JP2000340264A - 薄型電池と薄型電池を内蔵するパック電池 - Google Patents

薄型電池と薄型電池を内蔵するパック電池

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JP2000340264A
JP2000340264A JP11151220A JP15122099A JP2000340264A JP 2000340264 A JP2000340264 A JP 2000340264A JP 11151220 A JP11151220 A JP 11151220A JP 15122099 A JP15122099 A JP 15122099A JP 2000340264 A JP2000340264 A JP 2000340264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内圧が高くなったことを正確に検出して、内
圧上昇を阻止する。 【解決手段】 薄型電池は、正極1と負極2とを備える
発電要素7と、この発電要素7を内部の密閉チャンバー
に収納してなるフィルム外装体5とを備える。さらに、
薄型電池は、フィルム外装体5の表面に歪センサー8を
付着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム外装体を
用いた薄型電池に関し、とくに、フィルム外装体の内圧
が上昇したときに電流を遮断できる薄型電池とこの薄型
電池を使用してなるパック電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルム外装体の薄型電池を、図1の平
面図と図2の断面図に示す。これの図に示す薄型電池
は、フィルム外装体5に発電要素7を内蔵している。発
電要素7は、正極1と負極2の間に電解質層3を設けて
いる。これ等の図に示す薄型電池は、発電要素7の外周
を、フィルム外装体5の封口部4としている。発電要素
7を密閉するフィルム外装体5は、2枚のラミネートフ
ィルム5Aを発電要素7の両面に積層し、発電要素7の
外周で積層して、積層部を熱溶着して密閉構造としてい
る。
【0003】この構造の薄型電池は、過充電などの異常
な状態で使用されて、内圧が上昇することがある。内圧
が上昇すると、図2の鎖線で示すように、フィルム外装
体5が膨張し、さらに内圧が上昇すると破裂する危険性
がある。フィルム外装体の破裂を防止するために、図3
に示すように、フィルム外装体5の一部に圧力開放手段
28を設けた薄型電池が、特開平9−199099号公
報に記載される。
【0004】この図に示す薄型電池は、破断用の溝を設
けたラプチャーフィルムを圧力開放手段28としてい
る。圧力開放手段28は、たとえば、フィルム外装体5
の内圧が1.2〜20kgf/cmに上昇したとき
に、破断してフィルム外装体5を開放する。さらに、以
上の公報は、フィルム外装体の溶着部を、所定の圧力で
開口するようにして圧力開放手段とすることも記載して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すように、フィルム外装体に破断溝を設ける構造、あ
るいは、フィルム外装体の溶着部を剥離するように溶着
して、内圧が上昇したときにフィルム外装体を開口する
薄型電池は、開放圧力を正確に設定するのが難しい。さ
らに、フィルム外装体の一部に破断溝を設けている薄型
電池は、衝撃を受けたときに破断溝が破損して使用でき
なくなることもある。この弊害が起こらないように、破
断溝を浅くしてこの部分を強靭な構造にすると、内圧が
上昇したときに破断できなくなって、内圧上昇を阻止で
きなくなる。
【0006】さらに、図3に示す薄型電池は、内圧が上
昇して圧力開放手段が開放されると、その後に内圧が正
常な状態に低下しても、再使用できる構造とすることは
できない。
【0007】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、フ
ィルム外装体の内圧上昇を有効に阻止できると共に、内
圧が高くなったことを正確に検出して、内圧上昇を阻止
できる薄型電池と薄型電池を内蔵するパック電池を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の薄型電池は、前
述の目的を達成するために以下の構成を備える。薄型電
池は、正極1と負極2とを備える発電要素7と、この発
電要素7を内部の密閉チャンバーに収納してなるフィル
ム外装体5とを備える。さらに、薄型電池は、フィルム
外装体5の表面に歪センサー8を付着している。
【0009】さらに、本発明の請求項2の薄型電池は、
電池がリチウムイオン二次電池である。
【0010】さらに、本発明の請求項3の薄型電池は、
フィルム外装体5を、ラミネートフィルム5Aとしてい
る。ラミネートフィルム5Aは、熱可塑性プラスチック
フィルムの間にアルミニウムを積層して接着している。
ラミネートフィルム5Aは、封口部4で熱溶着されてい
る。
【0011】さらに、本発明の請求項4の薄型電池を内
蔵するパック電池は、正極1と負極2とを備える発電要
素7をフィルム外装体5の内部に収納している薄型電池
と、この薄型電池の内圧が上昇したときに電流を遮断す
る保護回路21とを備える。保護回路21は、フィルム
外装体5の表面に付着されてなる歪センサー8と、この
歪センサー8の出力信号で電池18に流れる電流を遮断
する遮断スイッチ16とを備える。さらに、保護回路2
1は、フィルム外装体5の内圧上昇による変形を歪セン
サー8で検出し、歪センサー8がフィルム外装体5の変
形を検出すると、遮断スイッチ16をオフにして電池電
流を遮断するように構成している。
【0012】さらに、本発明の請求項5の薄型電池を内
蔵するパック電池は、保護回路21が、フィルム外装体
5の表面に付着されてなる歪センサー8と、この歪セン
サー8の出力信号でスイッチングされる通電スイッチ2
3と、この通電スイッチ23で通電状態が制御される加
熱抵抗24と、この加熱抵抗24に加熱される位置に配
設されると共に、電池18と直列に接続されてなるヒュ
ーズ22とを備える。この保護回路21は、フィルム外
装体5の内圧上昇による変形を歪センサー8で検出し、
歪センサー8がフィルム外装体5の変形を検出すると、
通電スイッチ23をオンにして加熱抵抗24に加熱電流
を流し、加熱電流で加熱された加熱抵抗24がヒューズ
22を溶断して、電池電流を遮断する。
【0013】さらに、本発明の請求項6の薄型電池を内
蔵するパック電池は、保護回路21が、通電スイッチ2
3がオンの状態で加熱抵抗24に流れる電流を制御する
定電流回路25を接続している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための薄型電池と薄型電池を内
蔵するパック電池を例示するものであって、本発明は薄
型電池とパック電池を以下のものに特定しない。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0016】図4の平面図と図5の断面図に示す薄型電
池は、フィルム外装体5の表面に歪センサー8を付着し
ている。歪センサー8は、フィルム外装体5に接着して
固定される。歪センサー8はフィルム外装体5の変形を
検出する。図の薄型電池は、縦方向に延長して歪センサ
ー8を固定している。この方向に固定された歪センサー
8は、フィルム外装体5の変形を高い感度で検出でき
る。フィルム外装体5が縦方向に伸びて変形しやすいか
らである。ただ、歪センサーは、フィルム外装体に横方
向に固定し、あるいは縦横の方向に対して傾斜する姿勢
で固定することもできる。
【0017】歪センサー8は、フィルム外装体5の変形
を検出できる全てのセンサーが使用できる。歪センサー
8は、フィルム外装体5の伸び、または形状の変化、あ
るいはその両方を検出するものが使用できる。薄型電池
は、内圧が上昇して、フィルム外装体5が図5の鎖線で
示すように膨れると、フィルム外装体5が伸びると共
に、形状も変化する。したがって、歪センサー8は、フ
ィルム外装体5の伸びを検出して、内圧の上昇を検出で
きる。ただ、歪センサーには、フィルム外装体の形状変
化を検出するものも使用できるのは言うまでもない。
【0018】フィルム外装体5に付着する歪センサー8
を図6に示す。この図の歪センサー8は、可撓性の絶縁
シート9に金属箔の線材9を固定した歪ゲージである。
この図の歪ゲージは、金属箔の線材9を縦に延長して平
行に配設して、全体を直列に接続している。この構造の
歪ゲージは、金属箔の抵抗値変化で変形を検出する。金
属箔は、伸ばされると抵抗が増加して、圧縮されると抵
抗が小さくなる性質がある。金属箔には、たとえば、銅
・ニッケル合金やニクロム系合金を使用する。
【0019】この構造の歪ゲージは、縦方向の伸びを高
感度に検出する。したがって、線材9がフィルム外装体
5の縦方向を向くように、歪ゲージをフィルム外装体5
に固定して、歪ゲージで高感度にフィルム外装体5の変
形を検出できる。
【0020】歪ゲージは、フィルム外装体5と一緒に伸
ばされて、フィルム外装体5の変形を検出する。したが
って、歪センサー8は、フィルム外装体5と一体となっ
て伸びるように付着される。歪センサー8は、好ましく
は、接着剤を介してフィルム外装体5に接着される。接
着剤には、たとえば、シアノアクリレート系の瞬間接着
剤、エポキシ系、アクリル系、シリコン系、ウレタン系
等の接着剤が使用される。歪センサーは、両面に接着テ
ープを介して、または、熱溶着してフィルム外装体に接
着することもできる。
【0021】歪センサー8の信号は、図7に示す検出回
路11に入力される。この図の検出回路11は、ホイー
トストンブリッジ回路12とアンプ13とを内蔵してい
る。歪センサー8は、ホイートストンブリッジ回路12
の抵抗素子として接続される。ホイートストンブリッジ
回路12は、好ましくは交流電源14を接続する。直流
電源も使用できるが、出力信号を増幅する直流アンプや
ドリフト補正等が複雑になる。ホイートストンブリッジ
回路12に接続している抵抗は、フィルム外装体5が変
形しない状態で、バランスして出力を0とするように抵
抗値を調整している。フィルム外装体5が変形して歪ゲ
ージの抵抗値が変化すると、ホイートストンブリッジの
バランスが崩れて出力電圧は高くなる。したがって、こ
の検出回路11は、ホイートストンブリッジ回路12の
出力信号の大きさで、フィルム外装体5の変形量を検出
できる。ホイートストンブリッジ回路12の出力電圧は
小さいので、アンプ13で増幅して制御回路15に入力
される。
【0022】検出回路11と制御回路15は、図4に示
すように、パック電池のケース26に内蔵される。図8
は、パック電池の回路図を示している。この図のパック
電池は、検出回路11からの信号を制御回路15に入力
し、制御回路15で遮断スイッチ16を制御して、フィ
ルム外装体5が変形したときに、電流を遮断する。制御
回路15は、電池18の内圧が上昇し、フィルム外装体
5が膨れて検出回路11から信号が入力されると、遮断
スイッチ16をオフにして電流を遮断する。電池18の
内圧が上昇してフィルム外装体5が膨れるのは、主とし
て充電しているときである。したがって、図8のパック
電池は、遮断スイッチ16で充電電流を遮断する方向に
FETを接続している。
【0023】この図のパック電池は、遮断スイッチ16
と直列に、放電電流を遮断するスイッチング素子17を
接続している。遮断スイッチ16とスイッチング素子1
7は、電池18と出力端子19との間に接続されて、充
電電流または放電充電を遮断する。遮断スイッチ16と
スイッチング素子17はFETで、ドレインとソースが
逆方向となるように直列に接続している。
【0024】放電電流を遮断するスイッチング素子17
は、電池電圧が設定電圧よりも低くなったときに、オン
からオフに切り換えられて、放電電流を遮断する。した
がって、制御回路15は、電池電圧を検出してスイッチ
ング素子17を制御する。制御回路15は、電池18の
内圧が高くなって、検出回路11から信号が入力される
ときに、遮断スイッチ16とスイッチング素子17であ
る両方のFETをオフに切り換えることができる。フィ
ルム外装体5が変形したときに、両方のFETをオフに
するパック電池は、電池18の内圧が上昇したときに、
充電電流と放電電流の両方を遮断できる。
【0025】制御回路15は、電池内圧が上昇して遮断
スイッチ16をオフにした状態を保持するためのラッチ
ング回路を内蔵している。ラッチング回路には、リセッ
トスイッチ20を接続している。ラッチング回路は、リ
セットスイッチ20が操作されると、リセットされて、
遮断スイッチ16をオフ状態に保持していた状態がリセ
ットされる。電池18の内圧が高くなったときに、遮断
スイッチ16とスイッチング素子17の両方をオフにす
る制御回路15は、ラッチング回路で遮断スイッチ16
とスイッチング素子17の両方をオフ状態に保持する。
この構造のパック電池は、電池内圧が上昇して遮断スイ
ッチ16がオフになった後においても、電池内圧が正常
な状態まで低下すると、再使用できる。リセットスイッ
チ20を操作して、ラッチング回路をリセットして遮断
スイッチ16とスイッチング素子17をオン状態に復帰
できるからである。
【0026】この図のパック電池は、遮断スイッチ16
を、過充電を防止するスイッチング素子にも併用でき
る。いいかえると、過充電を防止するスイッチング素子
を、遮断スイッチに併用することができる。遮断スイッ
チ16で過充電を阻止するパック電池は、制御回路15
で電池の過充電を検出し、電池18が過充電になると遮
断スイッチ16をオフに切り換える。この構造のパック
電池は、電池18が過充電になったとき、または、電池
18の内圧が上昇したときに、遮断スイッチ16をオフ
に切り換える。図8のパック電池は、歪センサー8と、
検出回路11と、制御回路15と、遮断スイッチ16で
保護回路21を構成している。
【0027】図9に示すパック電池は、電池18の過充
電と過放電を防止する過充電過放電防止回路27とは別
に、電池18の内圧が高くなったときに電流を遮断する
ヒューズ22を備えている。ヒューズ22は電池18と
直列に接続されて、電池18に流れる電流を遮断する。
【0028】この図のパック電池は、検出回路11の出
力信号でオンオフに切り換えられる通電スイッチ23
と、通電スイッチ23がオンになる状態でヒューズ22
を加熱する加熱抵抗24と、加熱抵抗24で熱溶断され
るヒューズ22とを備える。図に示すパック電池は、通
電スイッチ23を、スイッチング素子であるFETとし
ている。さらに、図に示すパック電池は、通電スイッチ
23と直列に定電流回路25を接続して、加熱抵抗24
に流れる電流を制御している。
【0029】定電流回路25は、通電スイッチ23がオ
ンになったときに、電池電圧の変動による加熱抵抗24
の加熱電流の変化を防止できる。定電流回路25が制御
して加熱抵抗24に流す加熱電流は、加熱抵抗24を加
熱して、ヒューズ22を熱溶断できる電流に設定され
る。図のパック電池は、パック電池の出力端子19と電
池18との間に、ふたつのヒューズ22を直列に接続し
ている。一方のヒューズ22は電池18に、他方のヒュ
ーズ22はパック電池の出力端子19に接続され、ヒュ
ーズ22の中間接続点は、加熱抵抗24に接続してい
る。
【0030】さらに、ヒューズ22に接近して、ふたつ
の加熱抵抗24を配設している。加熱抵抗24は二つあ
って、各々の加熱抵抗24は、各々のヒューズ22に接
近して配設される。加熱抵抗24は、互いに並列に接続
されて、一端をヒューズ22の中間接続点に、他端を通
電スイッチ23に接続している。
【0031】この構造のパック電池は、電池18の内圧
が正常なとき、検出回路11の出力信号レベルが低く、
通電スイッチ23をオフとしている。通電スイッチ23
がオフ状態にあると、加熱抵抗24には電流が流れな
い。したがって、ヒューズ22は加熱抵抗24に加熱さ
れることがなく、ヒューズ22が溶断されることはな
い。この状態で、パック電池は充電され、あるいは放電
される。
【0032】電池18の内圧が高くなって、フィルム外
装体5が膨れると、このことが歪センサー8に検出され
て、検出回路11の出力信号が高くなって通電スイッチ
23をオフからオンに切り換える。オンになった通電ス
イッチ23は、加熱抵抗24に加熱電流を流す。加熱電
流は、定電流回路25に制御されて、電池電圧に影響を
受けない。定電流回路25は、加熱電流を設定された電
流に制御する。加熱抵抗24は、加熱電流によるジュー
ル熱で加熱されて、ヒューズ22を溶断する。ヒューズ
22が溶断されると、電池18はパック電池の出力端子
19から切り離されて、電流が遮断される。この構造の
パック電池は、電池18の内圧が上昇したときに、ヒュ
ーズ22を溶断するので、確実に電流を遮断できる。図
9に示すパック電池は、歪センサー8と検出回路11と
通電スイッチ23と定電流回路25とヒューズ22と加
熱抵抗24とで保護回路21を構成している。
【0033】本発明は、薄型電池の種類を特定するもの
ではないが、薄型電池には、図5に示す構造のものが使
用される。この図の薄型電池は、フィルム外装体5の密
閉チャンバー内に、発電要素7を内蔵している。この図
において、1は正極、2は負極、3は電解質層、4はフ
ィルム外装体の封口部、5はフィルム外装体、6は集電
端子である。
【0034】薄型電池は、リチウムポリマー二次電池、
または、リチウムイオン二次電池である。リチウムポリ
マー二次電池は、電解質に固体、または常温ゲル状のも
のが使用される。リチウムポリマー二次電池は、正極と
負極に以下の組合せを使用する。 正極……マンガン酸リチウム 負極……グラファイト系炭素 正極……酸化バナジウム 負極……リチウム合金
【0035】リチウムイオン二次電池は、LiPF
の溶質と、溶媒からなる電解液が使用され、正極と負極
に以下のものを使用する。 正極……コバルト酸リチウム 負極……グラファイト系炭素 正極……コバルト酸リチウム 負極……コークス系炭素 正極……ニッケル酸リチウム 負極……グラファイト系炭素 正極……マンガン酸リチウム 負極……グラファイト系炭素 正極……コバルト酸リチウム 負極……錫アモーファス酸化物
【0036】発電要素7を密閉構造に内蔵するフィルム
外装体5は、ラミネートフィルム5Aを、封口部4で気
密に熱溶着して密閉している。ラミネートフィルム5A
は、図5の拡大断面図に示すように、アルミニウム箔5
aの両面に、ポリプロピレンフィルム5bをラミネート
したフィルムである。
【0037】この図に示すラミネートフィルム5Aは、
ポリプロピレンフィルム5b/アルミニウム箔5a/ポ
リプロピレンフィルム5bの三層構造となっており、ア
ルミニウム箔5aの両面に、同じプラスチックフィルム
であるポリプロピレンフィルム5bをラミネートしてい
る。
【0038】リチウムポリマー二次電池、またはリチウ
ムイオン二次電池である薄型電池は、以下のようにして
製作される。この薄型電池は、ラミネートフィルム5A
の各層の厚さを、フィルム外装体5の内側に位置する第
一ポリプロピレンフィルム5bを50μm、アルミニウ
ム箔5aを20μm、フィルム外装体5の外側に位置す
る第二ポリプロピレンフィルム5bを80μmとしてい
る。アルミニウム箔5aとポリプロピレンフィルム5b
の界面を接着するために、変性ポリプロピレンフィルム
を用いている。
【0039】薄型電池は、以下の工程で製作される。 (1) 図5と図10に示すように、ラミネートフィルム
5Aを発電要素7の両側で折曲して筒状とし、両端部を
発電要素7の表面となる位置で積層して積層部を熱溶着
する。この工程で、ラミネートフィルム5Aを熱溶着す
る部分は、ラミネートフィルム5Aを筒状に連結する筒
状封口部4Aとなる。ラミネートフィルム5Aの積層部
は、発電要素7を入れないで熱溶着する。ただ、筒状封
口部4Aとなる積層部は、発電要素7を入れた後に熱溶
着することもできる。発電要素7を入れる前に積層部を
熱溶着する方法は、積層部の表裏を、高周波誘導加熱装
置の金型で挟着して熱溶着できる。発電要素7を入れた
状態で熱溶着する方法は、発電要素7の表面でラミネー
トフィルム5Aを積層した積層部を、加熱された金型で
表面から発電要素7に加熱しながら押圧して熱溶着す
る。筒状封口部4Aの幅は、20mmとなるように熱溶
着する。
【0040】(2) その後、円筒に熱溶着したラミネー
トフィルム5Aの片方の端部を、図10と図11に示す
ように、折り返して高周波誘導加熱装置の金型で熱溶着
する。この封口部4は、集電端子6を挟着しない側の集
電端子側封口部4Bとなる。集電端子6を挟着しない集
電端子側封口部4Bは、筒状に連結されたラミネートフ
ィルム5Aの一方の端縁を切断し、切断されない他方の
舌片5Bを、切り取った側のラミネートフィルム5Aの
表面に密着するように180度折り返して積層し、積層
部を熱溶着して袋状に封口した。集電端子側封口部4B
の封口幅は20mmとした。180度折り返した舌片5
Bを熱溶着するとき、発電要素7の両面に位置するラミ
ネートフィルム5Aが熱溶着されないように、筒状に連
結されたラミネートフィルム5Aの内部に薄い金属製の
金型を挿入する。この金型と、舌片5Bを押圧する外部
の金型とで積層部を押圧加熱状態に挟着して熱溶着す
る。
【0041】(3) 積層部を熱溶着して袋状としたラミ
ネートフィルム5A(以下、パウチ)に、予めアルゴン
雰囲気中で組み立てた発電要素7を挿入する。発電要素
7の外形は、約80×30mmの大きさとする。正極1
・負極2の集電端子6を、図12の断面図に示すよう
に、ラミネートフィルム5Aの間に挟着して、発電要素
7の両面のラミネートフィルム5Aを積層部で熱溶着す
る。集電端子6は、2枚のラミネートフィルム5Aで挟
着して、外部に引き出される。集電端子6を挟着して熱
溶着される集電端子側封口部4Bの幅は、10mmとし
た。以上の状態で製作された薄型電池は、封口部4が図
13に示す状態となり、全体の厚さが1.5mmとなっ
た。
【0042】(4) フィルム外装体5の表面に歪センサ
ー8を付着する。歪センサー8は、図5に示すように、
フィルム外装体5の筒状封口部4Aと反対側の表面に接
着して固定される。
【0043】さらに、図14と図15に示す薄型電池
は、発電要素7に、前述と同じものが使用される。ラミ
ネートフィルム5Aには、ポリエチレンフィルム5c/
アルミニウム箔5a/ポリエチレンフィルム5cの三層
構造のものを使用する。アルミニウム5a箔の両面に積
層されるポリエチレンフィルム5cは、同一の材質であ
る。このラミネートフィルム5Aは、第一ポリエチレン
フィルム5c(内側)が30μm、アルミニウム5aが
9μm、第二ポリエチレンフィルム5c(外側)が80
μmである。界面の接着には、変性ポリエチレンを用い
ている。
【0044】図14と図15に示す、薄型電池は、下記
のようにして製作される。 (1) 図16に示すように、二つ折りにした後、その両
端の積層部を、発電要素7の上面となる位置に折り返
し、3層のラミネートフィルム5Aが積層される積層部
を、高周波誘導加熱装置の金型で熱溶着して袋状のパウ
チとする。熱溶着する筒状封口部4Aの幅は、20mm
とする。発電要素7の上面に折り返した積層部を熱溶着
するとき、発電要素7の両面に位置するラミネートフィ
ルム5Aが熱溶着されないように、発電要素7を入れる
部分に薄い金属製の金型を挿入する。
【0045】(2) その後、前述の(3)と同じ工程、すな
わち、袋状に連結されたパウチに、予めアルゴン雰囲気
中で組み立てた発電要素7を挿入し、正極1・負極2の
集電端子6を、ラミネートフィルム5Aの間に挟着し
て、発電要素7両面のラミネートフィルム5Aを積層部
で熱溶着する。集電端子6を挟着して熱溶着する集電端
子側封口部4Bの幅は10mmとした。以上の状態で製
作された薄型電池は、全体の厚さが1.7mmとなっ
た。
【0046】(3) フィルム外装体5の表面に歪センサ
ー8を付着する。歪センサー8は、図15に示すよう
に、フィルム外装体5の筒状封口部4Aと反対側の表面
に接着して固定される。
【0047】さらに、薄型電池は、図17と図18に示
すように、ラミネートフィルム5Aを、発電要素7の外
周で熱溶着することもできる。発電要素7とラミネート
フィルム5Aには、前述の薄型電池と同じものが使用さ
れる。図17に示すように、フィルム外装体5の表面に
歪センサー8を付着する。
【0048】
【発明の効果】本発明の薄型電池と薄型電池を内蔵する
パック電池は、フィルム外装体の内圧が高くなったこと
を正確に検出して、内圧上昇を阻止できる特長がある。
それは、本発明の薄型電池と薄型電池を内蔵するパック
電池が、発電要素を内部に収納してなるフィルム外装体
の表面に歪センサーを付着しているからである。フィル
ム外装体の表面に付着される歪センサーは、フィルム外
装体の変形を検出する。このため、薄型電池の内圧が上
昇してフィルム外装体が膨れると、フィルム外装体が伸
びてその形状が変化し、歪センサーで、フィルム外装体
の伸びを検出して内圧の上昇を検出できる。このよう
に、歪センサーで電池の内圧上昇を検出する本発明の薄
型電池とパック電池は、電池の内圧上昇を正確に検出し
て、電池が危険な状態となるのを阻止でき、安全性を向
上できる特長がある。
【0049】さらに、本発明の薄型電池と薄型電池を内
蔵するパック電池は、従来のように、フィルム外装体の
破断溝や設溶着部を所定の圧力で開口することなく内圧
上昇を検出できるので、正確に内圧上昇を検出できるこ
とに加えて、内圧が上昇した後、内圧が正常な状態に低
下すると再使用できる構造にできる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の薄型電池の平面図
【図2】図1に示す薄型電池のA−A線断面図
【図3】従来の他の薄型電池の斜視図
【図4】本発明の実施例の薄型電池を内蔵するパック電
池の平面図
【図5】図4に示すパック電池の薄型電池の断面図
【図6】歪センサーの一例を示す拡大斜視図
【図7】歪センサーの信号を検出する検出回路の回路図
【図8】図4に示すパック電池の回路図
【図9】本発明の他の実施例のパック電池の回路図
【図10】図5に示す薄型電池の製造工程を示す斜視図
【図11】図5に示す薄型電池の製造工程を示す断面図
【図12】図5に示す薄型電池の製造工程を示す断面図
【図13】図5に示す薄型電池の底面図
【図14】本発明の他の実施例の薄型電池の平面図
【図15】図14に示す薄型電池の断面図
【図16】図14に示す薄型電池の製造工程を示す斜視
【図17】本発明の他の実施例の薄型電池の平面図
【図18】図17に示す薄型電池の断面図
【符号の説明】
1…正極 2…負極 3…電解質層 4…封口部 4A…筒状封口部 4B…集電端子側封口部 5…フィルム外装体 5A…ラミネートフィルム 5a…アルミニウム箔 5b…ポリプロピレンフィルム 5c…ポリエチレンフィルム 6…集電端子 7…発電要素 8…歪センサー 9…絶縁シート 10…線材 11…検出回路 12…ホイートストンブリッジ回路 13…アンプ 14…交流電源 15…制御回路 16…遮断スイッチ 17…スイッチング素子 18…電池 19…出力端子 20…リセットスイッチ 21…保護回路 22…ヒューズ 23…通電スイッチ 24…加熱抵抗 25…定電流回路 26…ケース 27…過充電過放電防止回路 28…圧力開放手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極(1)と負極(2)とを備える発電要素
    (7)をフィルム外装体(5)の内部に収納してなる薄型電池
    において、 フィルム外装体(5)の表面に歪センサー(8)を付着してな
    ることを特徴とする薄型電池。
  2. 【請求項2】 電池が、リチウムイオン二次電池である
    請求項1に記載される薄型電池。
  3. 【請求項3】 フィルム外装体(5)がラミネートフィル
    ム(5A)で、このラミネートフィルム(5A)は、熱可塑性プ
    ラスチックフィルムの間にアルミニウムを積層して接着
    したもので、ラミネートフィルム(5A)が封口部(4)で熱
    溶着されてなる請求項1に記載される薄型電池
  4. 【請求項4】 正極(1)と負極(2)とを備える発電要素
    (7)をフィルム外装体(5)の内部に収納している薄型電池
    と、この薄型電池の内圧が上昇したときに電流を遮断す
    る保護回路(21)とを備えるパック電池において、 保護回路(21)が、フィルム外装体(5)の表面に付着され
    てなる歪センサー(8)と、この歪センサー(8)の出力信号
    で電池に流れる電流を遮断する遮断スイッチ(16)とを備
    えており、フィルム外装体(5)の内圧上昇による変形を
    歪センサー(8)で検出し、歪センサー(8)がフィルム外装
    体(5)の変形を検出すると、遮断スイッチ(16)をオフに
    して電池電流を遮断するように構成してなることを特徴
    とする薄型電池を内蔵するパック電池。
  5. 【請求項5】 正極(1)と負極(2)とを備える発電要素
    (7)をフィルム外装体(5)の内部に収納している薄型電池
    と、この薄型電池の内圧が上昇したときに電流を遮断す
    る保護回路(21)とを備えるパック電池において、 保護回路(21)が、フィルム外装体(5)の表面に付着され
    てなる歪センサー(8)と、この歪センサー(8)の出力信号
    でスイッチングされる通電スイッチ(23)と、この通電ス
    イッチ(23)で通電状態が制御される加熱抵抗(24)と、こ
    の加熱抵抗(24)に加熱される位置に配設されると共に、
    電池(18)と直列に接続されてなるヒューズ(22)とを備
    え、 フィルム外装体(5)の内圧上昇による変形を歪センサー
    (8)で検出し、歪センサー(8)がフィルム外装体(5)の変
    形を検出すると、通電スイッチ(23)をオンにして加熱抵
    抗(24)に加熱電流を流し、加熱電流で加熱された加熱抵
    抗(24)がヒューズ(22)を溶断して、電池電流を遮断する
    ようにしてなることを特徴とする薄型電池を内蔵するパ
    ック電池。
  6. 【請求項6】 保護回路(21)が、通電スイッチ(23)がオ
    ンの状態で加熱抵抗(24)に流れる電流を制御する定電流
    回路(25)を接続している請求項5に記載される薄型電池
    を内蔵するパック電池。
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