JP2006125425A - プラネタリギヤ装置 - Google Patents

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    • F16H3/663Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX

Abstract

【課題】 キャリヤの剛性を高めたプラネタリヤギヤ装置を提供する。
【解決手段】 キャリヤ20は、少なくとも、ショートピニオン17およびロングピニオン18の各一端側を支持する第1フランジ部31と、第1フランジ部31に接続され前記ショートピニオン17とロングピニオン18が噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆う円筒部41と、前記ロングピニオン18の他端側を支持する第2フランジ部33と、第2フランジ部33よりショートピニオン18に向かって伸延するとともにショートピニオン17の他端側を支持する複数のブリッジ部55を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動変速機等に用いられるプラネタリギヤ装置に関し、特に、ショートピニオンとロングピニオンを備えたダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置におけるキャリヤの改良に関するものである。
一般に、自動車の自動変速機には、ラビニヨタイプと呼ばれるダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置が用いられている。かかるプラネタリギヤ装置は、特許文献1に記載されているように、入力軸上にそれぞれ相対回転可能に支持された第1および第2サンギヤと、第1サンギヤに噛合するとともに、同一円周上に配設される複数のショートピニオンと、このショートピニオンと前記第2サンギヤとに噛合するとともに、同一円周上に配設される複数のロングピニオンと、このロングピニオンに噛合するリングギヤと、前記ショートピニオンおよびロングピニオンをそれぞれ回転可能に支持するキャリヤとによって、主に構成されている。
ところで、このようなダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置に用いられる従来のキャリヤ100は、図7に示すように、ショートピニオン101およびロングピニオン102をそれぞれ回転可能に支持する支持軸103、104の各一端を支持するフランジ部105を備えた有底円筒状の第1キャリヤ本体106と、この第1キャリヤ106のフランジ部105に軸方向に所定距離離間され、前記支持軸103、104の各他端を支持するフランジ部107を備えた第2キャリヤ本体108との2部材によって構成されている。そして、第2キャリヤ本体108のフランジ部107は軸方向に伸延する円周上複数のブリッジ部109によって第1キャリヤ本体106のフランジ部105に形成したブリッジ接続部110に係合され、溶接W0によって一体接合されている。
特開平10−169728(段落0023、図4)
上記した図7に示すダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置においては、ギヤ比およびニードル容量の制約からピニオンのサイズが決定されるため、第2キャリヤ本体108のブリッジ部109の軸方向長さが長くなり、しかも、ロングピニオン102の存在によりボックス構造のブリッジ部109を採用できないとともに、その半径方向スペースも限られているため、半径方向の肉厚を大きくできない制約がある。加えて、ショートピニオン101とロングピニオン102を円周上に4組備えたプラネタリギヤ装置においては、ブリッジ部109を通すための円周方向のスペースも制約されるため、ブリッジ部109の強度を十分に確保することが一層難しくなり、キャリヤ100の捩じり剛性が低下する恐れがある。
特に、この種のプラネタリギヤ装置においては、各ギヤの歯は、はす歯とされることが多いために、ショートピニオン101とロングピニオン102を支持するキャリヤ100には、噛合いの反力による捩じりモーメントが作用する。従って、キャリヤ100の剛性が不足すると、キャリヤ100が変形してギヤの噛み合いが適正に行われなくなるので、ギヤの耐久性の低下、ギヤノイズの発生等の問題が発生する恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、キャリヤの剛性を高めたプラネタリヤギヤ装置を提供せんとするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、それぞれ相対回転可能に支持された第1および第2サンギヤと、前記第1サンギヤに噛合する円周上複数のショートピニオンと、前記第2サンギヤと前記ショートピニオンにそれぞれ噛合する円周上複数のロングピニオンと、前記ロングピニオンに噛合するリングギヤと、前記ショートピニオンおよびロングピニオンをそれぞれ回転可能に支持するキャリヤを備えたダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置において、前記キャリヤは、少なくとも、前記ショートピニオンおよび前記ロングピニオンの各一端側を支持する第1フランジ部と、該第1フランジ部に接続され前記ショートピニオンと前記ロングピニオンが噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆う円筒部と、前記ロングピニオンの他端側を支持する第2フランジ部と、該第2フランジ部より前記ショートピニオンに向かって伸延するとともに前記ショートピニオンの他端側を支持する複数のブリッジ部とを有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項1において、前記第1フランジ部と前記円筒部で構成される第1キャリヤ本体と、前記第2フランジ部と前記複数のブリッジ部で構成される第2キャリヤ本体とを有するとともに、前記円筒部と前記複数のブリッジ部とが環状の突起部を介して接合されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項2において、前記環状の突起部は、前記リングギヤの内径より内径側へ延設され、かつ前記ロングピニオンに対応する円周上複数個所の角度位置に円弧状の切欠きを有していることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項2において、前記円筒部と前記環状の突起部、ならびに前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部とがそれぞれ溶接によって接合されるとともに、前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部との溶接が前記第1フランジ部に前記複数のブリッジ部に対応して形成した窓を通して行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項4において、前記円筒部と前記環状の突起部、ならびに前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部は、一方向からの溶接によってそれぞれ接合されるようにしたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項1もしくは請求項2において、前記円筒部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明に係るプラネタリギヤ装置の構成上の特徴は、請求項2もしくは請求項6において、前記環状の突起部はその外周側において、軸方向に延設されるハブ部を有するとともに、前記ハブ部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されることを特徴とするものである。
請求項1に係るプラネタリギヤ装置によれば、第1フランジ部に接続されショートピニオンとロングピニオンが噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆う円筒部と、第2フランジ部よりショートピニオンに向かって伸延する複数のブリッジ部とによってボックス構造を構成するようにしたので、各ブリッジ部の軸方向長さを短くすることができ、しかも従来のようにショートピニオンの周りの限られた空間を通る必要がないので、十分な断面積を確保でき、ブリッジ部の捩じり剛性、延いてはキャリヤの捩じり剛性を大幅に増大できる効果がある。
請求項2に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記第1キャリヤ本体を構成する円筒部と、第2キャリヤ本体を構成する複数のブリッジ部とが、環状の突起部を介して接合されているので、上記した請求項1の効果に加え、キャリヤの各構成部材をプレス加工で主として成形できるようになり、加工コストを低減できる効果がある。
請求項3に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記環状の突起部は、リングギヤの内径より内径側へ延設され、かつロングピニオンに対応する円周上複数個所の角度位置に円弧状の切欠きを有しているので、キャリヤの径の増大を極力抑制できるようになり、装置全体の小形化に寄与する効果がある。
請求項4に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記環状の突起部と複数のブリッジ部との溶接が、第1フランジ部に複数のブリッジ部に対応して形成した窓を通して行うようになっているので、キャリヤ内部の溶接を容易に行うことができる効果がある。
請求項5に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記円筒部と環状の突起部、ならびに環状の突起部と複数のブリッジ部は、一方向からの溶接によってそれぞれ接合できるので、一度の溶接工程でキャリヤの組付けを行うことができる効果がある。
請求項6に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記円筒部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されているので、ハブ部をキャリヤ部材と共通化可能であるため、自動変速機におけるクラッチ機構あるいはブレーキ機構の構成を簡素化できるとともに、小形化が可能となる効果がある。
請求項7に係るプラネタリギヤ装置によれば、前記環状の突起部の外周側に有するハブ部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されているので、自動変速機におけるクラッチ機構あるいはブレーキ機構の構成を形成可能となるため、キャリヤと自動変速機の所定の回転要素と連結可能、もしくはケースに対して係止可能とすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1および第2の2組のプラネタリギヤ11、12を組み合わせたダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置10の全体を示し、図2、図3および図4は、図1のA−A線、B−B線およびC−C線に沿ってそれぞれ切断した各部断面を示す。プラネタリギヤ装置10は、主として、図略のケースに回転可能に支持された入力軸13と、この入力軸13上にそれぞれ相対回転可能に支持された第1および第2サンギヤ15、16と、第1サンギヤ15に噛合する円周上複数のショートピニオン17と、これらショートピニオン17と前記第2サンギヤ16とに噛合する円周上複数のロングピニオン18と、ロングピニオン18に噛合するリングギヤ19と、前記ショートピニオン17およびロングピニオン18をそれぞれ回転可能に支持するキャリヤ20とによって構成されている。
前記入力軸13は、図略のエンジンによって回転駆動されるようになっており、この入力軸13上に第1サンギヤ15に一体形成された第1中空軸23が回転可能に支持されている。第1中空軸23上には第2サンギヤ16に一体形成された第2中空軸24が回転可能に支持されている。第1サンギヤ15および第2サンギヤ16は軸方向に併設して配置され、第1サンギヤ15よりも第2サンギヤ16のほうが僅かに大径に形成されている。
前記キャリヤ20には、円周上等角度間隔に4つのショートピニオン軸25が両端を支持され、これらショートピニオン軸25にショートピニオン17がそれぞれ回転可能に支持されている。ショートピニオン17は前記第1サンギヤ15に噛合されている。また、キャリヤ20には、円周上等角度間隔に4つのロングピニオン軸26が両端を支持され、これらロングピニオン軸26にロングピニオン18がそれぞれ回転可能に支持されている。図1におけるロングピニオン18の右半部には前記第2サンギヤ16とリングギヤ19がそれぞれ噛合され、また、左半部に前記ショートピニオン17が噛合されている。
次に、前記キャリヤ20の具体的構造について、図5に示す分解図および図6に示す組付斜視図も参照しながら説明する。本実施の形態においては、キャリヤ20は、プレス加工によって主として成形できるように、3つの構成部材(ピース)からなる例で示している。すなわち、キャリヤ20は、前記ショートピニオン軸25およびロングピニオン軸26の各一端側を支持する円板状の第1フランジ部31を有する第1キャリヤ本体32と、前記ロングピニオン軸26の他端側を支持する円板状の第2フランジ部33を有する第2キャリヤ本体34とに大きく区分され、この第2キャリヤ本体34に形成した円筒支持部28が前記第2サンギヤ16に一体形成された第2中空軸24上に回転可能に支持されるようになっている。
さらに、第1キャリヤ本体32は、前記第1フランジ部31を形成したキャリヤ部材35と、後述する環状の突起部36を形成したハブ部材37との2部材からなっている。このように3つのピースからなるキャリヤ20は、第1キャリヤ本体32のキャリヤ部材35とハブ部材37が後述するように溶接W1によって互いに接合されるとともに、ハブ部材37の環状の突起部36と前記第2キャリヤ本体34が後述するように溶接W2によって互いに接合されて、ボックス構造のキャリア20を構成する。
前記第1キャリヤ本体32を構成するキャリヤ部材35は、円板状の第1フランジ部31の外周部が軸線方向に折り曲げられたような有底円筒状をなし、その円筒部41は前記ロングピニオン18の軸線方向のほぼ中央位置まで延び、前記ショートピニオン17とロングピニオン18が噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆っている。円筒部41の先端には半径方向外方に僅かに屈曲する接合部42が形成されている。また、円筒部41の外周には第1スプライン部43が形成され、この第1スプライン部43に多板式のクラッチ機構44が連結されている。このように、キャリヤ部材35の円筒部41は、多板式のクラッチ機構44のクラッチハブを構成している。なお、図6においては、図を簡略化するために第1スプライン部43を省略してある。
前記キャリヤ部材35の第1フランジ部31には、図6(C)によく表されているように、ロングピニオン軸26の軸端を支持する円周上4つの軸孔45が等角度間隔に形成され、これら4つの軸孔45の各間にはショートピニオン軸25の軸端を支持する円周上4つの軸孔46が等角度間隔に形成されている。これら4つの軸孔46の外周側には円弧状の窓47が円周上複数個所(実施の形態においては4個所)形成され、これら窓47は前記ショートピニオン17とキャリヤ部材35の円筒部41との間の空間部に開口されている。
前記第1キャリヤ本体32の一部を構成するハブ部材37は、前記リングギヤ19を包囲する円筒状ハブ部48を有し、この円筒状ハブ部48は環状の突起部36の外周側において、軸方向に延設されている。円筒状ハブ部48の外周には前記第1スプライン部43より大径の第2スプライン部49が形成され、この第2スプライン部49に多板式のブレーキ機構50が連結されている。このように、ハブ部材37の円筒状ハブ部48は、多板式のブレーキ機構50のブレーキハブを構成している。なお、図6においては、前記第1スプライン部43と同様に第2スプライン部49も省略してある。
キャリヤ部材35に結合される側の円筒状ハブ部48の一端には、半径方向内方に突出する環状の突起部36が形成され、この突起部36は前記ロングピニオン18の略中央に位置し、かつ前記リングギヤ19の側方位置まで延在されている。環状の突起部36の内径は、図3に示すように、ロングピニオン18に噛合するリングギヤ19の内径より内径側へ延設され、ロングピニオン18に対応する円周上4個所の角度位置には、図6(B)にも示されているように、円弧状の切欠き53が形成されている。これによって、第1キャリヤ本体32、延いてはキャリヤ20の径の増大を極力抑制するようにしている。
環状の突起部36の側方には、図5にも示すように、前記入力軸13の軸心を中心とする内周面51と、その内周面51に直角に接続する端面52からなる接合部が形成されている。内周面51には前記キャリヤ部材35の接合部42の外周面が嵌合され、端面52には接合部42の側面が当接され、その状態で、溶接W1により両者は一体接合される。かかる溶接W1は、図1および図5の左方より実行される。
図6(A)に最もよく表されているように、前記第2キャリヤ本体34は、前記円板状の第2フランジ部33の端面より各ショートピニオン17の側方にそれぞれ向けて突設された円周上複数(実施の形態においては4つ)のブリッジ部55を備えている。第2キャリヤ本体34の第2フランジ部33には、ロングピニオン軸26の軸端を支持する円周上4つの軸孔56が等角度間隔に形成され、これら4つの軸孔56の各間に位置する前記ブリッジ部55には、ショートピニオン軸25の軸端を支持する円周上4つの軸孔57が等角度間隔に形成されている。各ブリッジ部55の先端部には、図5にも示すように、前記入力軸13の軸心を中心とする円弧面58と、この円弧面58に直角に接続する端面59からなる接合部が形成されている。円弧面58には前記環状の突起部36の内周が嵌合され、端面59には突起部36の側面が当接され、その状態で、溶接W2により両者は一体接合される。これにより、前記第1キャリヤ本体32の円筒部41と、前記第2キャリヤ本体34の複数のブリッジ部55が、環状の突起部36を介して互いに接合される。かかる溶接W2は、前記キャリヤ部材35の第1フランジ部31に複数のブリッジ部55に対応して開口した複数の円弧状の窓47を通して、図1および図5の左方より円周上4個所実行される。なお、図5においては理解を容易にするために、ショートピニオン軸25およびロングピニオン軸26をそれぞれ嵌合支持する軸孔45、57が、同位相に存在するが如く示してある。
このように、第1キャリヤ本体32のキャリヤ部材35と環状の突起部36、ならびに環状の突起部36と第2キャリヤ本体34の複数のブリッジ部55の2個所の溶接W1、W2が、ともに同じ方向から行えるようになるので、3ピースからなるキャリヤ20を一度の溶接工程で組付けることができ、組付け工数の削減が可能となる。
上記した構成のプラネタリギヤ装置10は、以下のように組付けられる。まず、第1キャリヤ本体32のキャリヤ部材35およびハブ部材37と、第2キャリヤ本体34の3部材が一体接合され、ボックス構造のキャリヤ20が構成される。
すなわち、第1キャリヤ本体32のハブ部材37の環状の突起部36の内周が、第2キャリヤ本体34の各ブリッジ部55の先端部に形成された円弧面58にインロー嵌合されるとともに、その側面が端面59に当接され、さらに、第1キャリヤ本体32のキャリヤ部材35の接合部42の外周が、前記ハブ部材37の環状の突起部36の内周面51にインロー嵌合されるとともに、その側面が端面52に当接される。その状態で、溶接W1によりキャリヤ部材35とハブ部材37の環状突起部36が一体接合されて第1キャリヤ本体32が形成されるとともに、溶接W2により前記環状突起部36に第2キャリヤ本体34が一体接合される。かかる溶接W2はキャリヤ部材35の第1フランジ部31に開口した円弧状の窓47を通して行われる。
このようにして、ボックス構造のキャリヤ20が完成されるが、当該キャリヤ20の各ブリッジ部55は、ショートピニオン17とロングピニオン18が噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆う円筒部41に環状突起部36を介してに接合されるので、ブリッジ部55の軸方向長さを短くすることができ、しかも従来のようにショートピニオン17の周りの限られた空間を通る必要がないので、半径方向の肉厚が薄くなる制約もなく、十分な断面積を確保でき、捩じり剛性を大幅に増大できるようになる。
また、前記2つの溶接W1、W2は、ともに同じ一方向から行えるので、一度の溶接工程でキャリヤ20の組付けを行うことができる。
次いで、上記キャリヤ20の第1および第2フランジ部31、33の軸孔45、56には、それぞれロングピニオン18を回転可能に支持した円周上4個のロングピニオン軸26が嵌合支持される。同様に、第1および第2フランジ部31、33の軸孔46、57には、それぞれショートピニオン17を回転可能に支持した円周上4個のショートピニオン軸25が、ショートピニオン17とロングピニオン18との噛み合いを行いながら嵌合支持される。さらに、第2キャリヤ本体34の円筒支持部28には、第2サンギヤ16がロングピニオン18に噛合しつつ嵌合支持され、さらにこの第2サンギヤ16に、第1サンギヤ15がショートピニオン17に噛合しつつ嵌合支持される。そして、ロングピニオン18にはリングギヤ19が噛合される。
このようにして、プラネタリギヤ装置10がアッシー化され、当該プラネタリギヤ装置10は、第1サンギヤ15の第1中空軸23が入力軸13に嵌合支持されるとともに、キャリヤ20の第1および第2スプライン部43、49に、クラッチ機構44およびブレーキ機構50のクラッチプレートが係合され、自動変速機に組付けられる。
なお、上記した実施の形態においては、プラネタリギヤ装置10を自動変速機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2組のプラネタリギヤ11、12を組み合わせたダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置10を備えたものであれば、どのようなものにも適用することが可能である。
また、上記した実施の形態においては、ショートピニオン17およびロングピニオン18を円周上に4個ずつ配置したダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置10について述べたが、本発明は、必ずしもその数を限定されるものではなく、例えば、円周上に3個ずつショートピニオンおよびロングピニオンを配置したプラネタリギヤ装置にも適用可能であり、要求されるプラネタリギヤ装置の容量に応じて適宜選択できるものである。
また、上記した実施の形態においては、3ピースからなる構成部材によってキャリヤ20を構成した例について述べたが、3ピース化は、各構成部材をプレス加工を主体に成形できて生産コストを低減できたり、あるいはまた、各部の機能に応じた最適な材質を設定できるうえで効果的であるが、これらを度外視すれば、第1キャリヤ本体32の一部を構成するハブ部材37に形成した環状突起部36を、キャリヤ部材35側に形成することにより、第1キャリヤ本体32と第2キャリヤ本体34の2部材でキャリヤ20を構成することも可能である。また逆に、加工性や材質のバリエーションを高める目的などのために、キャリヤ20を4ピース以上の構成部材によって構成することを排除するものではない。
また、上記した実施の形態においては、第1および第2サンギヤ15、16を入力軸13上に支持した例について述べたが、そのような構成に限定されるものではない。
さらに、上記した実施の形態においては、キャリヤ20のボックス構造を利用して、キャリヤ20の円筒部41および円筒状ハブ部48の外周側にクラッチあるいはブレーキを構成する摩擦板を配設するスプラインを形成した例について述べたが、そのような構成に限定されるものでないことは勿論である。
本発明の実施形態を示すダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置の断面図である。 図1のA−A線に沿って切断した断面図である。 図1のB−B線に沿って切断した断面図である。 図1のC−C線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態におけるキャリヤの分解図である。 図5におけるキャリヤの組付け順序を示す斜視図である。 従来のダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置のキャリヤの一例を示す断面図である。
符号の説明
10・・・プラネタリギヤ装置、11、12・・・プラネタリギヤ、13・・・入力軸、15、16・・・サンギヤ、17・・・ショートピニオン、18・・・ロングピニオン、19・・・リングギヤ、20・・・キャリヤ、25・・・ショートピニオン軸、26・・・ロングピニオン軸、31・・・第1フランジ部、32・・・第1キャリヤ本体、33・・・第2フランジ部、34・・・第2キャリヤ本体、35・・・キャリヤ部材、36・・・環状突起部、37・・・ハブ部材、41・・・円筒部、42・・・接合部、43、49・・・スプライン部、44・・・クラッチ機構、45、46、56、57・・・軸孔、47・・・窓、48・・・円筒状ハブ部、50・・・ブレーキ機構、51・・・内周面、52・・・端面、53・・・切欠き、55・・・ブリッジ部、58・・・円弧面、59・・・端面、W1、W2・・・溶接。

Claims (7)

  1. それぞれ相対回転可能に支持された第1および第2サンギヤと、前記第1サンギヤに噛合する円周上複数のショートピニオンと、前記第2サンギヤと前記ショートピニオンにそれぞれ噛合する円周上複数のロングピニオンと、前記ロングピニオンに噛合するリングギヤと、前記ショートピニオンおよびロングピニオンをそれぞれ回転可能に支持するキャリヤを備えたダブルピニオンタイプのプラネタリギヤ装置において、
    前記キャリヤは、少なくとも、前記ショートピニオンおよび前記ロングピニオンの各一端側を支持する第1フランジ部と、該第1フランジ部に接続され前記ショートピニオンと前記ロングピニオンが噛合しているダブルピニオン部の外周側を全周に渡って覆う円筒部と、前記ロングピニオンの他端側を支持する第2フランジ部と、該第2フランジ部より前記ショートピニオンに向かって伸延するとともに前記ショートピニオンの他端側を支持する複数のブリッジ部とを有することを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  2. 請求項1において、前記第1フランジ部と前記円筒部で構成される第1キャリヤ本体と、前記第2フランジ部と前記複数のブリッジ部で構成される第2キャリヤ本体とを有するとともに、前記円筒部と前記複数のブリッジ部とが環状の突起部を介して接合されることを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  3. 請求項2において、前記環状の突起部は、前記リングギヤの内径より内径側へ延設され、かつ前記ロングピニオンに対応する円周上複数個所の角度位置に円弧状の切欠きを有していることを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  4. 請求項2において、前記円筒部と前記環状の突起部、ならびに前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部とがそれぞれ溶接によって接合されるとともに、前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部との溶接が前記第1フランジ部に前記複数のブリッジ部に対応して形成した窓を通して行うようにしたことを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  5. 請求項4において、前記円筒部と前記環状の突起部、ならびに前記環状の突起部と前記複数のブリッジ部は、一方向からの溶接によってそれぞれ接合されるようにしたことを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  6. 請求項1もしくは請求項2において、前記円筒部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されることを特徴とするプラネタリギヤ装置。
  7. 請求項2もしくは請求項6において、前記環状の突起部はその外周側において、軸方向に延設されるハブ部を有するとともに、前記ハブ部の外周面に摩擦板を配設可能とするスプライン溝が構成されることを特徴とするプラネタリギヤ装置。
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