JP6994642B2 - 車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置 - Google Patents
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Description
前記車輌の幅方向に延びる回転軸を中心として回転自在に軸支され前記車輌の走行車輪が天頂部分に乗り上げるように配設された回転ドラムの外方端側で前記車輌の前後方向に沿って配設されたスライドレール手段と、このスライドレール手段上にスライド移動可能な状態で設けられた脚柱部材と、この脚柱部材に対し可動自在に設けられるとともに前記車輌の走行車輪に対し走行方向の動きを妨げる位置に臨むように前記脚柱部材の内側に向かって進退自在に突出する押え手段と、前記走行車輪の幅方向の側部に当接するように進退自在に配置され前記走行車輪を側方から押さえることで前記車輌を固縛、固定する際の補助的役割を果たすサイドローラとを備え、
前記押え手段は、前記脚柱部材に対して前記走行車輪の走行方向の動きを許容する位置に退避可能に構成されていることを特徴とする。
前記押え手段は、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束可能な強度をもって前記脚柱部材の内側に向かって進退可能に設けられていることを特徴とする。
前記押え手段は、前記走行車輪の回転に伴って回転可能な押えローラとこの押えローラを先端部に設けたアーム部材とから構成されていることを特徴とする。
前記押え手段は、前記脚柱部材に対し回動自在に設けられることにより、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束する位置と許容する位置とに姿勢変更可能に構成されていることを特徴とする。
前記押え手段は、前記脚柱部材に対し昇降自在に設けられることにより、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束する位置と許容する位置とに姿勢変更可能に構成されていることを特徴とする。
前記スライドレール手段には、前記車輌の走行方向に向かって配設された送りねじ軸とこれに噛合するギア部材を利用した送りねじ機構と該送りねじ軸送りの回転駆動源が付設されていることを特徴とする。
前記押え手段が昇降自在に設けられている脚柱部材または前記スライドレール手段には、前記車輌の走行車輪が衝突したときの衝撃吸収手段が付設されていることを特徴とする。
前記衝撃吸収手段は、ショックアブソーバであることを特徴とする。
前記車輌は、その前輪の走行方向前側と、その後輪の走行方向後側とに前記押え手段を配置することにより、挟み込まれて固縛保持されていることを特徴とする。
前記車輌は、それぞれの走行車輪が走行方向の前側と後側とに前記押え手段を配置することにより、挟み込まれて固縛保持されていることを特徴とする。
前記車輌の幅方向の左、右両側に設けられる左、右スライドレール手段を、連結手段により連動して駆動されるように構成されていることを特徴とする。
なお、送りねじ機構のスライドストロークの最後に、オイルダンパなどを入れたショックアブソーバのような衝撃吸収手段を別個に設けると、衝撃吸収効果をより一層高めることができる。
ここで、この実施形態では、被試験車輌Cとして、大型車輌であるトラクタを例示して説明する。このトラクタでは、前輪側は走行車輪Tを、後輪側は無限軌道によるキャタピラーR(なお、以下は走行車輪Rとして説明する。)である場合を図示しているが、勿論これに限定されるものではない。
ここで、前記押え手段15は、前記走行車輪の回転に伴って回転可能な押えローラ15aとこの押えローラ15aを先端部に設けたアーム部材15bとから構成されている。そして、この押え手段15は、図3に示すように、前記脚柱部材13に対し回動自在に設けられることにより、前記走行車輪T,Rの走行方向の動きを拘束する位置と許容する位置とに姿勢変更可能に構成されている。
例えば上述した実施形態では、脚柱部材13を枠組みされた脚柱構造で構成し、これに支持アーム15bを介して押えローラ15aを設け、所要の支持強度をもって堅牢に支持し得るように構成し、これにより車輌Cの個縛を確実にできると共に、その衝撃力も吸収して支持できるように構成しているが、これに限定されず、適宜の構造で脚柱部材13やスライドレール手段12等を構成してもよい。要は、実用に耐え得る所要の強度をもって押え手段12を構成できればよい。
2 試験エリア
3 凹陥部
5 回転ドラム
6 回転ドラム
10 衝撃吸収機能付き個縛装置
12 ガイドレール手段
13 脚柱部材
15 押え手段
15a 押えローラ
15b 支持アーム
21 送りねじ軸
22 送りねじ機構
24 連結手段
31 サイドローラ
32 サイドローラ
Claims (11)
- 車輌の各種走行試験を行う試験装置に用いられる衝撃吸収機能付き固縛装置であって、
前記車輌の幅方向に延びる回転軸を中心として回転自在に軸支され前記車輌の走行車輪が天頂部分に乗り上げるように配設された回転ドラムの外方端側で前記車輌の前後方向に沿って配設されたスライドレール手段と、このスライドレール手段上にスライド移動可能な状態で設けられた脚柱部材と、この脚柱部材に対し可動自在に設けられるとともに前記車輌の走行車輪に対し走行方向の動きを妨げる位置に臨むように前記脚柱部材の内側に向かって進退自在に突出する押え手段と、前記走行車輪の幅方向の側部に当接するように進退自在に配置され前記走行車輪を側方から押さえることで前記車輌を固縛、固定する際の補助的役割を果たすサイドローラとを備え、
前記押え手段は、前記脚柱部材に対して前記走行車輪の走行方向の動きを許容する位置に退避可能に構成されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記押え手段は、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束可能な強度をもって前記脚柱部材の内側に向かって進退可能に設けられていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1または請求項2記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記押え手段は、前記走行車輪の回転に伴って回転可能な押えローラとこの押えローラを先端部に設けたアーム部材とから構成されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記押え手段は、前記脚柱部材に対し回動自在に設けられることにより、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束する位置と許容する位置とに姿勢変更可能に構成されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記押え手段は、前記脚柱部材に対し昇降自在に設けられることにより、前記走行車輪の走行方向の動きを拘束する位置と許容する位置とに姿勢変更可能に構成されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記スライドレール手段には、前記車輌の走行方向に向かって配設された送りねじ軸とこれに噛合するギア部材を利用した送りねじ機構と該送りねじ軸の回転駆動源が付設されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記押え手段が昇降自在に設けられている脚柱部材または前記スライドレール手段には、前記車輌の走行車輪が衝突したときの衝撃吸収手段が付設されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項7記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記衝撃吸収手段は、ショックアブソーバであることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き個縛装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記車輌は、その前輪の走行方向前側と、その後輪の走行方向後側とに前記押え手段を配置することにより、挟み込まれて固縛保持されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記車輌は、それぞれの走行車輪が走行方向の前側と後側とに前記押え手段を配置することにより、挟み込まれて固縛保持されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。 - 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置において、
前記車輌の幅方向の左、右両側に設けられる左、右スライドレール手段を、連結手段により連動して駆動されるように構成されていることを特徴とする車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置。
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JP2020069359A JP6994642B2 (ja) | 2020-03-20 | 2020-03-20 | 車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020069359A JP6994642B2 (ja) | 2020-03-20 | 2020-03-20 | 車輌の衝撃吸収機能付き固縛装置 |
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Family Applications (1)
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JPH0634670Y2 (ja) * | 1989-10-04 | 1994-09-07 | マツダ株式会社 | 車両のドラムテスタ装置 |
JP6504661B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2019-04-24 | トヨタ自動車九州株式会社 | ラフロードテスタ |
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2020
- 2020-03-20 JP JP2020069359A patent/JP6994642B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2000171355A (ja) | 1998-12-07 | 2000-06-23 | Horiba Ltd | 駐車車両の車輪固定機構 |
JP2001296211A (ja) | 2001-03-26 | 2001-10-26 | Meidensha Corp | シャシーダイナモメータにおける車両のセンタリング装置 |
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