JP2011012759A - デファレンシャル装置及びこのデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法 - Google Patents

デファレンシャル装置及びこのデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法 Download PDF

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昇 日向野
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Abstract

【課題】デフケースの鍛造を簡易化することができると共に、デフケースを小型化することができるデファレンシャル装置及びこのデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法を提供する。
【解決手段】デフケース3と、入力ギヤ5と、ピニオン7と、サイドギヤ9,11と、デフケース3とピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とからなる差動機構13とを備えたデファレンシャル装置1において、デフケース3に、一対のボス部15,17と、ピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とを収容する収容部19とを設け、入力ギヤ5を、ボス部15の外周に固定部21を介してデフケース3と一体回転可能に設け、収容部19の内部に、矩形状の空間部23を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に適用されるデファレンシャル装置及びこのデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法に関する。
従来、リングギヤなどの駆動力を入力させる入力ギヤが一体回転可能に設けられたデフケースを有するデファレンシャル装置としては、デフケースの円周上に円盤状の取り付け面を設け、この取り付け面にボルトなどの固定手段によってリングギヤがデフケースと一体回転可能に固定されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなデファレンシャル装置では、リングギヤがドライブピニオンなどの動力伝達ギヤと噛み合い、リングギヤからデフケースに駆動力が入力され、デフケースに収容された収容部材から駆動力が出力される。
特開平10−141475号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなデファレンシャル装置では、デフケースにリングギヤを取り付けるための取り付け面を設けているので、デフケースの外形が複雑化し、デフケースを鍛造させる際に、1回の鍛造でデフケースの外形を成形させることが困難であった。また、デフケースに取り付け面のようなフランジ部を設けているので、デフケース自体が大型化していた。
そこで、この発明は、デフケースの鍛造を簡易化することができると共に、デフケースを小型化することができるデファレンシャル装置及びこのデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法の提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、回転可能に配置されたデフケースと、このデフケースと一体回転可能に設けられ前記デフケースに駆動力を入力する入力ギヤと、前記デフケースに支承されて自転可能であると共に前記デフケースの回転によって公転するピニオンと、このピニオンと噛み合って相対回転可能な一対のサイドギヤと、前記デフケースと前記ピニオンと前記一対のサイドギヤとからなる差動機構とを備えたデファレンシャル装置であって、前記デフケースには、軸方向両側に円筒状に形成された一対のボス部と、この一対のボス部が設けられ前記ピニオンと前記一対のサイドギヤとを収容する収容部とが設けられ、前記入力ギヤは、前記一対のボス部のうち一方のボス部の外周に固定部を介して前記デフケースと一体回転可能に設けられ、前記収容部の内部には、矩形状の空間部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のデファレンシャル装置であって、前記空間部の軸方向投影面の幅は、前記ピニオンの径方向幅と略同等に設定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、前記入力ギヤと前記一方のボス部との間には、前記入力ギヤを径方向に支持する径方向支持部が設けられ、前記入力ギヤと前記収容部との間には、前記入力ギヤを軸方向に位置決めする軸方向当接部が設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置であって、前記固定部は、前記入力ギヤと前記一方のボス部との間に設けられた溶接部であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法であって、前記デフケースの素材を金型によって鍛造し、前記デフケースの外形を成形させる第1工程と、この第1工程の後、前記収容部が位置する部分を金型によって前記素材を外部に押し出し、前記収容部に前記空間部を成形させる第2工程とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のデフケースの製造方法であって、前記第2工程の後、前記収容部に孔及び前記空間部に前記一対のサイドギヤの支持部を成形させる第3工程と、この第3工程の後、前記デフケースの外形を仕上げ加工させる第4工程とを有することを特徴とする。
請求項1のデファレンシャル装置は、入力ギヤが一対のボス部のうち一方のボス部の外周に固定部を介してデフケースと一体回転可能に設けられているので、デフケースの外周に入力ギヤを取り付けるための取付部を形成させるなどデフケースの外形を複雑化させる必要がなく、デフケースの外周側が外側に張り出すことがない。このため、デフケースの外形の形状を簡易化させることができ、デフケースの鍛造を簡易化することができると共に、デフケースを小型化することができる。また、収容部の内部に矩形状の空間部が設けられているので、空間部の金型による成形が容易となり、収容部に複雑な加工を施す必要がない。
従って、デフケースの鍛造を簡易化することができると共に、デフケースを小型化することができる。
請求項2のデファレンシャル装置は、空間部の軸方向投影面の幅がピニオンの径方向幅と略同等に設定されているので、ピニオンを確実に収容部に保持しつつ、収容部に無駄な肉部を設ける必要がなく、デフケースを小型化することができる。
請求項3のデファレンシャル装置は、入力ギヤと一方のボス部との間に入力ギヤを径方向に支持する径方向支持部が設けられ、入力ギヤと収容部との間に入力ギヤを軸方向に位置決めする軸方向当接部が設けられているので、入力ギヤの径方向及び軸方向の位置を確実に保持することができ、入力ギヤからデフケースに入力される駆動力の伝達を安定化させることができる。
請求項4のデファレンシャル装置は、固定部が入力ギヤと一方のボス部との間に設けられた溶接部であるので、入力ギヤとデフケースとを一体回転可能に固定させる際に部材を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
請求項5のデフケースの製造方法は、デフケースの外形が簡易な形状であるので、第1工程においてデフケースの外形を1回の鍛造で成形することができる。また、収容部の空間部が矩形状であるので、第2工程において収容部が位置する部分を金型によって素材を外部に押し出して容易に空間部を成形することができる。
従って、デフケースの鍛造を簡易化することができると共に、デフケースを小型化することができる。
請求項6のデフケースの製造方法は、第1,第2工程の後に、デフケースの仕上げとして第3,第4工程を行えばよいので、デフケースの製造の工程を大幅に削減することができる。
本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の側面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のデフケースの断面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のデフケースの側面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のデフケースの製造過程での上面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のデフケースの正面図である。 本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置のデフケースの他例を示す側面図である。
図1〜図7を用いて本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置について説明する。
本実施の形態に係るデファレンシャル装置1は、回転可能に配置されたデフケース3と、このデフケース3と一体回転可能に設けられデフケース3に駆動力を入力する入力ギヤとしてのリングギヤ5と、デフケース3に支承されて自転可能であると共にデフケース3の回転によって公転するピニオン7と、このピニオン7と噛み合って相対回転可能な一対のサイドギヤ9,11と、デフケース3とピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とからなる差動機構13とを備えている。また、デフケース3には、軸方向両側に円筒状に形成された一対のボス部15,17と、この一対のボス部15,17が設けられピニオン7と一対のサイドギヤ9,11とを収容する収容部19とが設けられている。
そして、リングギヤ5は、ボス部15の外周に固定部21を介してデフケース3と一体回転可能に設けられ、収容部19の内部には、矩形状の空間部23が設けられている。
また、空間部23の軸方向投影面の幅は、ピニオン7の径方向幅と略同等に設定されている。
さらに、リングギヤ5とボス部15との間には、リングギヤ5を径方向に支持する径方向支持部25が設けられ、リングギヤ5と収容部19との間には、リングギヤ5を軸方向に位置決めする軸方向当接部27が設けられている。
また、固定部21は、リングギヤ5とボス部15との間に設けられた溶接部29である。
さらに、デフケース3の製造方法は、デフケース3の素材を金型(不図示)によって鍛造し、デフケース3の外形を成形させる第1工程と、この第1工程の後、収容部19が位置する部分を金型31によって素材を外部に押し出し、収容部19に空間部23を成形させる第2工程とを有する。
また、第2工程の後、収容部19に孔33及び空間部23に一対のサイドギヤ9,11の支持部35,37を成形させる第3工程と、この第3工程の後、デフケース3の外形を仕上げ加工させる第4工程とを有する。
図1〜図6に示すように、デフケース3は、一対のボス部15,17と、収容部19とを備えている。一対のボス部15,17は、収容部19の軸方向両側にそれぞれ収容部19と連続する一部材で円筒状に軸方向に延設され、それぞれベアリング(不図示)を介してキャリア(不図示)に回転可能に支持されている。収容部19は、外形が直方体状に成形され、内部に矩形状の空間部23が成形されている。この収容部19の空間部23には、ピニオン7と一対のサイドギヤ9,11などが収容されている。また、空間部23の軸方向投影面の幅は、ピニオン7の径方向幅と略同等に設定されており、収容部19が部材を保持するために必要な肉部を残して他の無駄な肉部が除かれ、デフケース3の軽量化がなされている。このデフケース3の一対のボス部15,17のうちボス部15の外周には、リングギヤ5がデフケース3と一体回転可能に固定されている。
リングギヤ5は、環状に形成され、内径側とボス部15の外周側との間に設けられた固定部21としての溶接部29を介してデフケース3と一体回転可能に固定されている。なお、溶接部29は、周方向に連続して設けてもよいし、周方向に複数設けてもよい。また、リングギヤ5とボス部15との径方向間には、リングギヤ5を径方向に支持する径方向支持部25が設けられ、リングギヤ5がデフケース3に対して径方向に支持、すなわちセンタリングされている。また、リングギヤ5と収容部19との軸方向間には、リングギヤ5を軸方向に位置決めする軸方向当接部27が設けられ、リングギヤ5が収容部19の軸方向端面と突き当たることにより、リングギヤ5がデフケース3に対して軸方向に位置決めされている。このリングギヤ5は、駆動力を伝達するドライブピニオンなどの動力伝達ギヤ(不図示)と噛み合い、駆動力が伝達されてデフケース3を回転駆動させる。
このようなデフケース3の収容部19の内部に設けられた空間部23には、差動機構13が収容され、リングギヤ5から入力された駆動力がデフケース3を介して差動機構13に伝達される。
差動機構13は、デフケース3を含め、ピニオンシャフト39と、ピニオン7と、一対のサイドギヤ9,11とを備えている。ピニオンシャフト39は、端部を収容部19の孔33に係合してピン41で抜け止めされ、デフケース3と一体に回転駆動される。
ピニオン7は、ピニオンシャフト39に支承されてデフケース3の回転によって公転する。また、ピニオン7は、一対のサイドギヤ9,11に駆動力を伝達すると共に、噛み合っている一対のサイドギヤ9,11に差回転が生じると回転駆動されるようにピニオンシャフト39に自転可能に支持されている。また、ピニオン7の背面側は、収容部19の形状に合わせて平面状に形成されており、ピニオン7の背面側と収容部19との間にはピニオン7の公転時に発生する径方向への移動を受けるワッシャ(不図示)が配置されている。このピニオン7は、一対のサイドギヤ9,11と噛み合いベベルギヤ式のギヤ組を構成している。
一対のサイドギヤ9,11は、ボス部43,45で収容部19の支持部35,37に相対回転可能に支持され、ピニオン7と噛み合っている。また、サイドギヤ9,11の背面側と収容部19との間には、ピニオン7との噛み合い反力によるサイドギヤ9,11の軸方向への移動を受けるスラストワッシャ47,49が配置されている。この一対のサイドギヤ9,11の内周側に形成されたスプライン形状の連結部51,53には、車両の左右輪にそれぞれ連結された駆動軸(不図示)が一体回転可能に連結され、左右輪側に駆動力を伝達する。
ここで、このように構成されたデファレンシャル装置1におけるデフケース3の製造方法について説明する。
まず、デフ軸心(デフケース3の軸心)の上下(図5中矢印で示す方向)でデフケース3の素材としてのビレットを上下金型(不図示)により押圧鍛造し、外形及び開口肉部の初期形状を成形させる。(第1工程)
次に、第1工程で成形された素材を収容部19が位置する開口肉部の部分を金型31によって素材を外部に押し出し、収容部19に空間部23を成形させる。(第2工程)
次に、第2工程で成形された収容部19に対して、一対のボス部15,17の孔55,57及びピニオンシャフト39の孔33と、一対のサイドギヤ9,11の支持部35,37とを旋盤により切削加工させる。(第3工程)
最後に、ピニオンシャフト39の孔33にピン41を固定する穴59の形成やデフケース3の外形などの仕上げ加工を旋盤及び中ぐり機により行う。(第4工程)
なお、デフケース3の外形は、直方体状に限らず、例えば、図7に示すように曲面であってもよい。この場合には、デフケース3の素材が円柱状であったときに、収容部19の両側面が平面状となるように鍛造させればよく、鍛造の際に用いる金型の形状を簡易化することができる。
このようなデファレンシャル装置1では、リングギヤ5がボス部15の外周に固定部21を介してデフケース3と一体回転可能に設けられているので、デフケース3の外周にリングギヤ5を取り付けるための取付部を形成させるなどデフケース3の外形を複雑化させる必要がなく、デフケース3の外周側が外側に張り出すことがない。このため、デフケース3の外形の形状を簡易化させることができ、デフケース3の鍛造を簡易化することができると共に、デフケース3を小型化することができる。また、収容部19の内部に矩形状の空間部23が設けられているので、空間部23の金型31による成形が容易となり、収容部19に複雑な加工を施す必要がない。
従って、デフケース3の鍛造を簡易化することができると共に、デフケース3を小型化することができる。
また、空間部23の軸方向投影面の幅がピニオン7の径方向幅と略同等に設定されているので、ピニオン7を確実に収容部19に保持しつつ、収容部19に無駄な肉部を設ける必要がなく、デフケース3を小型化することができる。
さらに、リングギヤ5とボス部15との間にリングギヤ5を径方向に支持する径方向支持部25が設けられ、リングギヤ5と収容部19との間にリングギヤ5を軸方向に位置決めする軸方向当接部27が設けられているので、リングギヤ5の径方向及び軸方向の位置を確実に保持することができ、リングギヤ5からデフケース3に入力される駆動力の伝達を安定化させることができる。
また、固定部21がリングギヤ5とボス部15との間に設けられた溶接部29であるので、リングギヤ5とデフケース3とを一体回転可能に固定させる際に部材を追加する必要がなく、部品点数を削減することができる。
さらに、デフケース3の製造方法においては、デフケース3の外形が簡易な形状であるので、第1工程においてデフケース3の外形を1回の鍛造で成形することができる。また、収容部19の空間部23が矩形状であるので、第2工程において収容部19が位置する部分を金型31によって素材を外部に押し出して容易に空間部23を成形することができる。
また、第1,第2工程の後に、デフケース3の仕上げとして第3,第4工程を行えばよいので、デフケース3の製造の工程を大幅に削減することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るデファレンシャル装置では、空間部の軸方向投影面の幅がピニオンの径方向幅と略同等に設定されているが、収容部の外形の軸方向投影面の幅をピニオンの径方向幅と略同等に設定するなど、ピニオンを収容部に確実に保持できる構成であれば収容部の外形の軸方向投影面の幅を最小限に設定してもよい。
1…デファレンシャル装置
3…デフケース
5…リングギヤ(入力ギヤ)
7…ピニオン
9,11…サイドギヤ
13…差動機構
15,17…ボス部
19…収容部
21…固定部
23…空間部
25…径方向支持部
27…軸方向当接部
29…溶接部
31…金型
33…孔
35,37…支持部

Claims (6)

  1. 回転可能に配置されたデフケースと、このデフケースと一体回転可能に設けられ前記デフケースに駆動力を入力する入力ギヤと、前記デフケースに支承されて自転可能であると共に前記デフケースの回転によって公転するピニオンと、このピニオンと噛み合って相対回転可能な一対のサイドギヤと、前記デフケースと前記ピニオンと前記一対のサイドギヤとからなる差動機構とを備えたデファレンシャル装置であって、
    前記デフケースには、軸方向両側に円筒状に形成された一対のボス部と、この一対のボス部が設けられ前記ピニオンと前記一対のサイドギヤとを収容する収容部とが設けられ、
    前記入力ギヤは、前記一対のボス部のうち一方のボス部の外周に固定部を介して前記デフケースと一体回転可能に設けられ、前記収容部の内部には、矩形状の空間部が設けられていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 請求項1記載のデファレンシャル装置であって、
    前記空間部の軸方向投影面の幅は、前記ピニオンの径方向幅と略同等に設定されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  3. 請求項1又は2記載のデファレンシャル装置であって、
    前記入力ギヤと前記一方のボス部との間には、前記入力ギヤを径方向に支持する径方向支持部が設けられ、前記入力ギヤと前記収容部との間には、前記入力ギヤを軸方向に位置決めする軸方向当接部が設けられていることを特徴とするデファレンシャル装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置であって、
    前記固定部は、前記入力ギヤと前記一方のボス部との間に設けられた溶接部であることを特徴とするデファレンシャル装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデファレンシャル装置におけるデフケースの製造方法であって、
    前記デフケースの素材を金型によって鍛造し、前記デフケースの外形を成形させる第1工程と、この第1工程の後、前記収容部が位置する部分を金型によって前記素材を外部に押し出し、前記収容部に前記空間部を成形させる第2工程とを有することを特徴とするデフケースの製造方法。
  6. 請求項5記載のデフケースの製造方法であって、
    前記第2工程の後、前記収容部に孔及び前記空間部に前記一対のサイドギヤの支持部を成形させる第3工程と、この第3工程の後、前記デフケースの外形を仕上げ加工させる第4工程とを有することを特徴とするデフケースの製造方法。
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