JP6168236B2 - ファイナルドライブ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の駆動系統に搭載される差動ギヤ機構を内蔵するファイナルドライブ装置に関するものである。
車両の駆動系統に使用される差動ギヤ機構を内蔵したファイナルドライブ装置は、例えば、推進軸の回転をファイナルドライブギヤ機構により最終減速すると共に、減速された推進力を差動ギヤ機構を介して左右の駆動車輪に出力するよう構成されている。
特表2012−530222号公報には、対向状態で配置された平板状のヘリカルフェースギヤと当該ヘリカルフェースギヤに噛合うヘリカルピニオンとから差動ギヤ機構を構成して、車軸方向寸法を短縮化したファイナルドライブ装置が開示されている。この差動ギヤ機構を、ディファレンシャルケースに内蔵させて、当該ディファレンシャルケースをドライブピニオン・リングギヤからなるファイナルドライブギヤ機構により駆動するようにしている。
特開2008−95774号公報には、対向状態で配置された平板状のフェースギヤと当該フェースギヤに噛合う平歯車のピニオンから差動ギヤ機構を構成して、車軸方向寸法を短縮化したファイナルドライブ装置が開示されている。この差動ギヤ機構を、ディファレンシャルケースに内蔵させて、当該ディファレンシャルケースをドライブピニオン・リングギヤからなるファイナルドライブギヤ機構により駆動するようにしている。
しかしながら、上記いずれの従来例でも、差動ギヤ機構をディファレンシャルケースに内蔵させ、当該ディファレンシャルケースをハウジングに回転可能に取付けるようにしている。このため、差動ギヤ機構とハウジングとの間に、ディファレンシャルケースを配置するためのスペースを必要とし、車軸方向寸法が大きくなり、ファイナルドライブ装置が大型化する課題があった。一方で、ディファレンシャルケースは、リングギヤとピニオンギヤやサイドギヤとの間の位置関係を固定するもので、ディファレンシャル装置の機能を発揮するために重要な要素であるので、これを単純に廃することはできない。
したがって、この発明の目的は、車軸方向寸法が短縮されて小型化されたファイナルドライブ装置を提供することである。
本発明のある態様によれば、ファイナルドライブ装置は、ドライブピニオンとこのドライブピニオンに噛合うリングギヤからなるファイナルドライブギヤ機構と、ピニオンメートシャフトに回転可能に支持されたピニオンと当該ピニオンに車軸方向両側から噛合う一対のサイドギヤとからなる差動ギヤ機構と、をハウジング内に内蔵して備え、ピニオンが支持されたピニオンメートシャフトと一体として車軸周り方向に回転するとともにリングギヤに固定されるピニオンキャリアを有しており、ピニオンキャリアは、ピニオンの自転を許容して該ピニオンを収容するピニオン収容部を備え、ピニオンに噛み合う一対のサイドギヤは、その自転が許容された状態で前記ハウジングに対して位置固定される。
図1は本発明の第1実施形態のファイナルドライブ装置を示す概略断面図である。 図2は図1のファイナルドライブ装置のC−C断面図である。 図3は第1実施形態のファイナルドライブ装置の分解状態を示す説明図である。 図4は第1実施形態の変形例のファイナルドライブ装置の概略断面図である。 図5は本発明の第2実施形態のファイナルドライブ装置の要部断面図である。 図6は第2実施形態の変形例のファイナルドライブ装置の要部断面図である。 図7は変形例のファイナルドライブ装置におけるボックス部材を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明を適用した第1実施形態のファイナルドライブ装置を示す断面図である。ファイナルドライブ装置は、ハウジング10内に、車両の駆動系統の最終減速を行うファイナルドライブギヤ機構20と、左右駆動輪の回転差を吸収する差動ギヤ機構30と、を内蔵して備える。ハウジング10は、ドライブピニオン21を支持するドライブピニオンリテーナ13と、ファイナルドライブギヤ機構20及び差動ギヤ機構30を収容する本体ケース11と、本体ケース11の開口部を閉じるリテーナケース12と、により形成されている。
ファイナルドライブギヤ機構20は、例えばプロペラシャフト等の推進軸により駆動されるドライブピニオン21(ハイポイドピニオン)と、当該ドライブピニオン21に噛合うリングギヤ22(ハイポイドリングギヤ)と、を備える。
ドライブピニオン21はピニオン軸21Aを一体に備える。ピニオン軸21Aはフロントベアリング23A及びリアベアリング23Bを介してドライブピニオンリテーナ13に回転可能に支持される。ドライブピニオンリテーナ13は、後述するように、ハウジング10を構成する本体ケース11に取付けられる。ピニオン軸21Aの車体前方側端部にはフランジ21Bが設けられている。ピニオン軸21Aは、フランジ21Bを介して図示しないプロペラシャフト等から回転駆動される。
リングギヤ22は、環状のピニオンキャリア40に固定されている。ピニオンキャリア40はベアリング41を介してハウジング10(ここでは、本体ケース11)に回転可能に支持されている。ピニオンキャリア40は、後述するように、差動ギヤ機構30の複数のピニオン32を回転可能に支持する。本実施例では、リングギヤ22の背面及び内周面の一部がピニオンキャリア40の側面及び外周面の一部に対して、例えば、溶接やボルト等により固定されて、ピニオンキャリア40とリングギヤ22とは一体に形成される。
差動ギヤ機構30は、フェースギヤを対面させて備える一対のサイドギヤ31A,31Bと、対面するフェースギヤの双方に噛合う複数(例えば、4個)のピニオン32とを備える。
一対のサイドギヤ31A,31Bは、対向する面にピニオン32と噛合う円盤状のフェースギヤを備える。フェースギヤは、ピニオン32に対して創成噛合いする歯形形状を備える円盤状の歯車である。一対のサイドギヤ31A,31Bは、図上左右方向の車軸回りに回転可能である。
一対のサイドギヤ31A,31Bは、各々背面となる図上左右方向のに延在し、内面にスプライン34A(若しくはセレーション)を備えたボス部34を備える。一対のサイドギヤ31A,31Bは、ボス部34の外周に配置したサイドベアリング42A,42Bを介して、ハウジング10(ここでは、本体ケース11とリテーナケース12)に回転可能に支持される。言い換えれば、一対のサイドギヤ31A,31Bは、ディファレンシャルケースを介することなく、直接ハウジング10に対して、回転可能に支持されている。各ボス部34のスプライン34A(若しくはセレーション)は、図示しない駆動車輪に連結したアクスルシャフト(車軸)に、スプライン結合(若しくはセレーション結合)される。
複数のピニオン32は、平歯車若しくはヘリカル歯車により構成されている。複数のピニオン32は、サイドギヤ31A,31Bの回転軸とは直交する面内(すなわち、図の紙面に対して直交する面内)において、それぞれ放射状に4本配置されたピニオンメートシャフト33に回転可能に支持される。複数のピニオンメートシャフト33は、その基端側領域及び先端側領域において、後述するように、ピニオンキャリア40に取付けられている。なお、図においてピニオンメートシャフト33の数は4つであるが、これに限定されるものではない。
図2を参照すると、ピニオンキャリア40は、ピニオン32をそれぞれ収容する上記回転軸方向に貫通したピニオン収容孔42を備える。また、ピニオンキャリア40は、車軸に対して直交するとともに、各ピニオン収容孔42に連通するシャフト孔43を備える。そして、それぞれのピニオン収容孔42にピニオン32を収容させ、当該シャフト孔43とピニオン32の軸孔32Aとにピニオンメートシャフト33を挿入することにより、各ピニオン32をピニオンメートシャフト33回りに回転可能に支持する。
各ピニオン32は、サイドギヤ31A,31Bの上記回転軸方向における両側面にギヤ歯を突出させた状態でピニオンメートシャフト33に取付けられ、当該ギヤ歯は両サイドギヤ31A,31B(フェースギヤ)とそれぞれ噛合う。各ピニオン32は、ピニオンキャリア40と一体となって回転(公転)可能であり、サイドギヤ31A,31B同士に差動がある場合には、ピニオンメートシャフト33回りにピニオンキャリア40に対して回転(自転)可能となる。
各シャフト孔43の先端は、リングギヤ22の内周面が嵌合するピニオンキャリア40の外周面に開口している。このため、各ピニオンメートシャフト33は、ピニオンキャリア40の外周面からそれぞれシャフト孔43に挿入した後に、当該外周面にリングギヤ22を嵌合させることにより、抜け止めされる。
以上のように、ピニオンキャリア40とリングギヤ22と差動ギヤ機構30のピニオン32とは一体化された組立体を構成する。このため、上記組立体に一対のサイドギヤ31A,31Bを組合せることにより、差動ギヤ機構30とリングギヤ22とが組合わされたデフリングギヤ組立体Aを構成することができる。
一方、ドライブピニオンリテーナ13は、フロントベアリング23A及びリアベアリング23Bを収容してピニオン軸21A及びドライブピニオン21を回転可能に支持している。ドライブピニオンリテーナ13の外周には、取付フランジ13Aが形成されている。ドライブピニオンリテーナ13、フロントベアリング23A及びリアベアリング23B、並びにピニオン軸21A及びドライブピニオン21は、組立状態で一体とでき、ドライブピニオンユニットBを構成する。このため、これらはドライブピニオンユニットBとして、ハウジング10(本体ケース11)に対して取付及び取外しすることができる。
本体ケース11は、ベアリング類を支持する一方の側壁11Aと、一方の側壁11Aから筒状に隆起させた前方壁11B,後方壁11C及び図示しない上下壁と、からなる有底筒状に形成されている。本体ケース11は、内部にファイナルドライブギヤ機構20及び差動ギヤ機構30を収容する。本体ケース11は、底部となる一方の側壁11Aに設けた筒状突起に支持したベアリング41により、ピニオンキャリア40を回転自在に支持する。また、本体ケース11は、底部となる一方の側壁に支持したサイドベアリング42Aにより、一方のサイドギヤ31Aを回転可能に支持する。また、本体ケース11は、底部となる一方の側壁11Aに、一方のサイドギヤ31Aのボス部34を貫通させる貫通孔11Dを備える。
また、本体ケース11の前方壁11Bには、ドライブピニオン21を本体ケース11内に受入れるための開口11Eを備える。そして、当該開口11Eを通してドライブピニオン21を本体ケース11内に受入れる。そして、前方壁11Bの開口11Eの縁に、ドライブピニオンリテーナ13の取付フランジ13Aを固定することにより、ドライブピニオン21を本体ケース11に固定して保持する。
リテーナケース12は、本体ケース11の開口部分を閉じるように、当該本体ケース11の前方壁11B,後方壁11C及び上下壁の先端(開口端)に取付けられて、ハウジング10の他方の側壁12Aを形成する。リテーナケース12は、他方の側壁12Aに設けた筒状突起に支持したサイドベアリング42Bにより、他方のサイドギヤ31Bを回転可能に支持する。また、他方の側壁12Aには他方のサイドギヤ31Bのボス部34を貫通させる貫通孔12Bを備える。
図3は、本実施形態におけるファイナルドライブ装置の分解状態を示す概略断面図である。
このファイナルドライブ装置では、本体ケース11、リテーナケース12、ドライブピニオンユニットB、デフリングギヤ組立体Aとに4分割することができる。このため、このファイナルドライブ装置では、本体ケース11、リテーナケース12、ドライブピニオンユニットB、デフリングギヤ組立体A、をそれぞれ独立させて組立てることができる。そして、各々組立てられた本体ケース11、リテーナケース12、ドライブピニオンユニットB、デフリングギヤ組立体Aを、以下のように、組合せる。即ち、本体ケース11に、先ずデフリングギヤ組立体Aを組付け、次いでリテーナケース12を取付け、最後に、ドライブピニオンユニットBを取付けることにより、ファイナルドライブ装置の組立を完了させることができる。
このようなファイナルドライブ装置では、ピニオン軸21Aを入力側として回転駆動される。ピニオン軸21Aの回転により、ドライブピニオン21に噛合うリングギヤ22がピニオンキャリア40と共に回転される。ピニオンキャリア40の回転により、差動ギヤ機構30のピニオン32が公転する。ピニオン32の公転により、ピニオン32に噛合っている両サイドギヤ31A,31Bが回転し、両サイドギヤ31A,31Bにそれぞれ結合されている双方のアクスルシャフトが回転駆動される。また、両サイドギヤ31A,31Bの回転に差動がある場合には、当該差動を吸収するようピニオン32がピニオンメートシャフト33回りに自転しつつ双方のアクスルシャフトを回転駆動する。
ドライブピニオン21およびリングギヤ22は、ハウジング10内に貯留させた潤滑油に浸漬している。このため、ドライブピニオン21およびリングギヤ22が回転駆動されることにより、これらギヤにより潤滑油が上方に掻き上げられてハウジング10内で循環される。掻き上げられた潤滑油は、ハウジング10内で、ファイナルドライブギヤ機構20や差動ギヤ機構30の噛み合い部だけでなく、ハウジング10内のベアリング41,42A,42B,23A,23B等の各部を潤滑する。これにより、ファイナルドライブギヤ機構20や差動ギヤ機構30の噛み合い部を潤滑するように供給される潤滑油により、ハウジング10内のベアリング41,42A,42B,23A,23B等の各部の潤滑も行うことができる。従って、従来と同様の態様で潤滑油を供給するだけで、ハウジング10に対するピニオンキャリア40やサイドギヤ31A,31Bのスムーズな回転を実現し、ディファレンシャルの機能の維持を図ることができる。
図4は、本実施形態に係る変形例のファイナルドライブ装置を示す概略断面図である。
本変形例のファイナルドライブ装置では、リングギヤ22が、図1に示したピニオンメートシャフト33上の位置と比べて側壁12A側寄り(図上右側)の位置に配されており、この位置においてピニオンキャリア40に固定された状態とされている。即ち、リングギヤ22が、ピニオン32に対して側壁12A側にオフセットしている。そして、ピニオンキャリア40のシャフト孔43の先端側は、本体ケース11内の空間に連通した開口端に位置している。これに伴い、シャフト孔43に挿入されるピニオンメートシャフト33の抜け止めとして、ピニオンキャリア40と当該ピニオンメートシャフト33とを軸方向に貫通させた状態で止めピン44が設けられている。
また、ドライブピニオン21は、図1の形態と比較して、リングギヤ22のピニオン32に対する側壁12A側方向へオフセットしている分だけ差動ギヤ機構30から遠ざけて配置されている。その他の構成は、図1及び図2で示した構成と同様である。
本変形例においては、ピニオンキャリア40のシャフト孔43の先端側にリングギヤ22が嵌合されることなく、シャフト孔43の先端は開口として開いている。このため、ピニオンキャリア40とリングギヤ22と差動ギヤ機構30のピニオン32との組立体を組立てた後においても、また、分解時においても、止めピン44を抜取ることにより、ピニオンメートシャフト33を抜き出すことができ、容易に交換可能である。また、その際に、ピニオンキャリア40からリングギヤ22を取外す必要がないため、ピニオンキャリア40とリングギヤ22とを溶接等により固定して一体化させることができる。
上記した本実施形態のファイナルドライブ装置によれば、以下の効果を得ることができる。
ファイナルドライブ装置は、ファイナルドライブギヤ機構20と差動ギヤ機構30とをハウジング10内に内蔵して備える。ファイナルドライブギヤ機構20は、ドライブピニオン21と当該ドライブピニオン21に噛合うリングギヤ22から構成されている。差動ギヤ機構30は、ピニオンメートシャフト33に回転可能に支持されたピニオン32と当該ピニオン32に軸方向両側から噛合う一対のサイドギヤ31A,31Bとから構成されている。そして、ファイナルドライブ装置は、ピニオン32が支持されたピニオンメートシャフト33と一体として車軸周り方向に回転し、リングギヤ22に固定されるピニオンキャリア40を備え、このピニオンキャリア40がピニオン32の自転を許容して該ピニオン32を収容するピニオン収容孔42を備える。さらに、一対のサイドギヤ31A,31Bは、その自転が許容された状態でハウジング10に対して位置固定されている。
従って、ピニオンキャリア40により、リングギヤ22とピニオン32との位置関係が固定されるとともに、サイドギヤ31A,31Bもハウジング10に対して位置固定されることとなるので、従来のディファレンシャルケースが無くとも上述の位置固定機能や差動機能が発揮されることとなる。これにより、ディファレンシャルケースの存在による車軸方向(図の左右方向)寸法の増加を防止することができ、ファイナルドライブ装置の車軸方向寸法を小型化することができる。
しかも、差動ギヤ機構30を構成するサイドギヤ31A,31Bは、平歯車若しくはヘリカル平歯車により構成したピニオン32に噛合う円盤状のフェースギヤにより構成しているため、その車軸方向の寸法を短縮することができ、この点でも、ファイナルドライブ装置の車軸方向寸法を小型化することができる。
また、本実施形態のファイナルドライブ装置では、差動ギヤ機構30を構成するピニオン32を回転可能に支持するピニオンキャリア40には、リングギヤ22が固定して支持される。さらに、ピニオンキャリア40は、ピニオンメートシャフト33と一体の車軸周り方向の回転が許容される状態でハウジング10に位置固定される。従って、ピニオンキャリア40はハウジング10に対して安定した位置固定状態をとるので、このピニオンキャリア40に固定支持されたリングギヤ22も安定した位置固定状態をとり、結果としてリングギヤ22のドライブピニオン21に対する正確な歯当りを確保できる。さらに、ピニオン32のサイドギヤ31A,31Bに対する歯当りを精度よく確保することができる。また、本実施の形態のファイナルドライブ装置では、ピニオンキャリア40は、ピニオンメートシャフト33に沿って車体前後方向に延在する。従って、ピニオンキャリア40は、ピニオンメートシャフト33から車軸方向外側に進出することなく、サイドギヤ31A、31Bの側部にも入り込まない。すなわち、へ、従来のように、本体ケース11とサイドギヤ31Aの側部との間にデフケースを配置するためのスペースを形成する必要が無いので、このスペースが削減できる分、車軸方向の寸法をより確実に減少させることができる。
さらに、本実施形態のファイナルドライブ装置では、ファイナルドライブギヤ機構20及び差動ギヤ機構30を内蔵して車軸方向における一方側の端部(図上右側の端部)が開放され、車軸方向一方側のサイドギヤ31Aとピニオンキャリア40の該車軸方向一方側部分(図上の左側の部分)からベアリング41,42Aを介して回転可能に支持される本体ケース11と、本体ケース11の車軸方向一方側の開放した端部に取り付けられ、差動ギヤ機構30の車軸方向他方側のサイドギヤ31Bがベアリング42Bを介して回転可能に支持されるリテーナケース12と、本体ケース11の車体前方側に設けた開口11Eの縁に固定され、ドライブピニオン21のピニオン軸21Aがベアリング23A,23Bを介して回転可能に支持されるドライブピニオンリテーナ13と、からハウジング10を構成している。
このような分割構造を採用することにより、予め、ドライブピニオンユニットB及びデフリングギヤ組立体Aを組立て、本体ケース11に、デフリングギヤ組立体Aを組付け、次いでリテーナケース12を取付け、最後に、ドライブピニオンユニットBを取付けることにより、組立を完了させることができる。なお、デフリングギヤ組立体Aは、ピニオンキャリア40とリングギヤ22と差動ギヤ機構30のピニオン32とを一体化して組立て、次いで一対のサイドギヤ31A,31Bを組合せて、差動ギヤ機構30とリングギヤ22とを組合せて構成することができる。また、ドライブピニオンユニットBは、ドライブピニオンリテーナ13、フロントベアリング23A及びリアベアリング23B、並びにピニオン軸21A及びドライブピニオン21を組合せることで構成できる。従って、本実施形態のファイナルドライブ装置では、ディフアレンシャルケースを用いることなく、差動ギヤ機構30をハウジング10内に容易に組立てることができる。
また、差動ギヤ機構30を構成するピニオン32を平歯車として構成する場合には、スラスト方向(ピニオンメートシャフト33の軸方向)の荷重が発生しない構造とできる。このため、ピニオン32を回転可能に支持するピニオンキャリア40についても、スラスト荷重の発生を想定することなく強度設計を行うことができ、軽量化することができる。
(第2実施形態)
図5〜図7は、本発明を適用した第2実施形態のファイナルドライブ装置である。そして、図5は本実施の形態に係るファイナルドライブ装置の要部断面図、図6,7は変形例のファイナルドライブ装置の要部断面図及び斜視図である。本実施形態においては、いずれか一方のサイドギヤ31B(31A)のボス部34が、ピニオンメートシャフト33の基端部分まで延在させるようにした構成を第1実施形態に追加したものである。なお、第1実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
図5に示すファイナルドライブ装置では、いずれか一方(図示例では、他方)のサイドギヤ31B(31A)のボス部34を、ピニオンメートシャフト33の基端部分までの領域に延在させるようにした。また、これに伴い、ピニオンメートシャフト33の基端の支持構造を下記のように変更している。即ち、ピニオンメートシャフト33の基端を、ピニオンキャリア40の内径側領域で支持させる第1の実施の形態に代えて、本実施の形態では、ボス部34の外周に円周方向溝35を形成し、当該円周方向溝35内にピニオンメートシャフト33の基端を挿入して支持する構成としている。結果として、ピニオンメートシャフト33は、その先端領域のみがピニオンキャリア40により支持される片持ち支持構造となっている。その他の構成は、第1実施形態と同様に構成している。
しかし、前述したように、ピニオンメートシャフト33により支持するピニオン32を平歯車で形成する場合には、スラスト方向(ピニオンメートシャフト33の軸方向)の荷重が作用せず、純粋に駆動トルクに耐える強度を備えればよい。このため、ピニオンキャリア40に設けるシャフト孔43とピニオンメートシャフト33との結合強度を向上させることにより耐久性を確保することができる。
このファイナルドライブ装置では、いずれか一方のサイドギヤ31B(31A)のボス部34を、ピニオンメートシャフト33の基端部分まで延在させて形成する構成を備える。ボス部34の内面に配置されているスプライン34Aは、アクスルシャフトに対して駆動力を伝達するための強度を確保する必要があるため、その長さを短縮することができない。このため、ボス部34をピニオンメートシャフト33の基端部分まで延在させて形成することにより、ボス部34の車軸方向寸法を維持しつつサイドギヤ31B(31A)から車軸方向外側領域への出っ張りを短縮することができる。結果として、ファイナルドライブ装置の車軸方向寸法をより一層小型化することができる。
また、ピニオンメートシャフト33の基端部分まで延在させて形成したボス部34の外周面に、ピニオンメートシャフト33の基端を車軸方向の両側から挟んで保持する溝35を形成している。ピニオンメートシャフト33は、複数、例えば、3本以上(図では4本)が配置される。ピニオンメートシャフト33の基端が、ボス部34の外周に設けた溝35に挿入されることにより、当該基端の位置決めができると共に、軸方向に保持することができる。これにより、ピニオンメートシャフト33に加わるサイドギヤ31A,31Bとの噛合い反力は、その大部分がピニオンキャリア40に受持たれるが、その一部をボス部34にも分担させることができる。
図6、7に示す変形例のファイナルドライブ装置では、複数のピニオンメートシャフト33の基端を、ボス部34に支持させることに代えて、ボス部34の外周にボックス部材36に支持させる構成を、図5の形態に追加したものである。ボックス部材36は、図7に示すように、サイドギヤ31A,31B間に延在されたボス部34の外周面に支持される支持孔36Aと、ピニオンメートシャフト33の基端が嵌合する複数のシャフト孔36Bが形成されている。
ボックス部材36は、図6に示すように、両サイドギヤ31A,31Bで挟まれる領域に延在させて形成したボス部34の外周面に支持孔36Aを支持させて、ボス部34に回転自在に配置される。各ピニオンメートシャフト33の基端は、ボックス部材36に設けた半径方向の複数のシャフト孔36Bに挿入され、ボックス部材36により基端側から支持される。即ち、各ピニオンメートシャフト33は、ボックス部材36のシャフト孔36Bに嵌合して基端側が支持され、先端側はピニオンキャリア40のシャフト孔43に支持される。このため、ピニオンメートシャフト33に加わるサイドギヤ31A,31Bとピニオン32との噛合い反力は、その大部分がピニオンキャリア40に受持たれるが、その一部をボックス部材36にも分担させることができる。結果として、各ピニオンメートシャフト33の支持剛性を補強する作用を得ることができる。
また、ボックス部材36は、差動ギヤ機構30の差動がない場合には、ピニオンキャリア40及びピニオン32、並びに両サイドギヤ31A,31Bが一体となって回転するため、サイドギヤ31A,31Bのボス部34に対しても、相対回転を伴わずに一体となって回転する。また、差動ギヤ機構30に差動がある場合には、ピニオンキャリア40及びピニオン32と両サイドギヤ31A,31Bとが相対回転するため、ボックス部材36がサイドギヤ31A,31Bのボス部34に対しても相対回転し、両者間で摺動摩擦を生ずる。このため、ボックス部材36は、潤滑性に優れた材料(例えば、銅90%、錫10%程度の銅合金、いわゆる砲金)により構成することにより、ボス部34に対して焼き付き等を防止することができる。
上記した本実施形態のファイナルドライブ装置によれば、第1実施形態における効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のファイナルドライブ装置では、いずれか一方のサイドギヤ31B(31A)のボス部34を、両サイドギヤ31A,31Bで挟まれる領域に延在させて形成している。これにより、内面に配置されているスプライン34Aの強度確保のために短縮できない、ボス部34の軸方向寸法を維持しつつ、サイドギヤ31B(31A)からの軸方向外側領域への出っ張りを短縮することができる。結果として、ファイナルドライブ装置の軸方向寸法をより一層小型化することができる。
図5に示す形態のファイナルドライブ装置では、ピニオンメートシャフト33の基端部分まで延在させたボス部34の外周面に、ピニオンメートシャフト33の基端を軸方向の両側から挟んで保持する溝35を形成している。このため、ピニオンメートシャフト33を複数、例えば、3本以上を配置する場合に、その基端の位置決めができると共に、軸方向に保持することにより、サイドギヤとの噛合い反力を分担させることができる。
変形例のファイナルドライブ装置では、両サイドギヤ31A,31Bで挟まれる領域に延在させたボス部34の外周面に、ボックス部材36が回転可能に嵌合され、ピニオンメートシャフト33の基端は、当該ボックス部材36に支持されている。即ち、各ピニオンメートシャフト33の基端は、ボックス部材36の支持孔36Aに嵌合して支持され、先端側はピニオンキャリア40のシャフト孔43に支持される。このため、各ピニオンメートシャフト33の支持剛性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。

Claims (7)

  1. ドライブピニオンと当該ドライブピニオンに噛合うリングギヤからなるファイナルドライブギヤ機構と、ピニオンメートシャフトに回転可能に支持されたピニオンと当該ピニオンに車軸方向両側から噛合う一対のサイドギヤとからなる差動ギヤ機構と、をハウジング内に内蔵して備えるファイナルドライブ装置であって、
    前記ピニオンが支持された前記ピニオンメートシャフトと一体として車軸周り方向に回転するとともに前記リングギヤに固定されるピニオンキャリアを有し、
    前記ピニオンキャリアは、前記ピニオンの自転を許容して該ピニオンを収容するピニオン収容部を備え、
    前記ピニオンに噛み合う一対のサイドギヤは、その自転が許容された状態で前記ハウジングに対して位置固定され、
    前記ピニオンキャリアは、前記ピニオンメートシャフトに沿って車体前後方向に延在するファイナルドライブ装置。
  2. 請求項1に記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記ピニオンキャリアは、前記ピニオンメートシャフトと一体の車軸周り方向の回転が許容される状態で前記ハウジングに対して位置固定されるファイナルドライブ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記ハウジングは、
    ファイナルドライブギヤ機構及び差動ギヤ機構を内蔵して車軸方向における一方側の端部が開放され、車軸方向他方側のサイドギヤと前記ピニオンキャリアの該車軸方向他方側部分が軸受を介して回転可能に支持される本体ケースと、
    前記本体ケースの車軸方向一方側の開放した端部に取り付けられ、差動ギヤ機構の車軸方向一方側のサイドギヤが軸受を介して回転可能に支持されるリテーナケースと、前記本体ケースにおける車体前方側に設けた開口縁に固定され、前記ドライブピニオンのピニオン軸が軸受を介して回転可能に支持されるドライブピニオンリテーナと、
    から構成されているファイナルドライブ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記一対のサイドギヤが、フェースギヤで構成され、
    前記差動ギヤ機構の前記ピニオンは、平歯車で構成されるファイナルドライブ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記一対のサイドギヤは、それぞれ、車軸が挿入されるボス部を有し、
    いずれか一方の前記サイドギヤのボス部が、前記ピニオンメートシャフトの基端部分まで延在するファイナルドライブ装置。
  6. 請求項5に記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記ボス部における前記ピニオンメートシャフトの基端部分まで延在する部分外周面には、前記ピニオンメートシャフトの基端を車軸方向から挟んで突き当て保持する溝が設けられているファイナルドライブ装置。
  7. 請求項5に記載のファイナルドライブ装置であって、
    前記一対のサイドギヤで挟まれる領域に延在させたボス部の外周面に、ボックス部材が回転可能に嵌合され、
    前記ピニオンメートシャフトの基端は、前記ボックス部材に支持されているファイナルドライブ装置。
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