JP2006110939A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ安価に、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理を行うことができるインクジェットプリンタを提供する。
【解決手段】記録手段1によるチェックパターンの記録が終了した後に、記録結果確認要求手段102Dが、操作パネル104上の表示部104bを通じて、チェックパターンに基づく記録結果の良否の入力を使用者に要求する。記録結果確認要求手段102Dに、記録結果が不良であるとの入力がなされた場合に、チェックパターンの記録終了後に行う、パージ処理手段22による回復処理の態様を、回復処理制御手段102Aによって不良の程度に応じて変更する。回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更又は回復処理回数の変更として実行する。記録結果の良否は、吐出不良のノズルの数に対応するものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェットプリンタ、特にインクジェットプリンタのパージ処理の制御に関するものである。
従来より、ノズルからインクを吐出する記録ヘッドと、被記録媒体に前記記録ヘッドにてインクを吐出して記録を行う記録手段とを備えるインクジェットプリンタは知られている。
そのようなインクジェットプリンタにおいて、記録ヘッドによる記録(印字)の良否を調べるときには、記録ヘッドにより一定様式のノズルチェックパターンを印刷することにより行っている。
そして、ノズルチェックパターンが乱れたり、掠れたりしているときや、特定の色が印刷されないときは、ノズルから負圧でインクを吸引しインクの吐出を回復させるパージ処理(回復処理)を行って良好な記録状態を復帰させるようにしている。しかし、従来のパージ処理では、ノズルチェックパターンがどのような吐出不良の状態を示しても、同一の処理がなされるのが普通である。そのため、軽度の吐出不良ではインクの消費量が多くなり、重度の吐出不良では回復処理が不十分となる場合がある。
ところで、記録ヘッドを用いて記録された画像を読み取って画像信号を送出する読み取り手段又は画像読取装置からの画像信号に基づいて記録ヘッドの吐出口からのインクの吐出状態を診断し、その診断結果に応じて、インクの吐出を回復させる複数の回復処理から、実行すべき回復処理を決定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2728436号公報(第2頁左欄第41行〜第49行、第4頁左欄第35行〜右欄第4行参照)。
特許文献1に記載のパージ処理では、記録ヘッドを用いて記録された画像を読み取って画像信号を送出する読み取り手段からの画像信号に基づいて記録ヘッドの吐出口からのインクの吐出状態を診断するようにしているので、読み取り手段が必要となり、高価かつシステムが複雑になる。
本発明は、簡単かつ安価に、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理を行うことができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ノズルからインクを吐出する記録ヘッドと、被記録媒体に前記記録ヘッドにてインクを吐出して記録を行う記録手段と、前記ノズルからのインクの吐出を回復させるパージ処理手段と、前記記録ヘッドにてチェックパターンを記録させるノズルチェック指示手段とを備えるインクジェットプリンタにおいて、前記ノズルチェック指示手段による指示でのチェックパターンの記録が終了した後に、前記チェックパターンに基づく記録結果の良否の入力を使用者に要求する記録結果確認要求手段と、この記録結果確認要求手段に、記録結果が不良であるとの入力がなされた場合に、前記チェックパターンの記録終了後に行う、前記パージ処理手段による回復処理の態様を前記不良の程度に応じて変更する回復処理制御手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、ノズルチェック指示手段による指示でチェックパターンの記録が行われる。その記録が終了した後に、記録結果確認要求手段によって、チェックパターンに基づいて記録結果の良否についての入力が使用者に求められる。そして、使用者によって、記録結果が不良であると入力された場合には、チェックパターンの記録終了後にパージ処理手段によって行われる回復処理の態様が、回復処理制御手段によって、記録結果の不良の程度に応じて変更される。よって、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じて、回復処理の態様が変更されるので、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様の回復処理が実行されることになる。特に、使用者の希望(意志)に基づいて回復処理の態様が決定されるので、簡単かつ安価に、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理を行うことができる。
請求項2の発明は、請求項1記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録結果確認要求手段が、前記記録結果の良否の入力後に、入力した記録結果の良否が正しいか否かの確認も使用者に要求するものである。
このようにすれば、記録結果確認要求手段が、記録結果の良否の入力後に、入力した記録結果の良否が正しいか否かの確認も使用者に要求するので、間違いなく、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた回復処理が実行されることになる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のインクジェットプリンタにおいて、前記回復処理制御手段における回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更又は回復処理回数の変更である。
このようにすれば、回復処理制御手段における回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更又は回復処理回数の変更であるので、不良の程度が大きい重度の不良の場合は吸引圧力を大きくしたり回復処理回数を多くしたり、不良の程度が小さい軽度の不良の場合は吸引圧力をし小さくしたり回復処理回数を少なくしたりされる。よって、軽度の吐出不良ではインクの消費量が多くなり重度の吐出不良では回復処理が不十分となるということがなくなる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録結果確認要求手段が要求する記録結果の良否は、吐出不良のノズルの数に対応するものである。
このようにすれば、記録結果の良否は、吐出不良のノズルの数に対応するので、吐出不良のノズルの数によって記録結果の良否が定量的に簡単に判断される。
請求項5の発明は、請求項4記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録結果確認要求手段は、操作パネル上の表示部を通じて、記録結果の良否の入力を使用者に要求するものであり、前記記録結果の良否の入力を要求する際に、吐出不良ノズルの数の入力要求と、吐出不良ノズルの数を複数段階分けそのいずれの段階に該当するかの入力要求とを交互に表示させるものである。
このようにすれば、吐出不良ノズルの数の入力要求と、吐出不良ノズルの数を複数段階分けそのいずれの段階に該当するかの入力要求とが、操作パネル上の表示部に交互に表示されるので、使用者の注意が喚起され、確実に、吐出不良のズルの数に対応する段階が入力される。
請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録結果確認要求手段が要求する記録結果の良否は、記録状態の良否である。
このようにすれば、使用者が感じる記録状態の良否が入力され、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理が実行される。
以上のように構成したから、本発明は、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じてパージ処理の態様が変更されるので、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理を実行することができる。特に、使用者の希望(意志)に基づいてパージ処理の態様が決定されるので、簡単かつ安価に、使用者が考える記録結果の不良の程度に応じた態様のパージ処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明に係るインクジェットプリンタの主たる構成要素を示す概略構成図、図2はインクジェットプリンタヘッドの底面図、図3はインクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、インクジェットプリンタ101は、記録手段1として、ノズル孔からインクを吐出するインクジェット式の記録ヘッド11と、この記録ヘッド11が搭載されるヘッドホルダ12とを備える。このヘッドホルダ12は、記録用紙P(被記録媒体)に対して移動するキャリッジとして機能する。インクタンク(図示せず)からインク供給チューブ13a〜13dを介して供給されるインクは、ヘッドホルダ12に搭載されたバッファタンク14に供給されて一時的に貯留され、それからそのバッファタンク14を経て記録ヘッド11に供給される。なお、前記インクタンクは、プリンタフレーム(図示せず)に着脱可能に載置され、記録ヘッド11に供給する大量のインクを貯留するものである。具体的に図示していないが、カラー記録のために、複数のインクタンク(個別の色、即ち、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー用のインクタンク)が前記プリンタフレームに配設されている。
ヘッドホルダ12は、前記プリンタフレームの前後において平行に設けられた左右方向に延びる後側ガイド部材2Aと前側ガイド部材2Bとにスライド移動可能に支持されている。後側ガイド部材2Aは、スライド移動方向と直交する断面をほぼL字形に形成され、前側ガイド部材2Bは、スライド移動方向に延びる水平な面を有している。そして、このヘッドホルダ12に、駆動プーリ3Aと従動プーリ3Bとの間に巻き掛けられたエンドレスのタイミングベルト4の一部が連結されている。さらに、駆動プーリ3Aを駆動モータ5で回転駆動することで、ヘッドホルダ12がタイミングベルト4を介してガイド部材2A,2Bに沿ってフレーム左右方向に往復移動する構成とされている。ヘッドホルダ12の上側部分はカバー25にて覆われている。なお、具体的に図示しないが、周知の用紙搬送機構により、記録用紙Pは記録ヘッド11の下面側でヘッドホルダ12の移動方向と直交する方向(図1の矢印A方向)に、記録可能な状態で搬送される。
記録ヘッド11の下面には、図2(記録ヘッド11を下面からみた図)において左側からブラックインク(BK)用のノズル16aの2列と、シアンインク(C)用のノズル16bの列と、イエローインク(Y)用のノズル16cの列と、マゼンタインク(M)用のノズル16dの列とが、ヘッドホルダ12の移動方向(主走査方向)と直交する方向に長く形成されている。そして、記録用紙Pの上面に対向するように各ノズル16a〜16dが下向きにて露出している。なお、これらのノズル16a〜16dが形成された記録ヘッド11のノズル面を保護するために、記録ヘッド11の周囲に位置する平面視コ字形状の保護カバー15が取り付けられている。
また、前記プリンタフレーム内には、メンテナンスユニットとして、ヘッドホルダ12の移動方向の一側にノズル面のクリーニングを行うワイパー部材21及び色毎にインクを選択的に吸引して回復処理を行うパージ処理手段22が、他側に記録動作中に定期的にノズルの乾燥防止のためのインク吐出(フラッシング)を行うインク受け部23がそれぞれ設けられている。
パージ処理手段22は、記録ヘッド11のノズルの開口面を密閉可能であるキャップ部材22aを備え、このキャップ部材22aが、公知のパージ処理手段と同様に上下動し、キャップ部材22aがノズル面に接触して密閉するキャッピング動作と、それから離れてノズル面の密閉を解除するキャッピング解除動作とを行うようになっている。
この上下動は、記録ヘッド11(ヘッドホルダ12)が、記録を行わない待機位置に移動したことを位置検出センサ24(ヘッドホルダ12の移動経路に設けられる、図4参照)によって検出されると、回復処理制御手段102Aによる制御によって、待機位置にある記録ヘッド11のノズル面を密閉する第1の位置までキャップ部材22aを上昇させ、記録ヘッド11が他の位置(待機位置以外の位置)にあるときは、前記第1の位置より下降(後退)して記録ヘッド11のノズル面から離隔する第2の位置に下降させる。また、キャップ部材22aは、公知のメンテナンスユニットと同様に吸引ポンプ(図示せず)に接続され、吸引ポンプの駆動によりノズルから増粘したインクや異物が吸引除去される。なお、本実施の形態では、位置検出センサ24は、タイミングベルト4に沿って配設されたリニアスケール24aとこれを挟むようにヘッドホルダ12内に接地されたエンコーダー(光センサ部:図示せず)とから構成されている。このうち、エンコーダーは、光源とこれからの光を受ける受光部とからなる。一方、リニアスケール24aは、基材に透明−不透明のラインが規則的に繰り返して形成されており、透明ラインを通過する光をエンコーダーの受光部で検出して記録ヘッド11の位置を求めている。
インクジェットプリンタ101は、図3に外観を示すように、前述したプリンタフレーム、回復処理制御手段102Aを含む制御装置102等が収納される下部のケーシング103と、上面前側に操作パネル104を有し、上面後側は開閉蓋105となっている。なお、前面下部が、記録された記録用紙Pが排出される排紙口103aとなっている。この操作パネル104には、数字の0,1〜9などの数字入力ボタン群104aと隣接して、液晶パネルによる表示部104bが配置されている。
前記制御装置102は、図4に示すように、前述したところの回復処理制御手段102Aのほか、ノズルチェック指示手段102B、表示制御手段102C及び記録結果確認要求手段102Dを備える。ノズルチェック指示手段102Bは、電源が投入されると、表示制御手段102Cに信号を送り、操作パネル104上の表示部104bを通じて使用者がノズルチェックパターンの記録を必要としているかどうかの確認を求めるようになっている(図6(a)参照)。そして、使用者がノズルチェックパターンの記録を必要としている場合には、記録手段1に記録信号を送り、記録ヘッド11にてチェックパターンを記録させる。この記録信号の送信と同時に、記録結果確認要求手段102Dにも信号が送られる。この記録結果確認要求手段102Dは、ノズルチェック指示手段102Bによる指示後(すなわちノズルチェック指示手段102Bからの前記信号を受けた後)の一定時間をカウントするタイマー手段102Daを有し、ノズルチェック指示手段102Bによる指示でのチェックパターンの記録が終了した後一定時間経過後に、表示部104bを通じて前記チェックパターンに基づく記録結果の良否の入力を、(チェックパターンの記録を指示した)使用者に要求する(図6(b)参照)。
この記録結果の良否は、使用者が考える記録結果の良否の程度に応じて良(1:OK)あるいは否(2:NG)が選択されるもので、使用者が感じるチェックパターンの記録状態に相当する結果が入力される。ここで、”否”が入力されれば、後に実行される回復処理の態様を決めるために、記録結果確認要求手段102Dは定量的な良否の入力を使用者に要求する。すなわち、吐出不良のノズルの数に対応するもので、吐出不良のノズルの数が多いか少ないかである。具体的には、表示部104bを通じて、吐出不良のノズルの数の入力要求と、吐出不良のノズルの数を複数段階分けそのいずれの段階に該当するかの入力要求とを交互に表示させる(図6(c)参照)。
そして、この記録結果確認要求手段102Dは、これに対応して定量的な記録結果の入力がなされると、続けて、吐出不良のノズルの数の段階に応じて(前記不良(段階)の程度に応じて)、回復処理制御手段102Aが、前記チェックパターンの記録終了後に行う、前記パージ処理手段22による回復処理の態様を変更して、パージ処理を行わせる。つまり、吐出不良のノズルの数が多いほど、強力な回復処理が施されることになる。なお、回復処理制御手段102Aにおける回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更又は回復処理回数の変更である。また、吸引時間の変更であってもよい。
ただ、この吐出不良のノズルの数の段階を信号として回復処理制御手段102Aに送る前に、すなわち一連の前記記録結果の良否の入力後に、前記記録結果確認要求手段102Dは、入力した記録結果の良否が正しいか否かの確認も使用者に、表示部104bを通じて要求する(図6(d)参照)。
続いて、具体的な制御の流れを図5に沿って説明する。
スタートすると、まず、ノズルチェックパターンを印字するかどうかが質問される(ステップS1)。この質問は、例えば図6(a)に示すように、操作パネル104上の表示部104bに表示されることで実行される。
そして、使用者が、「1:スル」を選択する場合には、数字入力ボタン群104aにおける数字「1」のボタンを押すことで、記録手段1に記録信号が送られ、記録ヘッド11によってノズルチェックパターンが記録される(ステップS2)。一方、「2:シナイ」を選択する場合には、数字入力ボタン群104aの数字「2」のボタンを押すことで、そのまま終了する。この場合には、画像情報に基づく記録動作を実行するための一連の処理が別のルーチンとして進行する。
ノズルチェックパターンの記録が終了した後、記録結果確認要求手段102Dによって印刷結果(印字)がOKかどうかが質問される(ステップS3)。この質問は、例えば図6(b)に示すように、表示部104bに表示されることで実行される。なお、この表示のタイミングは、この記録結果確認要求手段102Dの有するタイマー手段102Daのカウント情報に基づいて決められる。
使用者が、「1:OK」と判断する場合には、数字「1」のボタンを押すことで、そのまま終了する。この場合も、ノズルチェックが不要と判断された場合と同様に、画像情報に基づく記録動作を実行するための一連の処理が別のルーチンとして進行する。一方、「2:NG」と判断する場合には、数字「2」のボタンを押すことで、次のステップS4に移行する。
ステップS4では、異常ノズル(吐出不良ノズル)の数について質問される。この質問は、例えば図6(c)に示すように、使用者の注意をより一層喚起できるように、2種類の表示が交互に表示される。
そして、使用者が、異常ノズルの数が「1:5イカ」と判断する場合には数字「1」のボタンを、異常ノズルの数が「2:ハンブンイカ」と判断する場合には数字「2」のボタンを、異常ノズルの数が「3:ハンブンイジョウ」と判断する場合には数字「3」のボタンをそれぞれ押す(ステップS5)。
この後、選択されたボタンの数字が所望の数字か否かの確認がなされる(ステップS6)。「1:OK」と判断すれば、数字「1」のボタンを押すことで、選択された数字に対応したパージ処理が実行される(ステップS7)。この場合、ステップS5で数字「1」のボタンが押された場合はパージ処理1が、数字「2」のボタンが押された場合はパージ処理2が、数字「3」のボタンが押された場合はパージ処理3がそれぞれパージ処理手段22によって実行されるという具合に、異常ノズルの数に応じてパージ処理の態様が異なる。つまり、異常ノズルの数が多くなるにつれて、強力なパージ処理が実行される。ここで、回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更(吐出不良のズルが多いほど吸引圧力を大きくする)又は回復処理回数の変更(吐出不良のノズルが多いほど回復処理の回数を増やす)として実行される。
一方、例えば数字のボタンの押し間違いで「2:NG」であると判断されれば、数字「2」のボタンを押すことで、ステップ4に戻り、異常ノズルの数に対応するボタンの押し直しができる。
本発明は、前述した実施の形態のほか、次のように構成することも可能である。
(i) 記録結果確認要求手段102Dによる記録結果の良否の入力の要求などは、操作パネル104上の表示部104bに単に表示するだけでなく、表示(質問)を点滅させることも可能である。また、表示部104bへの表示に代えて、表示内容を音声出力とすることも可能であるし、表示部への表示と音声出力とを併用することもできる。
(ii) 記録結果の良否は、吐出不良のノズルの数に対応するもののほか、定性的な記録状態の良否そのものとすることも可能である。例えば、図6(e)に示すように、操作パネル104上の表示部104bに表示させることができる。この場合、「1:スコシワルイ」と判断される場合には数字の「1」のボタンを、「2:トテモワルイ」と判断される場合には数字の「2」のボタンを押すことになる。なお、[NGノテイドハ?」と「1:スコシワルイ 2:トテモワルイ」とに表示を分けて、前述した実施の形態のようにそれらを交互に表示させることも可能である。
(iii)前記実施の形態では、電源の投入によりノズルチェックをするかどうかの判断を使用者に求めるようにしているが、それに限られるものではなく、操作パネル104上のノズルチェックボタンを設け、そのボタンを押すことで、ノズルチェックについての一連の動作を開始するように構成することも可能である。
本発明に係るインクジェットプリンタの主たる構成要素を示す概略構成図である。 インクジェットプリンタヘッドの底面図である。 インクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。 制御装置のブロック図である。 制御装置のノズルチェックパターン記録の処理の流れを示すフローチャート図である。 操作パネルの表示部の表示態様の説明図である。
符号の説明
1 記録手段
11 記録ヘッド
12 ヘッドホルダ
22 パージ処理手段
101 インクジェットプリンタ
102 制御装置
102A 回復処理制御手段
102B ノズルチェック指示手段
102C 表示制御手段
102D 記録結果確認要求手段
104 操作パネル
104a 数字入力ボタン群
104b 表示部

Claims (6)

  1. ノズルからインクを吐出する記録ヘッドと、被記録媒体に前記記録ヘッドにてインクを吐出して記録を行う記録手段と、前記ノズルからのインクの吐出を回復させるパージ処理手段と、前記記録ヘッドにてチェックパターンを記録させるノズルチェック指示手段とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記ノズルチェック指示手段による指示でのチェックパターンの記録が終了した後に、前記チェックパターンに基づく記録結果の良否の入力を使用者に要求する記録結果確認要求手段と、
    この記録結果確認要求手段に、記録結果が不良であるとの入力がなされた場合に、前記チェックパターンの記録終了後に行う、前記パージ処理手段による回復処理の態様を前記不良の程度に応じて変更する回復処理制御手段とを備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記記録結果確認要求手段は、前記記録結果の良否の入力後に、入力した記録結果の良否が正しいか否かの確認も使用者に要求するものであることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記回復処理制御手段における回復処理の態様の変更は、回復処理における吸引圧力の変更又は回復処理回数の変更であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記記録結果確認要求手段が要求する記録結果の良否は、吐出不良のノズルの数に対応するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記記録結果確認要求手段は、操作パネル上の表示部を通じて、記録結果の良否の入力を使用者に要求するものであり、
    前記記録結果の良否の入力を要求する際に、吐出不良ノズルの数の入力要求と、吐出不良ノズルの数を複数段階分けそのいずれの段階に該当するかの入力要求とを交互に表示させるものである請求項4記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記記録結果確認要求手段が要求する記録結果の良否は、記録状態の良否であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
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