JP2006139642A - 工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム - Google Patents

工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、工程在庫や製品在庫を生み出した工程部門を特定して、在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムを提供することである。
【解決手段】 入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出手段、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、差異を判定して、実績工数を算出する実績工数算出手段、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、有責失点の評価をする有責失点評価手段、を備えることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数工程を経て完成製品を生産する工場において、各工程で生産した工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化して管理するための有責失点生産管理システムに関するものである。
従来、複数の工程を経て製品を生産する工場では、工程間の仕掛在庫が増大することに伴い発生する、保管コスト増加や作業性低下を防止するために、生産計画に基づいて、工程在庫の予測値を求めたうえで、実際の生産実績値を把握して、予測値との差異を埋めるように、生産計画を調整していた。
たとえば、特許文献1には、リードタイムが長い生産ラインにおいて、製品仕様の変更や工程履歴を把握して生産管理精度を高めた生産管理システムを提供する技術が開示されている。
特許第3208225号公報(2−7頁、図1−13)
しかし、前述した従来の生産管理システムでは、製品仕様の変更に対応したり、生産終了までの工程履歴の把握はできるが、在庫を生産した部門を明確に示すことは出来なかった。
本発明はこのような従来技術を考慮してなされたものであって、本発明の課題は、工程在庫や製品在庫を生み出した工程部門を特定して、在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。すなわち、請求項1の発明は、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出手段、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、差異を判定して、実績工数を算出する実績工数算出手段、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、有責失点の評価をする有責失点評価手段、を備えることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムである。
請求項2の発明は、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出手段、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、積算して、有責失点予定値を算出して、更に、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、また、生産実施期間の生産終了時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、判定結果を、それぞれ実績ステータスとして保持する実績工数算出手段、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、前記保持した実績ステータスに応じて、有責失点の評価をする有責失点評価手段、を備えることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムである。
請求項3の発明は、前記実績工数算出手段は、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が生産計画期間より早まっていれば、早まった時間分を加算する工数として、また、生産実施期間の生産終了時間が生産計画期間の生産終了時間より延びていれば、延びた時間分を加算する工数として、それぞれ、計画工数に加算して、実績工数とすることを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムである。
請求項4の発明は、前記有責失点評価手段において、有責失点の評価をして、有責失点評価報告書を作成することを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムである。
請求項5の発明は、生産数量と計画工数から、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出ステップ、生産計画期間と、生産実施期間の差異を判定して、実績工数を算出する実績工数算出ステップ、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、有責失点の評価をする有責失点評価ステップ、を含んだ手順でなされることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法である。
請求項6の発明は、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出ステップ、入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、積算して、有責失点予定値を算出して、更に、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、また、生産実施期間の生産終了時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、判定結果を、それぞれ実績ステータスとして保持する実績工数算出ステップ、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、前記保持した実績ステータスに応じて、有責失点の評価をする有責失点評価ステップ、ことを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法である。
請求項7の発明は、前記実績工数算出ステップは、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産開始時間が早まれば、早まった時間分を加算する工数にして、また、生産終了時間が延びれば、延びた時間分を加算する工数にして、それぞれ、計画工数に演算して、実績工数とすることを特徴とする請求項5、または、請求項6に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法である。
請求項8の発明は、前記有責失点評価手段において、有責失点の評価をして、有責失点評価報告書を作成することを特徴とする請求項5、または、請求項6に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法である。
請求項9の発明は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムとして動作させるコンピュータプログラムである。
本願発明によれば、工程製品の在庫量や在庫保有時間を増やした工程を特定して、更に、その責任の程度を定量化することで、在庫量や在庫保有時間を削減する改善対策計画を立案・実施して、改善効果を定量的に把握することが可能となり、保管コスト削減や製造リードタイム削減が実現できる。
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図1は、本発明による工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムの全体構成図である。有責失点生産管理システムは、各製造工程(たとえば、印刷工程11、型抜工程13、成形工程15、配送工程17)に、指示した生産計画の生産量と計画工数から、工程製品の生産在庫責任の程度を示す有責失点計画値(たとえば、印刷工程の有責失点計画値11a)を与える。
次に、各製造工程は、生産計画に基づき、前工程から材料を受け取り、工程製品を生産して、後工程に送り、生産実施期間と実績工数を含む生産実績データを作成して、有責失点生産管理システムに、報告する。有責失点生産管理システムは、生産計画データの生産計画期間と計画工数、生産実績データの生産実施期間と実績工数を基にして、各工程の有責失点実績値(たとえば、印刷工程の有責失点実績値11b)を算出する。また、各製造工程の間には、工程待機(たとえば、型抜工程待機12、成形工程待機14、配送工程待機16)が設定されていて、前工程と後工程の調整を行っている。工程待機をしている期間は、生産管理工程の有責失点の対象となり、製造工程と同様に、有責失点計画値と有責失点実績値を算出する。前記有責失点計画値と前記有責失点実績値から、有責失点を評価して、各工程の有責失点評価報告書(たとえば、印刷工程の有責失点評価報告書11c)を作成する。
図2は、本発明による工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムの構成図である。有責失点生産管理システム20は、有責失点計画値算出手段21、実績工数算出手段22、有責失点評価手段23、記憶手段24を備える。記憶手段24は、実績ステータス24aと有責失点計画値24bとを保持する。
有責失点計画値算出手段21は、入力した生産計画データ・ファイル210から、生産数量(たとえば、製造ロット数量)と計画工数(たとえば、前工程から材料を受け入れて、製品を払いだすまでの日数)とを選択して、積算して、有責失点計画値を算出して、記憶手段24に、保持する。実績工数算出手段22は、入力した生産計画データ・ファイル210と生産実績データ・ファイル220から、生産計画期間と生産実施期間を選択して、比較して、生産実施期間の生産開始時間が生産計画期間より早まっていれば、早まった日数分を加算する工数として、また、生産実施期間の生産終了時間が生産計画期間より延びていれば、延びた日数分を加算する工数として、それぞれ、計画工数に加算して、実績工数とする。また、前記実績工数算出手段22は、生産実施期間の生産開始時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、他方、生産実施期間の生産終了時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、判定結果を、それぞれ実績ステータスとして保持する。有責失点評価手段23は、前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点計画値との差異を判定して、有責失点の評価を行い、評価報告書を作成する。
有責失点計画値算出手段21、実績工数算出手段22、有責失点評価手段23は、システムが内臓するプログラムである。
図3は、本発明による生産計画データ・ファイルの構成を説明する図である。生産計画データ・ファイルは、複数の生産計画データ30で構成される。生産計画データ30は、生産計画ロット番号31、製品名32、生産量33、工程名34、その工程での計画工数35と生産計画期間36で構成される。生産計画期間36は、生産開始時間36a、生産終了時間36bから成っている。
図4は、本発明による生産実績データ・ファイルの構成を説明する図である。生産実績データ・ファイルは、生産実績データ40で構成される。生産実績データ40は、生産実績ロット番号41、製品名42、生産量43、工程名44、実績工数45、生産実施期間46で構成される。生産実施期間46は、生産開始時間46a、生産終了時間46bから成っている。
図5は、本発明による有責失点生産管理システムのフローチャートである。
(1)生産計画データ・ファイル210と生産実績データ・ファイル220を入力・取得 する。(ステップS10)
(2)有責失点計画値を算出していない工程が、残っているか判定する。(ステップS1 1)残っていれば、有責失点計画値算出処理を行う。(ステップS12)残っていなけ れば、(4)に進む。
(3)有責失点計画値を保持する。(2)に戻る。(ステップS13)
(4)実績工数を算出していない工程が、残っているか判定する。(ステップS14)残 っていれば、実績工数算出処理を行う。(ステップS15)残っていなければ、(6) に進む。
(5)実績工数を保持する。(4)に戻る。(ステップS16)
(6)有責失点実績値を算出していない工程が、残っているか判定する。(ステップS1 7)残っていれば、有責失点評価処理を行う。(ステップS18)残っていなければ、 終了する。
(7)評価報告書を保持する。(6)に戻る。(ステップS19)
図6は、本発明による有責失点計画値を算出するフローチャートである。有責失点計画値算出処理は、以下の手順で行う。
(1)取得した生産計画データ・ファイル210から、工程の生産量33と計画工数34 aとを読み込む。(ステップS20)
(2)有責失点計画値を、次の式で、算出する。(ステップS21)“有責失点計画値= 生産量×計画工数”
(3)終了する。
図7は、本発明に実績工数を算出するフローチャートである。実績工数算出処理は、以下の手順で行う。
(1)取得した生産計画データ・ファイル210と生産実績データ・ファイル220から 、各工程の生産計画期間36と生産実施期間46と計画工数35/45とを読み込む 。(ステップS30)
(2)生産計画期間36の生産開始時間36aと、生産実施期間46の生産開始時間46 aを比較する。(ステップS31)両日が、同一であれば、(3)に進む。計画より 生産開始時間が早期であれば、(5)に進む。計画より生産開始時間が遅延したので あれば、(7)に進む。
(3)計画工数を、実績工数とする。(ステップS32)
(4)実績ステータス“S=ON”を保持する。(9)に進む。(ステップS33)
(5)早まった分の工数を計画工数に加算して、実績工数とする。(ステップS34)
(6)実績ステータス“S=ER”を保持する。(9)に進む。(ステップS35)
(7)計画工数を、実績工数とする。(ステップS36)
(8)実績ステータス“S=DL”を保持する。(9)に進む。(ステップS37)
(9)生産計画期間36の生産終了時間36bと、生産実施期間46の生産終了時間46 bを比較する。(ステップS38)両日が、同一であれば、(10)に進む。計画よ り生産終了時間が早期に終了したのであれば、(11)に進む。計画より生産終了時 間が遅延したのであれば、(12)に進む。
(10)実績ステータス“F=ON”を保持する。(ステップS40)終了する。
(11)延長分の工数を、前記実績工数に加算する。(ステップS41)実績ステータス “F=DL”を保持する。(ステップS42)終了する。
(12)実績ステータス“F=ER”を保持する。(ステップS43)終了する。
図8は、図7の説明で使用した実績ステータスの一覧である。生産計画期間36の生産開始時間36aと、生産実施期間46の生産開始時間46aを比較して、“計画どおり開始”の場合は、実績ステータスを“S=ON”として、“計画より早い開始”の場合は、実績ステータスを“S=ER”、“計画より遅い開始”の場合は、実績ステータスを“S=DL”とする。“生産計画期間36の生産終了時間36bと、生産実施期間46の生産終了時間46bを比較して、計画どおり終了”の場合は、実績ステータスを“F=ON”として、“計画より早い終了”の場合は、実績ステータスを“F=ER”として、“計画より遅い終了”の場合は、実績ステータスを“F=DL”とする。
図9は、本発明に有責失点評価をするフローチャートである。なお、有責失点評価メッセージの内容は、図10で、示す。有責失点評価処理は、以下の手順で行う。
(1)取得した生産計画データ・ファイル210、もしくは、生産実績データ・ファイル 220の生産量33/43と、保持している実績工数を使って、次の式で、有責失点実 績値を算出する。(ステップS50)“有責失点実績値=生産量×実績工数”
(2)前記保持している有責失点実績値と前記有責失点計画値を比較する。(ステップS 51)等しければ、(3)に進む。有責失点実績値の値が大きければ、(4)に進む。 有責失点計画値の値が大きければ、“エラー”を表示して、終了する。(ステップS5 4)
(3)工程名、有責失点計画値、有責失点実績値と、実績ステータスに応じた有責失点評 価メッセージを以下の条件で選択して、評価を行い、評価報告書を作成する。(ステッ プS52)
(A)“S=ON""F=ON"であれば、メッセージ(1)
(B)"S=ON""F=ER"であれば、メッセージ(2)
(C)"S=DL""F=ON"であれば、メッセージ(4)
(D)"S=DL""F=ER"であれば、メッセージ(2)(4)
終了する。
(4)工程名、有責失点計画値、有責失点実績値と、実績ステータスに応じた有責失点評 価メッセージを以下の条件で選択して、評価を行い、評価報告書を作成する。(ステッ プS53)
(A)"S=ON""F=DL"であれば、メッセージ(3)
(B)"S=DL""F=DL"であれば、メッセージ(3)(4)
(C)"S=ER""F=ON"であれば、メッセージ(5)
(D)"S=ER""F=ER"であれば、メッセージ(2)(5)
(E)"S=ER""F=DL"であれば、メッセージ(3)(5)
終了する。
図10は、図9で説明した有責失点評価メッセージの内容一覧である。
メッセージ(1)の内容は、“今回は、計画通りの生産が行われたが、改善事項がないか検討すること”であり、メッセージ(2)の内容は、“生産終了が、当初の予定より、早まった原因を調査すること”であり、メッセージ(3)の内容は、“生産終了が、当初の予定より、遅れた原因を調査すること”であり、メッセージ(4)の内容は、“生産開始が、当初の予定より、遅れた原因を調査すること”であり、メッセージ(5)の内容は、“生産開始が、当初の予定より、早まった原因を調査すること”である。
図11は、本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く生産開始した例の生産計画期間程と生産実施期間程表である。生産計画による各工程の計画工数51は、“印刷工程の計画工数=1日”、“型抜工程待機の計画工数=2日”、“型抜工程の計画工数=2日”、“成形工程待機の計画工数=1日”、“成形工程の計画工数=3日”、“配送工程待機の計画工数=1日”、“生産管理工程の計画工数=4日”である。生産実績による各工程の実績工数52は、“印刷工程の実績工数=2日”(1日増加)、“型抜工程待機の実績工数=0日”、“型抜工程の実績工数=3日”(1日増加)、“成形工程待機の実績工数=1日”、“成形工程の実績工数=3日”、“配送工程待機の実績工数=1日”、“生産管理工程の実績工数=2日”(実績工数2日減少)である。ここで、印刷工程の実績工数は、終了時間が、1日遅延したので、1日増加した。型抜工程の実績工数は、開始時間は、1日早まったので、1日増加して、終了時間が1日繰り上がったが工数の減少は生じない。型抜工程待機の実績工数は、2日減少して、無くなったので、0日となった。その他の実績工数は、変更がなかったので、計画工数と同じである。
図12は、本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く生産開始した例の有責失点計画値の算出である。たとえば、生産量が、“生産量=100、000枚”で、製造工程の計画工数が、それぞれ、“印刷工程の計画工数=1日”、“型抜工程の計画工数=2日”、“成形工程の計画工数=3日”、“生産管理工程の計画工数=4日”であるので、有責失点計画値算出式“有責失点計画値=生産量×計画工数”で、有責失点計画値を算出すると次のとおりになる。各工程の有責失点計画値53aは、“印刷工程:100、000(枚・日)”、“型抜工程:200、000(枚・日)”、“成形工程:300、000(枚・日)”、“生産管理:400、000(枚・日)”となる。
図13は、本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く生産開始した例の有責失点実績値の算出である。たとえば、生産量が、“生産量=100、000枚”で、製造工程の実績工数が、それぞれ、“印刷工程の実績工数=2日”(実績工数1日増加)、“型抜工程の実績工数=3日”(実績工数1日増加)、“成形工程の実績工数=3日”、““生産管理工程の実績工数=2日”(実績工数2日減少)であるので、有責失点実績値算出式“有責失点実績値=生産量×実績工数”で、有責失点計画値を算出すると次のとおりになる。各工程の有責失点実績値53bは、“印刷工程:200、000(枚・日)”、“型抜工程:300、000(枚・日)”、“成形工程:300、000(枚・日)”、“生産管理:200、000(枚・日)となる。
なお、実施事例では、生産計画期間/終了期間や、開始時間/終了時間や、計画工数/実績工数の単位を、日数単位で説明したが、時間単位や、分単位で行ってもよい。
以上詳しく説明したように、本発明によれば、本願発明によれば、工程製品の在庫量や在庫保有時間を増やした工程を特定して、更に、その責任の程度を定量化することで、在庫量や在庫保有時間を削減する改善対策計画を立案・実施して、改善効果を定量的に把握することが可能となり、保管コスト削減や製造リードタイム削減が実現できた。
本発明による工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有 責失点生産管理システムの全体構成図 本発明による工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有 責失点生産管理システムの構成図 本発明による生産計画データの構成 本発明による生産実績データの構成 本発明による有責失点生産管理システムのフローチャート 本発明による有責失点計画値を算出するフローチャート 本発明に実績工数を算出するフローチャート 本発明による実績ステータスの構成 本発明に有責失点評価をするフローチャート 本発明による有責失点評価メッセージ一覧 本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く 生産開始した例(生産計画期間程と生産実施期間程) 本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く 生産開始した例(有責失点計画値算出) 本発明による印刷工程が予定より遅れて終了して、型抜き工程が予定より早く 生産開始した例(有責失点実績値の算出)
符号の説明
11 印刷工程
11a 印刷工程の有責失点計画値
11b 印刷工程の有責失点実績値
11c 印刷工程の有責失点評価報告書
12 型抜工程待機
13型抜工程
14 成形工程待機
15 成形工程
16 配送工程待機
17 配送工程
20 有責失点生産管理システム
21 有責失点計画値算出手段
22 実績工数算出手段
23 有責失点評価手段
24 記憶手段
24a 実績ステータス・データ
24b 有責失点計画値
30 生産計画データ
31 生産計画ロット番号
32 製品名
33 生産量
34 工程名
35 計画工数
36 生産計画期間
36a 生産開始時間
36b 生産終了時間
40 生産実績データ
41 生産実績ロット番号
42 製品名
43 生産量
44 工程名
45 実績工数
46 生産実施期間
46a 生産開始時間
46b 生産終了時間
53a 各工程の有責失点計画値
53b 各工程の有責失点実績値
210 生産計画データ・ファイル
220 生産実績データ・ファイル

Claims (9)

  1. 入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出手段、
    入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、差異を判定して、実績工数を算出する実績工数算出手段、
    前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、有責失点の評価をする有責失点評価手段、
    を備えることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム。
  2. 入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出手段、
    入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、積算して、有責失点予定値を算出して、更に、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、また、生産実施期間の生産終了時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、判定結果を、それぞれ実績ステータスとして保持する実績工数算出手段、
    前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、前記保持した実績ステータスに応じて、有責失点の評価をする有責失点評価手段、
    を備えることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム。
  3. 前記実績工数算出手段は、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が生産計画期間より早まっていれば、早まった時間分を加算する工数として、また、生産実施期間の生産終了時間が生産計画期間の生産終了時間より延びていれば、延びた時間分を加算する工数として、それぞれ、計画工数に加算して、実績工数とすることを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム。
  4. 前記有責失点評価手段において、有責失点の評価をして、有責失点評価報告書を作成することを特徴とする請求項1、または、請求項2に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム。
  5. 生産数量と計画工数から、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出ステップ、
    生産計画期間と、生産実施期間の差異を判定して、実績工数を算出する実績工数算出ステップ、
    前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、有責失点の評価をする有責失点評価ステップ、
    を含んだ手順でなされることを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法。
  6. 入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産数量と計画工数とを選択して、積算して、有責失点予定値を算出する有責失点予定値算出ステップ、
    入力した生産計画データ・ファイルと生産実績データ・ファイルから、生産計画期間と生産実施期間を選択して、積算して、有責失点予定値を算出して、更に、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産実施期間の生産開始時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、また、生産実施期間の生産終了時間が、予定通りか、早まっているか、遅くなっているかを判定して、判定結果を、それぞれ実績ステータスとして保持する実績工数算出ステップ、
    前記生産数量と前記実績工数を積算して算出した有責失点実績値と、前記有責失点予定値との差異を判定して、前記保持した実績ステータスに応じて、有責失点の評価をする有責失点評価ステップ、
    ことを特徴とする工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法。
  7. 前記実績工数算出ステップは、生産計画期間と、生産実施期間とを比較して、生産開始時間が早まれば、早まった時間分を加算する工数にして、また、生産終了時間が延びれば、延びた時間分を加算する工数にして、それぞれ、計画工数に演算して、実績工数とすることを特徴とする請求項5、または、請求項6に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法。
  8. 前記有責失点評価手段において、有責失点の評価をして、有責失点評価報告書を作成することを特徴とする請求項5、または、請求項6に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理の方法。
  9. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システムとして動作させるコンピュータプログラム。
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