JP6868498B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に適用されるデファレンシャル装置に関する。
従来、デファレンシャル装置としては、駆動力が入力される環状の入力ギヤとしてのリングギヤと、このリングギヤと一体回転可能に設けられたデフケースと、このデフケースに支承されて自転可能であると共にデフケースの回転によって公転する差動ギヤとしてのピニオンギヤと、このピニオンギヤと噛み合って相対回転可能な一対の出力ギヤとしてのサイドギヤとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このデファレンシャル装置では、リングギヤが、デフケースの円筒形状の端部に圧入され、リングギヤとデフケースとの軸方向の当接部を、径方向外側から溶接することにより、リングギヤとデフケースとが一体回転可能に固定されている。
特開2010−174924号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなデファレンシャル装置では、リングギヤをデフケースに圧入させ、リングギヤとデフケースとを溶接しているが、リングギヤの内周面とデフケースの外周面とが当接する支持部の設定が詳細に考慮されておらず、溶接部への負荷が大きくなっていた。
そこで、この発明は、溶接部への負荷を低減することができるデファレンシャル装置の提供を目的としている。
本発明は、駆動力が入力される環状の入力ギヤと、この入力ギヤと一体回転可能に設けられたデフケースと、このデフケースに支承されて自転可能であると共に前記デフケースの回転によって公転する差動ギヤと、この差動ギヤと噛み合って相対回転可能な一対の出力ギヤとを備えたデファレンシャル装置であって、前記入力ギヤと前記デフケースとの径方向間には、前記入力ギヤの内周面と前記デフケースの外周面とが互いにしまり嵌めにて当接する支持部が設けられ、前記支持部の軸方向外側端には、前記入力ギヤと前記デフケースとを一体に固定する溶接部が設けられ、前記支持部の径は、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間に設定されていることを特徴とする。
このデファレンシャル装置では、支持部の径が、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間に設定されているので、支持部の径の設定により支持部にかかる回転力を十分な圧入力と十分なスリップトルクとのうち少なくともいずれか一方で受けることができる。
従って、このようなデファレンシャル装置では、支持部への負荷を、溶接部に加えて、十分な圧入力とスリップトルクとで受けることができるので、溶接部への負荷を低減することができる。
本発明によれば、溶接部への負荷を低減することができるデファレンシャル装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の他例を示す側面図である。 図4のC−C断面図である。 図4のD−D断面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の支持部の径に対する圧入力の変化を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の支持部の径に対するスリップトルクの変化を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の支持部の径に対する圧入力の変化とスリップトルクの変化とを示し、最大値から10%減じた圧入力と最大値から10%減じたスリップトルクとの範囲を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の支持部の径に対する圧入力の変化とスリップトルクの変化とを示し、最大値の圧入力と最大値のスリップトルクとの範囲を示す図である。
図1〜図10を用いて本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置について説明する。
本実施の形態に係るデファレンシャル装置1は、駆動力が入力される環状の入力ギヤ3と、この入力ギヤ3と一体回転可能に設けられたデフケース5と、このデフケース5に支承されて自転可能であると共にデフケース5の回転によって公転する差動ギヤとしてのピニオン7と、このピニオン7と噛み合って相対回転可能な一対の出力ギヤとしてのサイドギヤ9,11とを備えている。
また、入力ギヤ3とデフケース5との径方向間には、入力ギヤ3の内周面とデフケース5の外周面とが互いにしまり嵌めにて当接する支持部13が設けられている。
さらに、支持部13の軸方向外側端には、入力ギヤ3とデフケース5とを一体に固定する溶接部15が設けられている。
そして、支持部13の径Rは、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間に設定されている。
また、支持部13の径Rは、最大値の圧入力が得られる径と、最大値のスリップトルクが得られる径との間に設定されている。
さらに、支持部13の内径側には、デフケース5の一側壁17が径方向に沿って位置し、支持部13の外径側には、入力ギヤ3のギヤ部19にかけて円盤部21が径方向に沿って位置している。
また、一側壁17は、一方のサイドギヤ9より軸方向外側に配置されている。
さらに、デフケース5には、支持部13の軸方向内側端において、入力ギヤ3の軸方向内側への移動を規制する突当部23が形成されている。
なお、特許請求の範囲もしくは明細書中の記載において、「圧入力」という語句を用いているが、これはデフケース5に対する入力ギヤ3の組付けにおける力を示しているが、本発明においては組付後の両部材3,5の相対的な固定位置を保持するための「保持力」と同等な力を意図して使用されている。従って、発明としては「圧入力」に置き換えて「保持力」を用いることもできる。
ここで、図1〜図3を用いてデファレンシャル装置1の全体的な構成について説明するが、図4〜図6のデファレンシャル装置1については同様の符号を記し、全体的な構成の説明については省略する。
図1〜図3に示すように、入力ギヤ3は、鋼鉄からなり、外周にギヤ部19が形成された環状のリングギヤからなる。
この入力ギヤ3は、内周面がデフケース5の外周面との間に形成された後述する支持部13と、この支持部13の軸方向外側端に形成された入力ギヤ3とデフケース5とを一体に固定する溶接部15とを介してデフケース5と一体回転可能に固定されている。
このような入力ギヤ3は、ギヤ部19が駆動力を伝達する入力側の伝達機構に連結された動力伝達ギヤ(不図示)と噛み合い、駆動力が伝達されてデフケース5を回転駆動させる。
デフケース5は、鋳鉄からなり、軸方向両側に形成されたボス部25,27のそれぞれの外周でベアリング(不図示)を介してキャリアなどの静止系部材(不図示)に回転可能に支持されている。
このデフケース5には、ピニオンシャフト29と、ピニオン7と、一対のサイドギヤ9,11とが収容配置されている。
ピニオンシャフト29は、端部をデフケース5に係合してピン31で抜け止め及び回り止めされ、デフケース5と一体に回転駆動される。
このピニオンシャフト29には、ピニオン7が支承されている。
ピニオン7は、デフケース5の周方向等間隔に4つ配置される4ピニオンタイプとなっており、それぞれピニオンシャフト29の端部側に支承されてデフケース5の回転によって公転する。
このピニオン7は、一対のサイドギヤ9,11に駆動力を伝達すると共に、噛み合っている一対のサイドギヤ9,11に差回転が生じると回転駆動されるようにピニオンシャフト29に自転可能に支持されている。
一対のサイドギヤ9,11は、それぞれ軸方向外側に向けて延設されたボス部でデフケース5に相対回転可能に支持され、ピニオン7と噛み合っている。
この一対のサイドギヤ9,11は、内周側にスプライン形状の連結部33,35が設けられ、出力側の伝達機構に連結された駆動軸(不図示)がサイドギヤ9,11と一体回転可能に連結され、入力側の伝達機構からデフケース5に入力された駆動力を出力側の伝達機構へ出力する。
このように構成されたデファレンシャル装置1において、入力ギヤ3は、内周面がデフケース5の外周面に互いにしまり嵌めにて当接する支持部13を介してデフケース5に固定されている。
この支持部13の軸方向外側端には、レーザー溶接などの溶接手段によって、入力ギヤ3とデフケース5とを一体に固定する溶接部15が設けられ、入力ギヤ3とデフケース5とが固定されている。
このような支持部13の内径側には、デフケース5の一側壁17が径方向に沿って位置し、支持部13の外径側には、入力ギヤ3のギヤ部19にかけて円盤部21が径方向に沿って位置している。
このように支持部13の内外径に一側壁17と円盤部21とを配置することにより、支持部13の径方向における入力ギヤ3とデフケース5との軸方向の肉厚を確保することができ、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との剛性を保持することができる。
この支持部13の内径側に位置するデフケース5の一側壁17は、一方のサイドギヤ9より軸方向外側に配置されている。
このようにデフケース5の一側壁17を配置することにより、一側壁17と一方のサイドギヤ9とが径方向に干渉することがなく、支持部13における一側壁17の軸方向の肉厚を確保することができ、支持部13におけるデフケース5の剛性を保持することができる。
このような支持部13の軸方向内側端において、デフケース5には、径方向外側に向けて突設され、入力ギヤ3と軸方向に当接し、入力ギヤ3の軸方向内側への移動を規制する突当部23が形成されている。
このようにデフケース5に入力ギヤ3の軸方向内側への移動を規制する突当部23を設けることにより、デフケース5に対する入力ギヤ3の軸方向位置を位置決めすることができ、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との固定を安定化することができる。
なお、支持部13には、溶接部15を形成する際の熱による影響を抑制するために、周方向に連続して設けられた溝37が設けられている。
この溝37は、支持部13に沿って形成されると共に、突当部23の径方向外側に向けて開口された連通路39に連通され、溶接部15を形成する際に発生した熱を連通路39を介して支持部13の外部に逃がし、溶接部15の形成による支持部13への影響を抑制している。
このような入力ギヤ3とデフケース5とが固定される支持部13では、入力ギヤ3の内周面とデフケース5の外周面との間の圧入力と、入力ギヤ3の内周面とデフケース5の外周面との間の回転方向における摩擦力であるスリップトルクとを、最適化することにより入力ギヤ3とデフケース5との間の回転力を受けることができ、溶接部15にかかる負荷を低減することができる。
ここで、支持部13の径Rに対する圧入力の変化を図7に示し、支持部13の径Rに対するスリップトルクの変化を図8に示し、支持部13の径Rに対する圧入力とスリップトルクとの変化を重ね合わせたものを図9,図10に示す。
図7〜図10から明らかなように、支持部13の径Rが小さいときには、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との間の圧入力が最大となり、支持部13の径Rが大きいときには、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との間のスリップトルクが最大となっている。
また、図7に示すように、支持部13における圧入力では、最大値から10%減じた圧入力(換言すれば最大値の90%の圧入力)を得られる範囲Xに、支持部13の径Rを設定すれば、支持部13で十分な圧入力を得ることができる。
さらに、図8に示すように、支持部13におけるスリップトルクでは、最大値から10%減じたスリップトルク(換言すれば最大値の90%のスリップトルク)を得られる範囲Yに、支持部13の径Rを設定すれば、支持部13で十分なスリップトルクを得ることができる。
すなわち、支持部13における十分な圧入力が得られる範囲Xと、支持部13における十分なスリップトルクとが得られる範囲Yとの間(図9に示す範囲Z1)に、支持部13の径Rを設定することにより、支持部13における十分な圧入力と十分なスリップトルクとのうち少なくともいずれか一方を得ることができ、溶接部15への負荷を低減することができる。
そこで、支持部13の径Rは、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲Xと、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲Yとの間(図9に示す範囲Z1)に設定されている。
詳細には、支持部13の径Rは、最大値の圧入力が得られる径と、最大値のスリップトルクが得られる径との間(図10に示す範囲Z2)に設定されている。
この範囲Z1,Z2内に支持部13の径Rを設定すると、圧入力とスリップトルクの両条件を的確に満たすことが可能であり、溶接部15にかかる負荷の低減を合わせて、入力ギヤ3とデフケース5との固定構造の信頼性を著しく向上することができる。
ここで、図1〜図3に示すデファレンシャル装置1では、支持部13の径Rが、最大値の圧入力が得られる径に設定されている。
この支持部13の径Rの設定により、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との圧入力が最大となり、入力ギヤ3とデフケース5とを一体回転可能に固定することができ、溶接部15にかかる負荷を低減することができる。
一方、図4〜図6に示すデファレンシャル装置1では、支持部13の径Rが、最大値のスリップトルクが得られる径に設定されている。
この支持部13の径Rの設定により、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5とのスリップトルクが最大となり、入力ギヤ3とデフケース5とを一体回転可能に固定することができ、溶接部15にかかる負荷を低減することができる。
このように支持部13の径Rを設定することにより、例えば、最大値から10%減じた圧入力が得られる範囲Xと、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる範囲Yとの間の範囲Z1内で範囲Xと範囲Yとが重なり合っている場合に、範囲Xと範囲Yとが重なり合っている部分に、支持部13の径Rを設定することによって、支持部13において、十分な圧入力と十分なスリップトルクとを得ることができ、さらに溶接部15にかかる負荷を低減することができる。
さらには、例えば、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる範囲Yに、支持部13の径Rを設定することにより、デフケース5より高価な入力ギヤ3の径を小さくすることができ、支持部13において、十分なスリップトルクを得つつ、低コスト化することができる。
このようなデファレンシャル装置1では、支持部13の径Rが、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間に設定されているので、支持部13の径Rの設定により支持部13にかかる回転力を十分な圧入力と十分なスリップトルクとのうち少なくともいずれか一方で受けることができる。
従って、このようなデファレンシャル装置1では、支持部13への負荷を、溶接部15に加えて、十分な圧入力とスリップトルクとで受けることができるので、溶接部15への負荷を低減することができる。
また、支持部13の径Rは、最大値の圧入力が得られる径と、最大値のスリップトルクが得られる径との間に設定されているので、支持部13の径Rの設定により支持部13にかかる回転力をより十分な圧入力とより十分なスリップトルクとのうち少なくともいずれか一方で受けることができ、さらに溶接部15への負荷を低減することができる。
さらに、支持部13の内径側には、デフケース5の一側壁17が径方向に沿って位置し、支持部13の外径側には、入力ギヤ3のギヤ部19にかけて円盤部21が径方向に沿って位置しているので、支持部13の径方向における入力ギヤ3とデフケース5との軸方向の肉厚を確保することができ、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との剛性を保持することができる。
また、一側壁17は、一方のサイドギヤ9より軸方向外側に配置されているので、一側壁17と一方のサイドギヤ9とが径方向に干渉することがなく、支持部13における一側壁17の軸方向の肉厚を確保することができ、支持部13におけるデフケース5の剛性を保持することができる。
さらに、デフケース5には、支持部13の軸方向内側端において、入力ギヤ3の軸方向内側への移動を規制する突当部23が形成されているので、デフケース5に対する入力ギヤ3の軸方向位置を位置決めすることができ、支持部13における入力ギヤ3とデフケース5との固定を安定化することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置では、最大値の圧入力が得られる支持部の径と、最大値のスリップトルクが得られる支持部の径とを示しているが、これに限らず、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間であれば、どのように支持部の径を設定してもよい。
1…デファレンシャル装置
3…入力ギヤ
5…デフケース
7…ピニオン(差動ギヤ)
9,11…サイドギヤ(出力ギヤ)
13…支持部
15…溶接部
R…支持部の径
17…一側壁
19…ギヤ部
21…円盤部
23…突当部

Claims (5)

  1. 駆動力が入力される環状の入力ギヤと、この入力ギヤと一体回転可能に設けられたデフケースと、このデフケースに支承されて自転可能であると共に前記デフケースの回転によって公転する差動ギヤと、この差動ギヤと噛み合って相対回転可能な一対の出力ギヤとを備えたデファレンシャル装置であって、
    前記入力ギヤと前記デフケースとの径方向間には、前記入力ギヤの内周面と前記デフケースの外周面とが互いにしまり嵌めにて当接する支持部が設けられ、
    前記支持部の軸方向外側端には、前記入力ギヤと前記デフケースとを一体に固定する溶接部が設けられ、
    前記支持部の径は、最大値から10%減じた圧入力が得られる径の範囲と、最大値から10%減じたスリップトルクが得られる径の範囲との間に設定されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 請求項1記載のデファレンシャル装置であって、
    前記支持部の径は、最大値の圧入力が得られる径と、最大値のスリップトルクが得られる径との間に設定されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  3. 請求項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、
    前記支持部の内径側には、前記デフケースの一側壁が径方向に沿って位置し、前記支持部の外径側には、前記入力ギヤのギヤ部にかけて円盤部が径方向に沿って位置していることを特徴とするデファレンシャル装置。
  4. 請求項3記載のデファレンシャル装置であって、
    前記一側壁は、前記一対の出力ギヤの一方より軸方向外側に配置されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置であって、
    前記デフケースには、前記支持部の軸方向内側端において、前記入力ギヤの軸方向内側への移動を規制する突当部が形成されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
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