JP4658392B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置に関するものであり、特に長尺の記録ヘッドを複数本有するインクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体の記録面に対しインクを吐出し記録動作を行うインクジェット記録装置の一例を、図15〜図17に示す。
【0003】
図15(A)は、従来の装置の要部を概略的に示す構成図、図15(B)は、図15(A)における一部を拡大して示す断面図、図16(A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図15に示される例の動作説明図、図17(A)、(B)は、それぞれ、図15に示される例の動作説明図である。
【0004】
2は記録部、4Y、4M、4C、4Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの記録ヘッド、6は回復処理部、8は記録媒体搬送路、10はフレーム部材、10aは開口部、12は可動フレーム部材、14はキャップ部材、14aはリップ部、16はヘッドホルダー、18はインク吸収体、20はブレード部材、PAは記録媒体としての用紙、ISはインク吐出口面である。
【0005】
図15(A)に示されるように、インクジェット記録装置は、記録媒体としての用紙PAの記録面に対し記録動作を行う記録部2と、記録部2の下方に対向して形成され、その用紙PAが矢印Cの示す方向に沿って搬送される記録媒体搬送路8と、記録部2と記録媒体搬送路8との間に記録媒体搬送路8に沿って移動可能に配され記録部2の記録ヘッド4Y、4M、4C、4Kに対してそれぞれ、回復処理を行う回復処理部6とを含んで構成されている。
【0006】
記録部2は、記録媒体搬送路8に沿って所定の相互間隔をもって配列される記録ヘッド4Y〜4Kを保持するヘッドホルダー16を含んで構成されている。
【0007】
ヘッドホルダー16は、図示が省略される昇降機構によって昇降されることにより、図16(A)に示されるように、用紙PAから離隔するように、記録ヘッド4Y〜4Kとともに移動されて待機位置に、また、記録ヘッド4Y〜4Kとともに図15(A)、または図17(A)に示されるような回復処理位置に、さらに、図16の(C)に示されるように記録ヘッド4Y〜4Kとともに移動され所定の記録動作位置に、所定期間維持される。
【0008】
各記録ヘッド4Y〜4Kは、それぞれ、用紙PAの記録面に対向した部分にインク吐出口が複数個形成されるインク吐出口面ISを有している。
【0009】
回復処理部6は、図15(B)に拡大して示されるように、可動フレーム部材12を移動可能に支持するフレーム部材10と、可動フレーム部材12により保持され各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISに付着したインクおよび塵等をそれぞれ選択的に拭うブレード部材20と、各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISを先端がそれぞれ選択的に覆う複数のキャップ部材14と、各キャップ部材14内に配されるインク吸収体18とを含んで構成されている。
【0010】
装置本体に固定支持されるフレーム部材10は、可動フレーム部材12を収容する収容部を有するとともに、各記録ヘッド4Y〜4Kにそれぞれ対応して開口部10aを収容部の底部に有している。
【0011】
各開口部10aは、記録動作の際、各記録ヘッド4Y〜4Kの先端部が通過するものとされる。
【0012】
可動フレーム部材12は、フレーム部材10に設けられる図示が省略される駆動用モータの出力側に連結されている。
【0013】
これにより、駆動用モータが作動状態とされるとき、可動フレーム部材12は、そのキャップ部材14が図16の(A)に示されるような各記録ヘッド4Y〜4Kに対向する位置から図16(B)および図17(B)に示されるような各記録ヘッド4Y〜4Kの相互間に対向する位置および記録ヘッド4Yから外れた位置となるように移動せしめられる。
【0014】
また、可動フレーム部材12は、図16(B)および図17(B)に示されるような位置から図16(A)に示されるような位置に戻される。
【0015】
可動フレーム部材12における複数のキャップ部材14は、記録ヘッド4Y〜4Kが待機位置にあるとき、それぞれ、図16(A)において各記録ヘッド4Y〜4Kの真下となる位置に配されている。
【0016】
各キャップ部材14は、選択的に各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISを覆うリップ部14aを有している。
【0017】
また、薄板状のブレード部材20が、例えば、弾性を有する材料で作られ各キャップ部材14に隣接して設けられている。
【0018】
各ブレード部材20は、キャップ部材14に対し記録媒体搬送路8の下流側となる位置に、各記録ヘッド4Y〜4Kの昇降方向に沿って延在している。
【0019】
従って、例えば、図17(A)に示されるように、各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISが所定の位置に保持される場合、各ブレード部材20が、矢印Wが示す方向に移動せしめられるとき、各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISが各ブレード部材20の先端により拭われることとなる。
【0020】
このような構成において、まず、各記録ヘッド4Y〜4Kの用紙PAの記録面に対する記録動作が行われる場合、各記録ヘッド4Y〜4Kは、図15(A)に示される状態から図16(A)に示される状態に上昇せしめられる。
【0021】
また、可動フレーム部材12は、図16(B)に示されるように、各ブレード部材20等が各記録ヘッド4Y〜4Kの相互間に対応する位置まで移動せしめられる。
【0022】
次に、各記録ヘッド4Y〜4Kの下端部は、図16(C)に示されるように、各開口部10aを通じて用紙PAに対し所定距離、離隔した位置まで下降せしめられた後、各記録ヘッド4Y〜4Kは用紙PAに対し記録動作を行う。
【0023】
一方、各記録ヘッド4Y〜4Kに対する回復処理が行われる場合、図15(A)に示されるように、キャップ部材14のリップ部14aが各記録ヘッド4Y〜4Kのインク吐出口面ISに当接している状態でキャップ部材14に付設される真空ポンプ部が所定期間、作動状態とされる。
【0024】
これにより、各インク吐出口面ISのインク吐出口からインクが異物とともに吸い出され、それがインク吸収体18に落下して回収されることとなる。
【0025】
続いて、各記録ヘッド4Y〜4Kは、図17(A)に示されるように、キャップ部材14から離隔されて所定位置に停止される。
【0026】
その際、可動フレーム部材12が矢印Wの示す方向に移動せしめられるのでブレード部材20は、図17の(A)に示される状態を経て図17(B)に示される位置まで移動せしめられる。
【0027】
これにより、各インク吐出口面ISに付着したインク等がブレード部材20の先端部により拭われることとなる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように各記録ヘッド4Y〜4Kにおけるインク吐出口面ISに付着したインク等がブレード部材20により拭われた場合、ブレード部材20に付着したインクは、ブレード部材20に蓄積される。
【0029】
このようにブレード部材20にインクが蓄積された状態でインク吐出口面ISを拭っても、完全に拭うことができなくなり、インク吐出口面ISにインクの拭き残しが生じてしまう。
【0030】
さらに、ブレード部材20に蓄積されたインクは、ブレード部材20の側面を伝わり落ち、他の部材や用紙PAまでも汚してしまう可能性がある。
【0031】
以上の問題点を考慮し、本発明は、ブレード部材に付着したインクの滴がインク吸収部材に吸収され、前記ブレード部材を常にきれいな状態にすることができるインクジェット記録装置を提供することを目的としている。
【0032】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明においては、下記の(1)に示すインクジェット記録装置を提供することにより、前記目的を達成しようとするものである。
(1)インクジェット方式により記録を行うインクジェット記録装置であって、インクを吐出する吐出口面を備えた記録ヘッドと、前記記録ヘッドに接合されたインク吸収部材と、前記記録ヘッドの吐出口面を清掃するブレード部材と、前記記録ヘッドの吐出口面を清掃する際に、前記ブレード部材を前記記録ヘッドの吐出口面に対し移動させるモータと、予め決められた所定時間のカウント動作を行うタイマ手段を備え、前記タイマ手段のカウント動作に応じて前記モータの動作を制御する制御手段とを有し、前記記録ヘッドと前記インク吸収部材の接合部分には凹部を備え、前記制御手段は、前記ブレード部材による前記記録ヘッドの吐出口面の清掃後に前記ブレード部材の先端部が前記凹部に到達するタイミングで、前記モータの動作を停止させるとともに前記タイマ手段のカウント動作を開始し、前記タイマ手段による前記所定時間のカウント動作終了に応じて前記モータの動作を再開して前記ブレード部材の移動を再開することを特徴とするインクジェット記録装置。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を用いて、本発明の実施形態の構成を説明する。
【0043】
図1は、本発明に係る回復処理装置の一例を備えるインクジェット記録装置の要部を概略的に示す構成図、図2は、図1に示される例における平面図、図3は、図2に示される可動フレーム部材の正面図、図4は、図1に示されるフレーム部材の一部を、シャッター部材および可動フレーム部材と共に拡大して示す断面図、図5は、図1に示される例におけるフレーム部材の平面図、図6は、図1に示される例におけるシャッター部材の平面図、図7は、図1に示される例におけるインクガイド部材を示す正面図、図8は、図1に示される例におけるインクガイド部材を記録ヘッドと共に示す部分断面図、図9(A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図8におけるIXA−IXA線、IXB−IXB線、および、IXC−IXC線に沿って示す部分断面図である。
【0044】
30はヘッドホルダー、31は記録部、32Y、32M、32LM、32C、32LC、32Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、ライトマゼンタ、シアン、ライトシアン、ブラックの記録ヘッド、32YS、32MS、32LMS、32CS、32LCS、32KSはそれぞれインク吸収部材、32Tは凹部、32bはインク吐出口面、34はフレーム部材、34Eは突起部、34aは開口部、34bは収容部、34ga、34gbはガイドレール部、36は記録媒体搬送路、38は、記録ヘッドを上昇させる手段であるヘッドホルダー昇降機構部、40はシャッター部材、40Kは長孔、40aは開口部、42は可動フレーム部材、42Kは係合片、42aは開口部、42drはドレイン部、42gは凹部、42gdは隙間、42hは凹部、42ra、42rbはガイドローラ、44は回復処理部、46はブレード部材、48はキャップ部材、48aはリップ部、50はブレードホルダー、51はコイルスプリング、52A、52Bはインクガイド片、52BRはブラケット、52Kはくし歯状部、54はコイルスプリング、56はフィルタ、58はガイドシャフト、60はアブソーバ部材、62はコロ部材、64は駆動用モータ、66A、66Bはコイルスプリング、68はコイルスプリング、PAは用紙である。
【0045】
図1に示すように、インクジェット記録装置は、図示が省略される筐体における上部に配され記録媒体としての用紙PAの記録面に対し記録動作を行う記録部31と、記録部31の下方に対向して形成され、その用紙PAが矢印Cの示す方向に沿って搬送される記録媒体搬送路36と、記録部31と記録媒体搬送路36との間に記録媒体搬送路36に沿って移動可能に配され記録部31の記録ヘッド32Y、32M、32LM、32C、32LC、および、32Kに対してそれぞれ、回復処理を行う回復処理部44とを含んで構成されている。
【0046】
記録部31は、記録媒体搬送路36に沿って所定の相互間隔をもって配列される記録ヘッド32Y〜32Kを保持するヘッドホルダー30を含んで構成されている。
【0047】
ヘッドホルダー30は、ヘッドホルダー昇降機構部38により支持されている。
【0048】
ヘッドホルダー昇降機構部38は、図示が省略される制御部により、所定の位置センサからの検出信号に基づいてその記録部31が一点鎖線で示されるような、最上の位置(待機位置)、後述する第1および、第2中間位置(回復処理位置)、二点鎖線で示されるような最下の位置(記録動作位置)、をとるように制御される。
【0049】
各記録ヘッド32Y〜32Kは、それぞれ、例えば、バブルジェット式とされ、用紙PAの記録面に対向してインク吐出口が面全域に亘って複数個形成されるインク吐出口面32bを有している。
【0050】
各インク吐出口は、矢印Cの示す方向に対して略直交する方向に沿って所定の間隔で形成されている。
【0051】
各インク吐出口は、インク吐出部内に形成される各インク流路に連通している。
【0052】
各インク流路の他端は、共通インク室に合流している。
【0053】
各記録ヘッド32Y〜32Kにおける共通インク室には、それぞれ、互いに色の異なるインクまたは互いに濃度の異なる濃淡インクが、図示が省略される各インクタンクから供給される。
【0054】
また、各インク流路には、インクを加熱し膜沸騰現象によりインク吐出口を通じて液滴として吐出させる電気熱変換体としてのヒータが保護層を介して形成されている。
【0055】
そして、図1で、その一部が示される記録媒体搬送路36は、その上流側には用紙PAを供給する給紙部が設けられ、その下流側には印刷された用紙が載置される排紙トレーが設けられている。
【0056】
また、記録媒体搬送路36には、図示が省略されるが、用紙を下流側に向けて(矢印Cの示す方向)搬送する給紙ローラユニット、および、印刷された用紙を排出する排紙ローラユニットが、それぞれ、その上流側部分および下流側部分に設けられている。
【0057】
回復処理部44は、可動フレーム部材42を移動可能に支持するフレーム部材34と、可動フレーム部材42により保持され各記録ヘッド32Y〜32Kのインク吐出口面32bに付着したインクおよび塵等をそれぞれ選択的に拭う複数のブレード部材46と、各記録ヘッド32Y〜32Kのインク吐出口面32bに先端がそれぞれ選択的に当接する複数のキャップ部材48と、各キャップ部材48内に配される一対のインクガイド52Aおよび52Bと、フレーム部材34の底面部と可動フレーム部材42との間に配されるシャッター部材40とを含んで構成されている。
【0058】
図2に示されるように、可動フレーム部材42は、フレーム部材34のガイドレール部34gaおよび34gbに対向して外周部にガイドローラ42raおよび42rbを有している。
【0059】
また、可動フレーム部材42におけるガイドローラ42raおよび42rbに対向する端部は、フレーム部材34に設けられるガイドシャフト58に、摺動可能に案内支持されている。
【0060】
これにより、可動フレーム部材42は、その収容部34b内をフレーム部材34のガイドレール部34gaおよび34gb、ガイドシャフト58により、往復動可能に支持されることとなる。
【0061】
その底部には、各記録ヘッド32Y〜32Kにそれぞれ対応した所定の間隔で5個の開口部42aが設けられている。
【0062】
開口部42aは、各記録ヘッド32Y〜32Kの下端部よりも大なる寸法に設定されている。
【0063】
その開口部42aに対しその下流側に隣接した部分には、それぞれ、キャップ部材48およびブレード部材46が設けられている。
【0064】
なお、後述する理由により、可動フレーム部材42が図2において一点鎖線で示されるように、シャッター部材40を伴って移動せしめられフレーム部材34の一方の内周面に当接するとき、シャッター部材40は、図5に一点鎖線で示されるように、その開口部40aとフレーム部材34の開口部34aとが一致する状態、即ち、図4に示されるように、フレーム部材34の開口部34aと可動フレーム部材42の開口部42aとの間を開放する位置を選択的にとる。
【0065】
さらに、可動フレーム部材42が図2において実線で示されるように、フレーム部材34の他方の内周面に当接するとき、シャッター部材40は、図5に示されるように、フレーム部材34の底部上に載置され、二点鎖線で示されるように、コイルスプリング68の付勢力により付勢されその開口部40aとフレーム部材34の開口部34aとが一致しない状態、即ち、遮蔽する位置を選択的にとる。
【0066】
その際、図6に示されるように、可動フレーム部材42の係合片42Kは、シャッター部材40の停止後、その長孔40K内を一点鎖線で示される位置まで移動することとなる。
【0067】
可動フレーム部材42におけるガイドローラ42raおよび42rbに対向する端部には、図3に示すように、駆動用モータ64の出力軸に連結されるコロ部材62が係合されるアブソーバ部材60が移動可能に配されている。
【0068】
そのコロ部材62は、一点鎖線で示される円周上を回動せしめられる。
【0069】
アブソーバ部材60は、相対向するコイルスプリング66Aおよび66Bの間に配され、コイルスプリング66Aおよび66Bの端部に結合されている。
【0070】
これにより、アブソーバ部材60は、可動フレーム部材42がフレーム部材34に当接されて停止状態とされた後も移動せしめられるとき、コイルスプリング66Aおよび66Bにより、その移動方向とは反対方向に付勢されることとなる。
【0071】
次に、筐体内に固定されるフレーム部材34は、図4および図5に示されるように、可動フレーム部材42を収容する収容部34bを有するとともに、各記録ヘッド32Y〜32Kにそれぞれ対応した所定の間隔で6個の開口部34aを底部に有している。
【0072】
収容部34bを形成する壁面部における開口部34aの配列方向に沿った一方側には、ガイドレール部34gaおよび34gbが互いに平行に隣接して形成されている。
【0073】
ガイドレール部34gaおよび34gbには、それぞれ、可動フレーム部材42の一対のガイドローラ42raおよび42rbが係合される。
【0074】
フレーム部材34の底部に形成される各開口部34aの大きさは、各記録ヘッド32Y〜32Kの先端部が通過するように、その先端寸法より大に設定されている。
【0075】
図5において、右端となる開口部34aの周縁部には、シャッター部材40を位置規制する突起部34Eが所定の高さで形成されている。
【0076】
また、底部には、載置されるシャッター部材40を摺動可能に受けるリブが複数個、所定の位置に形成されている。
【0077】
次に、シャッター部材40は、図6に示されるように、可動フレーム部材42の開口部42aに対応して5個の開口部40aを有している。
【0078】
開口部40aは、各記録ヘッドの下端部寸法よりも大なる寸法に設定されている。
【0079】
シャッター部材40の右端部側には、一方の端部がフレーム部材34に連結されるコイルスプリング68の他端が連結されている。
【0080】
これにより、シャッター部材40は、その端部がフレーム部材34の突起部34Eに当接する方向に付勢されることとなる。
【0081】
また、シャッター部材40は、図3および図4に示される可動フレーム部材42の係合片42Kに係合される長孔40Kを左端部側に有している。
【0082】
これらの構成により、シャッター部材40は、前述したように、図5に一点鎖線で示される位置および二点鎖線で示される位置を、選択的にとる。
【0083】
次に、一対のインクガイド片52Aおよび52Bは、図7に示されるように、相対向しブラケット52BRによりその両端部がそれぞれ支持されている。
【0084】
インクガイド片52Aおよび52Bは、それぞれ、インク吐出口面32bに近接する上端部全体にくし歯状部52Kが形成されている。
【0085】
くし歯状部52Kとブラケット52BRとの段差は、図8に示されるように、ブラケット52BRがインク吐出口面32bに当接するとき、所定の隙間(約0.5mm程度)がくし歯状部52Kとインク吐出口面32bとの間に形成されるように設定されている。
【0086】
また、各ブラケット52BRは、図8および図9の(C)に示されるように、コイルスプリング54により上方に向けて付勢されている。
【0087】
そして、弾性材料により薄板状に作られたブレード部材46の下端部は、図9の(A)、(B)、および(C)に示されるように、ブレードホルダー50により支持されている。
【0088】
ブレード部材46における紙面に垂直方向に延びる幅寸法は、全インク吐出口面32bに摺接するように設定されている。
【0089】
ブレードホルダー50は、可動フレーム部材42内に設けられる凹部42h内に配されている。
【0090】
また、凹部42h内におけるブレードホルダー50の下端と底部との間には、ブレードホルダー50を上方に向けて付勢するコイルスプリング51が設けられている。
【0091】
キャップ部材48は、ブレード部材46に対し上流側となる位置に設けられている。
【0092】
弾性材料で一体に成形されるキャップ部材48は、インク吐出口面32bに対向する先端部に、開口端を形成するリップ部48aを有している。
【0093】
リップ部48aは、図8および図9の(A)、(B)、および(C)に示されるように、インク吐出口面32bに当接するとき、インク吐出口面32bにおけるインク吐出口列を包囲するように形成されている。
【0094】
キャップ部材48の内部には、凹部42gが形成されている。
【0095】
凹部42gは、キャップ部材48の内側に形成される内壁面と、内壁面に連なり所定の勾配の傾斜面を有する底部とにより形成されている。
【0096】
底部には、一対のインクガイド片52Aおよび52Bが挿入される隙間42gdが形成されている。
【0097】
隙間42gdは、キャップ部材48の内側に配されるフィルタ56を介してドレイン部42drに連通している。
【0098】
さらに、図9(A)、(B)、(C)に示すように、各記録ヘッド32Y〜32Kは、矢印Cとは反対側の面にインク吸収部材(例えば、吸収体等)32YS〜32KSが取り付けてあり、数本のビスにより着脱可能となっている。
【0099】
また、インク吸収部材32YS〜32KSと各記録ヘッド32Y〜32Kの接合部には、インク吸収部材32YS〜32KS側に凹部32Tが形成されている。
【0100】
次に、図10〜図12を用いて、本発明の実施形態の作用を説明する。
【0101】
図10(A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図1に示される例における動作説明に供される図、図11(A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図1に示される例における動作説明に供される図、図12は、図11(C)に示される状態の、部分拡大図である。
【0102】
可動フレーム部材42が図10の(A)に示される位置にある場合、その係合片42Kは、その長孔40K内の略中間位置をとる。
【0103】
従って、シャッター部材40は、移動するために独自にアクチュエータを要することなく、その簡単な構成により可動フレーム部材42に連動することとなる。
【0104】
まず、各記録ヘッド32Y〜32Kの用紙PAの記録面に対する記録動作が行われる場合、ヘッドホルダー30とともに各記録ヘッド32Y〜32Kは、ヘッドホルダー昇降機構部38により、図1に示される状態から図10の(A)に示される状態に上昇せしめられる。
【0105】
また、駆動用モータ64が作動状態とされ、図10の(B)に示されるように、可動フレーム部材42は、各ブレード部材46等が各記録ヘッド32Y〜32Kの相互間または左端に到達し、フレーム部材34の一方の内周面に当接するまで移動せしめられる。
【0106】
その際、フレーム部材34の開口部34aと可動フレーム部材42の開口部42aとの間は、連通した開放状態となる。
【0107】
次に、ヘッドホルダー30とともに各記録ヘッド32Y〜32Kの下端部は、図10の(C)に示されるように、ヘッドホルダー昇降機構部38により、各開口部34a、42a,および、40aを通じて用紙PAに対し所定距離、離隔した位置まで下降せしめられた後、各記録ヘッド32Y〜32Kは、順次、それぞれ、用紙PAの記録面に対し記録動作を行う。
【0108】
一方、各記録ヘッド32Y〜32Kに対する回復処理を行うにあたっては、図1に示されるように、キャップ部材48のリップ部48aが各記録ヘッド32Y〜32Kのインク吐出口面32bに当接している状態である第一の回復処理位置において可動フレーム部材42のドレイン42drに接続される真空ポンプ部が所定期間作動状態とされる。
【0109】
さらに、図示していない加圧ポンプも同時に作動状態となり、各インク吐出口面32bのインク吐出口からインクおよび異物が押し出され、それが、自重及び、毛管現象によりインクガイド片52Aおよび52Bに落下し、凹部42gの傾斜面を伝わってフィルタ56を介してドレイン部42drに回収されることとなる。
【0110】
その際、インク中の異物がフィルタ部56により濾過されることとなる。
【0111】
続いて、各記録ヘッド32Y〜32Kは、一旦、ヘッドホルダー昇降機構部38により、待機位置に戻された後、図11の(A)に示されるような第二の回復処理位置(キャップ部材48のリップ部48aから離隔された所定位)まで下降せしめられ停止される。
【0112】
その際、可動フレーム部材42が、図11の(A)に示される状態から図11(B)の状態を経て、図11の(C)に示される状態まで移動せしめられる(各ブレード46の先端が、各記録ヘッドの凹部32Tにひっかかった状態、図12)。
【0113】
これにより、各インク吐出口面32bに付着したインク等がブレード部材46の先端部により拭われることとなる。
【0114】
さらに、図11の(C)の状態のまま数秒間停止させることにより(ブレード部材46の先端が凹部32Tに引っ掛かった状態で、ある一定時間停止するステップ)、各ブレード部材46の先端に付着したインクの滴を、インク吸収部材32YS〜32KSに吸収させる。
【0115】
その際、シャッター部材40は、可動フレーム部材42に追従しコイルスプリング68の付勢力により引き戻され突起部34Eに当接し停止せしめられるので開口部34aの開口面積がシャッター部材40の移動に応じて徐々に縮小され、開口部34aが最終的に遮断状態とされる。
【0116】
また、可動フレーム部材42の対向面がフレーム部材34の内周面に完全に突き当たり位置決めされる。
【0117】
従って、各インク吐出口面32bに付着したインク等がブレード部材46の先端より拭われる場合、万が一、インクが飛散しても開口部34aを通じ落下し用紙PAに付着されることが回避される。
【0118】
その後、ヘッドホルダー昇降機構部38により、ヘッドホルダー30は上昇させられ、各記録ヘッド32Y〜32Kは、図10の(A)、(B)の退避位置に移動する(その後記録ヘッド32を上昇させるステップ)。
【0119】
次に、図13に、本発明の制御部を示すブロック図を示す。
【0120】
32は記録ヘッド、80は制御部、81はCPU、82はインタフェース、83はプログラムROM、84はワークRAM、85は入力ポート、86は出力ポート、87はドライバ回路、88は記録制御回路、90はヘッドホームポジションセンサ、91はキャップホームポジションセンサ、92はヘッドU/Dモータ、93はキャッピングモータ、95はプログラムタイマ、100はPCである。
【0121】
制御部80のCPU81は、ホストコンピュータ(PC)100からインタフェース82を介して記録データを受信、読み取りし、ワークRAM84に一時的に展開、記憶させる。
【0122】
予め決められたサイズの記録データの展開が完了するとCPU81は、出力ポート86、ドライバ回路87を介してヘッドU/Dモータ92、キャッピングモータ93、及びその他のモータ等のアクチュエータ(図示せず)を駆動し、記録動作をスタートさせる。
【0123】
ヘッドU/Dモータ92は、複数の記録ヘッド32を含むヘッドホルダー昇降機構部38を上下に移動するためのモータで、キャッピングモータ93は、複数のキャップ機構、ブレード部材、回復時のインク受容部等を搭載するフレーム部材34を左右に移動させる為の駆動モータである。
【0124】
ヘッドホームポジションセンサ90及びキャップホームポジションセンサ91は、電源投入時にヘッドU/Dモータ92及びキャッピングモータ93を各々位置決めする為の基準位置を識別するセンサで入力ポート85を介して検知する。
【0125】
CPU81は、ワークRAM84に一時的に記憶された記録データの読み出しを開始し、記録制御回路88を介し各記録ヘッド32に順次記録データを転送し、記録媒体にカラー記録する。
【0126】
前述したように、一連の動作は、プログラムROM83に記憶され、CPU81によりプログラムがよみだされ、プログラムに基きCPU81が実行する。
【0127】
また、CPU81は、実行の際に必要とする作業用メモリとしてもワークメモリのワークRAM84の他の領域を利用する。
【0128】
記録媒体への記録動作が連続的に進行すると、記録ヘッド32のインク吐出部付近は、インク滴等が次第に増加、成長し、正常な記録を阻害する懸念が増加してくるので、記録ヘッド32のワイプ動作が必要になってくる。
【0129】
次に、ワイピング動作について図14のタイミング図を用いて説明する。
【0130】
図14の初期の記録ヘッド32は、待機位置(キャッピング状態)にある。
【0131】
制御部80のCPU81は、ヘッドU/Dモータ92を駆動して、複数の記録ヘッド32を上昇させワイプ位置迄移動させる。
【0132】
ヘッドU/Dモータ92は、例えばパルスモータを使用した場合、待機位置からワイプ位置迄の移動量は、駆動パルス数で決定できる。
【0133】
記録ヘッド32がワイプ位置付近に到達すると、ワイプ(拭き)動作するための複数のブレード部材46、複数のキャッピング機構等をもつ回復(キャップ)機構を、右方向に移動させるために制御部80のCPU81は、キャッピングモータ93を駆動する。
【0134】
すると複数の記録ヘッド32のインク吐出部付近のワイプ(拭き)動作がほぼ同時に終了し、複数のブレード部材46の先端部が図12の凹部32Tに到達する位置で、キャッピングモータ93を停止するように予め設計する。
【0135】
キャップ位置から複数のブレード部材46の先端部が図12の凹部32Tに到達する位置までのキャッピングモータ93の移動量は、やはり駆動パルス数で決定できる。
【0136】
この位置では、複数のブレード部材46の先端部は、各々の記録ヘッド32Y〜32Kに貼り付けられたインク吸収部材32YS〜32KSに接触するので、ブレード部材46に付いたインクの多くはインク吸収部材32YS〜32KS側に移行する。
【0137】
停止している時間t1は、制御部80のCPU81内にあるプログラムタイマ95によって予め時間が決定されている。
【0138】
また、この時間t1は、周囲条件、記録条件等によって変更されることもある。
【0139】
時間t1が経過すると、回復(キャップ)機構を更に右方向に進め、ブレード部材46は、記録ヘッド32から完全に離反する。
【0140】
その後、複数の記録ヘッド32を更に上層させ、ほぼ待避位置にさしかかった時点で、回復(キャップ)機構を左側に移動開始しキャップ位置に戻す。
【0141】
最後に待避させた複数の記録ヘッド32をキャップ位置迄下降させ、ワイプ(拭き)動作は完了し、並行して複数のブレード部材46に付いたインクの多くも対応する記録ヘッド32のインク吸収部材32YS〜32KS側に移行するのでブレード部材46を常に好ましい状態に保つことが出来る。
【0142】
上述の実施例では、プログラム処理で制御していたが、これはハードウエアで実現することも可能であるし、またプログラム処理とハードウエア処理とを組み合わせることも適宜行える。
【0143】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ブレード部材に付着したインクの滴がインク吸収部材に吸収され、前記ブレード部材を常にきれいな状態にすることができるインクジェット記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る回復処理装置の一例を備えるインクジェット記録装置の要部を概略的に示す構成図である
【図2】 図1に示される例における平面図である
【図3】 図2に示される可動フレーム部材の正面図である
【図4】 図1に示されるフレーム部材の一部を、シャッター部材および可動フレーム部材と共に拡大して示す断面図である
【図5】 図1に示される例におけるフレーム部材の平面図である
【図6】 図1に示される例におけるシャッター部材の平面図である
【図7】 図1に示される例におけるインクガイド部材を示す正面図である
【図8】 図1に示される例におけるインクガイド部材を記録ヘッドと共に示す部分断面図である
【図9】 (A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図8におけるIXA−IXA線、IXB−IXB線、および、IXC−IXC線に沿って示す部分断面図である
【図10】 (A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図1に示される例における動作説明に供される図である
【図11】 (A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図1に示される例における動作説明に供される図である
【図12】 図11(C)に示される状態の、部分拡大図である
【図13】 本発明の制御部を示すブロック図である
【図14】 本発明のワイピング動作を示すタイミング図である
【図15】 (A)は、従来の装置の要部を概略的に示す構成図、(B)は、(A)における一部を拡大して示す断面図である
【図16】 (A)、(B)、および(C)は、それぞれ、図15に示される例における動作説明に供される図である
【図17】 (A)、(B)は、それぞれ、図15に示される例における動作説明に供される図である
【符号の説明】
1 キャップ
2 記録部
4Y、4M、4C、4K 記録ヘッド
6 回復処理部
8 記録媒体搬送路
10 フレーム部材
10a 開口部
12 可動フレーム部材
14 キャップ部材
14a リップ部
16 ヘッドホルダー
18 インク吸収体
20 ブレード部材
PA 用紙
IS インク吐出口面
30 ヘッドホルダー
31 記録部
32 記録ヘッド
32Y、32M、32LM、32C、32LC、32K 記録ヘッド
32YS、32MS、32LMS、32CS、32LCS、32KS インク吸収部材
32T 凹部
32b インク吐出口面
34 フレーム部材
34E 突起部
34a 開口部
34b 収容部
34ga、34gb ガイドレール部
36 記録媒体搬送路
38 ヘッドホルダー昇降機構部
40 シャッター部材
40K 長孔
40a 開口部
42 可動フレーム部材
42K 係合片
42a 開口部
42dr ドレイン部
42g 凹部
42gd 隙間
42h 凹部
42ra、42rb ガイドローラ
44 回復処理部
46 ブレード部材
48 キャップ部材
48a リップ部
50 ブレードホルダー
51 コイルスプリング
52A、52B インクガイド片
52BR ブラケット
52K くし歯状部
54 コイルスプリング
56 フィルタ
58 ガイドシャフト
60 アブソーバ部材
62 コロ部材
64 駆動用モータ
66A、66B コイルスプリング、
68 コイルスプリング
80 制御部
81 CPU
82 インタフェース
83 プログラムROM
84 ワークRAM
85 入力ポート
86 出力ポート
87 ドライバ回路
88 記録制御回路
90 ヘッドホームポジションセンサ
91 キャップホームポジションセンサ
92 ヘッドU/Dモータ
93 キャッピングモータ
95 プログラムタイマ
100 PC
Claims (3)
- インクジェット方式により記録を行うインクジェット記録装置であって、
インクを吐出する吐出口面を備えた記録ヘッドと、前記記録ヘッドに接合されたインク吸収部材と、前記記録ヘッドの吐出口面を清掃するブレード部材と、
前記記録ヘッドの吐出口面を清掃する際に、前記ブレード部材を前記記録ヘッドの吐出口面に対し移動させるモータと、
予め決められた所定時間のカウント動作を行うタイマ手段を備え、
前記タイマ手段のカウント動作に応じて前記モータの動作を制御する制御手段とを有し、
前記記録ヘッドと前記インク吸収部材の接合部分には凹部を備え、
前記制御手段は、前記ブレード部材による前記記録ヘッドの吐出口面の清掃後に前記ブレード部材の先端部が前記凹部に到達するタイミングで、前記モータの動作を停止させるとともに前記タイマ手段のカウント動作を開始し、前記タイマ手段による前記所定時間のカウント動作終了に応じて前記モータの動作を再開して前記ブレード部材の移動を再開することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インク吸収部材は、前記記録ヘッドから取り外し可能で、交換できることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドを昇降させる昇降機構部を備え、
前記ブレード部材が移動を再開した後、前記昇降機構部が前記記録ヘッドを上昇させることを特徴とする、請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
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