JP2005179893A - 収納家具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 閉塞状態で略同一面内に位置する扉部材を引き違い姿勢で移動させる際に、他方の扉部材の移動を規制できるようにして扉部材相互の干渉を生ずることのない収納家具を提供すること。
【解決手段】 前部に開口部12が形成された家具本体11と、開口部12を閉塞する第1及び第2の扉部材13,14と、これら第1及び第2の扉部材を移動させるスライド機構15,15と、更に、移動規制手段16とを備えて収納家具10が構成されている。移動規制手段16はリンク機構40により構成されており、このリンク機構は、何れか一方の扉部材を開放するときに、何れか他方の扉部材の移動を規制するように角度変位し、これにより、扉部材が相互に干渉することなく移動できるようになっている。
【選択図】 図6
【解決手段】 前部に開口部12が形成された家具本体11と、開口部12を閉塞する第1及び第2の扉部材13,14と、これら第1及び第2の扉部材を移動させるスライド機構15,15と、更に、移動規制手段16とを備えて収納家具10が構成されている。移動規制手段16はリンク機構40により構成されており、このリンク機構は、何れか一方の扉部材を開放するときに、何れか他方の扉部材の移動を規制するように角度変位し、これにより、扉部材が相互に干渉することなく移動できるようになっている。
【選択図】 図6
Description
本発明は、内部に一定の収納空間を有する家具本体の開口部に扉部材を備えた収納家具に係り、詳しくは、扉部材を略引き違い状態で開閉可能にしても家具本体の収納容積を大きく確保することのできる収納家具に関する。
従来より、キッチンなどの上部領域でキッチン用具等の収納を行えるようにする吊り戸棚等からなる収納家具が知られている。この収納家具は、前部に開口部を備えた箱状の家具本体と、この家具本体の前記開口部側に配置された引き違い扉又は観音扉とを備えたものが一般的に知られている。引き違い扉は、二条のレールが前後方向に必要となり、家具本体の収納容積を狭めてしまう欠点を有する。この一方、観音扉は、手前側に扉を回転させるための空間が必要となるため、他の家具との位置的な干渉を生じさせない設計上の制約がある。
そこで、特許文献1に示されるように、左右の扉部材が家具本体の開口部を閉塞した状態で相互に略同一面内に位置するようにし、一方の扉部材を開くときに、引き違い状態にして他方の扉部材の前面側に重なるようにスライド操作可能な収納家具が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載された収納家具にあっては、左右の扉部材が構造的に連関していないため、前方に移動した扉部材を左右方向にスライドさせるにあたり、後方に位置する扉部材の自由な移動を規制しなければならないものとなっている。
そこで、各扉部材の上部に略平行四辺形リンクをそれぞれ構成し、これらリンクを所定角度変位させることを条件に扉部材の移動及び移動規制を行うようになっている。
このように、特許文献1の収納家具は、左右の扉部材におけるリンク機構の部材共用が全く行われることのない複雑な構成となっており、これが部品点数並びに組み立て工程の増大を招来するとともに、収納家具自体の製造コストを上昇させる原因となっている。
そこで、各扉部材の上部に略平行四辺形リンクをそれぞれ構成し、これらリンクを所定角度変位させることを条件に扉部材の移動及び移動規制を行うようになっている。
このように、特許文献1の収納家具は、左右の扉部材におけるリンク機構の部材共用が全く行われることのない複雑な構成となっており、これが部品点数並びに組み立て工程の増大を招来するとともに、収納家具自体の製造コストを上昇させる原因となっている。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、閉塞状態で略同一面内に位置する扉部材を引き違い姿勢の移動を可能にする際に、他方の扉部材の移動を規制できるようにして扉部材相互の干渉を生ずることのない収納家具を提供することにある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、閉塞状態で略同一面内に位置する扉部材を引き違い姿勢の移動を可能にする際に、他方の扉部材の移動を規制できるようにして扉部材相互の干渉を生ずることのない収納家具を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、内部に収納空間が形成されているとともに、前部に開口部が形成された家具本体と、相互に略同一面内に位置して前記開口部を閉塞する第1及び第2の扉部材と、これら第1及び第2の扉部材を略引き違い移動させるとともに、前方に位置する扉部材を後方に位置する扉部材の前面側に重なる方向に移動して前記開口部を開放するスライド機構と、一方の扉部材を前方に移動させたときに、これに連関して他方の扉部材の移動を規制する移動規制手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記スライド機構は、第1及び第2の扉部材の上下にブラケットを介してそれぞれ支持された回転体と、前記家具本体の天板上面及び底板下面に設けられて前記回転体をそれぞれ受容するガイドレールとを含み、
前記移動規制手段は、一方の扉部材における回転体が前記ガイドレールに沿って所定量移動したときに、他方の扉部材における回転体の移動を規制するリンク機構により構成されている。
前記移動規制手段は、一方の扉部材における回転体が前記ガイドレールに沿って所定量移動したときに、他方の扉部材における回転体の移動を規制するリンク機構により構成されている。
また、前記リンク機構は、前記天板と略平行な面内で回転可能に設けられて前記回転体に対して係脱自在に設けられた第1及び第2の揺動部材と、これら第1及び第2の揺動部材をそれぞれ第1の位置と第2の位置に保つように付勢する第1及び第2のばね部材と、前記第1及び第2の揺動部材に一端が回転可能に連結されるとともに他端が相対回転可能に連結された一対のリンクバーとを含み、前記第1又は第2の扉部材を閉塞位置に対して前方に移動するときに、当該移動する扉部材側の揺動部材が、前記ばね部材の付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に回転することで前記バーの相対回転を禁止して他方の揺動部材の回転を規制する、という構成を採ることができる。
更に、前記回転体は各ブラケットにそれぞれ支持された複数のローラにより構成され、これら複数のローラは、略水平面内で回転可能に支持されているとともに、一部のローラは、前記ガイドレールに上下移動を規制された状態で配置される、という構成を採ることが好ましい。
本発明によれば、一方の扉部材を前方に移動したときに、移動規制手段によって他方の扉部材の移動を規制することができるため、当該移動規制手段を共用した状態で各扉部材の移動と移動規制とを制御することが可能となる。従って、扉部材毎に閉塞位置を保持させる別個独立した構成が不要となり、部品点数の大幅な削減を図ることが可能となる。
また、スライド機構の回転体を構成するローラは、それらが略水平面内で回転する状態に設けられて扉部材の開閉方向への移動を許容するとともに、上下移動を規制できるため、直径の大きなローラを採用しても、ガイドレールを低くした設計が可能であり、従って、スライド移動を軽い操作感で行えるとともに、家具本体の収納容積を狭めてしまう不都合も生じない。
また、スライド機構の回転体を構成するローラは、それらが略水平面内で回転する状態に設けられて扉部材の開閉方向への移動を許容するとともに、上下移動を規制できるため、直径の大きなローラを採用しても、ガイドレールを低くした設計が可能であり、従って、スライド移動を軽い操作感で行えるとともに、家具本体の収納容積を狭めてしまう不都合も生じない。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る収納家具の一部構成を省略した概略正面図が示され、図2には、その概略縦断面図が示されている。これらの図において、収納家具10は、内部に収納空間が形成されているとともに、前部に開口部12が形成された箱状の家具本体11と、前記開口部12を閉塞する第1及び第2の扉部材13,14と、これら第1及び第2の扉部材13,14を略引き違い姿勢となるように移動させて開口部12を開閉可能とするスライド機構15と、一方の扉部材13又は14を前方に移動させたときに、これに連関して他方の扉部材13又は14の移動を規制する移動規制手段16とを備えて構成されている。
前記家具本体11は、左右一対の側板20,20と、これら側板20,20の後端部に設けられた背板21と、当該背板21及び側板20の上端部及び下部に設けられた天板22及び底板23と、この底板23よりも下方に設けられて当該底板23との間に空間Sを形成する板状カバー24とにより構成されている。第1及び第2の扉部材13,14は、開口部12を閉塞した状態で相互に略同一面内に位置するように設けられている。これら第1及び第2の扉部材13,14は相互に略同一平面サイズとなる板状体によって構成され、それらの正面側の面内における外側下部寄りには把手26,26がそれぞれ取り付けられている。また、第1及び第2の扉部材13,14は、それらの上端が天板22の上面よりも若干上方に突き出る一方、下端が前記空間Sの上下方向高さの略中間部に位置する上下幅に設定されている。
前記スライド機構15,15は、図3ないし図6に示されるように、第1及び第2の扉部材13,14の上下にブラケット28,28を介してそれぞれ支持された回転体30,30と、家具本体11の天板22上面及び底板23下面に設けられて回転体30,30をそれぞれ受容するガイドレール31,31とにより構成されている。これらブラケット28及び回転体30は、第1及び第2の扉部材13,14が閉塞位置にあるとしたときに、左右方向中心及び上下方向略中心に対して左右及び上下対称となる状態に設けられている(図2(A)及び図6参照)。従って、対称部位については、必要に応じて同一符号を用いるものとし、説明を省略する。
前記ブラケット28は、第1及び第2の扉部材13,14の内面側に添設される固定面部28Aと、この固定面部28Aの上端から後方に向かって連なるとともに、天板22及び底板23の面と略平行に設けられた水平面部28Bとからなる。水平面部28Bは、略台形の平面形状をなし、左右の各ブラケット28,28の内縁側後端が外縁側後端に対して相対的に後方に突出する形状に設けられている。
前記回転体30は略水平面内で回転可能に設けられているとともに、それぞれのブラケット28において各三個設けられている。これを更に詳述すると、図4に示されるように、前記水平面部28Bの外縁側に設けられた外側ローラ30Aと、内縁側の中間部に設けられた中間ローラ30Bと、内縁側の後端部に設けられた内側ローラ30Cとからなる。外側ローラ30A及び内側ローラ30Cは略同一構造に設けられている。また、中間ローラ30Bは、上下二つに分割されており、その間に前記ガイドレール31の一部を挟むように位置させることで、ブラケット28の上下移動を規制でき、これにより、第1及び第2の扉部材13,14の上下移動が規制可能となっている。
前記ガイドレール31は、図2(B)に示されるように、外側ローラ30A及び内側ローラ30Cをそれぞれ受容して回転可能にガイドする凹状の外側レール34及び内側レール35と、外側レール34の上端と内側レール35の上端との間に連なって位置する水平レール36とにより構成されている。内側レール35の両端側において、当該内側レール35を形成する後壁面にはスリット35Aが形成されている(図4参照)。水平レール36の面内には、前記外側レール34及び内側レール35の軌跡に略沿って延びるスロット穴38が形成されており、当該スロット穴38に前記中間ローラ30Bの回転軸が貫通して延び、スロット穴38の形成縁を挟む上下両側に、二分割された中間ローラ30Bが各一個ずつ位置するように設けられている。なお、ガイドレール31は、左右両側を除く領域が左右方向に沿って略直線状に延びる一方、左右両側が略円弧状の軌跡に沿って後方へ湾曲した形状に設けられ、これにより、第1及び第2の扉部材13,14が略同一面内に位置した閉塞位置から、これらを引き違い操作を可能とする前方位置まで何れか一方の扉部材13又は14を前方に移動させることが可能となっている。
前記移動規制手段16は、一方の扉部材13又は14における回転体30が前記ガイドレール31に沿って所定量移動したときに、これに連関して他方の扉部材13又は14の回転体30の移動を規制するリンク機構40により構成されている。このリンク機構40は、天板22と略平行な面内で回転可能に設けられて内側ローラ30Cの外周面に係脱自在に設けられた第1及び第2の揺動部材41,42と、第1及び第2の扉部材13,14が閉塞位置にあるときに対応する揺動部材41,42の位置を第1の位置(図6中実線位置)とする一方、第1及び第2の扉部材13,14の左右方向への移動を許容するときの揺動部材41,42の位置を第2の位置(図6中二点鎖線位置)としたときに、これら第1の位置と第2の位置に各揺動部材41,42の位置若しくは姿勢を選択的に保つように付勢する第1及び第2のばね部材43,44と、揺動部材41,42に一端が回転可能に連結されるとともに他端が相対回転可能に連結された一対のリンクバー45,46とを含んで構成されている。
前記第1及び第2の揺動部材41,42は、図6に示されるように、内側レール35の両側近傍において、天板22上に固定された回転軸50を介して回転可能に設けられた板状部材により構成されている。これら第1及び第2の揺動部材41,42の一端側は、内側レール35の両端側に形成されたスリット35A内に位置して内側ローラ30Cの外周面に係脱可能に接する屈曲部52を備えている。また、揺動部材41,42の他端側には、当該揺動部材41,42の面を貫通する軸53が取り付けられている。
前記第1及び第2の揺動部材41,42にそれぞれ対応する第1及び第2のばね部材43,44は、一端が前記軸53に固定されているとともに、他端が天板22に固定されたばね受け軸55に支持されている。これら第1及び第2のばね部材43,44は、同一構造をなすコイルばね状であり、コイル部を除く両側が常時は若干拡開する方向にばね力を発揮するようになっている。このため、第1及び第2の扉部材13,14が閉塞位置にあるときに、第1の揺動部材41は、図6中時計方向に付勢される一方、第2の揺動部材42は反時計方向に付勢されて各屈曲部52,52が内側ローラ30C,30Cの外周面に係合した状態を第1の位置として保ち、第1及び第2の扉部材13,14が不用意に開放してしまうことを防止することができる。この一方、後述する開放動作に際しては、第1及び第2の揺動部材41,42がそれぞれ回転して図6中二点鎖線で示される第2の位置に移動して当該位置を保ち、屈曲部52と内側ローラ30Cとの係合を解除して第1及び第2の扉部材13,14が左右方向に移動できることとなる。そして、開放された第1及び第2の扉部材13,14を後方に移動させて閉塞位置に戻す際には、第1及び第2のばね部材43,44が第1及び第2の揺動部材41,42に付与している付勢力によって扉部材13,14の閉塞位置への移動をソフトに行うことができる。
前記第1及び第2の揺動部材41,42間に掛け渡された一対のリンクバー45,46は、それらの先端が軸55を介して相対回転可能に連結されており、第1及び第2の揺動部材41,42が第1の位置にあるとき、すなわち、第1及び第2の扉部材13,14が閉塞位置にあるときに、各リンクバー45,46の連結部47が後方に位置して平面視くの字状に屈曲した長さとなるように設けられている。そして、何れか一方の揺動部材41又は42が第2の位置に移動したとき、すなわち、第1又は第2の扉部材13,14を引き違い操作可能な位置まで前方に移動させたときに、前記リンクバー45,46が略直線状に変位し、他方の揺動部材を第1の位置に保って他方の扉部材の移動を規制することとなる。
なお、図示省略しているが、前記リンクバー45,46の連結部47が、図6中二点鎖線で示される位置より下方に移動して回転することがないように適宜なストッパを設けることが好ましい。
なお、図示省略しているが、前記リンクバー45,46の連結部47が、図6中二点鎖線で示される位置より下方に移動して回転することがないように適宜なストッパを設けることが好ましい。
以上の構成において、本実施形態に係る収納家具10は、第1及び第2の扉部材13,14が閉塞位置にあるときに、それらが略同一面内に位置して閉塞状態を維持することとなる。この状態では、外側ローラ30A、内側ローラ30Cは、対応する外側レール34、内側レール35の各端部に位置することとなる。ここで、例えば、第1の扉部材13を開放しようとするときは、把手26を手前側に引き操作すればよい。すると、外側ローラ30A,内側ローラ30Cが外側レール34,内側レール35内を回転しながら略円弧状の軌跡に沿って移動し、第1の扉部材13が図6中二点鎖線で示される位置まで前方に移動することとなる。この際、第1の揺動部材41は、第1のばね部材43のコイル部を後方に移動させるようにしながら半時計方向に回転し、第2の位置で停止することとなり、同時に、一対のリンクバー45,46が略直線方向に延びるように変位して突っ張り棒のような作用を各揺動部材41,42に付与することとなる。
このようにして第1の扉部材13を前方に移動させた後に、把手26を右側に移動させることで、第1の扉部材13を第2の扉部材14の前面側に重なる位置まで移動させることができ、これにより、開口部12の半分領域を開放することができる。
開放した第1の扉部材13を閉塞する場合には、前述と逆の操作を行えばよく、これにより、第2の位置で停止している第1の揺動部材41に内側ローラ30Cが再び係合して第1の揺動部材41を第1の位置に戻すとともに、リンクバー45,46が初期のくの字状に屈曲した状態に戻ることとなる。
従って、このような実施形態によれば、移動規制手段16が第1の扉部材13と第2の扉部材14をスライドさせるためのスライド機構15,15に跨るように配置されているため、つまり、相互に連関しあう状態にあるため、部材の共用化を図って第1及び第2の扉部材13,14の干渉し合う動作を規制することが可能になる。
また、回転体30を構成するローラ30A〜30Cが略水平面内で回転可能に支持されているため、スライド機構15の上下方向高さを抑制することができ、これによって、家具本体11の収納容積をその分拡大することができる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施例に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
10…収納家具、11…家具本体、12…開口部、13…第1の扉部材、14…第2の扉部材、15…スライド機構、16…移動規制手段、30…回転体、31…ガイドレール、40…リンク機構、41…第1の揺動部材、42…第2の揺動部材、43…第1のばね部材、44…第2のばね部材、45,46…リンクバー
Claims (4)
- 内部に収納空間が形成されているとともに、前部に開口部が形成された家具本体と、相互に略同一面内に位置して前記開口部を閉塞する第1及び第2の扉部材と、これら第1及び第2の扉部材を略引き違い姿勢に移動させるとともに、前方に位置する扉部材を後方に位置する扉部材の前面側に重なる方向に移動して前記開口部を開放するスライド機構と、一方の扉部材を前方に移動させたときに、これに連関して他方の扉部材の移動を規制する移動規制手段とを備えていることを特徴とする収納家具。
- 前記スライド機構は、第1及び第2の扉部材の上下にブラケットを介してそれぞれ支持された回転体と、前記家具本体の天板上面及び底板下面に設けられて前記回転体をそれぞれ受容するガイドレールとを含み、
前記移動規制手段は、一方の扉部材における回転体が前記ガイドレールに沿って所定量移動したときに、他方の扉部材における回転体の移動を規制するリンク機構により構成されていることを特徴とする請求項1記載の収納家具。 - 前記リンク機構は、前記天板と略平行な面内で回転可能に設けられて前記回転体に対して係脱自在に設けられた第1及び第2の揺動部材と、これら第1及び第2の揺動部材をそれぞれ第1の位置と第2の位置に保つように付勢する第1及び第2のばね部材と、前記第1及び第2の揺動部材に一端が回転可能に連結されるとともに他端が相対回転可能に連結された一対のリンクバーとを含み、
前記第1又は第2の扉部材を閉塞位置に対して前方に移動するときに、当該移動する扉部材側の揺動部材が前記ばね部材の付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に回転することで前記一対のバーの相対回転を禁止して他方の揺動部材の回転を規制することを特徴とする請求項2記載の収納家具。 - 前記回転体は各ブラケットにそれぞれ支持された複数のローラにより構成され、これら複数のローラは、略水平面内で回転可能に支持されているとともに、一部のローラは、前記ガイドレールに上下移動を規制された状態で配置されていることを特徴とする請求項2又は3記載の収納家具。
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2003
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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