JP2006113905A - コンテンツ配信システム、コンテンツ再生装置、およびコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ再生装置、およびコンテンツ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが都度ダウンロードする手間なく多くの種類のコンテンツを再生でき、その中から保存したいコンテンツを自由に選ぶことができるコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】 配信サーバ1から再生装置4に定期的に楽曲データが配信される。楽曲データは再生装置4の記憶媒体に一時的に記憶され、一定期間毎に消去される。ユーザは楽曲データが消去されるまで、一時的に記憶されている楽曲データを自由に再生することができ、気に入った楽曲があれば保存を指定することができる。保存を指定した楽曲データについては、配信サーバ1に保存申請が送信される。配信サーバ1はカード会社等を介して課金請求を行い、決済を確認した場合に保存を許可する情報を再生装置4に送信する。これにより、都度ダウンロードする必要なく、ユーザが必要と判断した楽曲データのみ保存することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、楽曲や映像等のコンテンツを配信するコンテンツ配信システム、配信されたコンテンツを再生する再生装置およびコンテンツ配信方法に関する。
近年、楽曲や映画などのコンテンツがデジタル化され、配布形態も多様化している。特に通信速度の高速化と記憶媒体の大容量化により、インターネットを利用した楽曲データ等のコンテンツ配信システムが普及している。
現在のコンテンツ配信システムは、ユーザがサイト上にて好みの楽曲データ等のコンテンツを選択して1曲ずつまたは1つのアルバムずつダウンロードする方法であり、ダウンロードしたコンテンツ毎に課金される仕組みである。
このようなコンテンツ配信システムにおいて、パーソナルコンピュータ等のコンテンツ再生装置内に保存したい楽曲データが多数に及ぶ場合には、ダウンロードを何度も繰り返す必要があり、ユーザにとって煩わしく、実際にダウンロードしてみたところ望むべき楽曲でなかった場合も考えられ、そのような場合はユーザにとって無駄な金額的負担を強いられるという問題があった。
そこで、コンテンツの一部あるいはすべてを試聴できるようにした情報配信システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−028786号公報
しかし、特許文献1に記載の情報配信システムでは、コンテンツの一部あるいはすべてを試聴することはできるが、試聴したいコンテンツについて1つずつダウンロードする必要があり、コンテンツ数が多数に及ぶ場合には何度もダウンロードを繰り返す必要があるためにユーザにとって煩わしいという問題が依然としてあった。
また、このような配信システムでは、ユーザ側がダウンロードを指定した場合のみコンテンツの配信を行うシステムであり、配信側が多くの種類のコンテンツを意図をもって提供するという配信サービスを実現するのが不可能であった。
この発明は、ユーザが都度ダウンロードする手間なく多くの種類のコンテンツを所定の期間再生でき、その中から保存したいコンテンツを自由に選ぶことができるコンテンツ配信システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置と、このサーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ再生装置と、からなるコンテンツ配信システムであって、前記サーバ装置は、記憶しているコンテンツを自動選択してコンテンツ再生装置に配信する配信手段を備え、前記コンテンツ再生装置は、受信したコンテンツを記憶する記憶手段と、ユーザがコンテンツを選択して再生を指定するための再生指定手段と、ユーザが再生を指定したコンテンツを再生する再生手段と、配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを自動消去するコンテンツ消去手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、楽曲や映像等のコンテンツがサーバ装置からコンテンツ再生装置に配信される。配信するコンテンツは、すべてのコンテンツ再生装置に同じコンテンツを自動選択してもよいし、ユーザ毎に異なるコンテンツを自動配信してもよい。ユーザは所定の期間、それらを再生することができる。コンテンツは所定の期間が経過すると自動消去される。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを記憶するストレージとネットワークを介して接続されたプレーヤとからなることを特徴とする。
この発明では、コンテンツ再生装置は、ネットワークに接続されたネットワークストレージとネットワークプレーヤからなり、ネットワークストレージにコンテンツが配信されて、ネットワークプレーヤからコンテンツを再生することができる。
請求項3に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、ユーザがコンテンツを選択して保存を指定するための保存指定手段と、ユーザが保存を指定したコンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くコンテンツ保存手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツの中からユーザが所望のコンテンツについて保存を指定する。コンテンツは所定の期間経過後に消去されるが、保存を指定したコンテンツは消去されずに保存され、ユーザはいつでもコンテンツを再生することが可能である。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信する情報通信手段を備え、前記コンテンツ再生装置のコンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除き、前記サーバ装置は、前記コンテンツ再生装置のユーザに対して保存申請がなされたコンテンツについて課金請求を行う課金請求手段と、前記課金請求に対する決済を確認した場合に、コンテンツの保存を許可する情報をコンテンツ再生装置に送信する情報通信手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置はユーザが保存を指定したコンテンツについて課金請求を行う。ユーザは料金を支払うことでコンテンツを保存することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガード手段を備え、前記サーバ装置の情報通信手段は、コンテンツの保存を許可する情報とともに解除鍵を送信し、前記コンテンツ再生装置のコンテンツ保存手段は、解除鍵に基づいてコピーガードを解除することを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツはコピーガードされており、コンテンツ再生装置でしか再生することができない。ユーザが保存を指定したコンテンツについて料金を支払うと、サーバ装置からコピーガードを解除する鍵が送信されてコンテンツを移動、またはコピーすることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをコンテンツ配信サーバに送信する再生ログ送信手段を備えたことを特徴とする。
この発明では、ユーザがコンテンツを再生したときに再生ログを配信サーバに送信する。配信サーバでは再生ログを集計して、各コンテンツの再生状況を把握することができる。
請求項7に記載の発明は、上記発明において、前記サーバ装置は、楽曲や映像などのコンテンツを記憶し、前記配信手段を備えたコンテンツ配信サーバと、コンテンツ再生装置のユーザに対して課金請求を行う課金請求手段、および、コンテンツ再生装置と情報の送受信を行う情報通信手段を備え、コンテンツ再生装置から再生ログを受信する管理サーバと、からなることを特徴とする。
この発明では、サーバ装置は配信サーバと管理サーバとで構成される。配信サーバは、コンテンツを記憶したデータベースとコンテンツを配信する配信手段を備えている。管理サーバはユーザとの情報通信やユーザに対する課金請求等を行い、各コンテンツ再生装置から再生ログを受信する。
請求項8に記載の発明は、楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ再生装置であって、受信したコンテンツを記憶する記憶手段と、ユーザがコンテンツを選択して再生を指定するための再生指定手段と、ユーザが再生を指定したコンテンツを再生する再生手段と、配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを消去するコンテンツ消去手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、楽曲や映像等のコンテンツをサーバ装置から受信する。ユーザは所定の期間、それらを再生することができる。コンテンツは所定の期間が経過すると自動消去される。
請求項9に記載の発明は、上記発明において、ユーザがコンテンツを選択して保存を指定するための保存指定手段と、ユーザが保存を指定したコンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くコンテンツ保存手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツの中からユーザが所望のコンテンツについて保存を指定する。コンテンツは所定の期間経過後に消去されるが、保存を指定したコンテンツは消去されずに保存され、ユーザはいつでもコンテンツを再生することが可能である。
請求項10に記載の発明は、上記発明において、ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信する情報通信手段を備え、前記コンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置に保存を申請し、保存を許可された場合にユーザはコンテンツを消去されずにいつでもコンテンツを再生することが可能となる。
請求項11に記載の発明は、上記発明において、配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガード手段を備え、前記コンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報とともに受信する解除鍵に基づいてコピーガードを解除することを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツはコピーガードされており、コンテンツ再生装置でしか再生することができない。ユーザが保存を指定したコンテンツについて料金を支払うと、サーバ装置からコピーガードを解除する鍵が送信されてコンテンツを移動またはコピーすることが可能となる。
請求項12に記載の発明は、上記発明において、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信する再生ログ送信手段を備えたことを特徴とする。
この発明では、ユーザがコンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信する。
請求項13に記載の発明は、楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置からコンテンツ再生装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信方法であって、前記サーバ装置は、記憶しているコンテンツを自動選択してコンテンツ再生装置に配信し、前記コンテンツ再生装置は、受信したコンテンツを記憶手段に記憶し、ユーザがコンテンツを選択して再生を指定したコンテンツを再生し、配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを消去する、ことを特徴とする。
この発明では、楽曲や映像等のコンテンツをサーバ装置からコンテンツ再生装置に配信する。ユーザは所定の期間、それらを再生することができる。コンテンツは所定の期間が経過すると自動消去される。
請求項14に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツを消去対象から除くことを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツの中からユーザが所望のコンテンツについて保存を指定する。コンテンツは所定の期間経過後に消去されるが、保存を指定したコンテンツは消去されずに保存され、ユーザはいつでもコンテンツを再生することが可能である。
請求項15に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信し、保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツを消去対象から除き、前記サーバ装置は、前記コンテンツ再生装置のユーザに対して保存申請がなされたコンテンツについて課金請求を行い、前記課金請求に対する決済を確認した場合に、コンテンツの保存を許可する情報をコンテンツ再生装置に送信する、ことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置はユーザが保存を指示したコンテンツについて課金請求を行う。ユーザは料金を支払うことでコンテンツを保存することができる。
請求項16に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガードを行い、サーバ装置から受信する解除鍵に基づいてコピーガードを解除し、前記サーバ装置は、コンテンツの保存を許可する情報とともに解除鍵を送信する、ことを特徴とする。
この発明では、配信されたコンテンツはコピーガードされており、コンテンツ再生装置でしか再生することができない。ユーザが保存を指示したコンテンツについて料金を支払うと、サーバ装置からコピーガードを解除する鍵が送信されてコンテンツを移動またはコピーすることが可能となる。
請求項17に記載の発明は、上記発明において、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信することを特徴とする。
この発明では、ユーザがコンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信する。配信サーバでは再生ログを集計して、各コンテンツの再生状況を把握することができる。
請求項18に記載の発明は、上記発明において、前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、コンテンツ再生装置からサーバ装置に送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて宣伝料金を宣伝用コンテンツ提供者に請求する、ことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置が配信するコンテンツには宣伝用コンテンツが含まれ、ユーザがコンテンツを再生すると宣伝用コンテンツも再生されるようにする。サーバ装置は再生装置から送信されてくる宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて、宣伝用コンテンツ提供者に宣伝料金を請求する。
請求項19に記載の発明は、上記発明において、前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置からサーバ装置に送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて前記課金請求の金額を決定する、ことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置が配信するコンテンツには宣伝用コンテンツが含まれ、ユーザがコンテンツを再生すると宣伝用コンテンツも再生されるようにする。サーバ装置は再生装置から送信されてくる宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて、各ユーザに課金請求する金額を決定する。宣伝用コンテンツの再生回数の多いユーザには割引して請求してもよいし、コンテンツ毎に課金請求する金額を変えてもよい。また、宣伝用コンテンツを配信することで全体的に課金請求する金額を割引することも可能である。
請求項20に記載の発明は、上記発明において、前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置から送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいてコンテンツ再生装置のユーザに対して一定期間毎に請求する配信料金の金額を決定する、ことを特徴とする。
この発明では、サーバ装置が配信するコンテンツには宣伝用コンテンツが含まれ、ユーザがコンテンツを再生すると宣伝用コンテンツも再生されるようにする。サーバ装置は再生装置から送信されてくる宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて、各ユーザに一定期間毎に請求する配信料金を決定する。宣伝用コンテンツの再生回数の多いユーザには割引して請求してもよいし、全てのユーザに割引して請求することも可能である。
この発明によれば、定期的に楽曲データ等のコンテンツを複数ダウンロードして、一定期間再生可能とすることで、ユーザがコンテンツを再生したいときに都度ダウンロードする必要はなく即座に再生することが可能となる。これにより、配信側は多くの種類のコンテンツを意図をもって提供することができ、ユーザ側はダウンロードする手間なく多くの種類のコンテンツを再生し、その中から保存したいコンテンツを自由に選ぶことができる。
また、既に配信されたコンテンツは一定期間毎に消去され、更新コンテンツが配信されるのでハードディスクの空き容量がなくなることなく、かつ未使用のハードディスク空き容量を有効活用することができる。
以下、本発明のコンテンツ配信システムについて図を用いて詳細に説明する。
図1は本実施形態のコンテンツ配信システムの構成を示した図である。コンテンツ配信システムは配信サーバ1と、配信サーバ1にインターネット2を介して接続されるパーソナルコンピュータ3と、パーソナルコンピュータ3に接続される再生装置4と、を備えている。このコンテンツ配信システムは、コンテンツの配信を申し込んだ特定ユーザの再生装置4にパーソナルコンピュータ3を介して楽曲データ等からなるコンテンツを配信するシステムである。楽曲データは、MP3(MPEG Audio Layer−3)、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)等の圧縮データである。なお、楽曲データに限らず、映像データ等であってもよい。なお、配信するコンテンツはすべてのユーザに同じコンテンツを配信してもよいし、各ユーザ毎に異なるコンテンツを配信してもよい。例えばユーザが好みのジャンルを選択するようにする。また、配信するコンテンツの量もユーザが選べるようにしてもよい。
再生装置4は、小型ハードディスクからなる記憶部を内蔵し、パーソナルコンピュータと接続するインタフェースを備えたポータブルオーディオ機器である。ここでは同図のようにパーソナルコンピュータ3に接続して楽曲データをダウンロードして記憶し、ユーザの操作によって楽曲を再生するものである。なお、記憶部は小型ハードディスクに限らず、メモリカード、不揮発性メモリ等であってもよい。
配信サーバ1からは楽曲データが1週間毎に配信され、再生装置4の小型ハードディスクに記憶される。ここで配信された楽曲データは一定期間経過毎に消去される。消去されるまでの一定期間はユーザが自由に再生することが可能である。一定期間は1週間毎であるが、これに限らず1カ月毎等であってもよい。なお、配信も1週間毎に限らず、1カ月毎等どのような間隔で配信してもよい。
図2は再生装置4のブロック図である。再生装置4はパーソナルコンピュータ3と接続するインタフェース5、再生装置4を制御する制御部6、楽曲データを記憶するハードディスク7、楽曲データを再生する再生部8、および再生装置4をユーザが操作するための操作部9を備えている。
インタフェース5はUSB端子であり、一般のパーソナルコンピュータのUSB端子に接続して様々なデータを送受信することができる。ここでは配信サーバ1から送信された楽曲データがパーソナルコンピュータ3を介してインタフェース5に受信される。インタフェース5に受信した楽曲データは制御部6を介してハードディスク7に記憶する。
ハードディスク7は複数のパーティションで区切られており、例えば図2に示すように配信用エリアとユーザ保存エリアに区切られている。配信用エリアは配信サーバ1から定期的に配信される楽曲データを記憶する領域である。ユーザ保存エリアはユーザが自由に扱うことができる領域である。これらの領域の割合はあらかじめ設定されているが、ユーザが自由に設定してもよい。
再生部8はハードディスク7に記憶している楽曲データを再生する機能を備えている。再生部8はデジタル情報である楽曲データをアナログ変換して、外部出力端子(図示せず)等に音声信号を供給する。なお、楽曲データがMP3データ等の圧縮データである場合、これを復元するデコーダとしての機能も備えている。また、再生部8が楽曲データを再生したとき、制御部6は再生ログを生成してハードディスク7に記憶するようにする。この再生ログは、次に楽曲データが配信されるときに配信サーバ1に送信する。なお、再生装置4は再生ログを記憶するメモリ等を備えてもよい。
制御部6はパーソナルコンピュータ3を介して配信サーバ1から配信された楽曲データをハードディスク7の配信用エリアに記憶する処理を行う。ここで制御部6は配信用エリアに記憶した楽曲データについて、所定の期間が経過したときに消去する処理を行う。所定の期間は前述のように1週間である。すなわち、ユーザは次に新しい楽曲データが配信サーバ1から配信されるまでは配信用エリアに記憶している楽曲データを自由に再生することができる。さらに、制御部6は操作部9を介してユーザが保存を指定した楽曲データについて選択し、ユーザ保存エリアの領域に移動または複製して記憶させる。ユーザ保存エリアの領域に記憶した楽曲データは1週間経過後も消去されることなく保存される。このとき、制御部6は配信サーバ1に保存をするための保存要求を送信し、後に配信サーバ1から送信される保存を許可する情報を基にして選択された楽曲データをユーザ保存エリアに移動または複製して記憶する。ここでは保存を許可する情報と同時に配信用エリアからユーザ保存エリアに楽曲データを移動または複製するための鍵を受信する。
配信サーバ1は、各楽曲データに暗号化したプロテクトをかけて配信し、配信用エリアからの移動または複製を防止する。あるいは各楽曲データに、配信した再生装置4でしか再生できないような固有ID等を埋め込んでプロテクトをかけてもよい。この場合は他の再生装置等に移動または複製しても再生することはできない。制御部6はユーザが保存を指定した楽曲データに対して配信サーバ1から鍵を受信することでプロテクトを解除する。また、ハードディスク7の配信用エリアについて、楽曲データ配信時以外はプロテクトしておき、記憶されているデータを移動または複製できないようにしてもよい。
また、配信サーバ1は各楽曲データに暗号化したプロテクトをかけて配信し、さらにハードディスク7についても外部へデータを移動または複製できないようにプロテクトをかけるようにしてもよい。
なお、上述した方式以外にも様々なコピープロテクトの方式が一般に知られており、本実施形態におけるコンテンツ配信システムでは、配信サーバが鍵を管理する方式であれば、どのようなコピープロテクトの方式であってもよい。
図3は配信サーバ1のブロック図である。配信サーバ1は、サーバの制御を行う制御部10、楽曲データや映像データ等のコンテンツを記憶しているハードディスク11、および各再生装置4に接続されたパーソナルコンピュータ3と通信を行う通信部12を備えている。
ハードディスク11は、楽曲データや映像データ等のコンテンツと、前述の各楽曲データのプロテクトや各再生装置の配信用エリアのプロテクトを解除する鍵を記憶している。制御部10はコンテンツを配信する契約を結んでいるユーザを管理し、1週間毎に各ユーザの再生装置4に楽曲データ等のコンテンツを選択して配信する。なお、各再生装置4に記憶されている再生ログを配信日時等に受信して集計する処理を行う。また、各ユーザに対しては契約に基づいて1カ月毎に課金請求を行う。さらに前述のように保存を指定された楽曲データについても個別に課金請求を行う。これにより、ユーザは1カ月の定額料金を支払うことで、様々な種類のコンテンツを期間限定で再生することができ、所望のコンテンツのみを個別に金額を支払うことで購入することが可能となる。課金請求の方式はクレジットカード会社を経由する。
図4は課金請求の方式を説明した図である。同図に示すように配信サーバ1は、ユーザとのコンテンツ配信の契約に基づいて定期的、またはユーザからコンテンツの保存要求を受けた時にクレジットカード会社に対して課金請求を行う。前述したようにユーザは好みのジャンルなどをあらかじめ設定し、配信サーバ1は各ユーザの選択したジャンルの数等によって請求金額を変えてもよい。配信サーバはコンテンツ配信の契約をユーザと結んだときに、各ユーザの個人情報と指定クレジットカード会社の情報を受信して管理している。クレジットカード会社にコンテンツの保存要求がなされたユーザの個人確認を行い、クレジットカード会社からユーザ個人の認証が得られて決済が完了した後、そのユーザの再生装置4に鍵を送信する。クレジットカード会社は1カ月毎に金額の支払い請求を行い、ユーザは金額を支払う。
また、配信サーバ1はスポンサに対して広告宣伝費を請求する。ここでは各コンテンツに付随して宣伝用コンテンツを配信して、集計した再生ログを基にスポンサに対して広告宣伝費を請求する。ユーザはコンテンツを再生した時にはこの宣伝用コンテンツも同時に再生するようにする。各コンテンツの再生ログは宣伝用コンテンツが再生された回数の指標となり、再生ログを解析することで宣伝用コンテンツが再生されたかどうかを確認することが可能である。したがって、再生ログの集計データを基にスポンサに広告宣伝費を請求することができる。なお、これによりユーザに対する1カ月の課金請求額を低く設定して契約することも可能であり、ユーザはより安価に様々な種類のコンテンツを再生することが可能となる。また、コンテンツ毎に保存する場合の課金請求額を変えることも可能であり、ユーザはより安価に所望のコンテンツを購入することが可能となる。また、宣伝用コンテンツの再生回数によってユーザ毎に課金請求額を変えてもよい。なお、ユーザが各コンテンツの保存を指定して決済を確認した時に、宣伝用コンテンツを解除するスクリプトなどを送信してもよい。再生装置の制御部は送信されたスクリプトを実行し、以後は宣伝用コンテンツを再生することなくコンテンツを再生できるようにしてもよい。
なお、ここでは、配信サーバがユーザの管理を行い、保存要求を受信して課金請求を行ったり再生ログを集計する例を示したが、これらの処理を行う管理サーバを別に設けてもよい。
なお、上述の内容は、コンテンツを記憶するハードディスクと再生部を備えたポータブルオーディオ機器の例を説明したが、本実施形態の再生装置はハードディスクを内蔵する機器に限るものではない。例えば、コンテンツを記憶するハードディスクとコンテンツを再生する再生部がネットワークで接続された場合であってもよい。
図5はネットワーク接続された再生装置のブロック図である。同図のように、この例における再生装置は、ローカルエリアネットワーク13を介して接続されるネットワークストレージ14とネットワークプレーヤ15とからなる。なお、上述の再生装置4と共通する構成要素には、同一の符号をつけて、その説明を省略する。ローカルエリアネットワーク13はインターネット2と接続されている。ネットワークストレージ14は、ローカルエリアネットワーク13と接続するネットワークアダプタ16、コンテンツを記憶するハードディスク7、およびネットワークストレージ14を制御する制御部18を備えている。また、ネットワークプレーヤ15は、ローカルエリアネットワーク13と接続するネットワークアダプタ17、映像データ等のコンテンツを再生する再生部8、ユーザが操作するための操作部9、およびネットワークプレーヤ15を制御する制御部19を備えている。なお、ネットワークストレージ14が直接インターネット2に接続さてもよい。ネットワークストレージ14とネットワークプレーヤ15が通信を行うことができる構成であれば無線通信等、どのような接続態様であってもよい。 ここでは配信サーバ1から送信された映像データがローカルエリアネットワーク13を介してネットワークアダプタ16に受信される。ネットワークアダプタ16に受信した映像データは制御部18を介してハードディスク7の配信用エリアに記憶する。映像データは例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)等の圧縮された映像データである。なお、映像データに限らず上述したように楽曲データであってもよい。
ここで、ハードディスク7に記憶された映像データはローカルエリアネットワーク13を介して接続されるネットワークプレーヤ15で再生することが可能である。すなわち、ネットワークプレーヤ15のユーザは、ハードディスク7に記憶されている映像データを参照することができる。制御部19は、操作部9でユーザが再生を指定した映像データをハードディスク7から再生部8に伝達する。再生部8は伝達された映像データについて圧縮されたデータである場合はこれを復元し、外部出力端子(図示せず)等に出力する。外部に接続するディスプレイ等がデジタルテレビ等である場合はデジタル情報として出力し、アナログ入力のみ備えたテレビ等の場合はアナログ変換して映像信号として出力する。さらに、再生部8が映像データを再生したときに制御部19は、再生ログを生成してハードディスク7に記憶するようにする。なお、ネットワークプレーヤ15内に再生ログを記憶するメモリ等を備えてもよい。
この例においても上述の制御部6と同様に、制御部18は配信用エリアに記憶した映像データについて、所定の期間が経過したときに消去する処理を行う。さらに、制御部18は操作部9でユーザが保存を指定した映像データについて選択し、ユーザ保存エリアの領域に移動または複製して記憶させる。ユーザ保存エリアの領域に記憶した映像データは所定の期間が経過後も消去されることなく保存される。このときも、制御部18が配信サーバ1に保存をするための保存要求を送信し、後に配信サーバ1から送信される保存を許可する情報を基にして選択された映像データをユーザ保存エリアに移動または複製して記憶する。
図6は再生装置4の動作を示したフローチャートである。まず、再生装置4は配信用エリアのコンテンツを消去する日時であるかを判断する(s1)。ここでは前述のように前回コンテンツが配信されてから一定期間が経過しているかどうかを判断する。なお、前回配信されてから1週間経過したときに消去日時とするが、これに限らず1カ月経過後等どのような期間であってもよい。消去日時であれば配信用エリアのコンテンツを消去する(s2)。これらの処理は再生装置4がパーソナルコンピュータ3と接続されていない状態であっても行う。このとき、すべてのコンテンツを消去するのではなく、コンテンツ毎に消去期限を設定し、期限の過ぎたコンテンツだけを消去するようにしてもよい。
その後、配信日時であるか否かを判断する(s3)。配信日時は週1度、深夜時間帯等に設定されている。このとき、配信日時であっても再生装置4がパーソナルコンピュータ3と接続されていない状態であるとき、あるいはパーソナルコンピュータ3がインターネット2に接続されていない状態であるときは以下の処理は行われない。接続されていない状態で配信日時が経過した場合、次に再生装置4がパーソナルコンピュータ3に接続され、かつパーソナルコンピュータ3がインターネット2に接続されたときに配信日時であると判断する。また、このときにコンテンツ配信を受けるか否かをユーザに問い合わせるようにしてもよい。
配信日時であると判断した場合、配信用エリアにコンテンツが記憶されているか否かを判断する(s4)。配信用エリアにコンテンツが記憶されている場合はそのコンテンツを消去する(s5)。なお、すべてのコンテンツを消去するのではなく、ハードディスク7の配信用エリアの容量が不足している場合に消去するようにしてもよい。また、コンテンツ毎に消去期限を設定し、期限の過ぎたコンテンツを消去するようにしてもよい。
その後、配信サーバ1に配信要求を送信し(s6)、配信サーバ1からコンテンツが配信されるのでこれらを受信し(s7)、ハードディスク7の配信用エリアに記憶する(s8)。ここで前述のようにハードディスク7の配信用エリアがプロテクトされている場合、配信サーバ1からハードディスク7の配信用エリアのプロテクトを解除するための解除鍵が送信されるのでこれを受信し、制御部6は解除鍵に基づいてプロテクトを解除し、配信されたコンテンツを配信用エリアに記憶する。
その後、ユーザが各コンテンツについて保存を指定したか否かを判断する(s9)。保存を指定された場合、そのコンテンツが配信用エリアに記憶されているか否かを判断する(s10)。指定されたコンテンツが記憶されていない場合、そのコンテンツについて配信要求を行い(s11)、これをダウンロードする(s12)。配信用エリアに指定されたコンテンツが記憶されている場合は、そのコンテンツについて保存要求を配信サーバ1に送信する(s13)。配信サーバ1からはコンテンツの保存を許可する情報とプロテクト解除鍵が送信されるので、これを受信する(s14)。ここで、各コンテンツ毎に移動、複製を防止するプロテクトがかけられている場合はコンテンツのプロテクト解除鍵を受信し、ハードディスク7の配信用エリアがプロテクトされている場合は、配信用エリアのプロテクト解除鍵を受信する。また、前述のようにハードディスクの配信用エリアと各コンテンツの両方がプロテクトされている場合、両方の解除鍵を受信する。なお、前述のようにプロテクト解除鍵は配信サーバが課金請求を行い、決済が確認された後に送信される。指定されたコンテンツが配信用エリアに記憶されていなかった場合は、決済が確認された後にそのコンテンツが配信される。
解除鍵を受信した後、制御部6はプロテクトを解除し、(s15)ユーザ保存エリアに記憶する(s16)。ユーザが保存を指定したコンテンツについて配信用エリアに記憶されていた場合は、ユーザ保存エリアに移動または複製して記憶する。指定された曲が配信用エリアに記憶されていなかった場合は、ダウンロードしたコンテンツをユーザ保存エリアに記憶する。
図7は再生カウント動作を示したフローチャートである。同図(A)は再生装置4の再生カウント動作を示したフローチャートである。再生装置4は、ユーザが各コンテンツを再生すると(s17)、宣伝用コンテンツを再生する(s18)。宣伝用コンテンツは楽曲データまたは映像データ等である。再生装置が楽曲データを再生する場合は宣伝用コンテンツも楽曲データとし、再生装置が映像データを再生する場合は宣伝用コンテンツも映像データとすればよい。宣伝用コンテンツを再生した後は再生ログを生成する(s19)。再生ログはハードディスク7に一時記憶しておく。生成した再生ログは配信サーバ1に送信する(s20)。配信サーバ1への再生ログ送信は、再生装置4がパーソナルコンピュータ3に接続され、パーソナルコンピュータ3がインターネット2に接続されているときに、常に送信するようにしてもよいし、前述のコンテンツ配信日時等にまとめて送信するようにしてもよい。
同図(B)は配信サーバ1の再生カウント動作を示したフローチャートである。配信サーバ1は、各再生装置4から送信されてくる再生ログを受信する(s21)。ここでも再生ログの受信はコンテンツ配信日時に各再生装置4からまとめて受信するようにしてもよいし、常時受信するようにしてもよい。その後、受信した再生ログについて集計を行う(s22)。再生ログを集計し、各コンテンツの再生状況を解析する。再生ログには、どの再生装置で再生されたかを示す情報等が含まれる。ここでは前述のように各コンテンツに付随して配信した宣伝用コンテンツの再生状況を調べ、スポンサに対して宣伝費用を請求する。例えば再生数の多い宣伝用コンテンツを提供しているスポンサには宣伝費用を高く請求する。また、各コンテンツの再生回数を集計することで人気ランキング等を作成することも可能である。
その後、宣伝用コンテンツの再生ログを基に各ユーザに対する課金請求額を決定する(s23)。ここでは、宣伝用コンテンツの再生状況に応じてユーザが各コンテンツを保存して購入するための金額を安価に設定したり、各ユーザの1カ月毎の課金請求金額を安価に設定する。例えば、ユーザが各コンテンツを再生した時には同時に各コンテンツに付随している宣伝用コンテンツも再生されるため、再生数の多いコンテンツは宣伝用コンテンツの再生数も多く、スポンサに宣伝費用を高く請求できる。したがって、そのコンテンツについてユーザが保存を指定して購入するための金額を安価に設定する。このように、コンテンツ毎に課金請求額を設定する。また、宣伝用コンテンツの再生数が多いユーザには1カ月の課金請求金額を安価に設定することも可能である。なお、全ユーザから集計した宣伝用コンテンツの再生数が全体的に多い場合には、すべてのコンテンツについて保存するための金額を安価に設定してもよいし、すべてのユーザに課金請求金額を安価に設定するようにしてもよい。
以上のように本実施形態のコンテンツ配信システムは、定期的に配信サーバがコンテンツを配信するため、ユーザは都度ダウンロードする必要なく再生することが可能となる。また、配信されたコンテンツは定期的に消去され、配信日時に更新コンテンツが配信されるため、ハードディスクの容量がなくなることなく、未使用のハードディスク空き容量を有効活用できる。これにより、配信側が多くの種類のコンテンツを意図をもって提供することができ、ユーザ側はダウンロードする手間なく多くの種類のコンテンツを自由に再生することができ、その中から所望のコンテンツだけを保存することができる。
すなわち、このコンテンツ配信システムは、配信サーバから再生装置に定期的にコンテンツを配信することにより、ユーザがその都度個別にコンテンツを指定しなくてもダウンロードすることができる配信システムであり、これを利用して、ユーザに多種類のコンテンツを配信して所定の期間自由に再生させるコンテンツのレンタルシステム(おまかせレンタル)や、多数のコンテンツを自由に再生させてその中からユーザが所望のコンテンツのみ販売する販売システムとしてのビジネスモデルを提供することができる。
例えば、1カ月定額料金等で多種類のコンテンツを各ユーザに対して所定の期間は再生自由とする態様で配信するコンテンツ配信サービスを実現するとともに、ユーザが所望のコンテンツのみ個別料金で販売するコンテンツ販売サービスを実現することができる。
なお、配信コンテンツは楽曲データや映像データに限らず、静止画、文書等のデータであってもよい。本実施形態では再生装置がポータブルオーディオ機器の場合について説明したが、これに限らず携帯電話やPDA(Personal
Digital Assistance)等、それぞれのコンテンツに応じた再生装置を用いればよい。
また、本実施形態ではインターネットを介してコンテンツを配信する例を示したが、これに限るものでない。例えば、デジタル放送電波等を用いてコンテンツを配信してもよい。
コンテンツ配信システムの構成を示した図 再生装置のブロック図 配信サーバのブロック図 課金請求の方式を説明した図 別の構成の再生装置のブロック図 再生装置の動作を示したフローチャート 再生カウント動作を示したフローチャート
符号の説明
1−配信サーバ
2−インターネット
3−パーソナルコンピュータ
4−再生装置
5−インタフェース
6−制御部
7−ハードディスク
8−再生部
9−操作部
10−配信サーバの制御部
11−配信サーバのハードディスク
12−配信サーバの通信部
13−ローカルエリアネットワーク
14−ネットワークストレージ
15−ネットワークプレーヤ
16−ネットワークストレージのネットワークアダプタ
17−ネットワークプレーヤのネットワークアダプタ
18−ネットワークストレージの制御部
19−ネットワークプレーヤの制御部

Claims (20)

  1. 楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置と、このサーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ再生装置と、からなるコンテンツ配信システムであって、
    前記サーバ装置は、記憶しているコンテンツを自動選択してコンテンツ再生装置に配信する配信手段を備え、
    前記コンテンツ再生装置は、受信したコンテンツを記憶する記憶手段と、
    ユーザがコンテンツを選択して再生を指定するための再生指定手段と、
    ユーザが再生を指定したコンテンツを再生する再生手段と、
    配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを自動消去するコンテンツ消去手段と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを記憶するストレージとネットワークを介して接続されたプレーヤとからなる請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記コンテンツ再生装置は、ユーザがコンテンツを選択して保存を指定するための保存指定手段と、
    ユーザが保存を指定したコンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くコンテンツ保存手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信する情報通信手段を備え、
    前記コンテンツ再生装置のコンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除き、
    前記サーバ装置は、前記コンテンツ再生装置のユーザに対して保存申請がなされたコンテンツについて課金請求を行う課金請求手段と、前記課金請求に対する決済を確認した場合に、コンテンツの保存を許可する情報をコンテンツ再生装置に送信する情報通信手段と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記コンテンツ再生装置は、配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガード手段を備え、
    前記サーバ装置の情報通信手段は、コンテンツの保存を許可する情報とともに解除鍵を送信し、
    前記コンテンツ再生装置のコンテンツ保存手段は、解除鍵に基づいてコピーガードを解除することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信する再生ログ送信手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記サーバ装置は、楽曲や映像などのコンテンツを記憶し、前記配信手段を備えたコンテンツ配信サーバと、
    コンテンツ再生装置のユーザに対して課金請求を行う課金請求手段、および、コンテンツ再生装置と情報の送受信を行う情報通信手段を備え、コンテンツ再生装置から再生ログを受信する管理サーバと、からなる請求項6に記載のコンテンツ配信システム。
  8. 楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ再生装置であって、
    受信したコンテンツを記憶する記憶手段と、
    ユーザがコンテンツを選択して再生を指定するための再生指定手段と、
    ユーザが再生を指定したコンテンツを再生する再生手段と、
    配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを消去するコンテンツ消去手段と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  9. ユーザがコンテンツを選択して保存を指定するための保存指定手段と、ユーザが保存を指定したコンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くコンテンツ保存手段と、を備えたことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ再生装置。
  10. ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信する情報通信手段を備え、
    前記コンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツをコンテンツ消去手段の消去対象から除くことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生装置。
  11. 配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガード手段を備え、
    前記コンテンツ保存手段は、コンテンツの保存を許可する情報とともに受信する解除鍵に基づいてコピーガードを解除することを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ再生装置。
  12. コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信する再生ログ送信手段を備えたことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれかに記載のコンテンツ再生装置。
  13. 楽曲や映像等のコンテンツを記憶したサーバ装置からコンテンツ再生装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信方法であって、
    前記サーバ装置は、記憶しているコンテンツを自動選択してコンテンツ再生装置に配信し、
    前記コンテンツ再生装置は、受信したコンテンツを記憶手段に記憶し、
    ユーザがコンテンツを選択して再生を指定したコンテンツを再生し、
    配信されてから所定の再生可能期間が経過したコンテンツを消去する、
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  14. 前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツを消去対象から除くことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ配信方法。
  15. 前記コンテンツ再生装置は、ユーザが保存を指定したコンテンツについて前記サーバ装置に保存を申請する情報を送信し、保存を許可する情報を受信した場合に該コンテンツを消去対象から除き、
    前記サーバ装置は、前記コンテンツ再生装置のユーザに対して保存申請がなされたコンテンツについて課金請求を行い、前記課金請求に対する決済を確認した場合に、コンテンツの保存を許可する情報をコンテンツ再生装置に送信する、ことを特徴とする請求項14に記載のコンテンツ配信方法。
  16. 前記コンテンツ再生装置は、配信されたコンテンツの複製を防止するコピーガードを行い、サーバ装置から受信する解除鍵に基づいてコピーガードを解除し、
    前記サーバ装置は、コンテンツの保存を許可する情報とともに解除鍵を送信する、ことを特徴とする請求項15に記載のコンテンツ配信方法。
  17. 前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信することを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれかに記載のコンテンツ配信方法。
  18. 前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、
    コンテンツ再生装置からサーバ装置に送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて宣伝料金を宣伝用コンテンツ提供者に請求する、
    ことを特徴とする請求項17に記載のコンテンツ配信方法。
  19. 前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、
    前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置からサーバ装置に送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいて前記課金請求の金額を決定する、ことを特徴とする請求項15または請求項16に記載のコンテンツ配信方法。
  20. 前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置に配信するコンテンツに宣伝用コンテンツを含めて配信し、
    前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生したときに再生ログをサーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、コンテンツ再生装置から送られてきた宣伝用コンテンツの再生ログに基づいてコンテンツ再生装置のユーザに対して一定期間毎に請求する配信料金の金額を決定する、ことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ配信方法。
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