JP2006110250A - 展示ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】跳ね上げ回動式の上蓋を備えている展示ケースにおいて、美感に優れ、かつ、大型化することなく展示空間を広げることのできる構造とする。
【手段】上蓋2の左右側部でかつ後部に板材製の支持体10を下向きに突設している。支持体10はアーム部21を備えており、アーム部21を本体フレーム3に蝶番24によって取付けている。支持体10はガスシリンダ25で上向き回動方向に付勢されている。更に、付勢補助用の引っ張りばね28を設けている。開蓋状態で本体フレーム3からは板状の支持体10が突出するに過ぎないため、展示空間を広げることができる。また、ガスシリンダが全く露出しないこと、支持体10は閉蓋状態で全く露出しないことにより、美感に優れている。
【選択図】 図5

Description

本願発明は、美術品類や商品等の各種物品を展示する展示ケースに関するものである。
展示ケースの一種に、一般成人の腰から胸程度の高さで人が展示物を上方から覗き込むタイプがある。このタイプの展示ケースは、上方を展示空間と成したケース本体と、展示空間を上方から塞ぐ上蓋とを備えており、前記上蓋は、その後端部を中心にして跳ね上げ回動し得るようにケース本体に取付けられていると共に、展示空間を視認できる透明板が備えられている。
そして、展示ケースは上蓋の跳ね上げ回動を容易ならしめるアクチェータ(ダンパー手段)の一例としてのガスシリンダ(ガススプリング)を備えており、ガスシリンダの配置形態として、例えば特許文献1に記載されているように、展示空間の左右両側にガスシリンダを設けているものがある。
特開2003−102600号公報
しかし、この従来技術では、開蓋状態でガスシリンダの全体が露出しており、また、閉蓋状態でも展示空間の奥部の左右側方にガスシリンダを視認できるため、体裁が悪いという問題があった。特にガスシリンダによる上蓋の支持強度を高くするにはガスシリンダを出来るだけ手前側に配置してしかも長さ(ストローク)の長いものを使用しなければならないため、上記した体裁の問題が一層顕著に現れることになる。
また、ガスシリンダは外筒と内筒とを備えていて断面円形に形成されており、ある程度の太さがあるため、展示空間の左右外側に形成されるガスシリンダの配置空間もある程度の左右幅が必要であり、このため、展示空間の間口がそれだけ浸食されるという問題があった(展示空間の間口を広くすると,展示ケースの左右横幅を大きくなって展示ケースの全体が大型化することになる)。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
本願発明の展示ケースは、基本構成として、上方を展示空間としたケース本体と、前記展示空間を上方から塞ぐ上蓋とを備えており、前記上蓋は、その後端部を中心にして跳ね上げ回動し得るように配置されていると共に、展示空間を視認できる透明板が備えられている。
そして、請求項1の発明では、前記ケース本体のうち展示空間を挟んだ左右両側の部位に、上蓋の回動を支持する支持体が、上蓋の回動によって展示空間の上方と下方とに移動するように設けられており、展示空間よりも下方の部位に、前記支持体を上向きに付勢して上蓋の開閉動を補助するアクチェータが配置されている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記左右の支持体は板材で形成されていて、その板厚方向が展示ケースの間口方向と同じになるように配置されている。
請求項3の発明では、前記アクチェータはガスシリンダであって、伸長しつつ前傾することによって上蓋の開き動を助長するように配置されており、更に、ケース本体の内部に、前記支持体を手前側に引っ張るばねを、上扉の開度に比例してばね力が弱くなるように配置するか、又は、上扉が途中まで開いた状態を境にして前半部では上扉の開き動を付勢し後半部では開き動を抑制するように配置している。
請求項4の発明では、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記支持体の後端部をケース本体の後部に軸支手段にて回動可能に取付けることにより、上扉の開閉動が許容されている。
本願発明によると、ガスシリンダが展示面の上方に露出することはなく、また、支持体は単純な形状に形成できるため、体裁を良くすることができる。また、請求項2のように支持体は板状に形成できるため、当該支持体を配置するための空間の左右寸法を従来よりも小さくすることができ、その結果、展示ケースを大型化することなく展示空間の左右間隔を広げることができる。
更に、ガスシリンダのみで上蓋を跳ね上げ回動を付勢すると、大型のガスシリンダを使用しなければならない虞があるが、請求項3のように構成すると、ガスシリンダ等のアクチェータとばねとを併用することにより、上蓋の跳ね上げ回動を付勢できるため、ガスシリンダ等のアクチェータを小型化できる利点である。
この場合は、上蓋の自重によるモーメントは開度が小さいほど大きく、従って、開き初めには大きな力が必要で、開度が大きくなるほど付勢力は小さくて済むが、請求項3のように構成すると、上扉の開き動に大きな力を要するときにばねで開き動を補助できる。
そして、上扉は開度が大きくなるに連れて自重によるモーメントは小さくなるため、上扉を開き方向に付勢する力が一定であると、上扉が急激に開いてしまう不都合が生じる虞があるが、請求項3のうち、補助用ばねばね力(弾性復元力)が上扉の開度に比例して小さくなるように設定すると、上蓋が急激に跳ね上がることを防止して好適であり、更に、上扉が半分程度開いた状態を境にしてばねのばね力が逆に働くように設定すると、上扉がアクチェータによって急激に開き動しようとする動きに対してブレーキが掛かるため、いわば上蓋をじんわりと開閉させることができて特に好適である。
上蓋を跳ね上げ回動させる手段としては、後端部をケース本体に例えば蝶番や支軸等によって付けることも可能であるが、請求項4のように支持体を介して上蓋をケース本体に跳ね上げ回動自在に取り付けると、開蓋状態で蝶番が露出することによる体裁の悪化を防止して美観に優れている利点がある。また、展示物を上方から覗き込むタイプの展示ケースでは、上扉は展示空間に向けて開口した箱状にっているのが一般的であるが、請求項4のように構成すると、展示物が載る展示部をその周囲囲よりもある程度高つなった高原状に形成して、閉扉状態で上扉の開口部が展示部の周囲にすっぽり被さるように構成できるため、シール性に優れていると共に、開扉状態て上扉を後方に移動させることができて展示物の交換等に便利である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1のうち(A)は閉蓋状態での展示ケースの概略斜視図、(B)は開蓋状態での展示ケースの概略斜視図であり、展示ケースは、ケース本体1と、その上面を覆う跳ね上げ回動式の上蓋2とを備えている。
ケース本体1は、骨組みを構成する鋼材製の本体フレーム3を備えており、本体フレーム3の上面には展示品が載る展示板4を配置し、この展示板4の上方を展示空間5と成している。また、本体フレーム3の前面には前扉6が前倒れ可能に配置されている。前扉6はその左右に配置した回動規制部材7によて開き位置が保持されるようになっている。
他方、上蓋2は、閉じた状態で本体フレーム3に重なる平面視四角形の支持枠8と、支持枠8に取付けられた下向き開口で箱状の透明板9とを備えている。詳細は後述するが、上蓋2を構成する支持枠8の左右両則部がかつ後部寄りの部位には板材からなる支持体10が固着されている。
以下、図2以下の図面も参照して詳細を説明する。図2は上蓋2を閉じた状態での側断面図、図3は上蓋2を開いた状態での側断面図、図4は図2のIV−IV視断面図、図5は図4の V-V視図、図6のうち(A)は図1(A)のVIA-VIA 視断面図、(B)は展示ケースの左右中間部における(A)と同様の断面図、(C)は(B)の一部省略した状態でのC−C図、図7のうち(A)は前扉6の取付け手段を示す側断面図、(B)は(A)のB−B視平断面図である。
ケース本体1の本体フレーム3は、角形鋼管を素材にして平面視及び正面視並びに側面視で1角形の枠状に形成されており、この本体フレーム3に、背面カバー11、側面カバー12及び前扉6を取付けている。本体フレーム3の下部の四隅部にはアジャスター13を取付けている。更に、本体フレーム6を構成する前後の下横長部材3aにブラケット14を介して掛け渡した補強部材15にはキャスター16を取り付けている。
本体フレーム3の上面には合板等からなる受け板17が固定されており、その上面に、平面視四角形の鋼材製スペーサ18を介して展示板4が配置されている。このため、展示板4を主要部材とする展示部は周囲よりもやや高くなった高原状に形成されており、上蓋2の開口部を構成する支持枠9が、展示板4及びスペーサ18の外側にすっぽり嵌まり込むようになっている。
例えば図4や図6に示すように、上蓋2の支持枠9には上向きに開口した溝19が四周にわたって形成されており、この溝19に透明板4を嵌め込んでシール材で接着している。
例えば図4や図5に示すように、上蓋を構成する支持枠9の左右側部でかつ後端寄り部位に、支持体10の上端が溶接等によって固定されている。支持体10は側面視で略扇状に形成されており、本体フレーム3の外面と側面カバー12との間に配置されている。
また、支持体10の内面でかつ下端部には、本体フレーム3を構成する後部横長部材3bに向けて斜め上向きに延びるアーム部材21が複数個のカラー(スペーサ)22及びボルト23で固定されており、アーム部材21の後端は、軸支手段の一例としての蝶番24により、本体フレーム3の後部横長部材3bの下面に取付けられている。従って、上蓋2は蝶番24を中心にして開閉動する。
そして、支持体21の回動中心(すなわち蝶番24のピンの軸心)は本体フレーム3の上面よりも下方に位置しているため、上扉2は後方に逃げながら開き動し、前進動しつつ閉じるような動きをする。このため、閉じ切った状態では支持枠8の後部は展示板4の後面よりも後方にずれており、その結果、展示物の設置や取り外しに際して支持枠8が邪魔にならず便利である。
また、上扉2の支持枠8はその四周全周を後述するシール材30に密着させることができて、展示空間のシール性(調湿性)を高い状態に保持できる。更に、蝶番24は露出しないため美感にも優れている。また、図5から理解できるように、シール材30を本体フレーム3の外側に配置した状態でも、上扉2を開閉することができ、このため、シール構造を全周にわたって同一することができて、部材の加工の手間を軽減できる。
なお、アーム部材21は支持体10に一体に形成することも可能である。また、支持体10は本体フレーム3を構成する後部支柱3cに取付けることも可能である。更に、上蓋2を跳ね上げ回動させる手段としては、蝶番24を使用せずに、本体フレーム3に設けたブラケットにアーム部材21の後部をピンで取付けること、更には、支持枠8を本体フレーム3の後部横長部材3bに蝶番等で取付けることも可能である。
支持体10の後部下端はアクチェータ(メインダンパー手段)の一例としてのガスシリンダ25で支持(上向き付勢)されている。ガスシリンダ25は軸方向に相対動する外筒と内筒とを備えており、上部軸受け25aを支持体10に上部ピン26で回動可能に取付け、下部軸受け25bは本体フレーム3の後部支柱3cに下部ピン27回動可能に取り付けている。ガスシリンダ25は閉蓋状態では直立姿勢よりもやや前傾した姿勢に配置しており、上蓋2の開き角度が大きくなると前傾の程度が大きくなる。
そして、ガスシリンダ25が伸長することにより、上蓋2の跳ね上げ回動が容易ならしめられ、また、上蓋2を閉じるに際してはガスシリンダ25の付勢力が抵抗となることにより、上蓋2は軽快に開閉動できる。
図2,4,5に示すように、アーム部材21の前端と本体フレーム3の左右側部を構成する縦長又は横長の中間部材3gとには、補助ダンパー手段(補助付勢手段)の一例としての引っ張りばね28が装架されている。
この場合、引っ張りばね28は、上扉2の開き途中において自然長さでばね力の水平状態になり、水平状態を挟んだ開き動前部と開き動後部とで傾斜するように配置している。従って、水平状態を挟んだ開き動前部では引っ張りばね28は上扉2の開き動を助長するにように働き、水平状態を挟んだ開き動後部では引っ張りばね28は上扉2の開き動を抑制するように働く。
図3に示すように、上蓋2を回動させると、ガスシリンダ25は前傾の程度を大きくしつつ伸長し、また、引っ張りばね28はその長さを短くしつつ水平に近い姿勢に移行していく。
ところで、上蓋2にその自重によって作用するモーメントは開き初めが最も大きく、開度が大きくなるとモーメントも小さくなる。従って、上蓋2の開きを助長するために必要な付勢力と上蓋2を閉じるに際して必要な抵抗とは、上蓋2の開度と反比例する。
そして、本実施形態のようにガスシリンダ25と引っ張りばね28とを組み合わせると、ガスシリンダ25は開度が大きくなると前傾角度が大きくなるため、ガスシリンダ25による上蓋2の付勢力は僅かずつながら上蓋2の開度と比例にして大きくなる一方、引っ張りばね28による付勢力は水平状態までは上蓋2を開くように作用するため上扉2を軽い力で開くことができ、上扉2の自重によるモーメントが小さくなった状態では上扉2の開き動を抑制してバタンと急激に開くことを防止できる。
また、閉じるに際しては、閉じ初めは引っ張りばね28が上扉2の閉じ動を促進するように働いて閉じ操作を軽い力で行うことができ、閉じ終わりの頃には引っ張りばね28が閉じ動を抑制するブレーキとして作用するため、この場合も、バタンと急激に閉じることを防止できる。このように、上扉2を開閉の全行程にわたってジンワリと軽快に開閉させることができる。
引っ張りばね28が水平になる前記開度(すなわち、上扉2に対してばね力が逆に作用する分岐点となる上扉2の開度)は、本実施形態では、開閉の中間点よりもやや閉じ位置に近い点に設定しているが、分岐開度は開閉の略中点でも良いし、逆に、開閉の中間点から開き方向に若干ずれていても良い。なお、開き付勢用のばねと開き抑制用のばねとを別々に配置して、開閉動に際して両者を個別に働かせることも可能である。
支持体10は板状であるためその配置スペースの左右横幅はごく僅かで良く、このため、展示ケースを大型化することなく展示空間の間口を広くすることができる。また、支持体10はシンプルな形態であるため、開蓋状態で露出しても違和感はなく、かつ、閉蓋状態で支持体10は全く視認できないのであり、これらが相俟って、美感に優れている。
図6(A)に部分的に例示するように、本体フレーム3の上部の四周に張り出すように設けた受け板29に、上蓋2の支持枠8が当たるシール材30を設けている。なお、受け板30を本体フレーム3の外側に張り出して、この受け板30にシール材30を設けても良い。
本体フレーム3の上部前端部でかつ左右中間部には、上蓋2を閉じ状態に保持するためのラッチ装置31を配置している。ラッチ装置31は、レバー32の引き操作によって回動する爪33を設けており、上蓋2の支持枠8の前部けで左右中間部には、ラッチ装置31の爪33に係脱する係止体34を下向きに突設している。
上蓋2を開くに際してはラッチ装置31のロックを解除する必要があり、そのためには前扉6をある程度開く必要がある。この前扉6の開閉機構を次に説明する。
前扉6はその下端を中心にして前後回動する。そして、前扉6を前後回動自在に支持する手段として、本実施形態では、図7に示すように、前扉6の左右下端部に、本体フレーム3における前部支柱3fの外面に沿って延びる受け爪35を固着し、この受け爪35に形成した下向き開口の係合溝36を、支柱3fに突設して支持ピン37に落とし込んでいる。支持ピン37はビスで代替している。
そして、前扉6の回動姿勢を規制する手段として、前扉6き左右側部でかつ上部に、前支柱3fの内面に沿って後方に延びるアーム状の規制部材7を固定している。規制部材7は板材製であり、その先端には上向きの爪部7aを設けており、支柱3fの内側面に横向き突設したストッパーピン(ビスで代替している)38に爪部7aが当たることにより、前扉6の開き位置が規制される。
そして、規制部材7の付け根寄り部位は、ストッパーピン38が嵌まるガイド溝39を形成して二股状になっているが(すなわち,規制部材7は十手状になっている)、ガイド溝39の奥部(手前側の部分)を上向きに入り込んだ抉り部39aとすることにより、前扉6を閉じた状態に保持している。
前扉6の下端に手を当てて持ち上げると、ガイド溝39の抉り部39aとストッパーピン38との係合が解除されるため、前扉6はそのまま開くことができ、ラッチ装置31を操作して上蓋2を開くことができる。開いた状態の前扉6を 押すと、ストッパーピン38は規制部材7におけるガイド溝39の上面にガイドされて、若干持ち上がった状態で閉じ移動してから、抉り部39aがストッパーピン38に至ると自重で下降動し、閉じた状態に保持される。
前扉6の取付け手段としては、例えば蝶番で回動可能に本体フレームに取付けて、ワイヤーのような規制手段を設け、更に、ロック装置でロックするというたことも考えられるが、これでは組立が面倒で、また、ロック装置き鍵穴が前扉に空くため美感の悪化やいたずらされる虞があると言った問題がある。
これに対して本実施形態のように構成すると、前扉6は、規制部材7を本体フレーム3の内部に差し込んでから受け爪35を係止ピン37に落とし込むだけのワンタッチ的な操作で取付けることができ、また、前扉6を持ち挙げて手前にひくだけの簡単な操作で開閉でき、更に、前扉6には鍵穴は不要であるためすっきりとさせて美感に優れている利点がある。
上記の実施形態では開閉補助手段として引っ張りばねを設けた場合であったが、図8に示すように、ガスシリンダに加えてまたはこれ代えて、バランスウエイト41を設けることも可能である。バランスウエイト41はリンク42の前端に取付けられており、リンク42はその前後中途部がピン43によってケース本体1に軸支されている。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明の具体例がこの実施形態に限定されるものではなく、他にも様々に具体化することができる。例えば、アクチェータとしてはガスシリンダに限らず、ばね手段を設けることも可能である。また、上蓋は実施形態のような箱状の形態である必要はなく、単なる板状であっても良い(上蓋が板状の場合は、展示空間の周囲は壁体で囲われているのが一般的になる)。支持体は必ずしも板状である必要はなく、例えば丸棒製としたり、偏平な中空管製とすることなども可能である。
実施形態に係る展示ケースの斜視図である。 上蓋を閉じた状態での側断面図である。 上蓋を開いた状態での側断面図である。 図2のIV−IV視断面図である。 図4の V-V視図である。 (A))は図1(A)のVIA-VIA 視断面図、 (B)は展示ケースの左右中間部における(A)と同様の断面図、(C)は(B)の一部省略した状態でのC−C図である。 (A)は前扉の取付け手段を示す側断面図、 (B)は (A)の B-B視平断面図である。 他の実施形態を示す概略側断面図である。
符号の説明
1 ケース本体
2 上蓋
3 本体フレーム
4 展示板
5 展示空間
8 支持枠
9 透明板
10 支持体
21 アーム部
25 ガスシリンダ
28 引っ張りばね

Claims (4)

  1. 上方を展示空間としたケース本体と、前記展示空間を上方から塞ぐ上蓋とを備えており、前記上蓋は、その後端部を中心にして跳ね上げ回動し得るように配置されていると共に、展示空間を視認できる透明板が備えられている展示ケースであって、
    前記ケース本体のうち展示空間を挟んだ左右両側の部位に、上蓋の回動を支持する支持体が、上蓋の回動によって展示空間の上方と下方とに移動するように設けられており、展示空間よりも下方の部位に、前記支持体を上向きに付勢して上蓋の開閉動を補助するアクチェータが配置されている、
    展示ケース。
  2. 前記左右の支持体は板材で形成されていて、その板厚方向が展示ケースの間口方向と同じになるように配置されている、
    請求項1に記載した展示ケース。
  3. 前記アクチェータはガスシリンダであって、伸長しつつ前傾することによって上蓋の開き動を助長するように配置されており、更に、ケース本体の内部に、前記支持体を手前側に引っ張るばねを、上扉の開度に比例してばね力が弱くなるように配置するか、又は、上扉が途中まで開いた状態を境にして前半部では上扉の開き動を付勢し後半部では開き動を抑制するように配置している、
    請求項1又は2に記載した展示ケース。
  4. 前記支持体の後端部をケース本体の後部に軸支手段にて回動可能に取付けることにより、上扉の開閉動が許容されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した展示ケース。
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