JP2006130605A - ブローチ盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの着脱作業を容易に行うことができるブローチ盤を提供する。
【解決手段】ベースプレート7上に配設されたワーク取付治具8によりワークWを固定支持し、該ワークWに対してブローチカッタ3を上下方向に相対移動させることにより該ワークWにブローチ加工を施すようにしたブローチ盤において、上記ワークWより下側に上記ブローチカッタ3の刃面3aに向けて潤滑油ミストを噴射するオイルノズル13を設けるとともに、上記ワークWより下側にブローチカッタ3の刃面3aに向けて圧縮空気を噴射し該刃面に付着している切り屑を除去するエアノズル14を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ワークに対してブローチカッタを上下方向に相対移動させることにより該ワークに所定のブローチ加工を施すようにしたブローチ盤に関する。
一般にブローチ盤は、取付け治具に固定支持されたワークに対してブローチカッタを下降させることにより上記ワークにキー溝を形成する等のブローチ加工を施すように構成されている。この種のブローチ盤では、ワークの上方近傍に配置されたオイルノズルから加工直前のブローチカッタの刃面に潤滑油を供給し、ワークの下方に配置されたエアノズルから加工直後のブローチカッタの刃面に圧縮空気を吹き付けることにより切り屑を除去するようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−117531号公報 特開2001−198726号公報
しかしながら、上記従来のブローチ盤では、ワークの上方近傍にオイルノズルを配置した構造を採用しているので、加工済みワークを取り外したり,次加工ワークを取付けたりする際にワークがオイルノズルと干渉し易く、ワークを着脱する際の作業性が低いという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたもので、ワークの着脱作業を容易に行うことができるブローチ盤を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、ベースプレート上に配設されたワーク取付治具によりワークを固定支持し、該ワークに対してブローチカッタを上下方向に相対移動させることにより該ワークにブローチ加工を施すようにしたブローチ盤において、上記ワークより下側に上記ブローチカッタの刃面に向けて潤滑油ミストを噴射するオイルノズルを設けるとともに、上記ワークより下側にブローチカッタの刃面に向けて圧縮空気を噴射し該刃面に付着している切り屑を除去するエアノズルを設けたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記オイルノズルは上記ワーク取付治具内に設けられており、上記エアノズルはオイルノズルより下側の上記ベースプレート内に設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2において、上記エアノズルは、上記ブローチカッタが下降してワーク加工を行うときに圧縮空気を噴射し、上記オイルノズルは、上記ブローチカッタが上昇して待機位置に戻るときに潤滑油ミストを供給するように構成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項2において、上記取付け治具とベースプレートとの間に、上記エアノズルから噴射された圧縮空気とともに切り屑を外部に排出する切り屑排出通路が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係るブローチ盤によれば、オイルノズル及びエアノズルをワークより下側に配置したので、ワークの上方には作業の邪魔になるものはなく、ワークの着脱作業を容易に行うことができ、作業性を向上できる。
請求項2の発明では、オイルノズルをワーク取付け治具内に設け、エアノズルをオイルノズルより下側のベースプレート内に設けたので、圧縮空気によりブローチカッタから分離された切り屑がオイルノズルに干渉することはなく、切り屑を容易確実に排出処理することができる。
また上記オイルノズルをワーク取付け治具内に配置したので、形状,サイズの異なるワークに切り替える際にオイルノズルの着脱や位置関係の調整といった作業を不要にできる。即ち、ワークの上側にオイルノズルを配置した場合には、ワークを切り替えるたびにオイルノズルを一旦外したり,位置調整したりする必要がある。
請求項3の発明では、ブローチカッタが下降しつつワーク加工を行う下降行程においてエアノズルから圧縮空気を噴射し、ブローチカッタが上昇して待機位置に戻る上昇行程時にオイルノズルから潤滑油ミストを噴射するようにしたので、圧縮空気により切り屑が分離除去された後のブローチカッタの刃面に潤滑油ミストが供給されることとなり、次回加工時におけるブローチカッタとワークとの加工部の潤滑を確実に行うことができる。ちなみに、ブローチカッタの下降時に潤滑油ミストを供給し、上昇時に圧縮空気を供給すると、切り屑と共に潤滑油も分離除去されるおそれがあり、ブローチカッタとワークとの加工部の潤滑を十分に行なうことができない。
請求項4の発明では、取付け治具とベースプレートとの間に、圧縮空気により分離除去された切り屑を外部に排出する切り屑排出通路を形成したので、取付け治具を取り外すだけで排出通路内の掃除を行うことができ、メンテナンス性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の一実施形態によるブローチ盤を説明するための図であり、図1はブローチ盤の全体構成図、図2はブローチ盤の断面図、図3はブローチ盤のワーク取付け治具の平面図、図4はブローチ盤によるワークの加工工程図である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、機械正面(図1参照)から見た場合の位置関係をいう。
図において、1はキー溝等のブローチ加工を行うためのセミドライ式のブローチ盤であり、これは以下の概略構造を有する。剛体とみなせるよう構成されたフレーム本体2と、これの上に搭載され、ワークWを着脱可能に固定支持する加工部5と、該加工部5に上下方向に延びるよう配設された棒状のブローチカッタ3と、該ブローチカッタ3を昇降駆動する駆動部4と、上記ブローチカッタ3に付着した切り屑を分離して排出する排出部6とを備えている。
上記ブローチカッタ3は横断面長方形状の棒状のもので、その前面には多数の刃3aが所定ピッチで形成されている。なお、上記刃3aは、下端の刃3a′から上端の刃3a″にいくほど刃先が高くなっており、これにより1回の加工でワークWに所定深さのキー溝加工を施すようになっている。
上記駆動部4は、ブローチカッタ3の下端部を固定支持しており、該ブローチカッタ3を最上限位置である加工待機位置と、ワークWの下方に設定された最下限位置である加工終了位置との間で昇降駆動するように構成されている。具体的には、加工待機位置から加工終了位置に下降する際にワーク加工を行い、加工終了位置から上昇して加工待機位置に戻る。この駆動源としては、油圧シリンダ,ボールねじ,ラック・ピニオン機構等が採用される。なお、上記ブローチカッタ3の上端はフリーとなっている。
上記加工部5は、上記フレーム本体2上にボルト締め固定されたベースプレート7と、該ベースプレート7上に配設されたワーク取付け治具8とを備えている。上記ベースプレート7の中央部には比較的大径の加工孔7aが形成されており、該加工孔7aの底部は上記ブローチカッタ3が挿通可能な孔22aを有する閉塞部材22により閉塞されている。
上記取付け治具8は、上治具9と下治具10とに分割されている。この下治具10は矩形板状のものであり、上記ベースプレート7上にボルト締め固定されている。また上記下治具10には上記加工孔7aに連通する治具孔10aが形成されている。
上記上治具9は、上下方向に延びる大略円柱状のカイド部9aの上下方向途中部に後方に延びる半円板状のフランジ部9bを一体形成した構造となっている。上記ガイド部9aの下端部9fは下治具10の上記治具孔10a内に空間aをあけて挿入され、該上治具9は下治具10に対して前後方向に相対移動可能となっており、上記フランジ部9bは下治具10の上面に当接している。
上記ガイド部9aには上下方向に貫通するよう延びるガイド溝9cが形成されている。このガイド溝9cは前方に開口する横断面コ字状をなしており、該ガイド溝9c内に上記ブローチカッタ3が上下方向に摺動自在に挿入されている。また上述のように上記ブローチカッタ3の刃3aは上側ほど高くなっているが、より詳しくは、ブローチカッタ3が加工待機位置にあるときに、刃3aの下側部分はガイド部9aの外周面よりガイド溝9c内にへこみ、刃3aの上側部分は外周面よりガイド溝9cの外側へ突出している。
上記フランジ部9bには、図3に示すように、前後方向に延びる左,右一対の長孔9d,9dが形成されており、該各長孔9dには位置決めボルト11が上方から挿入され、下治具10に螺着されている。ブローチカッタ3をセットするには、上治具9を後方にずらせた状態でブローチカッタ3を上治具9のガイド溝9c内に挿入し、該上治具9を前方に移動させてガイド溝9cの底面をブローチカッタ3の背面に当接させ、この状態で各位置決めボルト11,11を下治具10に締め付ける。ブローチカッタ3を交換するときには、各ボルト11を緩めて上治具9を後方にずらし、ブローチカッタ3を抜き取る。本実施形態では、取付け治具8を上治具9と下治具10に分割し、該上治具9を下治具10に対して位置調整可能に固定したので、簡単にブローチカッタ3を交換でき、最小限の労力でもって多種多様なワークに対応できる。
なお、異なるワークにブローチ加工を施す場合は、そのワークに対応した上治具9を用意することとなるが、この場合、下治具10については共通とすることができる。そして後述するように下治具10にオイルノズル13を配設しているので、異なるワークに対応する場合でも、オイルノズル13はそのまま利用でき、この点からも異なるワークへの対応が容易である。
上記ガイド部9aにはワーク支持座9eが段付き状に形成されており、該支持座9e上にワークWが載置されている。ワークWを取付け治具8にセットするには、加工待機位置にあるブローチカッタ3の上方からワークWを該ワークWの孔Wa内にブローチカッタ3が位置するよう下げていき、さらにワークWの孔Wa内にガイド部9aが位置するよう下げていき、ワークWの下端面をワーク支持座9eに当接させる。この場合、ブローチカッタ3の上記ガイド部9a部分に位置する刃3aはガイド溝9c内側に収まっていることから、この刃3aがワークWに当たったりすることはない。これによりワークWはこれの内周面Waがガイド部9aの外周面に嵌合し、下面が支持座9eに当接した状態で取付け治具8に位置決め固定される。加工後のワークWを取り外すには、ブローチカッタ3が加工終了位置にあるときにガイド部9aから抜き取る。この場合、ブローチカッタ3の上端部はワークWより下方に、例えば図2に符号bで示す高さに位置していることから、ワークWを容易に抜き取ることができる。
上記加工部5には、ブローチカッタ3の刃面に向けてミスト状の潤滑油を噴射するオイルノズル13が配設されている。このオイルノズル13は上記ワークWより下側の下治具10に内蔵されている。この下治具10には上記治具孔10aに連通する挿通孔10bが形成され、該挿通孔10b内に上記オイルノズル13が挿入配置されている。
上記排出部6は、上記ブローチカッタ3に付着した切り屑を該ブローチカッタ3から分離させるエアノズル14と、該分離した切り屑をフレーム本体2の外部に排出する切り屑排出通路7bと、該排出された切り屑を回収するサイクロン12とを備えている。
また上記エアノズル14は、ブローチカッタ3の刃面に向けて圧縮空気を噴射して該刃面に付着した切り屑を分離除去するものであり、上記オイルノズル13より下側のベースプレート7に内蔵されている。
このベースプレート7には加工孔7aを介して上記切り屑排出通路7bに連通する挿通孔7dが形成され、該挿通孔7d内に上記エアノズル14が挿入配置されている。上記オイルノズル13及びエアノズル14は、それぞれ噴出口13a,14aをブローチカッタ3の刃3aの正面に向けて上下に並列配置されている。
上記切り屑排出通路7bは、取付け治具8とベースプレート7との間の該ベースプレート7の上面を切り欠くことにより形成されたもので、上記加工孔7aに連通している。この切り屑排出通路7bの上面は取付け治具8と蓋部材16とにより閉塞されている。この蓋部材16及び取付け治具8を取り外すことにより切り屑排出通路7bは上方に開放される。
上記切り屑排出通路7bは後方に延びてフレーム本体2の下流端口17に開口している。この下流端口17には排出ホース18が接続されており、該排出ホース18はフレーム本体2から外部に配索されて上記サイクロン12に接続されている。
また上記排出ホース18の途中には、工場内の工業用圧縮空気を該排出ホース18内に供給するコアンダ19が介設されている。このコアンダ19により排出ホース18内に圧縮空気を供給することによって、切り屑排出通路7bに排出された切り屑が吸引されることとなる。これによりコンパクトでかつ安価な吸引機構を構成できるとともに、切り屑の回収率を高めることができる。また切り屑を吸引して回収するようにしているので、取付け治具8に切り屑が飛散することによるワークWの傾きや,打痕の発生を防止できるとともに、人手による回収作業を不要にできる。
上記サイクロン12の上部には空気排気ダクト20が接続されており、下部には回収タンク21が配置されている。上記サンクロン12に流入した切り屑及び空気は遠心力でもって分離され、空気は排気ダクト20から外部に排出され、切り屑は回収タンク21内に落下する。このようにサイクロン12により空気と切り屑とを分離するようにしたので、切り屑を捕獲するためのフィルタを排気ダクト20に装着するのを不要にできる。
上記エアノズル14は、ブローチカッタ3が加工待機位置から加工終了位置まで下降する間に圧縮空気を噴射するように構成され、上記コアンダ19はブローチカッタ3が加工待機位置から加工終了位置まで下降する間に排気ホース18に圧縮空気を供給するように構成されている。また上記オイルノズル13は、ブローチカッタ3が加工終了位置から加工待機位置まで上昇する間にミスト状の潤滑油を噴射するように構成されている。
本実施形態のブローチ盤1によりワークWにブローチ加工を施すには、ワークWを、加工待機位置にあるブローチカッタ3が該ワークW内を挿通するように下降させて取付け治具8に位置決め固定する。そしてブローチカッタ3を下降させることによりワークWに所定深さのキー溝が形成される。このブローチ加工においては、図4に示すように、ブローチカッタ3の下降に伴なって (同図(a))、エアノズル14から圧縮空気が噴射される (同図(b))とともに、コアンダ19から排気ホース18内に圧縮空気が供給される (同図(c))。これによりブローチカッタ3に付着した切り屑がブローチカッタ3から分離され、切り屑排出通路7b,排出ホース18を介してサイクロン12に吸引される。該サイクロン12において切り屑は回収タンク21内に落下し、空気は排気ダクト20から外部に排出される。
ブローチカッタ3が加工終了位置に下降すると、エアノズル14及びコアンダ19からの圧縮空気の供給が停止され (同図(b),(c))、加工済みワークWが取付け治具8から取り外される (同図(a))。この後、ブローチカッタ3が加工待機位置まで上昇する。このブローチカッタ3の上昇に伴なってオイルノズル13からミスト状の潤滑油が噴射され (同図(d))、ブローチカッタ3の各刃3aに薄膜状の潤滑油が付着する。ブローチカッタ3が加工待機位置まで上昇すると潤滑油の噴射が停止され、この状態で次加工ワークが装着される。そして潤滑油が付着した状態のブローチカッタ3により次のブローチ加工が行われる。
このように本実施形態によれば、オイルノズル13をワークWより下側の下治具10内に配置し、エアノズル14をオイルノズル13より下側のベースプレート7内に配置したので、ワークWの上方には作業の邪魔になるものはなく、ワークの着脱作業を容易に行うことができ、作業性を向上できる。
本実施形態では、上記オイルノズル13の下側にエアノズル14を配置したので、該エアノズル14からの圧縮空気により分離された切り屑をオイルノズル13からのオイルミストの噴射に干渉することなく容易に排出処理することができる。
また上記オイルノズル13をワーク取付け治具8に内蔵したので、形状,サイズの異なるワークに切り替える際にオイルノズルの着脱や位置関係の調整といった作業を不要にできる。即ち、ワークの上側にオイルノズルを配置した場合には、ワークを切り替えるたびにオイルノズルを一旦外したり,位置調整したりする必要がある。
また、異なるサイズのワークに対応すべく上治具9を交換した場合でも、下治具10については共用することができ、オイルノズル13をそのまま利用できるので、この点からも異なるワークへの対応が容易である。
本実施形態では、上記ブローチカッタ3が下降してワーク加工を行う下降行程においてエアノズル14により圧縮空気を噴射し、ブローチカッタ3が上昇して加工待機位置に戻る上昇行程においてオイルノズル13により潤滑油ミストを噴射するようにしたので、圧縮空気により切り屑を除去した後のブローチカッタ3の刃面全面にミスト状の潤滑油を付着させることができ、次加工時のブローチカッタ3とワークWとの摺動部の潤滑を確実に行うことができる。
本実施形態では、取付け治具8とベースプレート7との間で、かつ該ベースプレート7の上部内に圧縮空気により除去した切り屑を外部に排出する切り屑排出通路7bを形成したので、取付け治具8を取り外すだけで排出通路7b内の掃除を行うことができ、メンテナンス性を高めることができる。
なお、上記実施形態では、ブローチカッタ3の下降時に圧縮空気を噴射し、上昇時にミスト状潤滑油を噴射するようにしたが、本発明では、ブローチカッタの上昇時に圧縮空気を噴射し、該圧縮空気に続いてこれの上側にて潤滑油を噴射するようにしてもよい。この場合にも、切り屑が除去されたブローチカッタの刃面に潤滑油を付着させることができる。
また上記実施形態では、エアノズル14をオイルノズル13より下側に配置した場合を説明したが、本発明では、エアノズルをワークとオイルノズルとの間に配置してもよい。この場合には、ブローチカッタの下降時にエアノズルにより圧縮空気を噴射し、これに続いてオイルノズルにより潤滑油を噴射するか、又はブローチカッタの上昇時に潤滑油を噴射することとなる。この場合においても、上記実施形態と略同様の効果が得られる。
図5及び図6は、上記実施形態の変形例を説明するための図であり、図中、図2及び図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。
本変形例は、オイルノズル13をブローチカッタ3の刃3aの正面に向けて配置し、エアノズル14をブローチカッタ3の刃3aの側面に向けて配置した例である。この場合にも、上記実施形態と略同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態によるブローチ盤の全体構成図である。 上記ブローチ盤の断面図である。 上記ワーク取付け治具の平面図である。 上記ブローチ盤によるワークの加工工程図である。 上記実施形態の変形例を示すブローチ盤の断面図である。 上記変形例ブローチ盤の平面図である。
符号の説明
1 ブローチ盤
3 ブローチカッタ
3a 刃
7 ベースプレート
7b 切り屑排出通路
8 ワーク取付け治具
13 オイルノズル
14 エアノズル
W ワーク

Claims (4)

  1. ベースプレート上に配設されたワーク取付治具によりワークを固定支持し、該ワークに対してブローチカッタを上下方向に相対移動させることにより該ワークにブローチ加工を施すようにしたブローチ盤において、上記ワークより下側に上記ブローチカッタの刃面に向けて潤滑油ミストを噴射するオイルノズルを設けるとともに、上記ワークより下側にブローチカッタの刃面に向けて圧縮空気を噴射し該刃面に付着している切り屑を除去するエアノズルを設けたことを特徴とするブローチ盤。
  2. 請求項1において、上記オイルノズルは上記ワーク取付治具内に設けられており、上記エアノズルはオイルノズルより下側の上記ベースプレート内に設けられていることを特徴とするブローチ盤。
  3. 請求項2において、上記エアノズルは、上記ブローチカッタが下降してワーク加工を行うときに圧縮空気を噴射し、上記オイルノズルは、上記ブローチカッタが上昇して待機位置に戻るときに潤滑油ミストを噴射するように構成されていることを特徴とするブローチ盤。
  4. 請求項2において、上記取付け治具とベースプレートとの間に、上記エアノズルから噴射された圧縮空気とともに切り屑を外部に排出する切り屑排出通路が形成されていることを特徴とするブローチ盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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