JP2006124240A - 光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマバーナを熱源とした内付けCVD法を用いて、出発パイプの最高温度を低く保ちつつ、広い加熱幅を得ることが可能で、未焼結や気泡のない光ファイバ母材の製造方法を提供すること。
【解決手段】加熱源としてプラズマバーナを用いて内付けCVD法による光ファイバ母材の製造方法において、該プラズマバーナを前記出発パイプに対して100mm/分以上の速度で移動させ、前記出発パイプの肉厚をdとしたとき、該出発パイプの温度が(1100+100×d)℃以上となる時間が20秒以上であり、かつ、最高温度が(1800+100×d)℃以下となるように加熱温度を制御しながら加熱することを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
【選択図】図3

Description

本発明は熱源としてプラズマバーナを用いた光ファイバ母材の製造方法に関する。さらに詳細には、未焼結部分や気泡の少ないガラス膜を高堆積速度で製造することのできる内付けCVD法による光ファイバ母材の製造方法に関する。
周知のように、内付けCVD法による光ファイバ母材の製造は酸素ガスとともにSiCl4、GeCl4等のガラス原料を気化させて石英等からなる基板パイプの内部に導入し、該基板パイプを回転させながら熱源でその周囲を1600℃程度の高温に加熱して、原料ガスを酸化反応させることによりSiO2等の微粉末を合成して該基板パイプの内壁に堆積させ、これを加熱することにより溶融して透明化してガラス母材とするものである。
従来、この内付けCVD法による光ファイバ母材の製造には、熱源として水素(H2)と酸素(O2)の混合ガスや、プロパン(C38)とO2との混合ガスを用いた酸水素バーナが使用されてきた。しかし、これらの熱源を用いた場合には、加工するガラス体の表面からH2や水酸基(OH基)などがガラス体の内部に侵入して拡散し、このガラス体から得られた光ファイバの伝送損失を劣化させてしまうことがあった。
このような状況から、水素を使用しない熱源であるプラズマバーナによりガラス体を加熱することが提案されている。プラズマバーナでは、高周波電流を供給したコイルの中心部に、例えば石英ガラスなどで作られた管状のトーチ本体が挿入され、このバーナ本体にアルゴン(Ar)や空気などを導入してバーナ本体の大きさに応じたプラズマ火炎を発生させることができる。そこで内付けCVD法において熱源としてプラズマバーナを使用した、H2やOH基等の不純物の少ない光ファイバ製品が得られる光ファイバプリフォームの作製方法が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
このように、H2を用いないプラズマバーナを用いることにより、従来の酸水素を用いるバーナを使用する場合に比べてガラス体へのH2やOH基等の不純物の侵入は大幅に抑制される。
しかしながら、内付けCVD法において熱源としてプラズマバーナを用いた場合、プラズマ火球が数千度から1万数千度まで達することから酸水素バーナを用いた場合と比べ加熱対象である出発パイプは高温になりやすい。内付けCVD法において、例えばGeが添加されたガラス膜を堆積する場合等では、GeOの生成による気泡の発生を抑制するために、加熱の最高温度を低く保つことが求められる。一方、生産性向上の観点から、例えば1.3g/分以上の高堆積速度でもってガラス膜を堆積させようとする場合、ガラス膜を完全に焼結させるために広い加熱幅とすることが求められるが、熱源として従来のプラズマバーナを使用した場合では最高温度を上げずに出発パイプの加熱幅を広げることが困難であり、そのため1.3g/分以上の高堆積速度でガラス膜を堆積させようとすると未焼結であったり気泡が発生するという問題点があった。
加熱幅を広げる方法としてプラズマバーナの大口径化が考えられ、例えば特許文献2に開示されているように、内部にカーボンなどの導電性物質を入れることでプラズマバーナの大口径化は可能である。しかし、このような内部にカーボンなどの導電性物質を入れるタイプのプラズマバーナを用いると不純物の混入、加熱幅が経時変化するなどの難点があって内付けCVD法による光ファイバ母材の製造用の熱源としては好ましくない。
加熱幅を広げる他の方法としては、特許文献3に開示されている誘導プラズマ発生装置を使用しても可能である。しかし、このようなタイプの誘導プラズマ発生装置では、誘導プラズマの点弧源として低周波を用いているため表皮効果が減少し、バーナの中心温度が上昇してしまう上、バーナ内部に流すガスとしてArを使用しており、プラズマ温度が高温となるため内付けCVD法における熱源としては好ましくない。
特許第2818735号公報 特開平8−195295号公報 特開平7−307199号公報
本発明はこのような状況に鑑み、プラズマバーナを熱源とした内付けCVD法を用いて、未焼結部分や気泡が少なく、1.3g/分以上の高堆積速度を得ることができる光ファイバ母材の製造方法を提供することを目的としている。
本発明者等は内付けCVD法により光ファイバ母材を製造する際の熱源として従来から用いられていたものよりも内径の大きいプラズマバーナを用いることによって加熱幅を広げるとともに、出発パイプの加熱温度範囲、出発パイプの肉厚や断面積に応じてプラズマバーナに供給されるガスの流量、熱源であるプラズマバーナの移動速度等を制御することによって加熱面を特定の温度範囲内に保つように制御し、その高温化を抑制することにより上記目的を達成し得ることを見いだし、本発明に到った。
本発明の光ファイバ母材の製造方法は以下の(1)〜(6)の構成からなる。
(1)ガラス原料を含むガスを出発パイプ内に導入し、該出発パイプの軸方向に移動する熱源により該出発パイプを外周面から加熱して、その内部を流れる前記ガラス原料を酸化させて該出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させる、光ファイバ母材の製造方法において、前記熱源がプラズマバーナであり、前記出発パイプの肉厚をdとしたとき、該出発パイプの温度が(1100+100×d)℃以上となる時間が20秒以上であり、かつ、最高温度が(1800+100×d)℃以下となるように加熱温度を制御することを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
(2)前記プラズマバーナを前記出発パイプに対して100mm/分以上の速度で移動させ、かつ、前記ガラス原料を含むガスとして、少なくとも7g/分以上の四塩化珪素(SiCl4)と4L/分以上の酸素(O2)を前記出発パイプ内に導入し、前記ガラス膜を1.3g/分以上の堆積速度で堆積させることを特徴とする前記(1)に記載の光ファイバ母材の製造方法。
(3)前記バーナの内径が80mm以上であることを特徴とする前記(1)または(2)に記載の光ファイバ母材の製造方法。
(4)ガラス原料を含むガスを出発パイプ内に導入し、該出発パイプの軸方向に移動する熱源により該出発パイプを外周面から加熱して、その内部を流れる前記ガラス原料を酸化させて該出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させる、光ファイバ母材の製造方法において、前記熱源がプラズマバーナであり、該バーナは誘導結合によりプラズマが形成される部位における該バーナの内径が80mm以上であり、該バーナ内にプラズマ化させるガスを導入するガス導入口を少なくとも2つ備えていて、前記バーナ内に導入されるガスの総流量をQ、前記誘導結合によりプラズマが形成される部位における前記バーナの断面積をSとしたときに、150(mm/秒)<Q/S<600(mm/秒)とすることを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
(5)前記ガス導入口の中の少なくとも1つより多原子分子を含むガスを導入することを特徴とする前記(4)に記載の光ファイバ母材の製造方法。
(6)前記各ガス導入口より導入するプラズマ化させるガスの混合比もしくは流量を変化させることにより、前記出発パイプの温度を所望の温度分布となるようにプラズマ火炎の温度分布を調節することを特徴とする前記(4)または(5)に記載の光ファイバ母材の製造方法。
本発明の光ファイバ母材の製造方法によれば、熱源としてプラズマバーナを用いたため、従来の酸水素バーナを使用した場合に比べて得られたガラス体へのH2やOH基等の不純物の混入が大幅に抑制される。また、熱源として従来用いられていたプラズマバーナよりもその内径を大きくし、加熱幅を広げるとともに所定範囲の移動速度や加熱温度となるように制御することにより出発パイプの高温化を抑制したため、未焼結部分や気泡がないガラス母材を速い堆積速度でもって製造することができ、生産効率を向上させることができる。さらに、熱源が酸水素バーナと比較して、火炎の風圧が小さいため、出発パイプが変形しにくい。
以下、本発明の光ファイバ母材の製造方法について図面を用いてさらに詳細に説明する。
図1は本発明の内付けCVD法により光ファイバ母材を製造する方法の一実施態様を模式的に例示する説明図であり、図1の(a)は出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させる過程を示す概略図であり、図1の(b)は熱源として用いられるプラズマバーナの構成を模式的に例示する説明図である。
本発明の実施形態により光ファイバ母材を製造するには、気化された四塩化珪素(SiCl4)、四塩化ゲルマニウム(GeCl4)等の原料ガス2を出発パイプ1内に導入するとともに、その両端が把持(図示せず)された出発パイプ1をその軸を中心に回転手段(図示せず)により回転させながら、出発パイプ1の外側に一定距離を隔てて設置された熱源のプラズマバーナ3を出発パイプ1の軸と平行に駆動手段(図示せず)により往復運動させる。この場合、プラズマバーナ3を固定しておいて出発パイプ1を移動させるようにしても、またその双方を互いに反対の方向に移動させるようにしてもよい。プラズマバーナ3の移動により出発パイプ1はその外周面からプラズマバーナ3の移動方向に向かって順次加熱され、その内部を流れる原料ガス2は酸化あるいは加水分解され、そこで生成したガラス粉はプラズマバーナ3の移動とともに出発パイプ1の内壁に順次ガラス膜4として堆積される。
本発明の実施形態において使用されるプラズマバーナ3はその端面からプラズマガス5を供給するとともに、プラズマを発生させるバーナの先端付近の、ガラス管などからなる絶縁性筒状体の外周面に巻かれたコイル6に高周波の電流を流すことにより、該絶縁性筒状体の先端にプラズマ火球を発生させる。プラズマバーナ3は、例えば図1の(b)に例示するように中心導入口7、周辺導入口8及びシースガス導入口9が同心円状に配置された、例えば三重管構造とする多重管構造となっていて、それぞれの導入口からプラズマガス5が導入されるようになっている。
本発明の光ファイバ母材の製造方法の第1(以下、本発明の第1の製造方法という)は、熱源であるプラズマバーナ3を一定の速度以上で出発パイプ1に対して相対的に移動させながら、原料ガス2の導入量、プラズマバーナ3の内径や移動速度等を調整することによって、出発パイプ1の外表面温度がある特定の温度範囲内となるように制御することを特徴とする。
本発明者等が実験的に確認したところによれば、熱源にプラズマバーナを用いて出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させた際、堆積するガラス膜に気泡の発生がほとんどみられず、しかもこれを完全焼結させるためには、出発パイプ表面を一定の範囲内の温度で、一定の時間保つ(一定の加熱時間を持続させておく)ように制御する必要があり、その温度範囲及び加熱時間は、具体的には用いた出発パイプの肉厚d(mm)によって(1100+100d)℃〜(1800+100d)℃の範囲に20秒以上保持するように制御する必要がある。例えば、肉厚dが3mmの出発パイプを用いた場合には、出発パイプの表面温度が1400以上となる温度で20秒以上加熱し、その際の基板ガラスの最高表面温度が2100℃以下となるように調整する必要がある。
熱源としてプラズマバーナを用いてガラス膜の堆積速度を従来の製造方法よりも向上させる(例えば1.3g/分以上とする)ためにはプラズマバーナ3の移動速度を速める必要がある。移動速度を100mm/分より遅くするとガラス膜4の堆積膜厚が厚くなりすぎるために焼結できなくなる弊害が生じる。
そのため、本発明の第1の製造方法においては、プラズマバーナ3の移動速度を100mm/分以上とし、その際、上述のように用いる基板パイプ1の肉厚dに応じて、基板パイプ1のガラス膜4が堆積する部位の表面最高温度が(1800+100×d)℃以下となるように制御することで気泡の発生を防止することができ、かつ(1100+100×d)℃以上となる時間が20秒以上となるように制御することで、堆積したガラス膜4を完全に焼結することが可能となる。
なお、(1100+100×d)℃以上となる時間は、気泡なくガラス膜を堆積させる観点からは長いほど好ましいが、長すぎるとパイプの変形が生じる場合がある。例えば、出発パイプの外径が40mm、肉厚が3mm、トラバース速度が120mm/分の場合、1400℃以上となる加熱時間を80秒以上とすると、加熱されたパイプの歪みが生じた。また、出発パイプの外径が38mm、肉厚が4mm、トラバース速度が160mm/分の場合、1500℃以上となる時間を105秒とすると、加熱されたパイプの歪みが大きくなった。
また、生産性を高めるためにはガラス膜の堆積速度を向上させることが必要であり、例えば1.3g/分以上の堆積速度を得るためには、原料ガスとしてSiCl4を用いる場合、少なくとも7g/分のSiCl4と4L/分以上のO2ガスを供給し、プラズマバーナ3の移動速度及び出発パイプ表面が上記温度及び加熱時間となるように加熱制御することにより、1.3g/分以上の高堆積速度でもって気泡の発生がほとんどみられず、しかもこれを完全焼結されたガラス膜を堆積させることができる。その際、プラズマバーナ3としてはその内径が少なくとも80mm以上の大口径のものを用いることが好ましい。
本発明の光ファイバ母材の製造方法の第2(以下、本発明の第2の製造方法という)は、1)熱源であるプラズマバーナ3としてプラズマが形成される部位が一定値以上の内径を有し、2)プラズマガス5を導入する導入口が2つ以上である多重管バーナを用い、3)プラズマガス5の総流量Qとプラズマバーナ3の断面積Sとの比(Q/S)が特定範囲に入る条件で基板パイプ1を加熱することを特徴とする。
本発明の第2の製造方法において使用されるプラズマバーナ3の内径は従来の内付けCVD法に使用されているバーナよりも大きく、少なくとも80mm以上の広口径バーナとする。プラズマバーナ3の口径を80mm以上の広口径とすることによって、従来の製造方法に比べて加熱幅をより広くすることができる。また、コイル6と発生するプラズマとの結合効率が減少するため、プラズマ全体の温度を低温化させることが出来る。
それに加えて、表皮効果によりプラズマの周辺にパワーが集中することから、中心温度を上昇させずに加熱幅を広げることが可能となる。
また、プラズマガス5としては多原子分子を含むガスを用いることがより好ましい。例えばプラズマガス5として2原子分子を導入することにより、希ガスのみを用いたプラズマよりもプラズマ温度を低温にすることができる。これにより、出発ガラス1の表面温度を(1100+100d)℃〜(1800+100d)℃の温度範囲に制御することが容易となる。
さらに、本発明の光ファイバガラスの製造方法においては、各導入口7〜9よりプラズマバーナ3に導入するプラズマガス5の種類や、混合比もしくは流量をそれぞれ変化させることにより、各導入口のプラズマ化温度を制御することが好ましい。
多原子分子としては、N2、O2、空気及び二酸化炭素(CO2)の中の少なくとも1種のガスが用いられるが、多原子分子の場合、解離エネルギーがプラズマ化のし易さの指標となり、また、1原子分子の場合、電離エネルギーがプラズマ化のし易さの指標となる。そこで、異なる解離エネルギーを持つ多原子分子を含んだガスと異なる電離エネルギーを持つ1原子分子を導入することにより、プラズマ化する領域が任意に制御可能となり、バーナ口径が80mm以上の大口径のプラズマバーナであっても、プラズマを安定して形成することが可能となる。
例えば、中心の導入口7より導入するガスを解離エネルギーの低いO2(解離エネルギー:5.1eV)で構成されたガスとし、周辺の導入口8より導入するガスを解離エネルギーの高いN2(解離エネルギー:9.8eV)を含んだガスとする方法が推奨される。
また、その他の方法として、プラズマガス5がArとO2の混合ガスである場合、中心導入口より導入するガスの混合比(O2の流量/Arの流量)を0.5とし、周辺導入口8より導入するガスの混合比を0.2というように、混合ガスをプラズマガスとして用いる場合、その混合ガスの混合比を変化させてもよい。
さらに、本発明の第2の光ファイバ母材の製造方法においては、特にバーナ内に導入するプラズマガス5の総流量Qとバーナの断面積Sとの間に、150(mm/秒)<Q/S<600(mm/秒)の関係を保ってプラズマガス5を導入するのが必須の条件の1つであり、バーナの断面積Sによってプラズマガス5の総流量Qを上記の関係を満たすように制御することにより、80mm以上の直径を持った大口径バーナを用いても失火させることなく安定したプラズマを得ることが可能となる。
なお、本発明の第2の製造方法においても、1.3g/分以上の高堆積速度を得るためには、原料ガス2として少なくとも7g/分のSiCl4と4L/分以上のO2ガスを出発パイプ1内に投入するのが好ましく、熱源のプラズマバーナ3の移動速度を100mm/分以上に早めることがより好ましい。
また、本発明の第2の製造方法においても、出発パイプ1の外表面を加熱する際、本発明の第1の製造方法において採用されている、プラズマバーナ3の移動速度(100mm/分以上)の外に、出発パイプ1の外表面の温度や加熱時間(所定温度に保持される時間)が本発明の第1の製造方法において採用される上記所定の範囲内となるように制御して加熱することがより好ましい。
図2は後述の実施例1と同様の条件でプラズマバーナ3を130mm/分の速度で移動させながら、肉厚dが3mmの出発パイプ1を加熱したときの、出発パイプ1の外表面温度の時間変化を、プラズマバーナ3の内径がそれぞれ70mm、80mm及び100mmの場合について例示したグラフである。図2における縦軸は、出発パイプ1の軸方向に向かって順次移動するプラズマバーナ3によって加熱される出発パイプ1上の任意の測定点(固定点)における外表面温度を表し、横軸の加熱時間は、前記測定点(固定点)における出発パイプ1の外表面温度が(1100+100d)℃以上、すなわち1400℃以上になってからの時間を示す。
図2からわかるように、上記条件で出発パイプを加熱すると、プラズマバーナ3の内径がいずれの場合にも出発パイプ1の外表面温度を(1800+100d)℃、即ち2100以下に抑制することができるが、内径が70mmであるプラズマバーナを使用すると、外表面温度が(1100+100d)℃以上、すなわち1400℃以上に維持できる時間(加熱時間)は17秒であり20秒より短く、この場合、得られたガラス膜には気泡の発生や未焼結の部分が認められた。これに対して、内径が80mm及び100mmのプラズマバーナを使用することにより、この加熱時間はそれぞれ22秒及び25秒とさらに長くなり、内径が80mmより大である大口径のプラズマバーナ3を用いることにより、出発パイプ1の外表面温度を(1100+100d)℃以上、すなわち1400℃以上に維持するための加熱時間を20秒以上とすることができ、しかも外表面温度を(1800+100d)℃、即ち2100以下に抑制することができて、未焼結部分やほとんど気泡の発生のないガラス堆積膜が得られた。なお、図2に例示した、出発パイプ1の外表面温度の時間変化は、通常内付けCVD法において用いられる出発パイプであれば、その肉厚dが3mm以外のものを用いた場合でも、プラズマバーナ3を100mm/分以上の速度で移動させることにより図2とほぼ同様の傾向を示すことが確認された。
図3はプラズマバーナ3の内径がそれぞれ70mm、85mm及び100mmの場合について、出発パイプの外表面の最高温度と、該外表面温度が特定温度以上に保たれている加熱時間との関係、及びその各加熱条件での堆積したガラス膜4の状態を示したグラフであり、図3の(a)及び(b)はそれぞれ出発パイプ1の肉厚dが3mmの場合及び4mmの場合について例示したものである。
図3において、縦軸は基板パイプ1がプラズマバーナ3と最も接近している部分の外表面温度(外表面最高温度)であり、横軸はその部分での出発パイプ1の外表面温度が(1000+100×d)℃以上(出発パイプの肉厚が3mmの場合は1400℃、肉厚が4mmの場合は1500℃)以上となってからの加熱時間を表している。
なお、上記図3に例示した結果は、図1に例示のプラズマバーナ3を用い、プラズマガス中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.6の混合ガスを50L/分で、周辺導入口8には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.5の混合ガスを30L/分で、また、シースガス導入口9にはN2ガスを30L/分でそれぞれ導入しながら、プラズマバーナ3を140mm/分で移動させ、コイル6に投入するパワーを変化させて出発パイプ1を加熱することにより得たものである。このときのガラス膜の堆積速度は1.4g/分であった。
上述のように、出発パイプ1の外表面最高温度が(1800+100d)℃(すなわち、出発パイプ1の肉厚dが3mmの場合は2100℃以下であり、4mmの場合は2200℃)以下であって、しかも外表面が(1100+100d)℃以上(すなわち、出発パイプ1の肉厚dが3mmの場合1400℃以上、4mmの場合は1500℃以上)に加熱されている時間が20秒以上である条件で加熱すれば気泡の発生や未焼結部分のほとんどないガラス膜が得られるが、図3の(a)及び(b)からわかるように、内径が70mmであるプラズマバーナを用いた場合、上記条件を満足する加熱領域は存在しない。これに対して内径が85mm及び100mm、すなわち内径が80mm以上であるプラズマバーナ3を用いた場合、基板パイプ1の外表面温度が(1800+100d)℃以下であり、(1100+100d)℃以上の状態に加熱されている時間が20秒以上である上記条件を満足し、気泡の発生や未焼結部分のないガラス膜が得られる領域が存在することがわかる。
すなわち図3から、バーナ内径が70mmのときは、良好なガラス膜を得ることが困難である。内径85mmのときに、気泡や未焼結部の無い、良好な内付け膜が得られる。内径100mmとしたときには、気泡や未焼結部の無い、良好な内付け膜が得られる領域を広げることが出来、より安定してガラス膜を堆積することが出来る。
図4はバーナ内径を100mmに固定し、出発パイプ1の肉厚が3mmtの場合について、プラズマバーナ3を140mm/分で移動させ、コイル6に投入するパワーを65kWとしたときの出発パイプの最高温度と出発パイプ1の外表面温度が(1000+100×d)℃以上、すなわち1400℃以上となる加熱時間の関係を示したものである
なお、図4において曲線(i)は導入ガスとして、プラズマガス中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.3の混合ガスを50L/分で、周辺導入口8には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.9の混合ガスを30L/分で、また、シースガス導入口9にはN2ガスを30L/分でそれぞれ導入した場合である。この条件の場合、出発パイプ外表面温度の最高到達温度は1950℃となり、1400℃以上である加熱時間は20秒となる。
上記の条件においても、気泡のないガラス膜を得ることは可能であるが、より高い堆積速度を得るには、出発パイプ外表面温度を低温とし、かつ1400℃以上である加熱時間をより長くすることが望ましい。
曲線(ii)は導入ガスとして、プラズマガス中心導入口7には中心導入口におけるAr流量を減少させて、(O2流量/Ar流量)の混合比が3の混合ガスを50L/分で導入し、周辺導入口8にはAr流量を増加させて、(O2流量/Ar流量)の混合比が1.5の混合ガスを30/分とした以外は曲線(i)の場合と同様にした場合を示す。この場合、出発パイプ外表面温度の最高到達温度は1850℃と低温化でき、かつ1400℃である加熱時間は24秒とすることができる。
〔実施例1〕
プラズマガスの導入口が三重管構造であり、プラズマ発生部の内径が100mmφである、図1に例示のプラズマ発生のプラズマバーナ3を用いて、プラズマガス5として中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.6の混合ガスを、また、周辺導入口8には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.5の混合ガスをそれぞれ50L/分の流量速度で導入し、シースガス導入口9にはN+3にN2ガスを15L/分の流量速度で導入した。また、コイル6に投入するパワーは70kWとし、周波数は4MHzとしてプラズマを発生させた。軸を中心に回転している、肉厚dが3mmの出発パイプ1の内部に7g/分のSiCl4ガスと5L/分のO2ガスを導入しながら軸方向にプラズマバーナ3を140mm/分の速度で移動させて出発パイプ1の内壁にガラス膜を1.4g/分の堆積速度で堆積させた。
得られたガラス膜には、気泡の発生や未焼結部分は認められなかった。その際、出発ガラス1の外表面温度が1400℃以上となっている時間(加熱時間)は25秒であり、加熱している間の出発パイプ1の外表面温度は最高で2000℃であった。
〔比較例1〕
プラズマ発生部の内径を70mmφとした以外は実施例1と同様にして基板パイプ1内にガラス膜を1.4g/分の体積速度で堆積させた。得られたガラス膜には、気泡の発生や未焼結部分が認められた。その際、出発パイプ1の外表面温度が1400℃以上となっている時間は19秒であり、加熱している間の出発パイプ1の外表面温度は最高で2150℃であった。
〔実施例2〕
ガスの導入口が三重菅構造であり、プラズマ発生部の内径が100mmφのバーナである、図1に例示のプラズマバーナ3を用いて、プラズマガス中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.6の混合ガスを50L/分の流量で導入し、周辺導入口8には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.5の混合ガスを30L/分の流量で導入し、シースガス導入口9にはN2ガスを30L/分で導入した。このときのQ(ガスの総流量)/S(バーナ3のプラズマ発生部の内径)は約233となる。コイルに投入するパワーは70kWとし、周波数は4MHzとしてプラズマを発生させた結果、安定したプラズマの火炎が得られた。
〔比較例2〕
図1に例示のプラズマバーナ3を用いて、プラズマガス中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.6の混合ガスを30L/分の流量で導入し、周辺導入口8には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.5の混合ガスを15L/分の流量で導入し、シースガス導入口9にはN2ガスを15L/分で導入した。このときのQ(ガスの総流量)/S(バーナ3のプラズマ発生部の内径)は約127となる。その他の条件は、実施例2と同様とした。その結果、プラズマ火炎がバーナ内に逆流し、出発パイプを加熱出来ない不具合が発生した。
また、図1に例示のプラズマバーナ3を用いて、プラズマガス中心導入口7には(O2流量/Ar流量)の混合比が0.6の混合ガスを150L/分の流量で導入し、周辺導入口8にはO2流量/Ar流量の混合比が0.5の混合ガスを70L/分の流量で導入し、シースガス導入口9にはN2ガスを70L/分で導入した。このときのQ/Sは約127となる。その他の条件は、実施例2と同様とした。その結果、プラズマ火炎が不安定となり失火する不具合が発生した。
本発明の光ファイバ母材を製造する方法を模式的に概説する説明図である。 出発パイプの外表面温度の時間変化を表すグラフである。 出発パイプの加熱温度と外表面の最高温度との関係示すグラフである。 出発パイプの外表面温度の時間変化を表すグラフである。
符号の説明
1 出発パイプ、 2 原料ガス、 3 プラズマバーナ、
4 ガラス膜、 5 プラズマガス、 6 コイル、
7 中心導入口、 8 周辺導入口、 9 シースガス導入口

Claims (6)

  1. ガラス原料を含むガスを出発パイプ内に導入し、該出発パイプの軸方向に移動する熱源により該出発パイプを外周面から加熱して、その内部を流れる前記ガラス原料を酸化させて該出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させる、光ファイバ母材の製造方法において、前記熱源がプラズマバーナであり、前記出発パイプの肉厚をdとしたとき、該出発パイプの温度が(1100+100×d)℃以上となる時間が20秒以上であり、かつ、最高温度が(1800+100×d)℃以下となるように加熱温度を制御することを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
  2. 前記プラズマバーナを前記出発パイプに対して100mm/分以上の速度で移動させ、かつ、前記ガラス原料を含むガスとして、少なくとも7g/分以上の四塩化珪素(SiCl4)と4L/分以上の酸素(O2)を前記出発パイプ内に導入し、前記ガラス膜を1.3g/分以上の堆積速度で堆積させることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  3. 前記バーナの内径が80mm以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  4. ガラス原料を含むガスを出発パイプ内に導入し、該出発パイプの軸方向に移動する熱源により該出発パイプを外周面から加熱して、その内部を流れる前記ガラス原料を酸化させて該出発パイプの内壁にガラス膜を堆積させる、光ファイバ母材の製造方法において、前記熱源がプラズマバーナであり、該バーナは誘導結合によりプラズマが形成される部位における該バーナの内径が80mm以上であり、該バーナ内にプラズマ化させるガスを導入するガス導入口を少なくとも2つ備えていて、前記バーナ内に導入されるガスの総流量をQ、前記誘導結合によりプラズマが形成される部位における前記バーナの断面積をSとしたときに、150(mm/秒)<Q/S<600(mm/秒)とすることを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
  5. 前記ガス導入口の中の少なくとも1つより多原子分子を含むガスを導入することを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ母材の製造方法。
  6. 前記各ガス導入口より導入するプラズマ化させるガスの混合比もしくは流量を変化させることにより、前記出発パイプの温度が所望の温度分布となるようにプラズマ火炎の温度分布を調節することを特徴とする請求項4または5に記載の光ファイバ母材の製造方法。
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