JP2002057644A - 無線型情報配信システムおよび利用者装置および情報配信装置 - Google Patents
無線型情報配信システムおよび利用者装置および情報配信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者が欲しい情報を無料で自動的に利用者
装置へ配信し、利用者は、配信情報から必要情報のみを
選択し、料金を支払うシステムを提供する。 【解決手段】 情報配信装置は通話料金発生のないパー
ソナルエリアネットワーク(図の102と112間のネットワ
ーク)により送信したコマンドに対して該ネットワーク
により応答した利用者装置に、選択した暗号情報とその
サンプル情報を該ネットワークにより送信し、利用者装
置は、受信した暗号情報とサンプル情報を格納し、該サ
ンプル情報を表示、選択し、選択した暗号情報の識別情
報と利用者装置識別情報を携帯電話部より情報配信装置
に送信し、情報配信装置は、受信した暗号情報識別情報
を基に決済処理手段で決済処理をし、暗号情報識別情報
に対応する復号キーを利用者装置に送信し、利用者装置
は、受信復号キーを格納し、暗号解読部により暗号情報
を受信復号キーで復号し、結果を出力部に出力する。
装置へ配信し、利用者は、配信情報から必要情報のみを
選択し、料金を支払うシステムを提供する。 【解決手段】 情報配信装置は通話料金発生のないパー
ソナルエリアネットワーク(図の102と112間のネットワ
ーク)により送信したコマンドに対して該ネットワーク
により応答した利用者装置に、選択した暗号情報とその
サンプル情報を該ネットワークにより送信し、利用者装
置は、受信した暗号情報とサンプル情報を格納し、該サ
ンプル情報を表示、選択し、選択した暗号情報の識別情
報と利用者装置識別情報を携帯電話部より情報配信装置
に送信し、情報配信装置は、受信した暗号情報識別情報
を基に決済処理手段で決済処理をし、暗号情報識別情報
に対応する復号キーを利用者装置に送信し、利用者装置
は、受信復号キーを格納し、暗号解読部により暗号情報
を受信復号キーで復号し、結果を出力部に出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の利用者装置
に音声、動画、静止画、テキスト等の情報を自動的に提
供する情報配信方法に関し、特に電話回線を使い、情報
をダウンロードすることで発生する通信料金を極力減ら
し、利用者は、必要な情報のみ料金を支払うことができ
るようにしたものに関する。
に音声、動画、静止画、テキスト等の情報を自動的に提
供する情報配信方法に関し、特に電話回線を使い、情報
をダウンロードすることで発生する通信料金を極力減ら
し、利用者は、必要な情報のみ料金を支払うことができ
るようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアなどの商業
施設や駅などの公共施設等に利用者操作型情報提供装置
が設置され、利用者は、この情報提供装置を利用して取
得したい情報を選択し、決済後に選択した情報のダウン
ロードを行っている。また、近年、携帯電話をインター
ネット端末として情報を提供するサービスが現れてい
る。その具体例として、携帯電話向けに音楽を配信する
サービス「携帯deミュージック」やニュースの配信など
があげられる。
施設や駅などの公共施設等に利用者操作型情報提供装置
が設置され、利用者は、この情報提供装置を利用して取
得したい情報を選択し、決済後に選択した情報のダウン
ロードを行っている。また、近年、携帯電話をインター
ネット端末として情報を提供するサービスが現れてい
る。その具体例として、携帯電話向けに音楽を配信する
サービス「携帯deミュージック」やニュースの配信など
があげられる。
【０００３】上記「携帯deミュージック」について以下
に説明する。図５は、携帯電話にオーディオ機能を備え
た利用者装置からの要求に基づいて、情報配信装置が前
記の暗号情報とその暗号情報を復号化する復号キーを利
用者装置に配信し、解読、出力する音楽配信サービス
「携帯deミュージック」の図である。この利用者装置
は、図５に示すように一般的な携帯電話、ＰＨＳで利用
されている無線での情報の受信ができる携帯電話部511
と、利用者装置識別ID等の装置情報を格納する装置情報
格納部512と、情報配信装置から配信された暗号化され
ている音楽情報を格納する利用者装置情報格納部514
と、その暗号化されている音楽情報を復号するための復
号キーを格納した利用者装置復号キー格納部515と、暗
号化されている音楽情報を復号キーによって、解読する
暗号解読部513と、解読した音楽情報を出力する出力部5
16とで構成されている。
に説明する。図５は、携帯電話にオーディオ機能を備え
た利用者装置からの要求に基づいて、情報配信装置が前
記の暗号情報とその暗号情報を復号化する復号キーを利
用者装置に配信し、解読、出力する音楽配信サービス
「携帯deミュージック」の図である。この利用者装置
は、図５に示すように一般的な携帯電話、ＰＨＳで利用
されている無線での情報の受信ができる携帯電話部511
と、利用者装置識別ID等の装置情報を格納する装置情報
格納部512と、情報配信装置から配信された暗号化され
ている音楽情報を格納する利用者装置情報格納部514
と、その暗号化されている音楽情報を復号するための復
号キーを格納した利用者装置復号キー格納部515と、暗
号化されている音楽情報を復号キーによって、解読する
暗号解読部513と、解読した音楽情報を出力する出力部5
16とで構成されている。
【０００４】この音楽情報配信装置は、図５に示すよう
に利用者装置の携帯電話部511と無線での情報の受信を
する携帯電話基地局521と、利用者装置から受信した利
用者装置識別IDに基づいて、不正利用のチェックなどを
行う認証処理部522と、認証処理部522で用いる不正利用
した利用者を登録しておく、不正アクセス情報格納部52
3と、暗号化されている音楽情報を格納する情報格納部5
24と、その暗号化されている音楽情報を復号化する復号
キーを格納している復号キー格納部526と、利用者装置
から指定された音楽情報識別IDに対応する復号キーを検
索する復号キー検索処理525とで構成されている。この
図５で示す仕組みを用いることで、暗号化されている情
報を先行配信し、利用者装置からの要求に基づいて、復
号キーを配信することができる。
に利用者装置の携帯電話部511と無線での情報の受信を
する携帯電話基地局521と、利用者装置から受信した利
用者装置識別IDに基づいて、不正利用のチェックなどを
行う認証処理部522と、認証処理部522で用いる不正利用
した利用者を登録しておく、不正アクセス情報格納部52
3と、暗号化されている音楽情報を格納する情報格納部5
24と、その暗号化されている音楽情報を復号化する復号
キーを格納している復号キー格納部526と、利用者装置
から指定された音楽情報識別IDに対応する復号キーを検
索する復号キー検索処理525とで構成されている。この
図５で示す仕組みを用いることで、暗号化されている情
報を先行配信し、利用者装置からの要求に基づいて、復
号キーを配信することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の利用者
操作型情報提供装置は、利用者が設置場所に足を運ぶ必
要があることやその場で、情報の選択及び、情報のダウ
ンロード等を行う必要があり、それに要する時間が考慮
されいない。また、携帯電話やパーソナル・コンピュー
タなどの利用者自身が所持している装置を用いることに
より、前記の利用者操作型情報提供装置の設置場所に足
を運ぶことは不要となるが欲しい情報の探索する手間や
時間を要する。更に、情報の探索や探索した情報のダウ
ンロードには、別途、通信料金が必要となる。本発明
は、こうした従来の問題点を解決するものであり、利用
者が欲しい情報及び、欲しと思われる情報を通信料金が
不要なパーソナルエリアネットワークで、自動的に利用
者装置へ配信し、利用者は、その配信した情報中から必
要とする情報のみを選択し、料金を支払う無線型情報配
信システムと該システムにおける利用者装置及び情報配
信装置を提供することを目的としている。
操作型情報提供装置は、利用者が設置場所に足を運ぶ必
要があることやその場で、情報の選択及び、情報のダウ
ンロード等を行う必要があり、それに要する時間が考慮
されいない。また、携帯電話やパーソナル・コンピュー
タなどの利用者自身が所持している装置を用いることに
より、前記の利用者操作型情報提供装置の設置場所に足
を運ぶことは不要となるが欲しい情報の探索する手間や
時間を要する。更に、情報の探索や探索した情報のダウ
ンロードには、別途、通信料金が必要となる。本発明
は、こうした従来の問題点を解決するものであり、利用
者が欲しい情報及び、欲しと思われる情報を通信料金が
不要なパーソナルエリアネットワークで、自動的に利用
者装置へ配信し、利用者は、その配信した情報中から必
要とする情報のみを選択し、料金を支払う無線型情報配
信システムと該システムにおける利用者装置及び情報配
信装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、情報配信装置に携帯電話基地局と、通
話料金の発生のないパーソナル・エリア・ネットワーク
機能を備える近距離通信処理基地局を設け、利用者装置
に携帯電話部と、通話料金の発生のないパーソナル・エ
リア・ネットワーク機能を備える近距離通信処理部を設
け、情報配信装置は近距離通信処理基地局より送信した
コマンドに対して近距離通信処理部により応答した利用
者装置に、選択した暗号情報とそのサンプル情報を近距
離通信処理基地局より送信し、利用者装置は、受信した
暗号情報とそのサンプル情報を格納し、該サンプル情報
を表示、参照して暗号情報が選択されたとき、選択され
た暗号情報の識別情報と利用者装置識別情報を携帯電話
部より情報配信装置に送信し、情報配信装置は、受信し
た暗号情報識別情報を基に決済処理手段で決済処理を
し、暗号情報識別情報に対応する復号キーを携帯電話基
地局あるいは近距離通信処理基地局から利用者装置に送
信し、利用者装置は、受信した復号キーを格納し、暗号
解読部により暗号情報を受信した復号キーを用いて復号
し、復号結果を出力部に出力し、出力部で音声、動画、
静止画、テキスト等で出力するようにしている。
め、本発明では、情報配信装置に携帯電話基地局と、通
話料金の発生のないパーソナル・エリア・ネットワーク
機能を備える近距離通信処理基地局を設け、利用者装置
に携帯電話部と、通話料金の発生のないパーソナル・エ
リア・ネットワーク機能を備える近距離通信処理部を設
け、情報配信装置は近距離通信処理基地局より送信した
コマンドに対して近距離通信処理部により応答した利用
者装置に、選択した暗号情報とそのサンプル情報を近距
離通信処理基地局より送信し、利用者装置は、受信した
暗号情報とそのサンプル情報を格納し、該サンプル情報
を表示、参照して暗号情報が選択されたとき、選択され
た暗号情報の識別情報と利用者装置識別情報を携帯電話
部より情報配信装置に送信し、情報配信装置は、受信し
た暗号情報識別情報を基に決済処理手段で決済処理を
し、暗号情報識別情報に対応する復号キーを携帯電話基
地局あるいは近距離通信処理基地局から利用者装置に送
信し、利用者装置は、受信した復号キーを格納し、暗号
解読部により暗号情報を受信した復号キーを用いて復号
し、復号結果を出力部に出力し、出力部で音声、動画、
静止画、テキスト等で出力するようにしている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にて
詳細に説明する。情報配信装置は、図１３に示すよう
に、駅などの公共施設やコンビニエンスストアなどの商
業施設内、及び電車やバスなどの車内などで情報配信を
行う場合に、情報配信を行っていることや配信している
情報の内容を利用者に知らせるための案内表示器1301
と、近距離通信処理基地局1302を設置し、利用者が所持
している利用者装置1303が受信ON状態で、近距離通信処
理基地局1302の通信範囲にある場合は、利用者装置から
利用者があらかじめ登録したその利用者の利用者情報や
要求情報を読み取る。そして、読み取った情報に基づ
き、アクセスチェックを行い、配信する情報を検索し、
一つないし、数種類の暗号情報とそのサンプル情報を利
用者装置1303に配信する。
詳細に説明する。情報配信装置は、図１３に示すよう
に、駅などの公共施設やコンビニエンスストアなどの商
業施設内、及び電車やバスなどの車内などで情報配信を
行う場合に、情報配信を行っていることや配信している
情報の内容を利用者に知らせるための案内表示器1301
と、近距離通信処理基地局1302を設置し、利用者が所持
している利用者装置1303が受信ON状態で、近距離通信処
理基地局1302の通信範囲にある場合は、利用者装置から
利用者があらかじめ登録したその利用者の利用者情報や
要求情報を読み取る。そして、読み取った情報に基づ
き、アクセスチェックを行い、配信する情報を検索し、
一つないし、数種類の暗号情報とそのサンプル情報を利
用者装置1303に配信する。
【０００８】図１は、本発明の実施例のシステム構成を
示す図である。利用者装置は、利用者が情報配信サービ
スを受けるために必要となる利用者情報や要求情報等の
登録及び、情報配信サービスの受信可否を選択するため
に必要なボタン（またはスイッチ）等を備えた入力部と
利用者が情報配信装置に対し、情報配信サービスを受け
るために必要となる利用者情報等の初期登録情報の送信
や暗号化情報を復号化するための復号キーの受信に必要
な無線部とを備えている携帯電話部101と、アンテナや
コントローラを備えた近距離通信処理基地局112との間
で無線により、互いに相手を認証し、その装置間のみで
情報の受信を行う「ブルーツース」などの通話料金の発
生のないパーソナル・エリア・ネットワーク機能を備え
た近距離通信処理部102と、情報配信装置とのアクセス
を制御し、またアクセスを制限するアクセス制御部103
と、利用者装置識別IDなど装置情報や利用者IDとクレジ
ットカード番号等の決済情報が格納されている装置情報
格納部104と、利用者が情報配信装置に配信を要求する
情報が格納されている要求情報格納部105と、情報配信
装置から配信された暗号情報を格納した利用者装置情報
格納部108と、その情報のサンプルを格納した利用者装
置サンプル情報格納部106と、暗号情報を復号化するた
めの復号キーを格納した利用者装置復号キー格納部109
と、暗号情報を復号キーによって、解読する暗号解読部
107と、解読した情報を音声、動画、静止画、テキスト
等で出力する出力部110とで構成されている。
示す図である。利用者装置は、利用者が情報配信サービ
スを受けるために必要となる利用者情報や要求情報等の
登録及び、情報配信サービスの受信可否を選択するため
に必要なボタン（またはスイッチ）等を備えた入力部と
利用者が情報配信装置に対し、情報配信サービスを受け
るために必要となる利用者情報等の初期登録情報の送信
や暗号化情報を復号化するための復号キーの受信に必要
な無線部とを備えている携帯電話部101と、アンテナや
コントローラを備えた近距離通信処理基地局112との間
で無線により、互いに相手を認証し、その装置間のみで
情報の受信を行う「ブルーツース」などの通話料金の発
生のないパーソナル・エリア・ネットワーク機能を備え
た近距離通信処理部102と、情報配信装置とのアクセス
を制御し、またアクセスを制限するアクセス制御部103
と、利用者装置識別IDなど装置情報や利用者IDとクレジ
ットカード番号等の決済情報が格納されている装置情報
格納部104と、利用者が情報配信装置に配信を要求する
情報が格納されている要求情報格納部105と、情報配信
装置から配信された暗号情報を格納した利用者装置情報
格納部108と、その情報のサンプルを格納した利用者装
置サンプル情報格納部106と、暗号情報を復号化するた
めの復号キーを格納した利用者装置復号キー格納部109
と、暗号情報を復号キーによって、解読する暗号解読部
107と、解読した情報を音声、動画、静止画、テキスト
等で出力する出力部110とで構成されている。
【０００９】情報配信装置は、利用者装置の携帯電話部
101と無線での情報の受信をする携帯電話基地局111と、
利用者装置の近距離通信処理部102と通話料金の発生の
ないパーソナル・エリア・ネットワークを実現するため
の近距離通信処理基地局112と、利用者装置から受信し
た利用者装置識別IDに基づいて、不正利用のチェックな
どを行うアクセスチェック処理部113と、アクセスチェ
ック処理部113で用いる不正利用した利用者装置識別ID
を登録しておく、不正アクセス情報格納部114と、利用
者装置から要求があった要求情報を検索する情報検索処
理部115と、最初の利用開始時に、利用者から取得した
性別、年齢、趣味などの利用者情報や暗証番号、クレジ
ット番号などの決済情報などが格納されている利用者情
報格納部117と、利用者装置に配信した情報と配信した
情報の中で復号キーを送信した情報の履歴を格納した配
信履歴情報格納部118と、利用者情報格納部117と配信履
歴情報格納部118に格納されている情報に基づいて、配
信する情報を制御するためのルールを設定する配信ルー
ル設定処理部116と、その結果を格納する配信ルール格
納部121と、配信する情報を受信時間に応じてコントロ
ールするために必要な時間テーブルを格納した時間帯テ
ーブル格納部120と、利用者装置から送信された利用者
装置識別IDに対応した利用者情報格納部117の利用者情
報及び、配信履歴情報格納部118の配信履歴情報と受信
した時間帯に基づいて、配信ルール格納部121の配信ル
ールから配信する情報を選択する情報選択処理部119
と、配信する情報の中で暗号情報を格納した情報格納部
123と、配信する暗号情報のサンプルを格納したサンプ
ル情報格納部122と、暗号情報を復号化するための復号
キーを格納した復号キー格納部125と、利用者装置から
送信された情報の情報識別IDに基づいて、復号キーを検
索する復号キー検索処理部124と、利用者が自ら操作し
て情報をダウンロードする利用者操作型情報提供装置12
8と、それを接続し、情報の提供と配信履歴を受信する
外部装置接続部126と、利用者装置からの復号キー取得
指示に基づいて、利用者情報格納部117に格納されてい
る決済情報から決済機関129に決済処理を依頼する外部
決済処理機関接続部127と、情報配信装置からの決済依
頼に基づいて、決済処理を行う銀行、クレジットカード
会社などの決済機関129と、利用者装置からの復号キー
取得指示に基づいて、利用者情報格納部117に格納され
ている決済情報から電話料金に課金する電話料金請求処
理部130と、情報配信中を利用者に知らせ、また、配信
中の情報の内容を利用者に知らせるための案内表示部13
1で構成されている。
101と無線での情報の受信をする携帯電話基地局111と、
利用者装置の近距離通信処理部102と通話料金の発生の
ないパーソナル・エリア・ネットワークを実現するため
の近距離通信処理基地局112と、利用者装置から受信し
た利用者装置識別IDに基づいて、不正利用のチェックな
どを行うアクセスチェック処理部113と、アクセスチェ
ック処理部113で用いる不正利用した利用者装置識別ID
を登録しておく、不正アクセス情報格納部114と、利用
者装置から要求があった要求情報を検索する情報検索処
理部115と、最初の利用開始時に、利用者から取得した
性別、年齢、趣味などの利用者情報や暗証番号、クレジ
ット番号などの決済情報などが格納されている利用者情
報格納部117と、利用者装置に配信した情報と配信した
情報の中で復号キーを送信した情報の履歴を格納した配
信履歴情報格納部118と、利用者情報格納部117と配信履
歴情報格納部118に格納されている情報に基づいて、配
信する情報を制御するためのルールを設定する配信ルー
ル設定処理部116と、その結果を格納する配信ルール格
納部121と、配信する情報を受信時間に応じてコントロ
ールするために必要な時間テーブルを格納した時間帯テ
ーブル格納部120と、利用者装置から送信された利用者
装置識別IDに対応した利用者情報格納部117の利用者情
報及び、配信履歴情報格納部118の配信履歴情報と受信
した時間帯に基づいて、配信ルール格納部121の配信ル
ールから配信する情報を選択する情報選択処理部119
と、配信する情報の中で暗号情報を格納した情報格納部
123と、配信する暗号情報のサンプルを格納したサンプ
ル情報格納部122と、暗号情報を復号化するための復号
キーを格納した復号キー格納部125と、利用者装置から
送信された情報の情報識別IDに基づいて、復号キーを検
索する復号キー検索処理部124と、利用者が自ら操作し
て情報をダウンロードする利用者操作型情報提供装置12
8と、それを接続し、情報の提供と配信履歴を受信する
外部装置接続部126と、利用者装置からの復号キー取得
指示に基づいて、利用者情報格納部117に格納されてい
る決済情報から決済機関129に決済処理を依頼する外部
決済処理機関接続部127と、情報配信装置からの決済依
頼に基づいて、決済処理を行う銀行、クレジットカード
会社などの決済機関129と、利用者装置からの復号キー
取得指示に基づいて、利用者情報格納部117に格納され
ている決済情報から電話料金に課金する電話料金請求処
理部130と、情報配信中を利用者に知らせ、また、配信
中の情報の内容を利用者に知らせるための案内表示部13
1で構成されている。
【００１０】図２は、装置情報格納部104に格納されて
いる装置情報の一例である。利用者装置識別ID情報は、
利用者装置が工場出荷時に既に登録されており、書き直
しや消去することはできない。また、利用者IDやクレジ
ットカード番号等は、利用者が携帯電話部101を用いて
登録するものであり、情報配信装置からの要求に応じ
て、携帯電話部101または、近距離通信処理部102から発
信される。図３は、利用者情報格納部117に格納されて
いる利用者情報の一例である。この情報は、初期登録の
際に、利用者装置から受信した情報である。図４は、時
間帯テーブル格納部120に格納されている時間帯テーブ
ルの一例である。受信した時間に応じて時間帯を設定す
るためのテーブルである。図６は、配信履歴情報格納部
118に格納されている配信履歴情報の一例である。この
情報は、利用者別に配信した情報及び、配信した情報の
中で復号キーを送信した情報の履歴を格納した情報であ
る。図７は、要求情報格納部105に格納されている要求
情報の一例である。この情報は、利用者が携帯電話部10
1を用いて登録された情報であり、例えば、経済ニュー
スや野球ニュース、今週の邦楽ベストテンなどの曖昧な
情報やあらかじめ決められた文字及び、数字、記号を登
録することができる。
いる装置情報の一例である。利用者装置識別ID情報は、
利用者装置が工場出荷時に既に登録されており、書き直
しや消去することはできない。また、利用者IDやクレジ
ットカード番号等は、利用者が携帯電話部101を用いて
登録するものであり、情報配信装置からの要求に応じ
て、携帯電話部101または、近距離通信処理部102から発
信される。図３は、利用者情報格納部117に格納されて
いる利用者情報の一例である。この情報は、初期登録の
際に、利用者装置から受信した情報である。図４は、時
間帯テーブル格納部120に格納されている時間帯テーブ
ルの一例である。受信した時間に応じて時間帯を設定す
るためのテーブルである。図６は、配信履歴情報格納部
118に格納されている配信履歴情報の一例である。この
情報は、利用者別に配信した情報及び、配信した情報の
中で復号キーを送信した情報の履歴を格納した情報であ
る。図７は、要求情報格納部105に格納されている要求
情報の一例である。この情報は、利用者が携帯電話部10
1を用いて登録された情報であり、例えば、経済ニュー
スや野球ニュース、今週の邦楽ベストテンなどの曖昧な
情報やあらかじめ決められた文字及び、数字、記号を登
録することができる。
【００１１】図８は、配信ルール格納部121に格納され
ている情報の一例であり、配信ルールと配信する情報を
対応づけたものである。配信ルールは、配信ルール処理
設定部116で利用者情報格納部117と配信履歴情報格納部
118、時間帯テーブル格納部120の情報を用いて、あらか
じめ設定されているパラメータから、配信ルールを設定
する。例えば、図３で項目06の年齢が２５歳で項目07の
性別が１の利用者が所持している利用者装置で、受信時
間が図４の時間帯テーブルで0001のとき、配信情報識別
ID1-323-5678の朝刊aと1-123-5679の電子書籍bの情報が
配信される。また、図６で邦楽情報の復号キーを2件以
上送信している利用者装置123456は、時間帯、性別、年
齢に関係なしに3-223-5678の邦楽ベストが配信される。
ている情報の一例であり、配信ルールと配信する情報を
対応づけたものである。配信ルールは、配信ルール処理
設定部116で利用者情報格納部117と配信履歴情報格納部
118、時間帯テーブル格納部120の情報を用いて、あらか
じめ設定されているパラメータから、配信ルールを設定
する。例えば、図３で項目06の年齢が２５歳で項目07の
性別が１の利用者が所持している利用者装置で、受信時
間が図４の時間帯テーブルで0001のとき、配信情報識別
ID1-323-5678の朝刊aと1-123-5679の電子書籍bの情報が
配信される。また、図６で邦楽情報の復号キーを2件以
上送信している利用者装置123456は、時間帯、性別、年
齢に関係なしに3-223-5678の邦楽ベストが配信される。
【００１２】図９は、利用者が利用者装置を用いて、情
報配信装置に、情報配信を受信するための初期設定及び
登録をする手順である。また、登録は、情報配信を受け
た後に登録することもできる。 ステップ201：利用者装置、情報配信装置は、互いに利
用者装置の近距離通信処理部102と情報配信装置の近距
離通信処理基地局112が互いの間のみで通信が可能とな
る通信設定を行う。 ステップ202：利用者は、携帯電話部101を用いて、情報
配信装置に登録するために必要な氏名、クレジットカー
ド番号等の決済情報等を装置情報格納部104に格納す
る。 ステップ203：その登録情報を携帯電話部101または、近
距離通信処理部102から情報配信装置に送信する。 ステップ204：利用者装置から受信した登録情報を利用
者情報格納部117に格納する。
報配信装置に、情報配信を受信するための初期設定及び
登録をする手順である。また、登録は、情報配信を受け
た後に登録することもできる。 ステップ201：利用者装置、情報配信装置は、互いに利
用者装置の近距離通信処理部102と情報配信装置の近距
離通信処理基地局112が互いの間のみで通信が可能とな
る通信設定を行う。 ステップ202：利用者は、携帯電話部101を用いて、情報
配信装置に登録するために必要な氏名、クレジットカー
ド番号等の決済情報等を装置情報格納部104に格納す
る。 ステップ203：その登録情報を携帯電話部101または、近
距離通信処理部102から情報配信装置に送信する。 ステップ204：利用者装置から受信した登録情報を利用
者情報格納部117に格納する。
【００１３】図１０は、利用者装置が情報配信装置から
の情報を取得し、その情報を音声、動画、静止画、テキ
スト等で出力する手順である。 ステップ205：情報配信装置の近距離通信処理基地局112
より、通信範囲に利用者装置がいることを確認するため
のコマンドを送信し、いる場合は、互いの通信を確立す
る。 ステップ206：情報配信装置からのコマンドを基に、利
用者装置は、アクセス制御部103のアクセス可否を確認
する。 ステップ207：アクセス不可の場合は、アクセスを拒否
する。 ステップ208：アクセス可の場合、装置情報格納部104か
ら利用者装置識別IDと要求情報格納部105に要求情報が
ある場合は、要求情報とを情報配信装置に送信する。
の情報を取得し、その情報を音声、動画、静止画、テキ
スト等で出力する手順である。 ステップ205：情報配信装置の近距離通信処理基地局112
より、通信範囲に利用者装置がいることを確認するため
のコマンドを送信し、いる場合は、互いの通信を確立す
る。 ステップ206：情報配信装置からのコマンドを基に、利
用者装置は、アクセス制御部103のアクセス可否を確認
する。 ステップ207：アクセス不可の場合は、アクセスを拒否
する。 ステップ208：アクセス可の場合、装置情報格納部104か
ら利用者装置識別IDと要求情報格納部105に要求情報が
ある場合は、要求情報とを情報配信装置に送信する。
【００１４】ステップ209：情報配信装置は、利用者装
置識別IDを基に、アクセスチェック処理部113で不正ア
クセス情報配信装置格納部114の情報を用いて、チェッ
クする。 ステップ210：チェックの結果、アクセス不可の場合
は、アクセスを拒否する。 ステップ211：チェックの結果が可の場合は、要求情報
の有無を確認する。 ステップ212：要求情報が有の場合は、要求情報配信装
置検索処理を実行する。要求情報配信装置検索処理
の手順を図１１に示す。 ステップ301：情報検索処理部115は、利用者装置から送
信された要求情報を取得し、 ステップ302：あらかじめ決められたパラメータで、要
求情報に該当する情報を検索し、暗号情報とそのサンプ
ル情報を取得する。 ステップ213：要求情報が無の場合とステップ212の処理
後に配信情報検索処理を実行する。配信情報検索処理
の手順を図１２に示す。 ステップ401：情報選択処理部119は、利用者装置から送
信された利用者装置識別IDとそれを受信した時間を取得
し、 ステップ402：取得した利用者装置識別IDを基に、利用
者情報格納部117から利用者情報、配信履歴情報格納部1
18から配信履歴を取得する。 ステップ403：また、受信した時間を基に、時間帯別テ
ーブル格納部120から時間帯を求め、 ステップ404：得られた利用者情報、配信履歴、時間帯
から配信ルール格納部121に格納されている配信ルール
に基づいて、配信する情報の情報識別IDを取得する。 ステップ405：そして、その情報識別IDに対応した暗号
情報を情報格納部123からまた、サンプル情報をサンプ
ル情報格納部122から取得する。 ステップ214：ステップ212、213で取得した情報は、近
距離通信処理基地局112より、利用者装置に配信され
る。 ステップ215：配信された情報の履歴は、配信履歴情報
格納部118に格納される。
置識別IDを基に、アクセスチェック処理部113で不正ア
クセス情報配信装置格納部114の情報を用いて、チェッ
クする。 ステップ210：チェックの結果、アクセス不可の場合
は、アクセスを拒否する。 ステップ211：チェックの結果が可の場合は、要求情報
の有無を確認する。 ステップ212：要求情報が有の場合は、要求情報配信装
置検索処理を実行する。要求情報配信装置検索処理
の手順を図１１に示す。 ステップ301：情報検索処理部115は、利用者装置から送
信された要求情報を取得し、 ステップ302：あらかじめ決められたパラメータで、要
求情報に該当する情報を検索し、暗号情報とそのサンプ
ル情報を取得する。 ステップ213：要求情報が無の場合とステップ212の処理
後に配信情報検索処理を実行する。配信情報検索処理
の手順を図１２に示す。 ステップ401：情報選択処理部119は、利用者装置から送
信された利用者装置識別IDとそれを受信した時間を取得
し、 ステップ402：取得した利用者装置識別IDを基に、利用
者情報格納部117から利用者情報、配信履歴情報格納部1
18から配信履歴を取得する。 ステップ403：また、受信した時間を基に、時間帯別テ
ーブル格納部120から時間帯を求め、 ステップ404：得られた利用者情報、配信履歴、時間帯
から配信ルール格納部121に格納されている配信ルール
に基づいて、配信する情報の情報識別IDを取得する。 ステップ405：そして、その情報識別IDに対応した暗号
情報を情報格納部123からまた、サンプル情報をサンプ
ル情報格納部122から取得する。 ステップ214：ステップ212、213で取得した情報は、近
距離通信処理基地局112より、利用者装置に配信され
る。 ステップ215：配信された情報の履歴は、配信履歴情報
格納部118に格納される。
【００１５】ステップ216：利用者装置は、ステップ214
より、受信したサンプル情報を利用者装置サンプル情報
格納部106に、暗号情報を利用者装置情報格納部に格納
する。 ステップ217：利用者からのサンプル情報の出力指示に
従い、利用者装置サンプル情報格納部106に格納されて
いるサンプル情報を出力部110で出力する。 ステップ218：利用者からの暗号情報の出力指示が発生
した場合、暗号解読部107に解読要求をする。 ステップ219：暗号解読部107は、解読要求に基づいて利
用者装置復号キー格納部109から解読要求のあった情報
の情報識別IDに対応する復号キーを利用者装置復号キー
格納部109から検索し、復号キーが存在する場合は、ス
テップ228を実行する。 ステップ220：復号キーが存在しない場合は、解読要求
のあった情報の情報識別ID、利用者装置ID及び、利用者
が携帯電話部101より、入力したPIN(暗証)番号等の情報
を携帯電話部101または、近距離通信処理部102より、情
報配信装置に送信する。
より、受信したサンプル情報を利用者装置サンプル情報
格納部106に、暗号情報を利用者装置情報格納部に格納
する。 ステップ217：利用者からのサンプル情報の出力指示に
従い、利用者装置サンプル情報格納部106に格納されて
いるサンプル情報を出力部110で出力する。 ステップ218：利用者からの暗号情報の出力指示が発生
した場合、暗号解読部107に解読要求をする。 ステップ219：暗号解読部107は、解読要求に基づいて利
用者装置復号キー格納部109から解読要求のあった情報
の情報識別IDに対応する復号キーを利用者装置復号キー
格納部109から検索し、復号キーが存在する場合は、ス
テップ228を実行する。 ステップ220：復号キーが存在しない場合は、解読要求
のあった情報の情報識別ID、利用者装置ID及び、利用者
が携帯電話部101より、入力したPIN(暗証)番号等の情報
を携帯電話部101または、近距離通信処理部102より、情
報配信装置に送信する。
【００１６】ステップ221：情報配信装置のアクセスチ
ェック処理部113は、利用者装置識別IDから不正アクセ
ス情報格納部114に基づいて、チェックを行う。 ステップ222：チェックの結果がアクセス不可の場合、
アクセスを拒否する。 ステップ223：チェックの結果が可の場合は、情報識別I
Dを基に料金計算を行い、利用者情報格納部117より、利
用者装置IDに対応したクレジットカード番号や口座番号
等の決済情報等を取得し、PIN番号とで外部決済処理機
関接続部127より、銀行等の決済機関129で決済を行う。 ステップ224：決済後、復号キー検索処理部124は、情報
識別IDに対応した復号キーを復号キー格納部125より選
択し、 ステップ225：選択した復号キーを携帯電話基地局111ま
たは、近距離通信処理基地局112より、利用者装置に送
信する。 ステップ226：また、情報配信装置は、復号キーを配信
した情報の履歴を配信履歴情報格納部118に格納する。 ステップ227：利用者装置は、その復号キーを利用者装
置復号キー格納部109に格納する。 ステップ228：暗号解読部107は、暗号情報を復号キーで
復号化し、出力部110に出力要求を行う。 ステップ229：出力部110は、その情報の出力方式に応じ
て、音声、動画、静止画、テキスト等で出力する。
ェック処理部113は、利用者装置識別IDから不正アクセ
ス情報格納部114に基づいて、チェックを行う。 ステップ222：チェックの結果がアクセス不可の場合、
アクセスを拒否する。 ステップ223：チェックの結果が可の場合は、情報識別I
Dを基に料金計算を行い、利用者情報格納部117より、利
用者装置IDに対応したクレジットカード番号や口座番号
等の決済情報等を取得し、PIN番号とで外部決済処理機
関接続部127より、銀行等の決済機関129で決済を行う。 ステップ224：決済後、復号キー検索処理部124は、情報
識別IDに対応した復号キーを復号キー格納部125より選
択し、 ステップ225：選択した復号キーを携帯電話基地局111ま
たは、近距離通信処理基地局112より、利用者装置に送
信する。 ステップ226：また、情報配信装置は、復号キーを配信
した情報の履歴を配信履歴情報格納部118に格納する。 ステップ227：利用者装置は、その復号キーを利用者装
置復号キー格納部109に格納する。 ステップ228：暗号解読部107は、暗号情報を復号キーで
復号化し、出力部110に出力要求を行う。 ステップ229：出力部110は、その情報の出力方式に応じ
て、音声、動画、静止画、テキスト等で出力する。
【００１７】本発明によれば、コンビニエンスストア等
の商業施設や駅ホーム等の公共施設、電車等の車内等に
設置した近距離通信処理基地局と利用者装置とで通信料
が発生しない、パーソナル・エリア・ネットワークを確
立し、自動的に暗号化されている情報を配信することが
できる。そして、その情報を復号化するためのキーを取
得するために、情報配信装置にアクセスし、決済後に送
信することができる。この結果、情報のダウンロードで
発生する通信料が不要な上、従来の利用者操作型情報提
供装置と異なり、利用者が設置場所に行くことが不要な
ため、より多くの利用者に情報の配信ができ、利用者
は、必要な情報のみ料金を支払うことができる。また、
利用者は、受信したい情報を利用者装置に登録すること
により、情報配信装置からその情報に類似した情報を受
信することができ、その中から取得したい情報を選択
し、選択した情報のみ料金を支払うことができる。その
結果、利用者が本屋、CDショップ等の店舗で商品を比較
し、購入することと同様な方法で取得する情報を選択す
ることができる。更に、利用者情報、配信履歴に基づい
て、利用者の趣味、嗜好に合致した利用者ごとに関心を
引く情報を配信できるだけでなく、出勤時は、朝刊、帰
宅時は、夕刊、雑誌等、時間帯に応じて、変化する利用
者ニーズに対応した情報の配信ができる。
の商業施設や駅ホーム等の公共施設、電車等の車内等に
設置した近距離通信処理基地局と利用者装置とで通信料
が発生しない、パーソナル・エリア・ネットワークを確
立し、自動的に暗号化されている情報を配信することが
できる。そして、その情報を復号化するためのキーを取
得するために、情報配信装置にアクセスし、決済後に送
信することができる。この結果、情報のダウンロードで
発生する通信料が不要な上、従来の利用者操作型情報提
供装置と異なり、利用者が設置場所に行くことが不要な
ため、より多くの利用者に情報の配信ができ、利用者
は、必要な情報のみ料金を支払うことができる。また、
利用者は、受信したい情報を利用者装置に登録すること
により、情報配信装置からその情報に類似した情報を受
信することができ、その中から取得したい情報を選択
し、選択した情報のみ料金を支払うことができる。その
結果、利用者が本屋、CDショップ等の店舗で商品を比較
し、購入することと同様な方法で取得する情報を選択す
ることができる。更に、利用者情報、配信履歴に基づい
て、利用者の趣味、嗜好に合致した利用者ごとに関心を
引く情報を配信できるだけでなく、出勤時は、朝刊、帰
宅時は、夕刊、雑誌等、時間帯に応じて、変化する利用
者ニーズに対応した情報の配信ができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、情報配信装置から利用
者装置への情報のダウンロードで発生する通話料を不要
にでき、また、利用者はダウンロードされた情報のうち
必要な情報にのみ料金を支払うことが可能になる。ま
た、利用者は、情報配信装置から受信したい情報の提供
を受けることが可能になり、また、時間帯に応じた情報
（朝刊、夕刊等）の提供を受けることが可能になる。ま
た、情報配信装置から多くの利用者装置への情報の配信
が可能になる。
者装置への情報のダウンロードで発生する通話料を不要
にでき、また、利用者はダウンロードされた情報のうち
必要な情報にのみ料金を支払うことが可能になる。ま
た、利用者は、情報配信装置から受信したい情報の提供
を受けることが可能になり、また、時間帯に応じた情報
（朝刊、夕刊等）の提供を受けることが可能になる。ま
た、情報配信装置から多くの利用者装置への情報の配信
が可能になる。
【図１】本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
る。
【図２】装置情報格納部に格納されている装置情報の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図３】利用者情報格納部117に格納されている利用者
情報の一例を示す図である。
情報の一例を示す図である。
【図４】要求情報格納部105に格納されている要求情報
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図５】携帯電話を用いた音楽配信サービス「携帯deミ
ュージック」の全体構成を示す図である。
ュージック」の全体構成を示す図である。
【図６】配信履歴情報格納部118に格納されている配信
履歴情報の一例を示す図である。
履歴情報の一例を示す図である。
【図７】時間に応じて時間帯を設定する時間帯テーブル
格納部の時間帯テーブルの一例を示す図である。
格納部の時間帯テーブルの一例を示す図である。
【図８】配信ルールと配信する情報を対応づけた配信ル
ール格納部に格納された情報の一例を示す図である。
ール格納部に格納された情報の一例を示す図である。
【図９】利用者装置と情報配信装置が互いに情報をやり
取りするための初期設定及び、登録の動作を示すフロー
チャートである。
取りするための初期設定及び、登録の動作を示すフロー
チャートである。
【図１０】利用者装置が情報配信装置から情報を取得
し、その情報を出力するまでの動作を示すフローチャー
トである。
し、その情報を出力するまでの動作を示すフローチャー
トである。
【図１１】情報検索処理部の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図１２】情報選択処理部の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図１３】情報配信装置と利用者装置とのレイアウト図
である。
である。
１０１ 携帯電話部 １０２ 近距離通信部 １０３ アクセス制御部 １０４ 装置情報格納部 １０５ 要求情報格納部 １０６ 利用者装置サンプル情報格納部 １０７ 暗号解読部 １０８ 利用者装置情報格納部 １０９ 利用者装置復号キー格納部 １１０ 出力部 １１１ 携帯電話基地局 １１２ 近距離通信処理基地局 １１３ アクセスチェック処理部 １１４ 不正アクセス情報格納部 １１５ 情報検索処理部 １１６ 配信ルール設定部 １１７ 利用者情報格納部 １１８ 配信履歴情報格納部 １１９ 情報選択処理部 １２０ 時間帯テーブル格納部 １２１ 配信ルール格納部 １２２ サンプル情報格納部 １２３ 情報格納部 １２４ 復号キー検索処理 １２５ 復号キー格納部 １２６ 外部装置接続部 １２７ 外部決済処理機関接続部 １２８ 利用者操作型情報提供装置 １２９ 決済機関 １３０ 電話料金請求処理部 １３１ 案内表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６ Ｇ０９Ｃ 1/00 ６６０ Ｇ０９Ｃ 1/00 ６６０Ｂ Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｍ Ｈ０４Ｌ 9/08 Ｈ０４Ｌ 9/00 ６０１Ｂ 12/28 11/00 ３１０Ｂ (72)発明者 天田 栄一 東京都千代田区神田駿河台四丁目６番地 株式会社日立製作所新事業推進本部内 (72)発明者 多田 真規子 大阪府大阪市北区芝田２丁目４番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 Ｆターム(参考） 5B049 BB00 CC05 EE05 FF07 GG02 GG03 GG06 GG10 5J104 AA01 AA16 EA01 EA04 EA16 NA02 PA02 PA10 5K033 AA01 BA13 DA19 5K067 AA21 AA29 BB04 DD51 DD52 EE02 EE10 EE35 FF02 FF05 FF23 HH23 HH36 KK15
Claims (7)
- 【請求項１】 情報配信装置が情報を自動的に利用者装
置に配信し、利用者は、必要な情報のみ料金を支払う無
線型情報配信システムであって、 前記利用者装置は、携帯電話部と、近距離通信処理部
と、アクセス制御手段と、利用者情報と受信サンプル情
報と受信情報と受信復号キーをそれぞれ格納する格納手
段と、暗号解読手段と出力部を有し、 前記情報配信装置は、携帯電話基地局と、近距離通信処
理基地局と、受信した利用者情報とサンプル情報と暗号
情報と復号キーをそれぞれ格納する格納手段と、情報選
択手段と、復号キー検索手段と、決済処理手段を有し、 利用者装置は、格納手段内の利用者情報を携帯電話部よ
り情報配信装置に送信し、情報配信装置は受信した利用
者情報を格納手段に初期設定し、 情報配信装置は近距離通信処理基地局からコマンドを利
用者装置に送信し、 該コマンドを受信した利用者装置は、アクセス制御手段
がアクセス不可の場合アクセスを拒否し、アクセス可の
場合格納手段内の利用者装置識別情報を近距離通信処理
部より情報配信装置に送信し、 情報配信装置は、該利用者装置識別情報が受信された場
合、情報選択手段により利用者装置に送信する暗号情報
を選択し、該暗号情報とそのサンプル情報を格納手段か
ら夫々読み出し、近距離通信処理基地局より利用者装置
に送信し、 利用者装置は、受信した暗号情報とそのサンプル情報を
格納手段に格納し、該サンプル情報を携帯電話部に表示
し、該表示に基づき暗号情報が選択された場合、選択さ
れた暗号情報の識別情報と利用者装置識別情報を携帯電
話部より情報配信装置に送信し、 情報配信装置は、受信した暗号情報識別情報を基に決済
処理手段で決済処理をし、復号キー検索手段により暗号
情報識別情報に対応する復号キーを携帯電話基地局ある
いは近距離通信処理基地局から利用者装置に送信し、 利用者装置は、受信した復号キーを格納手段に格納し、
暗号解読部により前記選択された暗号情報を受信した復
号キーを用いて復号し、復号結果を出力部に出力するこ
とを特徴とする無線型情報配信システム。 - 【請求項２】 請求項１記載の無線型情報配信システム
において、 前記情報配信装置の格納手段に時間帯テーブルを格納
し、 前記情報選択手段は、該時間帯テーブルを参照して、前
記コマンド送信後に受信された前記利用者装置識別情報
の受信時間に対応する時間帯情報を取得し、該時間帯情
報に見合う暗号情報を利用者装置に送信する暗号情報と
して選択することを特徴とする無線型情報配信システ
ム。 - 【請求項３】 情報配信装置と無線で通信する利用者装
置であって、 携帯電話部と、近距離通信処理部と、アクセス制御手段
と、利用者情報と受信サンプル情報と受信情報と受信復
号キーをそれぞれ格納する格納手段と、暗号解読手段と
出力部を有し、 格納手段内の利用者情報を携帯電話部より情報配信装置
に送信し、 情報配信装置からコマンドを受信したとき、アクセス制
御手段がアクセス不可の場合アクセスを拒否し、アクセ
ス可の場合格納手段内の利用者装置識別情報を近距離通
信処理部より情報配信装置に送信し、 情報配信装置から暗号情報とそのサンプル情報を受信し
たとき、受信した暗号情報とそのサンプル情報を格納手
段に格納し、該サンプル情報を携帯電話部に表示し、該
表示に基づき暗号情報が選択された場合、選択された暗
号情報の識別情報と利用者装置識別情報を携帯電話部よ
り情報配信装置に送信し、 情報配信装置から復号キーを受信したとき、受信した復
号キーを格納手段に格納し、暗号解読部により前記選択
された暗号情報を受信した復号キーを用いて復号し、復
号結果を出力部に出力し、 出力部は復号結果の情報を該情報の種類に応じて音声、
動画、静止画、テキスト等で出力することを特徴とする
利用者装置。 - 【請求項４】 請求項３記載の利用者装置において、 前記情報配信装置からの情報の受信可否を選択できるス
イッチを有することを特徴とする利用者装置。 - 【請求項５】 利用者装置と無線で通信する情報配信装
置であって、 携帯電話基地局と、近距離通信処理基地局と、受信した
利用者情報とサンプル情報と暗号情報と復号キーをそれ
ぞれ格納する格納手段と、情報選択手段と、復号キー検
索手段と、決済処理手段を有し、 利用者装置から利用者情報を受信したとき、該利用者情
報を格納手段に初期設定し、 近距離通信処理基地局からコマンドを利用者装置に送信
し、 利用者装置から利用者装置識別情報を受信したとき、情
報選択手段により利用者装置に送信する暗号情報を選択
し、該暗号情報とそのサンプル情報を格納手段から夫々
読み出し、近距離通信処理基地局より利用者装置に送信
し、 利用者装置から暗号情報識別情報と利用者装置識別情報
を受信したとき、受信した暗号情報識別情報を基に決済
処理手段で決済処理をし、復号キー検索手段により暗号
情報識別情報に対応する復号キーを携帯電話基地局ある
いは近距離通信処理基地局から利用者装置に送信するこ
とを特徴とする情報配信装置。 - 【請求項６】 請求項５記載の情報配信装置において、 前記格納手段に時間帯テーブルを格納し、 前記情報選択手段は、該時間帯テーブルを参照して、前
記コマンド送信後に受信された前記利用者装置識別情報
の受信時間に対応する時間帯情報を取得し、該時間帯情
報に見合う暗号情報を利用者装置に送信する暗号情報と
して選択することを特徴とする情報配信装置。 - 【請求項７】 請求項５記載の情報配信装置において、 情報を配信中であることや配信している情報の内容を利
用者に知らせる案内表示器を有していることを特徴とす
る情報配信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000242129A JP2002057644A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 無線型情報配信システムおよび利用者装置および情報配信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000242129A JP2002057644A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 無線型情報配信システムおよび利用者装置および情報配信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002057644A true JP2002057644A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18733192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000242129A Pending JP2002057644A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 無線型情報配信システムおよび利用者装置および情報配信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002057644A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006113905A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | I-O Data Device Inc | コンテンツ配信システム、コンテンツ再生装置、およびコンテンツ配信方法 |
| JP2006309528A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 配信装置および配信制御方法 |
| CN1300713C (zh) * | 2002-10-28 | 2007-02-14 | 日本先锋公司 | 收费系统和收费方法 |
| US8255679B2 (en) | 2007-04-20 | 2012-08-28 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. | Receiver and receiving method |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000242129A patent/JP2002057644A/ja active Pending
Non-Patent Citations (8)
| Title |
|---|
| CSND200001002001, 笹田克彦, "携帯端末で音楽が聴ける配信サービス相次ぎ開始", 日経ネットビジネス, 20000415, 第５８号, ｐ．２８−２９ * |
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| CSND200200075016, 三宅常之, "高速・格安の無線サービスがＮＴＴドコモのシナリオ崩す", 日経エレクトロニクス, 20000424, 第７６８号, ｐ．１８０−１９０ * |
| CSND200201014010, 高川雄一郎, "音楽配信はモバイルマルチメディアのキラーコンテンツになる！", Ｍｏｂｉｌｅ ＰＲＥＳＳ, 20000701, 第２４巻, ｐ．８７−９２, 株式会社技術評論社 * |
| JPN6009049033, 高川雄一郎, "音楽配信はモバイルマルチメディアのキラーコンテンツになる！", Ｍｏｂｉｌｅ ＰＲＥＳＳ, 20000701, 第２４巻, ｐ．８７−９２, 株式会社技術評論社 * |
| JPN6009049034, 吉田一三，山崎潤一郎, "肝心要のプロファイル これで相互接続を実現", 日経エレクトロニクス, 19991129, 第７５８号, ｐ．１９３−１９４ * |
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