JP2010187952A - アクセサリ体の製造方法及びアクセサリ体並びに基台 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、立体的な文字等の複雑な形状のアクセサリ体を簡単に製造できるアクセサリ体の製造方法を提供する。
【解決手段】アクセサリ体の形状に対応したワックス原型を作製し(S10)、ワックス原型を型枠内に収容し埋没材を充填し硬化させて鋳型を形成し(S20)、鋳型の加熱により消失させたワックス原型跡の空洞に溶融金属を注湯してアクセサリ体を造る(S30、S40)アクセサリ体の製造方法であり、ワックス原型の作製工程S10において、ワックス原型作製用のベース面を備えた基台を用意し、ベース面に分離剤を塗布して被膜を形成する工程(S12,S14)と、基台の被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを立体的に盛付けながらアクセサリ要素を一連に接続形成させたワックス原型を作製する工程(S16)と、を含むことを特徴とするアクセサリ体の製造方法から構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ペンダントや指輪等のアクセサリ体を鋳造して製造するアクセサリ体の製造方法、及び該製造方法により製造されたアクセサリ体、並びに該製造方法に用いられる基台に関する。
例えば、金、銀等の貴金属で製造されるアクセサリの製造方法としては、彫金やロストワックス鋳造法などが知られている。ロストワックス鋳造法は、比較的複雑な形状でも高度な精度で鋳造できる精密鋳造法の一種であり、消失原型となるワックス原型を形成し、該ワックス模型を鋳型材で埋没して硬化させる。その後、鋳型を加熱してワックス原型を溶融流出した空洞に溶融金属を注湯し、冷却後鋳型を破壊してアクセサリを取り出して研磨等して製品を仕上げるものであった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示すように、従来、ワックス原型を形成する工程では、例えば、まず金属等により元になる第1の原型を形成し、この金属製原型を生ゴムで被覆するとともに加硫してゴム型を形成する。そして、ゴム型を分割して該金属製原型を取り出し、ゴム型にワックスを注入することによってワックス原型を形成するものであった。
特開平7−227643号公報
しかしながら、特許文献1の製造方法では、ワックス原型を作製する際には、元となる金属製原型を形成し、該金属製原型でゴム型を形成する必要があるので、工程が煩雑で手間がかかり、製作時間も長時間となるとともに、コストがかかる問題があった。さらに、オリジナリティの高い、いわゆる一品物のアクセサリの需要もあるが、例えば、漢字やかなを含む人の名前、その他日本語、外国語等の文字等を要素とした複雑な形状のアクセサリを製作するのは困難であり、熟練技術を要していた。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、例えば、立体的な文字等の複雑な形状で、オリジナリティが高く、バラエティに富んだアクセサリ体を簡単に製造できるアクセサリ体の製造方法及びアクセサリ体並びに基台を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、アクセサリ体の形状に対応したワックス原型10を作製し(S10)、ワックス原型10を型枠36内に収容し埋没材42を充填し硬化させて鋳型44を形成し(S20)、鋳型44の加熱により消失させたワックス原型跡の空洞46に溶融金属50を注湯してアクセサリ体を造る(S30,S40)アクセサリ体の製造方法であり、ワックス原型の作製工程S10において、ワックス原型作製用のベース面14を備えた基台12を用意し、ベース面14に分離剤を塗布して被膜18を形成する工程(S12,S14)と、基台の被膜18上に溶融ワックス操作具20で溶融ワックスを立体的に盛付けながらアクセサリ要素28を一連に接続形成させたワックス原型10を作製する工程(S16)と、を含むことを特徴とするアクセサリ体の製造方法から構成される。なお分離剤は基台のベース面全体に塗布しても良く、溶融ワックスを盛り付ける範囲に対応した部分だけに塗布しても良い。
また、溶融ワックス操作具20は、握り部24と、握り部24に接続され、加熱された溶融ワックスを保持しながら、握り部の操作で該溶融ワックスの被膜18上への盛付けを行わせる溶融ワックス載せ部26と、を備えたこととしてもよい。溶融ワックス操作具20は、例えば、公知のスパチュラ、ヘラ等でもよい。また、溶融ワックス操作具20は、例えば1つの握り部24の両端側にそれぞれ大きさや形状の異なる溶融ワックス載せ部26が接続されたものでもよい。また、溶融ワックス操作具20自体に溶融ワックス載せ部26を加熱するヒータ等を備えた構成でもよい。
また、基台は柱状体(52)からなり、柱状体(52)の側面をベース面14として分離剤を塗布して被膜18を形成し、該柱状体側面の被膜18上に胴回りに沿って略環状にアクセサリ要素28を連続的に接続形成させたワックス原型10を製作することとしてもよい。柱状体は、例えば、円柱体、楕円柱体、多角柱体、隅丸多角柱体等その他任意形状の柱状体でもよく、その胴部側面をベース面14としてもよい。
また、基台12は石膏で形成されたこととしてもよい。
また、分離剤は、水に所要時間浸すことにより基台12とワックス原型10とを分離することとしてもよい。例えば、分離剤は、界面活性剤成分や水溶性高分子化合物成分等を含むものでもよい。
また、分離剤はアルギン酸塩成分を含むこととしてもよい。
さらに、本発明は、上記記載の製造方法で製造されたアクセサリ体から構成される。
さらに、本発明は、上記記載の製造方法で用いられる基台であり、該基台12のワックス原型作製用のベース面14に、水に浸すことでワックス原型10が分離される分離剤の被膜18であって、溶融ワックスが盛付け状に形成される被膜18が形成されたワックス原型作製用基台(12a)から構成される。
本発明のアクセサリ体の製造方法によれば、アクセサリ体の形状に対応したワックス原型を作製し、ワックス原型を型枠内に収容し埋没材を充填し硬化させて鋳型を形成し、鋳型の加熱により消失させたワックス原型跡の空洞に溶融金属を注湯してアクセサリ体を造るアクセサリ体の製造方法であり、ワックス原型の作製工程において、ワックス原型作製用のベース面を備えた基台を用意し、ベース面に分離剤を塗布して被膜を形成する工程と、基台の被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを立体的に盛付けながらアクセサリ要素を一連に接続形成させたワックス原型を作製する工程と、を含むことから、形状を自由に変形できる溶融ワックスを直接利用するとともに、該溶融ワックスを安定して盛付けさせる基台のベース面を利用し、かつ作業者の手による溶融ワックス操作具の操作でワックス原型を作製するので、金属製原型やゴム型等の形成が不要で工数が少なくてすむ上、例えば、立体的な漢字やかな等を含む文字、記号、図柄等の比較的複雑な形状のアクセサリ要素からなるワックス原型であっても、簡単に、しかも短時間、低コストで作製することができる。同時に、溶融ワックスの盛付け操作でワックス原型を形成するので、例えば、比較的丸みを帯びた線画要素等が連続的に接続されるとともに、線要素等の間に孔が空いた形態の独自の意匠感や興趣性等を備えた形状のワックス原型を作製することができる。さらに、基台のベース面に分離剤を塗布して形成した被膜上にワックス原型を作製しているので、ワックス原型を基台から簡単かつ確実に分離させて、後の各製造工程をスムーズに行うことができる。その結果、オリジナリティが高くバラエティに富み、かつ高級感があるアクセサリ体を簡単に製造することができる。
また、溶融ワックス操作具は、握り部と、握り部に接続され、加熱された溶融ワックスを保持しながら、握り部の操作で該溶融ワックスの被膜上への盛付けを行わせる溶融ワックス載せ部と、を備えた構成とすることにより、握り部を手で握って操作して、溶融ワックスの保持及び、被膜上への盛付け操作による立体的な文字や記号、図柄等からなるワックス原型を簡単かつスムーズに行うことができる。
また、基台は柱状体からなり、柱状体の側面をベース面として分離剤を塗布して被膜を形成し、該柱状体側面の被膜上に胴回りに沿って略環状にアクセサリ要素を連続的に接続形成させたワックス原型を製作することにより、例えば、指輪や腕輪等のリングタイプのアクセサリ体を簡単に製造することができる。同時に、略環状に立体的な文字等のアクセサリ要素が連続的に配列したオリジナリティが高い製品を製造できる。
また、基台は石膏で形成された構成とすることにより、例えば、ペンダントタイプやリングタイプ等の目的とするアクセサリ体の形状に対応して、板状体や柱状体等の任意形状の基台を簡単に製造できる。また、例えば、基台に形成した被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを盛付け操作をスムーズに行いやすいので、確実かつスムーズにワックス原型の作製を行える。
また、分離剤は、水に所要時間浸すことにより基台とワックス原型とを分離する構成とすることにより、基台とワックス原型とを分離する際に、単に水に浸すだけの簡単な操作だけでよいとともに、ワックス原型を崩したり変形させたりすることなくワックス原型の形状を保持しながら確実に分離させることができる。その結果、製造工程全体の作業性を向上しうるとともに、目的とするアクセサリ体の形状を正確に製造できる。
また、分離剤はアルギン酸塩成分を含む構成とすることにより、特に、基台を石膏で形成した場合に相性が良く、塗布して乾燥させるだけで簡単かつ確実にベース面に被膜を形成できる。同時に、例えば、被膜上に溶融ワックスを盛付ける際にワックスがずれ動いたりしにくく、溶融ワックスの盛付け操作性が良いので、円滑かつ確実にワックス原型の作製を行えるとともに、水に浸すことで分離機能を生じる被膜の形成を具体的に実現できる。
本発明のアクセサリ体によれば、上記の製造方法で製造されるので、オリジナリティが高くアクセサリ体製品を提供できる。また、例えば、立体的なアクセサリ要素の線要素等を連続しつつ、その他の部分を孔が空いた状態で指輪等のアクセサリ体を製造すれば、通気性、通水性がよいので装着時に蒸れにくく、装着感を向上できる。
本発明のワックス原型作製用基台によれば、上記記載の製造方法で用いられる基台であり、該基台のワックス原型作製用のベース面に、水に浸すことでワックス原型が分離される分離剤の被膜であって、溶融ワックスが盛付け状に形成される被膜が形成されたことから、例えば、立体的な漢字やかな等を含む文字又は記号、図柄等の比較的複雑な形状や微細な形状のアクセサリ要素からなるワックス原型であっても、簡単、短時間、低コストで作製することができる。また、基台のベース面に分離剤を塗布して被膜しているので、作製したワックス原型を基台から簡単かつ確実に分離させて、ワックス原型作製後の各製造工程をスムーズに行うことができる。
本発明の実施形態に係るアクセサリ体の製造方法の概略フローチャート図である。 本発明の第1実施形態に係るアクセサリ体の製造方法に用いられる基台の説明図である。 図2の基台に分離剤の被膜を形成した説明図である。 図3の基台の被膜上にワックス原型を作製した説明図である。 図4のA−A線断面の拡大説明図である。 図4の溶融ワックスによるワックス原型作製の概略説明図である。 ワックス原型に湯道用棒体を取り付けた説明図及び基台とワックス原型とを分離させる工程の説明図である。 基台と分離した湯道用棒体付きワックス原型の説明図である。 鋳型形成工程を概略説明した断面図である。 鋳型作成用の型枠の説明図であり、(a)は鋳造リングと円錐台との分離状態、(b)は装着状態の説明図である。 鋳型を加熱する工程の説明図である。 溶融金属を鋳造する際の説明図である。 本発明の第2実施形態に係るアクセサリ体の製造方法に用いられる基台の説明図である。 図13の基台に分離剤の被膜を形成した説明図である。 図14の基台の被膜上にワックス原型を作製した説明図である。 基台と分離した湯道用棒体付きワックス原型の概略説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明のアクセサリ体の製造方法及びアクセサリ体並びに基台の実施形態について説明する。図1ないし図12は、本発明のアクセサリ体の製造方法の第1の実施形態を示している。本発明に係るアクセサリ体の製造方法は、精密鋳造法の一種であるロストワックス鋳造法又はインベストメント鋳造法や、ろう型法と呼ばれる鋳造法によりアクセサリ体を製造する方法であり、アクセサリ体の形状に対応したワックス原型を作製し、ワックス原型の周りに埋没材により鋳型を形成し、鋳型の加熱により消失させたワックス原型跡の空洞に溶融金属を注湯してアクセサリ体を鋳造する。すなわち、図1に示すように、本実施形態において、アクセサリ体の製造方法は、消失原型であるワックス原型を作製する工程S10と、ワックス原型の周りに鋳型を形成する工程S20と、鋳型の加熱によりワックス原型を消失させる工程S30と、鋳型に溶融金属を注湯して鋳造する工程S40と、を含む。特に本実施形態で特徴的なことは、ワックス原型の作製工程S10において、基台を用意し(S12)、基台に分離剤を塗布して被膜を形成する被膜形成工程S14と、基台の被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを盛付けてワックス原型を作製する盛付け形成工程S16と、を含むことである。
図1、図2に示すように、ワックス原型の作製工程S10では、まず、ワックス原型作製用のベース面14を備えた基台12を用意する(S12)。基台12は、ワックス原型10を作製する際の補助土台又は補助具であり、ワックス原型の作製後には分離される。本実施形態では、基台12は、例えば、石膏で形成された平面視矩形状の平板体16からなり、テーブル等の上に載置した際に該平板体16の上面側の平面をベース面14としている。平板体16は、例えば、平面からなるベース面14上に、立体的なアクセサリ要素を縦、横、斜め方向等、平面的(二次元的)に配列させて、ペンダントタイプやブローチタイプ等のアクセサリ体の原型を製造するのに適している。なお、基台12は平板体16に限らず、例えば、ベース面14が凹面、凸面、凹凸を繰り返した波形面、円弧状面や半球状面等その他曲面に形成された板状体やブロック体等でもよい。また、基台12は後述の実施形態のように円柱体等の柱状体等、その他任意の立体形状でその側面等の立体曲面をベース面としてもよく、例えばペンダントタイプや指輪タイプ等の製造目的のアクセサリ体の形状に対応して形成される。本実施形態では、石膏からなるので所望の形状に簡単に形成することができる。
次に、図1、図3に示すように、被膜形成工程S12では、基台12のベース面14に分離剤を塗布して被膜18を形成する。すなわち、ベース面14に被膜を形成した被膜付き基台12aを形成する。なお、図3上では、左上がり平行斜線部分で被膜18を示している。基台12のベース面14に分離剤の被膜18を形成することにより、作製したワックス原型の該基台12からの分離を容易にする。本実施形態では、基台12が石膏からなるので石膏表面の細孔を閉鎖するように薄い被膜18を形成することにより、溶融ワックスの侵入を妨げてワックス原型の分離を容易にしている。分離剤は、例えば、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウム等の水溶性アルギン酸塩成分又は水溶性アルギン酸類を主成分として含むアルギン酸系分離剤が用いられる。アルギン酸塩成分からなる分離剤は、ある程度粘性を有しており、基台12のベース面14に面状に広げて塗布し乾燥させるだけで硬化して、石膏表面からなるベース面14上に分離用被膜18を形成する。そして、例えば水に所要時間浸すことで基台12と被膜18上に作製されたワックス原型10とを分離させる機能を生じる。すなわち、分離剤は、乾燥等により硬化して被膜を形成する一方で、水に所要時間浸すことで基台12とワックス原型10とを分離させる機能を生じる性質のものであると好適である。よって分離剤は、例えば形成された被膜18が水に溶けるなどで元の流動状態に戻ったり、消失又は除去されて分離作用する消失性のものでもよい。このアルギン酸塩成分を含む分離剤と、石膏からなる基台12と、の組合せは相性が良く、被膜上への溶融ワックスの盛付け形成の作業性が良いと同時に、ワックス原型と基台との分離作業性が良く、正確かつ円滑なワックス原型作製を行うことができる。例えば、溶融ワックス20を基台12の被膜上18に盛付ける際には、該ワックスとの接着性が良く被膜上に盛付けた位置からワックスがずれ動いたりしにくいので、溶融ワックスを垂らして引き伸ばしたりして目的の形状にスムーズに成形操作することができる。
基台の素材と被膜を形成する分離剤との組合せは、上記の実施形態の組合せに限らず、例えば、基台表面への被膜の確実な形成、被膜上に溶融ワックスの盛付け操作のしやすさ、分離工程での基台とワックス原型との分離させやすさ等、を同時に兼ね備えるような相性の良い組合せを選択すると好適である。例えば、基台12の素材は石膏に限らず、金属、木材、プラスチック等の合成樹脂、ガラス、セラミック、鉱石類等でもよい。基台12が例えば石膏のように微細孔がある構造の素材であれば、分離剤はある程度粘性があり該微細孔を閉鎖して被膜を形成するようなものが好適である。分離剤はアルギン酸塩、アルギン酸類に限らず、例えば、ペクチン、アガロース、グルコマンナン、ガラクトマンナン、デキストリン、カラギーナン、ガラクタン等の食物繊維類、グアーガム、キサンタンガム、アラビアガム、ローカストビーンガム等の天然ガム類、デンプン、カルボキシメチルデンプン、可溶性デンプン等のデンプン類、メチルセルロース、エチルセルロール、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース類、その他天然又は人工合成の多糖類等、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン、アルブミンなどのタンパク質類、ポリビニルピロリドン等、ポリビニルアルコール等のビニル系、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム等の脂肪酸類、ステアリン酸ナトリウム等のステアリン酸類、ポリアクリル酸ナトリウム等のポリアクリル酸類やカルボキシビニルポリマー等、その他水溶性樹脂、界面活性剤等の成分を含むものでもよく、基台12の素材と相性の良いものを選択するとよい。また、分離剤は、フッ素形樹脂やシリコン形樹脂等の非水溶性成分からなるものでもよい。
図1、図4、図6に示すように、盛付け形成工程S16では、基台12に形成した被膜18上に溶融ワックス操作具20で溶融ワックス22を立体的に盛付けながらアクセサリ要素28を形成し、硬化させてワックス原型10を形成する。本実施形態では、溶融ワックス22は、例えば、常温で固体状態のワックスを加熱して溶融、軟化させて、ある程度粘性があり流動する状態のものであり、自由に形状を変化させることができ、冷えるとその形状で固化する。溶融ワックスを盛付け操作する器具としての溶融ワックス操作具20は、例えば、一方に長く形成された棒状の握り部24と、該握り部24の一端側に固定的に接続された溶融ワックス載せ部(以下、単に「載せ部」ともいう)26と、を含む。載せ部26は、例えば、金属等の耐熱性素材からなり、溶融ワックス22を載せて溶融状態で保持できるようにスプーン状又はヘラ状に形成されている。例えば、図6に示すように、溶融ワックス操作具20の握り部24を手で持ち、別途用意したバーナやアルコールランプ等の外部の加熱源30により載せ部26を加熱して該加熱された載せ部26でワックスを掬い取るか、又は予め固体のワックスを載せ部26に載せた状態で該載せ部26を外部の加熱源30により加熱して、載せ部に溶融ワックス22を保持する。そして、例えば、載せ部26に保持している溶融ワックス22を基台の被膜18上に垂らしつつ、ペンや筆等で文字や図形等を描くように操作したり、引き伸ばしたりしながら立体的に盛付けてアクセサリ要素28を形成していく。盛付けた後には、ワックスが冷えて固化し、固体状態のワックス原型10が形成される。
本実施形態では、ワックス原型10のアクセサリ要素28は、例えば、人物等の氏名、名字、名前又はその他漢字、かなを含む日本語、アルファベットやハングル文字、アラビア文字等その他外国語等の任意の立体的な文字を一連に接続形成したものからなる。図4上では、例えば、「穴見」の立体的な文字を一連に接続形成した例を示している。各々の文字を構成している線や点等の字画要素は連続して接続形成されるとともに、非字画要素部分は空隙として形成される。詳細には、例えば「穴」の文字では「ウ(うかんむり)」と「八」との各字画要素を接続形成させていると同時に、隣接する文字どうし(「穴」の文字と「見」の文字どうし)を一連に接続形成している。これにより、図8に示すように、ワックス原型10は、各文字の字画要素28a文字どうしが連続して接続する一方で、各字画要素の間部分(非字画要素部分)28bに貫通する孔又は空隙が形成されており、独特な形状のワックス原型を製造できる。さらに、文字の字画要素のみからなるので、最終的に製造されるアクセサリ体は例えば、金属板の上に凹凸の文字を形成させたものと異なって通気性、通水性が高く装着感が良いとともに、孔空隙部分での透光性があり金属光沢等と相俟って意匠感を向上しうる。さらに図4では、文字等が立体的であるのを説明するためにある程度デフォルメ化して示しているが、図5に示すように、ワックス原型10の断面形状は、例えば、溶融ワックスを被膜18上に盛付けて形成したことから、下面側は基台のベース面14の平面に対応して平面が形成されつつ、上に丸みを帯びた山状又は略半円状あるいは略釣鐘状に盛り上がって角張りがほとんどない形状になっている。よって、製造されるアクセサリ体は、金属特有の光沢感と相俟って、独特な趣や高級感のあるものが形成される。なお、アクセサリ要素28は、文字に限らず、例えば、記号、模様、図形等その他任意のデザインでもよい。また、溶融ワックス操作具20は載せ部26の大きさを異なるものを複数用意して、文字の線等の太さを変更するようにしてもよい。
図1、図7に示すように、ワックス原型10に鋳造時の湯道となる湯道用棒体34を取り付ける工程S17に進む。湯道用棒体34は、例えばワックスで形成されており、後述の消失工程S30でワックス原型10とともに消失して鋳型に鋳造用の湯道を形成する。なお、後述の分離工程S18の後に湯道用棒体34をワックス原型に取り付けるようにしてもよい。また、湯道用棒体34は、例えば、ワックスに限らず加熱されて消失する素材で形成されてもよい。湯道用棒体34は、例えば、アクセサリ要素28である文字の字画要素のうち比較的線が太い部分に取り付けるなど、鋳型内での溶融金属の流れを考慮して取り付けるとよい。また、1本に限らず、2本以上の複数本接続するようにしてもよい。また、湯道用棒体34は金属もしくはアクリル棒等で形成してもよく、鋳型作成後に離脱させて湯道を形成させるようにしてもよい。
次に、図1、図7に示すように、基台12とワックス原型10とを分離させる分離工程S18に進む。本実施形態では、例えば、上述したようにアルギン酸塩等の水に浸すことで分離機能を生じる性質の分離剤を用いたことにより、分離工程S18では基台12を水に浸して分離させる。具体的には、例えば、基台12が十分に収容できる大きさの容器32の中に水を溜め、その水中にワックス原型10を作製した基台12ごと没して、所要時間(例えば、15〜20分程度)浸すことにより、乾燥して被膜を形成している分離剤が水分を得て元のぬめり状の流動状態に戻って、ワックス原型10と基台12との完全分離が可能となり、図8に示すような湯道用棒体付きのワックス原型を得る。これにより、基台12とワックス原型10とを分離する際に、例えばワックス原型10を崩したり、変形させたりすることがなく形状を保持して、簡単に分離させることができる。なお、分離工程S18は、基台ごと水中に没する操作に限らず、例えば流水に浸すようにしてもよい。また、分離工程S18は水に浸す態様に限らず、基台12の素材と分離剤被膜の成分との組合せに対応した作業となる。
ワックス原型10の作製工程S10の後には、公知同様のロストワックス鋳造法によりアクセサリ体を鋳造する。図1、図9に示すように、鋳型を作成する工程S20では、本実施形態では型枠36を利用しており、まず、型枠36内に湯道用棒体34を取り付けたワックス原型10を収容する。型枠36は、例えば、図10にも示すように、金属製の中空円筒体からなる鋳造リング38からなり、該鋳造リング38の一端開口部にゴム製の円錐台40が着脱自在に装着されて、内部に埋没材42が充填される。具体的には円錐台40の先細り円錐部分の上端部分に湯道用棒体34の他端側を接続してワックス原型10を固定した後、該ワックス原型10を鋳造リング38の筒内部に収容しつつ、該鋳造リング38の下部から埋没材が漏れないように鋳造リング38の一端側と円錐台40とを組み付ける。そして、鋳型材として例えば、石膏又は石膏系耐火物粉末を水に溶かしてスラリー状にした埋没材42を鋳造リング38内に充填してワックス原型10を埋没させ、所要時間養生して自己硬化させる。埋没材が硬化した後、円錐台40を鋳造リング38から取り外して石膏からなる鋳型44(図11上、参照)が形成される。鋳型44の円錐台40を離脱した跡には、湯道に接続するテーパ状の凹部47が形成される。なお、埋没材42は、石膏系のものに限らず、例えば、ケイ酸エチルやケイ酸ナトリウム等の粘結剤と、ジルコン、溶融石英、溶融アルミナ、シリマイトなどの耐火物粉末と、を混合してスラリー状としたものでもよく、その他高温の溶融金属に耐え得る任意の耐火物素材を含む構成でもよい。
次に、図1、図11に示すように、鋳型44を加熱してワックス原型10を消失させる工程S30では、例えば、電気炉48等内に鋳型44を湯道側を下に向けた状態で収容し、700〜800度程度の高温で加熱することで、鋳型44内のワックス原型10を溶かし該鋳型から外部に排出する。すなわち、ワックス原型を外部に溶かし出すことによって、鋳型44内のワックス原型10の部分が鋳造キャビティとなる空洞46になるとともに、該空洞46と凹部47とを接続する湯道46aが形成される。さらに、本実施形態では、石膏からなる鋳型44を焼成して、鋳造工程での溶融金属の温度に耐えうるようにより強固に硬化させる。よって、工程S30では、鋳型からワックス原型を消失させる脱ワックス工程と、鋳型を焼成させる鋳型焼成工程と、を含む。なお、鋳型44には、湯道の他に溶融金属を空洞46内に鋳造する際の空気の逃げ道となる細孔や細溝等からなるガス抜きベントを設けることとしてもよい。これにより、鋳造する際に空洞の細部まで正確に溶融金属の流れ込ませることができ、鋳込み不良等を防止できる。
図1、図12に示すように、鋳型に溶融金属を注湯してアクセサリ体を造る工程S40では、例えば、鋳物素材として金、銀等の貴金属を高温に加熱して溶融した溶融金属50を、型枠44の湯道を介して空洞46内に注湯して鋳造する。そして、工程S50では、冷却して溶融金属50が硬化した後、鋳型を破壊してアクセサリ体を取り出すと、図8に示したワックス原型10と同じ形状の貴金属からなるアクセサリ体を得る。最後にアクセサリ体から湯道部分を切断し、表面を研磨して製品として仕上げる。
上記のように、本実施形態に係るアクセサリ体の製造方法では、ロストワックス鋳造法で、ワックス原型を作製する工程において、ワックス原型作製用のベース面を備えた基台を用意し、ベース面に分離剤を塗布して被膜を形成する工程と、基台の被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを立体的に盛付けながらアクセサリ要素を一連に接続形成させたワックス原型を作製する工程と、を含むことから、例えば、立体的な漢字やかな等を含む文字、記号、図柄等の比較的複雑な形状のアクセサリ要素からなるワックス原型であっても、簡単に、しかも短時間、低コストで作製することができる結果、ペンダントタイプ等のアクセサリ体を簡単に製造できる。
次に図13ないし図16をも参照しつつ、本発明のアクセサリ体の製造方法の第2の実施形態について説明する。第1実施形態と同一部材には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態の製造方法の手順としては、第1の実施形態と同じ工程であり、図1のフローチャートに沿って製造されるが、基台12の形状が第1実施形態のものとは異なっている。本実施形態では、基台12は、例えば、石膏から形成された円柱体52からなり、その胴部側面をワックス原型作製用のベース面14としている。すなわち、ベース面14は円柱体側面による円筒状曲面又は円環状曲面で形成されている。円柱体52は、第1実施形態で用いた平板体16とは異なり、例えば、立体的な文字、記号、模様等のアクセサリ要素28をリング状に配列させた指輪タイプ、腕輪タイプ等の環状のアクセサリ体のワックス原型10aを作製するのに適している。
本実施形態では、図1の被膜形成工程S14では、図14に示すように、円柱体52の側面に、例えば第1実施形態同様にアルギン酸塩成分を含む分離剤を塗布し、乾燥して被膜18を形成する。そして、図1、図15に示すように、盛付け形成工程S16では、基台の被膜上18に円柱体の胴回りに沿って略環状にアクセサリ要素28を連続的に接続形成させるように、溶融ワックス操作具20を操作して溶融ワックス22を立体的に盛付けながらワックス原型10aを作製する。図15上では、アクセサリ要素28は、例えば、「田中太朗」の立体的な文字を略環状に一連に接続形成した例を示している。なお、溶融ワックスを被膜18上に盛り付ける際には、例えば溶融ワックスが流れ落ちないように円柱体52からなる基台12を横倒し又は斜めに傾けた状態で盛付ける。そして溶融ワックスを硬化させながら、円柱体を軸回りに回転等させて盛付ける側面を変化させつつ、アクセサリ要素28が胴回りに沿って略環状に配列されるように盛付けていく。この際、各々の文字を構成している線や点等の字画要素は連続して接続形成されるとともに、非字画要素部分は空隙として形成される。これにより、図16に示すように、ワックス原型10は、アクセサリ要素の各立体文字が円柱体側面の曲面に沿って形成されつつ、各文字の字画要素28a及び文字どうしが環状に連続して接続する一方で、非字画要素部分28bに貫通する孔又は空隙が形成されており、独特な形状のワックス原型を作製できる。よって、最終的に製造したアクセサリ体は、指の周りに氏名等の立体的な文字がリング状に配列されてオリジナリティの高い製品を提供できる。さらに、文字の字画要素のみからなるので、通気性、通水性が高く指等に装着した際に蒸れにくく装着感が良いとともに、透光性があり意匠感を向上しうる。なお、ワックス原型10aは、本実施形態のように無端のリング状に形成する構成に限らず、例えば、略C字状や螺旋状にアクセサリ要素が連続形成される態様で形成してもよい。また、例えば、異なる指のサイズに対応して、断面円形の径の大きさが異なる多数の円柱体を用意しておき、径の大きさを選択するようにしてもよい。
次に、ワックス原型10aに湯道用棒体34を取り付ける(S17)。そして分離工程S18では、例えば、第1実施形態同様に、図7に示すようにワックス原型10aが作製された基台12ごと水に浸して分離させて、図16に示すワックス原型を得る。ワックス原型の作製工程S10の後の工程では、第1実施形態と同様の工程ですなわち公知のロストワックス鋳造法の工程と同様に行われ、ワックス原型10aを型枠36内に収容し、埋没材42を充填して、硬化して鋳型を形成する(S20)。そして、鋳型を加熱して、鋳型からワックス原型10aを溶融流出させて空洞を形成し、鋳型を焼成する(S30)。鋳型の湯道から空洞に溶融金属を注湯してアクセサリ体を鋳造し(S40)、冷却後鋳型を破壊してアクセサリ体を取り出し、湯道部分を切断して、表面を研磨して製品として仕上げる(S50)。このように第2実施形態に係るアクセサリ体の製造方法では、例えば、立体的な漢字やかな等を含む文字、記号、図柄等を略環状に配列させた複雑な形状のワックス原型であっても、簡単にしかも短時間、低コストで作製することができる結果、オリジナリティの高い指輪タイプ、腕輪タイプ等のアクセサリ体を簡単に製造できる。
以上説明した本発明のアクセサリ体の製造方法は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明のアクセサリ体の製造方法、基台は、例えば、立体的な文字等のアクセサリ要素を連続的に接続形成する指輪、ペンダント、その他任意のアクセサリ体を製造するのに有効に利用できる。
10 ワックス原型
12 基台
14 ベース面
18 被膜
20 溶融ワックス操作具
22 溶融ワックス
24 握り部
26 ワックス載せ部
28 アクセサリ要素
36 型枠
42 埋没材
44 鋳型
46 空洞
52 円柱体

Claims (8)

  1. アクセサリ体の形状に対応したワックス原型を作製し、ワックス原型を型枠内に収容し埋没材を充填し硬化させて鋳型を形成し、鋳型の加熱により消失させたワックス原型跡の空洞に溶融金属を注湯してアクセサリ体を造るアクセサリ体の製造方法であり、
    ワックス原型の作製工程において、
    ワックス原型作製用のベース面を備えた基台を用意し、ベース面に分離剤を塗布して被膜を形成する工程と、
    基台の被膜上に溶融ワックス操作具で溶融ワックスを立体的に盛付けながらアクセサリ要素を一連に接続形成させたワックス原型を作製する工程と、を含むことを特徴とするアクセサリ体の製造方法。
  2. 溶融ワックス操作具は、握り部と、
    握り部に接続され、加熱された溶融ワックスを保持しながら、握り部の操作で該溶融ワックスの被膜上への盛付けを行わせる溶融ワックス載せ部と、を備えた請求項1記載のアクセサリ体の製造方法。
  3. 基台は柱状体からなり、
    柱状体の側面をベース面として分離剤を塗布して被膜を形成し、該柱状体側面の被膜上に胴回りに沿って略環状にアクセサリ要素を連続的に接続形成させたワックス原型を製作する請求項2記載のアクセサリ体の製造方法。
  4. 基台は石膏で形成された請求項1ないし3のいずれかに記載のアクセサリ体の製造方法。
  5. 分離剤は、水に所要時間浸すことにより基台とワックス原型とを分離する請求項1ないし4のいずれかに記載のアクセサリ体の製造方法。
  6. 分離剤はアルギン酸塩成分を含む請求項4又は5記載のアクセサリ体の製造方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の製造方法で製造されたアクセサリ体。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の製造方法で用いられる基台であり、
    該基台のワックス原型作製用のベース面に、水に浸すことでワックス原型が分離される分離剤の被膜であって、溶融ワックスが盛付け状に形成される被膜が形成されたワックス原型作製用基台。
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