JP2006129452A - 周波数ロック検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用して、位相が同期されない2クロック信号の周波数を比較して、周波数ロックを判別(所望の周波数精度内にあるか否かを判別)することにより、集積化が容易な周波数ロック検出器を提供すること。
【解決手段】 本発明は、周波数ロック検出器において、外部から基準クロック信号を受け取って、基準クロック信号のクロック個数をカウントするためのカウンタと、前記外部から受け取った基準クロック信号と、前記基準クロック信号と互いに位相が同期されない復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出するためのクロック個数差検出部と、前記カウンタと前記クロック個数差検出部の結果値とを利用して、周波数ロックを判別するためのロック判別部とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、周波数ロック検出器(Frequency lock detector)に関し、さらに詳細には高速直列通信などのためのクロックデータ復元回路(Clock data recovery)などにおいて、互いに位相が同期されない基準クロック信号(外部から受信した基準クロック信号)の周波数と、受信された直列(シリアル)データから復元されたクロック信号(クロックデータ復元回路内で復元したクロック信号)の周波数とを相互比較することにより、両信号の周波数の差が所望の周波数精度内にあるか否かを判別するための周波数ロック検出器に関する。
一般に、位相が同期されない基準クロック信号と復元されたクロック信号との周波数を正確に比較する従来の技術には、韓国公開特許第10-2003-0058391号(2003年7月7日公開、所望の周波数精度を有する周波数比較器)がある。
従来の技術は、所望の周波数精度を有する周波数比較器に関し、ユーザにより所定の値にプログラムされた2つのカウンタを使用して、基準信号及び比較する対象信号のクロック数を各々カウントし、カウントが完了した時点で両カウントの回数を相互比較することによって、基準信号及び対象信号の位相が同期されていないとしても、両信号の周波数比較を可能にする周波数比較器に関する。
しかし、従来の技術は、所望の周波数精度が極めて高まる場合、カウンタのカウント回数がそれに応じて増加するので、2つのカウンタの複雑度が増加するという問題がある。
以下では、従来の技術を図1及び図2を参照しさらに詳細に述べる。
図1は、従来の2つのカウンタを利用した周波数ロック検出器の例示図である。
図1に示すように、従来の2つのカウンタを利用した周波数ロック検出器は、2つのカウンタ101、102と、各々のカウンタ101、102の出力値mとnから2つの信号の周波数が所望の周波数精度内にあるか否かを判別するためのロック判別部103を含んでなる。
カウンタ101は、基準クロック信号のクロック個数を所定のカウント回数N、カウントし、カウンタ102は、復元されたクロック信号のクロック個数を所定のカウント回数N、カウントする。
この場合、第1カウンタ101と第2カウンタ102の中で、いずれかが先に所定のカウント回数Nに到達した場合、ロック判別部103は、2つのカウンタ101、102のカウント回数m、nの差を所望の周波数精度に該当する所定の値と比較して、基準クロック信号と復元されたクロック信号の周波数の差が所望の周波数精度内にあるか否かを判別して、ロック信号を出力する。
具体的な例として、所望の周波数精度が30%(すなわち、300000ppmに該当する)である場合、第1カウンタ101と第2カウンタ102の所定のカウント回数Nが各々10回であり、所望の周波数精度に該当する所定のカウント回数の差を3回にして、周波数ロック検出器を設計できる。
ここで、基準クロック信号の周波数が復元されたクロック信号の周波数より20%大きい場合、第1カウンタ101が10回をカウントした時、第2カウンタ102は、8回をカウントするようになる。この時、2つのカウンタ101、102のカウント回数の差は2回であって、所望の周波数精度が30%である場合の所定のカウント回数の差である3回より小さくなるため、ロック判別部103は、ロック信号としてハイ(High)信号、すなわち1を出力させる。同様に、基準クロック信号の周波数が復元されたクロック信号の周波数より20%小さい場合、第2カウンタ102が10回をカウントした時、第1カウンタ101は、8回をカウントするようになる、この時、2つのカウンタ101、102のカウント回数の差は2回であって、所望の周波数精度が30%である場合の所定のカウント回数の差である3回より小さくなるため、ロック判別部103は、ロック信号として1を出力させる。
もし、これと反対に基準クロック信号の周波数が復元されたクロック信号の周波数より40%大きい場合、第1カウンタ101が10回をカウントした時、第2カウンタ102は、6回をカウントするようになる。この時、2カウンタ101、102のカウント回数の差は4回であって、所望の周波数精度が30%である場合の所定のカウント回数の差である3回より大きくなるため、ロック判別部103はロック信号としてロー(Low)信号、すなわち0を出力させる。
図2は、図1に示す従来の周波数ロック検出器の主要部分における波形を示すタイミング図であって、明確な理解のため、所望の周波数精度が30%である場合に対して示した。
図1で上述したように、第1カウンタ101と第2カウンタ102のいずれかが先に10回をカウントした場合、リセット信号がイネーブルされ、その時カウンタ101、102のカウント回数の差をロック判別部103で所定のカウント回数と比較して、ロック信号を1と出力することが分かる。
さらに具体的で現実的な例として、高速直列通信のクロックデータ復元回路のように、もし所望の周波数精度が200ppmのように極めて高い場合、第1カウンタ101と第2カウンタ102がカウントしなければならない所定のカウント回数(N)は、各々10000回であり、2つのカウンタ101、102の所定のカウント回数の差は、2回となる。この時、カウント回数(N)が10000回であるカウンタを集積化するためには、logNのようにハードウェアの複雑度が増加するので、所望の周波数精度が高まるほどカウンタを集積化して実現するのが困難となるという問題点があった。
すなわち、従来には、周波数ロック検出のために、2つのカウンタを使用して各々の2クロック信号のクロック個数をカウントした後、そのカウント回数を比較するため、高い周波数精度で周波数を比較するためには、カウンタの大きさが所望の周波数精度が増加するに連れて大きくなり、これに伴い回路複雑度、面積、及び消費電流が大きくなるため、集積化が容易でないという問題点があった。
韓国公開特許第10-2003-0058391号
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用して、位相が同期されない2クロック信号の周波数を比較して、周波数ロックを判別(所望の周波数精度内にあるか否かを判別)することにより、集積化が容易な周波数ロック検出器を提供することにある。
すなわち、本発明は、位相が同期されない2クロック信号の周波数を比較して周波数ロックを判別するにおいて、所望の周波数精度が極めて高い場合、複雑度がカウント回数(N)に応じて増加する2つのカウンタを使用する従来の技術とは異なり、1つのカウンタと複雑度がカウント回数(N)に応じて増加しないクロック個数の差を検出するクロック個数差検出部とを利用して、集積化が容易な周波数ロック検出器を提供することにその目的がある。
上記目的を達成するための本発明の装置は、周波数ロック検出器において、外部から基準クロック信号を受け取って、基準クロック信号のクロック個数をカウントするためのカウンタと、前記外部から受け取った基準クロック信号と、前記基準クロック信号と互いに位相が同期されない復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出するためのクロック個数差検出部と、前記カウンタと前記クロック個数差検出部の結果値とを利用して、周波数ロックを判別するためのロック判別部とを備えることを特徴とする。
上記のような本発明は、1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用して、位相が同期されない2クロック信号の周波数を比較して、周波数ロックを判別(所望の周波数精度内にあるか否かを判別)することによって、集積化が容易な周波数ロック検出器を実現できる。
すなわち、本発明は位相が同期されない2クロック信号の周波数を比較して、周波数ロックを判別するにおいて、所望の周波数精度が極めて高い場合、複雑度がカウント回数(N)に応じて増加する2つのカウンタを使用する従来の技術とは異なり、1つのカウンタと複雑度がカウント回数(N)に応じて増加しないクロック個数の差を検出するクロック個数差検出部とを利用して、周波数ロック検出器を実現することによって、所望の周波数精度が極めて高まる場合にも、1つのカウンタの複雑度だけ増加するため、従来の技術と比べて、1/2程度の複雑度、電力消費、及び面積で実現可能であり、それによって容易に集積化できるという効果がある。
以下、本発明の最も好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明に係る1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用した周波数ロック検出器の一実施の形態の構成図である。
図3に示されているように、本発明に係る1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用した周波数ロック検出器は、外部から基準クロック信号を受け取って基準クロック信号のクロック個数をカウントするためのカウンタ310、外部から受け取った基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出するためのクロック個数差検出部320、及びカウンタ310とクロック個数差検出部320の結果値を利用して、周波数ロックを判別するためのロック判別部330とを含む。
ここで、基準クロック信号(外部から受信した基準クロック信号)と受信された直列データから復元されたクロック信号(一例でクロックデータ復元回路内で復元したクロック信号)は、互いに位相が同期されないクロック信号である。
カウンタ310は、外部から入力される基準クロック信号のクロック個数を所定のカウント回数(N)カウントして、その結果値mをロック判別部330に出力し、ロック判別部330から発生するリセット信号によりリセットされて、再び1からカウントするようになる。
クロック個数差検出部320は、外部から受け取った基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出して、その結果値dをロック判別部330に出力し、ロック判別部330から発生するリセット信号によりリセットされる。
ロック判別部330は、カウンタ310から結果値mを受け取り、クロック個数差検出部320から結果値dを受け取る。この場合、ロック判別部330は、カウンタ310から出力される結果値mが所定のカウント回数(N)になった時、あるいは、結果値mが所定のカウント回数(N)になる前にクロック個数の差dが所望の周波数精度に該当する所定のクロック個数の差K以上になった時、リセット信号を発生して、カウンタ310とクロック個数差検出部320とに出力する。そして、ロック判別部330は、カウンタ310から出力される結果値mが所定のカウント回数(N)になった時、基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数差dを所望の周波数精度に該当する所定のクロック個数の差Kと比較して、基準クロック信号と復元されたクロック信号の周波数の差が所望の周波数精度内にあるか否かを判別して、ロック信号を出力する。
具体的な例として、所望の周波数精度が30%(すなわち、300000ppmに該当する)と仮定し、基準クロックと復元されたクロックとの周波数の差が20%である場合の主要波形を図4、7、9に示した。この場合、カウンタ310の所定のカウント回数(N)が10回であり、所望の周波数精度に該当する所定のクロック個数の差Kを3回にして、周波数ロック検出器を設計できる。
図4は、図3に示されている本発明に係る周波数ロック検出器の主要部分における波形を示すタイミング図である。
図4に示されているように、カウンタ信号mは、基準クロックの立ち上がりエッジによってN回(一例として、10回)までカウントされ、ロック判別部330から発生するリセット信号によって、再び1回からカウントされる。そして、クロック個数の差信号dは、基準クロックに対しては1を増加させ、復元されたクロックに対しては1を減少させて、検出した基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差を示す。
一方、ロック判別部330は、ロック信号とリセット信号を発生する。この時、ロック信号は、カウンタ信号mが10である時、クロック個数の差が3以下である場合に1となる。図4において、mが10である時、dが2であるから、ロック信号が1となったことが分かる。そして、リセット信号はカウンタ信号mが10である場合に発生し、あるいは、カウンタ信号mが10となる前にクロック個数の差が3以上である場合に発生する。すなわち、mが10になった場合には、カウンタ310が再び1からカウントするようにリセットされ、mが10となる前に、dの絶対値が3以上であれば、カウンタ310が10までカウントしなくても2つの信号の周波数の差が既に所望の周波数精度を外れたことを意味するので、カウンタ310が再び1からカウントするようにリセットされる。
もし、所望の周波数精度が200ppmのように極めて高い場合には、下記の式1のように、カウンタ310の所定のカウント回数(N)が10000回であり、所定のクロック個数の差Kを2回にして設計できる。したがって、カウンタ310のハードウェア複雑度は、所定のカウント回数(N)が大きくなるに連れて、logNのように増加するが、所定のクロック個数の差Kは、所望の周波数精度に関係なく小さな数に維持できる。
所望の周波数精度=所定のクロック個数の差K/所定のカウント回数(N)・・・式1
後述する図5、6、8は、基準クロック信号と復元されたクロック信号のクロック個数の差を検出するためのクロック個数差検出部320の実際的な具体例を各々示している。
図5は、図3に示されているクロック個数差検出部の一実施の形態の構成図である。
図5に示されているように、クロック個数差検出部320は、外部からの基準クロック信号をアップ端子で受け取り、復元されたクロック信号をダウン端子で受け取って、0から±Kまでカウントできる1つのKアップ/ダウンカウンタ(UP/DOWN Counter)321で実現できる。この時、基準クロック信号をアップ信号として使用し、復元されたクロック信号をダウン信号として使用する場合、周波数ロック検出器の主要部分における波形は、図4で説明したものと同一である。
図6は、図3に示されているクロック個数差検出部の他の実施の形態の構成図である。
図6に示されているように、クロック個数差検出部320は、外部から入力される基準クロック信号のクロック個数をKから2Kまでカウントした後、再び1からカウント(すなわち、K、K+1、...、2K、1、2、、K−1のような方式でカウント)して、その結果値aを第1ロジック部324に出力するための第1の2Kカウンタ322、復元されたクロック信号の個数を1から2Kまでカウントして、その結果値bを第1ロジック部324に出力するための第2の2Kカウンタ323、及び第1及び第2の2Kカウンタ322、323の結果値a、bの差を検出して、ロック判別部330に出力するための第1ロジック部324を含む。
この時、第1及び第2の2Kカウンタ322、323の結果値aとbは、下記の式2及び式3のようなモジューロ(Modulo)演算で表現されることができる。参考に、「数式 10≡3(mod 7)は、10と3とは7で除算した時、余りが同じである」ということを表す数式である。
a≡K+m(mod 2K) ・・・式2
b≡n(mod 2K) ・・・式3
図7は、図6に示されているクロック個数差検出部を、図3に示す周波数ロック検出器に適用した場合の主要部分における波形を示すタイミング図である。
ここで、第1ロジック部324は、下記の式4のように表すことができるので、m−nが±Kである時、結果値dとして0を出力し、m−nの絶対値がKより小さい時、0でない値を出力する。この場合、周波数ロック検出器のロック信号は、カウンタ信号mが10である時、クロック個数の差信号dが0でない場合、1となる。図7に示されているように、mが10である時、a≠bとなって、dが0でないので、ロック信号が1となることが分かる。リセット信号は、カウンタ信号mが10である時に発生し、あるいは、カウンタ信号mが10となる前にクロック個数の差信号dが0となる時に発生する。すなわち、mが10となった場合は、カウンタ310が再び1からカウントするようにリセットされる。また、mが10となる前にdが0となれば、カウンタ310が10までカウントしなくても、2つの信号の周波数の差が既に所望の周波数精度を外れたことを意味するので、カウンタ310が再び1からカウントするようにリセットされる。
d=a−b≡K+m−n(mod 2K) ・・・式4
図8は、図3に示されているクロック個数差検出部のさらに他の実施の形態の構成図であって、循環シフトレジスタ(Circular shift Register)を利用して、基準クロックと復元されたクロックとのクロック個数の差を検出する場合を示している。
図8に示されているように、クロック個数差検出部320は、2K個のセット/リセットフリップフロップ(SR FlipFlop)325ないし328、4K個の論理積ゲート(AND gate)、及び第2ロジック部329を備えて、循環シフトレジスタ(Circular shift Register)のような形態で実現される。
この時、クロック個数差検出部320は、周波数ロック検出器のロック判別部330からリセット信号を伝達されて、2K個のセット/リセットフリップフロップ325ないし328の中でK個のセット/リセットフリップフロップを1に初期化し、残りのK個のセット/リセットフリップフロップを0に初期化する。そして、基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期化されて、1の個数を右側に1つ増やし、復元されたクロック信号の立ち上がりエッジに同期化されて、0の個数を右側に1つ増やす方式で動作する。したがって、基準クロック信号の周波数が復元されたクロック信号の周波数より大きければ、セット/リセットフリップフロップの結果値のうち、1の個数が増加し、小さければ0の個数が増加するようになる。
そして、第2ロジック部324は、下記の式5のように動作し、それにともない基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差がKである場合には、結果値dが1となり、Kより小さい場合には、結果値dが0となる。この時、周波数ロック検出器のカウンタ310がN回をカウントした時、第2ロジック部324の結果値dが0である場合には、ロック判別部330は、ロック信号として1を出力する。これに対し、周波数ロック検出器のカウンタ310がN回をカウントする前、またはカウントした時、第2ロジック部324の結果値が1である場合、ロック判別部330は、ロック信号として0を出力し、リセット信号として1を出力する。
Figure 2006129452
図9は、図8に示されているように、クロック個数差検出部を図3に示されている周波数ロック検出器に適用した場合の主要部分における波形を示すタイミング図である。
具体的な例として、2K=6とする場合、各セット/リセットフリップフロップ(325ないし328)の各出力値は、Q、Q、...、Qである。初期化値として、Q、Q、Qは1となって、Q、Q、Qは0となる。復元されたクロックに同期化されて、1の結果値を有していたセット/リセットフリップフロップのいずれかが0の結果値を出力し、基準クロックに同期化されて、0の結果値を有していたセット/リセットフリップフロップのいずれかが1の結果値を出力することが分かる。この時、周波数ロック検出器のカウンタ310が10回をカウントした時、2K個(すなわち、6個)のセット/リセットフリップフロップの結果値が0、1、1、1、1、1であって、第2ロジック部329の結果値dが0であるから、ロック判別部330から出力されるロック信号は1となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
従来の2つのカウンタを利用した周波数ロック検出器の例示図である。 図1に示す従来の周波数ロック検出器の主要部分における波形を示すタイミング図である。 本発明に係る1つのカウンタとクロック個数差検出部とを利用した、周波数ロック検出器の一実施の形態の構成図である。 図3に示されている本発明に係る周波数ロック検出器の主要部分における波形を示すタイミング図である。 図3に示されているクロック個数差検出部の一実施の形態を示す構成図である。 図3に示されているクロック個数差検出部の他の実施の形態を示す構成図である。 図6に示されているクロック個数差検出部を、図3に示す周波数ロック検出器に適用した場合の主要部分における波形を示すタイミング図である。 図3に示されているクロック個数差検出部のもう一つの実施の形態を示す構成図である。 図8に示されているクロック個数差検出部を、図3に示す周波数ロック検出器に適用した場合の主要部分における波形を示すタイミング図である。
符号の説明
101 従来の周波数ロック検出器の第1カウンタ
102 従来の周波数ロック検出器の第2カウンタ
103 従来の周波数ロック検出器のロック判別部
310 本発明に係る周波数ロック検出器のカウンタ
320 本発明に係る周波数ロック検出器のクロック個数差検出部
330 本発明に係る周波数ロック検出器のロック判別部

Claims (8)

  1. 周波数ロック検出器において、
    外部から基準クロック信号を受け取って、基準クロック信号のクロック個数をカウントするためのカウンタと、
    前記外部から受け取った基準クロック信号と、前記基準クロック信号と互いに位相が同期されない復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出するためのクロック個数差検出部と、
    前記カウンタと前記クロック個数差検出部の結果値とを利用して、周波数ロックを判別するためのロック判別部と
    を備えることを特徴とする周波数ロック検出器。
  2. 前記ロック判別部は、
    前記カウンタから結果値(m)を受け取り、前記クロック個数差検出部から結果値(d)を受け取って、前記カウンタから出力される結果値(m)が所定のカウント回数(N)になった場合、あるいは、前記所定のカウント回数(N)になる前に、クロック個数の差(d)が所望の周波数精度に該当する所定の値以上になった場合、リセット(reset)信号を発生して前記カウンタと前記クロック個数差検出部とに出力し、基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差(d)を前記所望の周波数精度に該当する所定の値と比較して、基準クロック信号と復元されたクロック信号の周波数が所望の周波数精度内にあるか否かを判別し、判別結果に基づきロック信号(LOCK)を出力することを特徴とする請求項1に記載の周波数ロック検出器。
  3. 前記クロック個数差検出部は、
    外部から受け取った基準クロック信号に対しては1を増加させ、復元されたクロック信号に対しては1を減少させることによって、基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差を検出し、その結果値(d)を前記ロック判別部に出力し、前記ロック判別部から発生されるリセット信号によってリセットされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周波数ロック検出器。
  4. 前記クロック個数差検出部は、
    外部からの基準クロック信号をアップ端子で受け取り、復元されたクロック信号をダウン端子で受け取って、0から±K(Kは、所定の自然数)までカウントするための一つのKアップ/ダウンカウンタ(Up/Down Counter)を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周波数ロック検出器。
  5. 前記クロック個数差検出部は、
    外部から入力される基準クロック信号のクロック個数をK(Kは、所定の自然数)から2Kまでカウントした後、再び1からカウントして、その結果値(a)を出力するための第1の2Kカウンタと、
    復元されたクロック信号のクロック個数を1から2Kまでカウントして、その結果値(b)を出力するための第2の2Kカウンタと、
    前記第1及び第2の2Kカウンタの結果値(a、b)の差を検出して、前記ロック判別部に出力するためのロジック部と
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周波数ロック検出器。
  6. 前記クロック個数差検出部は、
    循環シフトレジスタ(circular shift Register)を利用して、基準クロックと復元されたクロックのクロック個数の差を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周波数ロック検出器。
  7. 前記クロック個数差検出部は、
    2K個のセット/リセットフリップフロップ(SR FlipFlop)、4K個の論理積ゲート(AND gate)、及びロジック部を備え、循環シフトレジスタ(circular shift Register)の形態で構成されたことを特徴とする請求項6に記載の周波数ロック検出器。
  8. 前記クロック個数差検出部は、
    前記ロック判別部からリセット信号を伝達されて、前記2K個のセット/リセットフリップフロップの中で、K個のセット/リセットフリップフロップを1に初期化し、余りのK個のセット/リセットフリップフロップを0に初期化し、基準クロック信号の立ち上がりエッジに同期化されることにより、1の個数を右側に1つ増やし、復元されたクロック信号の立ち上がりエッジに同期化されることにより、0の個数を右側に1つ増やし、前記ロジック部が
    Figure 2006129452
    のように動作して、基準クロック信号と復元されたクロック信号とのクロック個数の差がKである場合には、結果値(d)として1を出力し、Kより小さな場合には、結果値(d)として0を出力することを特徴とする請求項7に記載の周波数ロック検出器。
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