JP3329036B2 - 自動変速機用歯車変速装置 - Google Patents

自動変速機用歯車変速装置

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JP3329036B2
JP3329036B2 JP30866693A JP30866693A JP3329036B2 JP 3329036 B2 JP3329036 B2 JP 3329036B2 JP 30866693 A JP30866693 A JP 30866693A JP 30866693 A JP30866693 A JP 30866693A JP 3329036 B2 JP3329036 B2 JP 3329036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用の自動変速機
に使用される歯車変速装置に関し、特に複数の遊星歯車
機構を収容したケーシングの端部にエクステンションハ
ウジングを連結してある自動変速機用の歯車変速装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機における歯車列を構
成している複数の遊星歯車機構や、その回転要素を選択
的に連結し、または固定するクラッチやブレーキ等の摩
擦係合装置は、一般には、一体に形成されたケーシング
の内部に収容されている。またスピードメータ用ギヤや
出力軸用の軸受などは、ケーシングの端部に連結したエ
クステンションハウジングの内部に収容することがあ
る。その一例が特開平5−126174号公報に記載さ
れている。
【0003】その構成を簡単に説明すると、ケーシング
の後端部(トルクコンバータとは反対側の部分)に半径
方向で中心側に向けて突出した壁部が形成され、その壁
部に接近して配置した遊星歯車機構のリングギヤを選択
的に固定する多板ブレーキと一方向クラッチとが設けら
れている。その多板ブレーキは、リングギヤをブレーキ
ハブとし、かつケーシングをブレーキドラムとするもの
であって、ブレーキディスクがリングギヤの外周面にス
プライン嵌合させられ、またブレーキプレートがケーシ
ングの内周面にスプライン嵌合させられている。また一
方向クラッチは、前記遊星歯車機構と壁部との間に配置
され、インナーレースが前記リングギヤに連結されると
ともに、アウターレースがケーシングの内周面にスプラ
イン嵌合させられている。そして前記多板ブレーキを係
合させるピストンは、前記壁部に前後動自在に収容され
ており、したがってそのピストンは、前記一方向クラッ
チを覆うように円筒状に形成されるとともに、その先端
部には、一方向クラッチのアウターレースの一部を貫通
して多板ブレーキに向けて突出した突起部が形成されて
いる。
【0004】したがって上記従来の歯車変速装置では、
前記リングギヤの所定の方向の回転が、一方向クラッチ
が係合することにより阻止され、またピストンを前進さ
せて多板ブレーキを係合させることにより、リングギヤ
がケーシングに連結されて固定される。そしてこのよう
にしてリングギヤの回転を阻止する際の反力を、ケーシ
ングで受けることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の歯
車変速装置では、多板ブレーキを係合させるためのピス
トンが一方向クラッチを挟んで配置されているため、ピ
ストンは一方向クラッチの外周側を通って多板ブレーキ
に向けて延出する構造とならざるを得ず、そのためケー
シングの外径が大きくなり、ボデーとの間のクリアラン
スが減少する不都合がある。また前記ピストンは円筒形
状となるから、ケーシング内への収容性を良好にすると
すれば、剛性の低いものとせざるを得ず、また反対に充
分な剛性を確保するためには、大型化せざるを得ない不
都合があった。さらにそのピストンは、一方向クラッチ
のアウターレースの一部を貫通する突起部を設け、その
突起部でブレーキディスクやブレーキプレートを押圧す
ることになるから、その突起部の剛性を確保しにくく、
またブレーキディスクやブレーキプレートをその全周で
完全に均一に押圧することが困難であり、その結果、ト
ルク容量の不足や偏摩耗を生じるなどのおそれがあっ
た。
【0006】また遊星歯車機構に対して常時潤滑油が供
給されるが、上述した従来の歯車変速装置では、その外
周側に多板ブレーキが配置されているから、この多板ブ
レーキに対して常時、多量の潤滑油が供給されることに
なり、しかもこの多板ブレーキは使用頻度の高い前進第
4速などで解放させられるから、多量の潤滑油を介した
引摺りトルクが大きくなり、動力損失の低下もしくは燃
費の向上の点で不利になるおそれがあった。前記多板ブ
レーキに対する潤滑油の過剰な供給は、ピストンが一方
向クラッチの外周側を覆う円筒状であることによっても
生じ、ピストンの内周側の潤滑油が遠心力でピストンの
内周面に沿って多板ブレーキに向けて移動し、その結
果、多板ブレーキに対する潤滑油の供給量が過大になっ
てしまう。そして上記従来の構造では、ケーシングの軸
端部に設けた壁部にピストンを嵌め込み、ついで一方向
クラッチを嵌め込み、かつその際にピストンの突起部を
所期どおりに貫通させるなど、ケーシングの最も深い箇
所での細かい作業を余儀無くされるから、組み付け性に
劣る問題があった。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、外径寸法を小さくすることができ、また多板ブ
レーキの引摺りトルクの小さい歯車変速装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、入力軸と出力軸とが同一軸線上に配
置されるとともにその入力軸と出力軸と同一軸線上に配
列された複数の遊星歯車機構がケーシングの内部に配置
れ、そのケーシングの軸線方向での端部に前記出力軸
が貫通したエクステンションハウジングが取り付けられ
た自動変速機用歯車変速装置において、前記ケーシング
の端部側に配置された所定の遊星歯車機構の回転要素を
選択的に固定する互いに並列の関係にある多板ブレーキ
と一方向クラッチとを有するとともに、前記ケーシング
の軸線方向での端部に前記ケーシングの内部と前記エク
ステンションハウジングの内部とを仕切る隔壁部がケー
シングの内面に内周側に突出して設けられ、前記多板ブ
レーキを係合させる油圧サーボ機構が前記隔壁部の前記
ケーシング側に配置され、また前記一方向クラッチが前
記エクステンションハウジングの内部に配置され、かつ
その一方向クラッチのいずれかの要素がエクステンショ
ンハウジングに係合していることを特徴とするものであ
る。
【0009】またこの発明では、前記互いに並列の関係
にある多板ブレーキと一方向クラッチとの両方をエクス
テンションハウジングの内部に収容した構成とすること
ができる。
【0010】
【作用】この発明の装置では、ケーシングの端部側に配
置された遊星歯車機構における所定の回転要素は、一方
向クラッチによって一定方向の回転が阻止され、その際
の反力はエクステンションハウジングから受ける。すな
わちこの一方向クラッチはエクステンションハウジング
の内部に配置されているから、前記回転要素の回転を止
める多板ブレーキ用の油圧サーボ機構との干渉がなくな
る。換言すれば、多数の部材を半径方向に重ねて設ける
構造とならないので、半径方向での寸法が小さくなる。
【0011】また多板ブレーキを係合させれば、前記回
転要素の回転が止められる。この多板ブレーキは、これ
と並列の関係に配置されている一方向クラッチがエクス
テンションハウジングの内部に設けられていることによ
り、遊星歯車機構に対して軸線方向にずらせた位置に設
けることができ、そのために遊星歯車機構に供給される
潤滑油の影響が少なくなり、特にこの多板ブレーキをエ
クステンションハウジングの内部に設ければ、遊星歯車
機構に供給した潤滑油の影響がほとんどなく、したがっ
てこの多板ブレーキでの引摺り損失が小さくなる。
【0012】特に前記多板ブレーキをもエクステンショ
ンハウジングの内部に収容すれば、この多板ブレーキに
よっていずれかの要素が固定される遊星歯車機構に対し
て供給した潤滑油が、その多板ブレーキに更に送られる
ことがないので、この多板ブレーキのいわゆるフリー回
転時に、過剰な潤滑油による引摺りトルクが大きくなっ
たり、それに伴って燃費が悪化したりすることがない。
【0013】
【実施例】つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すスケルトン図
であって、ここに示す例は、O/D(オーバードライ
ブ)用遊星歯車機構PG0と第1ないし第3の遊星歯車機
構PG1,〜PG3とを有し、アンダードライブ部を構成す
る第1ないし第3の遊星歯車機構PG1,〜PG3が、入力
軸1側から第1遊星歯車機構PG1、第2遊星歯車機構P
G2、第3遊星歯車機構PG3の順に配列されている。
【0014】すなわちO/D用遊星歯車機構PG0が入力
軸1側に配置されており、入力軸1がそのキャリヤC0
に連結され、そのキャリヤC0 とサンギヤS0 との間に
は、相互に並列の関係にある多板クラッチK0 および一
方向クラッチF0 が配置され、またサンギヤS0 を選択
的に固定する多板ブレーキB0 が、サンギヤS0 とケー
シング3との間に設けられている。さらにO/D用遊星
歯車機構PG0のリングギヤR0 は、入力軸1の延長線上
に配置した中間軸4に一体回転するように連結されてお
り、この中間軸4には、多板クラッチである第1クラッ
チK1 のドラム部と多板クラッチである第2クラッチK
2 のハブ部とが、一体となって回転するように連結され
ている。
【0015】これらのクラッチK1 ,K2 は、入力軸1
側から、第2クラッチK2 、第1クラッチK1 の順に配
列されており、その第1クラッチK1 に隣接して第1遊
星歯車機構PG1が配置されている。この第1遊星歯車機
構PG1のサンギヤS1 は、サンギヤ軸20の外周部に形
成されており、O/D用遊星歯車機構PG0側に位置して
いる第2クラッチK2 のドラム部21は、第1クラッチ
K1 および第1遊星歯車機構PG1の外周側を覆って第1
遊星歯車機構PG1より出力軸2側に延び、サンギヤ軸2
0に一体回転するように連結されている。またこのドラ
ム部21の外周側には、バンドブレーキである第1ブレ
ーキB1 が配置されている。
【0016】第1遊星歯車機構PG1と第2遊星歯車機構
PG2との間には、一方向クラッチF1 と多板ブレーキで
ある第2ブレーキB2 とが配置されている。すなわち第
2遊星歯車機構PG2のサンギヤS2 は前記サンギヤ軸2
0の出力軸2側の端部に取り付けられることにより第1
遊星歯車機構PG1のサンギヤS1 に一体回転するように
連結されており、一方向クラッチF1 と第2ブレーキB
2 とは、このサンギヤ軸20とケーシング3との間に、
互いに直列の関係となるように配置されている。また第
2遊星歯車機構PG2のキャリヤC2 を選択的に固定する
多板ブレーキである第3ブレーキB3 が、第2遊星歯車
機構PG2の外周側に配置されている。
【0017】さらにこの第2遊星歯車機構PG2のリング
ギヤR2 は、前記第1遊星歯車機構PG1のキャリヤC1
に連結されており、これら両者を一体的に連結する連結
軸22は、前記サンギヤ軸20の内周側に挿通されてい
る。
【0018】第3遊星歯車機構PG3は第2遊星歯車機構
PG2に接近して配置されており、そのキャリヤC3 が第
2遊星歯車機構PG2のリングギヤR2 に連結されてい
る。また第3遊星歯車機構PG3のサンギヤS3 は前記第
1遊星歯車機構PG1のリングギヤR1 に連結されてお
り、そのための連結軸23が前記連結軸22の内部に同
一軸心上に挿通されている。そして第3遊星歯車機構P
G3のリングギヤR3 を選択的に固定する一方向クラッチ
F2 と多板ブレーキである第4ブレーキB4 とが設けら
れている。
【0019】図1に示す歯車変速装置をより具体化した
例を図2および図3に示してある。なお、紙面の関係
で、図2に入力軸1側の半分を示し、図3に出力軸2側
の半分を示してある。
【0020】図2において、入力軸1の一端部はトルク
コンバータのタービンランナ(それぞれ図示せず)に連
結されており、またこの入力軸1の他端部にはフランジ
部30が形成され、そのフランジ部30がO/D用遊星
歯車機構PG0のキャリヤC0に連結されている。O/D
用遊星歯車機構PG0のサンギヤS0 は、入力軸1の外周
に回転自在に嵌合させた円筒状部材31に形成されてい
る。この円筒状部材31は、更に一方向クラッチF0 の
インナーレースと、クラッチK0 のドラムと、ブレーキ
B0 のハブと、クラッチC0 用油圧サーボ機構のシリン
ダとを兼ねており、この円筒状部材31の内部に収容し
た一方向クラッチF0 のアウターレースがキャリヤC0
に連結されるとともにその外周にクラッチK0 のハブが
スプライン嵌合され、そのクラッチK0 の摩擦板に向け
て前後動するピストン32が円筒状部材31の内部に収
容されている。さらに円筒状部材31の外周面とケーシ
ング3の内周面とに、交互に配列した摩擦板をスプライ
ン嵌合させることにより、サンギヤS0 を選択的に固定
するブレーキB0 が設けられている。
【0021】O/D用遊星歯車機構PG0に接近した位置
には、ケーシング3の内面にスプライン嵌合させかつス
ナップリング33で固定したサポート部材34が配置さ
れている。このサポート部材34は、その中心部にボス
部35を有しており、中間軸4はそのボス部35の内周
側に挿通されるとともに、その一端部が前記入力軸1の
軸心に沿う中空部に挿入されてここに回転自在に嵌合さ
せられ、また他端部がボス部35に回転自在に支持され
ている。そしてO/D用遊星歯車機構PG0のリングギヤ
R0 は、このリングギヤR0 と中間軸4とに内外周部を
スプライン嵌合させた円板状の連結板36によって中間
軸4に連結されている。なお、サポート部材34はブレ
ーキB0 の摩擦板に対して前後動するピストン37を保
持しており、したがってその一部がブレーキB0 用の油
圧サーボ機構を構成している。
【0022】上記のサポート部材34におけるボス部3
5の外周には、第2クラッチK2 用の円筒状部材38が
回転自在に嵌合させられている。この円筒状部材38
は、ボス部35に嵌合する内周側の筒状部分と外周側の
筒状部分と半径方向に沿ういわゆる底板部とを有してお
り、外周側の筒状部分の内面とこれに対向するよう配置
したハブ部39とに摩擦板がスプライン嵌合させられ、
かつそれらの摩擦板に向けて前後動するピストン40が
円筒状部材38の内部に配置されている。なお、ハブ部
39は、中間軸4の端部に半径方向で外側に突出させて
形成したフランジ部41に固定されている。またフラン
ジ部41とボス部35の先端部との間にスラストベアリ
ング42が配置されている。
【0023】さらに中間軸4の先端外周部とフランジ部
41に取り付けた第1クラッチK1用ドラム部43と
で、第1クラッチK1 用の油圧サーボ機構のシリンダが
形成されており、その内部に軸線方向に前後動する第1
クラッチK1 用のピストン44が収容されている。また
このピストン44の前面側には、ドラム部43の内面に
スプライン嵌合させた摩擦板とその摩擦板に対して交互
に配置されかつハブ部45にスプライン嵌合させた摩擦
板とが配置されている。そしてそのハブ部45は、最も
内周側に配置された連結軸23に突設してあるフランジ
部46の外周面にスプライン嵌合させられている。なお
この連結軸23は、その一端部を中間軸4の端部に回転
自在に嵌合させかつ他端部を出力軸2の端部に回転自在
に嵌合させることにより、入力軸1と出力軸2とに対し
て同一軸線上に配置されている。またそのフランジ部4
6と前記中間軸4の端部との間にスラストベアリング4
7が配置されている。したがってこの連結軸23に作用
するスラスト力は、中間軸4およびサポート部材34を
介してケーシング3で受けるようになっている。
【0024】そのフランジ部46を挟んで第1クラッチ
K1 とは反対側(図の右側)に第1遊星歯車機構PG1が
配置されている。そのリングギヤR1 がハブ部45に連
結され、またキャリヤC1 が連結軸22のフランジ部に
連結され、さらにサンギヤS1 がサンギヤ軸20の外周
部に形成されている。その連結軸22は比較的短い中空
軸であって、軸心に沿って配置されている前記連結軸2
3の外周部に回転自在に嵌合させられている。またサン
ギヤ軸20は、第1遊星歯車機構PG1のサンギヤS1 と
第2遊星歯車機構PG2のサンギヤS2 とを連結している
中空軸であって、上記の連結軸22の外周側に回転自在
に嵌合させられている。
【0025】第1遊星歯車機構PG1の各ギヤは図に示す
ように第1クラッチK1 に対して軸線方向にずれて位置
させられているが、そのリングギヤR1 を第1クラッチ
K1のハブ部45に連結している部材48は、第1クラ
ッチK1 の内周側に延びるように湾曲しており、該部材
48がこのように湾曲していることにより、第1遊星歯
車機構PG1が第1クラッチK1 側に接近させられて無駄
なスペースが省かれ、その結果、全体としての軸長の短
縮化が図られている。
【0026】そして前記第2クラッチK2 のドラム部2
1が第1クラッチK1 および第1遊星歯車機構PG1の外
周側を覆うように軸線方向に延び、その端部がサンギヤ
軸20にスプライン嵌合している。またこのドラム部2
1の外周側にバンドブレーキである第1ブレーキB1 が
配置されている。
【0027】したがってケーシング3の内部で第1遊星
歯車機構PG1の外周側に位置する部材は、第2クラッチ
K2 のドラム部21のみであり、しかもドラム部21の
形状はある程度自由に設定することができるから、第1
遊星歯車機構PG1の外径を制約する要因が少なく、その
外径を増大させることが容易である。すなわち第1遊星
歯車機構PG1のハイギヤ比化を図ることが可能である。
【0028】またサンギヤ軸20のうちドラム部21を
連結してある箇所に隣接した部分をインナーレースとし
て一方向クラッチF1 が配置されており、そのアウター
レースとケーシング3との間に第2ブレーキB2 が設け
られている。この第2ブレーキB2 に対する油圧サーボ
ピストン49は、第2ブレーキB2 よりも出力軸2側に
配置した第2のサポート部材50に前後動自在に収容さ
れている。すなわちこの第2のサポート部材50のうち
前記一方向クラッチF1 よりわずか外周側の位置に、第
2ブレーキB2 側に開口したシリンダ部51が形成され
ており、このシリンダ部51に油圧サーボピストン49
が前後動自在に収容されている。したがって油圧サーボ
ピストン49は、一方向クラッチF1 の外周側のスペー
スを利用して配置され、これにより不要なスペースを少
なくして軸長の短縮化が図られている。
【0029】この第2のサポート部材50を挟んで第2
ブレーキB2 とは反対側に、第2遊星歯車機構PG2およ
び第3遊星歯車機構PG3が配置されている。その第2遊
星歯車機構PG2のサンギヤS2 は前記サンギヤ軸20の
端部の外周にスプライン嵌合されている。また第2遊星
歯車機構PG2の外周側には多板ブレーキである第3ブレ
ーキB3 が配置されており、第2遊星歯車機構PG2のキ
ャリヤC2 はこの第3ブレーキB3 のハブ部52に連結
されている。そして第3ブレーキB3 を係合させる油圧
サーボ機構のピストン53は、前記第2のサポート部材
50に軸線方向へ前後動するように保持されている。し
たがって図から明らかなようにこのピストン53の内径
を制約する要素は、サンギヤ軸20あるいはその内部に
挿通させられている軸であるから、ピストン53の内径
を小さくしてその受圧面積が第2ブレーキB2 用のサー
ボピストン49の受圧面積よりも大きくなっている。
【0030】さらに第2遊星歯車機構PG2のリングギヤ
R2 は、内外周部に軸線方向に突出した円筒部を有する
環状の部材54の外周部にスプライン嵌合させられ、か
つその環状部材54を前記連結軸22の端部外周にスプ
ライン嵌合させることにより、リングギヤR2 はこれら
環状部材54および連結軸22を介して第1遊星歯車機
構PG1のキャリヤC1 に連結されている。この環状部材
54の外周部には、歯が形成されてパーキングギヤ55
を構成しており、その外周側にはパーキングギヤ55に
選択的に係合してその回転を阻止するパーキングロック
ポール56が図の上下方向に移動し得るように配置され
ている。
【0031】第3遊星歯車機構PG3は第2遊星歯車機構
PG2に接近して配置されていることにより、そのキャリ
ヤC3 は、ピニオンピンを前記環状部材54に嵌合させ
ることにより、第2遊星歯車機構PG2のリングギヤR2
および第1遊星歯車機構PG1のキャリヤC1 に連結され
ている。またこの第3遊星歯車機構PG3のキャリヤC3
は出力軸2のフランジ部60に一体化されている。さら
に第3遊星歯車機構PG3のサンギヤS3 は、中心軸線に
沿って配置してある連結軸23の外周部にスプライン嵌
合され、その入力軸1側の端部は、連結軸23に取り付
けたストッパーTによりスラスト力を受けるように位置
決めされている。したがってこのサンギヤS3 は連結軸
23を介して第2遊星歯車機構PG1のリングギヤR1 に
連結されている。
【0032】第3遊星歯車機構PG3のリングギヤR3 を
選択的に固定するために、多板ブレーキである第4ブレ
ーキB4 と一方向クラッチF2 とが設けられている。そ
の第4ブレーキB4 は、第3遊星歯車機構PG3の外周部
に複数の摩擦板をスプライン嵌合させるとともに、その
摩擦板に対して交互に配置した摩擦板をケーシング3の
内周面にスプライン嵌合させることにより、リングギヤ
R3 とケーシング3との間に設けられている。この第4
ブレーキB4 を係合させる油圧サーボ機構はダブルチャ
ンバータイプのものであり、そのピストン61,62
は、ケーシング3の端部に内周側に突出させて形成した
隔壁部63が形成するシリンダ部分に軸線方向に前後動
するよう配置されている。
【0033】その油圧サーボ機構の構成を更に具体的に
説明すると、図4に拡大して示すように、第4ブレーキ
B4 に最も近いピストン61は、内周側に円筒状のボス
部64を有するとともに、隔壁部63が形成するシリン
ダ部分の内面に摺接しており、このピストン61の背面
側には、ボス部64の外周面とケーシング3の内周面と
に摺接したシリンダ部材65が配置されている。このシ
リンダ部材65は、その外周側に軸線方向に突出した円
筒状部分を備えており、他のピストン62は、その円筒
状部分の内周面と、隔壁部63が形成しているシリンダ
部分の内周面とに摺動自在に接触し、かつ前記ボス部6
4の端部に当接している。そして各ピストン61,62
の背面側(図の右側)が油圧室であって、図の右側のピ
ストン62とシリンダ部材65との間の空間部分66は
大気に開放している。なお、リターンスプリング67
は、図の左側のピストン61とリテーナ68との間に配
置されている。
【0034】さらに第3遊星歯車機構PG3のリングギヤ
R3 には、一方向クラッチF2 に連結するための連結軸
69の端部に形成してあるフランジ部70がスプライン
嵌合している。この連結軸69は、前記隔壁部63と出
力軸2との間を通ってこれらに対して回転自在に嵌合す
るとともに、ケーシング3から突出している。一方、ケ
ーシング3の端部にはエクステンションハウジング71
が接続されており、一方向クラッチF2 は、そのアウタ
ーレース72をエクステンションハウジング71の内面
にスプライン嵌合させ、かつインナーレース72aを連
結軸69の外周にスプライン嵌合させることにより、リ
ングギヤR3 の一方向の回転を阻止するようになってい
る。なお、この一方向クラッチF2 のアウターレース7
2の両側には、前記隔壁部63の外面に突設したボス部
73とエクステンションハウジング71の内面に突設し
たボス部74とが配置されており、これらのボス部7
3,74によってアウターレース72の軸線方向の位置
決めがなされている。
【0035】なお、図3において符号75はスピードセ
ンサー用のロータであって、出力軸2にスプライン嵌合
されている。このロータ75とインナーレース72aと
の間にスラストワッシャ75aを設けることにより、イ
ンナーレース72aのエクステンションハウジング71
側の位置決めがなされており、またこれとは反対側の位
置決めは、連結軸69に取り付けたストッパーTによっ
て行われている。
【0036】上述した歯車変速装置は、前進5段後進1
段の変速段を設定することができ、そのための各摩擦係
合装置の係合作動表を図5に示す。なお、図5において
○印は係合状態、◎印はエンジンブレーキ時に係合状
態、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
【0037】したがって上述した構成では、第4ブレー
キB4 と並列の関係にある第2一方向クラッチF2 をエ
クステンションハウジング71の内部に配置したので、
第4ブレーキB4 を係合させるためのピストン61を含
む油圧サーボ機構を、第4ブレーキB4 に直接対向させ
て配置することができ、またその油圧サーボ機構を図に
示すようにいわゆるダブルチャンバータイプのものとす
ることができ、そのためこの部分での外径の増大要因が
なく、したがって歯車変速装置の全体としての外径寸法
を小さくすることができる。
【0038】なお、この発明は上記の実施例に限定され
ないのであって、各遊星歯車機構PG0,〜PG3の配列に
変更を来さない範囲で様々な改良が可能である。その一
例を図6に示してある。
【0039】ここに示す例は、多板ブレーキである第4
ブレーキB4 と第2の一方向クラッチF2 とをケーシン
グ3の外に出し、エクステンションハウジング71の内
部に配置した例である。すなわちケーシング3の端部を
仕切る隔壁部80が、連結軸69のフランジ部70に倣
いかつこれに接近した位置に形成されており、その内周
部にエクテンションハウジング71側へ突出したボス部
81が形成されている。このボス部81とケーシング3
の突出部分との間にシリンダ部が形成されており、ここ
にダブルチャンバータイプの油圧サーボ機構が設けられ
ている。
【0040】その油圧サーボ機構における第1のピスト
ン82は、図に示すように内周部分に軸線方向に大きく
突き出たボス部を有しており、前記隔壁部80のボス部
81の外周面に液密状態を維持して前後動するように嵌
合させられている。また前記隔壁部80の外面(図の右
側面)には、内周端を第1のピストン82におけるボス
部の外周面に液密状態を維持して摺接させ、かつ筒状部
分の内周面に第1のピストン82の外周部を液密状態を
維持して摺接させたシリンダ部材83が、エクステンシ
ョンハウジング71側に突出させてケーシング3と一体
に取付けられており、そのシリンダ部材83の内部に、
第1のピストン82を押し戻すリターンスプリング84
が設けられている。
【0041】さらに第1のピストン82におけるボス部
のうち前記シリンダ部材83の嵌合している部分より先
端側には、第2のピストン85が液密状態を維持して嵌
合しており、かつその第2のピストン85はスナップリ
ング86によって第1のピストン82に対して固定され
ている。またこの第2のピストン85の外周部はケーシ
ング3の内周面に液密状態を維持して摺接している。そ
して第1のピストン82と隔壁部80との間および第2
のピストン85とシリンダ部材83のと間がそれぞれ油
圧室とされている。また第1のピストン82とシリンダ
部材83との間のリターンスプリング84を配置してあ
る空間部は大気に解放されている。
【0042】上記の第2のピストン85の前方側(図の
右側)には、ケーシング3の内面にスプライン嵌合させ
た複数の摩擦板と該摩擦板に対して交互に配列した他の
摩擦板とが配置され、かつ前記他の摩擦板が円筒状のブ
レーキハブ87の外周部にスプライン嵌合されており、
ここに多板ブレーキである第4ブレーキB4 が設けられ
ている。そのブレーキハブ87は、前記連結軸69の先
端部外周にスプライン嵌合させた第2の一方向クラッチ
F2 のインナーレース88と一体化されている。このイ
ンナーレース88は、連結軸69に嵌合させたスナップ
リング89と、スピードセンサー用のロータ90を出力
軸2に固定するスリーブ91およびワッシャ92とによ
って軸線方向の位置が決められている。またこの一方向
クラッチF2 のアウターレース93には半径方向で外側
に向けた複数の突出部94が円周方向に一定間隔で形成
されており、この突出部94がケーシング3の端部に形
成したスプライン95に係合させられている。
【0043】したがって図6に示す構成では、第4ブレ
ーキB4 および第2の一方向クラッチF2 ならびに第4
ブレーキB4 を係合させる油圧サーボ機構は、ケーシン
グ3のうちエクステンションハウジング71を取付ける
端部側から組付けることになり、その場合、組付け箇所
が浅い位置にあることから、容易に組付けることが可能
になり、その作業性が良好になる。
【0044】またこの第4ブレーキB4 は、主として後
進段で係合させられるが、この第4ブレーキB4 を収容
している箇所には歯車が存在しないから、常時、多量の
潤滑油が供給されることはなく、したがって第4ブレー
キB4 の摩擦板の間に過剰に潤滑油が介在することが少
なくなって前進段での第4ブレーキB4 の引摺り損失が
少なくなり、動力性能もしくは燃費の向上に有利にな
る。
【0045】なお、図6に示す例では、第4ブレーキB
4 と一方向クラッチF2 との反力をケーシング3で受け
もつように構成してあるが、これに替えてこれらの反力
をエクステンションハウジング71で受けもつように構
成してもよい。その例を図7に示してある。このような
構成であれば、エクステンションハウジング71の小径
化を図ることができる。
【0046】またこの発明は図1のスケルトン図で示さ
れる歯車列以外の歯車列を備えた歯車変速装置にも適用
できるのであり、例えば特開平5−33851号公報に
記載された自動変速機にも適用できる。すなわちこの公
報に記載された歯車変速装置では、ケーシングの端部に
配置した遊星歯車機構のリングギヤを固定する多板ブレ
ーキを備えており、この多板ブレーキと並列に一方向ク
ラッチを設ける場合には、その一方向クラッチをエクス
テンションハウジングの内部に配置し、もしくはその一
方向クラッチと多板ブレーキとをエクステンションハウ
ジングの内部に配置するように構成してもよい。
【0047】さらにこの発明でエクステンションハウジ
ングの内部に配置する一方向クラッチあるいは多板ブレ
ーキは、リングギヤを固定するためのものに限定されな
いのであり、要は、ケーシングの端部に配置される遊星
歯車機構のいずれかの回転要素を固定するためのもので
あればよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の歯車変速
装置においては、ケーシングの端部に配置される遊星歯
車機構の所定の回転要素を固定する一方向クラッチと多
板ブレーキとのうち、少なくとも一方向クラッチをエク
ステンションハウジングの内部に収容したから、その多
板ブレーキを係合させるための油圧サーボ機構と一方向
クラッチとの干渉を避けることができ、その結果、外径
寸法の増大要因がなくなるので、歯車変速装置の外径寸
法を小さくしてその小型・軽量化を図ることができる。
【0049】また多板ブレーキをもエクステンションハ
ウジングの内部に配置した構成とすれば、前記遊星歯車
機構に供給される潤滑油が多板ブレーキにまで至らない
ので、その多板ブレーキでの潤滑油の量が過剰になった
り、それに伴って引摺りトルクが大きくなったりするこ
とを未然に防止し、ひいては動力損失や燃費の低下を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を概略的に示すスケルトン
図である。
【図2】この発明の実施例の一部をより具体的に示す断
面図である。
【図3】この発明の実施例の他の部分をより具体的に示
す断面図である。
【図4】図2および図3に示す実施例における第4ブレ
ーキを係合させるための油圧サーボ機構のダブルチャン
バー構造を示す部分断面図である。
【図5】この発明の実施例で各変速段を設定するための
摩擦係合装置の係合作動表を示す図である。
【図6】この発明の他の実施例における第4ブレーキ用
油圧サーボ機構を示す断面図である。
【図7】この発明の更に他の実施例を示すエクステンシ
ョンハウジング側の部分図である。
【符号の説明】
3 ケーシング 71 エクステンションハウジング 72 アウターレース PG3 遊星歯車機構 R3 リングギヤ B4 第4ブレーキ F2 一方向クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−61361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/08 F16H 3/00 - 3/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と出力軸とが同一軸線上に配置さ
    れるとともにその入力軸と出力軸と同一軸線上に配列さ
    れた複数の遊星歯車機構がケーシングの内部に配置さ
    れ、そのケーシングの軸線方向での端部に前記出力軸が
    貫通したエクステンションハウジングが取り付けられた
    自動変速機用歯車変速装置において、 前記ケーシングの端部側に配置された所定の遊星歯車機
    構の回転要素を選択的に固定する互いに並列の関係にあ
    る多板ブレーキと一方向クラッチとを有するとともに、
    前記ケーシングの軸線方向での端部に前記ケーシングの
    内部と前記エクステンションハウジングの内部とを仕切
    る隔壁部がケーシングの内面に内周側に突出して設けら
    れ、前記多板ブレーキを係合させる油圧サーボ機構が前
    記隔壁部の前記ケーシング側に配置され、また前記一
    向クラッチが前記エクステンションハウジングの内部に
    配置され、かつその一方向クラッチのいずれかの要素が
    エクステンションハウジングに係合していることを特徴
    とする自動変速機用歯車変速装置。
  2. 【請求項2】 入力軸と出力軸とが同一軸線上に配置さ
    れるとともにその入力軸と出力軸と同一軸線上に配列さ
    れた複数の遊星歯車機構がケーシングの内部に配置さ
    れ、そのケーシングの軸線方向での端部に前記出力軸が
    貫通したエクステンションハウジングが取り付けられた
    自動変速機用歯車変速装置において、 前記ケーシングの端部側に配置された所定の遊星歯車機
    構の回転要素を選択的に固定する互いに並列の関係にあ
    る多板ブレーキと一方向クラッチとを有するとともに、
    前記ケーシングの軸線方向での端部に前記ケーシングの
    内部と前記エクステンションハウジングの内部とを仕切
    る隔壁部がケーシングの内面に内周側に突出して設けら
    れ、これらの多板ブレーキと一方向クラッチとが前記エ
    クステンションハウジングの内部に配置されていること
    を特徴とする自動変速機用歯車変速装置。
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