JP2006119104A - シャシーダイナモメータの車両固定装置 - Google Patents

シャシーダイナモメータの車両固定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両固定作業の負担を軽減する。
【解決手段】車両固定時には、ボルト35を緩めて、アーム32を車両の前後左右に移動して二つストッパ33を前後から非駆動輪37に当接させる。また、ボルト35を締めつけて、ボルト35頭部とTナットスロットの間にレール31とブロック装置34と挟んでブロック装置34をレール31に対して固定し、上部ブロック341と下部ブロック342との間にアーム32を挟んでアーム32をブロック装置34に対して固定する。レール31の溝と嵌合する下部ブロック342の凸形状部は、下部ブロック342がレール31に対して水平方向に回転してしまうことを抑止する。また、アーム32と下部ブロック342の上部に設けた溝と上部ブロック341の下部に設けた溝との嵌合は、下部ブロック342に対して、アーム32が水平方向に回転してしまうことを抑止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シャシーダイナモメータに対して車両を固定する技術に関するものである。
駆体上に進行させた自動車の駆動輪をローラ上で回転し自動車の各種特性の測定を行うシャシーダイナモメータにおいては、自動車を、その駆動輪が正しくローラ上に位置するように位置決めした上で、非駆動輪を駆体に固定して測定を行う必要がある。
そして、このような非駆動輪を駆体に固定するための技術としては、たとえば、図5に示す車両固定装置が知られている(たとえば、特開平10267798号公報)。
図5aは車両固定装置の上面を、図5bは車両固定装置の正面から見た模式図を、図5cは車両固定装置の側面から見た模式図を表すものである。
なお、図示した車両固定装置は、一つの非駆動輪を固定するために用いられる装置であり、シャシーダイナモメータには、固定する非駆動輪の数だけ、この車両固定装置が設けられる。
図示するように、この車両固定装置は、駆体に固定したレール41と、レール41に対して車両の前後左右方向にスライドする二つのアーム42と、アーム42に支持されたストッパ43とより構成される。ここで、レール41には車両前後方向に延びるT溝411が設けられており、アーム42には車両左右方向に延びる二つの長孔421が設けられている。そして、アーム42の各長孔421毎に設けたボルト44が、当該長孔をワッシャ板45を介して貫通し、レール41のT溝411にT溝411の延伸方向に移動可能に遊嵌されたTナット46に螺着している。
そして、レール41のT溝411とTナット46によって、Tナット46に螺着されたボルト44によって車両前後方向の移動が拘束されるアーム42の、車両前後方向の移動が案内される。また、アーム42の各長孔42とボルト44によって、アーム42の車両左右方向の移動が案内される。
そして、この車両固定装置における車両の固定は、次のように行われる。すなわち、各ボルト44を緩めて、アーム42を車両の前後左右に移動調整して、前後二つのアーム42の二つストッパ43を、前後から非駆動輪47を挟み込むように当接させる。そして、当該位置で二つのボルト44を締めつけてワッシャ板45とTナット46の間に、レール41とアーム42を挟み込むことにより、アーム42をレール41に対して固定する。そして、ストッパ43に固定したベルト48を非駆動車輪47の上周面に掛け廻して締めつけることにより、非駆動車輪47をストッパ43間に固定する。
特開平10-267798号公報
前記従来の技術によれば、一つのストッパ43の位置決めに際して、二つのボルトを操作する必要がある。したがって、自動車の二つの非駆動輪を固定するためには、計八つと多数のボルトを操作する必要がある。そして、このために、車両固定の作業は、煩雑で負担の大きいものとなっていた。なお、前記従来の車両固定装置は、アーム42を二つのボルト44でレール41に固定することにより、車両前後方向の力がストッパ43に加わったときのアーム42の水平方向の回転を抑止しているので、このアーム42の固定用の二つのボルト44の一つを省略して、アーム42を一つのボルトのみで固定するようにすることはできない。
そこで、本発明は、より簡易な作業により、車両の固定を行うことができるシャシーダイナモメータの車両固定装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、ローラと前記ローラを回転駆動する動力計とを備えたシャシーダイナモメータの前記ローラ上に駆動輪を載置した車両の非駆動輪を固定する車両固定装置を、前記車両の走路に固定された、前記車両の前後方向に延びるレールと、前記レールに対して固定及び前記車両の前後方向に移動可能な、1または複数の非駆動輪固定部材とより構成し、前記非駆動輪固定部材を、前記非駆動輪に当接して当該非駆動輪を固定するためのストッパと、前記ストッパが固定されたアームと、第1ブロックと、第2ブロックと、第1ブロックと前記第2ブロックと前記レールとを締結する単一のボルトとナットとよりなる締結具とより構成したものである。ここで、前記アームの少なくとも一部は、前記第1ブロックと第2ブロックとの間に形成される、前記車両の左右方向に延びるアーム用溝に嵌通されており、前記アーム用溝は、前記締結具を緩めた状態において前記アームの前記車両の左右方向の移動を案内すると共に、前記締結具の締め付けに応じて強制的に狭められて前記アームの少なくとも一部を前記第1ブロックと第2ブロックとの間で挟み込んで固定し、前記第2ブロックは前記レールと係り合って、前記締結具を緩めた状態において、当該レールによって前記車両の前後方向への移動が案内されると共に、左右方向の移動及び水平方向の回転が抑止されるものである。
このような車両固定装置によれば、単一のボルトを用いた締結具を緩めるだけで、ストッパを固定したアームを記車両の左右方向および前後方向に移動することができると共に、単一のボルトを用いた締結具を締め付けるだけで、アームをレールに対して固定することができる。また、アームは、アーム用溝によって第2ブロックに対する車両前後方向の移動や水平方向の回転が抑止される。また、第2ブロックは前記レールとの係り合って水平方向の回転が抑止されている。したがって、単一のボルトとナットによる締結具を用いても、アーム固定時のアームの水平方向の回転を抑止することができる。
したがって、単一のボルトの操作のみの簡易な作業により一つのストッパの固定、車両前後左右方向のが行える車両固定装置が実現される。
また、より具体的には、たとえば、本発明は、前記課題達成のために、ローラと前記ローラを回転駆動する動力計とを備えたシャシーダイナモメータの前記ローラ上に駆動輪を載置した車両の非駆動輪を固定する車両固定装置を、前記車両の走路に固定された、前記車両の前後方向に延びるT溝が設けられたレールと、前記レールに対して固定及び前記車両の前後方向に移動可能な、1または複数の非駆動輪固定部材とより構成し、前記非駆動輪固定部材を前記非駆動輪に当接して当該非駆動輪を固定するためのストッパと、前記ストッパが固定されたアームと、下部ブロックと、上部ブロックと、Tスロットナットと、前記Tスロットナットと螺着する単一のボルトとより構成したものである。ここで、前記Tスロットナットは、前記レールのT溝内に配置されており、前記ボルトは、前記上部ブロックに設けられた孔と前記下部ブロックに設けられた孔を貫通して前記Tスロットナットに螺着されており、前記アームの少なくとも一部は、前記上部ブロックと下部ブロックとの間に形成される、前記車両の左右方向に延びるアーム用溝に嵌通されており、前記アーム用溝は、前記ボルトの締め付けに応じて強制的に狭められて前記アームの少なくとも一部を上部ブロックと下部ブロックとの間で挟み込んで固定し、前記下部ブロックの下部は、前記レールのT溝に嵌挿されているものである。
このような車両固定装置によれば、単一のボルトを緩めるだけで、ストッパを固定したアームを記車両の左右方向および前後方向に移動することができると共に、単一のボルトを締め付けるだけで、アームをレールに対して固定することができる。また、アームは、アーム用溝によって下部ブロックに対する車両前後方向の移動や水平方向の回転が抑止される。また、下部ブロックは、下部が前記レールのT溝に嵌挿されていることにより、レールによって水平方向の回転が抑止される。したがって、単一のボルトとTスロットナットのみを用いて、アーム固定時のアームの水平方向の回転を抑止することができる。
したがって、単一のボルトの操作のみの簡易な作業により一つのストッパの固定、車両前後左右方向の移動が行える車両固定装置が実現される。
以上のように、本発明によれば、より簡易な作業により、車両の固定を行うことができるシャシーダイナモメータの車両固定装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を模式的に示す。
ここで、図1aはシャシーダイナモメータの上面模式図を、図1bはシャシーダイナモメータの側面模式図を示している。
図示するように、シャシーダイナモメータは、駆体1上に自動車を進行させ、自動車駆動輪(図の場合は前輪)をローラ2上に位置決めし、駆体1に固定的に設けた二つの車両固定装置3で左右の非駆動輪(図の場合は後輪)をそれぞれ固定した上で、自動車を走行させながらローラ2に連結した動力計4で自動車の各種特性を測定するものである。
次に、図2、図3に車両固定装置3の構成を示す。
図2aは車両固定装置3の上面を、図2bは車両固定装置3の正面から見た模式図を、図2cは車両固定装置3の側面から見た模式図を表すものである。
図示するように、この車両固定装置3は、駆体1に固定したレール31と、レール31に対して車両の前後左右方向にスライドする二つのアーム32と、アーム32に支持されたストッパ33と、各アーム毎に設けたアーム32を上下から挟持するブロック装置34と、アーム毎に設けたボルト35とTスロットナット36とのセットとを有している。また、ブロック装置34は、アーム32を上部から抑える上部ブロック341とアーム32を下部から抑える下部ブロック342よりなる。
ここで、図3aは、レール31とアーム32の連結部を拡大して示した上面図であり、図3bは図3aの断面線A-Aによる断面を示した図、図3cは図3aの断面線B-Bによる断面を示した図である。
さて、図2、図3に示すように、レール31には車両前後方向に延びるT溝311が設けられており、このT溝311にTスロットナット36が、ボルト35を緩めたときにT溝311の延伸方向に移動可能なように嵌挿されている。また、下部ブロック342は下方に突出した、凸形状部を有しており、この凸形状部がT溝311に嵌挿されている。一方、アーム32には車両左右方向に延びる一つの長孔321が設けられている。また、アーム32の下部は、下部ブロック342の上部に設けた車両左右方向に延びる溝に、アーム32の上部は上部ブロック341の下部に設けた車両左右方向に延びる溝に、それぞれボルト35を緩めたときに溝に沿って移動可能なように嵌合している。そして、アーム32の下面には、駆体1の上面上のアーム32の移動を補助するためのボールキャスター322が設けられている。
そして、ボルト35が、上部ブロック341に設けたボルト孔、アーム32の長孔321、下部ブロック342に設けたボルト孔の順に貫通し、T溝311内のTスロットナット36に螺着されている。
そして、Tスロットナット36と下部ブロック342の下部の凸形状部とが、レール31のT溝311に沿ってスライドすることにより、アーム32の、車両前後方向の移動が案内される。また、アーム32が、下部ブロック342の上部に設けた溝及び上部ブロック341の下部に設けた溝とに沿ってスライドすることにより、アーム32の車両左右方向の移動が案内される。また、レール31のT溝311に嵌挿された下部ブロック342の凸形状部は、下部ブロック342が、レール31に対して水平方向に回転してしまうことを抑止する。また、アーム32の下部と下部ブロック342の上部に設けた溝との嵌合と、アーム32の上部と上部ブロック341の下部に設けた溝との嵌合は、下部ブロック342に対して、アーム32や上部ブロック341が水平方向に回転してしまうことを抑止する。
そして、この車両固定装置3における車両の固定は、次のように行われる。すなわち、ボルト35を緩めて、アーム32を車両の前後左右に移動調整して、前後二つのアーム32の二つストッパ33を、前後から非駆動輪37を挟み込むように当接させる。そして、当該位置でボルト35を締めつけて、ボルト35頭部とTスロットナット36の間に、レール31とブロック装置34を挟み込むことにより、ブロック装置34をレール31に対して固定すると共に、上部ブロック341と下部ブロック342との間にアーム32を挟みこんでアーム32をブロック装置34に対して固定する。
そして、ストッパ33に固定したベルト38を非駆動車輪の上周面に掛け廻して締めつけることにより、非駆動車輪をストッパ33間に固定する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
このように本実施形態によれば、一つのストッパ33の位置決めに際して、一つのボルト35だけを操作すれば足りる。したがって、自動車の二つの非駆動輪37を固定するためには、計4つのボルト35を操作するだけでよく、より簡易な作業により、車両の固定を行うことができるようになる。
ところで、本実施形態に係る車両固定装置3は、これを応用して、たとえば、図4に示すように構成することもできる。
図4aは車両固定装置3の上面を、図4bは車両固定装置3の正面から見た模式図を、図4cは車両固定装置3の側面から見た模式図を表すものである。
図示するように、この車両固定装置3は、駆体1に固定したレール31と、レール31に対して車両の前後左右方向にスライドする二つのアーム32と、アーム32に支持されたストッパ33と、各アーム毎に設けたアーム32を上下から挟持するブロック装置34と、アーム毎に設けたボルト35とTスロットナット36とのセットとを有している。また、ブロック装置34は、アーム32を上部から抑える上部ブロック341とアーム32を手前及び下方から上部ブロック341との間に挟み込む下部ブロック342よりなる。
ここで、レール31には車両前後方向に延びるT溝311が設けられており、このT溝311にTスロットナット36が、ボルト35を緩めたときにT溝311の延伸方向に移動可能なように嵌挿されている。また、下部ブロック342は、下方に突出した凸形状部を有しており、この凸形状部がT溝311に嵌挿されている。また、アーム32には、駆体1の上面上のアーム32の移動を補助するためのボールキャスター322が設けられている。
そして、ボルト35が、上部ブロック341に設けたボルト孔、下部ブロック342に設けたボルト孔の順に貫通し、T溝311内のTスロットナット36に螺着されている。
ここで、図4dに、側面から見た上部ブロック341、下部ブロック342、アーム32、ボルト35、Tスロットナット36の組み付けの関係を模式的に示す。図示するように、アーム32は、両側部がテーパー状に下方に向かって広がった、断面が台形の形状を有しており、その下部および左部は、下部ブロック342の上部に設けた溝に嵌合している。そして、ボルト35をTスロットナット36に締め付けることにより、ボルト35頭部とTスロットナット36の間に、レール31、下部ブロック342、上部ブロック341が挟み込まれる。そして、これによりアーム32の右側部のテーパーに対して上部ブロック341が押しつけられて、アーム32に対して左斜め下方向の力が加わり、アーム32が上部ブロック341と下部ブロック342の間に固定される。一方、ボルト35を緩めたときには、上部ブロック341からの力が加わらず、アーム32は、下部ブロック342の上部に設けた溝に沿って移動可能となる。
そして、Tスロットナット36と下部ブロック342の凸形状部とが、レール31のT溝311に沿ってスライドすることにより、アーム32の、車両前後方向の移動が案内される。また、アーム32の車両左右方向の移動が、下部ブロック342の上部に設けた溝によって案内される。また、レール31のT溝311に嵌挿された下部ブロック342の下部の凸形状部は、下部ブロック342がレール31に対して水平方向に回転してしまうことを抑止する。また、アーム32の下部と下部ブロック342の上部に設けた溝との嵌合は、下部ブロック342に対して、アーム32が水平方向に回転してしまうことを抑止する。
なお、この車両固定装置3を用いた車両の固定は、図2、3に示した車両固定装置3と同様に行われる。
本発明の実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両固定装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両固定装置の機構を示す図である。 本発明の実施形態に係る車両固定装置の他の構成例を示す図である。 従来の車両固定装置の構成を示す図である。
符号の説明
1…駆体、3…車両固定装置、31…レール、32…アーム、33…ストッパ、34…ブロック装置、35…ボルト、36…スロットナット、37…非駆動輪、38…ベルト、311…T溝、321…長孔、322…ボールキャスター、341…上部ブロック、342…下部ブロック。

Claims (2)

  1. ローラと前記ローラを回転駆動する動力計とを備えたシャシーダイナモメータの前記ローラ上に駆動輪を載置した車両の非駆動輪を固定する車両固定装置であって、
    前記車両の走路に固定された、前記車両の前後方向に延びるレールと、
    前記レールに対して固定及び前記車両の前後方向に移動可能な、1または複数の非駆動輪固定部材とを有し、
    前記非駆動輪固定部材は、
    前記非駆動輪に当接して当該非駆動輪を固定するためのストッパと、
    前記ストッパが固定されたアームと、
    第1ブロックと、
    第2ブロックと、
    第1ブロックと前記第2ブロックと前記レールとを締結する単一のボルトとナットとよりなる締結具とを有し、
    前記アームの少なくとも一部は、前記第1ブロックと第2ブロックとの間に形成される、前記車両の左右方向に延びるアーム用溝に嵌通されており、
    前記アーム用溝は、前記締結具を緩めた状態において前記アームの前記車両の左右方向の移動を案内すると共に、前記締結具の締め付けに応じて強制的に狭められて前記アームの少なくとも一部を前記第1ブロックと第2ブロックとの間で挟み込んで固定し、
    前記第2ブロックは前記レールと係り合って、前記締結具を緩めた状態において、当該レールによって前記車両の前後方向への移動が案内されると共に、左右方向の移動及び水平方向の回転が抑止されることを特徴とする車両固定装置。
  2. ローラと前記ローラを回転駆動する動力計とを備えたシャシーダイナモメータの前記ローラ上に駆動輪を載置した車両の非駆動輪を固定する車両固定装置であって、
    前記車両の走路に固定された、前記車両の前後方向に延びるT溝が設けられたレールと、
    前記レールに対して固定及び前記車両の前後方向に移動可能な、1または複数の非駆動輪固定部材とを有し、
    前記非駆動輪固定部材は、
    前記非駆動輪に当接して当該非駆動輪を固定するためのストッパと、
    前記ストッパが固定されたアームと、
    下部ブロックと、
    上部ブロックと、
    Tスロットナットと、
    前記Tスロットナットと螺着する単一のボルトとを有し、
    前記Tスロットナットは、前記レールのT溝内に配置されており、
    前記ボルトは、前記上部ブロックに設けられた孔と前記下部ブロックに設けられた孔を貫通して前記Tスロットナットに螺着されており、
    前記アームの少なくとも一部は、前記上部ブロックと下部ブロックとの間に形成される、前記車両の左右方向に延びるアーム用溝に嵌通されており、
    前記アーム用溝は、前記ボルトの締め付けに応じて強制的に狭められて前記アームの少なくとも一部を上部ブロックと下部ブロックとの間で挟み込んで固定し、
    前記下部ブロックの下部は、前記レールのT溝に嵌挿されていることを特徴とする車両固定装置。
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