JP2006115437A - 通信端末と通信制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の不在着信の確認負担を軽減することができる通信端末や、通信端末を制御する装置を得る。
【解決手段】報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、着信信号の受信時刻を記憶する着信履歴メモリと、着信信号を受信して着信報知をする着信報知手段と、着信報知に対する無応答を検出したとき、着信履歴メモリに記憶されている着信信号の受信時刻から報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知をする不在着信報知手段と、を有してなる。
【選択図】図1
【解決手段】報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、着信信号の受信時刻を記憶する着信履歴メモリと、着信信号を受信して着信報知をする着信報知手段と、着信報知に対する無応答を検出したとき、着信履歴メモリに記憶されている着信信号の受信時刻から報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知をする不在着信報知手段と、を有してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話機などの移動端末をはじめとする通信端末と、この通信端末の通信を制御する通信制御装置に関するものである。より具体的には、着信報知に対して着信端末の利用者が無応答のとき、着信報知の終了時から所定の時間経過後に不在着信を報知する手段を備えている通信端末と通信制御装置に関するものである。
近年、通信技術の向上により携帯電話機などの移動端末が普及し、いつ、どこにいる相手とも通信が可能となるなど、利用者の通信環境は発展の一途をたどっている。したがって、たとえば、緊急の用件を伝えたい相手の携帯電話機に電話をかけることで、発信者は着信者がどこにいようとも、いつでも用件を伝えることができる。
しかし、着信者がいつでも着信に応答するとは限らない。たとえば、着信者が携帯電話機を鞄の中に入れていて、携帯電話機が発する着信音に気づかない場合、あるいは着信者が入浴中など携帯電話機を所持していない間に着信した場合、がその例である。ここで、着信者が着信音などの出力による着信報知に対して応答することなく電話が切れた場合を不在着信と呼ぶ。不在着信の場合、しばしば、発信者が再度着信者に電話をかけるか、あるいは、着信者が着信端末のメモリに記憶された着信履歴に気づいて発信者に電話をかけることとなる。
ここで、着信者が不在着信を回避するために着信音を大きくするなどして対応するとしても、周囲への迷惑や携帯電話機を所持できない時間帯(たとえば、入浴中や睡眠中など)があることから、回避するには限界がある。そこで、不在着信に対してできるだけ速やかに対応する、たとえば発信者に電話をかけて用件を確認するには、携帯電話機の利用者は、入浴中や睡眠中などに不在着信が無かったかを入浴後や起床後に直ちに確認しなければならない。したがって、たとえば緊急の電話をよく受ける利用者などであれば、常に不在着信の有無を確認しなければならず、利用者の負担は大きなものとなってしまう。
このように、通信技術の進歩に伴う通信環境の向上は、一方で利用者に不在着信の確認という負担を強いる結果となっている。
これまでにも、携帯電話機の着信報知に関する種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1,2,3参照。)が、前述の不在着信に対する利用者の負担を軽減するための技術は提案されていない。
特開平9−8874号公報 特許第3266494号明細書 特許第3033725号明細書
本発明は、利用者の不在着信の確認負担を軽減することができる通信端末や、通信端末を制御する装置を提供することを目的とする。
本願発明は、着信報知後、所定の時間経過時に不在着信を報知する手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、不在着信の確認負担から利用者を解放することができる通信端末や、通信端末の制御装置を得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明にかかる通信端末と通信制御装置の実施の形態について説明する。
先ず、本発明にかかる通信端末について説明する。なお、以下の説明では、携帯電話機を本発明にかかる通信端末の例として示しているが、本発明にかかる通信端末は、携帯電話機などの移動端末に限定するものではなく、通信ネットワークと有線で接続したパーソナルコンピュータなどの情報処理端末であってもよい。
図1は、本発明にかかる通信端末の実施の形態を示すブロック構成図であり、符号1は、通信端末の例である携帯電話機を示している。携帯電話機1は、端末本体10と、アンテナ2、ディスプレイ3、ボタン4、スピーカ5とを備える。端末本体10は、制御部11、信号送受信部12、表示部13、ボタン操作検出部14、着信報知部15、不在着信報知部16、時計部17、記憶部18を備える。記憶部18内には、現在時刻を記憶している時刻メモリMO、報知間隔(時間)が記憶されている報知間隔メモリM1、反復間隔が記憶されている反復間隔メモリM2、着信履歴情報が記憶される着信履歴メモリM3、電話帳データが記憶されている電話帳メモリM4、不在報知の条件となる不在着信の件数が記憶されている着信件数メモリM5、不在報知の条件となる着信間隔が記憶されている着信間隔メモリM6がある。
なお、携帯電話機1は、その内部の制御部11を用いて、前述の各構成手段を制御し、各メモリ内の情報にアクセス(読取、書込、検索など)することで、後述の不在着信報知を行う。
なお、携帯電話機1は、その内部の制御部11を用いて、前述の各構成手段を制御し、各メモリ内の情報にアクセス(読取、書込、検索など)することで、後述の不在着信報知を行う。
図2は、携帯電話機1による着信報知および不在着信報知の例を示すフローチャートである。ここでは、携帯電話機1が、図示しない発信端末から通信ネットワークを介して着信信号を受信した場合、つまり、発信端末の利用者が携帯電話機1の電話番号をダイヤルした(発呼した)場合を例とする。
なお、図示しない発信端末と携帯電話機1との間の通信手順は、公知の手順に従うものとする。つまり、携帯電話機1は、従来の通信手順に沿って発信端末からの着信信号を受信する。
なお、図示しない発信端末と携帯電話機1との間の通信手順は、公知の手順に従うものとする。つまり、携帯電話機1は、従来の通信手順に沿って発信端末からの着信信号を受信する。
図3は、携帯電話機1による不在着信報知の例を示すタイムチャートである。図3は、携帯電話機1が、着信信号の受信と同時に時間Pだけ着信報知を行うこと、着信報知の開始時から報知間隔Tの経過時に1回目の不在着信報知を行うこと、1回目の不在着信報知の開始時から反復間隔Uの経過時に2回目の不在着信報知を行うこと、2回目の不在着信報知の開始時から反復間隔Uの経過時に3回目の不在着信報知を行うことを示している。
ここで、不在着信報知とは、着信報知と同様に、スピーカ5から音を出力したり、あるいは、図示しない携帯電話機1内のモータを作動させるなどして、不在着信があったことを利用者に知らせる動作をいう。不在着信の報知は、携帯電話機1の単独の動作であり、不在着信報知中は、携帯電話機1は通信ネットワークに接続している必要はい。
なお、報知間隔Tは報知間隔メモリM1に、反復間隔Uは反復間隔メモリM2に、あらかじめ記憶されている。
また、着信報知の時間Pは、発信者が電話をかけてから切るまでの時間(その間、着信者は無応答)、あるいは、携帯電話機1内の図示しないメモリ内にあらかじめ記憶されている時間(最大呼出時間)などである。不在着信報知の時間Qは、携帯電話機1内の図示しないメモリ内にあらかじめ記憶されている時間である。
さらに、携帯電話機1は、着信報知の開始時刻、つまり着信信号の受信時刻を着信履歴メモリM3に記憶しておく。また、各回の不在着信報知の開始時刻を図示しないメモリに記憶しておく。携帯電話機1は、各メモリ内に記憶されている時刻・時間を参照することで、着信報知の開始時刻から報知間隔Tの経過を監視する、あるいは、不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uの経過を監視することができる。
また、着信報知の時間Pは、発信者が電話をかけてから切るまでの時間(その間、着信者は無応答)、あるいは、携帯電話機1内の図示しないメモリ内にあらかじめ記憶されている時間(最大呼出時間)などである。不在着信報知の時間Qは、携帯電話機1内の図示しないメモリ内にあらかじめ記憶されている時間である。
さらに、携帯電話機1は、着信報知の開始時刻、つまり着信信号の受信時刻を着信履歴メモリM3に記憶しておく。また、各回の不在着信報知の開始時刻を図示しないメモリに記憶しておく。携帯電話機1は、各メモリ内に記憶されている時刻・時間を参照することで、着信報知の開始時刻から報知間隔Tの経過を監視する、あるいは、不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uの経過を監視することができる。
ここで、図3は、着信信号の受信と同時に着信報知が開始される例を示しているが、本発明においては、着信信号の受信時刻と着信報知の開始時刻が、必ずしも一致することを必要とはせず、着信信号の受信から遅れて着信報知を開始してもよい。
また、図3は、報知間隔Tと、反復間隔Qとが別々に設定されている場合を示しているが、これに代えてQ=Tとしてもよい。この場合、反復間隔メモリM2は不要であり、携帯電話機1内には報知間隔メモリM1のみ備えればよい。
さらに、図3は、反復間隔Qが一定の場合を示しているが、不在着信の報知回数が多くなるにしたがって反復間隔が長くなるあるいは短くなるように、反復間隔メモリM2内に、不在着信の回数ごとの反復間隔を記憶してもよい。
また、図3は、報知間隔Tと、反復間隔Qとが別々に設定されている場合を示しているが、これに代えてQ=Tとしてもよい。この場合、反復間隔メモリM2は不要であり、携帯電話機1内には報知間隔メモリM1のみ備えればよい。
さらに、図3は、反復間隔Qが一定の場合を示しているが、不在着信の報知回数が多くなるにしたがって反復間隔が長くなるあるいは短くなるように、反復間隔メモリM2内に、不在着信の回数ごとの反復間隔を記憶してもよい。
さらにまた、報知間隔Tおよび反復間隔Uと、着信報知および不在着信報知の関係が、図4に示すように構成してもよい。すなわち、図4に示す例は、着信報知の終了時、つまり、着信報知に対する無応答の検出時から報知間隔Tの経過時に1回目の不在着信報知を行う。また、2回目の不在着信報知は、1回目の不在着信報知の終了時、つまり、1回目の不在着信報知に対する無応答の検出時から反復間隔U経過時に2回目の不在着信報知を行う。
この場合において、着信履歴メモリM3には、着信信号の受信時刻ではなくて、着信報知に対する無応答の検出時刻が記憶される。また、前述の不在着信報知の開始時刻を記憶するとした図示しないメモリには、不在着信の報知に対する無応答を検出する都度、その検出時刻が記憶される。
この場合において、着信履歴メモリM3には、着信信号の受信時刻ではなくて、着信報知に対する無応答の検出時刻が記憶される。また、前述の不在着信報知の開始時刻を記憶するとした図示しないメモリには、不在着信の報知に対する無応答を検出する都度、その検出時刻が記憶される。
以下、図2と図3を参照しながら、携帯電話機1による不在着信の報知について説明する。
携帯電話機1は、図示しない基地局からの着信信号をアンテナ2を介して信号送受信部12で受信する(S01)。
着信信号を受信した携帯電話機1は、着信報知部15を介してスピーカ5から着信を知らせる着信音を出力して着信報知をする(S02)。なお、着信音(いわゆる着信メロディ)に関するデータは、携帯電話機1内の図示しないメモリに記憶されている。
着信信号を受信した携帯電話機1は、着信報知部15を介してスピーカ5から着信を知らせる着信音を出力して着信報知をする(S02)。なお、着信音(いわゆる着信メロディ)に関するデータは、携帯電話機1内の図示しないメモリに記憶されている。
着信報知の手段としては、スピーカ5を介した着信音の出力の他に、ディスプレイ3への着信表示の出力やライトの点灯・点滅、あるいは、図示しないモータを作動させる(いわゆるバイブレータ出力)ものでもよい。
携帯電話機1は、着信報知に対して無応答を検出したとき(S03)、つまり、ボタン操作検出部13を介してボタン操作を検出しないとき、着信履歴情報を着信履歴メモリM3に記憶する(S04)。ここで、着信履歴情報には、着信信号に含まれる発信端末の電話番号と、着信信号の受信時刻が含まれる。この着信信号の受信時刻つまり着信時刻は、たとえば、着信信号を受信した時に時刻メモリM0に記憶されている時刻を用いる。この時刻メモリM0内に記憶されている時刻は、時計部17が常時更新している。したがって、携帯電話機1は、時刻メモリM0内に記憶されている情報を参照することで、参照時点の時刻を取得することができる。
なお、着信履歴情報を記憶(S04)するタイミングは、着信報知に対する無応答を検出する(S03)前、たとえば、着信信号を受信(S01)した後で、着信報知(S02)の前としてもよい。
携帯電話機1は、着信報知に対する無応答を検出する(S03)と、報知間隔Tの経過を監視し(S05)、着信時刻から報知間隔Tの経過時に、不在着信報知(S06)を開始する。携帯電話機1は、図示しないメモリ内に記憶されている不在着信報知用の音を、不在着信報知部16を介してスピーカ5から出力することで、不在着信報知をする。
不在着信の報知手段は、着信の報知手段と同じ手段としてもよいし、あるいは別の手段、たとえば、着信報知はスピーカ5を介した着信音の出力とし、不在着信報知は図示しないモータの作動としてもよい。このような着信報知や不在着信報知の手段は、利用者に設定させるようにして、その設定内容を図示しないメモリに記憶しておき、記憶された内容にしたがって報知手段が選択されるようにしてもよい。その際、時間帯によって報知手段を選択させる、たとえば、8時から18時はモータ作動、18時から22時は着信音、22時から8時まではライト出力、などとしてもよい。
携帯電話機1は、報知開始から時間Qが経過した時点で不在着信報知を停止するが、不在着信の報知中に利用者のボタン操作を検出したときは、その検出時点で不在着信報知を停止する。
携帯電話機1は、1回目の不在着信報知に対する無応答を検出する(S07)と、1回目の不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uの経過を監視し(S08)、反復間隔Uの経過時に、2回目の不在着信報知を行う(S09)。携帯電話機1は、2回目の不在着信報知に対する無応答を検出する(S10)と、さらに反復間隔Uを監視して不在着信報知を繰り返す。
このように、携帯電話機1は、不在着信報知に対する利用者の応答、たとえば利用者のボタン操作を検出するまで、反復間隔Uごとに不在着信報知を行う。
このように、携帯電話機1は、不在着信報知に対する利用者の応答、たとえば利用者のボタン操作を検出するまで、反復間隔Uごとに不在着信報知を行う。
なお、あらかじめ、不在着信報知の最大報知回数を携帯電話機1内の図示しないメモリ内に記憶しておき、不在着信報知の回数が所定の回数に達したときに、反復間隔の経過の監視を停止し、以降、不在着信報知をしないようにしてもよい。
また、携帯電話機1が反復間隔の経過を監視中に別の着信信号を受信して不在着信となった場合、つまり、連続した着信のいずれもが不在着信となった場合、携帯電話機1は、最後に不在着信となった着信信号の受信時刻を基準に、不在着信報知をするとよい。
さらに、携帯電話機1は、ボタン操作検出部14を介して発信操作を検出した場合、反復間隔の監視を停止し、以降、不在着信報知をしないようにしてもよい。
さらにまた、携帯電話機1は、不在着信報知に対する応答を検出して、着信履歴メモリM3に記憶されている発信端末の電話番号に発信をする発信手段を備えるようにしてもよい。この場合において利用者は、不在着信報知に気づいて特定のボタンを押下する(オフフック)など応答操作をすることで、発信端末に電話をかけることができる。その際、音声出力などによる不在着信報知と共に、着信履歴メモリM3に記憶されている発信端末の電話番号を表示部13を介してディスプレイ3に表示させてもよい。このように構成すれば、不在着信報知に気づいた利用者に、発信端末の電話番号を確認させた上で、不在着信報知に対する応答操作の要否を判断させることができる。つまり、利用者に対して、不在着信報知と共に表示された発信端末の電話番号に応じて、その電話番号へ発信するためのボタン操作、あるいは、単に不在着信の報知を停止するだけのボタン操作を選択させることができる。
以上説明した実施の形態によれば、携帯電話機1への着信が不在着信となったときに、着信報知後、所定の時間が経過した時点で、着信報知とは別に不在着信を報知することができる。そのため携帯電話機1の利用者は、不在着信の有無を確認するために、常に携帯電話機1の着信履歴を確認する必要はなくなり、利用者の不在着信の確認負担を軽減することができる。
なお、携帯電話機1が、さらに電話番号を記憶している電話帳メモリM4を備え、着信信号に含まれる発信端末の電話番号が電話帳メモリM4に記憶されているときにのみ、不在着信を報知するように構成してもよい。つまり、携帯電話機1の利用者が、あらかじめ知人などの電話番号を電話帳メモリM4に登録しておき、電話番号が登録された知人からの着信が不在着信となったときに限って、不在着信を報知をする。
また、携帯電話機1は、不在着信の報知の条件となる件数を記憶している着信件数メモリM5を備え、不在着信報知手段は、着信履歴メモリM3に記憶されている不在着信の受信時刻の件数が、着信件数メモリM5に記憶されている件数に達しているときにのみ、不在着信の報知をするように構成してもよい。
図5は、この場合の不在着信報知の例を示すタイムチャートである。ここでは、不在着信が3回に達したときに、3回目の着信報知の開始時刻から報知間隔Tの経過時に、1回目の不在着信報知をする例を示している。この3回という件数は、着信件数メモリM5にあらかじめ記憶されている。
ここで、着信履歴メモリM3に記憶されている不在着信の受信時刻の件数とは、過去に不在着信報知を実施していれば、その不在着信報知の終了時刻以降に不在着信となった着信時刻の件数である。
図5は、この場合の不在着信報知の例を示すタイムチャートである。ここでは、不在着信が3回に達したときに、3回目の着信報知の開始時刻から報知間隔Tの経過時に、1回目の不在着信報知をする例を示している。この3回という件数は、着信件数メモリM5にあらかじめ記憶されている。
ここで、着信履歴メモリM3に記憶されている不在着信の受信時刻の件数とは、過去に不在着信報知を実施していれば、その不在着信報知の終了時刻以降に不在着信となった着信時刻の件数である。
なお、図5に示す実施の形態の場合において、単に不在着信の回数が所定の回数に達したときにのみ不在着信を報知する構成に代えて、同一の発信端末の電話番号からの不在着信が所定の回数に達したときにのみ、不在着信を報知する構成としてもよい。
このように構成すれば、特定の発信者からの不在着信が累積した場合に限って、不在着信を報知することができる。
このように構成すれば、特定の発信者からの不在着信が累積した場合に限って、不在着信を報知することができる。
さらに、携帯電話機1が着信間隔を記憶している着信間隔メモリM6を備え、着信履歴メモリM3に記憶されている複数の着信時刻の間隔に応じて、たとえば、この間隔が着信間隔メモリM6に記憶されている着信間隔以下(あるいは未満)のときにのみ、不在着信を報知するように構成してもよい。
図6は、この場合の不在着信報知の例を示すタイムチャートである。ここでは、1回目の着信時刻から2回目の着信時刻までの時間Rが、あらかじめ着信間隔メモリM6内に記憶されている時間以下であったため、2回目の着信時刻から報知間隔Tの経過時に1回目の不在着信報知をすることを示している。
なお、前述のとおり、1回目の不在着信報知に対する応答操作が検出されず、また、1回目の不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uが経過するまでに発信操作が検出されない場合には、1回目の不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uの経過時に2回目の不在着信報知がなされる。
図6は、この場合の不在着信報知の例を示すタイムチャートである。ここでは、1回目の着信時刻から2回目の着信時刻までの時間Rが、あらかじめ着信間隔メモリM6内に記憶されている時間以下であったため、2回目の着信時刻から報知間隔Tの経過時に1回目の不在着信報知をすることを示している。
なお、前述のとおり、1回目の不在着信報知に対する応答操作が検出されず、また、1回目の不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uが経過するまでに発信操作が検出されない場合には、1回目の不在着信報知の開始時刻から反復間隔Uの経過時に2回目の不在着信報知がなされる。
次に、本発明にかかる通信制御装置について説明する。
これまで説明した携帯電話機1による不在着信報知は、携帯電話機1の単独の動作、つまり、携帯電話機1の機能として提供するものであった。本発明にかかる通信制御装置は、発信端末からの通信信号を着信信号に中継する通信ネットワーク内に設置された装置であって、前述の不在着信を報知するための機能を備えるものである。通信制御装置の例としては、通信ネットワーク上に設置された交換機などに後述する本発明特有の機能を追加したものとしてもよい。あるいは、通信ネットワーク上に設置された交換機と通信可能に接続された情報処理装置であってもよい。
本発明にかかる通信制御装置は、報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、発信端末からの着信信号に対する着信端末の無応答を検出したとき、この無応答の検出時刻を記憶する無応答時刻メモリと、無応答時刻メモリに記憶されている無応答時刻から報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知信号を着信端末に送信する不在着信報知信号送信手段と、を有してなる。
この通信制御装置によれば、着信端末が着信報知に無応答の場合に、無応答の検出時点から所定の報知間隔経過時に、着信端末に対して不在着信報知信号を送信することができる。この不在着信報知信号とは、着信端末に不在着信を報知するための信号であり、この信号を受信した着信端末は、従来の着信信号を受信したときと同様に、スピーカから着信音を出力するなど、信号の受信を報知する。
この通信制御装置によれば、着信端末が着信報知に無応答の場合に、無応答の検出時点から所定の報知間隔経過時に、着信端末に対して不在着信報知信号を送信することができる。この不在着信報知信号とは、着信端末に不在着信を報知するための信号であり、この信号を受信した着信端末は、従来の着信信号を受信したときと同様に、スピーカから着信音を出力するなど、信号の受信を報知する。
なお、通信制御装置内のメモリに音声メッセージが記憶されていて、不在着信報知信号を受信した着信端末の応答操作、つまり、従来の着信時に電話を受ける操作を検出すると、この音声メッセージを着信端末に送信するように構成してもよい。この音声メッセージの内容としては、たとえば「不在着信がありました。着信履歴を確認して下さい」などがある。また、発信端末の電話番号を記憶する電話番号メモリを備え、不在着信の発信端末の電話番号を前述の音声メッセージに含めて、着信端末の利用者に案内するようにしてもよい。
また、通信制御装置は、電話番号を記憶する電話番号メモリと、発信端末からの着信信号に対する着信端末の無応答を検出したとき、この発信端末の電話番号を電話番号メモリに記憶する手段と、着信端末から不在着信報知信号に対する応答信号を受信したとき、この着信端末から電話番号メモリに記憶されている電話番号に発信があったものとして、上記発信端末に着信信号を送信する手段と、をさらに備えてもよい。
このような通信制御装置によれば、着信端末の利用者が、不在着信報知信号を受信して報知する着信端末の所定のボタン、たとえば、従来の着信信号の受信時に電話を受けるために押下するボタン(オフフックボタン)を操作すれば、発信端末に電話をかけることができる。つまり、着信端末の利用者は、通信制御装置からの不在着信に関する呼出に応答することで、発信端末に電話をかけることができる。
このような通信制御装置によれば、着信端末の利用者が、不在着信報知信号を受信して報知する着信端末の所定のボタン、たとえば、従来の着信信号の受信時に電話を受けるために押下するボタン(オフフックボタン)を操作すれば、発信端末に電話をかけることができる。つまり、着信端末の利用者は、通信制御装置からの不在着信に関する呼出に応答することで、発信端末に電話をかけることができる。
以上説明した本発明にかかる通信制御装置を用いれば、着信端末の利用者に不在着信の報知をすることができるため、利用者の不在着信の確認負担を軽減することができる。
なお、これまで説明した実施の形態は、音声データの不在着信の場合を例としたが、本発明における不在着信の報知は、音声データに限らず、通信ネットワークを介して接続した他の端末からの情報の受信を受信者に知らせるものに適用可能である。したがって、たとえば、電子メールの受信に適用することも可能である。つまり、本発明にかかる通信端末が電子メールを受信すると、受信時に受信を報知した上で、受信してから所定の時間経過後に、不在着信の報知をすることができる。ここで、電子メールの受信における不在着信(不在受信)の報知とは、たとえば、受信した電子メールが未読のまま所定の時間経過したことを受信者に知らせるものである。
なお、電子メールの場合、前述した本発明にかかる通信端末の音声データに対する実施の形態での発信端末の電話番号に相当する情報としては、電子メールの発信者の電子メールアドレスを用いることができる。
また、不在受信の報知をする条件として、未読メールの件数を設定する、あるいは、あらかじめ記憶されている電子メールアドレスから受信した電子メールが未読の場合にのみ限定することができる。
また、不在受信の報知をする条件として、未読メールの件数を設定する、あるいは、あらかじめ記憶されている電子メールアドレスから受信した電子メールが未読の場合にのみ限定することができる。
1 通信端末(携帯電話機)
M 各種メモリ
T 報知間隔
U 反復間隔
M 各種メモリ
T 報知間隔
U 反復間隔
Claims (10)
- 報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、
着信信号の受信時刻を記憶する着信履歴メモリと、
着信信号を受信して着信報知をする着信報知手段と、
上記着信報知に対する無応答を検出したとき、上記着信履歴メモリに記憶されている着信信号の受信時刻から上記報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知をする不在着信報知手段と、
を有してなることを特徴とする通信端末。 - 着信信号の受信時刻に代えて、着信報知に対する無応答の検出時刻とした請求項1記載の通信端末。
- 着信信号は発信端末の電話番号を含み、
着信信号に含まれる発信端末の電話番号を着信履歴メモリに記憶する手段と、
不在着信報知に対する応答を検出して、上記着信履歴メモリに記憶されている発信端末の電話番号に発信をする発信手段と、を備えた請求項1記載の通信端末。 - 電話番号を記憶している電話帳メモリを備え、
着信信号は発信端末の電話番号を含み、
不在着信報知手段は、着信信号に含まれる発信端末の電話番号が上記電話帳メモリに記憶されているときにのみ、不在着信報知をする請求項1記載の通信端末。 - 不在着信の報知の条件となる件数を記憶している着信件数メモリを備え、
不在着信報知手段は、着信履歴メモリに記憶されている受信時刻の件数が、上記着信件数メモリに記憶されている件数に達しているときにのみ、不在着信報知をする請求項1記載の通信端末。 - 着信間隔を記憶している着信間隔メモリを備え、
不在着信報知手段は、着信履歴メモリに記憶されている複数の着信時刻の間隔が、上記着信間隔メモリに記憶されている着信間隔以下または未満のいずれかであるときにのみ、不在着信報知をする請求項1記載の通信端末。 - 不在着信報知を繰り返す請求項1記載の通信端末。
- 報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、
着信信号を受信して着信報知をする着信報知手段と、
上記着信報知に対する無応答を検出したとき、この無応答の検出時刻から上記報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知をする不在着信報知手段と、
を有してなることを特徴とする通信端末。 - 発信端末からの着信信号を着信端末に中継する装置であって、
報知間隔を記憶している報知間隔メモリと、
発信端末からの着信信号に対する着信端末の無応答を検出したとき、この無応答の検出時刻を記憶する無応答時刻メモリと、
上記無応答時刻メモリに記憶されている無応答の検出時刻から上記報知間隔メモリに記憶されている報知間隔の経過時に不在着信報知信号を上記着信端末に送信する手段と、
を有してなることを特徴とする通信制御装置。 - 発信端末の電話番号を記憶する電話番号メモリと、
上記着信端末から不在着信報知信号に対する応答信号を受信したとき、この着信端末から上記発信端末への着信信号を送信する手段と、
をさらに備えた請求項9記載の通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329750A JP2006115437A (ja) | 2004-10-16 | 2004-10-16 | 通信端末と通信制御装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048061A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Toshiba Corp | 携帯端末 |
JP2008153906A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Nec Infrontia Corp | 携帯通信装置およびその着信履歴通知方法 |
JP2009159527A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kyocera Corp | 携帯電話機 |
JP2011078011A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Ntt Docomo Inc | 情報端末、メッセージ通知システム、およびメッセージ通知方法 |
JP2019009505A (ja) * | 2017-06-20 | 2019-01-17 | 京セラ株式会社 | 電話機、電話機の制御方法及び電話機のプログラム |
-
2004
- 2004-10-16 JP JP2004329750A patent/JP2006115437A/ja active Pending
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