JP2006129558A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006129558A
JP2006129558A JP2004311228A JP2004311228A JP2006129558A JP 2006129558 A JP2006129558 A JP 2006129558A JP 2004311228 A JP2004311228 A JP 2004311228A JP 2004311228 A JP2004311228 A JP 2004311228A JP 2006129558 A JP2006129558 A JP 2006129558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
electrical machine
rotating electrical
magnetic pole
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004311228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3944505B2 (ja
Inventor
Toshinori Tanaka
俊則 田中
Keiichi Fukazawa
啓一 深沢
Kyohei Yamamoto
京平 山本
Yoshihisa Masuda
佳尚 増田
Kengo Fujimoto
憲悟 藤本
Hirokazu Sakuta
寛和 作田
Masayasu Miyajima
正泰 宮嶋
Yusuke Matsui
佑介 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004311228A priority Critical patent/JP3944505B2/ja
Priority to US11/097,248 priority patent/US20060087183A1/en
Priority to CNB2005100657264A priority patent/CN100386945C/zh
Priority to FR0550935A priority patent/FR2877157B1/fr
Publication of JP2006129558A publication Critical patent/JP2006129558A/ja
Priority to US11/819,119 priority patent/US20070245543A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3944505B2 publication Critical patent/JP3944505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/14Casings; Enclosures; Supports
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/02Casings or enclosures characterised by the material thereof
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/10Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with arrangements for protection from ingress, e.g. water or fingers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • Y10T29/49012Rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】 固定子磁極のフレームへの圧入荷重が安定し回転電機の性能が安定するとともに、耐食性と防錆シール性能が良く安価な回転電機、特に、電動パワーステアリング装置用モータに適した回転電機を得る。
【解決手段】 円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設されて構成されている回転電機において、フレームは、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、円筒状のフレームの内周面に固定子磁極が圧入固定される回転電機に関するものである。
この種の回転電機としては、例えば、特許文献1に示されるように、フレームが、鋳造用アルミニウム材を用いて鋳造されたものであり、このフレームに鋳込まれた鋼管の内径側に固定子鉄心が圧入固定されている。この構成では、鋼管の線膨張率は固定子鉄心の線膨張率と近似しているので、高温域まで鋼管による固定子鉄心の固定保持がなされる。
また、特許文献2に示される回転電機は、支持ブラケットの筒部に固定子鉄心を圧入し、固定子鉄心の圧入部に対向する筒部の外周部に、環状部材を嵌合している。このため、支持ブラケットの剛性が強化されて、電動機の振動・騒音を防止することができるものである。
特開2001−169500号公報 特開2002−34202号公報
このように鋼管等の鉄材からなる円筒状のフレームの内周面に、固定子鉄心の外周面を圧入固定する回転電機においては、該内周面および該外周面の寸法管理が重要である。両者の寸法のばらつきによって圧入代がばらついて、圧入荷重が変動する。固定子鉄心を確実に固定するために、更に圧入代を大きくすると圧入荷重が過大となる場合があり、その応力で固定子鉄心の内周面の真円度の悪化などによって、回転電機の性能がばらつき、またコギングトルクが増加するなどの問題を引き起こすことがあった。
回転電機の外殻となるフレームが鉄材から構成されているものにおいては、一般的に耐食性向上のために、例えば5μm程度の亜鉛めっきが行われることが多い。耐食性を更に向上させるためには、カチオン塗装等が行われることもある。前記特許文献1および2には、亜鉛めっきやカチオン塗装等の記載はないが、亜鉛めっき等を行なっている場合には、更に圧入荷重がばらつきやすいという問題があり、カチオン塗装等を行なっている場合では、固定子鉄心を圧入する内周面に塗装が付着しないようにマスキングを行なう必要があるなどの問題があった。
また、前記特許文献1および2には防水シールなどの記載がないが、回転電機のフレームとハウジング(ブラケット)との接合部におけるシール剤とフレームとの接着力がばらつきやすいという問題があり、フレームの表面処理面とシール剤との接着力を確保する必要があるなどの問題があった。
この発明は、固定子磁極のフレームへの圧入荷重が安定し回転電機の性能が安定するとともに、耐食性と防錆シール性能が良く安価な回転電機、特に、電動パワーステアリング装置用モータに適した回転電機を得ることを目的とする。
この発明は、円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設されて構成されている回転電機において、前記フレームは、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されている。
この発明によれば、フレームとして用いる表面処理鋼板のめっき層の耐食性が良く硬度も高いため、めっき層を薄膜にできるとともに安定した摩擦係数を得られ、固定子磁極の圧入荷重が安定すると共に、フレームの変形、固定子磁極へのストレスも軽減できるので性能のばらつきが小さく、コギングトルクの増加も抑制された、耐食性が良く安価な回転電機を得ることができる。
特に、この発明による回転電機を電動パワーステアリング装置用モータとして用いた場合、コギングトルクやトルクリップルの増加が抑制されて操舵感が良く、好適である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のブラシレスモータの構成を示す断面図である。ブラシレスモータ10は、有底の円筒状に形成した鋼板製のフレーム11の内周に、固定子鉄心13に固定子コイル14を巻装した固定子磁極12が圧入によって挿着されると共に、フレーム11の開放端側にはアルミニウム材からなるハウジング15が取り付けられている。ハウジング15の中心部にはフロントベアリング16が設けられ、フレーム11の有底側にリアベアリング17が保持されている。回転子18は、鋼材から製造されるシャフトに接着により固定される永久磁石19と一体構造であり、ハウジング15にその外輪を固定されるフロントベアリング16と、フレーム11にその外輪を支持されるリアベアリング17により支持されて回転する。
図2は、固定子鉄心13に固定子コイル14を巻装した固定子磁極12が圧入されたフレーム11の側面図(ハウジング側から見た図)及び断面図であり、フレーム11は鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板によって有底の円筒状にプレス成形されたものであり、この底部にはリアベアリング17の外輪を収納する形状を備えている。
図3は固定子磁極12の側面図及び断面図であり、固定子磁極12は鉄心片を積層して円環状に形成した固定子鉄心13に固定子コイル14が巻回されて構成されており、固定子鉄心13の外周面が、フレーム11の内周面に圧入固定されている。
なお、この固定子磁極12は、図4に示すように、電磁鋼板からなる鉄心片を多数枚積層して板形状に構成された固定子鉄心13Aに固定子コイル14Aを装着した後、これを図5に示すように円環状に屈曲させて構成することもできる。この場合には、固定子鉄心13Aの巻き込みが容易にでき、図3の場合と同様に固定子鉄心13Aをフレーム11に圧入固定し、製造コストを低くできる。
この様に構成されたブラシレスモータ10において、フレーム11は表面処理鋼板の防錆性能を有し、固定子磁極12のフレーム11への固定は固定子磁極12の固定子鉄心外周部をフレーム11の内周部に圧入嵌合することにより行われている。そのため接着剤、固定具等が不要のため製造コストを低くできる。
しかして、鉄鋼材料の防食に対しては溶融亜鉛めっきが一般的に行われているが、この実施の形態1においては、フレーム11として、新日本製鐵株式会社製鋼板:商品名スーパーダイマ(Super Dyma,以下SDと称する)を用いている。このSDは、めっき層成分が亜鉛を主に、2〜19質量%のアルミニウム、1〜10質量%のマグネシウム、0.01〜2質量%のシリコンを添加したもので、これらの添加元素の複合効果で耐食性を高めた高耐食性めっき鋼板である。特にシリコンは、アルミニウムを含有するめっき層の加工性を高めると同時に、マグネシウムとの複合作用によって腐食抑制効果をより高めている。SDは、その高耐食性から、主に建設部材や土木資材に使用されていた。SDとしては、亜鉛を主に、11質量%のアルミニウム、3質量%のマグネシウム、0.2質量%のシリコンを添加したものが一般的である。
図9(a)は、各種の表面処理を施した表面処理鋼板をフレーム11に用いた場合について、連続塩水噴霧による赤錆発生までの時間を比較したデータを示す図で、Aは通常の亜鉛めっき5μmを施したもの、Bは通常の亜鉛めっき8μmを施したもの、Cはカチオン塗装品に通常の亜鉛めっき5μmを施したもの、Dはめっき層の質量パーセントがアルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなるような処理(以下SD処理と呼ぶ)を施したもの、EはSD処理の上にさらに化成処理を施したものを示している。なお、化成処理としては、例えばウレタン樹脂+ワックス+添加物からなる混合物をSD処理表面の上に、1μm程度被覆する方法を用いることができる。
この比較データからSD処理を施したD,Eのケースが防錆性に優れていることが明らかである。その理由は、SD処理品は含まれるアルミニウム内にある亜鉛の溶出量が少なく抑えられるので防錆効果が長期に渡るものと考えられる。また、SD処理に化成処理を施したものはさらに僅かにその防錆効果を高めるが主たる効果はSD処理によるものと考えられる。
次に、図9(b)は、各種の表面処理を施した表面処理鋼板をフレーム11に用いた場合について、フレーム11に固定子磁極12を圧入する際の摩擦力の大小に関係するフレーム11と固定子磁極12の摩擦係数を比較したデータを示す図で、Fは通常の後めっき(亜鉛めっき)のみを施したもの、Gは通常の後めっき(亜鉛めっき)に更にワックス処理を施したもの、HはSD処理を施したもの、IはSD処理を施したものに更にワックス処理を施したもの、JはSD処理を施したものに更に化成処理を施したものを示している。
すなわち、Fのようにフレーム11表面に後めっきのみを施した場合は、摩擦が大きいため多大な圧入力を必要とし、そのためフレーム11及び固定子磁極12に変形、損傷を生じることがある。Gはこの変形等を防止するために圧入力を低減する目的でワックスを後めっき表面に塗布した場合を示す。HのSD処理については、めっき層が後めっきに比べて硬度が高いため、ワックス塗布をしなくともある程度の摩擦係数低減を図ることができる。また、IのようにSD処理にワックス処理を施すと更に低減化がある。更に、JのようにSD処理に加えて化成処理を施すことによりワックス処理の摩擦係数を上回る摩擦係数を得ることができる。この場合の化成処理はSD表面に強く結合した潤滑皮膜であるためワックス処理の皮膜より安定した摩擦を得られる。
また、図9(c)は、フレーム11とハウジング15の間に防水を目的とした液体シール剤が塗布されている場合において、図9(b)と同一の各種表面処理鋼板F−Jをフレーム11に用いた場合について、液体シール剤とフレーム11との接着力を比較したデータを示す図で、この場合には、液体シールのシール効果を確実にするために液体シール剤と特に表面処理にコーティングを施しているフレーム11との接着力を確保することが必要となる。この場合の液体シール剤としては、シリコーン(メーカ:株式会社スリーボンド)を主成分とするものを用いるのが有効である。
この比較データから分かるように、Fの後めっきと、HのSD処理と、JのSD処理+化成処理はほぼ同じ接着力を期待できシール効果が高い。しかしながら、Gの後めっき+ワックス処理とIのSD処理+ワックス処理についてはワックスの影響で接着性が阻害されシール効果は低く防水性能が期待できないことになる。
特に、JのSD処理+化成処理については接着性を確保しながら前述の摩擦係数を安定できるため、フレーム11の表面に皮膜処理を施すことで固定子磁極12を変形・損傷無く安定して圧入でき、安定した防水性能を期待できるので製造コストを低くできかつ高い防錆性能を得ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、フレームが鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されているので、めっき層の耐食性が良く硬度も高いため、めっき層を薄膜にできるとともに安定した摩擦係数を得るため固定子磁極の圧入荷重が安定する。また、フレームの変形、固定子鉄心へのストレスも軽減できるので性能のばらつきが小さく、コギングトルクの増加も抑制された、耐食性が良く安価な回転電機を得ることができる。特に、電動パワーステアリング装置用モータに用いた場合には、コギングトルクやトルクリップルの増加が抑制されて操舵感が良く、好適なものとなし得る。
特に、めっき層が、アルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなるSD処理を施したものを用いた場合には、効果的に固定子磁極の圧入荷重を安定させることができ、鋼板の入手性も良く、安価な回転電機を得ることができる。
また、SD処理の上層に、更に化成処理により潤滑皮膜を設けた表面処理鋼板を用いた場合には、摩擦係数が減少して、更に効果的に固定子磁極の圧入荷重を安定させることができる。また、予め潤滑皮膜を設けた表面処理鋼板であるので生産性がよく、アルミニウム、マグネシウム、シリコンを含む溶融亜鉛めっき鋼板を、固定子磁極の圧入固定する回転電機のフレームとして容易に適用することができる。
更に、フレームと、該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面に、液体のシール剤を塗布した場合には、気密性が向上し防水性が良く、フレームとハウジングの電食が防止されて耐久性が向上する。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態に係わる回転電機(ブラシモータ)の構成を示す断面図である。20は回転電機であるブラシモータを示し、21はヨークを形成するフレーム、22は固定子磁極で永久磁石23とこれを保持するマグネットホルダ24とで構成されている。25はハウジング、26はフロントベアリング、27はリアベアリング、28はアマチュア、29はブラシホルダである。アマチュア28は電磁鋼板を積層したコアをシャフトに固定し、コイルを装着しており、フロントベアリング26及びリアベアリング27により回転自在に支持される。
図7は固定子磁極22の側面図及び断面図である。永久磁石23は、マグネットホルダ24の支持枠に嵌合することにより支持される。
図8はフレーム21に永久磁石23及びマグネットホルダ24からなる固定子磁極22が装着される構造を示す断面図及び側面図である。
この実施の形態2においても、フレーム21は、実施の形態1と同様の表面処理鋼板を用いてプレス成形されたものであり、その内周部に永久磁石23とマグネットホルダ24から構成される固定子磁極22を圧入嵌合し固定支持する。またフレーム21にはリアベアリング27を収納する形状が備えられている。
実施の形態2の回転電機はこのように構成されているので、実施の形態1と同様に高い防錆性能を有し、永久磁石23及びマグネットホルダ24からなる固定子磁極22を、接着剤、固定具を必要とせず固定できるため製造コストを低くできる。
また、固定子磁極22は、表面処理鋼板を用いたフレーム21の内周面に圧入固定されているので、実施の形態1と同じく固定子磁極22の圧入荷重を安定させることができて、性能が安定しコギングトルクの増加も抑制された回転電機を得ることができる。
この発明の実施の形態1の構成を示すブラシレスモータの断面図である。 実施の形態1におけるフレームの側面図及び断面図である。 実施の形態1における固定子磁極の側面図及び断面図である。 実施の形態1における固定子磁極の他の例を示す巻線後(丸め前)の正面図である。 図4の固定子磁極の完成状態(丸め後)を示す側面図及び断面図である。 この発明の実施の形態2の構成を示すブラシモータの断面図である。 実施の形態2における固定子磁極の側面図及び断面図である。 実施の形態2における固定子磁極をフレームに圧入した側面図及び断面図である。 フレームに用いる各種の表面処理鋼板の比較データを示す図である。
符号の説明
10 ブラシレスモータ、11 フレーム、12 固定子磁極、13,13A 固定子鉄心、14,14A 固定子コイル、15 ハウジング、16 フロントベアリング、17 リアベアリング、18 回転子、19 永久磁石
20 ブラシモータ、21 フレーム、22 固定子磁極、23 永久磁石、24 マグネットホルダ、25 ハウジング、26 フロントベアリング、27 リアベアリング、28 アマチュア、29 ブラシホルダ

Claims (8)

  1. 円筒状の鋼板製フレームの内周面に固定子磁極が圧入固定され、該固定子磁極の内周側には空隙を介して回転子が配設されて構成されている回転電機において、前記フレームは、鋼板の表面にアルミニウム、マグネシウム、シリコン、残部が亜鉛からなるめっき層を形成した表面処理鋼板を、プレス加工によって円筒状に形成して構成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記表面処理鋼板のめっき層は、アルミニウム11質量%、マグネシウム3質量%、シリコン0.2質量%、残部が亜鉛からなることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記表面処理鋼板は、めっき層の上層に、更に潤滑皮膜を設けた表面処理鋼板であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の回転電機。
  4. 前記フレームと、該フレームと当接するアルミニウム材からなるハウジングとの当接面には、液体シール剤が塗布されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転電機。
  5. 前記固定子磁極は、鉄心片を積層して形成した円環状の固定子鉄心に固定子コイルが巻回されて構成されており、該固定子鉄心の外周面が、前記フレームの内周面に圧入固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転電機。
  6. 前記固定子磁極は、鉄心片を積層して板形状に構成された固定子鉄心に固定子コイルを装着した後、該固定子鉄心を円環状に屈曲させて構成されていることを特徴とする請求項5記載の回転電機。
  7. 前記固定子磁極は、永久磁石および該永久磁石を保持するマグネットホルダによって構成され、前記フレームの内周面に圧入固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転電機。
  8. 電動パワーステアリング装置用モータであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の回転電機。
JP2004311228A 2004-10-26 2004-10-26 回転電機及びその製造方法 Active JP3944505B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004311228A JP3944505B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 回転電機及びその製造方法
US11/097,248 US20060087183A1 (en) 2004-10-26 2005-04-04 Rotary electric machine
CNB2005100657264A CN100386945C (zh) 2004-10-26 2005-04-07 旋转电动机
FR0550935A FR2877157B1 (fr) 2004-10-26 2005-04-12 Machine electrique rotative
US11/819,119 US20070245543A1 (en) 2004-10-26 2007-06-25 Rotary electric machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004311228A JP3944505B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 回転電機及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006129558A true JP2006129558A (ja) 2006-05-18
JP3944505B2 JP3944505B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=36011039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004311228A Active JP3944505B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 回転電機及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US20060087183A1 (ja)
JP (1) JP3944505B2 (ja)
CN (1) CN100386945C (ja)
FR (1) FR2877157B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009017249A1 (ja) * 2007-07-31 2009-02-05 Jfe Steel Corporation 耐油ぬれ拡がり性に優れた表面処理鋼板
JP2009095139A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Nippon Densan Corp モータ
US20160268864A1 (en) * 2015-03-12 2016-09-15 Johnson Electric S.A. Motor
JP2016535582A (ja) * 2013-11-05 2016-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 取付けフランジを有する電気機械
JP2020005348A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社ミツバ ブラシレスモータ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101090104B1 (ko) * 2008-12-23 2011-12-07 주식회사 아모텍 커버 일체형 구조를 갖는 스테이터
JP4905568B2 (ja) * 2009-03-31 2012-03-28 株式会社デンソー 回転電機の固定子
WO2014054155A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 駆動制御装置一体型回転電機
DE102013220043A1 (de) * 2013-10-02 2015-04-02 Robert Bosch Gmbh Statorblechpaket und Verfahren zur Beschichtung eines Statorblechpakets
CN111996579A (zh) * 2020-08-12 2020-11-27 芜湖韩大防伪科技有限公司 一种电镀设备的电镀支架翻转装置

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1461234A (en) * 1923-07-10 Assxg
US4289547A (en) * 1979-08-07 1981-09-15 Hooker Chemicals & Plastics Corp. Aqueous acidic lubricant coating composition and method
US4454960A (en) * 1980-11-01 1984-06-19 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Draw-ironed can formed of surface-treated steel plate and process for preparation thereof
US4635352A (en) * 1984-02-29 1987-01-13 General Electric Company Method of assembling a rotor assembly
CA1328582C (en) * 1988-05-31 1994-04-19 Taizo Mohri Lubricating resin coated steel strips having improved formability and corrosion resistance
JP2888142B2 (ja) * 1993-11-08 1999-05-10 三菱電機株式会社 回転電動機並びにその製造方法
US5177858A (en) * 1990-06-22 1993-01-12 General Electric Company Method of mounting motor lamination stacks
CN1049868C (zh) * 1992-05-12 2000-03-01 精工埃普生株式会社 电动车
DE4237176C1 (de) * 1992-11-04 1994-06-01 Walterscheid Gmbh Gkn Schmiervorrichtung für zwei ineinander verschiebbare Schiebeprofile, insbesondere einer Gelenkwelle
US5486730A (en) * 1993-03-18 1996-01-23 Solar Turbines Incorporated Rotor assembly
US5674627A (en) * 1994-08-19 1997-10-07 Kawasaki Steel Corporation Aluminum alloy sheet having excellent press formability and spot weldability
US5767596A (en) * 1996-10-03 1998-06-16 General Electric Company Dynamoelectric machine and processes for making the same
WO1998026103A1 (fr) * 1996-12-13 1998-06-18 Nisshin Steel Co., Ltd. TOLE D'ACIER PROTEGE PAR BAIN CHAUD DE Zn-Al-Mg, TRES RESISTANTE A LA CORROSION ET AGREABLE D'ASPECT, ET PROCEDE DE PRODUCTION CORRESPONDANT
US20030080644A1 (en) * 1997-12-09 2003-05-01 Nelson William G. Removable and corrosion resistant stator assembly for an inductive drive mechanism
DE19852251C1 (de) * 1998-11-12 2000-03-30 Siemens Ag Entstörter Kommutatormotor, insbesondere drehzahlstellbarer Kraftfahrzeug-Servomotor
WO2000039224A1 (fr) * 1998-12-25 2000-07-06 Nihon Parkerizing Co., Ltd. Composition de traitement de surface metallique a base aqueuse pour former un film lubrifiant presentant une tres bonne resistance a la degradation
JP3881126B2 (ja) * 1999-03-05 2007-02-14 アスモ株式会社 モータ
JP2001169500A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Aisin Seiki Co Ltd 電気モータ
JP3691345B2 (ja) * 2000-05-25 2005-09-07 三菱電機株式会社 永久磁石型電動機
JP3769479B2 (ja) * 2000-08-07 2006-04-26 新日鐵住金ステンレス株式会社 プレス成形性に優れた燃料タンク用フェライト系ステンレス鋼板
DE10039375A1 (de) * 2000-08-11 2002-03-28 Fraunhofer Ges Forschung Korrosionsgeschütztes Stahlblech und Verfahren zu seiner Herstellung
EP1248347B1 (en) * 2000-08-29 2008-01-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stacked stator core and production method therefor
JP2002275656A (ja) * 2000-12-21 2002-09-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気電子機器用の金属板材、それを用いた電気電子機器
US6690145B2 (en) * 2002-04-01 2004-02-10 E-Tec Corporation Permanent magnet alternator and voltage regulator circuit for the permanent magnet alternator
US6408502B1 (en) * 2001-05-18 2002-06-25 General Electric Company Method for a resilient rotor core assembly
US6633098B2 (en) * 2001-08-29 2003-10-14 Hitachi, Ltd. Alternator for use in a vehicle
CN100434564C (zh) * 2001-10-23 2008-11-19 住友金属工业株式会社 热压成型方法,其电镀钢材及其制备方法
JP3823920B2 (ja) * 2002-12-27 2006-09-20 三菱電機株式会社 電動油圧式パワーステアリング装置
JP3988673B2 (ja) * 2003-04-11 2007-10-10 三菱電機株式会社 電動油圧式パワーステアリング装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009017249A1 (ja) * 2007-07-31 2009-02-05 Jfe Steel Corporation 耐油ぬれ拡がり性に優れた表面処理鋼板
JP2009035758A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Jfe Steel Kk 耐油ぬれ拡がり性に優れた表面処理鋼板
KR101146830B1 (ko) 2007-07-31 2012-05-21 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 내 오일-젖음확산성이 우수한 표면처리강판
JP2009095139A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Nippon Densan Corp モータ
JP2016535582A (ja) * 2013-11-05 2016-11-10 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 取付けフランジを有する電気機械
US20160268864A1 (en) * 2015-03-12 2016-09-15 Johnson Electric S.A. Motor
US10243416B2 (en) * 2015-03-12 2019-03-26 Johnson Electric International AG Motor
JP2020005348A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社ミツバ ブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
FR2877157B1 (fr) 2009-05-01
US20060087183A1 (en) 2006-04-27
CN1770591A (zh) 2006-05-10
CN100386945C (zh) 2008-05-07
FR2877157A1 (fr) 2006-04-28
US20070245543A1 (en) 2007-10-25
JP3944505B2 (ja) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070245543A1 (en) Rotary electric machine
US11031838B2 (en) Housing unit for an electric machine
US8508884B2 (en) Spindle motor including magnetic member and disk drive apparatus including same
EP0880215A2 (en) Motor structure
JP5343543B2 (ja) スピンドルモータ及びそれを用いたディスク駆動装置
JP2008178229A (ja) モータ
CN103310943B (zh) 永久磁体、含有这种永久磁体的电机及制造电机的方法
JP4930127B2 (ja) 表面磁石型ロータおよびその製造方法
US20130335859A1 (en) Base plate, base unit, motor and disk drive apparatus
WO2013132775A1 (ja) 誘導電動機およびそれを搭載した天井扇
JP2006158136A (ja) 小型モータ
JPH01278242A (ja) 車両用交流発電機のステータコアおよびその製造方法
JP5521633B2 (ja) モータのコア締結構造
US20120038235A1 (en) Spindle motor
JP2007306688A (ja) モータ
CN203554130U (zh) 燃料泵及其电机
JP2002070867A (ja) 軸受部材及びその製造方法、並びに動圧軸受装置
JP2007120754A (ja) ダイナミックダンパー及びその製造方法
JP2007124828A (ja) 回転電機
JP2008106632A (ja) 二輪車用スタータモータ
JP2004336889A (ja) 真空用モータ
CN212162977U (zh) 一种定子封闭的无刷直流电机
JP3736472B2 (ja) 回転電機子用ステータ及びヨークへの永久磁石の接着方法
JP2016105685A (ja) モータ
JPH08130847A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070409

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3944505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250