JP2003235010A - コンテンツ蓄積装置 - Google Patents

コンテンツ蓄積装置

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JP2003235010A
JP2003235010A JP2002034539A JP2002034539A JP2003235010A JP 2003235010 A JP2003235010 A JP 2003235010A JP 2002034539 A JP2002034539 A JP 2002034539A JP 2002034539 A JP2002034539 A JP 2002034539A JP 2003235010 A JP2003235010 A JP 2003235010A
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JP2002034539A
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Takashi Matsuura
俊 松浦
Yuki Kusumi
雄規 楠見
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Takeshi Sakata
毅 坂田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツを視聴する際には、ユーザが自分の
嗜好で選択、蓄積、視聴を行い、不必要なコンテンツは
コンテンツ単位で削除を行っていた。しかし、ユーザ側
のハードディスク容量は有限であり、無制限にコンテン
ツの蓄積を行うことはできない。また、削除後に必要と
なったコンテンツは個別に再度ダウンロードを行わなけ
ればならず、非効率的である。 【解決手段】本発明は、視聴実績による人気調査、推
薦、ユーザの嗜好などに基づいてコンテンツを適切に蓄
積制御する装置を提案するものである。また、コンテン
ツの削除にあたっては、後で補完が容易にできる部分等
から部分的に削除し、前半部の視聴の裏で通信によるダ
ウンロードを行うなどする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は事前蓄積制御に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】コンテンツの配信を受け、コンテンツを
蓄積し、そのコンテンツを視聴するにあたっては、ユー
ザが自分の嗜好でコンテンツを選択し、コンテンツの蓄
積が完了した後にそれを視聴し、不必要なコンテンツは
コンテンツ単位で削除を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザ側のハ
ードディスク装置などの記憶装置の容量には限りがある
ため、無制限にコンテンツの蓄積を行うことはできな
い。つまり、視聴のためのアクセスの頻度が低かった
り、情報としての重要性が低いなど、優先順位の低いコ
ンテンツを蓄積していては、優先順位の高いコンテンツ
を蓄積することができなくなってしまうことになる。
【0004】さらに、優先順位が低いからといって、コ
ンテンツ単位で削除してしまうと、後に削除したコンテ
ンツが必要となったときに個別に再度ダウンロードを行
わなければならず、非効率的である。
【0005】またユーザが自己の嗜好などに基づいて、
きわめて多数存在するコンテンツの中から選択して、適
切に必要なコンテンツのダウンロードをするのは困難で
ある。
【0006】なお、コンテンツの配信を受けながらの視
聴に際して、受信が不安定となり、視聴に障害が生じる
ことも考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の事前蓄積制御で
は、この課題を解決するために、視聴実績による人気調
査、リクエスト、推薦、ユーザの嗜好などに基づいてコ
ンテンツを適切に蓄積制御する装置を提案するものであ
る。
【0008】また、コンテンツの削除にあたっては、後
で補完が容易にできる部分や、コンテンツの後半部から
部分的に削除し、前半部の視聴の裏で通信によるダウン
ロードを行うなどする。
【0009】さらに、配信処理、すなわち、ダウンロー
ドの障害時にはコマーシャルを挿入するなどする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々なる態様で実施しうる。
【0011】図33に、本発明の全体構成を示した。本
発明で提案する装置は、図で示したセット・トップ・ボ
ックス(eSTB)などによって実現できる。(もちろ
ん、この他にデジタルテレビ、パソコン、PDA、携帯
電話、カーナビゲーションなどでも実現可能である。)
実施形態1〜6のコンテンツ蓄積装置については、ハー
ドディスクなどの記憶装置にコンテンツが蓄積されてお
り、一例としてHDD状態管理に基づいて削除処理が行
われる。後にコンテンツの再取得を行う際には、通信制
御部を通じて処理する。実施形態7〜15のコンテンツ
再生装置については、衛星などからのコンテンツを受信
し放送自動蓄積部にバッファしつつ、受信状態等を含む
蓄積制御情報に基づくルーティング制御にて、コンテン
ツの再生制御を行う。このとき、権利・課金の制御が行
われる場合もある。さらに実施形態16〜30について
は、ユーザのアクセス履歴等が通信制御部を通じて、コ
ンテンツプロバイダ等に送られ、逆にコンテンツのリス
トやランキング等の情報は通信制御部を通じて受ける。
【0012】図で示したセット・トップ・ボックスは、
ブラウザのほかに、PCや情報家電と接続することでコ
ンテンツの再生を視聴することができる。 <<実施形態1〜6>>
【0013】<実施形態1〜6:概要>
【0014】実施形態1〜6では、コンテンツの蓄積と
削除を管理するコンテンツ蓄積装置について述べる。
【0015】図1は、本実施形態の一例の概念を示すも
のである。放送局等により配信されたコンテンツ「富士
山とひまわり」は、コンテンツ蓄積装置内のハードディ
スクに蓄積されている。ここで、コンテンツ蓄積装置
は、蓄積の状態に関して、例えば、ハードディスクの残
り容量が少なくなった、コンテンツが不要になった等の
情報(後述する「蓄積管理情報」)を有している。必要
に応じて、この情報に基づいてコンテンツの削除を行
う。図では、ハードディスクの残り容量が少なくなった
として、コンテンツの一部を削除可能な部分と特定し、
削除の実行を行ったものである。ここでは一例として、
データ量の多い特に動きの激しいシーンである「ひまわ
りが風になびくシーン」を削除部分と特定した。削除可
能な部分の他の特定方法については、後述する。コンテ
ンツの削除を行うにあたっては、削除の最適な管理を行
わないと、後に削除したコンテンツが必要となったとき
に個別に再度ダウンロードを行わなければならず、非効
率的である。したがって、本実施形態では、最適な削除
を行うことを目的とするコンテンツ蓄積装置について述
べる。
【0016】<実施形態1〜6:構成>
【0017】<実施形態1>
【0018】実施形態1について説明する。本実施形態
は、コンテンツの削除処理に特徴を有するコンテンツ蓄
積装置である。本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機
能ブロックの一例を図2に示した。
【0019】図2に示す本実施形態のコンテンツ蓄積装
置(0200)は、「コンテンツ蓄積部」(0201)
と、「情報管理部」(0202)と、「削除管理部」
(0203)とからなる。
【0020】本件発明の構成要素である各部は、ハード
ウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの
両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これ
らを実現する一例として、コンピュータを利用する場合
には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺
装置などから構成されるハードウエアと、これらのハー
ドウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることが
できる。
【0021】具体的には、メモリ上に展開されたプログ
ラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、イン
ターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、
出力などにより各部の機能が実現される。(本明細書の
全体を通じて同様である。)
【0022】「コンテンツ蓄積部」(0201)は、コ
ンテンツを利用可能に蓄積する。
【0023】「コンテンツ」とは、映像、音声、文字等
で伝送される情報の内容のことである。例えば、スポー
ツ中継、ニュース、映画等の映像、音楽等の音声、テロ
ップ等の文字情報などが該当する。したがって、「コン
テンツを利用可能」とは、必要に応じてコンテンツを再
生、配信等することができることをいう。
【0024】「蓄積」とは、情報を利用可能な状態で保
持しておくことをいう。保持は一時的なものであって
も、恒久的なものであってもよい。一例としては、装置
の内部に設けられ、または外部に設けられるハードディ
スク(装置)、RAM、追記型ROM(装置)、DVD
(装置)、CDR/W(装置)への記録を挙げることが
できる。(本明細書の全体を通じて同様である。)
【0025】「蓄積を管理する」とは、コンテンツ蓄積
部のハードウエアの状態を管理することと、コンテンツ
蓄積部に管理されているコンテンツなどのソフトウエア
の状態を管理することの両者を含む趣旨である。
【0026】「情報管理部」(0202)は、蓄積管理
情報を管理するための処理を行う。
【0027】「蓄積管理情報」とは、コンテンツ蓄積部
を管理するための情報である。例えば、ハードウエアを
管理するための情報である「ハードディスクの残り容
量:20%」、や、コンテンツなどのソフトウエアを管
理するための情報「コンテンツが古くなった」等の情報
が該当する。さらにコンテンツの管理のための情報に
は、コンテンツの属性に関する情報が含まれてもよい。
例えば、コンテンツのデータの大きさ、コンテンツの構
成(第一部、第二部、…などの情報)、コンテンツの製
作者、製作日時などである。また、蓄積管理情報は、内
部的に発生する場合の他にも、ボタン操作等によって
「コンテンツが不要になった」というユーザの意思表示
である場合もある。
【0028】「削除管理部」(0203)は、情報管理
部で管理される蓄積管理情報に基づいて、コンテンツの
部分である削除部分を特定してコンテンツの一部を削除
する。「コンテンツの部分」とは、コンテンツを構成し
ている部分をいう。例えば、コンテンツが第一部、第二
部、第三部、第四部からなっている場合に、コンテンツ
の部分とは、第三部など特定の部をいう場合がある。そ
の他、コンテンツが動画と、音声と、電子データと、か
らなっている場合に、音声の部分や、動画の部分、電子
データの部分を言う場合がある。
【0029】削除部分ついては、前述の例で示したよう
に、データ量の多い特に動きの激しいシーン、あるいは
逆にデータ量の少ない文字情報等の静止画のシーン等、
種々に特定することができる。
【0030】<実施形態2>
【0031】実施形態2は、削除部分は、コンテンツの
終わりの部分を必ず含む部分であることに特徴を有する
コンテンツ蓄積装置である。
【0032】本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能
ブロックの一例はすでに図2に示したとおりである。本
実施形態のコンテンツ蓄積装置(0200)は、「コン
テンツ蓄積部」(0201)と、「情報管理部」(02
02)と、「削除管理部」(0203)とからなる。各
部の処理はすでに実施形態1で述べたとおりである。
【0033】削除管理部で特定する削除部分は、コンテ
ンツの終わりの部分を必ず含む部分である。これは、コ
ンテンツの再生時間で一律に区切る(例えば「コンテン
ツの終わりから20分」等)方法や、コンテンツのデー
タの大きさの割合で区切る(例えば「コンテンツの後半
3分の1」等)方法などによって特定することができ
る。
【0034】その他、配信側、コンテンツ作成者、ある
いはユーザにより割り付けられたマーク等に基づき、特
定されるとしてもよい。例えば、図1で示したコンテン
ツ「富士山とひまわり」を5つのシーンに分けた場合に
は、削除部分はコンテンツの終わりの部分を必ず含むと
することからシーン5を必ず含み、例えば、「シーン3
〜5を削除」という特定方法となる。
【0035】図3に上述の例を含む具体的機能ブロック
図を示した。図3に示す本実施形態のコンテンツ蓄積装
置(0300)は、「コンテンツ蓄積部」(0301)
と、「情報管理部」(0302)と、「削除管理部」
(0303)とからなり、図2に示すコンテンツ蓄積装
置を具体的に表したものであり、同様の機能を有する。
【0036】コンテンツの後半部分を削除した後にその
コンテンツを視聴する場合には、ユーザがコンテンツを
前半から再生し視聴している間に、削除した後半部分の
コンテンツを通信で補完等することができる。これによ
り、視聴と補完を同時に行えるため、コンテンツのダウ
ンロードが完了するまで待つ必要がないという点で効果
がある。
【0037】<実施形態3>
【0038】実施形態3は、コンテンツが複数のシーン
から構成されている場合に、削除部分は、コンテンツが
有する各シーンの終わりの部分を必ず含む部分であるこ
とに特徴を有するコンテンツ蓄積装置である。
【0039】本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能
ブロックの一例はすでに図2に示したとおりである。本
実施形態のコンテンツ蓄積装置(0200)は、「コン
テンツ蓄積部」(0201)と、「情報管理部」(02
02)と、「削除管理部」(0203)とからなる。各
部の処理はすでに実施形態1で述べたとおりである。
【0040】削除管理部で特定する削除部分は、コンテ
ンツが有する各シーンの終わりの部分を必ず含む部分で
ある。上述の例では、各シーンの終わりの部分を必ず含
むことから、シーン1については富士山の遠景のシーン
が、シーン2については富士山と2本のひまわりのシー
ン、と以下も同様に考えて5つのシーンについて必ず終
わりの部分を含むように特定する方法が該当する。
【0041】コンテンツの各シーンの後半部分を削除し
た後にそのコンテンツを視聴する場合には、ユーザがど
のシーンから視聴を開始したとしても、シーンの前半か
ら再生し視聴している間に、削除したシーンの後半部分
のコンテンツを通信で補完等することができる。これに
より、任意のシーンから視聴を開始しても、視聴と補完
を同時に行えるため、コンテンツのダウンロードが完了
するまで待つ必要がないという点で効果がある。
【0042】<実施形態4>
【0043】実施形態4は、削除部分は、通信にて再取
得が可能な部分であるとことに特徴を有するコンテンツ
蓄積装置である。
【0044】本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能
ブロックの一例はすでに図2に示したとおりである。本
実施形態のコンテンツ蓄積装置(0200)は、「コン
テンツ蓄積部」(0201)と、「情報管理部」(02
02)と、「削除管理部」(0203)とからなる。各
部の処理はすでに実施形態1で述べたとおりである。
【0045】削除管理部で特定する削除部分を通信にて
再取得が可能な部分である。これは、削除してしまった
としても比較的容易に補完することができるからであ
る。具体的には、配信側のサーバに蓄積されている場合
が該当する。この場合には、コンテンツを削除した後で
も、ユーザは必要に応じてダウンロード等することがで
きる。また、通信にて再取得を行うことから、コンテン
ツのうちでも、データの大きさや再生時の再生信号レー
トに着目して特定するとしてもよい。
【0046】通信にて再取得が可能かどうかの判断は、
配信される時点で既にコンテンツの部分に通信による再
取得が可能である、又は、可能でないなどの情報が埋め
込まれている場合にはこれを利用する。また、このよう
な予め埋め込まれた情報が無い場合には、通信などを利
用して通信による取得の可能性に関する情報を取得する
構成としても良い。そのためには、配信側などにて配信
されたコンテンツが通信により取得可能かどうかに関す
る情報を通信取得可能情報サーバなどから提供すること
が必要となる。例えば、コンテンツの削除をしようとす
る場合には、そのコンテンツを識別する情報を通信取得
可能情報サーバに送信し、通信取得可能情報サーバは、
そのコンテンツの識別情報に基づいて、コンテンツの部
分のうち通信にて取得可能な部分の情報を返信する。
【0047】再取得が可能なコンテンツ削除すること
で、このコンテンツが本来占めていたハードディスク資
源を別途有効活用することができるという点で効果があ
る。
【0048】<実施形態5>
【0049】実施形態5は、削除部分は、情報の更新頻
度が所定の頻度以上のコンテンツの部分であることに特
徴を有するコンテンツ蓄積装置である。
【0050】本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能
ブロックの一例はすでに図2に示したとおりである。本
実施形態のコンテンツ蓄積装置(0200)は、「コン
テンツ蓄積部」(0201)と、「情報管理部」(02
02)と、「削除管理部」(0203)とからなる。各
部の処理はすでに実施形態1で述べたとおりである。
【0051】削除管理部で特定する削除部分は、情報の
更新頻度が所定の頻度以上のコンテンツの部分である。
【0052】「情報の更新頻度が所定の頻度以上のコン
テンツの部分」とは、頻繁に情報の内容が更新されるコ
ンテンツの部分である。更新の間隔が短いほど速報性が
多いといえる。例えば、天気予報の中でも時間ごとの天
気予報などが該当する。時間ごとの天気予報に関する情
報は時間の経過と共に変化し、予報時刻を経過した情報
は不要となる。したがって、不要となった古いコンテン
ツの部分を削除部分と特定するとよい。
【0053】「情報の更新頻度」は、従って、例えば、
「1秒」、「1分」、「1時間」などである。もちろん、5
秒、15秒、30秒、5分、10分、15分、30分、
2時間、3時間、4時間、5時間などでも良い。
【0054】コンテンツの要・不要を情報の更新頻度に
着目して的確に特定できるため、不要なコンテンツによ
ってハードディスク資源が占有されることを防止できる
という点で効果がある。
【0055】<実施形態6>
【0056】実施形態6は、蓄積管理情報には、コンテ
ンツの部分のデータの大きさ、再生時の再生信号レー
ト、コンテンツの部分に要求される速報性に関する情報
のうち少なくといずれか一以上が含まれることに特徴を
有するコンテンツ蓄積装置である。
【0057】本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能
ブロックの一例はすでに図2に示したとおりである。本
実施形態のコンテンツ蓄積装置(0200)は、「コン
テンツ蓄積部」(0201)と、「情報管理部」(02
02)と、「削除管理部」(0203)とからなる。各
部の処理はすでに実施形態1で述べたとおりである。
【0058】情報管理部で管理する蓄積管理情報には、
コンテンツの部分のデータの大きさ、再生時の再生信号
レート、コンテンツの部分に要求される速報性に関する
情報のうち少なくといずれか一以上が含まれる。
【0059】「コンテンツの部分のデータの大きさ」と
は、そのコンテンツの部分の情報量のことである。コン
テンツの部分のデータの大きさが大きいほど、ハードデ
ィスクの容量を多く占めることになる。したがって、デ
ータの大きいコンテンツの部分を削除してしまった場合
には、通信にて再取得する際に、時間がかかる等の困難
が伴う。大きさの情報は、「バイト」「ビット」を単位
とするものの他、再生時間である「秒」、「分」、「時
間」、「日」、「週」、「月」を単位とするもの、記録
媒体の記憶管理単位である「トラック」、「セクタ」、
「ディスク」を単位とするものであっても良い。
【0060】「再生時の再生信号レート」とは、コンテ
ンツを再生する際に必要な信号の伝送率をいう。再生信
号レートの値が大きくなるほど、単位時間あたりに大量
のデータを通信にて取得しなければならないことにな
る。したがって、再生時の再生信号レートが高いコンテ
ンツの部分を削除してしまった場合には、通信にて再取
得する際に、時間がかかる等の困難が伴う。具体的に
は、「1メガバイト毎秒」、「10メガバイト毎秒」な
どで表される単位である。一般的には高画質の再生をす
る場合ほど再生信号レートは大きくなる。
【0061】「コンテンツの部分に要求される速報性に
関する情報」とは、コンテンツの部分の内容の更新時刻
(日時)や、速報性を重要視するかどうかを示す情報で
ある。頻繁に情報の内容が更新されるほど速報性が多い
といえる。既に述べたように、1日の天気予報などは時
間の経過と共に変化し、予報時刻を経過した情報は不要
となる。
【0062】以上の要素のうち少なくともいずれか一以
上が含まれる蓄積管理情報に基づいて、削除部分の特定
が行われる。状況に応じて、どの要素を重視するかによ
り最適な削除処理を実現する。
【0063】<実施形態1〜6:処理の流れ>
【0064】図4は、実施形態1〜6での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す4つのステップよりなる。
【0065】まず、情報管理ステップにおいて、蓄積管
理情報を管理する(ステップS0401)。
【0066】次に、情報管理ステップで管理される蓄積
管理情報に基づいて、コンテンツの部分の削除を行うか
どうかの判断が行われる(ステップS0402)。
【0067】削除を行うとの判断結果の後、コンテンツ
の部分である削除部分を特定し(ステップS040
3)、コンテンツの一部を削除するための処理を行う
(ステップS0404)。
【0068】以上の処理は計算機に実行させるためのプ
ログラムで実行することができ、また、このプログラム
を計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録するこ
とができる。(本明細書の全体を通じて同様である。)
【0069】<実施形態1〜6:効果>
【0070】コンテンツの削除の際に、後で補完が容易
にできる部分や、コンテンツの後半部から部分的に削除
することとし、前半部の視聴の裏で通信によるダウンロ
ードを行うことができ、最適な蓄積制御を実現する。<
<実施形態7〜15>>
【0071】<実施形態7〜15:概要>
【0072】実施形態7〜15では、事前に蓄積された
コンテンツ又は、受信中のコンテンツを再生するための
コンテンツ再生装置であって、コンテンツの受信が中止
した際に、蓄積されたコンテンツを再生するコンテンツ
再生装置について述べる。
【0073】図5は、本実施形態の一例の概念を示すも
のである。図は、放送局等により配信されたコンテンツ
「富士山とひまわり」をコンテンツ再生装置により再生
する場面である。コンテンツを受信しながら再生(スト
リーム再生)している際の受信状態については後述する
受信状態情報により管理されている。受信状態が悪化
し、ストリームが中止してしまった場合には、コンテン
ツの再生を制御するコンテンツ再生制御情報により、受
信しているコンテンツの再生を一時中止し、蓄積されて
いるコンテンツを再生する処理が行われる。図では、例
えば、蓄積されていたコンテンツとしてコマーシャルが
再生されている。本実施形態は、このように、蓄積され
たコンテンツを最適なタイミングで挿入するコンテンツ
再生装置である。
【0074】<実施形態7:構成>
【0075】実施形態7について説明する。本実施形態
は、事前に蓄積されたコンテンツ、又は、受信中のコン
テンツを再生するためのコンテンツ再生装置である。本
実施形態でのコンテンツ再生装置の機能ブロックの一例
を図6に示した。
【0076】図6に示す本実施形態のコンテンツ再生装
置(0600)は、「蓄積部」(0601)と、「受信
部」(0602)と、「受信状態情報管理部」(060
3)と、「コンテンツ再生部」(0604)と、「コン
テンツ再生制御部」(0605)とからなる。
【0077】「蓄積部」(0601)は、コンテンツを
蓄積する。
【0078】「蓄積」については、すでに述べたとおり
である。蓄積しているコンテンツには、例えば、天気予
報や文字情報であるテロップなどがある。
【0079】「受信部」(0602)は、コンテンツを
受信する。
【0080】「受信」とは、放送等により配信されたコ
ンテンツをとり込むことである。受信しているコンテン
ツには、図5で示した例では、「富士山とひまわり」の
コンテンツが該当する。
【0081】「受信状態情報管理部」(0603)は、
受信状態情報を管理する。
【0082】「受信状態情報」とは、受信部でのコンテ
ンツの受信の状態に関する情報である。後述するコンテ
ンツ再生制御情報の基となる。具体的には、コンテンツ
の受信状態の良悪(悪化、回復)、エラーレート、欠落
情報の多さに関する情報等が該当する。
【0083】「コンテンツ再生部」(0604)は、蓄
積部にて蓄積されているコンテンツ又は受信部で受信し
ているコンテンツを再生する。
【0084】再生は、後述するコンテンツ再生制御情報
に基づいて行われる。
【0085】「コンテンツ再生制御部」(0605)
は、受信状態情報管理で管理されている受信状態情報に
基づいてコンテンツ再生制御情報を管理する。
【0086】「コンテンツ再生制御情報」とは、コンテ
ンツ再生部での再生を制御する情報である。受信状態情
報に基づいて、管理される。具体的には、コンテンツの
受信状態が悪く、受信しているコンテンツである「富士
山とひまわり」の再生の中止が見こまれる場合には、蓄
積部にて蓄積されているコンテンツである放送中止のお
わびが書かれたテロップを再生するように切り換えの指
示をする情報が該当する。
【0087】<実施形態8:構成>
【0088】実施形態8について説明する。本実施形態
は、ストリーム中止情報に基づいてコンテンツの再生を
制御することに特徴を有するコンテンツ再生装置であ
る。本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能ブロック
の一例はすでに図6に示したとおりである。
【0089】本実施形態のコンテンツ再生装置(060
0)は、「蓄積部」(0601)と、「受信部」(06
02)と、「受信状態情報管理部」(0603)と、
「コンテンツ再生部」(0604)と、「コンテンツ再
生制御部」(0605)とからなる。各部の処理はすで
に実施形態7で述べたとおりである。
【0090】受信状態情報管理部で管理される受信状態
情報は、ストリーム中止情報である。
【0091】「ストリーム中止情報」とは、コンテンツ
の受信状態の悪化に基づくストリーム信号の中止に関す
る情報である。天候不良による難視状態の場合や、高負
荷による不受信等の原因が考えられる。
【0092】コンテンツ再生制御部で管理されるコンテ
ンツ再生制御情報は、受信部にて受信しているコンテン
ツの再生を一時中止し、蓄積部にて蓄積されているコン
テンツを再生するとの制御情報である。例えば、コンテ
ンツの受信状態が悪い場合には蓄積部にて蓄積されてい
るコンテンツを、コンテンツの受信状態が良い場合には
受信部で受信しているコンテンツを再生するように指示
するとしてもよい。つまり具体的には、コンテンツの受
信状態が悪く、受信しているコンテンツである「富士山
とひまわり」の再生の中止が見こまれる場合には、蓄積
部にて蓄積されているコンテンツである放送中止のおわ
びが書かれたテロップを再生するが、その後コンテンツ
の受信状態が回復した場合には、「富士山とひまわり」
の再生が再開されるように切り換えの指示をする情報と
してもよい。
【0093】<実施形態9:構成>
【0094】実施形態9について説明する。本実施形態
は、受信コンテンツバッファ部を有することに特徴を有
するコンテンツ再生装置である。本実施形態でのコンテ
ンツ再生装置の機能ブロックの一例を図8に示した。
【0095】図8に示す本実施形態のコンテンツ再生装
置(0800)は、「蓄積部」(0801)と、「受信
部」(0802)と、「受信状態情報管理部」(080
3)と、「コンテンツ再生部」(0804)と、「コン
テンツ再生制御部」(0805)と、さらに「受信コン
テンツバッファ部」(0806)からなる。
【0096】「蓄積部」(0801)と、「受信部」
(0802)と、「受信状態情報管理部」(0803)
と、「コンテンツ再生部」(0804)と、「コンテン
ツ再生制御部」(0805)については、すでに実施形
態7で説明したものと同様である。
【0097】「受信コンテンツバッファ部」(080
6)は、受信部にて受信しているコンテンツの再生を一
時中止している間に、一時中止しているコンテンツの受
信信号をバッファする。
【0098】「コンテンツの受信信号をバッファする」
とは、コンテンツの受信信号を次回の受信中止に備え
て、記憶領域に保存することである。コンテンツの受信
の中止によってコンテンツの再生が中止している間に、
受信コンテンツバッファ部にコンテンツの受信信号を貯
めておく。その後、一定量受信信号が貯まれば、貯まっ
た受信信号によって受信したコンテンツを再生すること
ができる。また、蓄積しているコンテンツの再生中にそ
の裏で、コンテンツの受信中止に伴う欠落部分の読み込
みや、ストリームデータの先読みバッファリングを行う
こともできる。
【0099】受信コンテンツバッファ部に、一時的にコ
ンテンツの受信信号を保存することにより、受信状態が
改善し受信部にて受信しているコンテンツを再生すると
のコンテンツ再生制御情報に基づく再生が行われる際
に、スムーズに再生の切り換えが行われることとなる。
【0100】<実施形態10、11:構成>
【0101】実施形態10、11について説明する。本
実施形態は、蓄積されているコンテンツはコマーシャル
等であることに特徴を有するコンテンツ再生装置であ
る。本実施形態でのコンテンツ蓄積装置の機能ブロック
の一例はすでに図6に示したとおりである。
【0102】本実施形態のコンテンツ再生装置(060
0)は、「蓄積部」(0601)と、「受信部」(06
02)と、「受信状態情報管理部」(0603)と、
「コンテンツ再生部」(0604)と、「コンテンツ再
生制御部」(0605)とからなる。各部の処理はすで
に実施形態7で述べたとおりである。
【0103】<実施形態10>
【0104】コンテンツ再生制御情報に基づいて、受信
部にて受信しているコンテンツの再生を一時中止してい
る間に再生される蓄積部に蓄積されているコンテンツ
は、コマーシャル、天気予報、テロップのいずれか一又
は、二以上である。「コマーシャル」とは、商品、サー
ビスの宣伝広告を目的とするコンテンツである。ただ
し、コマーシャルには、その他に政府などの公共機関の
広報、災害などの情報、公衆衛生に関する情報、など広
く一般に知らしめることを目的とした情報をも含むもの
とする。「天気予報」とは、気象情報を広く一般にさ
す。したがって、天気のみならず、波の高さ、すぎ花粉
アレルギーに関する情報なども含まれる。「テロップ」
とは、文字でもって情報を伝えるコンテンツをいう。例
えば、現在の株価情報、選挙速報情報、などが該当す
る。
【0105】<実施形態11>
【0106】また、コンテンツ再生制御情報に基づいて
コンテンツ再生部で再生されるコマーシャルは、再生が
中止されたコンテンツと関連性がある主題に関するコマ
ーシャルであるとしてもよい。
【0107】具体的には、コンテンツ再生制御情報に基
づいて、受信部にて受信しているコンテンツ「富士山と
ひまわり」に対して、コンテンツ再生部で再生されるコ
マーシャルは、「富士」という名称のビールのコマーシ
ャル等がある。このとき、コンテンツ再生情報が両者の
関連性を示す情報が含まれているとしてもよい。両者の
関連性の判断方法としては、コンテンツとコマーシャル
の両者に関連性のある主題に識別コード等を割り当て、
それを比較することで関連性のあるコマーシャルを選択
することができる。例えば、「富士山とひまわり」のコ
ンテンツについて関連性のある主題として、「富士山」
という語句を含むから識別コード「23」が割り当てら
れており、一方、ビールのコマーシャルについても「富
士」の名称から同じ識別コード「23」が付されている
場合には、コンテンツと関連性がある主題に関するコマ
ーシャルであるとの判断がなされる。したがって、コン
テンツ再生情報が識別コードを含むとしてよい。
【0108】直前まで視聴していたコンテンツに関連す
るコマーシャルが再生されれば、注意を喚起され、さら
には商品等の購買意欲が想起されることが予想され、理
想的である。
【0109】<実施形態12:構成>
【0110】実施形態12について説明する。本実施形
態は、ストリーム中止情報は、コンテンツの再生が不可
能になるまでの残り時間に関する情報であることに特徴
を有するコンテンツ再生装置である。本実施形態でのコ
ンテンツ再生装置の具体的機能ブロックの一例を図7に
示した。
【0111】図7に示す本実施形態のコンテンツ再生装
置(0700)は、「蓄積部」(0701)と、「受信
部」(0702)と、「受信状態情報管理部」(070
3)と、「コンテンツ再生部」(0704)と、「コン
テンツ再生制御部」(0705)とからなり、図6に示
すコンテンツ蓄積装置を具体的に表したものであり、同
様の機能を有する。
【0112】受信状態情報管理部で管理される受信状態
情報であるストリーム中止情報は、コンテンツの再生が
不可能となるまでの残り時間に関する情報である。具体
的には、「コンテンツの再生が不可能となるまで後40
秒」等の情報が該当する。ストリーム中止の際に、突然
コンテンツの再生が中止されるのではなく、中止しそう
であるとの予測ができた場合に、区切りのよいところで
コマーシャルを再生することを目的とするものである。
図5で示した例では、ストリーム中止となるまでは、
「富士山とひまわり」のコンテンツが、ストリーム中止
後から再開まではコマーシャル「富士ビール」等が再生
される。
【0113】コンテンツ再生制御部で管理されるコンテ
ンツ再生制御情報は、受信部にて受信しているコンテン
ツの再生を残り時間内のきりがよい部分にて一時中止
し、蓄積部にて蓄積されているコンテンツを再生すると
の制御情報である。ストリームが中止しそうであるとの
予測ができた場合に、コンテンツの再生が不可能となる
までの残り時間とシーン等の区切りまでの時間を比較
し、適当な区切りでコマーシャルを再生することとする
場合がある。具体的には、まず、受信状態情報の「コン
テンツの再生が不可能となるまで後40秒」に対して、
「受信しているコンテンツの現在再生中のシーンは後1
0秒で終了」という情報から、現在再生中のシーンの後
が最適な区切りであると判断する。このとき、シーンの
切れ目を示すマークの情報(これはコンテンツ再生制御
情報に含まれていてもよい。)を利用するとしてもよ
い。10秒後、シーンの区切りになったときに、蓄積さ
れているコンテンツを再生する。これらの一連の情報が
コンテンツ再生制御情報となる。
【0114】<実施形態7〜12:処理の流れ>
【0115】図9は、実施形態7〜12での処理の流れ
を示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄
積制御の方法は、以下に示す6つのステップよりなる。
【0116】まず、受信ステップにおいて、コンテンツ
を受信し(ステップS0901)、受信状態情報管理ス
テップにおいて、その受信状態情報を管理する(ステッ
プS0902)。
【0117】その後、コンテンツ再生制御ステップにお
いて、受信状態情報管理ステップでの受信状態情報に基
づいてコンテンツ再生管理情報を管理する(ステップS
0903)。
【0118】次に、判断ステップにおいて、コンテンツ
再生制御ステップでのコンテンツ再生制御情報に基づい
て、受信しているコンテンツを再生すべきか、蓄積して
いるコンテンツを再生すべきか判断する(ステップS0
904)。
【0119】判断ステップでの判断結果が、受信してい
るコンテンツを再生すべきとの判断結果の場合、受信し
ているコンテンツを再生し(受信コンテンツ再生ステッ
プS0905)、一方、蓄積しているコンテンツを再生
すべきとの判断結果の場合、蓄積しているコンテンツを
再生する(蓄積コンテンツ再生ステップS0906)。
【0120】その後、受信ステップに戻り、ユーザが再
生を止めるまで上記ステップが繰り返される。
【0121】以上の処理においては、受信したコンテン
ツを再生することが前提であるが、コンテンツの受信状
態が悪化した場合に、蓄積しているコンテンツを再生す
ることになる。
【0122】<実施形態13:構成>
【0123】実施形態13について説明する。本実施形
態は、メリット付与部を有することを特徴とするコンテ
ンツ再生装置である。本実施形態でのコンテンツ再生装
置の機能ブロックの一例を図10に示した。
【0124】図10に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1000)は、「蓄積部」(1001)と、「受
信部」(1002)と、「コンテンツ再生部」(100
3)と、「メリット付与部」(1004)からなる。
【0125】「蓄積部」(1001)は、コンテンツを
蓄積する。
【0126】「受信部」(1002)は、コンテンツを
受信する。
【0127】「コンテンツ再生部」(1003)は、蓄
積部にて蓄積されているコンテンツ又は受信部で受信し
ているコンテンツを再生する。
【0128】「メリット付与部」(1004)は、再生
部でのコマーシャルの再生に基づいて、コンテンツ再生
装置の所有者などにメリットを付与するための処理を行
う。メリットを付与するための処理によりコンテンツ再
生装置の所有者などには、オンラインや、オフライン
(郵送など)の方法でメリットが与えられる。
【0129】「メリットを付与するための処理」である
ので、メリットの付与を直接的に行うものである必要は
ない。例えば、メリットを付与すべき者と、そのメリッ
トの内容を関連付けた情報をメリット付与のためのセン
ターなどに送信することが該当する。
【0130】「メリット」とは、コマーシャルの再生を
行うことによって得られる利益のことである。例えば、
所定のサービスが受けられたり、抽選券、賞品(品
物)、賞金(金銭)が得られたりする権利を表象するも
のなどや、電子マネーなどが挙げられる。また、一定量
以上のコマーシャルの視聴を行った後は、コマーシャル
を再生しないようにするとしてもよい。
【0131】具体的には、コンテンツ再生装置がコマー
シャル再生履歴を記録するブロック等を有しており、コ
マーシャルの再生に伴って、コマーシャル再生履歴を記
録し、その履歴に基づいてメリットの換算を行う場合が
挙げられる。「10分間のコマーシャルの再生に対して
1ポイント」等の換算処理がなされ、コンテンツ再生装
置の所有者は、ポイントの発行を受けることになる。コ
ンテンツ再生装置の所有者は、ポイントを貯めて大きな
メリットを受けるべくコマーシャルを視聴することにな
る。
【0132】<実施形態14:構成>
【0133】実施形態14について説明する。本実施形
態は、受信状態情報に基づいたコンテンツの再生により
メリット付与部を有することを特徴とするコンテンツ再
生装置である。本実施形態でのコンテンツ再生装置の機
能ブロックの一例を図11に示した。
【0134】図11に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1100)は、「蓄積部」(1101)と、「受
信部」(1102)と、「受信状態情報管理部」(11
03)と、「コンテンツ再生部」(1104)と、「コ
ンテンツ再生制御部」(1105)と、さらに「メリッ
ト付与部」(1006)からなる。
【0135】「蓄積部」(1101)と、「受信部」
(1102)と、「受信状態情報管理部」(1103)
と、「コンテンツ再生部」(1104)と、「コンテン
ツ再生制御部」(1105)については、すでに実施形
態7で説明したものと同様である。
【0136】「メリット付与部」(1106)は、受信
部にて受信しているコンテンツの再生を一時中止してい
る間に再生される蓄積部に蓄積されているコンテンツで
あるコマーシャルの再生に基づいて、コンテンツ再生装
置の所有者などにメリットを付与するための処理を行
う。メリットを付与するための処理についての具体例の
一部は、すでに実施形態13でも述べた。
【0137】<実施形態14:処理の流れ>
【0138】図12は、実施形態14での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す7つのステップよりなる。
【0139】まず、受信ステップにおいて、コンテンツ
を受信し(ステップS1201)、受信状態情報管理ス
テップにおいて、その受信状態情報を管理する(ステッ
プS1202)。
【0140】次に、コンテンツ再生制御ステップにおい
て、受信状態情報管理ステップでの受信状態情報に基づ
いてコンテンツ再生管理情報を管理する(ステップS1
203)。
【0141】その後、判断ステップにおいて、コンテン
ツ再生制御ステップでのコンテンツ再生制御情報に基づ
いて、受信しているコンテンツを再生すべきか、蓄積し
ているコンテンツを再生すべきか判断する(ステップS
1204)。
【0142】判断ステップでの判断結果が、受信してい
るコンテンツを再生すべきとの判断結果の場合、受信し
ているコンテンツを再生し(受信コンテンツ再生ステッ
プS1205)、一方、蓄積しているコンテンツを再生
すべきとの判断結果の場合、蓄積しているコンテンツを
再生する(蓄積コンテンツ再生ステップS1206)。
【0143】加えて、メリット付与ステップ(ステップ
S1207)においては、受信しているコンテンツの再
生を一時中止している間に再生される蓄積されているコ
ンテンツであるコマーシャルの再生に基づいて、コンテ
ンツ再生装置の所有者などにメリットを付与するための
処理を行う。
【0144】その後、受信ステップに戻り、ユーザが再
生を止めるまで上記ステップが繰り返される。
【0145】<実施形態15:構成>
【0146】実施形態15について説明する。本実施形
態は、ビューカウンター部を有することを特徴とするコ
ンテンツ再生装置である。本実施形態でのコンテンツ再
生装置の機能ブロックの一例を図13に示した。
【0147】図13に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1300)は、「蓄積部」(1301)と、「受
信部」(1302)と、「受信状態情報管理部」(13
03)と、「コンテンツ再生部」(1304)と、「コ
ンテンツ再生制御部」(1305)と、さらに「ビュー
カウンター部」(1306)からなる。
【0148】「蓄積部」(1301)と、「受信部」
(1302)と、「受信状態情報管理部」(1303)
と、「コンテンツ再生部」(1304)と、「コンテン
ツ再生制御部」(1305)については、すでに実施形
態7で説明したものと同様である。
【0149】「ビューカウンター部」(1306)は、
受信部にて受信しているコンテンツの再生を一時中止し
ている間に再生される蓄積部に蓄積されているコンテン
ツであるコマーシャルの再生に基づいてコマーシャル提
供者が支払うべきコマーシャル放映料を算定するための
処理を行う。「ビュー」を「カウント」するものである
が、実際に視聴者がコンテンツであるコマーシャルを視
聴したかまで判断する必要はない。コマーシャルの再生
が1回されれば、カウントを1回加算する処理を行う。
ビューカウンターは、必ずしも回数をカウントするのみ
でなく、時間(秒、分、時間)、コマーシャルの再生画
面の大きさ、コマーシャルに対する視聴者からのリアク
ション(例えば何らかのリモコンボタンの操作によるも
のなど)などをカウントしてもよい。要は、コマーシャ
ルがその効果を発揮できたかを測定すればよいのであ
る。
【0150】「コマーシャル放映料」とは、コマーシャ
ルがどれだけのユーザによって視聴されたかに基づいて
算出される金額である。
【0151】例えば、受信しているコンテンツの再生中
止中にT自動車会社の車のコマーシャルが2回流れたと
すると、ビューカウンターはT自動車会社のコマーシャ
ルを2回視聴したというカウントを行う。そして最終的
には、そのカウントの情報を、コマーシャル放映料を集
中的に管理するセンターなどに送信する。センターで
は、カウントの情報を集計して、T自動車会社に対する
放映料の請求の計算を行う。
【0152】<実施形態15:処理の流れ>
【0153】図14は、実施形態15での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す7つのステップよりなる。
【0154】まず、受信ステップにおいて、コンテンツ
を受信し(ステップS1401)、受信状態情報管理ス
テップにおいて、その受信状態情報を管理する(ステッ
プS1402)。
【0155】次に、コンテンツ再生制御ステップにおい
て、受信状態情報管理ステップでの受信状態情報に基づ
いてコンテンツ再生管理情報を管理する(ステップS1
403)。
【0156】その後、判断ステップにおいて、コンテン
ツ再生制御ステップでのコンテンツ再生制御情報に基づ
いて、受信しているコンテンツを再生すべきか、蓄積し
ているコンテンツを再生すべきか判断する(ステップS
1404)。
【0157】判断ステップでの判断結果が、受信してい
るコンテンツを再生すべきとの判断結果の場合、受信し
ているコンテンツを再生し(受信コンテンツ再生ステッ
プS1405)、一方、蓄積しているコンテンツを再生
すべきとの判断結果の場合、蓄積しているコンテンツを
再生する(蓄積コンテンツ再生ステップS1406)。
【0158】加えて、ビューカウンターステップ(ステ
ップS1407)においては、受信しているコンテンツ
の再生を一時中止している間に再生される蓄積されてい
るコンテンツであるコマーシャルの再生に基づいてコマ
ーシャル提供者が支払うべきコマーシャル放映料を算定
するための処理を行う。
【0159】その後、受信ステップに戻り、ユーザが再
生を止めるまで上記ステップが繰り返される。
【0160】<実施形態7〜15:効果>
【0161】コンテンツの配信を受けながらの視聴に際
して、受信が不安定となり、視聴に障害が生じた場合に
は、コマーシャルなどを挿入し、コンテンツの再生を続
けることにより、ユーザにコンテンツの視聴を続けさせ
るという効果がある。
【0162】さらに受信が途切れそうな場合には、予測
してきりのよいところでコマーシャルに切り換えること
で、ユーザに不快感を与えないという効果を有する。
【0163】また、コマーシャルを視聴することでユー
ザがメリットを得られるため、積極的・主体的にコマー
シャルを視聴するユーザが増えるという効果がある。 <<実施形態16〜27>>
【0164】<実施形態16〜27:概略>
【0165】実施形態16〜27では、視聴実績や視聴
予測に基づいて人気のあるコンテンツの事前蓄積を行う
コンテンツ再生装置とコンテンツ受信装置について述べ
る。
【0166】<実施形態16:構成>
【0167】実施形態16について説明する。本実施形
態は、事前蓄積された人気コンテンツの視聴を促す人気
コンテンツアピール部を有することを特徴とするコンテ
ンツ再生装置である。本実施形態でのコンテンツ再生装
置の機能ブロックの一例を図15に示した。
【0168】図15に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1500)は、「受信部」(1501)と、「人
気コンテンツ事前蓄積部」(1502)と、「人気コン
テンツアピール部」(1503)とからなる。
【0169】「受信部」(1501)は、他人の視聴実
績ないしは、視聴予測に基づいて人気度が高いと送信側
において判断され、配信されるコンテンツである人気コ
ンテンツを受信する。
【0170】「他人」とは、自己以外の第三者のことで
ある。具体的には、再生装置の利用者以外の一般視聴者
などである。場合によっては再生装置の利用者自身が他
人に含まれていてもよい。例えば、自身が提出したアン
ケートの結果に基づいて視聴予測が行われる場合であ
る。
【0171】「視聴実績」とは、過去にどのようなコン
テンツが多く視聴されてきたのかの調査結果に基づく情
報のことである。コンテンツプロバイダ、新聞・雑誌・
サイトなどによる統計や批評が含まれる場合もある。
「視聴予測」とは、視聴実績等に基づいて、将来的にど
のようなコンテンツが多く視聴されるのかを予想した情
報である。
【0172】「人気度が高い」とは、多くの人に視聴さ
れ、又は、好感を持たれることなどをいう。人気度の判
断は、例えば、各コンテンツ再生装置での再生履歴を集
計して得られた再生回数、あるいは、オンラインでのア
ンケート、各種調査機関による調査結果等による視聴実
績や、予想に基づいて判断する場合がある。さらに、コ
ンテンツの予告編の視聴率や、コンテンツの視聴の予約
状況より行う視聴予測に基づいても判断することができ
る。
【0173】「人気コンテンツ事前蓄積部」(150
2)は、受信部で受信した人気コンテンツを事前蓄積す
る。
【0174】「事前蓄積」とは、コンテンツ再生装置の
所有者(ユーザ)の意思とは無関係に予めコンテンツを
蓄積しておくことである。これにより、ユーザが視聴し
たいときにすぐに視聴が可能となる。
【0175】「人気コンテンツアピール部」(150
3)は、人気コンテンツ事前蓄積部に蓄積されて視聴可
能な状態にある人気コンテンツの視聴を促す。アピール
の仕方は、人間の五感に訴える方法であればどのような
方法であってもよい。その手段に応じて、ディスプレ
イ、スピーカその他のものが利用されるであろう。
【0176】「視聴を促す」とは、視聴者(ユーザ)に
対して、人気コンテンツの視聴を推奨し、勧めることで
ある。コンテンツの事前蓄積は、ユーザの意思とは無関
係に行われるために、いつ、どのようなコンテンツの蓄
積が行われたのかについて、ユーザが認識していない場
合が多い。したがって、なんらかの方法によってユーザ
にコンテンツが蓄積されていることを伝え、視聴を促す
必要がある。その方法としては、以下に示すような方法
が考えられる。
【0177】<実施形態17、18:構成>
【0178】実施形態17、18について説明する。本
実施形態は、ポータル画面にて人気コンテンツの視聴を
促すことを特徴とするコンテンツ再生装置である。本実
施形態でのコンテンツ再生装置の機能ブロックの一例は
すでに図15に示したとおりである。
【0179】本実施形態のコンテンツ再生装置(150
0)は、「受信部」(1501)と、「人気コンテンツ
事前蓄積部」(1502)と、「人気コンテンツアピー
ル部」(1503)とからなる。「受信部」(150
1)と、「人気コンテンツ事前蓄積部」(1502)の
処理はすでに実施形態16で述べたとおりである。以
下、「人気コンテンツアピール部」(1503)につい
て説明する。
【0180】<実施形態17>
【0181】「人気コンテンツアピール部」(150
3)は、コンテンツ再生装置に設定されているポータル
画面にて人気コンテンツの視聴を促す。
【0182】「ポータル画面」とは、コンテンツ再生装
置を利用する際に取り掛かりとして表示される画面であ
る。例えば、コンテンツ再生装置の電源をONにしたと
きに、ディスプレイ上に最初に現れる画面である。
【0183】<実施形態18>
【0184】また、ポータル画面は、人気コンテンツの
受信又は/及び事前蓄積が完了したことをトリガーとし
て表示画面に表示されることもある。この場合、ユーザ
の注意が喚起され、人気コンテンツの受信又は/及び事
前蓄積が完了したという情報が高い確実性をもって、ユ
ーザに伝わる。
【0185】<実施形態19:構成>
【0186】実施形態19について説明する。本実施形
態は、人気コンテンツを表示する文字を強調して表示す
ることを特徴とするコンテンツ再生装置である。本実施
形態でのコンテンツ再生装置の機能ブロックの一例はす
でに図15に示したとおりである。
【0187】本実施形態のコンテンツ再生装置(150
0)は、「受信部」(1501)と、「人気コンテンツ
事前蓄積部」(1502)と、「人気コンテンツアピー
ル部」(1503)とからなる。「受信部」(150
1)と、「人気コンテンツ事前蓄積部」(1502)の
処理はすでに実施形態16で述べたとおりである。以
下、「人気コンテンツアピール部」(1503)につい
て説明する。
【0188】「人気コンテンツアピール部」(150
3)は、人気コンテンツの視聴を、人気コンテンツを表
示する文字を他のコンテンツを表示する文字よりも強調
して表示し、視聴を促すとしてもよい。
【0189】強調して表示するためには例えば、目立つ
色を用いたり、他と大きさを変えたり、点滅させたり、
動きがあったりする場合がある。具体的には、人気コン
テンツは濃い太文字で表示して、一方、その他のコンテ
ンツについては、薄い色で表示する等である。
【0190】このようにして、コンテンツの視聴をアピ
ールして視聴を促すことで、特にコンテンツの視聴が有
料である場合には、コンテンツプロバイダの収益をあげ
ることができる。
【0191】<実施形態16〜19:処理の流れ>
【0192】図16は、実施形態16〜19での処理の
流れを示したものである。本実施形態におけるコンテン
ツ蓄積制御の方法は、以下に示す3つのステップよりな
る。
【0193】まず、受信ステップ(ステップS160
1)において、他人の視聴実績ないしは、視聴予測に基
づいて人気度が高いと送信側において判断され、配信さ
れるコンテンツである人気コンテンツを受信する。
【0194】次に、受信した人気コンテンツが視聴可能
な状態かどうか判断をする(ステップS1602)。視
聴可能でないという判断結果の場合には、受信ステップ
(ステップS1601)に戻る。視聴可能かどうかは、
一般公開の時期により判断できる。一般公開後のもので
あれば視聴は可能であるし、一般公開前のものであれば
視聴可能な状態ではない。
【0195】視聴可能であるとの判断結果の場合には、
人気コンテンツアピールステップ(ステップS160
3)において、人気コンテンツの視聴を促す。
【0196】<実施形態20:構成>
【0197】実施形態20について説明する。本実施形
態は、購入希望を受け付けた人気コンテンツが事前蓄積
されている場合に告知を行うことを特徴とするコンテン
ツ再生装置である。本実施形態でのコンテンツ再生装置
の機能ブロックの一例を図17に示した。
【0198】図17に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1700)は、「受信部」(1701)と、「人
気コンテンツ事前蓄積部」(1702)と、「人気コン
テンツ部分再生部」(1703)と、「人気コンテンツ
購入希望受付部」(1704)と、「人気コンテンツ蓄
積告知部」(1705)とからなる。
【0199】「受信部」(1701)と、「人気コンテ
ンツ事前蓄積部」(1702)については、実施形態1
5ですでに述べたとおりである。
【0200】「人気コンテンツ部分再生部」(170
3)は、人気コンテンツの一部又は全部をコンテンツ視
聴番組において再生する。
【0201】コンテンツ視聴番組は、具体的には有線放
送などが該当する。有線放送では、視聴者によってリク
エストされた人気のあるコンテンツが放送されるが、リ
クエスト曲(人気コンテンツ)の全部が放送される場合
ばかりではなく、リクエスト曲(人気コンテンツ)の1
番のみであったり、サビの部分のみであったりと一部だ
けが放送されることもある。
【0202】「人気コンテンツ購入希望受付部」(17
04)は、人気コンテンツ部分再生部で再生された人気
コンテンツの購入希望を受け付ける。
【0203】「購入希望」とは、購入したいユーザによ
るなんらかの意思表示をいう。前述の例に当てはめる
と、有線放送によってリクエスト曲(人気コンテンツ)
を聞き、リクエスト曲(人気コンテンツ)の全体をダウ
ンロード等したいという希望をもつ場合が該当する。
【0204】「人気コンテンツ蓄積告知部」(170
5)は、人気コンテンツ購入希望受付部で受け付けられ
た人気コンテンツの全体が人気コンテンツ事前蓄積部に
蓄積されていることを知らせる。
【0205】「人気コンテンツの全体」とは、複数では
なく、単一のコンテンツの先頭から最後までの全体をい
う。
【0206】告知の方法としては、前述のようにポータ
ル画面が表示されるとしてもよいし、音楽や音声等によ
りユーザの注意を喚起する方法でもよい。
【0207】ここで、人気コンテンツの視聴をし購入を
希望するに至ったユーザは、告知を受け、購入を決定す
る。すでに人気コンテンツが人気コンテンツ事前蓄積部
に蓄積されていることから、ユーザは購入を希望した人
気コンテンツを即時に購入できる。ユーザにとっては、
欲しいコンテンツをすぐに取得できるという効果があ
り、コンテンツプロバイダにとっては、ユーザの購入が
促進されるという効果が期待できる。
【0208】なお、ユーザが即時に購入できることによ
り、ユーザは直ちにコンテンツの全体を利用できる。例
えば、コンテンツの全体を視聴したり、合法的なコピー
を作成したり、合法的に第三者に送信可能な場合には送
信したり、合法的にコンテンツの加工が可能な場合には
コンテンツの加工が可能となるなどである。これらの行
為は、コンテンツが購入希望後所定期間経過後でないと
取得できない場合には直ちにすることができない行為で
ある。
【0209】ここで、人気コンテンツ蓄積告知部では、
人気コンテンツ購入希望受付部で受け付けられた人気コ
ンテンツの購入希望が受け付けられた後にそのコンテン
ツが蓄積されていることを知らせるとした(図17にお
ける1706、1707で示す矢印)。しかし、既に蓄
積は完了していて、その後に人気コンテンツの購入希望
を受け付ける(図17における1708、1709で示
す矢印)としてもよい。
【0210】<実施形態20:処理の流れ>
【0211】図18は、実施形態20での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す4つのステップよりなる。
【0212】まず、受信ステップ(ステップS180
1)において、他人の視聴実績ないしは、視聴予測に基
づいて人気度が高いと送信側において判断され、配信さ
れるコンテンツである人気コンテンツを受信する。
【0213】次に、人気コンテンツ部分再生ステップ
(ステップS1802)において、人気コンテンツの一
部又は全部をコンテンツ視聴番組において再生する。
【0214】その後、人気コンテンツ購入希望受付ステ
ップ(ステップS1803)において、再生された人気
コンテンツの購入希望を受け付ける。
【0215】また、人気コンテンツ蓄積告知ステップ
(ステップS1804)において、人気コンテンツの全
部が蓄積されていることを知らせる。
【0216】すでに述べたように、人気コンテンツ購入
希望受付ステップ(ステップS1803)と、人気コン
テンツ蓄積告知ステップ(ステップS1804)の順序
については、逆の場合もある。
【0217】<実施形態21:構成>
【0218】実施形態21について説明する。本実施形
態は、購入希望を受け付けた嗜好合致コンテンツが事前
蓄積されている場合に告知を行うことを特徴とするコン
テンツ再生装置である。本実施形態でのコンテンツ再生
装置の機能ブロックの一例を図19に示した。
【0219】図19に示す本実施形態のコンテンツ再生
装置(1900)は、「嗜好合致コンテンツリスト作成
部」(1901)と、「嗜好合致コンテンツ受信部」
(1902)と、「嗜好合致コンテンツ事前蓄積部」
(1903)と、「嗜好合致コンテンツ部分再生部」
(1904)と、「嗜好合致コンテンツ購入希望受付
部」(1905)と、「嗜好合致コンテンツ蓄積告知
部」(1906)とからなる。
【0220】「嗜好合致コンテンツリスト作成部」(1
901)は、嗜好合致コンテンツのリストを作成する。
【0221】「嗜好」とは、個人のコンテンツの好みで
ある。
【0222】「嗜好合致コンテンツ」とは、視聴実績な
いしは、視聴予測に基づいて嗜好が合致する可能性が高
いと判断するコンテンツである。例えば、ユーザが、過
去にどのようなコンテンツを多く視聴してきたのかを示
す統計に基づいて、将来的にどのようなコンテンツを多
く視聴するのかを予想したコンテンツとしてもよい。具
体的には、クラシックの曲を頻繁に視聴するユーザは、
クラシックが嗜好合致コンテンツである可能性が高いと
予想できる。したがって、嗜好合致コンテンツとしてク
ラシックのリストを作成する。
【0223】「嗜好合致コンテンツ受信部」(190
2)は、嗜好合致コンテンツリスト作成部で作成された
リストに基づいて、嗜好合致コンテンツを受信する。
【0224】ここでは、嗜好合致コンテンツリストに挙
げられている嗜好合致コンテンツの受信を行う。前述の
場合、ユーザは嗜好が合致するコンテンツであるクラシ
ックばかりを受信する。
【0225】「嗜好合致コンテンツ事前蓄積部」(19
03)は、嗜好合致コンテンツ受信部で受信した嗜好合
致コンテンツを事前蓄積する。
【0226】「嗜好合致コンテンツ部分再生部」(19
04)は、嗜好合致コンテンツの一部又は全部をコンテ
ンツ視聴番組において再生する。「全部」とは、コンテ
ンツの内容の全体をさすが、必ずしも後に蓄積されるコ
ンテンツと同一である必要はなく、画質が低い、音質が
悪いなどの差異があるものであってもよい。
【0227】コンテンツ視聴番組は、具体的には有線放
送、特に嗜好に合致したジャンルの専門チャネルなどが
該当する。放送されるコンテンツは、全部が放送される
場合ばかりではなく、部分的に(例えば、1楽章のみ
等)放送されることもある。また、コンテンツ再生装置
自体が、事前蓄積された嗜好合致コンテンツを含むコン
テンツのサビの部分だけを自動再生するプログラムを有
するものであってもよい。
【0228】「嗜好合致コンテンツ購入希望受付部」
(1905)は、嗜好合致コンテンツ部分再生部で再生
された嗜好合致コンテンツの購入希望を受け付ける。
【0229】「嗜好合致コンテンツ蓄積告知部」(19
06)は、嗜好合致コンテンツ購入希望受付部で受け付
けられた嗜好合致コンテンツの全部が嗜好合致コンテン
ツ事前蓄積部に蓄積されていることを知らせる。
【0230】告知の方法としては、ポータル画面が表示
されるとしてもよいし、音声等によりユーザの注意を喚
起する方法でもよい。
【0231】実施形態20と同様に、すでに嗜好合致コ
ンテンツが嗜好合致コンテンツ事前蓄積部に蓄積されて
いることから、ユーザにとっては、欲しいコンテンツを
すぐに取得できるという効果があり、コンテンツプロバ
イダにとっては、ユーザの購入が促進されるという効果
が期待できる。
【0232】ここで、嗜好合致コンテンツ蓄積告知部で
は、嗜好合致コンテンツ購入希望受付部で受け付けられ
た嗜好合致コンテンツの購入希望が受け付けられた後に
そのコンテンツが蓄積されていることを知らせるとした
(図19における1907、1908で示す矢印)。し
かし、既に蓄積は完了していて、その後に嗜好合致コン
テンツの購入希望を受け付ける(図19における190
9、1910で示す矢印)としてもよい。
【0233】<実施形態21:処理の流れ>
【0234】図20は、実施形態21での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す5つのステップよりなる。
【0235】まず、視聴実績ないしは、視聴予測に基づ
いて嗜好が合致する可能性が高いと判断するコンテンツ
である嗜好合致コンテンツのリストを作成し(嗜好合致
コンテンツリスト作成ステップS2001)、そのリス
トに基づいて、嗜好合致コンテンツを受信する(嗜好合
致コンテンツ受信ステップS2002)。
【0236】次に、嗜好合致コンテンツの一部又は全部
をコンテンツ視聴番組において再生する(嗜好合致コン
テンツ部分再生ステップS2003)。
【0237】その後、嗜好合致コンテンツ購入希望受付
ステップ(ステップS2004)において、再生された
嗜好合致コンテンツの購入希望を受け付ける。
【0238】また、嗜好合致コンテンツ蓄積告知ステッ
プ(ステップS2005)において、嗜好合致コンテン
ツの全部が蓄積されていることを知らせる。
【0239】すでに述べたように、嗜好合致コンテンツ
購入希望受付ステップ(ステップS2004)と、嗜好
合致コンテンツ蓄積告知ステップ(ステップS200
5)の順序については、逆の場合もある。
【0240】<実施形態22:構成>
【0241】実施形態22について説明する。本実施形
態は、人気コンテンツリストに基づく人気コンテンツを
受信することを特徴とするコンテンツ受信装置である。
本実施形態でのコンテンツ受信装置の機能ブロックの一
例を図21に示した。
【0242】図21に示す本実施形態のコンテンツ受信
装置(2100)は、「人気コンテンツリスト受信部」
(2101)と、「人気コンテンツ受信部」(210
2)とからなる。
【0243】「人気コンテンツリスト受信部」(210
1)は、人気コンテンツリストを受信する。
【0244】「人気コンテンツリスト」とは、他人の視
聴実績ないしは、視聴予測に基づいて人気度が高いと判
断される人気コンテンツのリストである。具体的には、
興行収入の高い映画のリスト等が該当する。人気コンテ
ンツリストは、コンテンツを販売して収入を得る目的
で、コンテンツプロバイダが配信または制作する場合が
多い。コンテンツプロバイダは、人気コンテンツリスト
により、ユーザが人気コンテンツが購入して収益につな
がれば、目的を達成する。
【0245】「人気コンテンツ受信部」(2102)
は、人気コンテンツリスト受信部で受信した人気コンテ
ンツリストに基づいて人気コンテンツを受信する。な
お、受信のために必要な情報は、あらかじめコンテンツ
受信装置に保持されている場合もあるし、人気コンテン
ツリストに含まれている場合もある。また、受信装置に
保持されている情報と、人気コンテンツリストに含まれ
ている情報の両者により受信する場合もある。
【0246】人気コンテンツリストに基づいて、例えば
1位である「豪華客船タイタニック号」の受信を行う。
【0247】図22に上述の例を含む具体的機能ブロッ
ク図を示した。本実施形態のコンテンツ受信装置(22
00)は、「人気コンテンツリスト受信部」(220
1)と、「人気コンテンツ受信部」(2202)とから
なり、図21に示すコンテンツ受信装置を具体的に表し
たものであり、同様の機能を有する。
【0248】<実施形態22:処理の流れ>
【0249】図23は、実施形態22での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す2つのステップよりなる。
【0250】まず、人気コンテンツリスト受信ステップ
(ステップS2301)において、他人の視聴実績ない
しは、視聴予測に基づいて人気度が高いと判断される人
気コンテンツのリストである人気コンテンツリストを受
信する。
【0251】その後、人気コンテンツ受信ステップ(ス
テップS2302)において、受信した人気コンテンツ
リストに基づいて人気コンテンツを受信する。
【0252】<実施形態23、24>
【0253】実施形態23、24について説明する。本
実施形態は、人気コンテンツリストがカテゴリ別であっ
たり、複数の人気コンテンツリスト作成者により作成さ
れたりしたものであることを特徴とするコンテンツ受信
装置である。コンテンツ本実施形態でのコンテンツ受信
装置の機能ブロックの一例はすでに図21に示したとお
りである。
【0254】本実施形態のコンテンツ受信装置(210
0)は、「人気コンテンツリスト受信部」(2101)
と、「人気コンテンツ受信部」(2102)とからな
る。各部の処理については、すでに実施形態22で述べ
たとおりである。
【0255】<実施形態23>
【0256】人気コンテンツリスト受信部で受信される
人気コンテンツリストは、複数あり、それぞれカテゴリ
別に人気コンテンツをリストしたものである場合があ
る。
【0257】「カテゴリ」とは、同じ性質のものが属す
る部類である。具体的には、音楽、映画、テレビ番組、
ニュース番組、教育番組等による分類がある。さらに、
詳しくカテゴリ分けを行うとすると、音楽では、ポップ
ス、ジャズ、クラシック等があり、映画では、邦画、洋
画、アクション、コメディ等、ニュース番組では、最新
ニュース、今日のニュース、今週のニュース、国内ニュ
ース、海外ニュース、経済ニュース、スポーツニュース
など、教育番組では、歴史教育番組、芸術教育番組、英
語教育番組、などさまざまな分け方ができる。
【0258】<実施形態24>
【0259】また、人気コンテンツリスト受信部で受信
される人気コンテンツリストは、複数あり、それらは、
複数の人気コンテンツリスト作成者により作成されたも
のである場合もある。
【0260】複数の人気コンテンツリスト作成者の具体
例としては、コンテンツプロバイダのほかに、新聞社・
雑誌社、評論家、一般個人が挙げられる。コンテンツプ
ロバイダは、人気コンテンツリスト自体の販売と、それ
に付随し、人気コンテンツの販売が促進されることによ
って収益をあげるが、必ずしも、人気コンテンツリスト
はコンテンツプロバイダが提供するものとは限らない。
新聞社・雑誌社、評論家等は、人気コンテンツリストの
作成に必要となる情報を集めやすい立場にあるため、有
益な人気コンテンツリストを作成し得る。したがって、
人気コンテンツリストは有料となる場合もある。
【0261】一方、自分の趣味を活かして一般個人が人
気コンテンツリストの制作を行う場合のほかに、文化
人、芸術家、政治家等のように著名な私人が作成する場
合もある。著名人の推薦するコンテンツを知りたいと希
望するユーザによる、著名人が制作した人気コンテンツ
リストの需要は高いと予想できるからである。
【0262】<実施形態25:構成>
【0263】実施形態25について説明する。本実施形
態は、人気コンテンツリストのカテゴリを選択すること
を特徴とするコンテンツ受信装置である。本実施形態で
のコンテンツ受信装置の機能ブロックの一例を図24に
示した。
【0264】図24に示す本実施形態のコンテンツ受信
装置(2400)は、「人気コンテンツリスト受信部」
(2401)と、「人気コンテンツ受信部」(240
2)と、さらに「カテゴリ選択部」(2403)からな
る。
【0265】「人気コンテンツ受信部」(2402)に
ついては、すでに実施形態22で説明したものと同様で
ある。
【0266】「カテゴリ選択部」(2403)は、受信
を希望する人気コンテンツリストのカテゴリを選択す
る。
【0267】すでに述べたように、種々存在するカテゴ
リの中から、例えば、邦画を選択する。
【0268】「人気コンテンツリスト受信部」(240
1)は、カテゴリ選択部で選択したカテゴリの人気コン
テンツリストを受信する。そのカテゴリの人気コンテン
ツリストが複数ある場合には、そのカテゴリの全ての人
気コンテンツリストを受信する。
【0269】選択したカテゴリの人気コンテンツリス
ト、例えば、賞を受賞した邦画を受信し、このリストに
基づいて、人気コンテンツの受信が行われる。
【0270】<実施形態25:処理の流れ>
【0271】図25は、実施形態25での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す3つのステップよりなる。
【0272】まず、カテゴリ選択ステップ(ステップS
2501)において、受信を希望するカテゴリ別の人気
コンテンツリストのカテゴリを選択する。
【0273】次に、人気コンテンツリスト受信ステップ
(ステップS2502)において、カテゴリ選択ステッ
プで選択したカテゴリの人気コンテンツリストを受信す
る。
【0274】その後、人気コンテンツ受信ステップ(ス
テップS2503)において、受信した人気コンテンツ
リストに基づいて人気コンテンツを受信する。
【0275】<実施形態26:構成>
【0276】実施形態26について説明する。本実施形
態は、人気コンテンツリストの人気コンテンツリスト作
成者を選択することを特徴とするコンテンツ受信装置で
ある。本実施形態でのコンテンツ受信装置の機能ブロッ
クの一例を図26に示した。
【0277】図26に示す本実施形態のコンテンツ受信
装置(2600)は、「人気コンテンツリスト受信部」
(2601)と、「人気コンテンツ受信部」(260
2)と、さらに「人気コンテンツリスト作成者選択部」
(2603)からなる。
【0278】「人気コンテンツ受信部」(2602)に
ついては、すでに実施形態21で説明したものと同様で
ある。
【0279】「人気コンテンツリスト作成者選択部」
(2603)は、受信を希望する人気コンテンツリスト
の人気コンテンツリスト作成者を選択する。
【0280】実施形態24で述べたように、コンテンツ
プロバイダ、新聞社・雑誌社、評論家、一般個人等の人
気コンテンツリスト作成者を選択する。
【0281】「人気コンテンツリスト受信部」(260
1)は、人気コンテンツリスト作成者選択部で選択した
人気コンテンツリスト作成者の人気コンテンツリストを
受信する。
【0282】選択した人気コンテンツリスト作成者が作
成した人気コンテンツリスト、例えば、批評家のおすす
めコンテンツを受信し、このリストに基づいて、人気コ
ンテンツの受信が行われる。
【0283】<実施形態26:処理の流れ>
【0284】図27は、実施形態26での処理の流れを
示したものである。本実施形態におけるコンテンツ蓄積
制御の方法は、以下に示す3つのステップよりなる。
【0285】まず、人気コンテンツリスト作成者選択ス
テップ(ステップS2701)は、受信を希望する作成
者別の人気コンテンツリストの人気コンテンツリスト作
成者を選択する。
【0286】次に、人気コンテンツリスト受信ステップ
(ステップS2702)において、人気コンテンツリス
ト作成者選択ステップで選択した人気コンテンツリスト
作成者の人気コンテンツリストを受信する。
【0287】その後、人気コンテンツ受信ステップ(ス
テップS2703)において、受信した人気コンテンツ
リストに基づいて人気コンテンツを受信する。
【0288】<実施形態27>
【0289】人気コンテンツリストの受信は、有料であ
るとしてもよい。人気コンテンツリストに付加価値をつ
けることで、人気コンテンツ自体にも価値が生じ、ユー
ザが選択をする際にも、人気コンテンツリストに挙げら
れている人気コンテンツにはプレミアムがでてくる。
【0290】<実施形態16〜27:効果>
【0291】視聴実績による人気調査、推薦、ユーザの
嗜好などを調査した結果を利用することで、適切なコン
テンツを蓄積制御する効果を有する。
【0292】さらに、事前蓄積により視聴可能となった
人気コンテンツをポータル画面によって視聴を促し販売
促進につなげるという効果を有する。<<実施形態28
〜30>>
【0293】<実施形態28〜30:概要>
【0294】実施形態27〜29について説明する。本
実施形態は、各受信装置の能力に応じて人気コンテンツ
のランキングから嗜好に合致するコンテンツを選択して
配信することを特徴とするコンテンツ配信装置である。
【0295】<実施形態28:構成>
【0296】実施形態28について説明する。本実施形
態は、人気コンテンツのランキングから嗜好に合致する
コンテンツを選択して配信することを特徴とするコンテ
ンツ配信装置である。本実施形態のコンテンツ配信装置
の機能ブロックの一例を図28に示した。
【0297】図28に示す本実施形態のコンテンツ配信
装置(2800)は、「人気コンテンツランキング蓄積
部」(2801)と、「嗜好情報蓄積部」(2802)
と、「嗜好合致コンテンツ選択部」(2803)とから
なる。
【0298】「人気コンテンツランキング蓄積部」(2
801)は、人気コンテンツをランキングして蓄積す
る。「ランキングして蓄積する」とは、人気度の順位と
関連づけて蓄積することをいう。
【0299】「人気コンテンツ」とは、多数の視聴者の
視聴実績ないしは、視聴予測に基づいて人気度が高いと
判断されるコンテンツである。「多数の視聴者」とは、
視聴者により構成される集団の構成人数が多いことをい
う。多数の判断は基本的に統計処理により人気度の判断
を的確に行いうる人数である。従って、「多数」とは、
最低でも10人程度以上である必要がある。人気度の判
断に際し、母集団が多い方がより客観的な結果を取得す
ることができる。人気度の判断の方法についてはすで
に、実施形態16で述べたとおりである。
【0300】「ランキング」とは、人気コンテンツをそ
の人気度の順に順位をつけることである。具体的には、
人気コンテンツのランキングは、ドラマ視聴率ランキン
グ等が該当する。
【0301】「嗜好情報蓄積部」(2802)は、利用
者嗜好情報を受信装置識別情報に関連付けて蓄積する。
【0302】「利用者嗜好情報」とは、受信装置を利用
する受信装置利用者のコンテンツの嗜好に関する情報で
ある。利用者の受信装置の再生履歴等に基づいて生成さ
れ、例えば、「ホームドラマが好き」等の情報が該当す
る。生成された利用者嗜好情報は、通信などを利用し
て、本実施形態のコンテンツ再生装置に送られる。
【0303】「受信装置」とは、人気コンテンツランキ
ング蓄積部に蓄積されている人気コンテンツの一部又は
全部を配信すべき装置である。
【0304】「受信装置識別情報」とは、受信装置を識
別するための情報である。例えば、ID(「受信装置I
D:00XX」等)が割り付けられていてもよい。
【0305】「嗜好合致コンテンツ選択部」(280
3)は、人気コンテンツランキング蓄積部に蓄積された
コンテンツの中から嗜好情報蓄積部にて蓄積された利用
者嗜好情報に基づいてその利用者の利用する受信装置識
別情報と関連付けて嗜好合致コンテンツをランキング順
に選択する。「ランキング順に選択する」とは、その全
てを選択できない場合に、ランキングの高い順位から選
択することをいう。
【0306】「嗜好合致コンテンツ」とは、その利用者
の嗜好と合致するコンテンツである。
【0307】本実施形態のコンテンツ配信装置の具体的
機能ブロックの一例を図29に示した。本実施形態のコ
ンテンツ配信装置(2900)は、「人気コンテンツラ
ンキング蓄積部」(2901)と、「嗜好情報蓄積部」
(2902)と、「嗜好合致コンテンツ選択部」(29
03)とからなり、図28に示すコンテンツ配信装置を
具体的に表したものであり、同様の機能を有する。
【0308】人気コンテンツランキング蓄積部では、人
気コンテンツのランキングである「ドラマ視聴率ランキ
ング」が蓄積されている。ここで、受信装置識別情報が
「00XX」のユーザの利用者嗜好情報は「ホームドラ
マが好き」という傾向に基づいて、嗜好合致コンテンツ
の選択を行う。「ドラマ視聴率ランキング」に挙げられ
ている各ドラマより、利用者嗜好情報に適しているもの
は、例えば「スイート・ホーム」と、「家族の絆」であ
るとの判断がなされ、両者は嗜好合致コンテンツとし
て、嗜好合致コンテンツ選択部において選択される。
「サスペンス劇場」については、選択されなかったが、
後述するように、低画質にて配信を行うとしてもよい。
【0309】<実施形態29:構成>
【0310】実施形態29について説明する。本実施形
態は、受信装置能力情報に基づいて嗜好合致コンテンツ
を絞り込んで配信することを特徴とするコンテンツ配信
装置である。本実施形態のコンテンツ配信装置の機能ブ
ロックの一例を図29に示した。
【0311】図30に示す本実施形態のコンテンツ配信
装置(3000)は、「人気コンテンツランキング蓄積
部」(3001)と、「嗜好情報蓄積部」(3002)
と、「嗜好合致コンテンツ選択部」(3003)と、さ
らに、「受信装置能力情報蓄積部」(3004)と、
「送信可能嗜好合致コンテンツ絞込部」(3005)か
らなる。
【0312】「人気コンテンツランキング蓄積部」(3
001)と、「嗜好情報蓄積部」(3002)と、「嗜
好合致コンテンツ選択部」(3003)については、す
でに実施形態28において説明したとおりである。
【0313】「受信装置能力情報蓄積部」(3004)
は、受信装置識別情報と関連づけて、その受信装置のコ
ンテンツの再生能力、コンテンツの蓄積能力のいずれか
又は両者を含む情報である受信装置能力情報を蓄積す
る。
【0314】「再生能力」とは、受信装置が再生可能な
能力に関する情報である。例えば、再生可能な画質、フ
ォーマット等がある。
【0315】「蓄積能力」とは、受信装置が蓄積可能な
能力に関する情報である。例えば、受信装置のハードデ
ィスク容量(単位:バイト)、あるいは、ハードディス
クの空き容量(単位:バイト、時、分)等がある。
【0316】「送信可能嗜好合致コンテンツ絞込部」
(3005)は、受信装置能力情報蓄積部に蓄積された
受信装置能力情報に基づいて、嗜好合致コンテンツ選択
部で選択された嗜好合致コンテンツからその受信装置識
別情報で識別される受信装置に送信すべきコンテンツで
ある送信可能嗜好合致コンテンツを絞り込む。
【0317】送信可能嗜好合致コンテンツの絞り込みを
行うのは、受信装置能力情報を超えるコンテンツを配信
しても、受信装置において蓄積、あるいは、再生できな
いためである。
【0318】本実施形態のコンテンツ配信装置の具体的
機能ブロックの一例を図31に示した。本実施形態のコ
ンテンツ配信装置(3100)は、「人気コンテンツラ
ンキング蓄積部」(3101)と、「嗜好情報蓄積部」
(3102)と、「嗜好合致コンテンツ選択部」(31
03)と、「受信装置能力情報蓄積部」(3104)
と、「送信可能嗜好合致コンテンツ絞込部」(310
5)からなり、図30に示すコンテンツ配信装置を具体
的に表したものであり、同様の機能を有する。
【0319】実施形態28で述べたように、嗜好合致コ
ンテンツ選択部にて「スイート・ホーム」と「家族の
絆」の嗜好合致コンテンツのランキングが、選択されて
いる。これらの嗜好合致コンテンツのランキングから、
さらに送信可能嗜好合致コンテンツ絞込部によって絞り
込みが行われる。絞り込みは、受信装置能力情報蓄積部
に蓄積されている受信装置能力情報に基づいて行われ
る。受信装置能力情報は、受信装置識別情報「00X
X」と関連付けられており、再生能力「高画質対応」、
蓄積能力「残り30分」のいずれか又は両者を含む情報
よりなる。ここで、「スイート・ホーム」の放送時間は
15分、一方、「家族の絆」の放送時間は1時間とする
と、蓄積能力より判断して放送時間の短い「スイート・
ホーム」が送信可能嗜好合致コンテンツとして絞り込ま
れる。もちろん、蓄積能力が高い受信装置には、すべて
のコンテンツを配信するとしてもよい。
【0320】<実施形態30:構成>
【0321】実施形態30について説明する。本実施形
態は、嗜好合致コンテンツでないコンテンツを低画質で
配信可能とすることを特徴とするコンテンツ配信装置で
ある。本実施形態のコンテンツ配信装置の機能ブロック
の一例はすでに図30に示したとおりである。
【0322】本実施形態のコンテンツ配信装置(300
0)は、「人気コンテンツランキング蓄積部」(300
1)と、「嗜好情報蓄積部」(3002)と、「嗜好合
致コンテンツ選択部」(3003)と、「受信装置能力
情報蓄積部」(3004)と、「送信可能嗜好合致コン
テンツ絞込部」(3005)からなる。各部の処理につ
いては、すでに実施形態29で述べたとおりである。
【0323】人気コンテンツランキング蓄積部に蓄積さ
れたコンテンツの中で、嗜好合致コンテンツでないコン
テンツの一部又は全部をその嗜好を有する受信装置利用
者の利用する受信装置に嗜好合致コンテンツの再生画質
よりも低い画質で再生可能に配信する。
【0324】ユーザの嗜好に合致しないものを低画質で
再生可能に配信しておくのは、低料金、あるいは、無料
で試聴させて、高画質の正規料金のコンテンツの購入意
欲を高めるようにするためである。
【0325】<実施形態28〜30:処理の流れ>
【0326】図32は、実施形態28〜30での処理の
流れを示したものである。本実施形態におけるコンテン
ツ蓄積制御の方法は、以下に示す5つのステップよりな
る。
【0327】まず、人気コンテンツのランキングの中か
ら利用者嗜好情報に基づいてその利用者の利用する受信
装置識別情報と関連付けて、その利用者の嗜好と合致す
るコンテンツである嗜好合致コンテンツをランキング順
に選択する(嗜好合致コンテンツ選択ステップS320
1)。
【0328】次に、選択された嗜好合致コンテンツのラ
ンキングの中から、受信装置能力に基づいて、送信可能
嗜好合致コンテンツを絞り込む(嗜好合致コンテンツ絞
込ステップS3202)。
【0329】続いて、絞り込まれた送信可能嗜好合致コ
ンテンツを配信する(絞込コンテンツ配信ステップS3
203)。
【0330】一方、嗜好合致コンテンツ選択ステップに
て選択されなかった嗜好合致コンテンツでないコンテン
ツについては、低画質で再生可能に配信を行う(低画質
配信ステップS3204)。
【0331】最後に、低画質配信ステップにて配信され
たコンテンツを受信し、蓄積する(蓄積ステップS32
05)
【0332】<実施形態28〜30:効果>
【0333】コンテンツの配信を受ける際に、まず広く
公衆に人気のあるコンテンツのランキングから、ユーザ
個人の嗜好に合致するコンテンツを選択する。加えて、
ユーザの受信装置のハードディスク容量等を考慮の上、
必要なコンテンツについて配信を受ける。したがって、
ユーザは嗜好に合致し、受信装置にも負担とならないコ
ンテンツを自動的に配信を受けることができる点で効果
がある。
【発明の効果】コンテンツの削除の際に、後で補完が容
易にできる部分や、コンテンツの後半部から部分的に削
除することとし、前半部の視聴の裏で通信によるダウン
ロードを行うことができ、最適な蓄積制御を実現する。
【0334】コンテンツの配信を受けながらの視聴に際
して、受信が不安定となり、視聴に障害が生じた場合に
は、予測してきりのよいところでコマーシャルなどを挿
入し、コンテンツの再生を続けることにより、ユーザに
コンテンツの視聴を続けさせるという効果がある。
【0335】視聴実績による人気調査、推薦、ユーザの
嗜好などを調査した結果を利用することで、適切なコン
テンツを蓄積制御する効果を有する。
【0336】さらに、事前蓄積により視聴可能となった
人気コンテンツをポータル画面によって視聴を促し販売
促進につなげるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1〜6を説明するための概念図
【図2】実施形態1を説明するための機能ブロック図
【図3】実施形態2を説明するための具体的機能ブロッ
ク図
【図4】実施形態1〜6の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図5】実施形態7〜15を説明するための概念図
【図6】実施形態7を説明するための機能ブロック図
【図7】実施形態12を説明するための具体的機能ブロ
ック図
【図8】実施形態9を説明するための機能ブロック図
【図9】実施形態7〜12の処理の流れを説明するフロ
ーチャート
【図10】実施形態13を説明するための機能ブロック
【図11】実施形態14を説明するための機能ブロック
【図12】実施形態14の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図13】実施形態15を説明するための機能ブロック
【図14】実施形態15の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図15】実施形態16を説明するための機能ブロック
【図16】実施形態16〜19の処理の流れを説明する
フローチャート
【図17】実施形態20を説明するための機能ブロック
【図18】実施形態20の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図19】実施形態21を説明するための機能ブロック
【図20】実施形態21の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図21】実施形態22を説明するための機能ブロック
【図22】実施形態22を説明するための具体的機能ブ
ロック図
【図23】実施形態22の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図24】実施形態25を説明するための機能ブロック
【図25】実施形態25の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図26】実施形態26を説明するための機能ブロック
【図27】実施形態26の処理の流れを説明するフロー
チャート
【図28】実施形態28を説明するための機能ブロック
【図29】実施形態28を説明するための具体的機能ブ
ロック図
【図30】実施形態29を説明するための機能ブロック
【図31】実施形態29を説明するための具体的機能ブ
ロック図
【図32】実施形態28〜30の処理の流れを説明する
フローチャート
【図33】本発明の全体構成を示す図
【符号の説明】
2000 コンテンツ蓄積装置 2001 コンテンツ蓄積部 2002 情報管理部 2003 削除管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垣内 隆志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂田 毅 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 CC06 DD04 5C053 FA23 GB06 LA06 LA07 LA11 LA14

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを利用可能に蓄積するコンテ
    ンツ蓄積部と、蓄積を管理するための情報である蓄積管
    理情報を管理する情報管理部と、情報管理部で管理され
    る蓄積管理情報に基づいて、コンテンツの部分である削
    除部分を特定してコンテンツの一部を削除するための削
    除管理部と、を有するコンテンツ蓄積装置。
  2. 【請求項2】 削除部分は、コンテンツの終わりの部分
    を必ず含む部分である請求項1記載のコンテンツ蓄積装
    置。
  3. 【請求項3】 コンテンツが複数のシーンから構成され
    ている場合に、削除部分は、コンテンツが有する各シー
    ンの終わりの部分を必ず含む部分である請求項1に記載
    のコンテンツ蓄積装置。
  4. 【請求項4】 削除部分は、通信にて再取得が可能な部
    分である請求項1記載のコンテンツ蓄積装置。
  5. 【請求項5】 削除部分は、情報の更新頻度が所定の頻
    度以上のコンテンツの部分である請求項1に記載のコン
    テンツ蓄積装置。
  6. 【請求項6】 蓄積管理情報には、コンテンツの部分の
    データの大きさ、再生時の再生信号レート、コンテンツ
    の部分に要求される速報性に関する情報のうち少なくと
    いずれか一以上が含まれる請求項1に記載のコンテンツ
    蓄積装置。
  7. 【請求項7】 事前に蓄積されたコンテンツ又は、受信
    中のコンテンツを再生するためのコンテンツ再生装置で
    あって、コンテンツを蓄積する蓄積部と、コンテンツを
    受信する受信部と、受信部でのコンテンツの受信の状態
    に関する情報である受信状態情報を管理する受信状態情
    報管理部と、蓄積部にて蓄積されているコンテンツ又は
    受信部で受信しているコンテンツを再生するコンテンツ
    再生部と、受信状態情報管理で管理されている受信状態
    情報に基づいてコンテンツ再生部での再生を制御する情
    報であるコンテンツ再生制御情報を管理するコンテンツ
    再生制御部と、を有するコンテンツ再生装置。
  8. 【請求項8】 受信状態情報は、コンテンツの受信状態
    の悪化に基づくストリーム信号の中止に関する情報であ
    るストリーム中止情報であり、コンテンツ再生制御部で
    管理されるコンテンツ再生制御情報は、受信部にて受信
    しているコンテンツの再生を一時中止し、蓄積部にて蓄
    積されているコンテンツを再生するとの制御情報である
    請求項7に記載のコンテンツ再生装置。
  9. 【請求項9】 受信コンテンツバッファ部を有し、受信
    部にて受信しているコンテンツの再生を一時中止してい
    る間に、一時中止しているコンテンツの受信信号を受信
    コンテンツバッファ部にバッファする請求項8に記載の
    コンテンツ再生装置。
  10. 【請求項10】 コンテンツ再生制御情報に基づいて、
    受信部にて受信しているコンテンツの再生を一時中止し
    ている間に再生される蓄積部に蓄積されているコンテン
    ツは、コマーシャル、天気予報、テロップのいずれか一
    又は、二以上である請求項8に記載のコンテンツ再生装
    置。
  11. 【請求項11】 コンテンツ再生制御情報に基づいてコ
    ンテンツ再生部で再生されるコマーシャルは、再生が中
    止されたコンテンツと関連性がある主題に関するコマー
    シャルである請求項10に記載のコンテンツ再生装置。
  12. 【請求項12】 ストリーム中止情報は、コンテンツの
    再生が不可能となるまでの残り時間に関する情報であ
    り、コンテンツ再生制御部で管理されるコンテンツ再生
    制御情報は、受信部にて受信しているコンテンツの再生
    を残り時間内のきりがよい部分にて一時中止し、蓄積部
    にて蓄積されているコンテンツを再生するとの制御情報
    である請求項8に記載のコンテンツ再生装置。
  13. 【請求項13】 事前に蓄積されたコンテンツ又は、受
    信中のコンテンツを再生するためのコンテンツ再生装置
    であって、コンテンツを蓄積する蓄積部と、コンテンツ
    を受信する受信部と、蓄積部にて蓄積されているコンテ
    ンツ又は受信部で受信しているコンテンツを再生するコ
    ンテンツ再生部と、再生部でのコマーシャルの再生に基
    づいて、コンテンツ再生装置の所有者などにメリットを
    付与するためのメリット付与部とを有するコンテンツ再
    生装置。
  14. 【請求項14】 受信部にて受信しているコンテンツの
    再生を一時中止している間に再生される蓄積部に蓄積さ
    れているコンテンツであるコマーシャルの再生に基づい
    て、コンテンツ再生装置の所有者などにメリットを付与
    するためのメリット付与部をさらに有する請求項8に記
    載のコンテンツ再生装置。
  15. 【請求項15】 受信部にて受信しているコンテンツの
    再生を一時中止している間に再生される蓄積部に蓄積さ
    れているコンテンツであるコマーシャルの再生に基づい
    てコマーシャル提供者が支払うべきコマーシャル放映料
    を算定するためのビューカウンター部をさらに有する請
    求項10又は11に記載のコンテンツ再生装置。
  16. 【請求項16】 他人の視聴実績ないしは、視聴予測に
    基づいて人気度が高いと送信側において判断され、配信
    されるコンテンツである人気コンテンツを受信する受信
    部と、受信部で受信した人気コンテンツを事前蓄積する
    人気コンテンツ事前蓄積部と、人気コンテンツ事前蓄積
    部に蓄積されて視聴可能な状態にある人気コンテンツの
    視聴を促す人気コンテンツアピール部と、を有するコン
    テンツ再生装置。
  17. 【請求項17】 前記人気コンテンツアピール部は、コ
    ンテンツ再生装置に設定されているポータル画面にて人
    気コンテンツの視聴を促す請求項16に記載のコンテン
    ツ再生装置。
  18. 【請求項18】 ポータル画面は、人気コンテンツの受
    信又は/及び事前蓄積が完了したことをトリガーとして
    表示画面に表示される請求項16又は請求項17に記載
    のコンテンツ再生装置。
  19. 【請求項19】 人気コンテンツアピール部は、人気コ
    ンテンツの視聴を、人気コンテンツを表示する文字を他
    のコンテンツを表示する文字よりも強調して表示するこ
    とで視聴を促す請求項16から請求項18のいずれか一
    に記載のコンテンツ再生装置。
  20. 【請求項20】 他人の視聴実績ないしは、視聴予測に
    基づいて人気度が高いと送信側において判断され、配信
    されるコンテンツである人気コンテンツを受信する受信
    部と、受信部で受信した人気コンテンツを事前蓄積する
    人気コンテンツ事前蓄積部と、人気コンテンツの一部又
    は全部をコンテンツ視聴番組において再生する人気コン
    テンツ部分再生部と、人気コンテンツ部分再生部で再生
    された人気コンテンツの購入希望を受け付ける人気コン
    テンツ購入希望受付部と、人気コンテンツ購入希望受付
    部で受け付けられた人気コンテンツの全部が人気コンテ
    ンツ事前蓄積部に蓄積されていることを知らせる人気コ
    ンテンツ蓄積告知部とを有するコンテンツ再生装置。
  21. 【請求項21】 視聴実績ないしは、視聴予測に基づい
    て嗜好が合致する可能性が高いと判断するコンテンツで
    ある嗜好合致コンテンツのリストを作成する嗜好合致コ
    ンテンツリスト作成部と、嗜好合致コンテンツリスト作
    成部で作成されたリストに基づいて、嗜好合致コンテン
    ツを受信する嗜好合致コンテンツ受信部と、嗜好合致コ
    ンテンツ受信部で受信した嗜好合致コンテンツを事前蓄
    積する嗜好合致コンテンツ事前蓄積部と、嗜好合致コン
    テンツの一部又は全部をコンテンツ視聴番組において再
    生する嗜好合致コンテンツ部分再生部と、嗜好合致コン
    テンツ部分再生部で再生された嗜好合致コンテンツの購
    入希望を受け付ける嗜好合致コンテンツ購入希望受付部
    と、嗜好合致コンテンツ購入希望受付部で受け付けられ
    た嗜好合致コンテンツの全部が嗜好合致コンテンツ事前
    蓄積部に蓄積されていることを知らせる嗜好合致コンテ
    ンツ蓄積告知部と、を有するコンテンツ再生装置。
  22. 【請求項22】 他人の視聴実績ないしは、視聴予測に
    基づいて人気度が高いと判断される人気コンテンツのリ
    ストである人気コンテンツリストを受信する人気コンテ
    ンツリスト受信部と、人気コンテンツリスト受信部で受
    信した人気コンテンツリストに基づいて人気コンテンツ
    を受信する人気コンテンツ受信部と、を有するコンテン
    ツ受信装置。
  23. 【請求項23】 人気コンテンツリストは、複数あり、
    それぞれカテゴリ別に人気コンテンツをリストしたもの
    である請求項22に記載のコンテンツ受信装置。
  24. 【請求項24】 人気コンテンツリストは、複数あり、
    それらは、複数の人気コンテンツリスト作成者により作
    成されたものである請求項22に記載のコンテンツ受信
    装置。
  25. 【請求項25】 受信を希望する人気コンテンツリスト
    のカテゴリを選択するカテゴリ選択部をさらに有し、受
    信部は、カテゴリ選択部で選択したカテゴリの人気コン
    テンツリストを受信する請求項23に記載のコンテンツ
    受信装置。
  26. 【請求項26】 受信を希望する人気コンテンツリスト
    の人気コンテンツリスト作成者を選択する人気コンテン
    ツリスト作成者選択部をさらに有し、受信部は、人気コ
    ンテンツリスト作成者選択部で選択した人気コンテンツ
    リスト作成者の人気コンテンツリストを受信する請求項
    23に記載のコンテンツ受信装置。
  27. 【請求項27】 人気コンテンツリストの受信は、有料
    である請求項22〜26のいずれか一に記載のコンテン
    ツ受信装置。
  28. 【請求項28】 多数の視聴者の視聴実績ないしは、視
    聴予測に基づいて人気度が高いと判断されるコンテンツ
    である人気コンテンツをランキングして蓄積する人気コ
    ンテンツランキング蓄積部と、人気コンテンツランキン
    グ蓄積部に蓄積されている人気コンテンツの一部又は全
    部を配信すべき受信装置を利用する受信装置利用者のコ
    ンテンツの嗜好に関する情報である利用者嗜好情報を受
    信装置を識別するための情報である受信装置識別情報に
    関連付けて蓄積する嗜好情報蓄積部と、人気コンテンツ
    ランキング蓄積部に蓄積されたコンテンツの中から嗜好
    情報蓄積部にて蓄積された利用者嗜好情報に基づいてそ
    の利用者の利用する受信装置識別情報と関連付けてその
    利用者の嗜好と合致するコンテンツである嗜好合致コン
    テンツをランキング順に選択する嗜好合致コンテンツ選
    択部と、を有するコンテンツ配信装置。
  29. 【請求項29】 受信装置識別情報と関連づけて、その
    受信装置のコンテンツの再生能力、コンテンツの蓄積能
    力のいずれか又は両者を含む情報である受信装置能力情
    報を蓄積する受信装置能力情報蓄積部と、受信装置能力
    情報蓄積部に蓄積された受信装置能力情報に基づいて、
    嗜好合致コンテンツ選択部で選択された嗜好合致コンテ
    ンツからその受信装置識別情報で識別される受信装置に
    送信すべきコンテンツである送信可能嗜好合致コンテン
    ツを絞り込む送信可能嗜好合致コンテンツ絞込部とをさ
    らに有する請求項28に記載のコンテンツ配信装置。
  30. 【請求項30】 人気コンテンツランキング蓄積部に蓄
    積されたコンテンツの中で、嗜好合致コンテンツでない
    コンテンツの一部又は全部をその嗜好を有する受信装置
    利用者の利用する受信装置に嗜好合致コンテンツの再生
    画質よりも低い画質で再生可能に配信する請求項28又
    は29に記載のコンテンツ配信装置。
  31. 【請求項31】 蓄積部に蓄積されたコンテンツの蓄積
    制御の方法であるコンテンツ蓄積制御方法であって、蓄
    積を管理するための情報である蓄積管理情報を管理する
    情報管理ステップと、蓄積管理情報に基づいてコンテン
    ツの部分の削除を行うかどうかを判断する判断ステップ
    と、コンテンツの部分である削除部分を特定する特定ス
    テップと、削除部分を削除するための削除ステップと、
    を有するコンテンツ蓄積制御方法。
  32. 【請求項32】 蓄積部に蓄積するコンテンツの蓄積制
    御の方法であるコンテンツ蓄積制御方法であって、コン
    テンツを受信する受信ステップと、受信ステップでのコ
    ンテンツの受信の状態に関する情報である受信状態情報
    を管理する受信状態情報管理ステップと、受信状態情報
    に基づいてコンテンツ再生制御情報を管理するコンテン
    ツ再生制御ステップと、コンテンツ再生制御ステップで
    のコンテンツ再生制御情報に基づいて受信しているコン
    テンツを再生すべきか、蓄積しているコンテンツを再生
    すべきか判断する判断ステップと、判断ステップでの判
    断結果が、受信しているコンテンツを再生すべきとの判
    断結果の場合受信しているコンテンツを再生する受信コ
    ンテンツ再生ステップと、判断ステップでの判断結果
    が、蓄積しているコンテンツを再生すべきとの判断結果
    の場合蓄積しているコンテンツを再生する蓄積コンテン
    ツ再生ステップと、を有するコンテンツ蓄積制御方法。
  33. 【請求項33】 蓄積部に蓄積するコンテンツの蓄積制
    御の方法であるコンテンツ蓄積制御方法であって、コン
    テンツを受信する受信ステップと、受信ステップでの、
    コンテンツの受信の状態に関する情報である受信状態情
    報を管理する受信状態情報管理ステップと、受信状態情
    報に基づいてコンテンツ再生制御情報を管理するコンテ
    ンツ再生制御ステップと、コンテンツ再生制御ステップ
    でのコンテンツ再生制御情報に基づいて受信しているコ
    ンテンツを再生すべきか、蓄積しているコンテンツを再
    生すべきか判断する判断ステップと、受信しているコン
    テンツを再生すべきとの判断結果の場合受信しているコ
    ンテンツを再生する受信コンテンツ再生ステップと、判
    断ステップでの判断結果が、蓄積しているコンテンツを
    再生すべきとの判断結果の場合蓄積しているコンテンツ
    を再生する蓄積コンテンツ再生ステップと、蓄積コンテ
    ンツ再生ステップにおいて、受信しているコンテンツの
    再生を一時中止している間に再生される蓄積されている
    コンテンツであるコマーシャルの再生に基づいて、再生
    ステップの実行がなされるコンテンツ再生装置の所有者
    などにメリットを付与するための処理を行うメリット付
    与ステップとを有するコンテンツ蓄積制御方法。
  34. 【請求項34】 蓄積部に蓄積するコンテンツの蓄積制
    御の方法であるコンテンツ蓄積制御方法であって、コン
    テンツを受信する受信ステップと、コンテンツの受信の
    状態に関する情報である受信状態情報を管理する受信状
    態情報管理ステップと、受信状態情報に基づいてコンテ
    ンツ再生制御情報を管理するコンテンツ再生制御ステッ
    プと、コンテンツ再生制御ステップでのコンテンツ再生
    制御情報に基づいて受信しているコンテンツを再生すべ
    きか、蓄積しているコンテンツを再生すべきか判断する
    判断ステップと、受信しているコンテンツを再生すべき
    との判断結果の場合受信しているコンテンツを再生する
    受信コンテンツ再生ステップと、蓄積しているコンテン
    ツを再生すべきとの判断結果の場合蓄積しているコンテ
    ンツを再生する蓄積コンテンツ再生ステップと、受信し
    ているコンテンツの再生を一時中止している間に再生さ
    れる蓄積されているコンテンツであるコマーシャルの再
    生に基づいてコマーシャル提供者が支払うべきコマーシ
    ャル放映料を算定するための処理を行うビューカウンタ
    ーステップと、を有するコンテンツ蓄積制御方法。
  35. 【請求項35】 他人の視聴実績ないしは、視聴予測に
    基づいて人気度が高いと送信側において判断され、配信
    されるコンテンツである人気コンテンツを受信する受信
    ステップと、受信ステップにおいて受信した人気コンテ
    ンツが視聴可能な状態かどうか判断をする判断ステップ
    と、視聴可能であるとの判断結果の場合には人気コンテ
    ンツの視聴を促す人気コンテンツアピールステップと、
    を有するコンテンツ制御方法。
  36. 【請求項36】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、他人の視聴実績ないしは、視
    聴予測に基づいて人気度が高いと送信側において判断さ
    れ、配信されるコンテンツである人気コンテンツを受信
    する受信ステップと、人気コンテンツの一部又は全部を
    コンテンツ視聴番組において再生する人気コンテンツ部
    分再生ステップと、再生された人気コンテンツの購入希
    望を受け付ける人気コンテンツ購入希望受付ステップ
    と、人気コンテンツの全部が蓄積されていることを知ら
    せる人気コンテンツ蓄積告知ステップとを有するコンテ
    ンツ蓄積制御方法。
  37. 【請求項37】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、視聴実績ないしは、視聴予測
    に基づいて嗜好が合致する可能性が高いと判断するコン
    テンツである嗜好合致コンテンツのリストを作成する嗜
    好合致コンテンツリスト作成ステップと、リストに基づ
    いて、嗜好合致コンテンツを受信する嗜好合致コンテン
    ツ受信ステップと、嗜好合致コンテンツの一部又は全部
    をコンテンツ視聴番組において再生する嗜好合致コンテ
    ンツ部分再生ステップと、再生された嗜好合致コンテン
    ツの購入希望を受け付ける嗜好合致コンテンツ購入希望
    受付ステップと、嗜好合致コンテンツの全部が蓄積され
    ていることを知らせる嗜好合致コンテンツ蓄積告知ステ
    ップとを有するコンテンツ蓄積制御方法。
  38. 【請求項38】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、他人の視聴実績ないしは、視
    聴予測に基づいて人気度が高いと判断される人気コンテ
    ンツのリストである人気コンテンツリストを受信する人
    気コンテンツリスト受信ステップと、受信した人気コン
    テンツリストに基づいて人気コンテンツを受信する人気
    コンテンツ受信ステップとを有するコンテンツ蓄積制御
    方法。
  39. 【請求項39】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、受信を希望するカテゴリ別の
    人気コンテンツリストのカテゴリを選択するカテゴリ選
    択ステップと、カテゴリ選択ステップで選択したカテゴ
    リの人気コンテンツリストを受信する人気コンテンツリ
    スト受信ステップと、受信した人気コンテンツリストに
    基づいて人気コンテンツを受信する人気コンテンツ受信
    ステップと、受信ステップで受信した人気コンテンツを
    蓄積するステップと、を有するコンテンツ蓄積制御方
    法。
  40. 【請求項40】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、受信を希望する作成者別の人
    気コンテンツリストの人気コンテンツリスト作成者を選
    択する人気コンテンツリスト作成者選択ステップと、人
    気コンテンツリスト作成者選択ステップで選択した人気
    コンテンツリスト作成者の人気コンテンツリストを受信
    する人気コンテンツリスト受信ステップと、受信した人
    気コンテンツリストに基づいて人気コンテンツを受信す
    る人気コンテンツ受信ステップと、受信ステップで受信
    した人気コンテンツを蓄積する蓄積ステップと、を有す
    るコンテンツ蓄積制御方法。
  41. 【請求項41】 コンテンツの蓄積を制御するコンテン
    ツ蓄積制御方法であって、人気コンテンツのランキング
    の中から利用者嗜好情報に基づいてその利用者の利用す
    る受信装置識別情報と関連付けて、その利用者の嗜好と
    合致するコンテンツである嗜好合致コンテンツをランキ
    ング順に選択する嗜好合致コンテンツ選択ステップと、
    選択ステップで選択された嗜好合致コンテンツのランキ
    ングの中から、受信装置能力に基づいて送信可能嗜好合
    致コンテンツを絞り込む送信可能嗜好合致コンテンツ絞
    込ステップと、送信可能嗜好合致コンテンツ絞込ステッ
    プにて絞り込まれた送信可能嗜好合致コンテンツを配信
    する絞込コンテンツ配信ステップと、嗜好合致コンテン
    ツ選択ステップにて選択されなかった嗜好合致コンテン
    ツでないコンテンツについては、低画質で再生可能に配
    信を行う低画質配信ステップと、絞込コンテンツ配信ス
    テップと、低画質配信ステップにて配信されたコンテン
    ツを受信し、蓄積する蓄積ステップと、を有するコンテ
    ンツ蓄積制御方法。
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