JP2006130524A - ダイクッション機構並びにその制御装置及び制御方法 - Google Patents

ダイクッション機構並びにその制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダイクッション機構の駆動源であるサーボモータを力制御する際に、要求される力を高い応答性で適正にダイクッション機構に生じさせるようにする。
【解決手段】 サーボモータ14を駆動源としてプレス機械のスライド16に対する力Fを生ずるダイクッション機構12の制御装置10は、ダイクッション機構12に生じさせる力Fを指令する力指令部18と、ダイクッション機構12が生じている力Fを検出する力検出部20と、サーボモータ14の動作速度を検出するモータ速度検出部22と、スライド16の移動速度Vを検出するスライド速度検出部24と、力指令部18が指令した力指令値C1、力検出部20が検出した力検出値D1、モータ速度検出部22が検出したモータ速度検出値D2、及びスライド速度検出部24が検出したスライド速度検出値D3に基づいて、サーボモータ14に対する力制御を実行する力制御部26とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイクッション機構並びにその制御装置及び制御方法に関する。
曲げ、絞り、打抜き等のプレス加工を行なうプレス機械において、加工動作中に、プレス加工に用いる第1の型を支持する可動側の支持部材(一般にスライドと称する)に対し、第2の型を支持する支持部材(一般にボルスターと称する)の側から所要の力(圧力)を加える付属装置として、ダイクッション機構を装備することは知られている。ダイクッション機構は通常、所定の圧力で保持した可動要素(一般にクッションパッドと称する)に、型閉め方向へ移動中のスライド(又は第1の型)を直接又は間接に衝突させた後、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッドがスライドに力(圧力)を加えながらスライドと共に移動するように構成されている。この間、例えば、クッションパッドとスライドとの間に被加工素材の加工箇所の周辺領域を挟持することにより、被加工素材の皺の発生を防止することができる。
ダイクッション機構を用いたプレス加工の精度を向上させるためには、クッションパッドが、スライドと共に移動する間、スライドに対し一定の力(圧力)を安定して加えることが要求される。しかし、従来のダイクッション機構は、油空圧装置を駆動源としているものが多く、スライドの衝突等の外因による急激な圧力変動に応答して、スライドに対する力(圧力)を一定値に制御することが一般に困難であった。そこで近年、応答性に優れた力制御を可能とすべく、サーボモータを駆動源とするダイクッション機構が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるダイクッション機構は、プレス機械のスライドの下方に設置されるクッションパッドを、スライドの昇降動作に対応して、サーボモータにより昇降動作させる構成を有する。スライドが下降(すなわち加工動作)する間、サーボモータは、スライドがクッションパッドに衝突力を加える前は、クッションパッドの位置指令値に基づく位置制御により動作して、クッションパッドを所定の待機位置に位置決めする。また、スライドがクッションパッドに衝突力を加えた後は、サーボモータは、クッションパッドの位置に対応させて予め定めた力指令値に基づく力制御により動作して、クッションパッドをスライドと共に移動させながら、クッションパッドからスライドに加わる力(圧力)を調整する。なお、衝突及び圧力の検知は、クッションパッドを介してサーボモータの出力軸に加わる負荷を検出することにより行なわれる。
特開平10−202327号公報
上記したように、従来のサーボモータ駆動によるダイクッション機構では、スライドがクッションパッドに衝突力を加えたときに、サーボモータの制御方式を位置制御から力制御へ切り換えることにより、クッションパッドからスライドに加わる力(圧力)を適正化している。しかし、制御方式のこのような単純な切り換えだけでは、衝突時の衝撃による大きな圧力変動に迅速に応答して、クッションパッドの力(圧力)を適正に制御することは困難である。
例えば、力制御を行なう場合には、最終的にはサーボモータの速度又はトルクが制御されるので、力制御の実行中(すなわちクッションパッドの移動中)に生じるサーボモータの速度フィードバック値に起因して、常にサーボモータへの速度指令が要求されることになる。そこで、積分器等の補償器により、速度指令を保持することが必要になる。しかし、積分器の応答は一般に遅いので、衝突時の急峻な力の変化に追従する適正な速度指令を保持することが困難になる場合がある。そのような場合には、衝突直後に力のオーバーシュートが大きくなる惧れがある。また、位置制御から力制御に切り換える際には、通常、力制御の力指令値を予め一定値に保持した状態で切り換えるので、ステップ状の力指令を行なう場合と同様に、力偏差(すなわち力指令値(目標値)と力フィードバック値(検出値)との差)が大きい切換直後の時間は、力を増加させる指令が継続的に発せられることになり、その結果、衝突後の力指令値が過大になる傾向がある。このように、従来のダイクッション機構におけるサーボモータの力制御は、力のオーバーシュートが大きくなり易い、という課題を有している。
本発明の目的は、サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御装置において、力制御を実行する際の前述した諸問題点を解決し、要求される力を高い応答性で適正にダイクッション機構に生じさせることができる制御装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、プレス機械に組み込まれるダイクッション機構において、要求される力を高い制御応答性で適正に生じることができるダイクッション機構を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御方法において、力制御を実行する際の前述した諸問題点を解決し、要求される力を高い応答性で適正にダイクッション機構に生じさせることができる制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御装置であって、ダイクッション機構に生じさせる力を指令する力指令部と、ダイクッション機構が生じている力を検出する力検出部と、サーボモータの動作速度を検出するモータ速度検出部と、スライドの移動速度を検出するスライド速度検出部と、力指令部が指令した力指令値、力検出部が検出した力検出値、モータ速度検出部が検出したモータ速度検出値、及びスライド速度検出部が検出したスライド速度検出値に基づいて、サーボモータに対する力制御を実行する力制御部と、を具備することを特徴とする制御装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の制御装置において、力制御部は、力指令値及び力検出値から、サーボモータに指令する速度指令値を算出する速度演算部と、速度演算部が算出した速度指令値を、スライド速度検出値を用いて補正して、補正した速度指令値とモータ速度検出値とに基づき、サーボモータの動作速度を制御する速度制御部とを備える制御装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の制御装置において、速度制御部は、速度演算部が算出した速度指令値にスライド速度検出値を加算することにより、速度指令値を補正する制御装置を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置において、力指令部は、力指令値の立上り時定数を設定する時定数設定部を備え、力制御部は、スライド速度検出部が検出したスライド速度検出値に基づいて、時定数設定部で設定した立上り時定数を調整する時定数調整部を備え、調整した立上り時定数を含む力指令値に基づいて、力制御を実行する制御装置を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の制御装置において、力制御部は、スライドの移動中であってダイクッション機構が力を生じる前にサーボモータを始動させる予備加速制御を実行する速度制御部を備え、時定数調整部は、速度制御部が予備加速制御を実行している間に、モータ速度検出部が検出したモータ速度検出値とスライド速度検出部が検出したスライド速度検出値とに基づいて、立上り時定数を調整する制御装置を提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の制御装置において、時定数調整部は、モータ速度検出値とスライド速度検出値との差に基づいて、立上り時定数を調整する制御装置を提供する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の制御装置において、時定数調整部は、モータ速度検出値とスライド速度検出値との差が大きいほど、立上り時定数を小さくするように調整する制御装置を提供する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置において、力制御部は、スライドの移動中であってダイクッション機構が力を生じる前にサーボモータを始動させる予備加速制御を実行する速度制御部を備え、制御装置は、予備加速制御に用いる予備速度指令値を速度制御部に指令する速度指令部をさらに具備し、速度制御部は、スライド速度検出部が検出したスライド速度検出値に基づいて、速度指令部が指令した予備速度指令値を調整する制御装置を提供する。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の制御装置において、速度制御部は、予備速度指令値をスライド速度検出値に比例させて調整する制御装置を提供する。
請求項10に記載の発明は、プレス機械に組み込まれ、スライドの動作に対応して移動するクッションパッドと、クッションパッドを駆動するサーボモータと、サーボモータを制御してクッションパッドとスライドとの間に相関的な圧力を生じさせる制御装置とを備えるダイクッション機構において、制御装置が請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御装置からなることを特徴とするダイクッション機構を提供する。
請求項11に記載の発明は、サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御方法であって、ダイクッション機構に生じさせる力の指令値を求め、ダイクッション機構が生じている力の検出値を求め、サーボモータの動作速度の検出値を求め、スライドの移動速度の検出値を求め、力の指令値、力の検出値、動作速度の検出値及び移動速度の検出値に基づいて、サーボモータに対する力制御を実行すること、を特徴とする制御方法を提供する。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の制御方法において、力の指令値及び力の検出値から、サーボモータに指令する速度の指令値を算出し、この速度の指令値を、移動速度の検出値を用いて補正し、補正した速度指令値と動作速度の検出値とに基づき、サーボモータの動作速度を制御することにより、力制御を実行する制御方法を提供する。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の制御方法において、算出した速度の指令値に移動速度の検出値を加算することにより、速度の指令値を補正する制御方法を提供する。
請求項14に記載の発明は、請求項11〜13のいずれか1項に記載の制御方法において、力の指令値の立上り時定数を設定し、移動速度の検出値に基づいて、立上り時定数を調整し、調整した立上り時定数を含む力の指令値に基づいて、力制御を実行する制御方法を提供する。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の制御方法において、スライドの移動中であってダイクッション機構が力を生じる前にサーボモータを始動させる予備加速制御を実行するとともに、予備加速制御の間に、動作速度の検出値と移動速度の検出値とに基づいて、立上り時定数を調整する制御方法を提供する。
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の制御方法において、動作速度の検出値と移動速度の検出値との差に基づいて、立上り時定数を調整する制御方法を提供する。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の制御方法において、動作速度の検出値と移動速度の検出値との差が大きいほど、立上り時定数を小さくするように調整する制御方法を提供する。
請求項18に記載の発明は、請求項11〜17のいずれか1項に記載の制御方法において、スライドの移動中であってダイクッション機構が力を生じる前にサーボモータを始動させる予備加速制御を実行するとともに、予備加速制御の間に、移動速度の検出値に基づいて、予備加速制御に用いる予備速度の指令値を調整する制御方法を提供する。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の制御方法において、予備速度の指令値を移動速度の検出値に比例させて調整する制御方法を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、力制御の実行中に、サーボモータの速度フィードバック値(すなわちモータ速度検出値)に起因して、既述したような従来の力制御における力指令値が過大になる問題を、ダイクッション機構に関連して動作するスライドの速度フィードバック値(すなわちスライド速度検出値)を力制御に用いることで解決できる。つまり、プレス加工に際して互いに協調動作するスライドとダイクッション機構との双方の情報(特に速度情報)を、力制御部が共有することで、協調動作のコンプライアンスを改善できる。その結果、プレス加工に要求される力を、高い応答性で適正にダイクッション機構に生じさせることができる。
請求項2に記載の発明によれば、力制御の速度ループにおいて、スライド速度検出値を速度指令値の補正に使用することで、モータ速度検出値の影響を低減することができる。それにより、力制御における力のオーバーシュートを効果的に削減できる。
請求項3に記載の発明によれば、スライド速度検出値の加算により、衝突直後の速度指令値を迅速かつ適正に補正することができるとともに、定常時にはダイクッション機構をスライドに正確に追従させて移動させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ステップ状の力指令ではなく、所望の立上り時定数を含む力指令値に基づいて力制御を実行することにより、制御初期の力偏差を減少させて、力のオーバーシュートを効果的に削減することができる。しかも、スライド速度検出値に基づいて立上り時定数を調整することにより、スライドの実際の移動速度に見合った最適な立ち上がりの力指令値に基づいて、安定した力制御を実行できる。
請求項5に記載の発明によれば、予備加速制御を行なう間に、サーボモータの実際の動作速度及びスライドの実際の移動速度に見合った最適な立ち上がりの力指令値に基づいて、安定した力制御を実行できる。
請求項6に記載の発明によれば、サーボモータの実際の動作速度及びスライドの実際の移動速度との相対速度に見合った最適な立ち上がりの力指令値を用いることができる。
請求項7に記載の発明によれば、スライドの衝突時の大きな衝撃力を、より迅速に緩和して所要の力を得ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、予備加速制御を行なう間に、スライドの実際の移動速度に見合った最適な予備速度でサーボモータを始動させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、スライドの実際の移動速度に正確に対応した予備速度で、サーボモータを始動させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、要求される力を高い制御応答性で適正に生じることができるダイクッション機構が提供される。
請求項11〜19に記載の発明はそれぞれ、請求項1〜9に記載の発明と同等の作用効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明に係る制御装置10の基本構成を示す機能ブロック図、図2は、制御装置10を備えた本発明の一実施形態によるダイクッション機構12の基本構成を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る制御装置10は、サーボモータ14を駆動源としてプレス機械のスライド16に対する力Fを生ずるダイクッション機構12の制御装置10であって、ダイクッション機構12に生じさせる力Fを指令する力指令部18と、ダイクッション機構12が生じている力Fを検出する力検出部20と、サーボモータ14の動作速度Rを検出するモータ速度検出部22と、スライド16の移動速度Vを検出するスライド速度検出部24と、力指令部18が指令した力指令値C1、力検出部20が検出した力検出値D1、モータ速度検出部22が検出したモータ速度検出値D2、及びスライド速度検出部24が検出したスライド速度検出値D3に基づいて、サーボモータ14に対する力制御を実行する力制御部26とを備えて構成される。
また、本発明の一実施形態によるダイクッション機構12は、プレス機械に組み込まれ、スライド16の動作に対応して移動するクッションパッド28と、クッションパッド28を駆動するサーボモータ14と、サーボモータ14を制御してクッションパッド28とスライド16との間に相関的な圧力(すなわち力F)を生じさせる制御装置10とを備える。スライド16は、プレス加工に用いる第1の型(図示せず)を支持して、図示しないボルスターに支持した第2の型(図示せず)に対し、プレス加工に要求される速度Vで接近又は離反する方向へ移動する。クッションパッド28は、第2の型に関連して配置され、ボールねじ装置30及びベルト/プーリ装置32を介して、サーボモータ14の出力軸に接続される。スライド16(又は第1の型)は、型閉め方向へ移動する間に、所定位置に待機していたクッションパッド28に直接又は間接に衝突する。そして通常は、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッド28がスライド16に所要の力(圧力)Fを加えながらスライド16と共に移動するように構成されている。なお、力検出部20は公知の力覚センサを、モータ速度検出部22は公知のエンコーダを、スライド速度検出部24は公知のリニアスケールを、それぞれ有することができる。
上記構成を有する制御装置10は、サーボモータ14を、力指令値C1、力検出値D1、モータ速度検出値D2及びスライド速度検出値D3に基づく力制御により動作させ、それによりクッションパッド28を移動させることができる。この構成では、力制御の実行中(すなわちクッションパッド28の移動中)に、サーボモータ14の速度フィードバック値(すなわちモータ速度検出値D2)に起因して、既述したような従来の力制御における力指令値が過大になる問題を、クッションパッド28に関連して動作するスライド16の速度フィードバック値(すなわちスライド速度検出値D3)を力制御に用いることで解決できる。つまり、プレス加工に際して互いに協調動作するスライド16とクッションパッド28との双方の情報(特に速度情報)を、力制御部26が共有することで、協調動作のコンプライアンスを改善できるのである。その結果、制御装置10によれば、プレス加工に要求される力Fを、高い応答性で適正にダイクッション機構12に生じさせることができる。
なお、制御装置10によるこのような作用効果は、既述の特許文献1に記載されるような、スライド16がクッションパッド28に衝突する前後でサーボモータ14の制御モードを位置制御と力制御とで切り換える構成において、切換後の力制御の問題を解決できる点で有効である。しかしそれに限らず、従前の油空圧装置を駆動源としたダイクッション機構と同様に、位置制御を行わずに力制御のみでサーボモータ14を動作させる構成において、制御装置10は格別な作用効果を奏するものである。
上記した制御装置10の構成を制御方法として記述すれば、この制御方法は、ダイクッション機構12に生じさせる力Fの指令値C1を求めるステップと、ダイクッション機構12が生じている力Fの検出値D1を求めるステップと、サーボモータ14の動作速度Rの検出値D2を求めるステップと、スライド16の移動速度Vの検出値D3を求めるステップと、力Fの指令値C1、力Fの検出値D1、動作速度Rの検出値D2及び移動速度Vの検出値D3に基づいて、サーボモータ14に対する力制御を実行するステップとを有する。このような制御方法を実行することにより、上記した格別の作用効果が奏される。
力制御におけるフィードバック値としてスライド速度検出値D3を用いることのさらに具体的な構成を、本発明の幾つかの好適な実施形態として以下に説明する。なお、いずれの実施形態も、上記した制御装置10の基本構成を有するものであるから、対応する構成要素には共通の参照符号を付してその説明を省略する。
図3に示す第1の実施形態による制御装置10では、力制御部26は、力指令値C1及び力検出値D1から、サーボモータ14に指令する速度指令値C2を算出する速度演算部34と、速度演算部34が算出した速度指令値C2を、スライド速度検出値D3を用いて補正するとともに、補正した速度指令値とモータ速度検出値D2とに基づき(つまり補正後の速度指令値からサーボモータ14の動作速度フィードバック値を減算して)、サーボモータ22の動作速度Rを制御する速度制御部36とを備える。したがって力制御部26は、サーボモータ22の動作速度Rを制御することにより、力制御を実行する。ここで、速度制御部36は、速度演算部34が算出した速度指令値C2にスライド速度検出値D3を加算することにより、速度指令値C2を補正することが有利である。
このような構成によれば、力制御の速度ループにおいて、スライド速度検出値D3を速度指令値の補正に使用することで、モータ速度検出値D2の影響を低減することができる。それにより、力制御における力のオーバーシュートを効果的に削減できる。特に、スライド速度検出値D3の加算によって速度指令値を補正すれば、衝突直後の速度指令値を迅速かつ適正に補正することができるとともに、定常時にはダイクッション機構をスライドに正確に追従させて移動させることができる。したがって、力偏差を可及的速やかに零にする応答性の高い力制御を実行することができる。この制御方法は、スライド16がクッションパッド28に衝突した後の、クッションパッド28の移動速度v(図2)がスライド16の移動速度Vと同一になっている状況下で、特に有効である。
図4に示す第2の実施形態による制御装置10では、力指令部18は、力指令値C1の立上り時定数Tを設定する時定数設定部38を備える。また、力制御部26は、スライド速度検出部24が検出したスライド速度検出値D3に基づいて、時定数設定部38で設定した立上り時定数Tを調整する時定数調整部40を備える。したがって力制御部26は、時定数調整部40で調整した立上り時定数Tを含む力指令値C1に基づいて、力制御を実行する。
ステップ状の力指令ではなく、所望の立上り時定数Tを含む力指令値C1に基づいて力制御を実行すれば、制御初期の力偏差が減少するので、力のオーバーシュートを効果的に削減することができる。しかも上記構成では、スライド速度検出値D3に基づいて、立上り時定数Tを調整しているので、スライド16の実際の移動速度Vに見合った最適な立ち上がりの力指令値C1に基づいて、安定した力制御を実行できる。
ところで、ダイクッション機構12は、スライド16がクッションパッド28(図2)に衝突する際の衝突力を軽減するために、衝突の直前にクッションパッド28に予備加速動作(すなわち助走動作)を行なわせるように構成することができる。このような構成においても、上記した第2実施形態による立上り時定数の調整手法は、極めて有利な作用効果を奏する。
この構成では、図5に変形例として示すように、力制御部26は、スライド16の移動中であってダイクッション機構12が力Fを生じる前にサーボモータ14を始動させる予備加速制御を実行する速度制御部42を備える。そして、時定数調整部40は、速度制御部42が予備加速制御を実行している間に、モータ速度検出部22が検出したモータ速度検出値D2とスライド速度検出部24が検出したスライド速度検出値D3とに基づいて、立上り時定数Tを調整する。これにより、クッションパッド28が予備加速動作する間に、スライド16及びクッションパッド28の実際の移動速度V、vに見合った最適な立ち上がりの力指令値C1に基づいて、安定した力制御を実行できる。
上記した第2実施形態において、時定数調整部40は、モータ速度検出値D2とスライド速度検出値D3との差(D3−D2)に基づいて、立上り時定数Tを調整することが有利である。それにより、スライド16とクッションパッド28との相対的移動速度に見合った最適な立ち上がりの力指令値C1を用いることができる。この場合、時定数調整部40は、モータ速度検出値D2とスライド速度検出値D3との差(D3−D2)が大きいほど、立上り時定数Tを小さくするように調整することが望ましい。それにより、スライド16がクッションパッド28に衝突する際の大きな衝撃力を、より迅速に緩和して所要の力Fを得ることができる。なお、予備加速制御を行わない場合は、モータ速度検出値D2=0である。
図6に示す第3の実施形態による制御装置10は、衝突の直前にクッションパッド28に予備加速動作を行なわせる構成において、特に有効なものである。この実施形態では、制御装置10は、上記した予備加速制御に用いる予備速度指令値C3を、力制御部26の速度制御部42に指令する速度指令部44をさらに備える。そして、速度制御部42は、スライド速度検出部24が検出したスライド速度検出値D3に基づいて、速度指令部42が指令した予備速度指令値C3を調整する。これにより、クッションパッド28が予備加速動作する際に、スライド16の実際の移動速度Vに見合った最適な予備速度vでサーボモータ14を始動させることができる。
上記した第3実施形態において、速度制御部42は、予備速度指令値C3をスライド速度検出値D3に比例させて調整することが有利である。それにより、スライド16の実際の移動速度Vに正確に対応した予備速度vで、サーボモータ14を始動させることができる。
なお、第2及び第3実施形態に関連して説明した予備加速制御は、一般的には、クッションパッド28の位置(すなわちサーボモータ14の動作位置)を指令する位置指令値に基づく位置制御により行われる。つまり、サーボモータ14は、クッションパッド28が予備加速する間(すなわちスライド16がクッションパッド28に衝突する前)は位置制御により動作し、スライド16がクッションパッド28に衝突した後に、力制御に切り換えて動作する。この場合、上記各実施形態で、力制御部26に設けた予備加速制御用の速度制御部42は、実際には位置制御モードでのモータ速度制御を実行することになる。したがって、第3実施形態において速度指令部44が指令する予備速度指令値C3は、位置制御の最終段階で得られる速度指令値である。
しかしながら、予備加速制御に際して、そのような位置制御を行わずに、直接的に予備速度指令値C3を速度制御部42に入力することにより、力制御部26の本来の力制御モードでのモータ速度制御を実行することもできる。この場合、近接センサ等によりクッションパッド28へのスライド16の接近を検知して、所定のタイミングで力制御による予備加速制御を開始すればよい。
以上、本発明の幾つかの好適な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲の記載範囲内で様々な修正を施すことができる。また、第1〜第3実施形態の構成は、それぞれに単独で格別の作用効果を奏するものであるが、幾つかの実施形態を組み合わせて採用することにより、一層顕著な作用効果が奏されることは理解されよう。
本発明に係るダイクッション機構の制御装置の基本構成を示す機能ブロック図である。 図1の制御装置を備えた本発明の一実施形態によるダイクッション機構を模式図的に示す図である。 本発明の第1の実施形態による制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態による制御装置を示す機能ブロック図である。 変形例による制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第3の実施形態による制御装置を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 制御装置
12 ダイクッション機構
14 サーボモータ
16 スライド
18 力指令部
20 力検出部
22 モータ速度検出部
24 スライド速度検出部
26 力制御部
28 クッションパッド
34 速度演算部
36、42 速度制御部
38 時定数設定部
40 時定数調整部
44 速度指令部

Claims (19)

  1. サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御装置であって、
    前記ダイクッション機構に生じさせる力を指令する力指令部と、
    前記ダイクッション機構が生じている力を検出する力検出部と、
    前記サーボモータの動作速度を検出するモータ速度検出部と、
    前記スライドの移動速度を検出するスライド速度検出部と、
    前記力指令部が指令した力指令値、前記力検出部が検出した力検出値、前記モータ速度検出部が検出したモータ速度検出値、及び前記スライド速度検出部が検出したスライド速度検出値に基づいて、前記サーボモータに対する力制御を実行する力制御部と、
    を具備することを特徴とする制御装置。
  2. 前記力制御部は、前記力指令値及び前記力検出値から、前記サーボモータに指令する速度指令値を算出する速度演算部と、該速度演算部が算出した該速度指令値を、前記スライド速度検出値を用いて補正して、該補正した速度指令値と前記モータ速度検出値とに基づき、前記サーボモータの前記動作速度を制御する速度制御部とを備える、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記速度制御部は、前記速度演算部が算出した前記速度指令値に前記スライド速度検出値を加算することにより、該速度指令値を補正する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記力指令部は、前記力指令値の立上り時定数を設定する時定数設定部を備え、前記力制御部は、前記スライド速度検出部が検出した前記スライド速度検出値に基づいて、該時定数設定部で設定した該立上り時定数を調整する時定数調整部を備え、調整した該立上り時定数を含む前記力指令値に基づいて、前記力制御を実行する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記力制御部は、前記スライドの移動中であって前記ダイクッション機構が前記力を生じる前に前記サーボモータを始動させる予備加速制御を実行する速度制御部を備え、前記時定数調整部は、該速度制御部が該予備加速制御を実行している間に、前記モータ速度検出部が検出した前記モータ速度検出値と前記スライド速度検出部が検出した前記スライド速度検出値とに基づいて、前記立上り時定数を調整する、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記時定数調整部は、前記モータ速度検出値と前記スライド速度検出値との差に基づいて、前記立上り時定数を調整する、請求項4又は5に記載の制御装置。
  7. 前記時定数調整部は、前記モータ速度検出値と前記スライド速度検出値との前記差が大きいほど、前記立上り時定数を小さくするように調整する、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記力制御部は、前記スライドの移動中であって前記ダイクッション機構が前記力を生じる前に前記サーボモータを始動させる予備加速制御を実行する速度制御部を備え、前記制御装置は、該予備加速制御に用いる予備速度指令値を該速度制御部に指令する速度指令部をさらに具備し、該速度制御部は、前記スライド速度検出部が検出した前記スライド速度検出値に基づいて、該速度指令部が指令した該予備速度指令値を調整する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記速度制御部は、前記予備速度指令値を前記スライド速度検出値に比例させて調整する、請求項8に記載の制御装置。
  10. プレス機械に組み込まれ、スライドの動作に対応して移動するクッションパッドと、該クッションパッドを駆動するサーボモータと、該サーボモータを制御して該クッションパッドと該スライドとの間に相関的な圧力を生じさせる制御装置とを備えるダイクッション機構において、
    前記制御装置が請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御装置からなることを特徴とするダイクッション機構。
  11. サーボモータを駆動源としてプレス機械のスライドに対する力を生ずるダイクッション機構の制御方法であって、
    前記ダイクッション機構に生じさせる力の指令値を求め、
    前記ダイクッション機構が生じている力の検出値を求め、
    前記サーボモータの動作速度の検出値を求め、
    前記スライドの移動速度の検出値を求め、
    前記力の指令値、前記力の検出値、前記動作速度の検出値及び前記移動速度の検出値に基づいて、前記サーボモータに対する力制御を実行すること、
    を特徴とする制御方法。
  12. 前記力の指令値及び前記力の検出値から、前記サーボモータに指令する速度の指令値を算出し、該速度の指令値を、前記移動速度の検出値を用いて補正し、該補正した速度指令値と前記動作速度の検出値とに基づき、前記サーボモータの前記動作速度を制御することにより、前記力制御を実行する、請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記算出した速度の指令値に前記移動速度の検出値を加算することにより、該速度の指令値を補正する、請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記力の指令値の立上り時定数を設定し、前記移動速度の検出値に基づいて、該立上り時定数を調整し、調整した該立上り時定数を含む前記力の指令値に基づいて、前記力制御を実行する、請求項11〜13のいずれか1項に記載の制御方法。
  15. 前記スライドの移動中であって前記ダイクッション機構が前記力を生じる前に前記サーボモータを始動させる予備加速制御を実行するとともに、該予備加速制御の間に、前記動作速度の検出値と前記移動速度の検出値とに基づいて、前記立上り時定数を調整する、請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記動作速度の検出値と前記移動速度の検出値との差に基づいて、前記立上り時定数を調整する、請求項14又は15に記載の制御方法。
  17. 前記動作速度の検出値と前記移動速度の検出値との前記差が大きいほど、前記立上り時定数を小さくするように調整する、請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記スライドの移動中であって前記ダイクッション機構が前記力を生じる前に前記サーボモータを始動させる予備加速制御を実行するとともに、該予備加速制御の間に、前記移動速度の検出値に基づいて、該予備加速制御に用いる予備速度の指令値を調整する、請求項11〜17のいずれか1項に記載の制御方法。
  19. 前記予備速度の指令値を前記移動速度の検出値に比例させて調整する、請求項18に記載の制御方法。
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