JP2006117755A - 高濃度ガスハイドレート生成装置およびその装置を用いたガスハイドレート製造プラント - Google Patents
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Abstract
【課題】 物理脱水装置により脱水されたガスハイドレートから、高濃度のガスハイドレートを生成する。
【解決手段】 物理脱水装置2により脱水されたガスハイドレートと原料ガスが導入される容器31と、容器内のガスハイドレートを攪拌する回転軸35と攪拌羽根36からなる混合手段と、容器内の原料ガスを循環ガスブロワ41により吸引しガス冷却器42を通して容器内に戻す原料ガス循環冷却手段とを備えて構成することにより、ガスハイドレートが攪拌混合される容器内の原料ガスを容器内に強制循環させると同時に、循環する原料ガスを冷却器で冷却するようにする。水和反応による熱を循環冷却された原料ガスにより効果的に除熱することができ、物理脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 物理脱水装置2により脱水されたガスハイドレートと原料ガスが導入される容器31と、容器内のガスハイドレートを攪拌する回転軸35と攪拌羽根36からなる混合手段と、容器内の原料ガスを循環ガスブロワ41により吸引しガス冷却器42を通して容器内に戻す原料ガス循環冷却手段とを備えて構成することにより、ガスハイドレートが攪拌混合される容器内の原料ガスを容器内に強制循環させると同時に、循環する原料ガスを冷却器で冷却するようにする。水和反応による熱を循環冷却された原料ガスにより効果的に除熱することができ、物理脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高濃度ガスハイドレート生成装置に係り、具体的には低濃度のガスハイドレートスラリーをスクリュープレス型脱水装置等の物理脱水装置により脱水して得られる中濃度のガスハイドレートから高濃度のガスハイドレートを生成する技術に関する。
ガスハイドレートは、水分子の作る籠の中にガスを取り込んだ構造の固形の水和物であり、−10数℃の大気圧下で安定することから、液化天然ガス(LNG)に代わる天然ガスの輸送および貯蔵の手段として利用する研究が進められている。
一般に、ガスハイドレートは、例えば、天然ガス、メタンガス、炭酸ガスなどの原料ガスと水とを低温高圧の生成容器内で反応させて生成される。生成容器内で生成されるガスハイドレートは、多量の未反応水を含むことから、水を分離して製品ガスハイドレートを精製する必要がある。
特許文献1に記載されたハイドレートの製造法によれば、生成容器内に原料ガスを供給し、その原料ガス中に低温の循環水をスプレー(噴霧)してハイドレートを生成する、いわゆるスプレー式のハイドレート生成法が採用されている。このようなハイドレート生成法では、生成容器内の液面近傍に浮遊するハイドレートを水と共にスラリーとして抜き出し、メッシュ加工された内筒を有する2重構造のスクリュープレス型脱水装置に導いて物理的に脱水するようにしている。このスクリュープレス型脱水装置は脱水率に限界があることから、さらに2軸スクリュー型脱水装置等に導いて、ガスハイドレートの付着水と原料ガスと反応させる水和反応により脱水して、付着水の少ない製品ガスハイドレートを得るようにしている。また、特許文献2にも、同様のプロセスにより脱水することが記載されている。
ところで、特許文献1、2に記載されたスプレー式の生成器から抜き出されるガスハイドレートスラリーは、一般にガスハイドレート濃度が低い(例えば、0.5〜20重量%)とされている。また、ガスハイドレートスラリーを脱水処理する次段のスクリュープレス型脱水装置は、供給されるガスハイドレートの濃度が20重量%程度以上でないと脱水処理が困難で、また、ガスハイドレート濃度にして精々50重量%〜70重量%程度までしか脱水することができない。そこで、スクリュープレス型脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートを次段の水和脱水装置に導入し、ガスハイドレートに付着する水に原料ガスを反応させてガスハイドレート化することにより、ガスハイドレート濃度に高めるようにしている。
しかし、特許文献1に記載の水和脱水装置は、製品ガスハイドレートとして望まれる濃度(例えば、90重量%以上)までに高めることについて配慮されていない。
すなわち、特許文献1に記載の水和脱水装置は、2軸スクリュー型脱水装置が適用され、スクリュープレス型脱水装置から供給される中濃度のガスハイドレートを攪拌しながら搬送する過程で、原料ガスを供給してガスハイドレートに付着する水をガスハイドレート化するようにしている。
ところが、特許文献1では、2軸スクリュー型脱水装置を形成する容器の一端に原料ガスを供給しているが、原料ガスの供給量は容器内の圧力を所定値に維持するように制御しているから、反応で消費される原料ガスを補充するだけである。また、水和反応による発熱を除去するために、装置を過冷却しているが、具体的な冷却方法については記載されていない。さらに、装置内におけるガスハイドレートは、2軸スクリューによって攪拌されるが、攪拌が十分に行われないと気液固の接触が不十分で水和反応効率が悪く、脱水率ないし付着水のガスハイドレート化を十分に高めることができない。
本発明は、スクリュープレス型脱水装置のような物理脱水装置により脱水されたガスハイドレートから、高濃度のガスハイドレートを生成することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、物理脱水装置により脱水されたガスハイドレートと原料ガスが導入される容器と、該容器内の前記ガスハイドレートを攪拌する混合手段と、前記容器内の原料ガスを循環ガスブロワにより吸引しガス冷却器を通して前記容器内に戻す原料ガス循環冷却手段と、前記容器内のガスハイドレートを排出する排出手段とを備えてなることを特徴とする。
このように本発明によれば、水和反応によりガスハイドレートの付着水をガスハイドレート化するにあたって、ガスハイドレートが攪拌混合される容器内の原料ガスを容器内に強制循環させると同時に、循環する原料ガスを冷却器で冷却するようにしているから、水和反応による熱を循環冷却された原料ガスにより効果的に除熱することができる。その結果、スクリュープレス型脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
ここで、本発明を適用した具体的なガスハイドレート生成装置は、次に述べる機械混合式または流動層式のいずれによっても構成することができる。
まず、機械混合型のガスハイドレート生成装置の場合は、前記容器は、円筒状横型に形成され、該容器の一端の上部にガスハイドレート供給口が他端の底部にガスハイドレート排出口が設けられ、該ガスハイドレート排出口よりも前記ガスハイドレート供給口側に寄った位置に前記容器の底面から起立させて堰板が設けて構成する。また、前記混合手段は、前記容器の軸方向に挿通されモータにより回転される回転軸と、該回転軸に軸方向に分散させて軸周りに放射状に取り付けられた複数の攪拌羽根とを備えて構成する。さらに、前記原料ガス循環冷却手段は、前記容器内の底面と前記攪拌羽根との隙間に軸方向に延在させて配置された散気手段を介して前記原料ガスを前記容器内に戻すように構成する。
このような機械混合型のガスハイドレート生成装置によれば、ガスハイドレート供給口から供給された中濃度のガスハイドレートは、回転軸に取り付けられた複数の攪拌羽根により攪拌混合されながらガスハイドレート排出口に移送される。その移送過程で、ガスハイドレートの付着水は、容器底面と攪拌羽根との隙間に設けられた散気手段から散気される冷却された原料ガスと水和反応して効果的にガスハイドレート化される。特に、水和反応により発生する熱は、散気手段から強制循環される冷却された原料ガスにより除熱されるから、容器内の温度雰囲気を水和反応に適した温度範囲に効果的に保持することができる。その結果、スクリュープレス型脱水装置等の物理脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
この場合において、攪拌羽根は、棒状部材を曲折して門型に形成され、該門型の一対の脚部を前記回転軸の軸方向に向けて前記回転軸に取り付けて構成することが好ましい。これによれば、門型攪拌羽根の梁部によって円筒状横型容器内のガスハイドレートを気相中に効果的にかき上げて撹拌混合し、また容器内壁および撹拌羽根へのハイドレートの付着を防止することができ、これにより気液固反応である水和反応の効率を向上できる。また、門型の撹拌羽根に代えて、棒状部材の先端に短い棒状または板状の部材を固定して形成した、いわゆるT型(ハンマ型)の攪拌羽根を用いることができる。また、門型の撹拌羽根とT型の攪拌羽根を組み合わせることにより、一層良い撹拌効果を実現できる。
また、前記回転軸方向に分散させて取り付けられた複数の攪拌羽根の少なくとも1箇所の間の前記回転軸に、前記容器の内径よりも小径のじゃま板を取り付けることが好ましい。これによれば、じゃま板によってガスハイドレートの移送速度を低下させ、適切な値に調整して滞留時間を調整することができる。
さらに、前記容器の円筒部の外周を包囲するジャケットを設け、該ジャケットの内部に冷媒を循環させることが好ましい。これによれば、容器の外周から侵入する熱を遮断できるだけでなく、容器内部の原料ガスを所望の温度範囲(例えば、0℃〜6℃)に確実に保持することに寄与することができる。
一方、流動層型ガスハイドレート生成装置の場合は、前記容器は、縦型に形成され、上部に前記ガスハイドレートと前記原料ガスが供給され、下部に散気手段を有し、該散気手段の下側にハイドレートを排出する搬送手段を設けて構成する。また、混合手段は、前記原料ガス循環冷却手段により前記容器に戻す原料ガスを前記散気手段に供給することによって該散気手段の上部に形成される前記ガスハイドレートの流動層により実現できる。散気手段としては、例えば、散気ノズル、分岐管、多孔板、分散板など周知の散気手段を適用できる。
このような流動層型のガスハイドレート生成装置によれば、容器内に供給された中濃度のガスハイドレートは多孔板の上面に堆積し、散気手段から吹き出される原料ガスによって流動層を形成する。この流動層による積極的な攪拌と混合によってガスハイドレートの付着水は、流動化ガスである原料ガスとの水和反応が効果的に促進されてガスハイドレート化される。特に、水和反応により発生する熱は、流動化ガスとして散気手段から強制循環される冷却された原料ガスにより除熱される。したがって、冷却器により強制循環する原料ガスの冷却温度を制御することにより、流動層の温度を水和反応に適した温度範囲に効果的に保持することができる。
本発明によれば、スクリュープレス型脱水装置のような物理脱水装置により脱水されたガスハイドレートから、高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の一実施の形態の高濃度ガスハイドレート製造装置を適用した一実施の形態のガスハイドレート製造プラントの構成図を示す。本実施形態は、天然ガスのハイドレート(以下、NGHと略す。)を製造するプラントの例を示しているが、本発明は天然ガスに限らず、他の原料ガスのハイドレート製造に適用できる。
(実施形態1)
図1に、本発明の一実施の形態の高濃度ガスハイドレート製造装置を適用した一実施の形態のガスハイドレート製造プラントの構成図を示す。本実施形態は、天然ガスのハイドレート(以下、NGHと略す。)を製造するプラントの例を示しているが、本発明は天然ガスに限らず、他の原料ガスのハイドレート製造に適用できる。
図1に示すように、本実施形態のガスハイドレート製造プラントは、NGHスラリーを生成する生成器1を含むハイドレートスラリー製造装置と、生成器1で生成された低濃度(例えば、0.5〜20重量%)のNGHスラリーの水分を物理的に脱水するスクリュープレス型脱水装置2と、スクリュープレス型脱水装置2で脱水された中濃度(例えば、50〜70重量%)のNGHの付着水と天然ガスとを反応させて、高濃度(例えば、90重量%以上)の製品NGHを生成する水和反応を適用した本発明の特徴に係るガスハイドレート生成装置3とを備えて構成されている。これらの生成器1、スクリュープレス型脱水装置2、ガスハイドレート生成装置3は、いずれも所定の高圧(例えば、3〜10MPa)および低温(例えば、0〜6℃)に保持されている。
生成器1は、円筒状の容器で形成され、容器の上部にNG(天然ガス)タンク11から圧縮機12と冷却器13を介して冷却された原料ガスである天然ガスが連続して供給されるようになっている。なお、冷却器13により冷却された原料ガスを容器下部の液中に供給することもできる。また、生成器1の底部には、水タンク14からポンプ15と冷却器16を介して冷却された水が連続して供給されるようになっている。冷却器13、16には図示していない冷凍装置から冷媒が循環され、これによって生成器1に供給する天然ガスと水を所定の温度に冷却するようになっている。生成器1の頂部には、水のスプレーノズル17が設けられ、このスプレーノズル17には生成器1の底部に連通された水循環ポンプ18によって抜き出された水が、冷却器19によって冷却されて循環供給されるようになっている。冷却器19には、図示していない冷凍装置から冷媒が循環され、これによってスプレーノズル17に供給する水を所定の温度(例えば、0〜6℃)に冷却するようになっている。
生成器1で生成されたNGHスラリーは、生成器1の中腹部からスラリー移送ポンプ20によって連続的に抜き出されてスクリュープレス型脱水装置2に供給され、スクリュー羽根と脱水スクリーンとの物理的な圧搾により脱水される。すなわち、スクリュープレス型脱水装置2には、例えば、特許文献1に記載のスクリュープレス型脱水装置を適用できる。すなわち、外筒内にメッシュ加工された筒状の脱水スクリーンが収納され、脱水スクリーン内にスクリュー羽根を有する回転軸を挿入し、回転軸と内筒間の隙間をスクリューの移送方向に徐々に絞って形成されている。スクリュープレス型脱水装置2よりNGHから分離された水は、ポンプ21により生成器1に戻されるようになっている。
次に、本発明の特徴に係るガスハイドレート生成装置3について詳細に説明する。本実施形態のガスハイドレート生成装置3は、機械混合型の水和反応によるガスハイドレート生成装置の例である。図1に示すように、円筒状横型に形成された容器31を備え、容器31の一端(前端)の上部にガスハイドレート供給口32が設けられ、他端(後端)の底部にガスハイドレート排出口33が設けられている。この円筒状の容器1内に、モータ34により回転される回転軸35が筒軸方向に挿通されて回転可能に軸支されている。この回転軸35の軸周りには、軸方向に分散させて放射状に取り付けられた複数の攪拌羽根36が備えられている。この攪拌羽根36は、棒状部材を曲折して門型に形成され、その門型の一対の脚部を回転軸35の軸方向に向けて、回転軸の外周面に取り付けられている。この門型の撹拌羽根36は、図3に示すように、一対の撹拌羽根36を回転軸35に対称に取り付けるとともに、軸方向にずれた撹拌羽根36の相互の取り付け角度を、例えば、90°、60°ずらして取り付けることができる。また、門型の撹拌羽根36に代えて、図4に示すように、棒状部材の先端に短い棒状または板状の部材を固定して形成した、いわゆるT型(ハンマ型)の攪拌羽根39を用いることができる。特に、門型の撹拌羽根36とT型の攪拌羽根39を組み合わせることにより、一層良い撹拌効果を実現できる。
また、複数の攪拌羽根36の間に、容器31の内径よりも小径のじゃま板37が適宜位置(図示例では2箇所)に回転軸35に固定して設けられている。さらに、ガスハイドレート排出口33よりもガスハイドレート供給口32側に寄った位置に、容器1の底面から起立させて堰板38が設けられている。この堰板38は、半円形状に形成されている。つまり、堰板38は、容器31内に保持するガスハイドレートの量を一定値に確保し、容器31内での気固液の接触効率を促進するために設けられる。したがって、通常は、堰板38の高さは攪拌棒(羽根)の高さ前後の位置に上辺が設定されるが、最終的には反応率に応じて設定される。
容器31には、冷却器40を介して原料ガスである天然ガス(NG)が供給されるようになっている。冷却器40には、図示していない冷凍装置から冷媒が循環され、これによって容器31に供給する原料ガスを所定の温度(例えば、0〜6℃)に冷却するようになっている。また、容器31の前端の上部から容器内の原料ガスを抜き出す循環ガスブロワ41が設けられ、循環ガスブロワ41により抜き出された原料ガスは冷却器42を介して散気手段43に供給されるようになっている。散気手段43は、例えば1本または複数本の管路の管壁に複数の細孔を形成して構成され、容器1内の底面と攪拌羽根36の先端との隙間に、容器の軸方向に延在させて配置されている。さらに、容器31の円筒部の外周を包囲するジャケット44がを設けられ、ジャケット44の内部には、図示していない冷凍装置から冷媒が循環供給され、これによって容器31内を所定の温度に冷却するようになっている。
このように構成される図1のガスハイドレート製造プラントの動作を、次に説明する。前述したように、生成器1内は天然ガスおよび水の供給圧により高圧(例えば、3〜10MPa)保持されると共に、冷却器13,16により低温(例えば、0〜6℃)に保持されている。そして、頂部のスプレーノズル17から十分に冷却された水が生成器1内に噴霧されると、生成器1内の気相部の天然ガスと反応して、水和生成物であるNGHの粉粒体22が生成されて液相部に落下する。液相部のNGHを含む水は底部から水循環ポンプ18によって抜き出され、冷却器19を介してスプレーノズル17から再び生成器1内に噴霧される。なお、水循環ポンプ18によって抜き出される水にNGHが混入するのを抑制するために、生成器1の底部に多孔板などからなるスクリーン23が設けられている。また、生成器1内におけるNGH生成反応は発熱を伴うことから、生成器1内の温度を設定温度に保持するために、冷却器19によって循環水を凍結する限界の温度近くまで冷却してスプレーノズル17に循環するようにしている。
このようにして、水を循環してスプレーすることにより連続的にNGHが生成され、生成されたNGHの比重は水よりも小さいことから、液相部の水面近傍のNGH濃度が最も高くなる。そこで、スラリー移送ポンプ20により液相部の水面近傍のNGHをスラリーとして抜き出すようにする。この抜き出されるNGHスラリーの濃度は、一般に低濃度(例えば、0.5〜20重量%)である。
この低濃度のガスハイドレートスラリーは、スラリー移送ポンプ20によって連続的にスクリュープレス型脱水装置2に供給される。スクリュープレス型脱水装置2に供給されたガスハイドレートスラリーは、スクリュー羽根により移送されながらスラリー中の水分が脱水スクリーンを透過し、ろ過された水はポンプ21により生成器1に戻される。スクリュー羽根の回転軸の軸径は後端に向かうにつれて徐々に拡径されているから、移送されるガスハイドレートスラリーはスクリュー羽根の移送力によって脱水スクリーンに押し付けられて物理的な圧搾により脱水される。このような物理的圧搾による脱水率には限界があり、スクリュープレス型脱水装置2から排出されるガスハイドレートの濃度は、例えば、最大70重量%程度である。
スクリュープレス型脱水装置2から排出される中濃度のガスハイドレートは、機械混合型の水和反応によるガスハイドレート生成装置3に供給される。ガスハイドレート供給口32に供給された中濃度のガスハイドレートは、回転軸45に取り付けられた複数の門型の攪拌羽根36により攪拌混合されながら、容器31の後端部に移送され、堰板38を越えるレベルに達したガスハイドレートがガスハイドレート排出口33から排出される。その移送過程で、ガスハイドレートの付着水は、散気手段43から散気される冷却された原料ガスと水和反応して効果的にガスハイドレート化される。その水和反応により発生する熱は、散気手段43から強制循環される冷却された原料ガスにより除熱され、容器内の雰囲気温度は水和反応に適した温度範囲に効果的に保持される。また、容器内の雰囲気温度は、ジャケット44に流通される冷媒によっても、水和反応に適した温度範囲に保持するのを補助する。
また、攪拌羽根36は、棒状部材を曲折して門型に形成されていることから、門型攪拌羽根の梁部によって円筒状横型容器内のガスハイドレートを気相中に効果的にかき上げて撹拌混合し、また、容器内壁及び撹拌羽根へのガスハイドレートの付着を防止することができ、これにより気固反応である水和反応の効率を向上できる。また、図4に示す棒状部材の先端に短い棒状または板状の部材を固定して形成した、いわゆるT型(ハンマ型)の攪拌羽根39と、門型の撹拌羽根36と組み合わせることにより、一層良い撹拌効果を実現できる。また、じゃま板37を設けたことにより、じゃま板37によってガスハイドレートの移送速度を低下させて適切な値に調整して滞留時間を適切な値に調整することができる。
このようにして、本実施形態によれば、スクリュープレス型脱水装置2により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
(実施形態2)
図2に、本発明の一実施の形態の高濃度ガスハイドレート製造装置の構成図を示す。本実施形態は、流動層型の高濃度ガスハイドレート製造装置3であり、図1において機械混合型の高濃度ガスハイドレート製造装置3に置き換えることができる。
(実施形態2)
図2に、本発明の一実施の形態の高濃度ガスハイドレート製造装置の構成図を示す。本実施形態は、流動層型の高濃度ガスハイドレート製造装置3であり、図1において機械混合型の高濃度ガスハイドレート製造装置3に置き換えることができる。
図2に示すように、流動層反応塔51は、円筒状の縦型に形成され、塔頂部に原料ガスである天然ガスが供給されるようになっている。また、塔底部から一定の高さ位置に多孔板52が設けられ、この多孔板52の上方にスクリューコンベア53によりスクリュープレス型脱水装置2から搬送された中濃度(例えば、50〜70重量%)のNGHが投入されるようになっている。また、底部と多孔板52との間に、循環ガスブロワ54から冷却器55と流量制御弁56を介して原料ガスである天然ガスが、流動化ガスとして吹き込まれるようになっている。流動層反応塔51の頂部はサイクロン57を介して循環ガスブロワ54の吸引口に連通されている。これによって、流動層反応塔51内に流動化ガスである天然ガスが循環されるようになっている。また、冷却器55の下流側に温度計59が設けられ、図示していないが、温度計59の検出温度を設定温度に保持するように、冷却器55の冷媒の流量が制御されるようになっている。これらの循環ガスブロワ54、冷却器55、サイクロン57等によって、原料ガス循環冷却手段が形成されている。
一方、多孔板52の下側に、モータ60によって駆動されるスクリューコンベア61の一端側が挿入されている。スクリューコンベア61が挿入された部位の多孔板52に開口が設けられ、その開口に対向させてスクリューコンベア61のケーシングに開口が設けられている。これによって、流動層反応により高濃度になった多孔板52の近傍の高濃度NGHが、スクリューコンベア61により搬出されるようになっている。また、図示していないが、モータ60の電流などによりスクリューコンベア61の負荷を検出し、その検出値を設定範囲に収めるように、流量制御弁56を制御して循環ガス量を調整することにより、製品NGHの濃度を所望値に保持することもできるようになっている。なお、循環ガス量を調整することに代えてあるいは循環ガス量の調整と共に、スクリューコンベア61の搬出量と、冷却器55の冷媒の流量の少なくとも1つを制御するようにしてもよい。なお、図2の流動層反応塔51は、フリーボードと称する上部大径部が形成されているが、これに限らず全体を同一径に形成してもよい。
このように構成されることから、本実施形態によれば、流動層反応塔51に投入されて形成される流動層58内は完全混合なので、通常目標値の高濃度のハイドレート濃度となっている。中濃度のNGH層に多孔板52を介して天然ガスが噴出されると、多孔板52の上部にNGHの流動層58が形成される。この流動層58においてNGHの付着水と天然ガスとが活発に反応してNGHが生成され、NGH濃度を例えば90重量%以上に高めることができる。このようにしてNGH化率が高められた粉粒状の高濃度のNGHは、スクリューコンベア61によって排出され、図示していないが、貯留ホッパなどに一旦貯留されたり、NGHペレット製造装置等に移送してさらに加工されるようになっている。
一方、流動層反応塔51の流動層58を形成した原料ガスのうち、水和反応に寄与しなかった原料ガスは、塔頂部からサイクロン57を介して循環ガスブロワ54により吸引され、冷却器55によってと冷却され流量制御弁56を介して、再び流動層反応塔51の多孔板52の下側に戻される。この冷却器55によって、流動層の水和反応熱により上昇した原料ガスを冷却して、流動層反応塔51の温度をNGH生成に適した低温(例えば、0〜6℃)に保持して、反応を促進させるようにしている。
このように、本実施形態の流動層型ガスハイドレート生成装置によれば、流動層58を形成して積極的な攪拌と混合を行うことができるから、ガスハイドレートの付着水と、流動化ガスである原料ガスとの水和反応が促進され、ガスハイドレート化の効率を向上できる。また、水和反応により発生する熱は、流動化ガスとして多孔板の底部側から強制循環される冷却された原料ガスにより除熱されるから、流動層58の温度を水和反応に適した温度範囲に効果的に保持することができる。その結果、スクリュープレス型脱水装置により脱水された中濃度のガスハイドレートから、短い滞留時間で高濃度のガスハイドレートを生成することができる。
ここで、図2の多孔板52は、堆積されるガスハイドレートの層に原料ガスを噴出して、ガスハイドレートの流動層58を形成する機能を備えていればよいから、多孔板52に代えて、例えば、散気ノズル、分岐管、分散板など周知の散気手段を適用できる。
なお、上記の実施形態1、2では、物理脱水装置としてスクリュープレス型脱水装置2を用いた例を示したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、特開2001−342473号公報に記載のプレス脱水機や、特開2003−41276号公報に記載の遠心脱水機を適用できることは言うまでもない。
1 生成器
2 スクリュープレス型脱水装置
3 ガスハイドレート製造装置
31 容器
35 回転軸
36 攪拌羽根
37 じゃま板
38 堰板
39 攪拌羽根
41 循環ガスブロワ
42 冷却器
43 散気手段
44 ジャケット
2 スクリュープレス型脱水装置
3 ガスハイドレート製造装置
31 容器
35 回転軸
36 攪拌羽根
37 じゃま板
38 堰板
39 攪拌羽根
41 循環ガスブロワ
42 冷却器
43 散気手段
44 ジャケット
Claims (6)
- 物理脱水装置により脱水されたガスハイドレートと原料ガスが導入される容器と、該容器内の前記ガスハイドレートを攪拌する混合手段と、前記容器内の原料ガスを循環ガスブロワにより吸引しガス冷却器を通して前記容器内に戻す原料ガス循環冷却手段と、前記容器内のガスハイドレートを排出する排出手段とを備えてなることを特徴とする高濃度ガスハイドレート生成装置。
- 前記容器は、円筒状横型に形成され、該容器の一端の上部にガスハイドレート供給口が、他端の底部にガスハイドレート排出口が設けられ、該ガスハイドレート排出口よりも前記ガスハイドレート供給口側に寄った位置に前記容器の底面から起立させて堰板が設けられてなり、
前記混合手段は、前記容器の軸方向に挿通されモータにより回転される回転軸と、該回転軸に軸方向に分散させて軸周りに放射状に取り付けられた複数の攪拌羽根とを備えてなり、
前記原料ガス循環冷却手段は、前記容器内の底面と前記攪拌羽根との隙間に軸方向に延在させて配置された散気手段を介して前記原料ガスを前記容器内に戻すことを特徴とする請求項1に記載の高濃度ガスハイドレート生成装置。 - 前記攪拌羽根は、棒状部材を曲折して門型に形成され、該門型の一対の脚部を前記回転軸の軸方向に向けて前記回転軸の外周面に取り付けられてなることを特徴とする請求項2に記載の高濃度ガスハイドレート生成装置。
- 前記回転軸方向に分散させて取り付けられた複数の攪拌羽根の少なくとも1箇所の間の前記回転軸に、前記容器の内径よりも小径のじゃま板が取り付けられてなることを特徴とする請求項2または3に記載の高濃度ガスハイドレート生成装置。
- 前記容器の円筒部の外周を包囲するジャケットを設け、該ジャケットの内部に冷媒を循環させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の高濃度ガスハイドレート生成装置。
- 前記容器は、縦型に形成され、上部に前記ガスハイドレートと前記原料ガスが供給され、下部に散気手段を有し、該散気手段の下側にハイドレートを排出する搬送手段が設けられてなり、
前記混合手段は、前記原料ガス循環冷却手段により前記容器に戻す原料ガスを前記散気手段に供給して形成される前記ガスハイドレートの流動層であることを特徴とする請求項1に記載の高濃度ガスハイドレート生成装置。
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