JP2002312018A - 工程管理システム - Google Patents

工程管理システム

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JP2002312018A
JP2002312018A JP2001114232A JP2001114232A JP2002312018A JP 2002312018 A JP2002312018 A JP 2002312018A JP 2001114232 A JP2001114232 A JP 2001114232A JP 2001114232 A JP2001114232 A JP 2001114232A JP 2002312018 A JP2002312018 A JP 2002312018A
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Hiroshi Tamae
寛志 玉江
Kanako Morita
加奈子 守田
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Toto Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な工程の組み直しを行なう為の工程管理
システムを提供する。 【解決手段】 製品情報と工程情報及び作業情報とを対
応付けて記憶するデータ記憶手段と、作業実績入力を受
付ける入力装置によって作業実績入力が受付けられた時
に、データ記憶手段の内容を更新するデータ処理手段か
ら構成し、計画通りに作業ができていない状況を早急に
感知し、実績内容に基づいた対応・対策を取ることがで
きる作業計画を提供する工程管理システムとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショップ式の設備
レイアウトを持つ機械加工設備において、一品受注品及
び試作品を製造させる為に必要な作業工程を1または複
数の作業工程に振り分け、各作業工程管理を実施する際
に用いられる工程管理システム、及び、コンピュータを
このような工程管理システムとして機能させるコンピュ
ータ可読媒体に関するものである。
【0002】
【従来技術】機械加工設備の作業工程を管理する責任者
は、個々の作業工程の遅れや進み具合を考慮して、全体
的な作業日程や作業場所の配分を調整するため、さら
に、他の様々な目的のため、各作業工程の予定(着手予
定日,見積作業時間[工数],完了予定日)を立案し,
進捗,実績(着手日,実績作業時間[工数],完了日)
を管理しなければならない。
【0003】従来、このような作業工程管理を行うため
のデータの入力は、下記したような様々な形態でなされ
ていた。即ち、従来におけるデータ入力の第1の例は、
コンピュータ入力画面に、個々の作業工程の識別情報が
入力される入力欄を設けておき、オペレータがその入力
欄に入力対象作業工程の識別情報を入力した後に作業終
了を入力して、データ記憶手段に格納するといった、通
常のデータ記憶手段技術を用いるものである。
【0004】また、従来におけるデータ入力の第2の例
は、作業工程の流れを予めプログラム化しておき、その
作業工程の流れの途中における特定の作業の終了が入力
されることをトリガに、プログラムによって定められた
一定ルールに従って、それ以前の各作業工程についての
実績データを自動生成して、データ記憶手段に格納する
ものである。
【0005】また、従来におけるデータ入力の第3の例
は、生産ラインの各所に作業の終了を自動検出するセン
サを設置しておき、これらセンサによって収集された実
績データをデータ記憶手段に格納するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、何れも、作業の開始時刻と終了時刻
を手動あるいは自動検出して、データ入力するに過ぎな
かった。そのため、遅れや前倒しといった事象そのもの
は検出できるが、その事象を引き起こしている原因を把
握して対処することはできないという問題があった。
【0007】ショップ式の設備レイアウトを持ち、一品
受注品及び試作品を製造する機械加工設備における作業
工程管理においては、大量生産品を生産するライン式の
場合やベルトコンベアラインが固定的に定まっている組
立工程のように、決められた標準時間・標準作業通りに
作業を実施すれば計画通りの進捗を確保できる場合と異
なり、個々の製品毎に仕様が異なるが故に個別に作業工
程の流れ・工数を設定しなければならない。この場合、
計画責任者の経験から導いた見積時間を元に作業計画を
立案することになり、実際の作業実績時間と見積時間が
完全に合致する事は少ない。
【0008】さらに、試作品という短納期的な製品を製
作する場合は、材料手配や製作図面の手配が製作直前に
なる事や、それらの不備により製作に取り掛かれない事
が多い。また、計画された設備が他の作業で使用中であ
る場合や、設備の治具工具の段取都合によって、計画さ
れた工程の流れが滞る場合が多い。
【0009】このように、計画と実績が乖離する原因と
しては、材料待ちや図面待ちといった製作上不可欠な資
源の欠如、突発的な休暇・打合せなどによる人的要因、
機械故障や他の受注品を優先させるといった飛込み要
因、及び見積精度の悪さからくる時間的要因などが考え
られる。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明は、単純な開始時間と終了時間だけ
の実績を取込む工程管理システムではなく、作業の遅れ
・前倒し状態及びそれらの状態を引き起こしている要因
も含めた実績入力を行ない、実績内容に基づいて作業計
画を再立案できる工程管理システムを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決するために、請求項1に記載の本発明の工程管理シ
ステムでは、ショップ式の設備レイアウトの機械加工設
備の、作業工程管理を支援するための工程管理システム
であって、製品名称や納期などの項目から構成された製
品情報と、少なくとも一つ以上の作業工程に振り分けら
れた作業工程の工程情報と、工程情報から作業工程毎及
び作業予定日毎に集計した作業情報と、工程情報をその
製品情報に対応付けて格納することのできるデータ記憶
手段と、作業実績入力を受け付ける入力装置と、作業実
績入力の内容によってデータ記憶手段の内容を更新する
データ処理手段とを備えることを特徴とする工程管理シ
ステムとし、対応づけられた情報を更新するのでデータ
入力作業が簡易となり、作業性を向上させる作用があ
る。なお、本発明による工程管理システムは、一台のコ
ンピュータシステムを用いて構築しても良いし、ネット
ワークを介して接続された複数台のコンピュータシステ
ムに分散し、現場で直接、作業実績入力を受け付けるよ
うに構築しても良い。
【0012】また、請求項2に記載の本発明の工程管理
システムでは、前記データ記憶手段に格納されている個
々の作業工程に関し、前記データ処理手段は、前記製品
情報が工程情報に振り分けられた場合には、計画項目と
実績項目を持つ作業情報を生成し、作業情報の初期値を
前記データ記憶手段に格納することを特徴とする請求項
1記載の工程管理システムとし、例えば一日単位で作業
工程別、作業者別あるいは設備別に分類した未着手状態
の作業情報を発行すれば、一日の作業量としてそのまま
現場に対して作業指示を与える事ができる。
【0013】また、請求項3に記載の本発明の工程管理
システムでは、前記入力装置によって作業実績入力が受
け付けられた時には、作業工程毎に、作業の遅れ・前倒
し状態及びそれらの状態を引き起こしている要因に基づ
いて工程の組み直しを行なうデータ処理手段とを備える
ことを特徴とする請求項1記載の工程管理システムと
し、例えば、実績入力後、即時に作業の状態と共にそれ
らの状態を引き起こしている要因別に、予め設定されて
いる対処方法に基づいて、自動的に的確なイレギュラー
対応を取る事ができるので、製品の納期遅延防止をはか
る為の再計画や納入業者に対しての入荷督促処理を行な
える作用がある。
【0014】また、請求項4に記載の本発明の工程管理
システムでは、前記入力装置によって、更新された前記
データ記憶手段に記憶されている作業情報を作業工程毎
に一定期間で集計し統計的に分析した結果を提示する事
ができる提示手段とを備えることを特徴とする請求項1
の工程管理システムとし、例えば、オペレータに対して
計画データと実績データの乖離が大きなネック工程の提
示や、設備・作業者毎の負荷状況・能力バランスの提示
を行ない、予め設定されている能力などの調整を促す為
の情報提供を行なう事ができる作用がある。なお、一定
期間については、任意に定めることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明に適用した工程管理シス
テムの実施の形態を示す全体構成図である。この図1に
示されるように、この工程管理システムは、LAN等の
コンピュータネットワークを介して相互通信可能に接続
された生産計画用PC及び現場用PCから構成されてい
る。この生産計画用PCは、ショップ式の設備レイアウ
トを持つ機械加工設備において一品受注品及び試作品を
製造する場合、受注品の生産計画段階から生産終了まで
の管理を行うコンピュータシステムである。また、現場
用PCは、現場部門における従業員の作業工程やその作
業実績を管理するコンピュータシステムである。
【0017】生産計画用PCは、CPU11,通信イン
タフェース12,キーボード13,プリンタ14,生産
計画データ記憶手段格納用ハードディスク15,及びプ
ログラム格納用ハードディスク16から構成されてい
る。このうち、通信インタフェース12は、ネットワー
クを介して現場用PCと通信を行う。生産計画データ記
憶手段格納用ハードディスク15は、図2に示す製品情
報のデータ構造がテーブル形式で示される生産計画デー
タ記憶手段を格納する。この生産計画データ記憶手段
は、受注品の製造が計画された時に、個々の受注品にお
ける個々の作業工程毎にレコードが生成されるデータ記
憶手段である。個々のレコードには、その「整理番
号」,「発行部門」,「数量」,「単位」,「名称」,
「希望納期日」,「回答納期日」,「完了予定日」,
「完了日」,等の各項目が含まれている。
【0018】プログラム格納用ハードディスク16は、
CPU11に読み出されて実行される各種のプログラム
を格納するコンピュータ可読媒体である。このプログラ
ム格納用ハードディスク16に格納されているプログラ
ムは、オペレーションシステムの他、生産計画データ記
憶手段に新たな管理レコードを追加するための生産計画
入力処理プログラム(図5参照),生産計画データ記憶
手段の各レコードに基づいて図9に示す作業指示書を発
行するための作業指示書発行処理プログラム(図6参
照),作業情報をもとに作業工程毎に計画データと実績
データとの乖離状況、作業の遅れ・前倒し・突発要因を
統計的に分析して、ネック工程における、能力の再設定
・見積時間の見直しなど工程間の負荷・能力バランスの
調整や作業の遅れに対する処置を取る事ができる実績集
計処理プログラム(図8参照)等である。
【0019】プリンタ14は、CPU11によって制御
され、作業指示書の印字を行う作業指示書発行装置とし
てのプリンタである。なお、図9に示すように、この作
業指示書には、作業指示日欄,完了予定日欄,整理番号
欄,工程番号欄,機種欄,見積時間欄,状態欄,要因欄
等が設定されている。また、作業指示書の上部には、作
業の遅れ・前倒し・突発要因を統計的に分析する為に分
類した要因コードが設定されている。
【0020】作業指示書は、図3に示すように、製品の
製品情報と関係のある作業工程の工程情報から作業指示
日・作業工程単位に集計された情報をもとに印字され
る。すなわち、整理番号には、この対応する生産計画デ
ータ記憶手段内のレコード中の「整理番号」が印字され
る。また、作業指示日欄・完了予定日欄・工程欄・機種
欄・見積時間欄には、対応レコード中の「作業指示日」
「完了予定日」「工程」「機種」「見積時間」が印字さ
れ、工程情報を担った作業指示書が発行されるので、そ
のまま現場への作業指示とする事ができる。
【0021】CPU11は、この生産計画用PC全体を
制御するデータ処理手段の一部をなす中央制御ユニット
であり、プログラム格納用ハードディスクに格納されて
いる各種プログラムを読み出して実行することにより生
産計画管理を行う。
【0022】一方、現場用PCは、CPU21,通信イ
ンタフェース22,キーボード23,及びプログラム格
納用ハードディスク26から構成されている。このう
ち、通信インタフェース22は、ネットワークを介して
生産計画用PCと通信を行う。プログラム格納用ハード
ディスク26は、CPU21に読み出されて実行される
各種のプログラムを格納するコンピュータ可読媒体であ
る。このプログラム格納用ハードディスク26に格納さ
れているプログラムは、オペレーションシステムの他、
データ記憶手段の各レコードに管理対象の作業情報を登
録するための作業情報入力処理プログラム(図7参
照)、等である。
【0023】次に、上述した生産計画用PCのCPU及
び現場用PCのCPUが各々実行する処理の内容を、図
5及び図7のフローチャートに従って説明する。最初
に、生産計画用PCのCPU11が生産計画入力処理プ
ログラムに基づいて実行する処理を、図5に従って説明
する。この生産計画入力処理は、キーボード13を介し
て計画責任者が生産計画入力コマンドを入力すると、最
初のS001では、CPU11は、生産計画データ記憶
手段に新規レコードを追加する。次のS002では、C
PU11は、他のレコードと重複しない新規な整理番号
を自動生成して、S101にて追加した新規レコードに
書き込む。次のS003では、CPU11は、計画責任
者が入力した各項目のデータを、S001にて追加した
新規レコードにおける対応するフィールドに記入する。
このようにして、データ入力が完了すると、CPU11
は、この生産計画入力処理を終了する。
【0024】次に、生産計画PCのCPU11が作業指
示書発行処理プログラムに基づいて実行する処理を、図
6に従って説明する。この作業指示書発行処理は、キー
ボード13を介して計画責任者が発行すべき作業指示書
の計画指示日を指定して作業指示書発行コマンドを入力
すると、最初のS101では、CPU11は、指定され
た範囲のレコードを、生産計画データ記憶手段から読み
出す。 次のS102では、CPU11は、S101に
て読み出した各レコードのデータを、作業指示書のフォ
ーマットに編集する。
【0025】次のS103では、図9に示すように指定
された計画指示日が含まれている作業工程についての作
業指示書が、プリンタ14から発行され、この作業指示
書発行処理を終了する。発行された作業指示書には、担
当作業工程(係)、作業指示日,完了予定日,整理番
号,工程番号,機種,見積時間が記載されているが故
に、作業の指示書としての機能を有する。そして、各作
業指示書は、その作業工程全体を管理する現場責任者に
配布される。
【0026】計画責任者からこれらの作業指示書を受け
取った現場責任者は、作業者に作業実施を命じる。各作
業者は行なった作業内容として、当該製品毎の実績作業
時間・及び当該製品の状態コード・要因コードを作業指
示書に記入する。状態コードとは、作業終了時点での作
業状態を記入する欄であり、例えば図9に示すように、
「未」は未着手状態のもの、「仕」は仕掛状態のもの、
「完」は担当作業が完了して次工程へ渡した状態のもの
を示す。「未」「仕」「完」の文字が印刷されているの
で、作業者は作業状態に合せて「未」「仕」「完」の文
字に丸印を付ける。
【0027】また、要因コードとは、予定通りに作業が
完了した、または予定通りの仕掛中の場合であれば、
「0」を記入し、予定外の事が発生した場合に、図9の
ように用意されているコードの中から合致する要因コー
ドを選択して記入する。すなわち、完了予定日に対して
当日完了しなかった場合、作業指示日に対して当日着手
できなかった場合など、なぜ遅れたのか遅れの要因を遅
れ要因コードより選択して記入する。さらに、予定にな
く前倒しで作業を行なった場合は、前倒し要因コードよ
り選択して記入し、飛込みで作業を行なった場合は、飛
込み要因コードより選択して記入する。そして、実績記
入済みの作業指示書を現場用PCに対して、実績入力を
実施する。
【0028】次に、現場用PCのCPU21が作業情報
入力処理プログラムに基づいて実行する処理を、図7に
基づいて説明する。この作業情報入力処理は、キーボー
ド23を介して作業情報入力コマンドを入力することに
よって、スタートする。そして、スタート後、最初のS
401では、CPU21は、作業工程、作業指示日をリ
ストボックスより選択すると、選択された作業工程・作
業指示日を含むレコードを、生産計画用データ記憶手段
から読み出す。次のS402では、CPU21は、「着
手日」の具体的年月日,「実績時間」の具体的数値,
「状態」の具体的コード,「要因」の具体的コード,又
は「終了」の入力を促すダイアログを、ディスプレイ上
に表示する。そして、このダイアログに応じて「着手
日」の具体的年月日を入力してきた時には処理をS40
3に進め、「実績時間」の具体値を入力してきた時には
処理をS405に進め、「状態コード」の具体値を入力
してきた時には処理をS409に進め、「要因コード」
の具体値を入力してきた時には処理をS407に進め、
「終了」を入力してきた時には、この作業情報入力処理
を終了する。
【0029】要因コードにおいて、例えば、図9に示
す、「13.材料入荷待ち」・「14.外注部品入荷待
ち」・「15.購入部品入荷待ち」のコードが入力され
た場合は、対応する製品情報と工程情報と作業情報を一
時保留すると同時に発注先に対して自動で電子メール、
FAX等を送信して入荷督促を行なう。さらに、入荷が
確認された時点で再度、工程管理に反映させる処理を行
なう。また、例えば、図9に示す、「8.設備トラブ
ル」により遅れが発生している場合では、S408の処
理で生産計画DBの当該レコードに要因コード8を書き
込むと同時に、その使用設備を翌日から使用不可の状態
にして、使用可能設備対象から外す処理を行なうと同時
に、別の代替設備に対しての割付を行なう。さらに、設
備トラブルが解消された時点で、再度工程管理に反映さ
せる。以上のようにして要因コードを基にした工程の組
み直しを指示する事ができ、イレギュラー対策・遅れ防
止ができる。
【0030】また、実績時間の具体値が入力される毎
に、入力された具体値は、抽出されている生産計画デー
タ記憶手段のレコード中の「実績時間」欄に加算される
(S406)。また、工程番号が最終工程であり、かつ
「状態コード」が完了コードとして記入されていた時に
は、その「完了日」の具体的年月日を入力する。する
と、抽出されている生産計画データ記憶手段のレコード
に、その「完了日」の具体的年月日が書き込まれるとと
もに完了フラグがセットされる(S411、412)。
【0031】以上のようにして完了フラグがレコードに
セットされると、生産計画データ記憶手段におけるその
レコードによる管理は終了する。その間、計画責任者及
び現場責任者は、生産計画データ記憶手段を検索するこ
とによって、作業工程単位での進捗状況を把握すること
ができる。
【0032】次に生産計画用PCのCPU11が実績集
計処理プログラムに基づいて実行する処理を図8に基づ
いて説明する。この実績集計処理は、実績集計コマンド
を入力することによってスタートする。そして、スター
ト後、最初のS501では計画責任者が集計すべき一定
期間の作業指示日の範囲を指定入力すると、CPU11
は指定された範囲に作業指示日が含まれている作業工程
についてのレコードを生産計画用データ記憶手段から読
み出す。
【0033】次のS502では、CPU11はS501
にて抽出されたデータから作業工程毎に計画データと実
績データとの乖離状況及び、「状態」毎、「遅れ・前倒
し要因」毎に集計を行なう。次のS503では集計され
たデータをもとに、頻度・比率を表形式、あるいは円グ
ラフ、ヒストグラムなどにグラフ化して表示及びプリン
タにて出力する。以上のようにして統計的に分析された
データを使用すれば、例えば、ある作業工程における見
積時間と実績時間の誤差が遅れの要因として表示された
場合には、計画責任者及び現場責任者がネック工程に対
して、能力の再設定・見積時間の見直しなど工程間の負
荷・能力バランスの調整や作業の遅れに対する処置を取
る事ができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の工程管理
システムによれば、ショップ式の設備レイアウトを持つ
機械加工設備で、一品一様な受注品及び試作品を製造さ
せる為に必要な一つないし複数の作業工程に振り分け、
各々作業工程を別々の作業設備及び作業者に割り当てる
作業工程管理を支援する工程管理システムにおいて、作
業の遅れ・前倒し状態及びそれらの状態を引き起こして
いる要因も含めた実績入力を行なうことにより、計画通
りに作業できていない状況を早急に感知し、実績内容に
基づいた対応・対策が取れるという効果がある。特に、
請求項1記載の発明によれば、製品情報と工程情報と作
業情報が関連付けられた情報として更新されるのでデー
タ入力作業が簡易となり、作業性を向上させると共に情
報の整合性が取れる作用がある。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、工程
情報を担った作業指示書が発行されるのでそのまま現場
への作業指示とすることができる。
【0036】また、請求項3記載の説明によれば、工程
情報に対応付けられて記憶されている作業情報の入力内
容によって、作業工程毎に作業の遅れ・前倒し状態を把
握した上で早急な工程の組み直しを行なう事ができ、製
品納期の遅延防止をさせる作用がある。
【0037】さらに、請求項4記載の説明によれば、デ
ータ記憶手段に記憶されている作業情報を、作業工程毎
に一定期間で集計・分析し、ネック工程に対して能力の
再設定・見積時間の見直しなどの対策を取る事ができ、
人や設備の負荷・能力バランスの最適化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用した実施形態の工程管理システム
を示す全体構成図
【図2】本発明に適用した実施形態の生産計画データ記
憶手段の製品情報構造図
【図3】本発明に適用した実施形態の生産計画データ記
憶手段の工程情報構造図
【図4】本発明に適用した実施形態の生産計画データ記
憶手段の作業情報構造図
【図5】本発明に適用した実施形態の生産計画入力処理
プログラムによるフローチャート
【図6】本発明に適用した実施形態の作業指示書発行処
理プログラムによるフローチャート
【図7】本発明に適用した実施形態の作業情報入力処理
プログラムによるフローチャート
【図8】本発明に適用した実施形態の実績集計処理プロ
グラムによるフローチャート
【図9】本発明に適用した実施形態の作業指示書のイメ
ージ図
【符号の説明】
11…CPU、12…通信インターフェース、13…キ
ーボード、14…プリンタ、15…生産計画データ記憶
手段格納用ハードディスク、16…プログラム格納用ハ
ードディスク、21…CPU、22…通信インターフェ
ース、23…キーボード、26…プログラム格納用ハー
ドディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショップ式の設備レイアウトの機械加工
    設備の、作業工程管理を支援するための工程管理システ
    ムであって、 製品名称や納期などの項目から構成された製品情報と、
    少なくとも一つ以上の作業工程に振り分けられた作業工
    程の工程情報と、工程情報から作業工程毎及び作業予定
    日毎に集計した作業情報と、工程情報をその製品情報に
    対応付けて格納することのできるデータ記憶手段と、作
    業実績入力を受け付ける入力装置と、作業実績入力の内
    容によってデータ記憶手段の内容を更新するデータ処理
    手段とを備えることを特徴とする工程管理システム。
  2. 【請求項2】 前記データ記憶手段に格納されている個
    々の作業工程に関し、前記データ処理手段は、前記製品
    情報が工程情報に振り分けられた場合には、計画項目と
    実績項目を持つ作業情報を生成し、作業情報の初期値を
    前記データ記憶手段に格納する請求項1記載の工程管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記入力装置によって作業実績入力が受
    け付けられた時には、作業工程毎に、作業の遅れ・前倒
    し状態及びそれらの状態を引き起こしている要因に基づ
    いて工程の組み直しを行なうデータ処理手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1の工程管理システム。
  4. 【請求項4】 前記入力装置によって、更新された前記
    データ記憶手段に記憶されている作業情報を作業工程毎
    に一定期間で集計し統計的に分析した結果を提示する事
    ができる提示手段とを備えることを特徴とする請求項1
    の工程管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139642A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 工程在庫の滞留が発生することに対する責任度合いを定量化する有責失点生産管理システム
WO2007105298A1 (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 製造システム開発支援装置および製造実行システム
CN113302567A (zh) * 2019-01-29 2021-08-24 株式会社日立制作所 计划辅助装置、计划辅助方法、以及计划辅助系统

Cited By (3)

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