JP2006120197A - 光記録媒体、光記録方法、光再生方法、光記録装置および光再生装置。 - Google Patents

光記録媒体、光記録方法、光再生方法、光記録装置および光再生装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】 CDやCD−R等における従来の記録方式(ピット配列)に代わる新たな記録方式を提案する。
【解決手段】 凹凸構造101aがトラック状に形成された基板101を準備する。この凹凸構造101aは、ビームスポット内に複数の凹凸構造が掛かるような寸法に設定されている。トラック間は平坦部101bとなっている。この基板101上に反射層102を形成する。反射層102の形成により、平坦部101bは鏡面となる。凹凸構造101aの反射率は、平坦部101bの反射率に比べ著しく低くなる。凹凸構造101aに高パワーのレーザ光を照射すると、凹凸構造101aが反射層側に隆起し、且つ、平坦化する。このとき、隆起部分の反射率は、非隆起部分の反射率よりも上昇する。高パワーのレーザ光を凹凸構造101aからなるトラックにパルス照射することにより、反射率変化による信号記録が可能となる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、光記録媒体、光記録方法、光再生方法、光記録装置および光再生装置に関し、特に、反射率変化によって情報を記録再生するものに用いて好適なものである。
従来、光記録媒体として、CD(Compact Disc)やCD−R(Compact Disc - Recordable)等が開発され、商品化されている。このうち、CDは、螺旋状にピット列を形成し、ピット照射時における反射光強度の変化によって情報を読み取るものである。また、CD−Rは、記録層材料として有機色素を用いながら螺旋状グルーブをディスク面上に形成し、高パワーレーザ光の照射による記録層の変形・変質によって情報を記録するものである。この他、赤色レーザ光を記録再生用レーザ光として用いるDVDが商品化されている。さらに、青色レーザ光を記録再生用レーザ光として用いる次世代DVDも規格化が進められ商品化されつつある。
なお、これらディスクの構成および記録再生方法は、以下に示す非特許文献1、2に記載されている。
平成13年3月25日、株式会社オーム社発行「図解コンパクトディスク読本」(改訂3版) 平成15年12月10日、株式会社オーム社発行「図解DVD読本」(改訂3版)
上記光ディスクのうち、再生専用型の光ディスクは、記録信号に応じた長さのピット列をトラック状に形成するものである。また、追記型の光ディスクは、記録層を変形・変質させて、記録信号に応じた長さのピット列をグルーブ上に形成するものである。両タイプの光ディスクにおいては、何れも、一つのマークが一つのピットによって形成されている。
本発明は、かかる従来の記録方式に代わる新たな記録方式を提案するものである。すなわち、再生専用型の光ディスクでは、一つのマークが一つのピットによって形成されておらず、また、追記型のディスクでは、特に記録層を配さずともデータの記録が可能な光ディスクを提供するものである。また、本発明は、このディスクを用いた記録/再生方法および記録/再生装置を新たに提案するものである。
請求項1の発明は、光記録媒体に関するものであって、記録および/もしくは再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造を基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、光記録媒体に関するものであって、記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造をトラック状に基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、光記録媒体に関するものであって、再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造をトラックに沿って間欠的に基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の光記録媒体において、前記凹凸構造は、記録信号に応じて前記トラックに沿って間欠的に形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、光記録方法に関するものであって、記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーにてレーザ光を照射することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の光記録方法において、前記レーザ光は、記録信号に応じてパルス状に前記光記録媒体に照射されることを特徴とする。
請求項7の発明は、光記録方法に関するものであって、所定ピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーにてレーザ光を照射することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の光記録方法において、前記レーザ光は、記録信号に応じてパルス状に前記光記録媒体に照射されることを特徴とする。
請求項9の発明は、光再生方法に関するものであって、再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーにてレーザ光を照射することを特徴とする。
請求項10の発明は、光再生方法に関するものであって、所定ピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーにてレーザ光を照射することを特徴とする。
請求項11の発明は、記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し情報を記録する光記録装置であって、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーに設定するパワー設定手段とを有することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11に記載の光記録装置において、前記レーザ照射手段は、記録信号に応じてパルス状に前記レーザ光を前記光記録媒体に照射することを特徴とする。
請求項13の発明は、再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体から情報を再生する光再生装置であって、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーに設定するパワー設定手段とを有することを特徴とする。
請求項14の発明は、所定ピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体から情報を再生する光再生装置であって、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーに設定するパワー設定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、微細な凹凸構造を用いた、新たなタイプの光記録媒体を提供することができる。特に、本発明を追記型ディスクに適用した場合には、既存のCD−Rのように有機色素材料を記録層材料として用いる必要がないため、環境に対する悪影響を回避することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
まず、図1に光記録媒体の基本構成を示す。
図示の如く、光記録媒体は、基板10上に反射層20が形成された構成となっている。ここで、基板10は、一般に、ポリカーボネート等の透光性材料から形成されている。また、反射層20は、Al等の高反射材料からなっている。この高反射材料を基板10上にスパッタ等によって膜形成することにより、反射層20が形成される。
基板10の反射層形成面には、微細な凹凸構造10aが形成されている。この凹凸構造10a上に、上記の如く反射層20を形成すると、反射層20の膜面に、基板10の凹凸構造10aが反映される。
凹凸構造10aは、記録・再生用レーザ光のビームスポットが複数の凹凸構造に同時に掛かるような寸法に設定されている。この場合、少なくとも、凹凸構造10aの面内方向ピッチを、再生レーザ光の波長よりも小さく設定すれば、再生レーザ光のビームスポットが複数の凹凸形状に同時に掛かるようになる。
<測定例1>
このような構成を有する光記録媒体を実際に作成して、反射率の測定を行った。以下、これについて説明する。
図2は、基板10上に形成された凹凸構造10aの二次電子写真像を示すものである。同図(a)は上面側から撮像したときの写真像、同図(b)は斜め上面側から撮像したときの写真像である。なお、同図の写真像は、凹凸構造10a上にCo50Al50at.%の合金膜をスパッタによって20nm形成した後、電子写真撮像のためにPt−Pdを10Å蒸着した状態で撮像を行ったときのものである。
同図に示すように、本測定では、縦横均等に一定ピッチにて円柱状の突起が並ぶようにして、凹凸構造10aが形成されている。また、凹凸構造10aのピッチ(隣り合う円柱状突起間の距離)は、縦横ともに250nmであり、円柱状突起の高さは、170nmとなっている。
なお、同図に示す基板10は、以下のようにして形成した。
まず、シリコン原盤にスピンコートによりレジストを塗布する。ここで用いられるレジストは電子ビーム用のものであり、例えば、住友化学工業社製・NEB22などを用いる。その後、EB描画(電子ビームカッティング)にて、上記ピッチの凹凸構造を形成する。この描画後、現像処理を行い、RIE加工を行う。さらに、酸素プラズマアッシングを行って、残存するレジストを除去する。これにより、シリコン原盤上に凹凸構造が形成される(Si原基)。
次に、このSi原基に対し、Niスパッタを行い、さらに、電解めっきによって、Niを堆積する。そして、堆積したNi層をSi原盤から剥離して、スタンパを作製する。このスタンパを用いて、射出成形により基板10を作製する。これにより、凹凸構造が転写された基板10が形成される。
なお、射出成形機は、例えば名機製M-35B-D-DMを用いることができる。また、基板材料としては、ポリカーボネートやポリオレフィンといった透光性材料を用いることができる。本測定では、ポリカーボネートを用いた。基板材料は、これ以外に、生分解性材料を用いることもできる。こうすると、廃棄時における環境負荷等を小さくすることができる。
なお、EB描画に代えてレーザビームカッティングを用いることもできる。この場合、シリコン原盤上には、フォトレジスト層が塗布される。また、カッティングビームとしては、波長400nm程度のレーザ光が用いられる。
本測定では、このようにして生成した基板10上に、Co50Al50at.%の合金膜(反射膜)を、スパッタによって20nm形成した。なお、測定にて用いる光記録媒体には基板10上にこの合金膜(反射膜)のみを形成した。反射膜の形成は、以下のようにして行った。
真空チャンバで5×10−5Pa以上まで真空引きを行ったのち、Arガスを導入し、0.6Paの雰囲気中でスパッタを行った。チャンバ内には、CoターゲットとAlターゲットを設置し、同時にそれぞれに電力を投入することにより合金化するCo-スパッタ法を用いてCo50Al50at.%の合金膜(反射膜)を製膜した。尚、基板10は、反射膜を均一に製膜するために、放電中に、40rpmで自公転させた。
このようにして光記録媒体を生成した後、反射率の測定を行った。図3に、その測定結果を示す。同図には、比較例として、反射膜形成面が平坦なガラス基板上にCo50Al50at.%の合金膜をスパッタによって20nm形成した光記録媒体に対する反射率の測定結果を重ねて示してある。
同図から、基板10上に上記のような凹凸構造10aを形成すると、平坦なAl−Co膜を形成したガラス基板に比べ、反射率が35〜40%程度低下することが分かる。このことから、凹凸構造10aを形成すると、凹凸構造10aを形成しない鏡面部分との間で大きな反射率差を発現させることができることが分かる。
この凹凸構造10aを反射率変化による信号記録の記録マーク部分に形成すると、再生信号のS/Nを大きく改善することができる。また、この凹凸構造10aを信号トラック部分に形成すると、隣接トラック間の鏡面部分との間の反射率差が大きくなり、トラッキングエラー信号を良好に生成することができる。すなわち、グルーブを形成することなく、記録トラックを形成することができる。
<測定例2>
基板10に凹凸構造10aを形成した光記録媒体に対し高強度のレーザパワーをスポット照射し、凹凸構造10aの形状変化および反射率変化を測定した。以下、これについて説明する。
なお、本測定例では、反射膜としてAl膜を形成した。Al膜は、凹凸構造10aが形成された基板面にAl膜をスパッタによって形成した。Al膜の膜厚は20nmとした。Al膜の形成は、上記測定例1(Al−Co膜の形成)に比べ、Alターゲットのみをチャンバ内に設置する点のみ相違し、その他は、上記と同じである。また、凹凸構造10aの形状、寸法は上記測定例と同じである。
この光記録媒体に対し、波長635nm、パワー10mWのパルスビームを反射膜側から収束照射した。なお、ビームスポットは、NA=0.55の対物レンズにて、スポット径=1μm程度に収束させた。また、照射ビームのパルス周波数は一定とした。
図4(a)にパルスビームの走査軌跡を示す。図中、白い部分がパルスビームの照射位置である。図4(b)に、パルスビーム照射後の基板面の形状を示す。同図(b)から、パルスビームを照射した基板面部分が他の部分に比べ隆起していることが分かる。
図5は、隆起部分の断面形状を測定したものである。この測定結果から、パルスビームを照射した基板面部分が他の部分に比べ大きく隆起し、且つ、その上面部分が平坦化されていることが分かる。
さらに、パルスビームにて走査した部分を低パワーの単調レーザ光で走査し、反射光強度の変化をオシロスコープで測定した。その結果、パルスビームの周波数成分が他の周波数成分に比べ10〜20%程度、反射光強度が高いことが測定された。このことから、この測定結果から、隆起部分は非隆起部分に比べ、反射率が10〜20%程度上昇することが分かる。よって、凹凸構造10aに高パワーのレーザを照射することにより、反射率変化による信号記録が可能になることが分かる。すなわち、凹凸構造10aをトラック状(螺旋または同心円)に形成し、これに、高パワーのレーザ光をパルス照射することにより、反射率変化による信号記録が可能になる。
なお、高パワーのレーザ光照射による基板面の隆起は、当該部分の温度上昇によって基板がガラス転移温度以上に上昇し、さらに、凹凸構造10aによる反射膜の表面張力によって当該部分が隆起方向に持ち上げられたことによって生じたものと予測される。本実施の形態による光記録媒体では、図2に示すような凹凸構造10aが基板面に形成されているため、ビーム照射に対する表面積が大きくなり、且つ、媒体表面方向に対する熱分散が生じ難い。このため、ビーム照射位置は、熱吸収が高く、且つ、吸収した熱が溜まりやすくなり、高パワーのレーザ光照射によって容易に温度上昇が生じる。その結果、当該部分はガラス転移温度に達しやすくなり、外力による流動変位が生じやすくなる。このため、凹凸構造10aによる反射膜の表面張力によって当該部分に外力が加えられると、当該部分がこの力によって上方向に引っ張られ、隆起するものと考えられる。
したがって、上記構成を利用して追記型の光記録媒体を生成する場合には、温度上昇によって流動変位が生じやすいよう、基板材料としてガラス転移温度が低い材料を用いるのが有利である。
上記測定例では、基板材料としてポリカーボネート樹脂を用いたが、ポリカーボネートよりガラス転移温度が低い方が、より低いレーザパワーによっても記録を行えるようになる。ポリカーボネートのガラス転移温度は120〜140℃であるため、アクリル樹脂(110℃)や、ポリ乳酸を使った植物由来のプラスチック(60℃〜100℃)等が、基板材料としてより好適である。特に、ポリ乳酸を用いると、石油資産を用いないことから、有限資源の枯渇等を回避できる。また、地中などに廃棄しても地中の微生物などによって分解されるため、石油由来のものよりも、廃棄時における環境への影響を改善することができる。
反射層の材料としては、照射されるレーザ光によって反射する材料で、且つ、凹凸構造上において反射率が低下するものであればよい。具体的には、上記測定例2で用いたAlの他、Alとその合金等を用いることができる。この種の材料を用いると、凹凸構造のない鏡面部分において波長650nmに対する反射率が90%以上となり、且つ、凹凸構造上では反射率が10%程度に急激に低下する。よって、追記型または再生専用型の記録媒体の反射層材料として好適である。
また、反射層の材料は自然界において一般的に存在し、人体に有毒な材料ではなく、また廃棄時において廃棄量や含有量等について何らかの規制が設けられていない物質を用いることが望ましい。このような材料を用いると、埋め立てなど簡易な方法によって廃棄でき、公害などを引き起こす惧れなどがない。
以下、上記基本構成例を光ディスクに展開した場合の具体的構成例について説明する。なお、本実施例は、追記型光ディスクに本発明を適用した場合のものである。
図6に、光ディスクの構成を示す。
図示の如く、光ディスク100は、基板101と、反射層102と、保護層103と、レーベル印刷層104から構成されている。
基板101には、反射層102が形成される方の面に、上記のような凹凸構造101aが螺旋状または同心円状のトラックとして形成されている。本実施例では、凹凸構造101aは、図7に示すように、トラックの幅方向に4つの円柱状構造が並ぶようにして形成されている。また、円柱状構造の頂点と、トラック間に位置する平坦部101bの表面の高さが同じとなっている。
基板101は、上述の如く、電子ビームエッチングと射出成形によって形成される。すなわち、図8を参照して、シリコン原盤上に電子ビームで露光されるレジストを塗布する(工程1)。次に、電子ビームを原盤上においてx、y方向に走査しながら、凹凸構造101aの溝に対応する部分を露光し、原盤上に凹凸構造101aの原型を形成する(工程2)。このとき、平坦部101bに対応する部分には電子ビームを露光しない。原盤上のすべての領域を露光したら現像を行い(工程3)、RIE加工をおこなってSi原盤上に露光された部分を転写する(工程4)。さらに、酸素プラズマアッシングを行って、残存するレジストを除去する(工程5)。これにより、シリコン原盤上に凹凸構造が形成される(Si原基)。
その後、このSi原盤にNiメッキを行ってスタンパを作製し(工程6、7)、このスタンパを用いて射出転写することによって光ディスクの基板を作製する(工程8、9)。
この基板101上に、反射層102をスパッタ法によって積層する。さらに、反射層102の傷や酸化等を防ぐために、UV硬化樹脂をスピンコート等にて積層して保護層103を形成し、その上に、シルクスクリーン等によってレーベル印刷層104を形成する。
なお、基板材料としては、上述の如く、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂(110℃)、ポリ乳酸を使った植物由来のプラスチック等を用いる。また、反射層材料としては、Alや、Alとその合金等を用いる。
図9は、記録時におけるトラックの状態を模式的に示したものである。
上記のようにディスク100には、螺旋状または同心円状に凹凸構造101aが形成されている。同図(a)は、未記録状態を示すものである。トラック間の平坦部101bは、反射層102によって鏡面となっている。また、トラック部分は、凹凸構造101aによって、低反射面となっている。
同図(a)において、トラック上にパルス状ビームが照射されると、ビーム照射部分の温度が上昇し、同図(b)に示すように、当該部分の表面が反射層102の方向に隆起する。このとき、凹凸構造101aは、上記測定例2に示すように、隆起によって表面が平坦化される。この隆起と平坦化によって、上記測定例2に示すように、当該部分の反射率が上昇する。その結果、記録トラック上には、同図(c)に示すように、一連の高反射率部分(ビーム照射部分)と低反射率部分(ビーム非照射部分)が形成される。しかして、トラック上に信号が記録される。
このとき、トラック間の平坦部は鏡面となっているため、たとえば、既存のCD−R(Compact Disc - Recordable)プレーヤにて採用されているトラッキングサーボおよびフォーカスサーボと同様のサーボ系にて、ビームスポットをトラック上に位置づけることができる。
本実施例は、再生専用型光ディスクに本発明を適用した場合のものである。
ディスクの層構成は、上記実施例1と同様である。ただし、本実施例では、記録信号に応じた凹凸構造101aの列が螺旋状または同心円状に形成されている。一連の凹凸構造101aは、上記実施例1と同様、電子ビームエッチングおよび射出成形によって基板101上に形成される。すなわち、上記図8の工程2において、電子ビームを原盤上においてx、y方向に走査しながら、凹凸構造101aの溝に対応する部分を露光し、原盤上に凹凸構造101aの原型を形成する。このとき、トラック間の平坦部101bに対応する部分と、トラック上、凹凸構造101a間のスペース部分には電子ビームを露光しない。その他の工程は、図8に示すものと同様にして行われる。また、反射層102、保護層103、レーベル印刷層104の形成も、上記実施例1と同様である。
なお、本実施例の光ディスクは再生専用型であって追記型ではないため、基板材料は、上記実施例1と異なり、ガラス遷移温度が高い材料を用いることができる。再生時のレーザパワーは記録時に比べ低パワーであるため、基板材料としてポリカーボネート樹脂を用いることができるが、これよりもガラス遷移温度が高いガラス(ガラス遷移温度150℃以上)や、シクロオレフィン(ガラス遷移温度140〜160℃)を用いると、レーザ光に対する基板の耐性をさらに向上させることができる。なお、このようにガラス遷移温度が高い材料を使用すると、たとえば直射日光が当たる車内に放置される等、悪条件下における耐性を向上させることもできる。反射層材料としては、上記と同様、Alや、Alとその合金等を用いる。
図10は、ディスク上に形成されたトラックの状態を模式的に示したものである。
同図(a)に示すように、トラック上には、4つの円柱状構造がトラック幅方向に形成された凹凸構造101aが、記録信号に応じた長さ分だけトラックの長手方向に配されている。同図(b)は、同図(a)の状態を反射率の状態として示したものである。凹凸構造101aが形成された部分のみ反射率が低下しており、トラック間およびトラック上の凹凸構造101aに挟まれたスペース部分は、反射層102により高反射率となっている。
したがって、同図(a)に示すように、凹凸構造101aに隆起および平坦化が生じない程度のパワーにて、トラック上をレーザ光にて走査すると、その反射光の強度変化にて、トラック上の記録信号を再生することができる。このとき、たとえば、既存のCD(Compact Disc)プレーヤに採用されているトラッキングサーボとフォーカスサーボと同様のサーボ系にて、ビームスポットをトラック上に位置づけることができる。
以上、本実施の形態によれば、凹凸構造101aを用いながら、新たなタイプの光記録媒体を構成することができる。特に、実施例1に示す追記型の光ディスクにおいては、既存のCD−Rのように有機色素材料を記録層材料として用いる必要がないため、環境にやさしい光ディスクを構成することができる。なお、実施例2に示す光ディスクでは、レーザパワーを引き上げることにより記録信号が消去される惧れがあるが、逆に、この特性を利用して、ディスクの使用回数の制限や、秘匿データないし不所望なデータの消去等を適宜行うこともできる。また、微細な凹凸構造によって信号が記録されているため、複製や、基板面転写等といったデットコピーの防止を図ることもできる。
本実施例の反射層は、Alや、Alとその合金等を用いたが、これに限らず、反射層の材料として所望の反射率(反射率は各ディスクの規格で定められているのが一般的であり、ここでいう所望の反射率とは、各ディスクの規格に応じて必要とされる反射率)を有する金属および合金を用いることができる。その際、実施例で示したような凹凸構造により反射率を低下させることで、反射率の差を好適にあわせておけば良い。
最後に、上記実施例1および2の光ディスクに対し情報を記録再生する記録再生装置の基本構成を図11に示す。
図において、1はCPU(Central Processing Unit)、2はCPU1からの指令に応じて半導体レーザ3を駆動するレーザ駆動回路、3は光ピックアップ、4は光ピックアップ3内に配された光検出器3bからの信号を演算ないし増幅して各種信号を対応する回路に出力する再生信号増幅回路、5は再生信号増幅回路4から供給されるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号および同期信号をもとにサーボ信号を生成し、サーボ機構6およびスピンドルモータ7に供給するサーボ回路、6はサーボ回路5から供給されるフォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号に応じて光ピックアップ3に配された対物レンズを駆動するサーボ機構、7はサーボ回路5から供給されるモータサーボ信号に応じて光ディスクを所定の速度にて回転駆動するスピンドルモータである。
記録動作時、記録データは、CPU1によってエンコード処理された後、記録信号としてレーザ駆動回路2に出力される。レーザ駆動回路2は、記録信号に応じたパルス状ビームを出射するよう、光ピックアップ3内の半導体レーザ3aを駆動する。ここで、出射レーザパワーは、上記凹凸構造101aを隆起および平坦化し得る高パワーに設定される。また、光ピックアップ3からのレーザ光は、上記図9に示すように、複数の凹凸構造101aが同時に掛かるようにして、ビームスポットをトラック上に照射する。
再生動作時、レーザ駆動回路2は、単調レーザビームを出射するよう、光ピックアップ3内の半導体レーザ3aを駆動する。ここで、出射レーザパワーは、上記凹凸構造101aを隆起および平坦化しない程度の低パワーに設定される。また、光ピックアップ3からのレーザ光は、上記図9または図10に示すように、複数の凹凸構造101aが同時に掛かるようにして、ビームスポットをトラック上に照射する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に制限されるものではない。たとえば、凹凸構造101aの形状、寸法は、上記に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光記録媒体の基本構成を示す図 測定例1における凹凸構造の電子写真撮像図 測定例1における反射率の測定結果を示す図 測定例2における基板形状の電子写真撮像図 測定例2における基板断面形状の測定結果を示す図 実施例1における光ディスクの構成を示す図 実施例1における光ディスクの構成(基板形状)を示す図 実施例1における基板の生成工程を示す図 実施例1における記録時のトラックの状態を模式的に示す図 実施例2におけるトラックの状態を模式的に示す図 実施の形態に掛かる記録再生装置の構成を示す図
符号の説明
1 CPU
2 レーザ駆動回路
10 基板
10a 凹凸構造
20 磁性層
101 基板
101a 凹凸構造

Claims (14)

  1. 記録および/もしくは再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造を基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成した、
    ことを特徴とする光記録媒体。
  2. 記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造をトラック状に基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成した、
    ことを特徴とする光記録媒体。
  3. 再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造をトラックに沿って間欠的に基板面に形成し、該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層を形成した、
    ことを特徴とする光記録媒体。
  4. 請求項3において、
    前記凹凸構造は、記録信号に応じて前記トラックに沿って間欠的に形成されている、
    ことを特徴とする光記録媒体。
  5. 記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーにてレーザ光を照射する、
    ことを特徴とする光記録方法。
  6. 請求項5において、
    前記レーザ光は、記録信号に応じてパルス状に前記光記録媒体に照射される、
    ことを特徴とする光記録方法。
  7. 所定ピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーにてレーザ光を照射する、
    ことを特徴とする光記録方法。
  8. 請求項7において、
    前記レーザ光は、記録信号に応じてパルス状に前記光記録媒体に照射される、
    ことを特徴とする光記録方法。
  9. 再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーにてレーザ光を照射する、
    ことを特徴とする光再生方法。
  10. 所定ピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し、複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにして、該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーにてレーザ光を照射する、
    ことを特徴とする光再生方法。
  11. 記録用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造が基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体に対し情報を記録する光記録装置であって、
    複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、
    前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得るパワーに設定するパワー設定手段とを有する、
    ことを特徴とする光記録装置。
  12. 請求項11において、
    前記レーザ照射手段は、記録信号に応じてパルス状に前記レーザ光を前記光記録媒体に照射する、
    ことを特徴とする光記録装置。
  13. 再生用レーザ光の波長よりも小さいピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体から情報を再生する光再生装置であって、
    複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、
    前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーに設定するパワー設定手段とを有する、
    ことを特徴とする光再生装置。
  14. 所定ピッチにて凹凸構造がトラックに沿って間欠的に基板面に形成されるとともに該凹凸構造が形成された前記基板面上に反射層が形成された光記録媒体から情報を再生する光再生装置であって、
    複数の前記凹凸構造がビームスポット内に掛かるようにしてレーザ光を前記光記録媒体上に収束照射させるレーザ照射手段と、
    前記レーザ光のパワーを該凹凸構造の形状を変化させ得ない程度のパワーに設定するパワー設定手段とを有する、
    ことを特徴とする光再生装置。
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