JP2006121373A - 無線通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止することが可能な無線通信端末を提供する。
【解決手段】音声処理部16とスピーカ11を接続する信号ライン19に、コイルL1とキャパシタC1により構成された整合回路17を接続し、コイルL1とキャパシタC1の定数を、第1筐体2と第2筐体3とが閉状態(折り畳んだ状態)での整合をとるような値に設定する。これにより、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳んで、アンテナ10が電気/音響変換手段としてのスピーカ11と近傍に対向して配置されときの、スピーカ11によるアンテナの特性劣化を抑えることが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話機等の無線通信端末に関するものであり、より詳細には、二つの筐体を開閉可能に連結し、一方の筐体内にアンテナを内蔵した無線通信端末に関するものである。
近年、第1筐体と、第2筐体と、第1筐体および第2筐体とを回動可能に連結するヒンジ部とを備え、両筐体が開閉可能に構成された携帯電話機や無線機能を有するPDA等の携帯可能な無線通信端末が普及している。
ところで、近年、無線通信端末に対してデザイン性が要求されるようになり、これまで筐体外部に突出していたアンテナに代えて、無線通信端末を形成する第1筐体または第2筐体内にアンテナを配置するようにしたものが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の無線通信端末は、折り畳みタイプのもので、ヒンジ内にアンテナを内蔵するようになっている。
特開2001−284934号公報
しかし、特許文献1に記載の無線通信端末では、2つの筐体内に配置された回路基板等を電気的に接続するためにフレキシブル配線基板や配線が使用され、これらをヒンジ内部に挿通させるようになっていることから、スペース的にアンテナを配置することが難しいという不利益がある。また、アンテナの近くにフレキシブル配線基板や配線が配置されることになるため、アンテナ特性に悪影響を与えるおそれもあった。
そこで、内蔵アンテナを筐体の端部に配置する無線通信端末が提案されている。
ところが、このような携帯電話機等の無線通信端末では、一方の筐体に設けられたアンテナと他方の筐体との位置関係が端末の開閉により変化するため、開状態と閉状態とでアンテナ特性が変化することが知られている。
携帯電話機等に使われるアンテナは、その抵抗が50オーム(Ω)前後となるように調整されている。
内蔵アンテナが筐体の端部に配置されている場合、第1筐体と第2筐体が閉状態にある場合に、他方の筐体の端部に配置されるスピーカまたはマイクロフォンと近傍に対向して配置され、開状態にある場合にはアンテナはスピーカまたはマイクロフォンと離れて配置されることから、閉状態と開状態とでインピーダスン特性が変化するため、受信特性が劣化するという不利益がある。
本発明の目的は、端末の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止することが可能な無線通信端末を提供することにある。
本発明の第1の観点は、第1筐体および第2筐体が開閉可能に連結された無線通信端末であって、上記第1筐体および第2筐体のうちの一方の筐体内に配置されたアンテナと、上記第1筐体および第2筐体のうちの他方の筐体内に配置された電気/音響変換手段と、上記電気/音響変換手段の音声処理を行う音声処理部と、を有し、上記アンテナは、上記第1筐体および第2筐体が閉状態のときに上記電気/音響変換手段の近傍に対向配置され、開状態のときに上記電気/音響変換手段より離れて配置され、上記音声処理部と上記電気/音響変換手段との間に少なくともリアクタンス素子を配置した。
好適には、上記第1筐体と第2筐体が開状態にある閉状態にあるかを検出する開閉検出部と、上記電気/音響変換手段に接続され、上記リアクタンス素子が配置される第1の信号ラインと、上記電気/音響変換手段に接続され、上記リアクタンス素子が配置されない第2の信号ラインと、上記音声処理部に接続する信号ラインを、上記第1の信号ラインと上記第2の信号ラインとで切り換えるスイッチ部と、をさらに有し、上記スイッチ部は上記開閉検出部の検出結果に基づいて信号ラインの切り換えを行う。
好適には、上記リアクタンス素子は、整合回路の一部に含まれている。
好適には、上記整合回路は、上記第1筐体と第2筐体が閉状態にあるときに作用するように設定してある。
好適には、上記整合回路は、通信用周波数帯域に対して作用し、音声周波数帯域に対して作用しないように設定してある。
本発明の第2の観点は、第1筐体および第2筐体が開閉可能に連結された無線通信端末であって、上記第1筐体および第2筐体のうちの一方の筐体内に配置されたアンテナと、上記第1筐体および第2筐体のうちの他方の筐体内に配置された電気/音響変換手段と、上記電気/音響変換手段の音声処理を行う音声処理部と、上記第1筐体と第2筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出部と、上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを接続可能な信号ラインと、上記開閉検出部の検出の結果、開状態にあるときは上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを上記信号ラインにより接続し、閉状態にあるときは上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを電気的に切り離すスイッチ部と、を有し、上記アンテナは、上記第1筐体および第2筐体が閉状態のときに上記電気/音響変換手段の近傍に対向配置され、開状態のときに上記電気/音響変換手段より離れて配置されるようにしてある。
本発明によれば、端末の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1および図2は、本発明の無線通信端末としての携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
携帯電話機1は、第1筐体(第1筐体)2と、第2筐体(第2筐体)3とを備え、第1筐体2の端部2aと、第2筐体3の端部3aとをヒンジ部4により回動可能に連結することにより、開閉可能に構成されている。
第1筐体2および第2筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。これら正面側ケース2c、3cは、閉状態で一方の筐体側から他方の筐体側を見たときの互いに対向する面の輪郭が略一致するように形成されており、第1筐体2および第2筐体3の連結される側と反対側(開閉側)の端部2b、3bの位置も閉状態で互いに一致する。
第1筐体2は正面に操作部5を備えている。操作部5には、テンキーボタン5a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタン(押圧部)が配置されている。また、操作部5には、集音するための開口部6がテンキーボタン5aの配置領域に設けられている。なお、開口部6には、第1筐体2内へ塵が侵入するのを防止する等の目的で保護膜が設けられていてもよい。
第2筐体3には、正面に画像を表示するメイン表示部(第1表示部)7と、その背面に画像を表示するサブ表示部(第2表示部)8とが、それぞれ各面に沿って設けられている。サブ表示部8を露出させるための背面側ケース3dの開口窓は円形に形成されている。メイン表示部7およびサブ表示部8は、たとえば透過型または反射型の液晶表示ディスプレイによって構成される。なお、ディスプレイには有機EL等、他のデバイスを用いてもよい。
また、第2筐体3の背面には、サブ表示部8の動作を制御するための押しボタン(押圧部材)9が設けられる。押しボタン9は、たとえば樹脂や硬質のゴムにより構成され、背面側ケース3dのサブ表示部8配置面に対して垂直方向に移動可能に配置される。
このように、第1筐体2の端部2aと、第2筐体3の端部3aとをヒンジ部4により回動可能に連結することにより、開閉可能に構成された本実施形態の携帯電話機1においては、後で詳述するように、第1筐体2の端部2b側の内部に送受信アンテナ10が内蔵されている。また、第2筐体の端部3bに電気/音響変換手段としてのスピーカ11(またはマイクロフォン)が内蔵される。
本実施形態においては、第2筐体の端部3bに内蔵される電気/音響変換手段はスピーカ11であるものとして説明する。
そして、本実施形態においては、第1筐体2と第2筐体3が閉状態にある場合に、アンテナ10は第2筐体3の端部3bに配置される電気/音響変換手段としてのスピーカ11と近傍に対向して配置され、開状態にある場合にはアンテナ10はスピーカ11と離れて配置される。
そのため、本実施形態の携帯電話機1においては、閉状態と開状態とでインピーダスン特性が変化し、受信特性が劣化することを防止するために、端末の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止するように、音声処理部とスピーカ11との間にリアクタンス素子を含む整合回路を配置し、あるいは閉状態となったときにスピーカ11を高周波的に切り離す等の電気回路的対策を施してある。
また、本実施形態の携帯電話機1は、端末の開閉によるアンテナ特性の変化量を縮小可能とするために、構造的対策も施している。
以下、本実施形態における端末の開閉によるアンテナ特性の劣化を抑止するための電気回路的対策と、端末の開閉によるアンテナ特性の変化量を縮小するために、構造的対策について、図面に関連に付けて順を追って説明する。
まず、電気回路的対策について説明する。
図3は、本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第1の構成例を示すブロック図である。
図3の携帯電話機1は、上述した操作部5、メイン表示部7、サブ表示部8、押しボタン9、アンテナ10、スピーカ11、およびマイクロフォン12に加えて、通信処理部13、メモリ14、開閉検出部15、音声処理部16、整合回路17、および制御部18を、主構成要素として有している。
通信処理部13は、図示しない基地局を介した無線通信動作、たとえば電話番号の発呼動作や電子メールの送受信動作を行う。
通信処理部13は、高周波回路を含んで構成され、電波を利用した無線通信を行うために、制御部18で処理された音声情報や、電子メール等を変調してアンテナ10により図示しない基地局に送信する。
また、通信処理部13は、基地局により送信され、アンテナ10で受信した電子メールや音声情報等の各種情報を復調して制御部18に出力する。
なお、アンテナ10は、上述したように、第1筐体2の端部2b側に内蔵され、外部に露出していない。
メモリ14は、EEPROM等の不揮発性メモリを含んで構成され、通話や電子メールの送受信のための制御プログラム、インターネットブラウザ、メッセージデータ、名前および電話番号が登録されたアドレス帳などを記憶する。
開閉検出部15は、携帯電話機1の開閉状態を検出するためのスイッチを有する。
開閉検出部15の具体的な構成としては、種々の技術を適用することができるが、たとえば第1筐体2と第2筐体3との角度が所定以上になったときにオン信号を制御部18に出力するスイッチとして構成される。
音声処理部16は、音声処理回路を有し、通話機能のために音声出力を行うスピーカ11と音声入力を行うマイクロフォン(以下、単にマイクという)12とが信号ライン19、20によりそれぞれ接続されている。
音声処理部16は、マイク12により収音した音声に対して所定の処理を行って制御部18に信号ライン20を通して供給する。また、音声処理部16は、制御部18により供給された音声情報に対して処理の処理を行って、信号ライン19を通してスピーカ11から出力させる。
整合回路17は、リアクタンス素子を含んで構成され、音声処理部16とスピーカ11を接続する信号ライン19に挿入されている。
図4は、整合回路の構成例を示す回路図である。
図4の整合回路17は、信号ライン19に挿入されたコイル(インダクタ)L1と、コイルL1の音声処理部16との接続側の一端と接地GNDとの間の接続したキャパシタC1により構成し、いわゆるアンテナ整合回路としている。
この整合回路17は、コイルL1とキャパシタC1の定数を、第1筐体2と第2筐体3とが閉状態(折り畳んだ状態)でのアンテナ10のインピーダンス整合をとるような値に設定されている。
すなわち、通信用周波数帯域、たとえば800MHz帯等の高周波域では整合回路として作用するが、音声周波数帯域、たとえば約300Hz〜3000Hzでは、ほとんど作用しない定数に設定されている。
たとえば、コイルL1のインダクタンスは1〜10nH程度、キャパシタC1の容量は1〜100pF程度に設定される。
このような構成を有する整合回路17においては、音声周波数帯域(約300Hz〜3000Hz)ではコイルL1は微少な抵抗としか見えない。また、キャパシタC1も1μF以上にならないとフィルタとして全く効果がでてこない。
このように、図3の携帯電話機1においては、音声処理部16とスピーカ11を接続する信号ライン19に、コイルL1とキャパシタC1により構成された整合回路17を接続し、コイルL1とキャパシタC1の定数を、第1筐体2と第2筐体3とが閉状態(折り畳んだ状態)での整合をとるような値に設定したことから、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳んで、アンテナ10が電気/音響変換手段としてのスピーカ11と近傍に対向して配置されときの、スピーカ11によるアンテナの特性劣化を抑えることが可能となる。
なお、整合回路17をコイルL1とキャパシタC1により構成した場合を説明したが、抵抗素子のみで構成することも可能である。
また、図5に示すように、インダクタンスが数十nH程度以上のコイルL1のみで構成することも可能である。
図5の整合回路17Aにように、インダクタンスが数十nH程度以上のコイルL1を使用すると、高周波域では、抵抗成分が大きくなりスピーカ11を切り離すことができる。
このように、スピーカ11を高周波的に接地GNDから分離することで、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳んだとき、アンテナ11に接地電位GNDが近づかなくなり、アンテナの特性劣化を抑えることが可能となる。
図6は、本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第2の構成例を示すブロック図である。
図6の携帯電話機1Aが図3の携帯電話機1と異なる点は、スピーカ11を接続する信号ライン19を、整合回路17が配置されている第1の信号ライン19aと、整合回路が配置されていない第2の信号ライン19bとに分離し、これら第1の信号ライン19aおよび第2の信号ライン19bと、音声処理部16との接続を、開閉検出部15の検出結果に基づいてスイッチ部21で切り換える点にある。
図7は、図6におけるスイッチ部を含む音声処理部とスピーカとの間に具体的な構成を示す回路図である。
スイッチ部21は、固定接点aが音声処理部16の出力ライン19に接続され、作動接点bが第1の信号ライン19aの一端に接続され、作動接点cが第2の信号ライン19bの一端に接続されている。
そして、スイッチ部21は、制御部18による制御信号CTL1に基づいて固定接点aと作動接点bまたはcとの接続を切り換える。
具体的には、制御部18は、開閉検出部15が閉状態であることを検出した場合には、スイッチ部21の固定接点aを作動接点bに接続して整合回路17を介する第1の信号ライン19aにより音声処理部16とスピーカ11とを接続するように切り換え制御を行う。
一方、制御部18は、開閉検出部15が開状態であることを検出した場合には、スイッチ部21の固定接点aを作動接点cに接続して整合回路17を介さない第2の信号ライン19bにより音声処理部16とスピーカ11とを接続するように切り換え制御を行う。
通常、高周波で使用しているスイッチは音声周波数帯域を通すことができる。したがって、図6および図7に示すように、高周波スイッチ部21を用い、開状態のときは音声処理部16を整合回路17を通さずにスピーカ11に直接接続し、閉じたときは整合回路17を通すように接続切り換えを行う。
上述したように、整合回路17は、第1筐体2および第2筐体3が閉状態にあるときにアンテナ特性が最適となるように定数が調整(設定)されていることから、図3の場合と同様に、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳んで、アンテナ10が電気/音響変換手段としてのスピーカ11と近傍に対向して配置されときの、スピーカ11によるアンテナの特性劣化を抑えることが可能となる。
なお、スイッチ部21により音声とは別経路で整合回路17を形成することができることから、図5の構成の方が図3の構成より自由度が高い。
なお、図6および図7においては、スイッチ部21の切り換え制御を制御部18を通して行うように構成していたが、開閉検出部15の検出信号に基づいて直接的に制御するように構成することも可能であり、この場合も同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第3の構成例を示すブロック図である。
図9は、図8におけるスイッチ部を含む音声処理部とスピーカとの間に具体的な構成を示す回路図である。
図8の携帯電話機1Bが図6の携帯電話機1Aと異なる点は、整合回路17を接続した第1の信号ライン19aを用いずに、スイッチ部21の作動接点bには何も接続しないオープン状態としたことにある。
制御部18の制御自体は図6および図7の場合と同様である。
すなわち、制御部18は、開閉検出部15が閉状態であることを検出した場合には、スイッチ部21の固定接点aを作動接点bに接続して音声処理部16とスピーカ11とを切り離すように切り換え制御を行う。
一方、制御部18は、開閉検出部15が開状態であることを検出した場合には、スイッチ部21の固定接点aを作動接点cに接続して整合回路17を介さない第2の信号ライン19bにより音声処理部16とスピーカ11とを接続するように切り換え制御を行う。
通常、高周波で使用しているスイッチは音声周波数帯域を通すことができる。したがって、図8および図9に示すように、高周波スイッチ部21を用い、開状態のときは音声処理部16を整合回路17を通さずにスピーカ11に直接接続し、閉じたときはスピーカ11を切り離す(分離する)ように接続切り換えを行う。
スピーカ11を信号ラインから切り離すことで、第1筐体2と第2筐体3を閉状態としたとき(折り畳んだとき)、アンテナ11に接地電位GNDが近づかなくなり、アンテナの特性劣化を抑えることが可能となる。
スピーカ11を受話用としてのみ使っている場合には、基本的に、閉状態のとき、スピーカ11から音が出力されないことから完全分離して問題ない。
以上のように、図3および図4、並びに図6および図7の回路構成を採用することにより、第1筐体2と第2筐体3を閉状態としたとき(折り畳んだとき)のアンテナ10の特性劣化を抑えることが可能となる。第1筐体2と第2筐体3を閉状態としたとき(折り畳んだとき)のアンテナ特性を別々に合わせることが可能となる。
また、図3および図5、並びに図8および図9の回路構成を採用することにより、第1筐体2と第2筐体3を閉状態としたとき(折り畳んだとき)のアンテナ10の特性劣化を抑えることが可能となる。
以上、本実施形態の携帯電話機において、端末の開閉によるアンテナ特性の劣化を抑止するための電気回路的対策について説明した。
以下に、端末の開閉によるアンテナ特性の変化量を縮小するための構造的対策について、図面に関連に付けて説明する。
図10および図11は、それぞれ携帯電話機1の内部構成を閉状態で示す斜視図および平面図である。なお、図10および図11はいずれも構成要素の一部を省略して図示している。
第1筐体2の内部には、高周波回路等の各種回路が配置される回路基板31と、電波を送受信するための送受信アンテナ10を含むアンテナ部32とが設けられている。アンテナ部32は、回路基板31の端部に設けられており、第1筐体2の端部2bの内部に位置する。
第2筐体3の内部には、メイン表示部7の周囲および背面を保持するメイン表示部ホルダ41と、メイン表示部ホルダ41の背面に沿って設けられ、メイン表示部7およびメイン表示部ホルダ41を構造的な強度面で補強するメイン表示部フレーム42と、サブ表示部8の周囲および背面を保持するサブ表示部ホルダ51と、が設けられている。メイン表示部ホルダ41およびサブ表示ホルダ51には、たとえば非導電性の合成樹脂が用いられ、メイン表示部フレーム42には、たとえば金属が用いられる。なお、メイン表示部ホルダ41およびメイン表示部フレーム42により、第1表示部の背面が当接する基体が構成される。
図11に示すように、メイン表示部7、メイン表示部ホルダ41、メイン表示部フレーム42は、閉状態においてアンテナ部32と重ならない位置に設けられている。サブ表示部8、サブ表示部ホルダ51は、その開閉側の端部8a、51aがアンテナ部32の筐体連結側の端部32aと閉状態において重なる位置に設けられている。なお、サブ表示ホルダ51は、アンテナ部32と重なる位置でもサブ表示部8を保持している。
サブ表示部8およびサブ表示ホルダ51は、それぞれ開閉側の端部8a、51aが第2筐体の背面側から見て面取りされ、一方、アンテナ部32は、開閉側の(背面側から見て第1筐体の外側に面する)端部32bがサブ表示部8およびサブ表示部ホルダ51の端部8a、51aを囲む円弧状になるように形成されている。なお、アンテナ部の詳細については後述する。
サブ表示部ホルダ51の筐体連結側には、筐体連結側に突出する舌片51bが設けられ、当該舌片51b上(第2筐体3の背面側)には、サブ表示部8の通電制御等の所定の制御を行うための駆動部52と、駆動部52に接続され、押圧操作に応じて接点の開閉がなされる押圧スイッチ53とが設けられている。駆動部52はたとえばICによって構成される。押圧スイッチ53上には押しボタン9が配置されており、押しボタン9の押し込み操作により、押圧スイッチ53は押圧される。
図12は、第2筐体3の内部構成の一部を示す分解斜視図である。図12にも示すように、メイン表示部フレーム42の背面には、絶縁シート43と、メイン表示部7の通電制御等の所定の制御を行うための回路基板44とが設けられている。絶縁シート43および回路基板44は、開閉側に切り欠き部43a、44aが設けられており、サブ表示部ホルダ51は、切り欠きにより形成された空所を介して、背面の半分以上がメイン表示部フレーム42の背面に当接するように配置されている。なお、当該当接する背面同士は、両面テープ等の接合部材により接合されてもよいし、接合されなくてもよい。
メイン表示フレーム42には、サブ表示部ホルダ51が当接する側方の位置に凸部42aが設けられ、凸部42aが絶縁シート43の孔部43bを介して回路基板44に接触することにより、回路基板44は電気的に導通される。
図13および図14は、第1筐体2内部の一部の構成を示す分解斜視図である。図13では、紙面左側が第1筐体2の連結側、紙面上側が第1筐体2の背面側であり、図14では、図13と左右、上下を逆にしている。
回路基板31の正面側(紙面下側)には高周波回路61等の各種の回路が配置され、その上には各回路から放出されるまたは外部から侵入する電磁波を遮断するためのシールドケース(シールド体)62が被せられる。さらに、シールドケース62上にはフレキシブル配線板71が配置される。
シールドケース62は、プレート部62aと、プレート部62aの周囲や内部に設けられてプレート部62aを区画する隔壁62bと、電気/音響変換手段としてのマイク12を保持するためのマイクホルダ62cと、マイクホルダ62cに隣接して設けられたネジボス62dとを備えている。
回路基板31とシールドケース62とは、ネジ500を回路基板31の背面側から孔部31aを介してネジボス62dに螺着することにより固定される。また、正面側ケース2cと背面側ケース2dとは、正面側ケース2cの裏側に設けられたネジボス2eに、背面側ケース2dを貫通するネジ501を螺着することにより固定される。回路基板31およびシールドケース62には、ネジボス2eが嵌め込まれる切り欠き部31b、62eが設けられており、回路基板31およびシールドケース62は、正面側ケース2cと背面側ケース2dとを固定することによっても互いに固定される。なお、シールドケース62は、樹脂で成形された上で、表面にメッキ処理が施されており、導電性を有している。そして、シールドケース62は回路基板31のグランドラインに導通状態で固定される。
図15(a)は、第1筐体2の正面側(図13の紙面下側)からマイクホルダ62cおよびマイク12を見た図、図15(b)は、第1筐体2の背面側からマイクホルダ62cおよびマイク12を見た図、図15(c)は、回路基板31のマイクホルダ部62cと対向する位置を見た図である。
マイク12は、収音部12a、電極部12bをそれぞれ端面に有する円柱状に構成されている。一方、マイクホルダ62cは、マイク12を受け入れ可能な大きさの円筒状に形成された壁部62hを有している。壁部62hは隔壁62bと連続し、厚さおよび高さも隔壁62bと略同じである(図13参照)。なお、隔壁62bは、回路基板31の各回路を互いに隔離するために、あるいはシールドケース62の構造的な強度を補強する目的で設けられるものである。
マイク12は、ゴム等の弾性部材によって形成されたパッキン505を装着したうえで、収音部12a側からマイクホルダ62cに嵌め込まれ、マイクホルダ62cに固定される。さらに、上述のように回路基板31およびシールドケース62が互いに固定されることにより、マイク12は振動して音声を電気信号に変換する振動板を有する収音部12a側のシールドケース62のプレート部62aと電極部12b側の回路基板31とに挟まれて固定される。なお、パッキン505を装着せずに、マイク12を直接にマイクホルダ62cに嵌め込んで固定できるようにマイク12の外径、マイクホルダ62cの内径を設定してもよい。収音部12aとプレート部62aとの間にゴム等の弾性部材を配置してもよい。
シールドケース62のマイクホルダ62c内のプレート部62aには、マイク12の外径よりも小さい内径の開口部81が設けられている。なお、開口部81は、マイク12を収音部側から支持可能であれば、形状、大きさを適宜に設定してよい。
マイク12の電極部12bには、当該電極部12bの中心に第1の接点12c、第1の接点12cから距離rだけ離れた位置に第2の接点12dが設けられている。一方、回路基板31には、マイクホルダ62cと対向する位置の中心に第3の接点82が、第3の接点82を中心として、半径rの円周上に第4の接点83が設けられている。回路基板31とシールドケース62によりマイク12を挟み込むと、第1の接点12cは第3の接点82と、第2の接点12dは第4の接点83と接触する。なお、第4の接点は、第3の接点から距離r分離してあれば、円周状につながっておらずともよい場合がある。円柱状で示したマイク12が正四角柱等、第3の接点に対して回転対称の形状であれば、マイクをマイクホルダに嵌め込み可能な向きそれぞれに対応して、第2の接点と対向する位置に第4の接点を設けておけばよい。これは結果的に、半径rの円周上に第4の接点が設けられることに違いはない。
図16は操作部11を示す平面図、図17は図16のX−X線における断面図である。なお、図17では、シールドケース62から上側のみを示している。
図17に示すように、フレキシブル配線板71上には、テンキーボタン5a等の操作部5のキーに対応して配置され、押圧操作に応じて接点の開閉がなされる押圧スイッチ91と、操作部5のキーを照明するための発光素子92と、が配置される。その上には、操作部5のキーを有するキーシート101と、正面側カバー2bとが配置される。なお、テンキーボタン5aは、たとえば光が透過可能な樹脂によって形成される。
フレキシブル配線板71、キーシート101および上部カバー2bには、シールドケース62の開口部81に対応する位置にそれぞれ開口部93、102および6が設けられる。正面側カバー2bには、開口部6の縁部からキーシート101側に筒状に延びてキーシート101の開口部102に挿入される壁部2hが設けられている。壁部2hは、開口部6の全周に亘って設けられていてもよいし、発光素子92が配置されている側だけ設けられていてもよい。
図16に示すように、テンキー5aは、縦に3列になるように配列されており、発光素子92は各列の間に配置されている。また、発光素子92は、縦方向に関し、テンキー5aの間に一つ置きに配置されている。各4つのテンキー5a間の位置のうち、発光素子92が配置されなかった位置の一つには、開口部6が設けられている。
図18に示すように、フレキシブル配線板71は、シールドケース62の外方に突出する舌片71aと、舌片71aに設けられた接続部112とを備えている。舌片71aが折り返されて、接続部112と回路基板31上に設けられた接続部111とが接続されることにより、フレキシブル配線板71と回路基板31とは電気的に接続される。
図19に示すように、回路基板31の背面側(紙面上側)には、カメラモジュール(電子部品)121と、フラッシュ用の発光部(電子部品)122とが設けられる。カメラモジュール121および発光部122には、フレキシブル配線板71の端部に設けられた舌片71bが折り返されて電気的に接続され、カメラモジュール121および発光部122はフレキシブル配線板71の回路またはフレキシブル配線板を介して他の基板の回路により制御される。
図20(a)はアンテナ部32を図10と同一方向から見た斜視図、図20(b)はアンテナ部32を第1筐体2の開閉側のやや上方から見た図である。アンテナ部32は、回路基板31に取り付けられるベース部131と、ベース部に配置されたアンテナ10と、アンテナ10に給電するための給電端子133とを備えている。
ベース部131は、たとえば樹脂等の非導電性部材で形成され、第1筐体2の端部2b(図1参照)の内壁に対向する曲面131aと、曲面131aの内側に設けられたフレーム部131bとを有している。曲面131aは、たとえば、第1筐体2の背面側の方向から開閉側の方向まで面し、かつ、背面側から見て開閉側に凸状になる曲面として形成され、シールドケース62の外側に配置される。
フレーム部131bは、回路基板31の背面および開閉側端部と当接するように形成されており、回路基板31の背面と対向する位置には、給電端子133が設けられている。給電端子133は回路基板31の背面側に設けられた給電端子134(図13参照)と電気的に接続される。
アンテナ10は、リン青銅等の板金が所定のパターン形状に形成されたものであり、曲面131aの全面に亘って張り巡らされるように設けられている。なお、アンテナ10は、曲面131aの全面に亘って配置され、第1筐体2の正面側から見たアンテナ10の投影部はアンテナ部32の投影部に略一致するため、図10および図11の説明におけるアンテナ部32の配置についての記載は、アンテナ10の配置についての記載とみなしてよい。
以上に述べた携帯電話機1によれば、閉状態においては、アンテナ特性へ及ぼす影響が比較的小さい要素がアンテナ10寄りに配置されるとともに、アンテナ特性に及ぼす影響が比較的大きい要素がアンテナ10から離されて配置されることになるため、従来の携帯電話機に比較して、閉状態において第2筐体3がアンテナ特性に及ぼす影響が緩和される。
つまり、アンテナ10と重なる位置にサブ表示部8が配置され、第1筐体2の端部2b内にアンテナ10が設けられた場合でも、サブ表示部8もアンテナ10も互いに干渉することを極力減らせるため、これと対向する第2筐体3の端部3b内部のスペースを有効利用できる。
換言すれば、開閉側端部2b、3bが互いに一致するように両筐体2、3の外形を形成しつつ、サブ表示部8を端部3b側に配置することができる等、デザイン上の自由度が向上する。
サブ表示ホルダ51の背面がメイン表示フレーム42の背面に当接して設けられているため、サブ表示ホルダ51が安定して固定され、また、メイン表示フレーム42によりサブ表示ホルダ51の構造的な強度も補強される。
舌片51bに駆動部52が設けられるため、従来のようにサブ表示部に接続されたフレキシブル配線板に駆動部を設ける場合に比較して、製造過程においてフレキシブル配線板がめくれ上がることがない等、作業が容易になる。また、3次元的な部品レイアウトの自由度も向上する。
舌片51b上に押圧スイッチ53が設けられているため、第2筐体3の背面と押圧スイッチ53との距離が短い。従って、筐体の厚さが多少大きくても押しボタン9を押圧方向に対して厚くしたり、押圧スイッチ53を嵩上げする必要がない。また、舌片51bはアンテナ10とは重ならない位置に設けられているため、押しボタン9を押圧操作するユーザの手がアンテナ10のアンテナ特性に影響を及ぼす可能性が低い。
サブ表示部8は、アンテナ10と重なる部分が面取りされているため、サブ表示部8がアンテナ10のアンテナ特性に及ぼす影響が極力緩和される。
本発明の無線通信端末は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
たとえば、本実施形態では、第1の筐体2内にアンテナ10を備えると共に、閉状態において対向する第2の筐体3内に具備するスピーカ11と音声処理部16との間にリアクタンス素子を配した例を示してたが、第2の筐体3内にアンテナ10が配置される場合、閉状態において対向する第1の筐体2内に具備するマイク12と音声処理部16との間にリアクタンス素子を配しても、本実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
開閉可能な無線通信端末は、本実施例のような折り畳み式のものに限定されない。2以上の筐体が互いに重ね合わされた閉状態と、当該閉状態にて互いに対向していた部分のうち少なくとも一部が露出する開状態との間で、各筐体が互いに移動できればよい。従って、たとえば、第1筐体および第2筐体を平行移動または回転移動によって互いにスライドさせ、開閉するものも含む。
第1表示部の背面が当接する基体は、第1表示部を保持する部材だけでもよいし、当該部材に取り付けられる部材を含んでもよい。なお、上述の実施形態においては、メイン表示部ホルダ41およびメイン表示フレーム42が本発明の基体に相当する。
第2表示部は、基体に対して積層して設けられるものであれば、第2表示部自体が基体に当接してもよいし、第2表示部を保持するホルダが基体に当接してもよい。また、基体に当接する部分の形状、大きさは問わない。なお、好適には、上述の実施形態のように、所定の面積(たとえば第2表示部の半分以上の面積)に亘って面で当接する。
シールド体はケース状のものに限られない。たとえば、隔壁を有しない板状のものであってもよい。
本発明を適用した携帯電話機の開状態を示す外観斜視図である。 本発明を適用した携帯電話機の閉状態を示す外観斜視図である。 本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第1の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の整合回路の構成例を示す回路図である。 本実施形態の整合回路の他の構成例を示す回路図である。 本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第2の構成例を示すブロック図である。 図6におけるスイッチ部を含む音声処理部とスピーカとの間に具体的な構成を示す回路図である。 本発明の無線通信端末としての携帯電話機の信号処理系の第3の構成例を示すブロック図である。 図8におけるスイッチ部を含む音声処理部とスピーカとの間に具体的な構成を示す回路図である。 本実施形態の携帯電話機の内部構成を閉状態で示す斜視図である。 本実施形態の携帯電話機の内部構成を閉状態で示す平面図である。 本実施形態の携帯電話機の第2筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態の携帯電話機の第1筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態の携帯電話機の第1筐体内部の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態の携帯電話機のマイクロフォン近傍を示す平面図である。 本実施形態の携帯電話機の操作部を示す平面図である。 本実施形態の携帯電話機の操作部を示す図16のX−X線断面図である。 本実施形態の携帯電話機のフレキシブル配線板の導通手段を示す側面図である。 本実施形態の携帯電話機のカメラモジュールを示す斜視図である。 本実施形態の携帯電話機のアンテナ部を示す図である。
符号の説明
1…携帯電話機(無線通信端末)、2…第1筐体(第1筐体)、3…第2筐体(第2筐体)、5…操作部、7…メイン表示部(第1表示部)、8…サブ表示部(第2表示部)、10…アンテナ、11…スピーカ、12…マイクロフォン(マイク)、13…通信処理部、14…メモリ、15…開閉検出部、16…音声処理部、18…制御部、17,17A…整合回路、19…信号ライン、19a…第1の信号ライン、19b…第2の信号ライン、52…駆動部(駆動手段)、41…メイン表示部ホルダ(基体)、42…メイン表示部フレーム(基体)。

Claims (6)

  1. 第1筐体および第2筐体が開閉可能に連結された無線通信端末であって、
    上記第1筐体および第2筐体のうちの一方の筐体内に配置されたアンテナと、
    上記第1筐体および第2筐体のうちの他方の筐体内に配置された電気/音響変換手段と、
    上記電気/音響変換手段の音声処理を行う音声処理部と、を有し、
    上記アンテナは、上記第1筐体および第2筐体が閉状態のときに上記電気/音響変換手段の近傍に対向配置され、開状態のときに上記電気/音響変換手段より離れて配置され、
    上記音声処理部と上記電気/音響変換手段との間に少なくともリアクタンス素子を配置した
    ことを特徴とする無線通信端末。
  2. 上記第1筐体と第2筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出部と、
    上記電気/音響変換手段に接続され、上記リアクタンス素子が配置される第1の信号ラインと、
    上記電気/音響変換手段に接続され、上記リアクタンス素子が配置されない第2の信号ラインと、
    上記音声処理部に接続する信号ラインを、上記第1の信号ラインと上記第2の信号ラインとで切り換えるスイッチ部と、をさらに有し、
    上記スイッチ部は上記開閉検出部の検出結果に基づいて信号ラインの切り換えを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 上記リアクタンス素子は、整合回路の一部に含まれている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末。
  4. 上記整合回路は、上記第1筐体と第2筐体が閉状態にあるときに作用するように設定してある
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  5. 上記整合回路は、通信用周波数帯域に対して作用し、音声周波数帯域に対して作用しないように設定してある
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。
  6. 第1筐体および第2筐体が開閉可能に連結された無線通信端末であって、
    上記第1筐体および第2筐体のうちの一方の筐体内に配置されたアンテナと、
    上記第1筐体および第2筐体のうちの他方の筐体内に配置された電気/音響変換手段と、
    上記電気/音響変換手段の音声処理を行う音声処理部と、
    上記第1筐体と第2筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出部と、
    上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを接続可能な信号ラインと、
    上記開閉検出部の検出の結果、開状態にあるときは上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを上記信号ラインにより接続し、閉状態にあるときは上記音声処理部と上記電気/音響変換手段とを電気的に切り離すスイッチ部と、を有し、
    上記アンテナは、上記第1筐体および第2筐体が閉状態のときに上記電気/音響変換手段の近傍に対向配置され、開状態のときに上記電気/音響変換手段より離れて配置されるようにしてある
    ことを特徴とする無線通信端末。
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