JP2006123952A - 蓋体の開閉構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動式の蓋体の開閉構造であって、部品点数が少なく、蓋体が滑らかに回動するものを提供する。
【解決手段】蓋体の開閉構造を、第1枢支軸を中心に回動する蓋体と、第1枢支軸と離間した位置に設けられている第2枢支軸で蓋体に枢支され第2枢支軸と離間した位置に錘部を持つ駆動部材と、駆動部材の第2枢支軸を中心とする回動を規制する規制部と、を持つものとし、蓋体が開方向に回動する際には、蓋体と駆動部材との合算重心は第1枢支軸よりも収容構造体の箱外部側の領域に位置し、蓋体が閉方向に回動する初期には、規制部に規制されて駆動部材が回動し、合算重心が第1枢支軸よりも収容構造体の箱内部側の領域に移動するようにする。駆動部材が第2枢支軸を中心に回動するために、駆動部材に設けられている錘部が変位して、蓋体と駆動部材との合算重心が移動し、合算重心の移動によって蓋体が開閉駆動される。
【選択図】図1
【解決手段】蓋体の開閉構造を、第1枢支軸を中心に回動する蓋体と、第1枢支軸と離間した位置に設けられている第2枢支軸で蓋体に枢支され第2枢支軸と離間した位置に錘部を持つ駆動部材と、駆動部材の第2枢支軸を中心とする回動を規制する規制部と、を持つものとし、蓋体が開方向に回動する際には、蓋体と駆動部材との合算重心は第1枢支軸よりも収容構造体の箱外部側の領域に位置し、蓋体が閉方向に回動する初期には、規制部に規制されて駆動部材が回動し、合算重心が第1枢支軸よりも収容構造体の箱内部側の領域に移動するようにする。駆動部材が第2枢支軸を中心に回動するために、駆動部材に設けられている錘部が変位して、蓋体と駆動部材との合算重心が移動し、合算重心の移動によって蓋体が開閉駆動される。
【選択図】図1
Description
本発明は、収容構造体の開口を開閉する蓋体の開閉構造に関する。
略箱状の収容構造体の開口を開閉する蓋体の開閉構造としては、従来より種々のものが知られている。例えば、車両に配設されるグラブボックスや小物入れなどの収容構造体としては、蓋体が収容構造体に回動可能に枢支され、蓋体が回動することで開口を開閉する回動式の蓋体の開閉構造が一般に用いられている。
これら回動式の蓋体の開閉構造は、蓋体を手動で開閉動作を操作する手動式のものと、蓋体を自動的あるいは半自動的に開閉動作させる自動式のものとに大別される。蓋体の開閉構造のうち自動式のものは、蓋体の回動をモータ等で駆動する電動式のものと、蓋体の回動をバネ等の付勢部材によって駆動する機械式のものとに大別される。このうち機械式のものは、安価に提供でき電力の消費を伴わないことから、広く用いられている。
ところで、蓋体の開閉構造のうち機械式のものでは、一般には、蓋体の自重によって開動作が自動で行われる。そして、開動作時に付勢部材の付勢力を蓄積しておいて、蓄積された付勢力によって閉動作の一部を付勢する。このような蓋体の開閉構造では、付勢部材由来の付勢力によって蓋体を回動させるために、蓋体の回動が滑らかではなく、動的意匠性に劣る問題があった。そして、一般には、複数の付勢部材を併用し、蓋体に作用する付勢力のバランスをとることで蓋体を滑らかに動作させているが、この場合には部品点数が多大になり、製造コストが高騰する問題がある。
その他、蓋体の開動作速度を遅くして蓋体を滑らかに回動させる目的で、ターンオーバーバネからなる付勢部材で蓋体を付勢するとともに、蓋体に取付けした錘体によって付勢部材の付勢力を低減するものもある(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示される蓋体の開閉構造では、錘体の重量により付勢力が低減されて、蓋体の開動作速度が遅くなる。しかし、蓋体の回動を駆動する駆動力の主体は付勢部材であるため、蓋体の回動自体はさほど滑らかにならない問題があった。
実開昭63−192144号公報
自動式の蓋体の開閉構造であって、部品点数が少なく、蓋体が滑らかに回動するものを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の蓋体の開閉構造は、略箱状の収容構造体に枢支される第1枢支軸を持ち、第1枢支軸を中心に収容構造体に対して回動して、収容構造体の開口を開閉する蓋体と、第1枢支軸と離間した位置で蓋体に枢支される第2枢支軸と、第2枢支軸と離間した位置に設けられている錘部と、を持ち、蓋体の回動に伴って変位するとともに第2枢支軸を中心に蓋体に対して回動する駆動部材と、駆動部材の第2枢支軸を中心とする回動を規制する規制部と、を備え、蓋体が開方向に回動する際には、蓋体と駆動部材との合算重心は第1枢支軸よりも収容構造体の箱外部側の領域に位置し、蓋体が閉方向に回動する初期には、規制部に規制されて駆動部材が回動し、合算重心が第1枢支軸よりも収容構造体の箱内部側の領域に移動することを特徴とする(第1発明)。
本発明の蓋体の開閉構造は、以下の1〜3の構成であることが好ましい。
(構成1)上記蓋体が閉方向に回動する終期には、上記規制部による規制が解除されて、上記駆動部材が上記錘部の重量により上記第2枢支軸を中心に回動して、上記合算重心が上記第1枢支軸よりも箱外部側の領域に移動すること。
(構成2)上記駆動部材は、上記第2枢支軸と離間した位置に係止部を持ち、上記規制部は、上記収容構造体の側壁のうち上記収容構造体の箱内部側と箱外部側との間に延設され係止部と係止して係止部を案内する長溝状に設けられ、上記蓋体が開方向に回動する際に係止部を案内する開規制部と、上記蓋体が閉方向に回動する際に係止部を案内する閉規制部とを持ち、閉規制部は開規制部に連絡し上記第1枢支軸との距離が短くなる方向に延びる回動案内部を持ち、上記蓋体が閉方向に回動する初期には、係止部が回動案内部に案内され上記駆動部材が回動することが好ましい。
(構成3)構成2の場合、上記閉規制部のうち上記蓋体が閉方向に回動する終期に上記係止部が配される終規制部は、上記蓋体が開口を閉じているときの上記第2枢支軸を中心とし上記第2枢支部から上記係止部までの長さを半径とした円弧状に延びて上記開規制部に連絡すること。
本発明の蓋体の開閉構造では、蓋体が開方向に回動する際には、蓋体と蓋体に枢支されている駆動部材との合算重心は、第1枢支軸よりも収容構造体の箱外部側の領域(以下、開領域と呼ぶ)に位置する。そして蓋体は、第1枢支軸を中心に閉領域方向、すなわち、箱外部側に向かって回動し、開口を開く。
一方、蓋体が閉方向に回動する初期には、規制部材に規制されて駆動部材が回動する。駆動部材には錘部が設けられており、駆動部材の回動に伴って蓋体と駆動部材との合算重心は、第1枢支軸よりも収容構造体の箱内部側の領域(以下、閉領域と呼ぶ)に移動する。そして、合算重心の移動に伴って、蓋体は第1枢支軸を中心に箱内部側に向かって回動し、開口を閉じる。
すなわち、本発明の蓋体の開閉構造では、駆動部材が第2枢支軸を中心に回動するために、駆動部材に設けられている錘部が変位して、蓋体と駆動部材との合算重心が移動し、合算重心の移動によって蓋体が開閉駆動される。
このように、本発明の蓋体の開閉構造では、蓋体の開動作と初期以降の閉動作とが駆動部材により駆動される。従って、蓋体の開閉動作には煩雑な操作を要さない。また、蓋体は駆動部材の錘部が移動することで回動するために、蓋体の開閉動作は滑らかになる。
なお、本発明の蓋体の開閉構造では、合算重心は開動作時には合算重心は開領域に位置する。すなわち、初期以降の閉動作時、又は閉動作終了後(開動作前)には、合算重心は閉領域から開領域に移動する。そして、合算重心は、駆動部材の第2枢支軸を中心とする回動によって移動する。
合算重心の移動、すなわち駆動部材の第2枢支軸を中心とする回動は、規制部材によって規制しても良いし、それ以外の方法で行っても良い。例えば、規制部による駆動部材の規制を上記構成1のようにすれば、簡単な構造で駆動部材を回動させることができ、開動作時には合算重心を確実に開領域に配することができる。
規制部としては、少なくとも閉動作初期に駆動部材を回動させて、合算重心を閉領域に移動できる構造のものを用いればよく、種々の構造からなるものを用いることができる。駆動部材は、規制部の形状に対応して回動する形状にすればよい。特に、規制部および駆動部材を上記構成2のようにすれば、簡単な構成で駆動部材を第2枢支軸を中心に回動させることができる。なお、この場合には、係止部が長溝状の規制部によって案内されて駆動部材が回動するために、蓋体の開閉動作が安定し、蓋体がより滑らかに開閉する利点もある。そして、このとき規制部材を上記構成3のようにすれば、簡単な構成で閉動作終期に駆動部材を回動させ、合算重心を開領域に移動させることができる。
本発明の蓋体の開閉構造は種々の収容構造体に適用できる。例えば、上述した車両用のグラブボックスや小物入れ等の収容構造体に適用しても良いし、それ以外の収容構造体に適用しても良い。
以下、本発明の蓋体の開閉構造を図面を基に説明する。
本実施例の蓋体の開閉構造は、収容構造体の側壁に設けられている長溝からなる規制部を持ち、駆動部材にはこの規制部と係止する係止部を設けたものである。本実施例の蓋体の開閉構造を模式的に表す図を図1〜5に示す。なお、図1は蓋体が収容構造体の開口を閉じる位置(以下、閉位置と呼ぶ)に配されている様子を表す図であり、図3は蓋体が収容構造体の開口を開く位置(以下、開位置と呼ぶ)に配されている様子を表す図である。そして、図2は蓋体が閉位置から開位置に回動する途中の位置(以下、中間位置と呼ぶ)に配されている様子を表す図であり、図4は蓋体が開位置から閉位置に回動する初期の位置(以下、閉初期位置と呼ぶ))に配されている様子を表す図であり、図5は蓋体が開位置から閉位置に回動する終期の位置(以下、閉終期位置と呼ぶ)に配されている様子を表す図である。さらに、以下本明細書において上、下、前、後とは図1に示される上、下、前、後、を指すものとする。
本実施例の蓋体の開閉構造は、蓋体1と、駆動部材2と、規制部3とを持つ。
蓋体1は、略板状に形成されている蓋本体10と、蓋本体10の下端側に設けられている第1枢支軸11と、蓋本体10の第1枢支軸11付近から後上方に向けて延びる略板状の連結脚12と、を備えている。この蓋体1は、略箱状の収容構造体4のうち下側の部分に第1枢支軸11が枢支されて、第1枢支軸11を中心に収容構造体4に対して回動し、収容構造体4の開口40を開閉する。蓋体1のうち連結脚12は、収容構造体4の箱内部41を区画する壁部のうち外壁面(図示せず)の外側に配されている。
駆動部材2は、長尺の略板状に形成されており、第2枢支軸22を中心に2端が屈曲して延びる略L字状の形状を持つ。駆動部材2のうち、第2枢支軸22を中心とした一端側には質量の大きな錘部20が設けられている。また、他端には行き止まり孔状の保持孔(図示せず)が設けられており、この保持孔にはバネからなる弾性体(図示せず)を介して短円柱状の係止部21が保持されている。すなわち、係止部21は外方に向かって付勢されている。駆動部材2は、第2枢支軸22が連結脚12の端部に枢支されて、蓋体1に対して回動するようになっている。
規制部3は長溝からなり、収容構造体4の外壁面に形成されている。規制部3は、開規制部30と閉規制部31とを持つ。開規制部30は、収容構造体4の箱内部41側(図1中後側)と箱外部側(図1中前側)との間に第1枢支軸11を中心とした円弧状に延設されている。そして、閉規制部31は、開規制部30から下方に延出している回動案内部32と、回動案内部32の延長端から箱内部41側に弧状に延びている主部33と、主部33の端部と開規制部30の箱内部41側の端部とを連絡する終規制部34と、を備えている。回動案内部32は、第1枢支軸11との距離が徐々に短くなるように、第1枢支部11を中心とした円弧と交叉する方向に延びている。主部33は、箱内部41側に向けて第1枢支軸11との距離が徐々に短くなる弧状に延びている。そして、終規制部34は、後述するように、蓋体1が開口40を閉じているときの第2枢支軸22を中心とし第2枢支軸22から係止部21までの長さを半径とした円弧状に延びている。開規制部30のうち回動案内部32に隣接する部分である開規制終部35の溝深さは、開規制部30のうち開規制終部35以外の部分である開規制一般部36の溝深さに比べて深くなっている。そして、回動案内部32の溝深さは開規制終部35と同様に深くなっている。また、終規制部34の溝深さは、開規制一般部36に向けて徐々に浅くなり、終規制部34のうち開規制一般部36に隣接する部分の溝深さは開規制一般部36と同程度になっている。この規制部3の溝内部には駆動部材2の係止部21が係止されている。係止部21は規制部3の溝底面に向けて付勢され、規制部3の溝底面及び溝側壁面に案内されて移動する。
さらに、本実施例の蓋体1の開閉構造には、蓋体1を緩やかに開閉させるダンパ構造体5が設けられている。ダンパ構造体5は、案内部50とダンパ部材51と付勢部材52とダンパガイド溝53とを備えている。案内部50は、連結脚12のうち第2枢支軸22が保持されている部分よりも第1枢支軸11寄りの位置に設けられており、緩やかに屈曲する略L字の溝状に形成されている。そして、屈曲部501を第1枢支軸11側に向けて配されている。案内部50のうち屈曲部501は第1枢支軸11との距離が最も小さくなっており、案内部50の端部502に向かうにつれて第1枢支軸11との距離が次第に大きくなっている。すなわち、このダンパ構造体5においては、案内部50は第1枢支軸11を中心とする円弧と交叉する方向に延びている。案内部50のうち下方の溝壁である下壁にはラック503が形成されている。
ダンパ部材51は、回転体(図示せず)と、内ケース体511と、ピニオン512とを持つ。回転体は、短円柱状に形成されている。内ケース体511は有底の円筒形に形成され、筒内部に回転体の軸心部を枢支しており、回転体は内ケース体511内部で回転する。ピニオン512は回転体に対して同軸的に固定され、内ケース体511外部に表出している。このピニオン512は回転体と一体に回転する。回転体の外周側と内ケース体511との間にはオイル(図示せず)からなる高粘度流体が封入されており、回転体が回転するとオイルと回転体との摩擦抵抗が生じ、回転体が回転する角速度(回転速度)が大きくなるとトルクが大きくなる。すなわち、このダンパ部材51はオイルダンパを構成している。ダンパ部材51は、ピニオン512が案内部50の溝内部に保持されラック503と噛合して、案内部50上を相対的に移動する。
ダンパ部材51は、箱状の外ケース体513内部に保持されている。そして、外ケース体513の箱内部には、2つの補助輪部514が枢支されている。2つの補助輪部514は、略同形の短円柱状に形成されている。そして、各々の補助輪部514とピニオン512とは、互いに円周面を対向させつつ近接した位置に配されている。補助輪部514は、案内部50の下壁のうちラック503と背向する側の面と当接している。そして、ピニオン512と補助輪部514とで下壁を挟持している。
収容構造体4の外壁面には、第1枢支軸11をとおる上下方向の直線上に、長溝状のダンパガイド溝53が延設されている。ダンパガイド溝53の溝内部にはダンパ部材51が保持されている。そして、ダンパ部材51、内ケース体511、外ケース体513及び補助輪部514は、ダンパガイド溝53に対して回転しつつダンパガイド溝53に案内されて上下方向に移動する。ダンパ部材51にはバネ体からなる付勢部材52の一端が取付されている。そして付勢部材52の他端は、収容構造体4のうち第1枢支軸11を保持している枢支部に取付されている。従ってダンパ部材51、補助輪部514、及びケース体は第1枢支軸11方向に付勢されている。
さらに、収容構造体4のうち開口40上側部には図示しないロック部が設けられている。このロック部は、蓋体1のうち第1枢支軸11と逆側の端部502に設けられている図示しない被ロック部とともにロック部材を構成する。そしてロック部材は、蓋体1が開口40を閉じる位置に配されると蓋体1の回動をロックする。被ロック部には、収容構造体4の外方に表出する図示しない操作端が設けられている。この操作端を操作するとロック部材のロックが解除される。
本実施例の蓋体1の開閉構造は以下のように動作する。
蓋体1が収容構造体4の開口40を閉じている状態では、本実施例の蓋体1の開閉構造は図1に示す開位置に配される。すなわち、蓋体1は第1枢支軸11から上方に向けて配され、連結脚12は第1枢支軸11から上側後方向に向けて延びる。係止部21は開規制部30のうち後端側(箱内部41側)である開規制始部37に配される。錘部20は下側後方向に配される。ダンパ部材51は案内部50のうち前端側(箱外部側42)に配され、ダンパガイド溝53のうち上端側に配されている。この状態で付勢部材52(バネ体)は伸長した状態となっており、ダンパ部材51は第1枢支軸11方向に付勢されている。そして、このとき蓋体1と駆動部材2との合算重心は、図1中Aで示される開領域に位置している。なお、このとき、ロック部材によって蓋体1の回動はロックされている。
ロック部材の操作端(図示せず)を操作してロックを解除すると、蓋体1は第1枢支軸11を中心に回動できるようになる。上述したように、蓋体1と駆動部材2との合算重心は開領域に位置している。このため蓋体1は、駆動部材2の重量と自重とによって、第1枢支軸11を中心に合算重心が位置する閉領域方向、すなわち、収容構造体の箱外部側42に向かって自動的に回動する。
本実施例の蓋体1の開閉構造においては、開規制部30は収容構造体4の箱内部41側と箱外部側42との間に第1枢支軸11を中心とした正円弧状に延設されている。このため、開規制部30と係止している係止部21は、開規制部30によって第1枢支軸11に対して等距離となるように案内される。したがって、このとき駆動部材2は蓋体1に対して回動せず蓋体1の回動に伴って変位するのみである。このため、蓋体1と駆動部材2との合算重心は、蓋体1の回動に伴って徐々に箱外部側42の領域に向けて移動するが、合算重心は依然第1枢支軸11よりも収容構造体4の箱外部側42の領域に位置し続ける。このため、蓋体1が開位置に配されるまでの間では、合算重心の移動によって蓋体1の回動が干渉されることはない。
このとき、連結脚12に設けられている案内部50もまた、蓋体1の回動に伴って変位する。これに対して、案内部50の溝内部に保持されているダンパ部材51は、収容構造体4の側壁に設けられているダンパガイド溝53に保持されているために、ダンパ部材51は案内部50の溝内部を後方の端側に向けて相対的に移動する。
ここで、案内部50は第1枢支軸11に屈曲部501を向けて配されているため、案内部50の2つの端部502は、屈曲部501や端部502と屈曲部501とを連絡する部分に比べて、第1枢支軸11まで距離が長くなっている。このため、回転部材が案内部50の一端部502から屈曲部501に向けて相対的に移動する際には、回転部材と第1枢支軸11との距離が徐々に小さくなる。すると、所定時間あたりに蓋体1が回動する大きさに対して、同じ所定時間あたりに案内部50のうちダンパ部材51に当接している部分が第1枢支軸11を中心として変位する距離(換言すれば、第1枢支軸11を中心としてダンパ部材51が蓋体1に対して相対的に回動する距離)が小さくなる。このため、回転体が軸心を中心に回転する角速度(以下、回転体が回転する角速度と呼ぶ)が小さくなって、ダンパ部材51のトルクが減少する。したがって、図1に示される閉位置から図2に示される中間位置に至るまでの蓋体1の開方向への回動は、ダンパ構造体5によって干渉されることがなく、蓋体1は比較的速く回動する。
そして、蓋体1が図2に示される中間位置から図3に示される開位置に向けて回動する際には、回転部材が案内部50の屈曲部501から端部502に向けて相対的に移動する。したがって、回転部材と第1枢支軸11との距離が徐々に大きくなるために、所定時間あたりに蓋体1が回動する大きさに対して、同じ所定時間あたりに案内部50のうちダンパ部材51に当接している部分が回動軸を中心として変位する距離が大きくなる。よって、回転体が回転する角速度が大きくなって、ダンパ部材51のトルクが増大する。このため、蓋体1の開方向への回動が干渉されて、蓋体1の回動は徐々に緩やかになる。
なお、このとき、ダンパ部材51は付勢部材52の収縮方向、すなわち、第1枢支軸11方向に付勢されている。このため、ダンパ部材51は案内部50のうち屈曲部501方向には相対移動し易くなっており、端部502方向には相対移動し難くなっている。したがって、図1に示される閉位置から図2に示される中間位置までの間では、付勢部材52によって補助されて、蓋体1はより速やかに回動するようになっている。そして、図2に示される中間位置から図3に示される開位置までの間では、付勢部材52によって干渉されて、蓋体1はより緩やかに回動するようになっている。
蓋体1が開位置に配されるまで回動すると、係止部21が開規制終部35に配される。上述したように、開規制終部35の溝深さは開規制一般部36の溝深さよりも深くなっている。そして係止部21は、規制部3の溝底面に向かって付勢されて、溝底面に弾接している。このため係止部21は、一旦開規制終部35に入ると開規制一般部36に逆戻りしないようになっており、蓋体1は開位置に半固定される。開位置において、蓋体1と駆動部材2との合算重心は、開領域に配されている。
蓋体1を開位置から閉位置に回動させる際には、先ず、手動にて蓋体1を図3に示される開位置から図4に示される閉初期位置にまで回動させる。上述したように、蓋体1が開位置に配されている状態では、駆動部材2の係止部21は開規制終部35に配されており、開規制一般部36には逆戻りしないようになっている。したがって、蓋体1の回動に伴って駆動部材2の第2枢支軸22が変位すると、駆動部材2の係止部21は、先ず、閉規制部31のうち開規制部30に隣接する回動案内部32に進入する。
ところで、駆動部材2の第2枢支軸22は蓋体1の一部である連結脚12に枢支されており、第1枢支軸11を中心とした正円弧上を変位する。一方、回動案内部32は、開規制部30から離れるにつれて第1枢支軸11との距離が徐々に短くなるように延びている。したがって、蓋体1が回動し、蓋体1の回動に伴って駆動部材2が閉位置に向けて変位する際には、駆動部材2の係止部21に回動案内部32の溝側壁面が干渉する。したがって、係止部21は蓋体1の回動(第2枢支軸22の変位)に遅れて変位し、駆動部材2は第2枢支軸22を中心に回動する。換言すれば、係止部21が回動案内部32に案内されることで、駆動部材2が第2枢支軸22を中心に強制的に回動する。この回動によって錘部20が箱内部41方向(後上方)に持ち上げられて、合算重心が第1枢支軸11よりも収容構造体4の箱内部41側の領域、すなわち図4中Bで表される閉領域に移動する。
蓋体1が図4に示される閉初期位置に配されると、合算重心が閉領域に位置するために、蓋体1は合算重心方向すなわち閉方向に回動する。そして、蓋体1が収容構造体4の開口40を閉じる位置(図5)にまで回動すると、ロック機構が作動して蓋体1が閉位置にロックされる。このとき、駆動部材2の係止部21は閉規制部31のうち終規制部34に進入する。ここで、終規制部34は、蓋体1が閉位置に配されているときの第2枢支軸22を中心とし、第2枢支軸22から係止部21までの長さを半径とした円弧状に延びている。このため、閉動作終期において、蓋体1が図5に示される閉位置に配されると、駆動部材2は第2枢支軸22を中心に回動可能になる。そして、左上方に配されている錘部20の重量によって錘部20が下方に移動する方向に回動する。係止部21が開規制部30の開規制始部37に配される位置にまで駆動部材2が回動すると、蓋体の開閉構造は図1に示される閉位置に配されて、駆動部材2と蓋体1との合算重心は開領域に移動する。
なお、蓋体1が図3に示される開位置から図4に示される閉初期位置にまで回動する際には、回転部材が案内部50の端部502から屈曲部501に向けて相対的に移動するため、ダンパ部材51のトルクが減少して蓋体1の回動は干渉されない。そしてこのときダンパ部材51の移動は付勢部材52により補助されるため、手動による蓋体1の回動操作を容易におこなうことができる。一方、蓋体1が図4に示される閉初期位置から図5に示される閉位置にまで回動する際には、回転部材が案内部50の屈曲部501から端部502に向けて相対的に移動するため、ダンパ部材51のトルクが増大して蓋体1の回動が干渉され、蓋体1は緩やかに回動する。そしてこのときダンパ部材51の相対移動は付勢部材52によって干渉されるために、蓋体1は一層緩やかに回動する。
本実施例の蓋体1の開閉構造では、蓋体1と駆動部材2との合算重心の移動によって蓋体1の回動が駆動される。このため、蓋体1は滑らかに回動して、蓋体1の開閉構造が動的意匠性に優れたものとなる。また、従来のもののように、蓋体1の回動を駆動するための多数の付勢部材52を要さないために、部品点数が少なくて済み、製造コストが安くなる。
さらに、蓋体1の開動作全体と閉動作の一部とが自動的になされるために、蓋体1を開閉するにあたって煩雑な操作を要さない。
本実施例の蓋体1の開閉構造では、蓋体1の第1枢支軸11は収容構造体4に直接枢支されているが、例えば、他部材を介して収容構造体4に枢支しても良い。また、例えば、蓋体1の下側部に前方下部に延びる脚部を設けるとともにこの脚部に第1枢支軸11を設け、収容構造体4の下側部にも前方下部に延びる脚部を設けて、蓋体1の第1枢支軸11を収容構造体4の脚部で枢支すれば、蓋体1の回動半径がより大きくなって、蓋体1はスライド開閉に類似した開閉動作をする。
本実施例の蓋体1の開閉構造では、規制部3は収容構造体4の外壁面に収容構造体4と一体に設けられているが、外壁面と対向し箱内部41に面する内壁面に設けても良い。また、規制部3は収容構造体4に一体に形成しても良いし、収容構造体4と別体で形成し固定して一体化しても良い。この場合、側壁に直に固定しても良いし他部材を介して間接に固定しても良い。
本実施例の蓋体1の開閉構造では、蓋体1の下側から上方に連結脚12を延設するとともに駆動部材2をこの連結脚12で枢支しているが、駆動部材2が枢支される蓋体1の部分はこれに限定されない。例えば、連結脚12を下方に延設しても良いし、駆動部材2を蓋本体10に直接枢支させても良い。これらの場合には、規制部3の形状や配設位置を適宜変更すればよい。例えば、規制部3を本実施例の配設位置よりも下方に配設する等である。
本発明の蓋体1の開閉構造では、規制部3としては駆動部材2の第2枢支軸22を中心とした回動を規制するものが用いられ、本実施例で例示した長溝状のもの以外の構造からなるものを用いても良い。例えば、一又は複数のギヤから規制部3を構成し、このギヤを駆動部材2の一部に噛合させて、ギアの回転によって第2枢支軸22を中心とした駆動部材2の回動角度を規制しても良い。
なお、駆動部材2は第2枢支軸22を中心に回動し、この駆動部材2の回動は規制部3によって規制されている。したがって、規制部3によって駆動部材2の回動を規制するタイミングを適宜調整することで、合算重心を所望のとおりに移動させることができる。例えば、蓋体1の開動作後期に蓋体1が回動する角速度を大きくしたい場合には、開規制部30のうち開規制終部35寄りの部分を、第1枢支軸11を中心とした円弧と交叉しつつ前方下側に向かって延びる形状(第2枢支軸22との距離が徐々に大きくなる形状)に設ければ良い。この場合、開動作後期において合算重心はより箱外部側42の領域に移動し、蓋体1が回動する角速度がより大きくなる。
本実施例の蓋体1の開閉構造では、ダンパ構造体5を設けて、蓋体1の開動作終期及び蓋体1の閉動作終期に蓋体1が緩やかに回動するようにしているが、本発明の蓋体の開閉構造では、このダンパ構造体5は特に設けなくても良い。この場合、蓋体1の開動作や閉動作が徐々に加速するために、蓋体1の開閉構造はやや動的意匠性に劣るものとなるが、蓋体1が自動的かつ滑らかに開閉するという本発明の蓋体1の開閉構造の効果は失われない。なお、ダンパ構造体5は、本実施例で例示したものに限らず、その他の種々の構造のものを用いても良い。
さらに、補助輪部514は、その軸心がピニオン512の軸心(回転体の軸心)と離接可能となるように保持されるとともにピニオン512の軸心方向に付勢されていても良い。この場合にはピニオン512と補助輪部514とで案内部50のうちラック503が設けられている溝壁を強く挟持するため、ダンパ部材51が案内部50上をより安定して移動する。
本実施例ではロック部材によって蓋体1を閉位置にロックしているが、収容構造体4の構成や蓋体1の開閉構造の設計等によっては、ロック部材を設けなくても良い。例えば、収容構造体4として、主に開口40が開いている状態で使用するとともに開口40を短時間閉じるのみのものを選択する場合には、蓋体1を閉位置にロックする必要はない。また、ダンパ構造体5のうち案内部50の形状を適宜変更して、開動作初期における蓋体1の回動をダンパ構造体5により干渉すれば蓋体1が開きにくくなるために、蓋体1を閉位置にロックする必要はない。
1:蓋体 2:駆動部材 3:規制部 11:第1枢支軸 4:収容構造体 40:収容構造体の開口 41:収容構造体の箱内部 22:第2枢支軸 20:錘部 21:係止部 30:開規制部 31:閉規制部 32:回動案内部 34:終規制部
Claims (4)
- 略箱状の収容構造体に枢支される第1枢支軸を持ち、該第1枢支軸を中心に該収容構造体に対して回動して、該収容構造体の開口を開閉する蓋体と、
該第1枢支軸と離間した位置で該蓋体に枢支される第2枢支軸と、該第2枢支軸と離間した位置に設けられている錘部と、を持ち、該蓋体の回動に伴って変位するとともに該第2枢支軸を中心に該蓋体に対して回動する駆動部材と、
該駆動部材の該第2枢支軸を中心とする回動を規制する規制部と、を備え、
該蓋体が開方向に回動する際には、該蓋体と該駆動部材との合算重心は該第1枢支軸よりも該収容構造体の箱外部側の領域に位置し、
該蓋体が閉方向に回動する初期には、該規制部に規制されて該駆動部材が回動し、該合算重心が該第1枢支軸よりも該収容構造体の箱内部側の領域に移動することを特徴とする蓋体の開閉構造。 - 前記蓋体が閉方向に回動する終期には、前記規制部による規制が解除されて、前記駆動部材が前記錘部の重量により前記第2枢支軸を中心に回動して、前記合算重心が前記第1枢支軸よりも箱外部側の領域に移動する請求項1記載の蓋体の開閉構造。
- 前記駆動部材は、前記第2枢支軸と離間した位置に係止部を持ち、
前記規制部は、前記収容構造体の側壁のうち前記収容構造体の箱内部側と箱外部側との間に延設され該係止部と係止して該係止部を案内する長溝状に設けられ、前記蓋体が開方向に回動する際に該係止部を案内する開規制部と、前記蓋体が閉方向に回動する際に該係止部を案内する閉規制部とを持ち、
該閉規制部は該開規制部に連絡し前記第1枢支軸との距離が短くなる方向に延びる回動案内部を持ち、前記蓋体が閉方向に回動する初期には、該係止部が該回動案内部に案内され前記駆動部材が回動する請求項1記載の蓋体の開閉構造。 - 前記閉規制部のうち前記蓋体が閉方向に回動する終期に前記係止部が配される終規制部は、前記蓋体が前記開口を閉じているときの前記第2枢支軸を中心とし前記第2枢支部から前記係止部までの長さを半径とした円弧状に延びて前記開規制部に連絡する請求項3記載の蓋体の開閉構造。
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