JP2006128062A - 二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スウェリング現象が発生したとき,自動的に充電または放電の動作を停止させることで安全性を向上させる二次電池を提供する。
【解決手段】 正極および負極を有し,充電および放電が可能なケース110と,ケース110の表面に接着され,ケース110のスウェリング時に抵抗値が変化する安全素子120とを含む。ケース110とスウェリングされると安全素子120の抵抗が変化することにより,保護回路基板130は充放電電流を減少または遮断する。また,電池容量にかかわらず,同一の安全素子120を全ての二次電池100に接着して使用することができ,内部温度の急激な上昇および急速スウェリングに迅速に対処することができ,許容温度以下で発生するスウェリング現象も安定して防止することができる。また,安全素子120をケース110の表面に接着させるので,別途の溶接工程をケース110に行わなくてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は二次電池にかかり,より詳しくはスウェリング現象が発生したとき,自動的に充電または放電動作を停止させることにより安全性を向上させる二次電池に関するものである。
一般に,二次電池(例えば,リチウムイオン二次電池)は,約4.5V以上に過充電されると,内部温度が上昇する傾向がある。このような温度上昇現象を利用して,二次電池の過充電を停止させる安全素子が開発された。その代表的なものが充放電のための大電流経路に直列に連結されたPTCサーミスタ(Positive Temperature Coefficient Thermistor)である。周知のように,かかるPTCサーミスタは,温度増加につれて抵抗値も増加することにより,二次電池の充放電電流を減少,または完全に遮断させる安全素子である。
このようなPTCサーミスタは,通常,ケースの温度に直接感応して作動するように,ケースの表面に装着される。このとき,PTCサーミスタは,一端がリードを介してケースに溶接され,他端がリードを介して保護回路基板に電気的に接続される。
過充電によって二次電池の内部温度が上昇すると,電解液などが分解され,次いでガスが発生して内圧が増加する。このため,二次電池のケースが外側に膨らみ上がるいわゆるスウェリング現象が発生する。スウェリング現象に対する安全対策として,例えば,二次電池のケースの表面に相対的に薄い安全ベントを形成する。そして,内圧が一定値以上,またはスウェリング厚さが許容値以上となった場合,安全ベントが破裂して,内部ガスが外部へ放出するようになっている。このとき,電解液も外部へ放出されるため,安全性はあまり高いとはいえない。しかし,二次電池自体の爆発や発火が起きることはないので,このような構成の安全ベントを採択している。
上記のようなスウェリング現象は,様々な原因により発生する。例えば,前述したような過充電によっても発生するが,過放電,外部ショート,内部ショート,外部熱気などによっても発生する。また,最近の二次電池に使用されるケースは,容量向上のためにケースの厚さをさらに薄くする傾向にあり,上記のようなスウェリング現象がより頻繁に発生するようになった。
しかし,従来のPTCサーミスタは,スウェリング現象よりも,温度に感応して作動するため,以下のような様々な問題が発生している。
第1に,従来のPTCサーミスタは,電池の容量別に抵抗値が異なるように設計しなければならないという問題がある。例えば,PTCサーミスタは,電池の容量が相対的に小さい場合には,小さな電流値でカットオフしなければならない。そのため,抵抗値を相対的に大きく設計しなければならない。一方,電池の容量が相対的に大きい場合には,大きな電流値でカットオフしなければならない。そのため,抵抗値を相対的に小さく設計しなければならない。このように,様々な容量の電池が製造されている状況下では,各容量に合わせて,PTCサーミスタの抵抗値についても多様な設計および製造がなされることが要求されている。
第2に,従来のPTCサーミスタは,電池の内部温度が急上昇したとき,これにより発生するスウェリング現象を迅速に抑制し難い構造となっている。例えば,過充電,外部ショートなどにより,急激に内部温度が上昇する場合がある。このような温度上昇は,電解液が分解され,ガスが多量発生されるため,スウェリング現象も非常に速く進行する。この急激な温度上昇によりPTCサーミスタも作動し始めるが,既にスウェリング現象が許容値を超えてしまう場合がある。このような場合には,PTCサーミスタが動作するにもかかわらず,ケースの安全ベントが作動してしまい,内部電解液が漏出したり,ケースが爆発または発火する恐れがある。
第3に,一般に,全ての電池は許容可能なスウェリング厚さが決められている。すなわち,決められた厚さ以上にスウェリングされると,通常は安全ベントが作動するか,ケースが爆発または発火する。ところが,従来のPTCサーミスタは,温度のみに依存した抵抗値を持つ。このため,上記のような許容厚さ以上のスウェリングが発生した場合にも,温度が許容値以下であると,PTCサーミスタが全く作動せず,充放電電流を流し続ける。したがって,許容値以下の温度でスウェリングが過度に発生したとき,これを効果的に抑制することができないという問題がある。
第4に,従来のPTCサーミスタは,導電性ケースにリードを介して連結される。しかし,このようなリードとケースはうまく溶接できない材質であったり,ケースに対する溶接という危険な工程が加わるため,不良発生要因が増加するという問題がある。さらに,従来は,リードとケースとの間の溶接性を向上させるため,ケースに予め他の材質からなる導電プレートを溶接することもあり,作業に莫大な時間や手間がかかるという問題があった。
第5に,従来のPTCサーミスタは,充放電のための大電流経路に直列に連結されている。このため,例えば,放電電流をPTCサーミスタが自ら消費して,全体的な電池容量および使用可能時間を減少させる原因となる。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的は,様々な容量の電池について使用可能な安全素子を有する,新規かつ改良された二次電池を提供することにある。
また,本発明の他の目的は,二次電池の急激な温度上昇と,これによるスウェリング現象を抑制することの可能な,二次電池を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は,許容温度以下であっても,スウェリング厚さが許容厚さを超えるのを防止することの可能な,二次電池を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は,安全素子とケースとの間の溶接の不要な,二次電池を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は,充放電のための大電流経路から安全素子を除去することにより,容量および使用可能時間を増大させることが可能な二次電池を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,正極および負極を有し,充電および放電が可能なケースと,ケースの表面に接着され,ケースのスウェリング時に抵抗値が変化する安全素子とを含んでなる二次電池が提供される。
ここで,ケースの一側には,安全素子に電気的に連結され,安全素子の抵抗値変化に応じて充放電電流を減少させる保護回路基板をさらに設けることができる。
また,ケースは,所定の面である第1領域と,第1領域より小さい面積を有する面である第2領域とを含むことができる。ここで,安全素子は,第1領域に接着するように設置することができ,例えば,第1領域の中央,対角線が交差する地点,または角部付近に接着するように設置することもできる。また,安全素子は,第2領域に接着するように設置することもでき,例えば,第2領域の中央,第2領域の対角線が交差する地点に接着するように設置することもできる。
また,安全素子は,ケースの表面に,例えば接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムなどにより接着することができる。
さらに,安全素子は,ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,絶縁フィルムの表面に形成される金属線と,金属線の両端に連結されるリード端子とを含むことができる。ここで,絶縁フィルムの表面に形成される金属線は,例えば,金属ホイルや,n型またはp型の半導体帯であってもよい。また,安全素子は,例えばストレインゲージであってもよい。
また,安全素子と保護回路基板は,軟性配線パターンを介して互いに連結することもできる。このとき,軟性配線パターンは,ケースの表面に接着される第1絶縁層と,第1絶縁層上に形成される配線パターンと,配線パターンを覆う第2絶縁層とを含むことができる。
そして,保護回路基板は,安全素子に電気的に連結されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むことができる。また,保護回路基板は,ケースの正極および負極に電気的に接続されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むこともできる。
さらに,ケースと保護回路基板との間には,ケースと保護回路基板が互いに分離されないように,絶縁樹脂リングを設けてもよい。
また,ケースには,他の部位より厚さの薄い安全ベントをケースの表面に形成してもよい。
また,本発明の他の観点によれば,正極板,負極板,および正極板と負極板との間に介在されるセパレータを含む電極組立体が電解液とともに収容され,キャッププレートにより上端開口部が密封される導電体のケースと,ケースの表面に接着され,ケースのスウェリングに応じて抵抗値が変わる安全素子と,ケースの一側に設けられ,安全素子に電気的に連結され,安全素子の抵抗値の変化に応じて充放電電流を減少させる保護回路基板とを含んでなる二次電池が提供される。
ここで,ケースは,所定面積を有し,所定距離だけ離隔して互いに平行に形成される第1領域と,第1領域より小さい面積を有し,第1領域の周囲に,所定距離だけ離隔して互いに平行に形成される第2領域と,第1領域および第2領域に対して略直角に形成され,第1領域および第2領域の一側部を塞ぐ第3領域と,第3領域の反対側に,第1領域および第2領域に対して略直角に溶接され,表面に電極端子が形成されたキャッププレートと,を含んで構成することもできる。
安全素子は,第1領域のうち少なくとも一方の面に接着してもよい。また,安全素子は,第2領域のうち少なくとも一方の面に接着してもよい。
また,安全素子は,例えば,第1領域の中央,第1領域の対角線が交差する位置,または第1領域の角部付近に接着してもよい。また,安全素子は,例えば,第2領域の中央,または第2領域の対角線が交差する位置に接着してもよい。
さらに,安全素子は,例えば,ケースの表面に,接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムのうちいずれか一つにより接着してもよい。
また,安全素子は,ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,絶縁フィルムの表面に形成される金属線と,金属線の両端に連結されるリード端子とを含むこともできる。ここで,絶縁フィルムの表面に形成される金属線は,金属ホイルやn型半導体帯またはp型半導体帯であってもよい。また,例えば,安全素子には,ストレインゲージを用いることもできる。
そして,安全素子と保護回路基板とは,軟性配線パターンを介して互いに連結することもできる。ここで,軟性配線パターンは,例えば,ケースの表面に接着される第1絶縁層と,第1絶縁層上に形成される配線パターンと,配線パターンを覆う第2絶縁層とを含んで構成されるようにすることもできる。
ここで,保護回路基板は,安全素子に電気的に連結されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むこともできる。また,ケースの正極および負極に電気的に接続されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むこともできる。
また,ケースと保護回路基板との間には,ケースと保護回路基板とが分離されないように,絶縁樹脂リングを設けることもできる。
さらに,ケースには,他の部位より厚さの薄い安全ベントを第3領域に形成することもできる。
また,本発明のさらに他の観点によれば,外部の充電器または負荷に連結される外部端子と,充電または放電モードでエネルギーを蓄積または貯蔵されたエネルギーを放出する機能をするベアセルと,外部端子とベアセルとの間の大電流経路に連結された充放電FET素子と,ベアセルの電流を感知する抵抗センサと,ベアセルの表面に接着され,ベアセルのスウェリング状態を感知する安全素子と,ベアセル,抵抗センサおよび安全素子により感知された値によって充放電FET素子を制御する保護回路とを含んでなる二次電池が提供される。
ここで,安全素子は,ベアセルの表面に接着される絶縁フィルムと,絶縁フィルムの表面に形成される金属ホイルと,金属ホイルの両端に連結されるリード端子と,を含んでもよい。ここで,絶縁フィルムの表面に形成される金属ホイルは,n型半導体帯またはp型半導体帯であってもよい。また,例えば,安全素子は,ベアセルの表面に接着されるストレインゲージとすることもできる。
さらに,保護回路は,安全素子によりベアセルの基準値以上のスウェリングを感知した場合,充放電FET素子を停止させて大電流経路を遮断することもできる。また,保護回路は,抵抗センサによりベアセルの電圧が基準値以上または以下である,またはベアセルにより電圧が基準値以上または以下であると感知された場合,充放電FET素子を停止させて大電圧経路を遮断させることもできる。
上記のような二次電池により,様々な容量の二次電池に対して,規格を変更することなく使用可能な安全素子を有する二次電池を提供することができる。すなわち,二次電池の容量が相違しても,スウェリング現象はすべて同じパターンに起こるため,同一の安全素子を変更することなく使用できる。したがって,二次電池の安全素子を,複数の規格について製造する必要がなく,製造費用を節減できる。さらに,温度に依らずスウェリングに直接感応して作動することにより,二次電池の安全性を一層向上させる効果がある。
また,本発明にかかる二次電池は,内部温度の急激な上昇,およびこれによる急激なスウェリング現象についても,効率よく防止することができる。すなわち,本発明は温度を感知するものではなく,スウェリング現象を直接感知して充放電電流を減少または遮断させるものである。したがって,即座にスウェリング現象を停止することができるだけでなく,スウェリング現象の原因である急激な温度上昇も停止する効果がある。
さらに,本発明にかかる二次電池は,許容温度以下であっても,スウェリング厚さが許容厚さ以上になるのを防止することができる。すなわち,本発明は,温度に感応するものではなく,スウェリング厚さに感応するものである。このため,温度に依らずスウェリング厚さが許容厚さ以上になると,充電または放電電流を減少または遮断させることにより,二次電池の安全性を一層向上させる効果がある。
また,本発明にかかる二次電池は,安全素子を接着剤などでケースの表面に接着し,軟性配線パターンを介して保護回路基板に電気的に接続すると完成する構造となっている。すなわち,従来のように,ケースの表面に別途の導電プレートを溶接し,この導電プレートに別途のリードを溶接するという複雑な工程が不要となる。したがって,二次電池の製造工程が単純になり,製造費用も節減される効果がある。
さらに,本発明にかかる二次電池は,安全素子が大電流経路から除去される。これにより,安全素子による電力消費がないため,二次電池の容量および使用可能時間が増加する効果がある。
本発明によれば,様々な容量の電池について使用可能な安全素子を有する二次電池を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態にかかる二次電池を示す斜視図を示す。また,図2は,図1の線1−1にて切断した二次電池の断面図である。さらに,図3Aは,図1の二次電池の分解斜視図であり,図3Bは,保護回路基板の背面斜視図である。
図1〜4に示すように,本実施形態にかかる二次電池100は,正極および負極を有するケース110と,ケース110の表面に接着され,スウェリングの際に抵抗値が変化(増加または減少)する安全素子120と,ケース110の一側に装着され,安全素子120に電気的に連結される保護回路基板130とを含む。
ケース110は,正極と負極を有し,充電または放電の際にエネルギーを蓄積または貯蔵されたエネルギーを放出する機能を有する。かかるケース110は,一定面積を有するとともに所定の距離だけ隔てて互いに平行に形成される,略平らまたは所定の曲率を有する第1領域111を含む。さらに,ケース110は,第1領域111と比較して,相対的に小さい面積を有するとともに一定距離だけ隔てて,第1領域111の周囲に互いに平行に形成された第2領域112を含む。この第2領域112も略平らまたは所定の曲率を有することができる。また,ケース110は,第1領域111と第2領域112に対して直角に形成されるとともに,第1領域111と第2領域112の下部面を塞ぐ第3領域113を含む。第3領域113も略平らまたは所定の曲率を有することができる。第3領域113には,他の部位より相対的に厚さの薄い部位の安全ベント114が形成される。この安全ベント114は,過度のスウェリングの際,破裂して,内部ガスを放出する。
ここで,ケース110の第1領域111,第2領域112および第3領域113は,一体的に形成可能である。例えば,金属薄板を金型に置き,ディープドローイング(deep drawing)を行うことにより,一体になった第1領域111,第2領域112および第3領域113を得ることができる。また,ケース110は,個別に形成された第1領域111,第2領域112,および第3領域113を,レーザ溶接で形成することもできる。このような例は,本発明のケース110の形態を限定するものではなく,例えば,ケース110は,アルミニウムパウチ形態に形成することもできる。
また,第3領域113の反対側には,第1領域111および第2領域112に略直角にキャッププレート115が固定される。例えば,キャッププレート115は,第1領域111および第2領域112に略直角方向に溶接によって固定できる。このようなキャッププレート115も,略平らまたは所定の曲率を有することができる。キャッププレート115は,その中央に電極端子116が形成され,その両側には導電プレート117および安全ベント118が形成される。電極端子116の外周には,絶縁ガスケット119を形成することができ,キャッププレート115と電極端子116が互いに電気的にショートしないようにすることができる。
ここで,電極端子116は,例えば負極とすることができる。この場合,電極端子116を除くキャッププレート115およびケース110の全体は正極となる。逆に,電極端子116を,正極とすることもできる。この場合には,電極端子116を除くキャッププレート115およびケース110の全体は負極となる。
また,安全ベント118は,キャッププレート115の厚さに比べて相対的に薄く形成される。この安全ベント118は,ケース110の過度なスウェリングの際に破裂して内部ガスを外部へ放出する役割を行う。このとき,ケース110の第3領域113に安全ベント114が形成されるため,安全ベント118は形成しなくてもよい。
導電プレート117は,保護回路基板130との良好な電気的接続のために形成される。なお,この導電プレート117は,溶接性に優れるように,ニッケルなどの金属で形成することができるが,本発明はこの材質に限定されるものではない。また,ケース110およびキャッププレート115は,アルミニウム,スチール,ステンレススチール,およびその等価物のうちいずれかにより形成することができるが,本発明はこれらの材質に限定されるものではない。
安全素子120は,スウェリングが最も顕著に発生するケース110の第1領域に接着される。安全素子120は,例えば,ケース110の第1領域111の中央,第1領域111の対角線が交差する位置,または第1領域111の角部付近に接着できるが,本発明がこのような接着位置に限定されるものではない。また,安全素子120は,いずれか一側の第1領域111のみにも,または両側の第1領域111にも接着することができる。また,例えば,図1には一つの安全素子120のみが示されているが,この安全素子120はケース110の表面に複数接着することも可能であり,その数が限定されるものではない。
また,安全素子120の抵抗値は,ケース110のスウェリングに比例して,増加または減少する特性を有する。例えば,ケース110のスウェリングがなければ抵抗値もほとんどない。そして,スウェリングが小さければ抵抗値も小さく,スウェリングが大きければ抵抗値も大きいという特性を有する。なお,この反対に比例させるも可能である。また,安全素子120は,ケース110のスウェリングがないとき,入力される電流をそのままで通過させ,スウェリングが小さければ小さい電流を流し,スウェリングが特定値以上となると,電流を通過させないようにすることができる。すなわち,安全素子120は,ケース110のスウェリング状態によって異なる出力をする。
さらに,安全素子120をケース110の表面に接着させる接着剤121としては,例えば,通常の強力接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムなどが用いられるが,本発明はこれらに限定されるものではない。このとき,安全素子120は,ケース110のスウェリングに敏感に反応しなければならないため,安全素子120とケース110との間の接着力は均一かつ優れたものがよい。
また,安全素子120は,軟性配線パターン122を介して保護回路基板130に電気的に連結される。すなわち,軟性配線パターン122は曲げ易く,ケース110に電気的に導通されないため,従来のリード連結方式より安定している。また,安全素子120は,保護回路基板130に設けられた充放電のための大電流経路に連結されない。したがって,安全素子120による充放電電流の消費が抑制される。
このような軟性配線122は,図2のように,ケース110の表面に接着剤121で接着された第1絶縁層122aと,第1絶縁層122aに形成され,一端が安全素子120に電気的に接続され,他端が保護回路基板130に電気的に接続された配線パターン122bと,配線パターン122bを外部環境から保護するため,配線パターン122bを覆う第2絶縁層122cとを含んでなる。
保護回路基板130は,ケース110の一側に機械的に連結され,安全素子120には電気的に連結される。すなわち,保護回路基板130は,キャッププレート115の一側に位置し,安全素子120に電気的に連結できるように,少なくとも一つ以上の導電端子131がキャッププレート115に向かって突出している。保護回路基板130には充電および放電動作を制御する電子部品133が実装され,導電端子131は電子部品133に電気的に連結される。より具体的には,導電端子131は,軟性配線パターン122の配線パターン122bに電気的に接続できる。この導電端子131も大電流経路ではない。導電端子131を軟性配線パターン122の配線パターン122bに直接電気的に接続しにくい場合は,導電端子131と軟性配設パターン122との間に媒介導電リード(図示せず)を位置させてもよい。
保護回路基板130には,充放電大電流経路となるキャッププレート115および電極端子116に電気的に連結するための他の導電端子132が形成される。導電端子132とキャッププレート115,他の導電端子132と電極端子116とを直接接続することが困難である場合は,図2のように,媒介導電リード134をさらに位置させてもよい。このとき,導電リード134の一つは,キャッププレート115に設けられた電極端子116に溶接され,他の一つは,導電プレート117に溶接される。
また,保護回路基板130には,例えば,キャッププレート115と対向する面の反対側面に複数の外部端子135が形成される。このような外部端子135は,外部装置(充電器または負荷)に直接電気的に連結される部分である。この保護回路基板130は一実施形態に過ぎず,軟性配線パターン122が連結される導電端子131,電極端子116およびキャッププレート115に溶接される他の導電端子132,電子部品133の配列,および外部端子135の数および形態は変更可能である。
キャッププレート115と保護回路基板130との間には,保護回路基板130がキャッププレート115から外部へ離脱しないように,略長方形の絶縁樹脂リング140が設けられる。この絶縁樹脂リング140は,キャッププレート115と保護回路基板130との間の隙間に異物などが浸透できないようにしている。一方,絶縁樹脂リング140の代わりに,保護回路基板130とキャッププレート115との間を直接樹脂でモールドすることにより,保護回路基板130とキャッププレート115とを結合させることができる。なお,キャッププレート115と保護回路基板130との間には,絶縁樹脂リング140またはモールド樹脂を設けないことも可能である。また,外部端子135を除く保護回路基板130,キャッププレート115およびケース110を一体的に樹脂で成形することもできる。
図4A〜図4Cは,本実施形態にかかる二次電池に設けられた安全素子の例を平面図として示したものである。
図4A〜図4Cに示すように,安全素子120,120’,120’’は,回路的にみると,充放電のための大電流経路でない,小電流経路に連結される。すなわち,物理的には二次電池100のケース110に接着されているが,回路は保護回路基板130から小電流経路(つまり,充放電経路でない保護回路を作動させるための小電流経路)に連結された状態である。
まず,図4Aに示すように,安全素子120は,ケース110の表面に接着される絶縁フィルム123を含む。また,絶縁フィルム123上には所定の抵抗値を有する金属線124が形成され,金属線124の両端にはリード端子125が形成される。リード端子125には,例えば,軟性配線パターン122の配線パターン122bが接続される。
また,図4Bに示すように,他の安全素子120’は,ケース110の表面に接着される絶縁フィルム123’を含む。絶縁フィルム123’上には所定の抵抗値を有する金属ホイル124’が形成され,金属ホイル124’の両端にはリード端子125’が形成される。リード端子125’には,例えば,軟性配線パターン122の配線パターン122bが電気的に接続される。
また,図4Cに示すように,さらに他の安全素子120’’は,ケース110の表面に接着される絶縁フィルム123’’を含む。絶縁フィルム123’’上には所定の抵抗値を有するn型またはp型半導体帯124’’が形成され,前記半導体帯124’’の両端にはリード端子125’’が形成される。このようなリード端子125にも,前述したように,軟性配線パターン122の配線パターン122bが電気的に接続される。
ここで,本実施形態に用いられる安全素子は,例えば,表面変形(ケースのスウェリング)を測定するのに用いられるストレインゲージとすることもできるが,本発明がこれに限定されるものではない。すなわち,表面変形を感知または測定することが可能な部材であればすべて可能である。また,変形量は元の長さに対する変化した長さの比であるので,安全素子120が付着されているケース110の長さ変化を,絶縁フィルム123上に形成された金属線124,金属ホイル124’または半導体帯124’’などの抵抗変化により感知することになる。すなわち,ケース110のスウェリングの際,金属線124,金属ホイル124’または半導体帯124’’などの抵抗値が増加または減少し,これが保護回路基板130に伝達される。これにより,保護回路基板130が充放電のための大電流を減少または遮断することになる。
一例として,安全素子120は,ケース110の表面が変形,すなわちスウェリングされると,その抵抗値が変化(増加)し,全体抵抗(R)に対する抵抗変化(ΔR)の比が変形量(ε)に比例する特徴を有する。すなわち,安全素子120は,ΔR/R=Gεの特徴を有する。ここで,Gはゲージ率で,約1〜1000の値を有する。例えば,安全素子120の元の抵抗値が10Ω,ゲージ率が100,変形量またはスウェリング量が0.1の場合,抵抗変化は100×0.1×10=100Ωとなる。すなわち,スウェリングがない場合,安全素子120の抵抗値は10Ωであるが,スウェリングの値が0.1となると,安全素子120の抵抗値は100Ωに増加する。したがって,電流は抵抗値と反比例の関係にあるので,安全素子120を介して流れる電流はおよそ1/10に減少する。
このような安全素子120の元の抵抗値,ゲージ率およびスウェリング値はすべて例示の値であり,これらの値は,素子の設計時に各種の変数を調整することにより,十分に変更可能である。しかし,安全素子120の元の抵抗値が高いほど保護回路基板130に使用される消費電流が大きくなるので,これをなるべく小さな値に設計することが好ましい。また,ケース110のスウェリングに敏感に抵抗値が増加する場合に限り,急激なスウェリング状態で電流を遮断することができるため,ゲージ率ができるだけ大きいものを用いることが好ましい。
図5は,本実施形態にかかる二次電池において,ベアセルBCのみを示す分解斜視図である。通常,二次電池100において,ベアセルBCとは,保護回路基板130などが装着されていない状態のものをいう。したがって,図5には保護回路基板130および安全素子120が示されていない。また,このようなベアセルBCは,本実施形態にかかる二次電池100の例であり,これに開示するベアセルBCの構成に本発明が限定されるものではない。すなわち,本実施形態で採択した安全素子120は図5に示したようなベアセルBCのみに接着可能なものではなく,他の形態のベアセルBCに接着されて使用可能である。
図5に示すように,ベアセルBCは,所定のエネルギーで充電または充電されたエネルギーを放出する電極組立体10と,電極組立体10が収納されるケース110と,電極組立体10が離脱しないようにするためにケース110の上部に組み立てられるキャップ組立体20と,ケース110に注入され,電極組立体10間でのイオン移動を可能にする電解液(図示せず)とを含む。
電極組立体10は,正極活物質(例えば,コバルト酸リチウム(LiCoO),ニッケル酸リチウム(LiNiO),マンガン酸リチウム(LiMn)またはその等価物)が付着した正電極板11と,負極活物質(例えば,黒鉛またはその等価物)が付着した負電極板13と,正電極板11と負電極板13との間に位置してショートを防止しながらリチウムイオンの移動のみを可能にするセパレータ12とからなる。
正電極板11,負電極板13,およびその間に介在されたセパレータ12は,略ゼリーロール状に巻き取られてケース110に収納される。ここで,例えば,正電極板11はアルミニウム(Al)ホイル,負電極板13は銅(Cu)ホイル,セパレータ12はポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)とすることができるが,これらの材質に本発明が限定されるものではない。また,正電極板11には,上方に所定の長さに突出した正極リード14が溶接され,負電極板13にも,上方に所定の長さに突出した負極リード15が溶接される。例えば,正極リード14の材質はアルミニウム(Al),負極リード15はニッケル(Ni)とすることができるが,これらの材質に本発明が限定されるものではない。
ケース110上には,前述したように,所定の面積を有し,互いに対向して形成される第1領域111と,第1領域111間の対向位置に形成され,第1領域111の面積より小さな面積を有する第2領域112と,第1領域111および第2領域112の端部を塞ぐ第3領域113とからなる。そして,第3領域113の反対側には,第1領域111と第2領域112との間の空間に連通する開口部110aが形成される。
電極組立体10の上部,すなわちケース110の上部には,絶縁ケース21,端子プレート22,絶縁プレート23がさらに結合されるが,本発明はこのような構成要素を必ずしも必要とするものではない。絶縁ケース21,端子プレート22および絶縁プレート23には,電極端子116が貫通するように,それぞれ通孔21a,22a,23aが形成される。
キャップ組立体20は,ケース110の開口部110aに組み立てられる。すなわち,キャップ組立体20は略板状のキャッププレート115を含み,キャッププレート115の中央には所定の大きさの通孔115aが形成され,その側部には,電解液注入のための電解液注入口115bが形成される。このキャッププレート115の構造は,前述した通りである。キャッププレート115の通孔115aには絶縁ガスケット119が結合され,絶縁ガスケット119には電極端子116が結合される。電極端子116は,負極リード15に溶接されて,放電または充電の際,負極の役割をする。また,正極リード14はキャッププレート115に直接溶接されることにより,キャッププレート115およびケース110が正極の役割をする。電極端子116には正極リード14が結合されて正極の役割をし,キャッププレート115には負極リード15が溶接されて負極の役割をする。
また,キャッププレート115の電解液注入口115bにも,電解液の注入後,その電解液が外部へ流出しないように,ボール115cが結合される。そして,他側には,過度なスウェリング時に開放されるように,相対的に薄い安全ベント118が形成される。
電解液(図示せず)は,充放電の際,電池内部の正極および負極で化学的反応により生成されるリチウムイオンの移動媒体の役割をする。これは,リチウム塩と高純度有機溶媒類の混合物である非水質系の有機電解液である。電解液は,例えば,高分子電解質を用いたポリマーである。
前述したように,本発明は,本実施形態にかかるベアセルBCに限定されるものではない。すなわち,本発明にかかる安全素子120,120’,120’’は,前述したような構造のベアセルBCだけでなく,スウェリングが発生する電池であればどんな種類の電池にも接着でき,使用することができる。
図6Aは,本実施形態にかかる二次電池がスウェリングしている状態を示す斜視図である。また,図6Bは,図6Aの側面図である。
図6Aおよび6Bに示すように,一般に,二次電池100は,過充電,過放電,外部ショート,内部ショートおよび外部熱気などにより,内部の電解液などが分解してガスを放出することにより,スウェリング現象が発生する。このようなスウェリングは,一般に広い領域が外側に膨らみ上がり,相対的に狭い領域は内側に凹む。すなわち,互いに対向する第1領域111は略中央部が外側に膨らみ上がる。一方,互いに対向する第2領域112は略中央部が内側に凹む。また,第3領域113も略中央部が内側に凹む。このとき,第1領域111の面積が最大であるので,スウェリング現象が最も顕著に発生し,第2領域112および第3領域113はスウェリング現象が僅かに発生する。したがって,スウェリング現象に最も顕著に反応する第1領域111の略中央部または4つの角部付近に,安全素子120が接着することが可能である。
実際に,スウェリングに関するシミュレーションの結果によると,4つの角部付近での延伸率変化が最大であると報告されている。すなわち,例えば図6Aとは異なり,4つの角部付近に安全素子120を付着するのが好ましい。こうして,本実施形態にかかる安全素子120は,スウェリングに最も顕著に反応し,スウェリング情報を保護回路基板130に迅速に伝達することにより,保護回路基板130が即座に二次電池の充放電を停止させることができる。
一方,このようなスウェリングは,ケース110の表面と安全素子120との間の接着力を低下させる。したがって,ケース110と安全素子120を互いに接着させる接着剤121は強力であるほどよく,ケース110と安全素子120との間に均一に塗布されることがよい。接着剤121の接着力が弱いと,弱いスウェリングの際にも安全素子120がケース110から分離されるため,ケース110のスウェリングを適切に感知することができない。また,接着剤121が安全素子120の全領域にわたって均一に塗布されていなければ,安全素子120によるスウェリング感知度が低下する。
このようなスウェリングは,二次電池の容量にかかわらず,ほぼ同じパターンで発生する。すなわち,最も広い部分が外側に膨らみ上がり,相対的に狭い部分が内側に凹む。したがって,本実施形態にかかる安全素子120は,電池の容量に応じてその規格などを変更する必要がない。例えば,元の抵抗およびゲージ率などの電池容量ごとに変えて設計および製作する必要はない。また,温度にかかわらず,スウェリングに直接感応して作動するため,二次電池の安全性がさらに向上される。また,このようなスウェリングは,内部温度の急激な上昇によりすぐに発生するので,内部温度を感知するよりも内部温度の上昇によるスウェリング現象を感知することにより,内部温度の急激な上昇またはスウェリング現象を迅速に抑制することができる。
上記のようなスウェリングは,許容温度以下でも発生するが,本実施形態においてはこのように許容温度以下で発生するスウェリング現象も迅速に抑制することができる。また,安全素子120は充放電のための大電流経路でない保護回路の作動のための小電流経路に連結されるので,安全素子120による二次電池自体の消費電力が大きく低下する。
(第2の実施形態)
図7は,第2の実施形態にかかる二次電池を示す斜視図である。また,図8は,図7の線7−7についての断面図である。そして,図9Aは,図7の二次電池の分解斜視図であり,図9Bは,図8の保護回路基板の背面斜視図である。
本実施形態にかかる二次電池200は,前述した二次電池100と類似するので,その相違点を中心に説明する。
図7に示すように,本実施形態にかかる二次電池200は,正極および負極を有するケース210と,ケース210の表面に接着され,スウェリングの際,抵抗値が変化する安全素子220と,ケース210の一側に装着され,安全素子220に電気的に連結された保護回路基板230とを含む。
ケース210は,所定の面積の第1領域211と,第1領域211の周囲に設けられ,相対的に小さな面積を有する第2領域212と,第1領域211と第2領域212の端部を塞ぐ第3領域213とを含む。第3領域213には相対的に薄い安全ベント214が形成され,このような安全ベント214は,過度のスウェリングの際,破裂して内部ガスが放出する役割をする。
第3領域213の反対側には,第1領域211と第2領域212とに略直角にキャッププレート215が固定される。キャッププレート215の略中央には電極端子216が形成され,その両側には導電プレート217および安全ベント218が形成される。また,電極端子216の外周には絶縁ガスケット219が形成されることにより,電極端子216とキャッププレート215が互いに電気的にショートしないようにする。
安全素子220は,ケース210の第2領域212に接着される。例えば,安全素子220は,ケース210の第2領域212の中央,または第2領域212の対角線が交差する位置に接着できるが,本発明がこれらの位置に限定されるものではない。また,安全素子220は,一側の第2領域212のみ,または両側の第2領域212に接着可能である。例えば,図7には,安全素子220が一つのみ示されているが,この安全素子220はケース210の表面に複数接着することも可能であり,その数が限定されるものではない。
また,安全素子220は,抵抗値がケース210のスウェリングに比例して変化する特性を有する。例えば,ケース210のスウェリングがなければ抵抗値がほぼなく,スウェリングが小さければ抵抗値も小さく,スウェリングが大きければ抵抗値も大きい特性を有する。すなわち,安全素子220は,ケース210のスウェリングがないとき,入力される電流をそのまま通過させ,スウェリングが小さければ相対的に小さい電流を流し,スウェリングが特定値以上となると電流を通過させない。
安全素子220をケース210の表面に接着させる接着剤221としては,例えば通常の強力接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムなどが用いられるが,本発明はこれらに限定されるものではない。安全素子220は,ケース210のスウェリングに敏感に反応するものであるので,安全素子220とケース210間の接着力は均一であり,かつ優れたものがよい。
また,安全素子220は,軟性配線パターン222を介して保護回路基板230に電気的に連結される。すなわち,軟性配線パターン222は曲がり易く,ケース210に電気的に導通されないため,従来のリード連結方式より安定的である。また,安全素子220は,保護回路基板230に設けられた小電流経路に連結される。したがって,安全素子220による電力の消費が最少化される。このような軟性配線222は,図8に示すように,ケース210の表面に接着剤221で接着された第1絶縁層222aと,第1絶縁層222aに形成され,一端が前記安全素子220に電気的に接続され,他端が保護回路基板230に電気的に接続された配線パターン222bと,配線パターン222bを外部環境から保護するため,配線パターン222bを覆う第2絶縁層222cとを含んでなる。
一方,保護回路基板230は,ケース210の一側に機械的に連結され,安全素子220には電気的に連結される。すなわち,保護回路基板230は,キャッププレート215の一側に位置し,安全素子220に電気的に連結できるように,少なくとも一つ以上の導電端子231がキャッププレート215に向かって突出している。さらに,保護回路基板230には,充電および放電動作を制御する電子部品233が実装され,導電端子231は電子部品233に電気的に連結される。より具体的には,導電端子231は軟性配線パターン222に電気的に接続できる。この導電端子231も小電流経路間に設けられる。
保護回路基板230には,キャッププレート215および電極端子216に電気的に連結するための他の導電端子232が形成される。導電端子232とキャッププレート215と電極端子216とを容易にボンディングするため,少なくとも一つの導電リード234が形成される。導電リード234の一つは,キャッププレート215に設けられた電極端子216に溶接され,他の一つは,導電プレート217に溶接される。
また,保護回路基板230は,キャッププレート215と対向する面の反対側面に複数の外部端子235が形成され,この外部端子235は,外部装置に直接電気的に連結される部分である。このような保護回路基板230は,一実施形態に過ぎず,軟性配線パターン222が連結される導電端子231,電極端子216およびキャッププレート215に溶接される他の導電端子232,電子部品233の配列,および外部端子235の数および形態は変更可能である。
一方,キャッププレート215と保護回路基板230との間には,保護回路基板230がキャッププレート215から外部へ離脱しないように,略長方形の絶縁樹脂リング240が設けられる。この絶縁樹脂リング240は,キャッププレート215と保護回路基板230との間の隙間に異物などが浸透できないようにする役割をする。
(第3の実施形態)
次に,図10Aおよび図10Bに基づいて,第3の実施形態にかかる二次電池について説明する。ここで,図10Aは,第3の実施形態にかかる二次電池がスウェリングされた状態を示す斜視図である。また,図10Bは,図10Aの正面図である。
図10Aおよび10Bに示すように,一般に,二次電池200は,過充電,過放電,外部ショート,内部ショート,外部熱気などにより,内部の電解液が分解してガスを放出することにより,スウェリング現象が発生する。このようなスウェリングは,一般に広い領域が外側に膨らみ上がり,相対的に狭い領域内側に凹む。すなわち,互いに対向する第1領域211は,略中央部が外側に膨らみ上がる。一方,互いに対向する第2領域212は,略中央部が内側に凹む。また,第3領域213も略中央部が内側に凹む。このとき,第1領域211の面積が最大であるので,スウェリング現象が最も顕著に発生し,第2領域212および第3領域213はスウェリング現象が小さく発生する。したがって,スウェリング現象に最も敏感に反応する第1領域211に安全素子220が接着できるが,この場合,スウェリングに余り敏感に安全素子220が作動することにより,二次電池200の作動を不安定にすることができる。すなわち,許容可能なスウェリング状態でも保護回路230が大電流を余りに急激に低下させるため,却って充放電動作を妨害することができる。したがって,このような場合には,スウェリングが相対的に小さく発生するケース210の第2領域212に安全素子220を接着させることにより,このような問題を解消することができる。
一方,このようなスウェリングは,ケース210の表面と安全素子220間の接着力を低下させることができる。したがって,前述したように,ケース210と安全素子220を互いに接着させる接着剤221は強力であるほどよく,ケース210と安全素子220との間に均一に塗布されることがよい。接着剤221の接着力が弱いと,弱いスウェリングの際にも安全素子220がケース210から分離されるため,ケース210のスウェリングを適切に感知することができない。また,接着剤221が安全素子220の全領域にわたって均一に塗布されていなければ,安全素子220によるスウェリング感知度が低下する。
以上,第3の実施形態について説明した。次に,本実施形態にかかる二次電池の回路構成について説明する。
図11は,本発明にかかる二次電池の構成を示すブロック図である。
図11に示すように,本発明にかかる二次電池は,電気的観点で見ると,ベアセルBCと,ベアセルBCのいずれか一極に連結された温度ヒューズ151と,温度ヒューズ151に直列に連結された充電FET素子152および放電FET素子153と,ベアセルBCの他極に連結されたセンサ抵抗155と,ベアセルBCに物理的に接着された安全素子120と,ベアセルBC,センサ抵抗155および安全素子120から電圧,電流およびスウェリング状態の情報を受けて充電FET素子152および放電FET素子153を制御する保護回路154と,充電FET素子152および放電FET素子153とセンサ抵抗155間に形成された外部端子135とを含む。ここで,保護回路154は,ベアセルBCから直接電圧情報を受け,センサ抵抗155から電流情報を受け,安全素子120からスウェリング情報を受ける。
温度ヒューズ151,充電FET素子152,放電FET素子153,センサ抵抗155,保護回路154,および外部端子135は,前述したような保護回路基板130に形成され,安全素子120は前述したようにベアセルBCをなすケース110の表面に接着される。
このように構成された本発明にかかる二次電池においては,外部端子135を介して外部の充電器または負荷(図示せず)が連結されて,充電または放電動作が行われる。外部端子135とベアセルBCとの間の経路は充放電経路として使用される大電流経路であって,この大電流経路には比較的大きな電流が流れる。
外部端子135に充電器が連結されてベアセルBCの充電動作が行われると,このときの充電経路は,充電器を初めとして外部端子135,放電FET素子153,充電FET素子152,および温度ヒューズ151を経てベアセルBCに至る。一方,外部端子135に負荷が連結され放電動作が行われると,このときの放電経路は,ベアセルBC,温度ヒューズ151,充電FET素子152,放電FET素子153,および外部端子135を経て負荷に至る。すなわち,本発明において,安全素子120は大電流経路から除去され,よってその分だけ充電器の消費電力が減少することが分かる。
ベアセルBCは自体充電電圧を保護回路154に直接出力し,センサ抵抗155はベアセルBCの充電電流を感知して保護回路154に出力する。したがって,ベアセルBCが現在過充電電圧または過電圧で充電される状態であると,保護回路154は充電FET素子152をオフさせることで,大電流経路での充電電流を遮断するので,過充電状態が解除される。
ベアセルBCは自体放電電圧を保護回路154に直接出力し,センサ抵抗155はベアセルBCの放電電流を感知して保護回路154に出力する。したがって,ベアセルBCが現在過放電電圧または過電流(または外部ショート)で放電される状態であると,保護回路154が放電FET素子153を停止(オフ)させることで,大電流での放電電流を遮断するので,過放電状態が解除される。
充電FET素子152および放電FET素子153は,大電流が流れかつ所定の抵抗成分があるため,充放電中に加熱することがある。このような過熱現象は,一般に充電FET素子152および放電FET素子153が正常にオン,オフできないようにする要因となる。すなわち,保護回路154より充電FET素子152または放電FET素子153にオフ信号を与えてもオフされなくなる。この場合は,他の手段により大電流経路を遮断しなければならないが,これが温度ヒューズ151によって行われる。すなわち,温度ヒューズ151は,充電FET素子152および放電FET素子153の真上に配置されるので,充電FET素子152または放電FET素子153が加熱したとき,温度ヒューズ151自体が切れて大電流経路を遮断することになる。
また,過充電または過放電でベアセルBCがスウェリングされるか,または充電または放電中の電圧および電流は許容値以下であるとともに,充電FET素子152および放電FET素子153の温度も許容値以内でありながらも,ベアセルBCがスウェリングされることがある。もちろん,このようなスウェリングが顕著に現れる場合,ケース110の表面に形成された安全ベント114,118が作動して内部ガスを漏出させることにより,爆発または発火現象を防止するが,これは余り安全ではない。
したがって,このようなスウェリングが過度に発生するとき,すなわち過充電または過放電による温度増加によりスウェリングが発生したり,または過充電,過放電でない正常の状態において不明な理由によりスウェリングが過度に発生するとき,回路的に大電流経路を遮断する部材が必要である。この役割をする部材が,安全素子120である。
このような安全素子120については既に詳細に説明した。すなわち,このような安全素子120は,ベアセルBC,すなわちケース10の表面に接着されて,スウェリング状態を感知する素子である。より具体的には,安全素子120は,ベアセルBCがスウェリングするとき,その抵抗値が変化し,この変化状態を保護回路154に出力する。
また,保護回路154は,上述のように安全素子120から入力される値が基準値以上または以下の値であると,充電FET素子152および放電FET素子153をオフさせる。これにより,大電流を減少または遮断する。したがって,過度のスウェリングにより安全ベント114,118が作動するか,発火または爆発の直前に大電流経路の電流を減少または遮断させることにより,ベアセルBCまたは二次電池100,200の安全性を一層向上させる。なお,ブロック図には,安全素子120は一つ示されているが,この安全素子120は複数形成可能なものあり,本発明がその数に限定されるものではない。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,二次電池に適用可能であり,特にスウェリング現象が発生したとき,自動的に充電または放電動作を停止させることにより安全性を向上させる二次電池に適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる二次電池を示す斜視図である。 図1の線1−1についての断面図である。 図1の分解斜視図である。 図3Aの保護回路基板の背面を示す斜視図である。 第1の実施形態にかかる二次電池に適用される安全素子の例を示す平面図である。 第1の実施形態にかかる二次電池に適用される安全素子の例を示す平面図である。 第1の実施形態にかかる二次電池に適用される安全素子の例を示す平面図である。 第1の実施形態にかかる二次電池のベアセルのみを示す分解斜視図である。 第1の実施形態にかかる二次電池がスウェリングした状態示す斜視図である。 図6Aの側面図である。 第2の実施形態にかかる二次電池を示す斜視図である。 図7の線7−7についての断面図である。 図7の分解斜視図である。 図7の保護回路基板の背面を示す斜視図である。 第3の実施形態にかかる二次電池がスウェリングしたた状態示す斜視図である。 図10Aの正面図である。 本発明にかかる二次電池の構成を回路で示すブロック図である。
符号の説明
100,200 二次電池
110 ケース
111 第1領域
112 第2領域
113 第3領域
114 安全ベント
115 キャッププレート
116 電極端子
117 導電プレート
118 安全ベント
119 絶縁ガスケット
120 安全素子
121 接着剤
122 軟性配線パターン
122a 第1絶縁層
122b 配線パターン
122c 第2絶縁層
123 絶縁フィルム
124 金属線
125 リード端子
130 保護回路基板
131,132 導電リード
133 電子部品
134 導電リード
135 外部端子
140 絶縁樹脂リング

Claims (47)

  1. 正極および負極を有し,充電および放電が可能なケースと,
    前記ケースの表面に接着され,前記ケースのスウェリング時に抵抗値が変化する安全素子と,
    を含んでなることを特徴とする,二次電池。
  2. 前記ケースの一側には,前記安全素子に電気的に連結され,前記安全素子の抵抗値変化に応じて充放電電流を減少させる保護回路基板がさらに設けられることを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記ケースは,所定の面である第1領域と,前記第1領域より小さい面積を有する面である第2領域と,を含むことを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  4. 前記安全素子は,前記第1領域に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  5. 前記安全素子は,前記第2領域に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  6. 前記安全素子は,前記第1領域の中央に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  7. 前記安全素子は,前記第2領域の中央に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  8. 前記安全素子は,前記第1領域の対角線が交差する位置に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  9. 前記安全素子は,前記第1領域の角部付近に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  10. 前記安全素子は,前記第2領域の対角線が交差する位置に接着されることを特徴とする,請求項3に記載の二次電池。
  11. 前記安全素子は,前記ケースの表面に,接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムのうちいずれか一つにより接着されることを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  12. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成される金属線と,
    前記金属線の両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  13. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成される金属ホイルと,
    前記金属ホイルの両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  14. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成されるn型半導体帯またはp型半導体帯と,
    前記n型半導体帯またはp型半導体帯の両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  15. 前記安全素子は,ストレインゲージであることを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  16. 前記安全素子と前記保護回路基板とは,軟性配線パターンを介して互いに連結されることを特徴とする,請求項2に記載の二次電池。
  17. 前記軟性配線パターンは,
    前記ケースの表面に接着される第1絶縁層と,
    前記第1絶縁層上に形成される配線パターンと,
    前記配線パターンを覆う第2絶縁層と,
    を含むことを特徴とする,請求項16に記載の二次電池。
  18. 前記保護回路基板は,前記安全素子に電気的に連結されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むことを特徴とする,請求項2に記載の二次電池。
  19. 前記保護回路基板は,前記ケースの正極および負極に電気的に接続されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むことを特徴とする,請求項2に記載の二次電池。
  20. 前記ケースと前記保護回路基板との間には,前記ケースと前記保護回路基板が分離されないように,絶縁樹脂リングが設けられることを特徴とする,請求項2に記載の二次電池。
  21. 前記ケースは,他の部位より厚さの薄い安全ベントが前記ケースの表面に形成されることを特徴とする,請求項1に記載の二次電池。
  22. 正極板,負極板,および前記正極板と前記負極板との間に介在されるセパレータを含む電極組立体が電解液とともに収容され,キャッププレートにより上端開口部が密封される導電体のケースと,
    前記ケースの表面に接着され,前記ケースのスウェリングに応じて抵抗値が変化する安全素子と,
    前記ケースの一側に設けられ,前記安全素子に電気的に連結され,前記安全素子の抵抗値の変化に応じて充放電電流を減少させる保護回路基板と,
    含んでなることを特徴とする,二次電池。
  23. 前記ケースは,
    所定面積を有し,所定距離だけ離隔して互いに平行に形成される第1領域と,
    前記第1領域より小さい面積を有し,前記第1領域の周囲に,所定距離だけ離隔して互いに平行に形成される第2領域と,
    前記第1領域および前記第2領域に対して略直角に形成され,前記第1領域および前記第2領域の一側部を塞ぐ第3領域と,
    前記第3領域の反対側に,前記第1領域および前記第2領域に対して略直角に溶接され,表面に電極端子が形成されたキャッププレートと,
    を含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  24. 前記安全素子は,前記第1領域のうち少なくとも一方に接着されることを特徴とする,請求項23に記載の二次電池。
  25. 前記安全素子は,前記第2領域のうち少なくとも一方に接着されることを特徴とする,請求項23に記載の二次電池。
  26. 前記安全素子は,前記第1領域の中央に接着されることを特徴とする,請求項24に記載の二次電池。
  27. 前記安全素子は,前記第2領域の中央に接着されることを特徴とする,請求項25に記載の二次電池。
  28. 前記安全素子は,前記第1領域の対角線が交差する位置に接着されることを特徴とする,請求項23に記載の二次電池。
  29. 前記安全素子は,前記第1領域の角部付近に接着されることを特徴とする,請求項23に記載の二次電池。
  30. 前記安全素子は,前記第2領域の対角線が交差する位置に接着されることを特徴とする,請求項25に記載の二次電池。
  31. 前記安全素子は,前記ケースの表面に,接着剤,両面接着テープまたは両面接着フィルムのうちいずれか一つにより接着されることを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  32. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成される金属線と,
    前記金属線の両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  33. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成される金属ホイルと,
    前記金属ホイルの両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  34. 前記安全素子は,
    前記ケースの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成されるn型半導体帯またはp型半導体帯と,
    前記n型半導体帯またはp型半導体帯の両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  35. 前記安全素子は,ストレインゲージであることを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  36. 前記安全素子と前記保護回路基板とは,軟性配線パターンを介して互いに連結されることを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  37. 前記軟性配線パターンは,
    前記ケースの表面に接着される第1絶縁層と,
    前記第1絶縁層上に形成される配線パターンと,
    前記配線パターンを覆う第2絶縁層と,
    を含むことを特徴とする,請求項36に記載の二次電池。
  38. 前記保護回路基板は,前記安全素子に電気的に連結されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  39. 前記保護回路基板は,前記ケースの正極および負極に電気的に接続されるように,少なくとも一つ以上の導電端子をさらに含むことを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  40. 前記ケースと前記保護回路基板との間には,前記ケースと前記保護回路基板とが分離されないように,絶縁樹脂リングが設けられることを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  41. 前記ケースは,他の部位より厚さの薄い安全ベントが前記第3領域に形成されることを特徴とする,請求項22に記載の二次電池。
  42. 外部の充電器または負荷に連結される外部端子と,
    充電モードまたは放電モードでエネルギーを蓄積または貯蔵されたエネルギーを放出する機能をするベアセルと,
    前記外部端子と前記ベアセルとの間の大電流経路に連結された充放電FET素子と,
    前記ベアセルの電流を感知する抵抗センサと,
    前記ベアセルの表面に接着され,前記ベアセルのスウェリング状態を感知する安全素子と,
    前記ベアセル,前記抵抗センサおよび前記安全素子により感知された値によって前記充放電FET素子を制御する保護回路と,
    を含んでなることを特徴とする,二次電池。
  43. 前記安全素子は,
    前記ベアセルの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成される金属ホイルと,
    前記金属ホイルの両端に連結されるリード端子と,
    を含むことを特徴とする,請求項42に記載の二次電池。
  44. 前記安全素子は,
    前記ベアセルの表面に接着される絶縁フィルムと,
    前記絶縁フィルムの表面に形成されるn型半導体帯またはp型半導体帯と,
    前記n型半導体帯またはp型半導体帯の両端に連結されるリード端子と,を含むことを特徴とする,請求項42に記載の二次電池。
  45. 前記安全素子は,前記ベアセルの表面に接着されるストレインゲージであることを特徴とする,請求項42に記載の二次電池。
  46. 前記保護回路は,前記安全素子により前記ベアセルの基準値以上のスウェリングを感知した場合,前記充放電FET素子を停止させて大電流経路を遮断することを特徴とする,請求項42に記載の二次電池。
  47. 前記保護回路は,前記抵抗センサにより前記ベアセルの電圧が基準値以上または以下である,または前記ベアセルにより電圧が基準値以上または以下であると感知された場合,前記充放電FET素子を停止させて大電圧経路を遮断させることを特徴とする,請求項42または43のいずれかに記載の二次電池。
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