JP2006116579A - 曲げ加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 曲げ加工を安価にかつ作業時間少なく行うことを可能とする。
【解決手段】 プレート状のワーク9をクランプ可能なワーククランプ3と、ワーククランプ3に対し近接した位置でワーク9に対し剪断方向に移動可能な曲げ型5,7とを備え、ワーク9の折り曲げるべき縁部を曲げ型5又は曲げ型7側に突出させた状態でクランプを行い縁部の下面側から曲げ型5又は曲げ型7を移動させて縁部を折り曲げることを特徴とする。ワーク9をU字状に折り曲げる場合に曲げ幅が多種類あっても容易に対応することができ、コスト増大、作業量増大を抑制することができる。ワーク9をクランプして折り曲げるため、折り曲げ加工後のワーク9の姿勢が安定し、位置決め作業の自動化も容易である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プレートをL字又はU字等に折り曲げ得る曲げ加工機に関する。
従来、プレート状のワークをL字状、U字状に折り曲げる装置として、図10のプレス装置や図11のプレスブレーキがある。図10(a)は、プレス前の状態を示す断面図、(b)はプレス途中の断面図、(c)はプレス後の断面図である。図11(a)は、プレス前の断面図、(b)は第1回プレス途中の断面図、(c)は位置決め変更後のプレス前の断面図、(d)は第2回プレス途中の断面図である。
図10のプレス装置では、(a)のようにダイ101上にプレート状のワーク103を載置し、(b)のようにパンチ105をダイ101に対しプレス移動させると、ワーク103がパット107の移動と共にダイ101内へ型押しされる。(c)のようにパンチ105が上昇すると、パット107の上昇によってU字状に折り曲げられたワーク103が上昇する。このようにして、ダイ101及びパンチ105によりワーク103を断面U字状に折り曲げることができる。
また、図11のプレスブレーキでは、(a)のようにヤゲン109上にワーク113をセットし、(b)のようにパンチ111を下降させ、パンチ111及びヤゲン109間でワーク113に第1回目のプレス加工を行い、一側をL字状に折り曲げる。次いで(c)のように、ヤゲン109に対しワーク113の位置を変えてセットし、(d)のようにパンチ111を下降させ、パンチ111及びヤゲン109間でワーク113に第2回目のプレス加工を行う。この2回のプレスによりワーク113をU字状に折り曲げ加工することができる。
しかしながら、図10のプレス装置の場合は、ワーク103の必要な曲げ幅Wが多種類ある場合に、必要とする曲げ幅Wにセットされた金型を必要数準備するか、金型を調整して曲げ幅Wをセットしなければならないという問題があった。
従って、曲げ幅W毎に金型を準備する場合は大きな投資を必要とし、多種類の金型を用意するため資源を多く必要とするという問題があった。また、金型毎にプレスセット作業、すなわち準備作業が必要となるため、作業時間も増大するという問題があった。金型を調整する場合は、曲げ幅W毎に調整を必要とし、作業が煩雑であるという問題がある。
これに対し図11のプレスブレーキによる場合は、1カ所ずつ折り曲げることから曲げ幅Wが多種類あっても金型は1種類とすることができる。しかしながら、図11(b)のように、ワーク113をV曲げ状態で曲げ加工をするため、加工後にワーク113の姿勢が崩れやすく、位置決め作業の自動化が困難であるという問題がある。
特開平7−80550号公報 特開2003−191019号公報
解決しようとする問題点は、曲げ幅が多種類ある場合に、コスト増、作業増となりやすく、位置決め作業の自動化も難しいという点である。
本発明は、曲げ幅が多種類あっても容易に対応し、位置決め作業の自動化も可能とするため、ワークの折り曲げるべき縁部を曲げ型側に突出させた状態でクランプを行い、縁部の一面側から曲げ型を移動させて縁部を折り曲げることを最も主要な特徴とする。
本発明の曲げ加工機は、ワークの折り曲げるべき縁部を曲げ型側に突出させた状態でクランプを行い、縁部の一面側から曲げ型を移動させて縁部を折り曲げるため、ワークをU字状に折り曲げる場合に曲げ幅が多種類あっても容易に対応することができ、コスト増大、作業量増大を抑制することができる。
また、ワークをクランプして折り曲げるため、折り曲げ加工後のワークの姿勢が安定し、位置決め作業の自動化も容易である。
前記ワーククランプ及び曲げ型に、前記曲げ型の移動による曲げ加工時にワークの当たりを逃げる逃げ面を設けた場合は、ワークの曲げ加工を的確に行うことができる。
前記ワーククランプの一側に、前記ワークを突き当てて位置決める可動の位置決め装置を設け、前記ワーククランプの両側に前記曲げ型を一対設け、前記位置決め装置に前記ワークの一側縁を突き当てて位置決めることで、前記ワーククランプによりクランプしたワークの折り曲げるべき一方の縁部を前記曲げ型側に突出させ、前記一方の縁部の折り曲げ後に、前記位置決め装置の移動により前記ワークの折り曲げるべき他方の縁部を前記他方の曲げ型側に突出させる場合は、位置決め装置によってワークの位置決めを容易に行い、ワークの両側縁部を容易に折り曲げ加工することができる。
前記曲げ型が偏心カム機構により移動する場合は、曲げ型を確実に移動させて、折り曲げ加工することができる。
多種類の曲げ幅に容易に対応し、折り曲げ加工後の姿勢も安定させるという目的をワーククランプ及び曲げ型によって実現した。
図1,図2は、本発明の実施例1に係る曲げ加工機を示し、図1は平面図、図2は図1のSA矢視方向の正面図、図3は図2のSB−SB矢視方向の概略構成図である。
図1,図2,図3のように、曲げ加工機1は、ワーククランプ3と、曲げ型5,7とを備えている。
前記ワーククランプ3は、プレート状のワーク9をクランプ可能となっている。ワーククランプ3は、クランプ下型11及びクランプ上型13とからなっている。クランプ下型11は、機台フレーム15側に固定して設けられている。クランプ上型13は、クランプ下型11の上側に配置されている。
前記クランプ上型13は、昇降フレーム17に取り付けられている。昇降フレーム17は、上押さえフレーム27側に昇降可能に支持されている。昇降フレーム17は、揺動アーム19の先端に結合されている。揺動アーム19は、揺動軸21に支持されている。揺動軸21は、機台フレーム15側の軸支持部23に回転可能に支持されている。揺動軸21は、上押さえシリンダ25に連動構成されている。上押さえシリンダ25は、上押さえフレーム27に取り付けられている。前記揺動軸21を上押さえシリンダ25によって回転駆動することにより揺動アーム19を介し昇降フレーム17を上下に直線的に昇降駆動することができる。昇降フレーム17のこの昇降駆動によって、クランプ上型13がクランプ下型11に対し昇降し、クランプ上型13の下降位置でクランプ上型13及びクランプ下型11間にワーク9をクランプ可能となっている。上押さえフレーム27は、門型に形成され、前記機台フレーム15に設けられている。
前記曲げ型5,7は、テーブル10に設けられ、前記ワーククランプ3の両側に近接して位置し、ワーク9に対し剪断方向に移動可能となっている。
この曲げ型5,7の駆動構造を図4〜図7をも参照して説明する。図4は図3のSC矢視方向の概略要部構成図、図5は図3のSD矢視方向の概略要部構成図、図6,図7は図3のSE矢視方向の概略要部構成図である。
図1〜図7のように、前記曲げ型5,7は、偏心カム機構29,31によって移動する構成となっている。偏心カム機構29,31は、ほぼ対称構造となっている。偏心カム機構29,31は、共通の上支点シャフト33、下支点シャフト35によって支持されている。上支点シャフト33及び下支点シャフト35は、前記機台フレーム15に固定された軸支持フレーム37,39に回転可能に支持されている。上支点シャフト33及び下支点シャフト35に偏心カム41,43が偏心して取り付けられている。上支点シャフト33及び下支点シャフト35にはそれぞれ同期ブラケット45,47が取り付けられ、同期ブラケット45,47間に、同期プレート49,51が連結されている。
前記上支点シャフト33には、曲げ型シリンダ53,55の一端側が結合され、曲げ型シリンダ53,55の他端側は、前記機台フレーム15側に支持されている。
前記偏心カム41,43には、連動プレート57,59が嵌合し、連動プレート57,59の上端に、前記曲げ型5,7が結合されている。従って、曲げ型シリンダ53,55の図6,図7のような伸縮動作によって、上支点シャフト33が回転駆動されると、同期ブラケット45、同期プレート49,51、同期ブラケット47を介して、下支点シャフト35も同期して回転駆動される。
前記上支点シャフト33及び下支点シャフト35の回転駆動により、偏心カム41,43が同期して偏心回転する。この偏心カム41,43の偏心回転により、連動プレート57,59が上下動し、曲げ型5,7を昇降動作させることができる。この昇降動作によって、曲げ型5,7は例えば図6の位置からワーク9に対し剪断方向に上昇移動し、再び図6の位置に戻ることができる。
図1,図2,図3のように、前記ワーククランプ3を挟んで一側に位置決め装置61が設けられている。位置決め装置61は、進退移動可能かつ昇降移動可能に支持された位置決め部63を備えている。位置決め部63は、位置決めアーム65の先端に取り付けられている。位置決めアーム65は、位置決め可動フレーム67に回転可能に支持されている。位置決めアーム65には、連動アーム69が設けられている。連動アーム69は、昇降シリンダ71に連結されている。昇降シリンダ71は、位置決めフレーム73に支持されている。位置決めフレーム73は、前記上押さえフレーム27側に固定されている。
前記位置決め可動フレーム67は、ボールナット75に一体的に取り付けられている。ボールナット75は、ボールネジ77に螺合している。ボールネジ77は、前記位置決めフレーム73に軸支持されている。ボールネジ77は、サーボモータ79に連動構成されている。
従って、昇降シリンダ71の駆動によって、連動アーム69に駆動力を与えると、連動アーム69と一体の位置決めアーム65が位置決め可動フレーム67に対して回転し、位置決め部63側を昇降させることができる。また、サーボモータ79によって、ボールネジ77を回転駆動すると、ボールナット75がボールネジ77に沿って移動する。この移動により、ボールナット75と一体的な位置決め可動フレーム67を介し位置決めアーム65及び位置決め部63が前記ワーククランプ3に対し進退移動することができる。
この位置決め装置61に対し、ワーククランプ3を挟んで反対側にプッシャー81が設けられている。プッシャー81はプッシャー部83を備え、プッシャー部83はプッシャーフレーム85に支持されている。プッシャーフレーム85は、両端がアクチュエータ87,89に支持され、アクチュエータ87,89の駆動によって、前記ワーククランプ3に対しテーブル10上で進退移動可能となっている。
前記テーブル10には、前記プッシャー81の動作に連携するようにコンベア91が設けられている。コンベア91はチェーン等で構成されている。コンベア91の始端側には、ワークストック部93が配置されている。ワークストック部93には、多数のワーク9が積層状態でストックされている。ワークストック部9の上部には、マグネットを用いた搬送装置95が設けられている。
従って、搬送装置95によって、ワークストック部93のワーク9を磁力によって吸着し、矢印A方向へ移送することによって、コンベア91の始端側に搬送し、供給することができる。
前記位置決め装置61に隣接して、ワーク搬出装置97が設けられている。ワーク搬出装置97は、前記テーブル10に対しワークシュート99を挟んで配置されている。ワーク搬出装置97は、搬出フレーム101に対し搬出シャフト103が軸心方向に進退移動可能に支持されている。搬出シャフト103の端部には、ブラケット105を介してチェーン107に連結されている。チェーン107は、搬出モータ109によって駆動されるようになっている。
従って、搬出モータ109によってチェーン107を駆動すると、チェーン107に連動して搬出シャフト103が軸心方向へ移動し、前記ワーククランプ3側に対し進退移動することができる。
次に、全体的な作用の概要を説明する。
前記搬送装置95によってワーク9がコンベア91の始端側に移載されると、コンベア91の動作によって、ワーク9はワーククランプ3側へ移送される。この移送されたワーク9に対しプッシャー81のプッシャーフレーム81は動作始端側85Aに位置している。この状態で、プッシャー部83がワーク9の端面に対向するように下降する。次いでプッシャーフレーム85の移動と共にプッシャー部83がワーク9の端部を押圧して、前記ワーククランプ3のワーククランプ下型11及びワーククランプ上型13間にワーク9を移動させる。このとき、ワーククランプ3の反対側には、位置決め部63が所定の位置に位置決められており、前記プッシャー部83の押圧力によって移動するワーク9が位置決め部63に当接して位置決められ、クランプ下型11及びクランプ上型13に対し正しくセットされる。
次いで、曲げ型5,7等の選択的な動作によって、ワーク9が後述のようにU字曲げされる。
ワーク9のU字曲げ後は、位置決め装置61の位置決め部63がワーククランプ3に対し後退すると共に上昇し、ワーク搬出装置97の搬出シャフト103がワーククランプ3に対し進出動作する。この進出動作により搬出シャフト103先端のマグネットがU字曲げされたワーク9Aを吸着し、この状態で搬出シャフト103を退避移動させることによってU字曲げされたワーク9Aをワークシュート99へ搬出する。
図8は前記ワーククランプ3及び曲げ型5,7の関係を示す要部拡大図である。図8のように、クランプ下型11及びクランプ上型13は平坦なクランプ面111,113を有している。クランプ面111の両縁115,117及びクランプ面113の両縁119,121は共にアールをもって形成されている。
前記クランプ上型13には、両縁119,121の上側において、内側へ傾斜した逃げ面123,125が設けられている。逃げ面123,125は、曲げ型5,7の移動によるワーク9の曲げ加工時にワークの当たりを逃げるものである。
前記曲げ型5,7の縁部127,129もアールをもって形成されている。曲げ型5,7の縁部127,129の下側に、逃げ面131,133が傾斜形成されている。逃げ面131,133の傾斜は、前記クランプ上型13の逃げ面123,125に対応した傾斜となっており、逃げ面131,133の傾斜角度が逃げ面123,125の傾斜角度よりも若干大きくなっている。
従って、クランプ下型11、クランプ上型13のクランプ面111,113間でクランプしたワーク9の折り曲げるべき縁部を、例えば曲げ型5側に突出させた状態でクランプを行い、ワーク9の前記縁部の一面側、すなわち下面側から前型5を上方へ移動させて曲げ型5の縁部127及びクランプ上型13の縁部119の協働によりワーク9の縁部をほぼ直角に折り曲げることができる。曲げ型7側においても同様である。
前記逃げ面123,125,131,133により、ワーク9の両縁部を折り曲げるとき、折り曲げ途中の縁部を逃げ面123,125側へ逃がすことができる。このため、ワーク9の弾性によるスプリングバックを考慮してワーク9の縁部を直角に正確に折り曲げることができる。
図9は、折り曲げ工程を示し、(a)〜(h)は第1工程から第8工程の折り曲げ完成までを示す工程図である。
(a)では、テーブル10上において、位置決め装置61の位置決め部63を所定位置に位置決めセットする。クランプ上型13は、上昇位置にあり、前記のようにしてワーク9がプッシャー81によって押圧移動される。この押圧移動によりワーク9がクランプ下型11及びクラン上型13間に供給され、位置決め部63に当接して位置決められる。クランプ上型13が下降し、(b)のようにクランプ下型11及びクランプ上型13間でワーク9がクランプされる。このときワーク9の折り曲げるべき縁部が曲げ型5側、すなわち曲げ型5上に突出した状態となる。
次いで、曲げ型5をワーク9の縁部135の一面側である下面から移動させると、縁部135がクランプ上型13の角部119及び曲げ型5の角部127との間でこじられ、(c)のように上方へ折り曲げられる。
次いで(d)のように、クランプ上型13が上昇駆動され、かつ位置決め装置61の駆動によって位置決め部63がワーククランプ3方向へ進出移動し、ワーク9がワーククランプ3に対し再セットされる。
次いで(f)のように、クランプ上型13が下降駆動され、ワーク9がクランプ下型11及びクランプ上型13間に再びクランプされる。このときワーク9の折り曲げるべき他方の縁部137が曲げ型7側、すなわち曲げ型7上に突出した状態となる。
次いで曲げ型7を駆動すると、縁部135と同様に縁部137が(g)のようにほぼ直角に折り曲げられる。
次いでクランプ上型13が上昇し、ワーククランプ3によるワーク9のクランプが解除され、前記のようにしてワーク9が前記ワークシュート99側へ排出される。
このように、ワーク9をU字状に折り曲げる場合に曲げ幅が多種類あっても、ワーククランプ3、プッシャー81、位置決め装置61、曲げ型5,7の協働により容易に対応することができる。このため、多種類の金型を用意する必要がなく、資源を多く必要とするという問題を改善することができる。また、金型毎のプレスセット作業、すなわち準備作業を必要としないため、作業時間も短縮することができる。ワーク9の曲げ幅毎に金型を調整する必要もなく、作業が容易となる。従って、コスト増大、作業量増大を大幅に抑制することができる。
また、ワーク9をクランプして折り曲げるため、折り曲げ加工後のワーク9の姿勢が安定し、位置決め作業の自動化も容易である。
前記ワーククランプ3及び曲げ型5,7に、逃げ面123,125,131,133を設けたため、ワーク9の曲げ加工を的確に行うことができる。
前記ワーククランプ3の一側に、前記ワーク9を突き当てて位置決める可動の位置決め装置61を設け、前記ワーククランプ3の両側に前記曲げ型5,7を一対設け、前記位置決め装置61に前記ワーク9の一側縁を突き当てて位置決めることで、前記ワーククランプ3によりクランプしたワーク9の折り曲げるべき一方の縁部135を前記曲げ型5側に突出させ、前記一方の縁部135の折り曲げ後に、前記位置決め装置61の移動により前記ワーク9の折り曲げるべき他方の縁部137を前記他方の曲げ型7側に突出させるため、位置決め装置61によってワーク9の位置決めを容易に行い、ワーク9の両側縁部135,137を容易に折り曲げ加工することができる。
前記曲げ型5,7が偏心カム機構29,31により移動するため、曲げ型5,7を確実に移動させて、折り曲げ加工することができる。
尚、上記実施例では曲げ型5,7を一対設けたが、ワーク9をL字状に折り曲げる場合には一方のみ設ける構造にすることもできる。
曲げ型5,7の形状は、特に限定されるものではなく、プレート状以外の形状にすることも可能である。
曲げ加工機の平面図である(実施例1)。 図1のSA矢視方向の正面図である(実施例1)。 図2のSB−SB矢視方向の概略構成図である(実施例1)。 図3のSC矢視方向の概略構成図である(実施例1)。 図3のSD矢視方向の概略構成図である(実施例1)。 図3におけるSE矢視方向の概略構成図である(実施例1)。 図3におけるSE矢視方向の概略構成である(実施例1)。 ワーククランプ及びその周辺の拡大概略断面図である(実施例1)。 折り曲げ工程を示し、(a)は第1工程、(b)は第2工程、(c)は第3工程、(d)は第4工程、(e)は第5工程、(f)は第6工程、(g)は第7工程を示す工程図である(実施例1)。 (a)はプレス前の工程、(b)はプレス中の工程、(c)はプレス後の工程を示す工程図である(従来例)。 (a)はプレス前の工程、(b)はプレス中の工程、(c)はワーク再セットの工程、(d)は第2回プレス中の工程を示す工程図である(従来例)。
符号の説明
1 曲げ加工機
3 ワーククランプ
5,7 曲げ型
9 ワーク
61 位置決め装置
29,31 偏心カム機構
135,137 縁部

Claims (4)

  1. プレート状のワークをクランプ可能なワーククランプと、
    前記ワーククランプに対し近接した位置で前記ワークに対し剪断方向に移動可能な曲げ型とを備え、
    前記ワークの折り曲げるべき縁部を前記曲げ型側に突出させた状態で前記クランプを行い前記縁部の一面側から前記曲げ型を移動させて前記縁部を折り曲げることを特徴とする曲げ加工機。
  2. 請求項1記載の曲げ加工機であって、
    前記ワーククランプ及び曲げ型に、前記曲げ型の移動による曲げ加工時にワークの当たりを逃げる逃げ面を設けた
    ことを特徴とする曲げ加工機。
  3. 請求項1又は2記載の曲げ加工機であって、
    前記ワーククランプの一側に、前記ワークを突き当てて位置決める可動の位置決め装置を設け、
    前記ワーククランプの両側に、前記曲げ型を一対設け、
    前記位置決め装置に前記ワークの一側縁を突き当てて位置決め前記ワーククランプによりクランプしたワークの折り曲げるべき一方の縁部を前記一方の曲げ型側に突出させ前記一方の縁部の折り曲げ後に前記位置決め装置の移動により前記ワークの折り曲げるべき他方の縁部を前記他方の曲げ型側に突出させ得る
    ことを特徴とする曲げ加工機。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の曲げ加工機であって、
    前記曲げ型は、偏心カム機構により移動する
    ことを特徴とする曲げ加工機。
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