JP2006111673A - 装飾用ろうそく成型品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】材料が殆どワックス成分から成型され、簡単に遊び感覚で製造できるような装飾用ろうそく成型品の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】1種又は2種以上のワックス成分に着色して成型された各種形状の着色型ブロックと1種又は2種以上のワックス成分からなる無着色ブロックを準備し、第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップ内に絵柄、キャンペーン等の模様状に組み立てて装填し、第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように上記無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込み、第三工程では上記無着色ブロックを加熱溶融して紙製カップ内に流し込み、第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化し、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品6を取り出すようにした装飾用ろうそく成型品の製造方法。
【選択図】図4
【解決手段】1種又は2種以上のワックス成分に着色して成型された各種形状の着色型ブロックと1種又は2種以上のワックス成分からなる無着色ブロックを準備し、第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップ内に絵柄、キャンペーン等の模様状に組み立てて装填し、第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように上記無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込み、第三工程では上記無着色ブロックを加熱溶融して紙製カップ内に流し込み、第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化し、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品6を取り出すようにした装飾用ろうそく成型品の製造方法。
【選択図】図4
Description
この発明は、内部に各種の着色型ブロックからなる文字、絵柄等のメッセージ等を組み込んだ装飾用ろうそく成型品の製造方法に関するものである。
従来装飾用ろうそくとしては、ワックス又は不燃性材料で形成されたカップ状の容器部材の内側面に文字、絵柄等の表示部を設け、上記表示部を覆う状態で半透明な第1ワックス層、更に第半透明な2ワックス層を設けるようにしたろうそくが提案されている(特開2004-27089)。
また、上面を有する蝋材料から加工されたろうそくを容器内に挿入し、次に蝋材料の上面の少なくとも一部が溶解するまで前記ろうそくに熱源が加えられ、その後鉱油ゲルから形成されたゼラチン状構成部材を溶解した蝋の中に挿入して上面に配置し、ろうそくを冷却させて溶解した蝋を凝固させるとともに、ゼラチン状構成部材を固定する装飾用ろうそくの製造方法が提案されている(特表2002-536495)。
特開2004-27089 特表2002-536495
しかし、前者の方法ではワックス又は不燃性材料で形成されたカップ状の容器の内側面に表示部を設けた後、表示部を覆う状態で半透明な第1ワックス層、更に第2ワックス層を設けるなど煩雑な工程を必要としており、手軽に装飾用ろうそく成型品を製造することができないという難点がある。
また、後者の方法についても、蝋材料の他に、鉱油ゲルから形成されたゼラチン状構成部材を必要とするなど手軽に装飾用ろうそく成型品を製造できるとは言い難い。
そこで、この発明は材料が殆どワックス成分から成型され、簡単に遊び感覚で製造できるような装飾用ろうそく成型品の製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、1種又は2種以上のワックス成分に着色して成型された各種形状の着色型ブロックと1種又は2種以上のワックス成分からなる無着色ブロックを準備し、第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップ内に絵柄、キャンペーン等の模様状に組み立てて装填し、第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように上記無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込み、第三工程では上記無着色ブロックを加熱溶融して紙製カップ内に流し込み、第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化し、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品を取り出すようにしたことを特徴とする装飾用ろうそく成型品の製造方法を提案するものである。
即ち、この発明においては紙製コップ内に各種形状の着色型ブロックを組み立て装填された絵柄、キャンペーン等の模様形状の周りに無着色ブロックを詰め込み、無着色ブロックを加熱溶融して流し込み、更に溶融ワックスを冷却固化し、紙製カップを破ってろうそく成型品を取り出すものであり、この発明では着色型ブロック、無着色ブロックともに、殆ど同種なワックス成分で構成され、簡単に遊び感覚で装飾用ろうそくの成型品を製造することができる。
この発明において使用される着色型ブロックは、例えば80℃に溶解したパラフィンワックスに、マイクロワックス5重量%、離型剤としてステアリン酸5重量%を加え、染料で色付けし、22cm×30cm×15cm程度の盆に450g程度流し込み、硬化直前に各種の型押して製造される。
また、第一工程において上記各種形状の着色型ブロックにより紙製カップ内に組み立てられる模様形状としては絵柄、キャンペーン等を挙げることができる。
この場合、各種形状の着色型ブロックを紙製カップの内壁面に密着させて模様状に組み立てることにより、模様を綺麗に浮き出させることができ、このため紙製カップの内壁面との剥離性を高めるために、着色型ブロックとしては上記のようにステアリン酸等の離型剤を含ませたものを使用することが好ましい。
なお、この発明により製造されるろうそく成型品の形状は紙製カップを起立させて成型される拡径状成型品と紙製カップを倒立させて成型される縮径状成型品の二種類であるが、拡径状成型品については例えばその側面に模様が浮き出るように各種形状の着色型ブロックを紙製カップの内側面に密着させて模様状に組み立て、縮径状成型品については例えばその上面に模様が浮き出るように各種形状の着色型ブロックを紙製カップの底面に密着させて模様状に組み立てるようにすることが好ましい。
一方、この発明で使用される無着色ブロックは、例えば80℃に溶解したパラフィンワックスに、マイクロワックス5重量%を加え、22cm×30cm×15cm程度の盆に450g程度流し込み、硬化後カッターで切り刻で製造される。
第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込む。
第三工程では無着色ブロックを65℃〜75℃程度に加熱溶融して紙製カップ内に流し込む。
溶融ワックスを流し込んだ後、成型品内に気泡ができないように冷却固化されない前に紙製カップを叩いて気泡を外部に放出させる。
また、溶融ワックスが柔らかい内に拡径状成型品であれば、上面に各種形状の着色型ブロックを差し込んで飾り付けてもよく、拡径状成型品であれば、上面にマーク等を挿入してもよい。
第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化させるが、この場合の待ち時間は15分程度であり、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品を取り出す。
取り出されたろうそく成型品は仕上げ作業として余分なろうそく成分をカッターなどで削り取り、例えば古ストッキング等で表面を磨いて製品とする。
この仕上げ作業の際に、180℃以上に加熱されたホーローパット上にろうそく成型品を載せ、回転させることで、ろうそく成型品から余分なろうそく成分が溶出され、より良い完成度が増す。
1種又は2種以上のワックス成分にステアリン酸等の離型剤を配合し着色して成型された各種形状の着色型ブロックと1種又は2種以上のワックス成分からなる無着色ブロックを準備し、第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップ内壁面に密着させて絵柄、キャンペーン等の模様状に組み立てて装填し、第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように上記無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込み、第三工程では上記無着色ブロックを加熱溶融して紙製カップ内に流し込み、第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化し、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品を取り出すようにし、仕上げ工程では180℃以上に加熱されたホーローパット上にろうそく成型品を載せ、回転させることで、ろうそく成型品から余分なろうそく成分を溶出させ、形を整えるようにした装飾用ろうそく成型品の製造方法。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、1,…はこの発明において使用される着色型ブロックであって、各種形状の着色型ブロック1,…例えば80℃に溶解したパラフィンワックスに、マイクロワックス5重量%、離型剤としてステアリン酸5重量%を加え、染料で色付けし、22cm×30cm×15cm程度の盆に450g程度流し込み、硬化直前に各種の型押して製造される。
2は底部に芯材3を立設した紙製カップであり、各種形状の着色型ブロック1,…はピンセット4で紙製カップ2の内壁面に密着させて絵柄模様を組み立てる(図1参照)。
5,…はこの発明において使用される無着色ブロックであって、無着色ブロック5,…は例えば80℃に溶解したパラフィンワックスに、マイクロワックス5重量%を加え、22cm×30cm×15cm程度の盆に450g程度流し込み、硬化後カッターで切り刻で製造される。
第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロック1,…が崩れないように上記無着色ブロック5,…を紙製カップ2内に詰め込む(図2参照)。
第三工程では無着色ブロック5,…を65℃〜75℃程度に加熱溶融して紙製カップ2内に流し込む(図3参照)。
第四工程では15分程度待って溶融ワックスを冷却固化させ、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品6を取り出す。
取り出されたろうそく成型品は仕上げ作業として余分なろうそく成分をカッターなどで削り取り、例えば古ストッキング等で表面を磨いて製品とする(図4参照)。
以上要するに、この発明によれば着色型ブロック、無着色ブロックともに、殆ど同種なワックス成分で構成され、簡単に遊び感覚で装飾用ろうそくの成型品を製造することができる。
1,…は着色型ブロック
2は紙製カップ
3は芯材
4はピンセット
5,…は無着色ブロック
6はこの実施例により得られたろうそく成型品
2は紙製カップ
3は芯材
4はピンセット
5,…は無着色ブロック
6はこの実施例により得られたろうそく成型品
Claims (4)
- 1種又は2種以上のワックス成分に着色して成型された各種形状の着色型ブロックと1種又は2種以上のワックス成分からなる無着色ブロックを準備し、第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップ内に絵柄、キャンペーン等の模様状に組み立てて装填し、第二工程では上記のように組み立てられた着色型ブロックが崩れないように上記無着色ブロックを紙製カップ内に詰め込み、第三工程では上記無着色ブロックを加熱溶融して紙製カップ内に流し込み、第四工程では上記溶融ワックスを冷却固化し、第五工程では紙製カップを破いてろうそく成型品を取り出すようにしたことを特徴とする装飾用ろうそく成型品の製造方法。
- 第一工程では上記各種形状の着色型ブロックを紙製カップの内壁面に密着させて模様状に組み立てて装填するようにした請求項1記載の製造方法。
- ステアリン酸等の離型剤を含ませた着色型ブロックを使用する請求項1記載の製造方法。
- 紙製カップを破いて取り出したろうそく成型品を加熱したホーローパットの上で回転させながらろうそく成型品の余分なろうそく成分を溶かして形を整えるようにした請求項1記載の製造方法。
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JP2004298400A JP2006111673A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 装飾用ろうそく成型品の製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101535953B1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-07-10 | 이태형 | Led를 이용한 컵 양초 및 그 제조방법 |
KR200489353Y1 (ko) * | 2018-03-29 | 2019-06-05 | 나유현 | 조립형 블록 구조를 갖는 향초 |
WO2020171609A1 (ko) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | 주식회사 엘드낙 | 광 생성 장치 |
KR102258525B1 (ko) * | 2020-02-19 | 2021-05-31 | 안상정 | 광 생성 장치 |
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2004
- 2004-10-13 JP JP2004298400A patent/JP2006111673A/ja active Pending
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