JP2002349683A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2002349683A JP2001162550A JP2001162550A JP2002349683A JP 2002349683 A JP2002349683 A JP 2002349683A JP 2001162550 A JP2001162550 A JP 2001162550A JP 2001162550 A JP2001162550 A JP 2001162550A JP 2002349683 A JP2002349683 A JP 2002349683A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3軸構成でカウンタ出力センタ出しの自動変
速機において、ディスクタイプのブレーキの摩擦部材
を、主軸とデフ軸の軸間距離の拡大や変速機の軸長の延
長なしで配置する。 【解決手段】 自動変速機は、変速機構Mとそれに付随
するブレーキB−1が配設された主軸Xと、該主軸と並
行するカウンタ軸Yと、主軸及びカウンタ軸と並行する
デフ軸Zとを備え、主軸からカウンタ軸に動力を伝達す
るカウンタドライブギヤ11が主軸の軸方向中間部に配
置されている。主軸上のブレーキの摩擦部材21が、カ
ウンタ軸上配置のカウンタドリブンギヤ12とデフドラ
イブピニオンギヤ13との間の軸方向位置に配置され
た。これにより、摩擦部材のカウンタ軸側径方向部分が
カウンタドリブンギヤとデフドライブピニオンギヤとの
間のスペースに入りこんだ配置となり、主軸とデフ軸の
軸間距離の拡大や変速機の軸長の延長なしで、ブレーキ
の摩擦部材配置が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3軸構成の横置式
自動変速機に関し、特に、カウンタギヤ対を主軸の軸方
向中間部に配置した自動変速機におけるブレーキの配置
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の一形態として、エンジン軸
と同軸の主軸上にトルクコンバータと変速機構を配し、
それと並行するカウンタ軸を介して、主軸及びカウンタ
軸と並行するデフ軸に動力を伝達する3軸構成の横置式
自動変速機がある。こうした自動変速機において、主軸
からカウンタ軸に動力を伝達するカウンタギヤ対は、主
軸からみた位置で、変速機構の後端即ち反エンジン側
(以下、こうしたカウンタギヤ対配置を「後出し」と略
記する)又は中間部(同じく「センタ出し」と略記す
る)に配置され、カウンタ軸からデフ軸に動力を伝達す
るデフドライブピニオンギヤとデフリングギヤからなる
デフ側ギヤ対は、同じく主軸からみた位置で、変速機構
の最もトルクコンバータ寄りに配置される。
【0003】変速機構に付随するブレーキは、変速機構
の回転部材を変速機ケースに係止するものであることか
ら、回転部材同士を相互に連結するクラッチとは異な
り、その摩擦部材が変速機構の最外周側に配置されるこ
とが多く、特に前記のような並行軸3軸構成の自動変速
機では、ブレーキを多板構成のディスクタイプとする場
合、摩擦部材とデフ側ギヤ対の外径上の干渉が問題とな
る。一般に、後出し構成のものでは、前記の配置位置関
係から、カウンタギヤ対とデフ側ギヤ対との間に十分な
軸方向スペースが確保されることから、これらの間の適
宜の位置にブレーキの摩擦部材を配置する工夫で、摩擦
部材とデフ側ギヤ対との外径上の干渉を避けることは容
易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センタ
出し構成のものでは、カウンタギヤ対とデフ側ギヤ対と
の間の軸方向スペースが著しく制約されることから、一
般には、前記の干渉を避けるために主軸とデフ軸との軸
間距離を広げるか、摩擦部材配置のために変速機の軸長
を延ばす等の対策なしでは、前記干渉を避けることはで
きないが、こうした対策は変速機の大型化を招くため望
ましくない。この点に関して、ブレーキを径方向厚さを
極めて薄くできるバンドブレーキタイプとして、デフ側
ギヤ対と同じ軸方向位置に配置する対策もないではな
い。しかしながら、一般にバンドブレーキは係合力に回
転方向性を持つため、制御が難しく、また、制動力もバ
ンドの巻き掛け角度により規定される。したがって、異
なるエンジン出力への対応のためにブレーキ係合力を変
更することまで考慮した場合、ディスクタイプのように
摩擦部材の構成枚数を変更することで制動力を変えるよ
うな簡単な係合力の変更ができない点で不利であるた
め、バンドブレーキの採用も必ずしも汎用性のある対策
とはなり得ない。そこで、本発明は、3軸構成でセンタ
出し構成の自動変速機において、変速機構のディスクタ
イプのブレーキの摩擦部材を、主軸とデフ軸との軸間距
離の拡大や変速機の軸長の延長なしで配置可能とするこ
とを第1の目的とする。
【0005】また、ディスクタイプのブレーキの多板の
摩擦部材は、一般にその外周側を変速機ケースに直接軸
方向可動に支持する構成が採られる。従来の後出し構成
のものにおけるカウンタギヤ対は、変速機ケースの外側
に配置されることから、それより内側に配置されるブレ
ーキの摩擦部材は、変速機ケースの後端から前方に延び
る変速機ケース周壁に支持する配置とされている。これ
に対して、センタ出し構成のものでは、カウンタギヤ対
の噛合と、デフ側ギヤ対の噛合のために、変速機ケース
のカウンタギヤ対からデフ側ギヤ対までの周壁の軸方向
部分が連続して切り欠かれた欠円状となっており、この
部分に有効な支持手段がないことから、カウンタギヤ対
とデフ側ギヤ対との間の軸方向スペースにブレーキの摩
擦部材を配置することは困難である。そこで、本発明
は、摩擦部材の前記変速機ケースの欠円部への配置を可
能とすることを第2の目的とする。
【0006】ところで、こうした自動変速機では、エン
ジンの軸長と変速機構の軸長を合わせた軸長の略中央部
にディファレンシャル装置が配置されることから、デフ
側ギヤ対が、軸方向位置で主軸上の変速機構のエンジン
寄りに位置することになる。そして、変速機構側でデフ
側ギヤ対の位置と重なる軸方向位置にブレーキを配置し
た場合、ブレーキの外径とデフドライブピニオンギヤの
外径だけでなく、デフリングギヤの外径が主軸とデフ軸
との軸間距離の関係から極めて接近したものとなり、カ
ウンタ軸とデフ軸間で、異なるエンジン出力の車種への
対応のためにギヤ比を増やすような改変が、両者の径方
向の干渉により不可能となる。本発明は、こうしたデフ
リングギヤ外径の変更にも対応可能なように、ブレーキ
のデフリングギヤとの軸方向位置上の重合部の外径を可
及的に小さくすることが可能なブレーキ装置の構造を得
ることを更なる第3の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、請求
項1に記載のように、変速機構と該変速機構に付随する
ブレーキが配設された主軸と、該主軸と並行するカウン
タ軸と、前記主軸及びカウンタ軸と並行するデフ軸とを
備え、主軸からカウンタ軸に動力を伝達するカウンタド
ライブギヤが主軸の軸方向中間部に配置された自動変速
機において、前記主軸上のブレーキの摩擦部材が、カウ
ンタ軸上に配置されて主軸上のカウンタドライブギヤに
噛合するカウンタドリブンギヤとデフ軸上のデフリング
ギヤに噛合するデフドライブピニオンギヤとの間の軸方
向位置に配置されたことを特徴とする構成により達成さ
れる。
【0008】上記の構成において、請求項2に記載のよ
うに、前記ブレーキの半径とデフドライブピニオンギヤ
の半径の和は、主軸とカウンタ軸との軸間距離より大き
い構成とすることができる。
【0009】また、第2の目的は、請求項3に記載のよ
うに、前記ブレーキは、変速機ケースと別体のブレーキ
ドラムを有し、ブレーキの摩擦部材は、その外周側をブ
レーキドラムに軸方向可動に支持され、ブレーキドラム
は、変速機ケースに回り止め支持された構成により達成
される。
【0010】上記の構成において、請求項4に記載のよ
うに、前記ブレーキドラムは、摩擦部材の端部を全周に
渡って切れ目なく支持する端壁を有する構成とするのが
有効である。
【0011】上記の構成において、請求項5に記載のよ
うに、前記ブレーキドラムは、その周壁に実質上周方向
均等に分散させて形成されたスプラインを有し、摩擦部
材は、その外周側をブレーキドラムのスプラインに係合
させて軸方向可動に支持された構成とすると更に有効で
ある。
【0012】上記の構成において、請求項6に記載のよ
うに、前記ブレーキドラムは、該ブレーキドラムとブレ
ーキの油圧サーボピストンの間に張設したリターンスプ
リングの荷重負荷で変速機ケースに押圧抜け止めされた
構成とするのも有効である。
【0013】更に、第3の目的は、請求項7に記載のよ
うに、上記いずれかの構成において、前記ブレーキの油
圧サーボは、変速機ケースの前壁に内蔵され、その油圧
サーボピストンのアプライチューブ部は、デフリングギ
ヤと同じ軸方向位置で摩擦部材方向に延び、油圧サーボ
ピストンのリターンスプリングは、デフリングギヤ側に
面する周方向位置を避けてアプライチューブ部の周方向
に分散させて配置された構成により達成される。
【0014】また、第2の目的の達成に関して、請求項
8に記載のように、変速機構と該変速機構に付随するブ
レーキが配設された主軸と、該主軸と並行するカウンタ
軸と、前記主軸及びカウンタ軸と並行するデフ軸とを備
え、主軸からカウンタ軸に動力を伝達するカウンタドラ
イブギヤが主軸の軸方向中間部に配置された自動変速機
において、前記主軸上に変速機構の所定の回転要素を係
止するブレーキを有し、該ブレーキは、変速機ケースと
別体のブレーキドラムを有し、ブレーキの摩擦部材は、
ブレーキドラムに軸方向可動に支持され、ブレーキドラ
ムは、変速機ケースに回り止め支持されたことを特徴と
する構成を採ることもできる。
【0015】上記の構成において、請求項9に記載のよ
うに、前記ブレーキドラムは、摩擦部材の端部を全周に
渡って切れ目なく支持する端壁を有する構成とするのが
有効である。
【0016】
【発明の作用及び効果】上記請求項1記載の構成では、
主軸上の摩擦部材のカウンタ軸側径方向部分がカウンタ
軸上のカウンタドリブンギヤとデフドライブピニオンギ
ヤとの間に必然的に形成されるスペースに入りこんだ配
置とすることができるため、主軸とデフ軸との軸間距離
の拡大や変速機の軸長の延長なしで、変速機構のブレー
キの摩擦部材を配置可能することができる。
【0017】更に、請求項2に記載の構成によると、主
軸とデフ軸との軸間距離に対して相対的に大きなデフド
ライブピニオンギヤ径とブレーキ径の採用が可能とな
る。したがって、このことを利用した機構のコンパクト
化や、ブレーキトルク容量の増加が可能となる。
【0018】次に、請求項3記載の構成では、ブレーキ
の摩擦部材が変速機ケースと別体のブレーキドラムに、
その外周側を軸方向可動に支持され、ブレーキドラムを
介して変速機ケースに回り止め支持されるため、摩擦部
材の変速機ケース欠円部への配置が可能となる。
【0019】更に、請求項4記載の構成では、摩擦部材
の端部を全周に渡って切れ目なく支持するブレーキドラ
ムの端壁に当接させることで、ブレーキ係合時に摩擦部
材にかかる係合力を周方向に均一化することができるた
め、油圧サーボピストンの押圧力を効率よく制動トルク
の発生に利用することができる。これにより、欠円部の
ある変速機ケースに敢えて直接摩擦部材を支持する構成
に対して、同じトルク容量を得るのに摩擦部材の構成枚
数を減らし又は外径を縮小することができるため、摩擦
部材自体のコンパクト化も可能となる。
【0020】そして、請求項5記載の構成では、摩擦部
材の外周側を周方向に実質上均等にブレーキドラムのス
プラインに回り止め支持することができるため、ブレー
キ係合時の摩擦部材の偏心を生じ難くすることができ、
これにより油圧サーボピストンの押圧力を効率よく制動
トルクの発生に利用することができる。したがって、こ
の構成によると、油圧サーボピストンの押圧力に対して
常に安定した制動力を得ることができる。
【0021】更に、請求項6記載の構成では、別体部品
のブレーキドラムがリターンスプリングの荷重負荷で変
速機ケースに押圧抜け止めされるため、スナップリング
等の付加的な抜け止め手段を施す必要がなくなり、自動
変速機の部品点数の削減と組立て工数の低減が可能とな
る。
【0022】更に、請求項7記載の構成では、ブレーキ
が配設された主軸とディファレンシャル装置が配設され
たデフ軸との軸距離を変更することなくディファレンシ
ャル装置のリングギヤの外径をアプライチューブ部に接
する寸前の外径まで拡径することができるため、カウン
タ軸とデフ軸間のギヤ比設定を容易に変更することがで
きる。
【0023】次に、請求項8記載の構成では、ブレーキ
の摩擦部材が変速機ケースと別体のブレーキドラムに軸
方向可動に支持され、ブレーキドラムを介して変速機ケ
ースに回り止め支持されることで、変速機ケースに直接
ブレーキの摩擦部材を支持させる場合のような変速機ケ
ース形状による配置位置の制約をなくすことができ、ブ
レーキ配設位置の自由度が増すため、このことを利用し
た変速機のコンパクト化が可能となる。
【0024】更に、請求項9記載の構成では、摩擦部材
の端部を全周に渡って切れ目なく支持するブレーキドラ
ムの端壁に当接させることで、ブレーキ係合時に摩擦部
材にかかる係合力を周方向に均一化することができるた
め、油圧サーボピストンの押圧力を効率よく制動トルク
の発生に利用することができる。これにより、変速機ケ
ース上では全周支持が不可能な位置へのブレーキ配置に
よっても、十分なトルク容量を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明を適用した自動変速機の
3軸を共通平面上に展開した軸方向断面、図2は同自動
変速機をコンバータハウジングがつながる開口側から軸
線方向にみた正面を示す。図に示すように、自動変速機
は、変速機構Mと変速機構Mの所定の回転要素に付随す
るブレーキB−1が配設された主軸Xと、主軸Xと並行
するカウンタ軸Yと、主軸X及びカウンタ軸Yと並行す
るデフ軸Zとを備え、主軸Xからカウンタ軸Yに動力を
伝達するカウンタドライブギヤ11が主軸Xの軸方向中
間部に配置された構成とされている。
【0026】本発明の特徴に従い、主軸X上のブレーキ
B−1の摩擦部材21が、カウンタ軸Y上に配置されて
主軸X上のカウンタドライブギヤ11に噛合するカウン
タドリブンギヤ12とデフ軸Z上のデフリングギヤ14
に噛合するデフドライブピニオンギヤ13との間の軸方
向位置に配置されている。
【0027】細部構成を拡大して示す図3を併せ参照し
て、ブレーキB−1は、変速機ケースCと別体のブレー
キドラム22を有し、ブレーキB−1の摩擦部材21
は、その外周側をブレーキドラム22に軸方向可動に支
持され、ブレーキドラム22は、変速機ケースCに回り
止め支持されている。ブレーキドラム22は、摩擦部材
21の端部を全周に渡って切れ目なく支持する端壁22
aを有するとともに、その周壁に実質上周方向均等に分
散させて形成されたスプライン22bを有し、摩擦部材
21は、その外周側をブレーキドラム22のスプライン
22bに係合させて軸方向可動に支持されている。この
ブレーキドラム22は、それとブレーキB−1の油圧サ
ーボピストン23aの間に張設したリターンスプリング
23bの負荷で変速機ケースCに押圧抜け止めされてい
る。ブレーキB−1の油圧サーボ23は、変速機ケース
の前壁Pに内蔵され、その油圧サーボピストン23aの
アプライチューブ部23cは、デフリングギヤ14(図
1に想像線で主軸X上の部材に対する実際の位置関係を
示し、更に拡径可能な最大径位置を図1〜図3に破線で
示す)と同じ軸方向位置で摩擦部材21方向に延び、油
圧サーボピストン23aのリターンスプリング23b
は、図2に示すように、最大径のデフリングギヤ14’
においても干渉を生じないないように、デフリングギヤ
側に面する周方向位置を避けてアプライチューブ部23
cの周方向に分散させて配置されている。
【0028】また、上記デフリングギヤ14の外径と関
連して、ブレーキB−1の半径、具体的にはブレーキド
ラム22の外径と、最大径のデフドライブピニオンギヤ
13の半径の和は、図1においてカウンタ軸Yの上側半
分の断面に示すように、主軸Xとカウンタ軸Yとの軸間
距離より大きくされている。すなわち、軸線方向にみ
て、ブレーキドラム22とデフドライブピニオンギヤ1
3はそれらの周方向の一部において重なっている。な
お、図1においてカウンタ軸Yの下側半分の断面に示
し、図3に示すデフドライブピニオンギヤ13の外径
は、デフリングギヤ14の拡径に伴い、それに噛合する
デフドライブピニオンギヤ13のギヤ径を縮径させた場
合を示す。
【0029】以下、各部について更に詳述する。自動変
速機は、主軸X上にトルクコンバータTと、変速機構M
と、その出力部材としてのカウンタドライブギヤ11を
備え、カウンタ軸Y上に、入力部材としてのカウンタド
リブンギヤ12と、出力部材としてのデフドライブピニ
オンギヤ13とを備え、デフ軸Z上に入力部材としての
デフリングギヤ14と、ディファレンシャル装置Dを備
える。
【0030】変速機構Mは、変速機ケースCの軸方向中
央部に配置されたセンタサポートSを境として、それよ
り前側のオイルポンプボディPで構成される変速機ケー
スCの前壁との間に、減速プラネタリギヤG1(図3に
のみ符号を付す)と、その前後及び外周を囲むように配
置された2つの減速回転入力用クラッチC−1, C−3
と、更にそれらの外周を囲むように配置されたサンギヤ
係止用ブレーキB−1を備え、センタサポートSより後
側の変速機ケース後壁との間に、ラビニョタイプのプラ
ネタリギヤセットGと、その外周を取巻くキャリア係止
用のブレーキB−2及びワンウェイクラッチF−1と、
外周及び後側を囲むように配置された非減速回転入力用
クラッチC−2を備える構成とされ、センタサポートS
とプラネタリギヤセットGとの間に、センタサポートS
から後方に延びるボス部に支持させてカウンタドライブ
ギヤ11が配置されている。
【0031】カウンタ軸Yは、変速機ケースCの前壁か
らセンタサポートSと後壁の略中間部まで延びる軸とさ
れ、前後軸端部をそれぞれ両壁に支持され、センタサポ
ートSと前壁の間の軸方向の略半分を超える幅を持ち、
カウンタ軸Yと一体のデフドライブピニオンギヤ13
と、カウンタドライブギヤ11と略同幅とされ、センタ
サポートS側に張出すパーキングギヤ12aを持ち、カ
ウンタ軸Yと別体で、カウンタ軸Yにスプライン係合で
一体化されたカウンタドリブンギヤ12が配置された構
成とされている。
【0032】デフ軸Z上のディファレンシャル装置D
は、トルクコンバータTの後端付近に中心を置いて配置
されており、デフケース31の後端にボルト止め固定さ
れ、デフドライブピニオンギヤ13と略同幅のデフリン
グギヤ14が、デフドライブピニオンギヤ13と同様の
軸方向位置に配置されている。
【0033】ブレーキB−1は、ブレーキドラム22
と、クラッチC−3のドラムを兼ねるブレーキハブ24
と、それらに内外周を支持された摩擦部材21と、オイ
ルポンプボディPに内蔵された油圧サーボ23で構成さ
れている。
【0034】摩擦部材21の支持手段としてのブレーキ
ドラム22は、一端側に内径方向に延びる径方向フラン
ジ部22cを有し、他端側が開いた筒状とされ、図4に
正面形状を示すように、筒状部の外径から外方に張出す
スプライン22bを備えている。スプライン22bは、
本形態では、4条を一群として3群に分け、周方向にほ
ぼ均等に配置されている。径方向フランジ部22cの内
周側には内周歯22dが形成され、これらの内周歯22
dが、変速機ケースCにボルト止め固定したセンタサポ
ートSの壁面に突出形成された突起に嵌め合わされて回
り止め固定されている。
【0035】摩擦部材21は、内周面にスプライン歯
(図1において、主軸Xを挟む上側の断面は、歯谷部を
示し、下側の断面は、歯山部を示す)を形成し、両面に
摩擦材を張付けたディスク21bと、外周面にスプライ
ン歯(図1において、主軸Xを挟む上側の断面は、歯山
部を示し、下側の断面は、歯谷部を示す)を形成したセ
パレータプレート21aとを軸方向に交互に複数枚並べ
て構成され、一端側にバッキングプレート21cが配置
され、他端側には皿ばね状のプレッシャプレート21d
が配置されている。そして、摩擦部材21は、ブレーキ
ドラム22と、その内周側に配置されたブレーキハブ2
4に対して、ブレーキドラム22側のスプライン22b
にセパレータプレート21aとバッキングプレート21
cのスプライン歯を係合させ、ブレーキハブ24側のス
プラインにディスク21bのスプライン歯を係合させて
配置されている。
【0036】油圧サーボ23は、オイルポンプボディP
に形成された環状のシリンダと、シリンダ内に軸方向摺
動自在に嵌合させ、内外周面をシリンダ壁に対してOリ
ングでシールした環状のピストン23aと、ピストン2
3aから軸方向に延びるアプライチューブ部(以下、実
施形態の説明においてアプライチューブという)23c
と、アプライチューブ23cに支持したリターンスプリ
ング23bで構成されている。
【0037】リターンスプリング23bは、複数の円筒
コイルスプリングとされ、それらのピストン側端部を、
ピストン23aから摩擦部材21に向かって延びるアプ
ライチューブ23cの中間部に,アプライチューブに形
成した軸方向に延びる窓孔23c’に嵌め込まれたリテ
ーナを介して支持させ、ブレーキドラム側端部を同じく
窓孔23c’に嵌め込まれたリテーナを介してブレーキ
ドラム22の端面に当接支持させて、アプライチューブ
23cに沿って配設されている。図2に示すように、ア
プライチューブ部23cに沿う各リターンスプリング2
3bの配設ピッチ円は、自動変速機の軸端方向からみ
て、ディファレンシャル装置Dの最大径のデフリングギ
ヤ14’の外形円と一部において重なり、リターンスプ
リング23bはアプライチューブ部23cの周方向に配
設ピッチ円と外形円との重なり部を避けて、本形態にお
いて12個分散配置されている。なお、リターンスプリ
ング23bのピストン側端部を支持するリテーナには、
その周方向の一部の切欠きが形成され、最大外径のデフ
リングギヤ14’との干渉を避ける構成が採られてい
る。
【0038】以上の構成からなる自動変速機によれば、
主軸X上の摩擦部材21のカウンタ軸Y側径方向部分が
カウンタ軸Y上のカウンタドリブンギヤ12とデフドラ
イブピニオンギヤ13との間に必然的に形成されるスペ
ースに入りこんだ配置により、主軸Xとデフ軸Yの軸間
距離の拡大や変速機の軸長の延長なしで、変速機構のブ
レーキB−1の摩擦部材21を配置した構成が得られ
る。そして、ブレーキB−1の摩擦部材21が変速機ケ
ースCと別体のブレーキドラム22に、その外周側を軸
方向可動に支持され、ブレーキドラム22を介して変速
機ケースCのセンタサポートSに回り止め支持される構
成により、摩擦部材21の変速機ケース欠円部への配置
が実現されている。
【0039】更に、摩擦部材21の端部を全周に渡って
切れ目なく支持するブレーキドラム22の端壁22aに
当接させることで、ブレーキ係合時に摩擦部材21にか
かる係合力を周方向に均一化することができるため、油
圧サーボピストン23aの押圧力を効率よく制動トルク
の発生に利用することができる。これにより、欠円部の
ある変速機ケースCに直接摩擦部材21を支持する構成
に対して、同じトルク容量を得るのに、摩擦部材21の
構成枚数を減らし又は外径を縮小することができるた
め、摩擦部材21自体のコンパクト化も可能となる。
【0040】また、摩擦部材21の外周側を周方向に実
質上均等にブレーキドラム22のスプライン22bに回
り止め支持する構成により、ブレーキ係合時の摩擦部材
21の偏心を生じ難くすることができ、これにより油圧
サーボピストン23aの押圧力を効率よく制動トルクの
発生に利用することができる。したがって、この構成に
より、油圧サーボピストン23aの押圧力に対して常に
安定した制動力を得ることができる。
【0041】更に、別体部品のブレーキドラム22がリ
ターンスプリング23bの荷重負荷で変速機ケースCの
センタサポートSに押圧抜け止めされるため、スナップ
リング等の付加的な抜け止め手段を施す必要がなくな
り、自動変速機の部品点数の削減と組立て工数の低減が
可能とされている。
【0042】更に、アプライチューブ22とデフリング
ギヤ14の位置関係をみると、この形態では、図1に実
線で示すデフリングギヤ14の歯先位置がブレーキドラ
ム22の外径位置より外側にあるため、それより外径の
小さなアプライチューブ23cの外径との間に十分な余
裕スペースが保たれている。したがって、デフリングギ
ヤ14の歯先径は、図に破線で示す最大径位置まで拡大
することができる。そして、この状態では、各リターン
スプリング23bの中心を通る配設ピッチ円は、変速機
を端部側からみて、図2に示すように、最大径のデフリ
ングギヤ14’の歯先径で作られる外形円と周方向の一
部で重なることになるが、この位置へのリターンスプリ
ング23bの配置を避けることで、このラップ状態まで
デフリングギヤ径を拡大する余裕があることが分かる。
したがって、この構成により、ブレーキB−1が配設さ
れた主軸Xとディファレンシャル装置Dが配設されたデ
フ軸Zとの軸距離を変更することなくデフリングギヤ1
4の外径をアプライチューブ23cに接する寸前の外径
まで拡径することができ、逆に、前述のようなブレーキ
ドラム22とデフドライブピニオンギヤ13の外径の主
軸・カウンタ軸間距離に対する寸法関係から、デフリン
グギヤ14の外径を縮径させて、これに噛合するデフド
ライブピニオンギヤ13の外径をアプライチューブ23
cに接する寸前の外径まで拡径することもできるため、
カウンタ軸Yとデフ軸Z間のギヤ比設定をエンジン出力
に応じて容易に変更することができる。
【0043】以上、本発明の技術思想の理解の便宜のた
めに、一実施形態を基に説明したが、本発明は、例示の
実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の
個々の請求項に記載の事項の範囲内で、種々に具体的な
構成を変更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動変速機の3軸を共通平面
上に展開した軸方向断面である。
【図2】自動変速機をコンバータハウジングがつながる
開口側から軸線方向にみた正面図である。
【図3】自動変速機の主軸部を拡大して示す軸方向断面
である。
【図4】ブレーキドラムを油圧サーボ側から軸線方向に
みた正面図である。
【符号の説明】
M 変速機構 B−1 ブレーキ X 主軸 Y カウンタ軸 Z デフ軸 C 変速機ケース P オイルポンプボディ(変速機ケース前壁) 11 カウンタドライブギヤ 12 カウンタドリブンギヤ 13 デフドライブピニオンギヤ 14 デフリングギヤ 21 摩擦部材 22 ブレーキドラム 22a 端壁 22b スプライン 23 油圧サーボ 23a ピストン 23b リターンスプリング 23c アプライチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 明利 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 平本 幸生 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3J058 AA44 AA53 AA59 AA70 AA77 AA83 AA87 BA61 CA62 CB03 CC03 FA01 3J063 AC04 AC20 BA04 BB41 CD14 CD17 CD41

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機構と該変速機構に付随するブレー
    キが配設された主軸と、該主軸と並行するカウンタ軸
    と、前記主軸及びカウンタ軸と並行するデフ軸とを備
    え、主軸からカウンタ軸に動力を伝達するカウンタドラ
    イブギヤが主軸の軸方向中間部に配置された自動変速機
    において、 前記主軸上のブレーキの摩擦部材が、カウンタ軸上に配
    置されて主軸上のカウンタドライブギヤに噛合するカウ
    ンタドリブンギヤとデフ軸上のデフリングギヤに噛合す
    るデフドライブピニオンギヤとの間の軸方向位置に配置
    されたことを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキの半径とデフドライブピニ
    オンギヤの半径の和は、主軸とカウンタ軸との軸間距離
    より大きい、請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキは、変速機ケースと別体の
    ブレーキドラムを有し、ブレーキの摩擦部材は、その外
    周側をブレーキドラムに軸方向可動に支持され、ブレー
    キドラムは、変速機ケースに回り止め支持された、請求
    項1又は2記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキドラムは、摩擦部材の端部
    を全周に渡って切れ目なく支持する端壁を有する、請求
    項3記載の自動変速機。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキドラムは、その周壁に実質
    上周方向均等に分散させて形成されたスプラインを有
    し、摩擦部材は、その外周側をブレーキドラムのスプラ
    インに係合させて軸方向可動に支持された、請求項3又
    は4記載の自動変速機。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキドラムは、該ブレーキドラ
    ムとブレーキの油圧サーボピストンの間に張設したリタ
    ーンスプリングによる荷重負荷で変速機ケースに押圧抜
    け止めされた、請求項3、4又は5記載の自動変速機。
  7. 【請求項7】 前記ブレーキの油圧サーボは、変速機ケ
    ースの前壁に内蔵され、その油圧サーボピストンのアプ
    ライチューブ部は、デフリングギヤと同じ軸方向位置で
    摩擦部材方向に延び、油圧サーボピストンのリターンス
    プリングは、デフリングギヤ側に面する周方向位置を避
    けてアプライチューブ部の周方向に分散させて配置され
    た、請求項1〜6のいずれか1項記載の自動変速機。
  8. 【請求項8】 変速機構と該変速機構に付随するブレー
    キが配設された主軸と、該主軸と並行するカウンタ軸
    と、前記主軸及びカウンタ軸と並行するデフ軸とを備
    え、主軸からカウンタ軸に動力を伝達するカウンタドラ
    イブギヤが主軸の軸方向中間部に配置された自動変速機
    において、 前記主軸上に変速機構の所定の回転要素を係止するブレ
    ーキを有し、 該ブレーキは、変速機ケースと別体のブレーキドラムを
    有し、ブレーキの摩擦部材は、ブレーキドラムに軸方向
    可動に支持され、ブレーキドラムは、変速機ケースに回
    り止め支持されたことを特徴とする自動変速機。
  9. 【請求項9】 前記ブレーキドラムは、摩擦部材の端部
    を全周に渡って切れ目なく支持する端壁を有する、請求
    項8記載の自動変速機。
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