエチレンテレフタレート(b2)30〜70重量%からなるポリマー合計100重量部に着色剤を0.1〜5.0重量部含有させた樹脂組成物からなり、色差計で測定されるフィルムのa*値が−30〜20、b*値が20〜70であり、かつA層の室温におけるフィルム硬度が18mgf/μm以上であることを特徴とする金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  2. ポリエステルA層の厚みが0.5〜5μm、ポリエステルB層の厚みが5〜50μmである、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  3. ポリエステルA層が最外層となるように用いられる、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  4. B層の樹脂組成物の最短半結晶化時間が1〜100秒である、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  5. 125℃×90分のレトルト処理前後における色差ΔE*が5以下である、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  6. 200℃×1分の乾熱処理前後における色差ΔE*が3以下である、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
  7. ポリエステルB層の着色剤が、アンスラキノン系、イソインドリノン系、ベンズイミダゾロン系、キノフタロン系、縮合アゾ系からなる群から選ばれる少なくとも1種類の有機顔料である、請求項1記載の金属板貼合せ成形加工用フィルム。
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