JP2006108152A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加の工程を必要とすることなく強誘電体膜への水素拡散を防止することができる構造の強誘電体キャパシタを備える半導体記憶装置を提供すること。
【解決手段】半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、層間絶縁膜中に形成され、一端が半導体基板に電気的に接続されたコンタクトプラグと、層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる強誘電体キャパシタと、強誘電体キャパシタを被覆すると共に、第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を被覆し、開口部によって露出された第1の電極と電気的に接続された配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる配線膜と、を備えた半導体記憶装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は、半導体記憶装置に関するものであり、特に、強誘電体キャパシタを備える半導体記憶装置に関するものである。
一般に、強誘電体膜は、強誘電体キャパシタ形成後の諸工程における水素ガスの進入及び拡散によってその電気的特性が劣化することがあることが知られている。そのため従来、強誘電体キャパシタを、強誘電体膜への水素ガスの進入及び拡散を防止するための膜(水素拡散防止膜)で被覆することによって強誘電体膜の電気的特性の劣化を防ぐことが行われている。
図1は、非特許文献1に示された強誘電体キャパシタの構造を示す図である。図1では、強誘電体膜43の電気的特性の劣化を防止するために、強誘電体キャパシタ40をTiO2とAl23(アルミナ)が積層された水素拡散防止膜35で被覆する構造となっている(図1)。
また、「実質的に水素の吸着が起きない膜」の材料として有効なものとして、銀、アルミニウム、シリコン、鉛、ビスマス等があり、「水素分子の拡散を実質的になくす膜」の材料として有効なものとして、タングステン、導電性の酸化物等があるとしているものがある(特許文献1)。
Yong Tak Lee、外8名,"Effects of Encapsulating Barrier Layer on Ferroelectric Properties of Ir/IrO2/PZT/Pt/IrO2 Capacitor",Extended Abstracts of the 1999 International Conference on Solid State Devices and Materials, Tokyo, 1999,(日本),1999年,p.394−395 国際公開番号WO98/31053(第9−10頁)
しかしながら、従来技術による場合、水素拡散防止膜35を成膜した上で強誘電体キャパシタの電極に接続される配線層51を形成する必要があるため、水素拡散防止膜を成膜するための追加の工程が必要となる(図1)。
従って本発明は、追加の工程を必要とすることなく強誘電体膜への水素拡散を防止することができる構造の強誘電体キャパシタを備える半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明のうち代表的なものの概要を説明すれば下記の通りである。
すなわち、半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、層間絶縁膜中に形成され、一端が半導体基板に電気的に接続されたコンタクトプラグと、層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる強誘電体キャパシタと、強誘電体キャパシタを被覆すると共に、第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を被覆し、開口部によって露出された第1の電極と電気的に接続された配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる配線膜と、を備えた半導体記憶装置を提供する。
本発明によれば、強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる配線膜によって被覆することにより、配線膜が従来技術における水素拡散防止膜の機能と配線の機能の両方を果たすことができる。これにより、水素拡散防止膜を成膜するための追加の工程を必要とすることなく、強誘電体膜への水素の進入及び拡散を防止することができる。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成部分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているにすぎず、これによりこの発明が特に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法を図2乃至図17を用いて説明する。なお、図2乃至図10は、第1の実施の形態に係る半導体製造装置の断面図、平面図又は斜視図を、図11乃至図17は、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造工程毎の断面を示している。
[構造]
図2は、半導体基板100上の層間絶縁膜110上に形成された強誘電体キャパシタ140と、それを被覆する絶縁膜137とが配線膜161によって被覆された状態を示した平面図である。配線膜161が、少なくとも1の強誘電体キャパシタ140を被覆している状態を図示している。なお、図示された1の強誘電体キャパシタ140以外の強誘電体キャパシタは、いくつでも、どのような位置に配置されていても良いし、配線膜161は、当該半導体記憶装置に必要な任意の配線パターンに応じて図示された強誘電体キャパシタ140以外の強誘電体キャパシタをまとめて被覆することができる。
図3は、図2で示された配線膜161が強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137を被覆した状態の拡大図である。配線膜161が、少なくとも1の強誘電体キャパシタ140を被覆している状態を示している。ここで、配線膜161は、所望の配線パターンに応じて図示された強誘電体キャパシタ140以外の1以上の他の強誘電体キャパシタを更に被覆しても良いし、他の強誘電体キャパシタを被覆することなくこのまま延長して配線パターンを形成しても良い。更に、上層の配線層と電気的に接続されるべく、配線膜161上の任意の部分にコンタクトプラグを設けても良い。
図4は、図3のa−a’断面図を含む斜視図、図5は、図3のa−a’断面図、そして図6は、図3のb−b’断面図である。以下、図5を用いて第1の実施の形態における強誘電体キャパシタの構造を説明する。
半導体基板100中に、選択トランジスタのソース/ドレイン領域105及びドレイン/ソース領域107が形成されている。
半導体基板100上には、層間絶縁膜110が形成されている。層間絶縁膜110中には、一端が半導体基板100に電気的に接続されたコンタクトプラグ113が形成されている。すなわち、半導体基板100上に形成された層間絶縁膜110中には、一端が選択トランジスタのソース/ドレイン領域105と電気的に接続されたコンタクトプラグ113が形成されている。コンタクトプラグ113の材料としてはポリシリコンを用いたが、タングステンを用いても良い。
層間絶縁膜110上には、第1の電極145と、強誘電体膜143と、前記コンタクトプラグ113の他端に電気的に接続された第2の電極141と、からなる強誘電体キャパシタ140が形成されている。
なお、第1の電極として白金(Pt)、強誘電体膜としてストロンチウム・ビスマス・タンタレート(SrBi2Ta29;SBT)、第2の電極として白金(Pt)を用いたが、強誘電体膜としてはチタン酸ジルコン酸鉛(PbZrxTi1-x3;PZT)を用いても良い。また、望ましくはコンタクトプラグ113と第2の電極141の間に密着層120を設けると良い。密着層120としては、下からTiAlN、Ir、IrO2と積層すると良い。
また、各強誘電体キャパシタ140は、図5のように下から順に第2の電極141、強誘電体膜143、第1の電極145、と形成されていても良いし、図7のように、左から順に第1の電極941、強誘電体膜943、第2の電極945、と形成されていても良い。ここでは、図5のように形成された場合を、以下説明する。
強誘電体キャパシタ140を被覆すると共に、第1の電極145を露出する開口部131を有する絶縁膜137が形成されている。絶縁膜137としては二酸化珪素(SiO2)を用いた。
ここで、本明細書において「第1の電極を露出する開口部」とは、開口部131は、第1の電極145の全部又は一部を露出する、ということを意味する。すなわち、開口部131は、第1の電極145の全部又は一部を露出する限り、どのような位置・大きさ・範囲であっても構わない。具体的には、図8のように、図5の開口部131よりもやや右方向の位置に、やや大きめの大きさに形成されていても良いし、図9のように第1の電極145の全部を露出させるように形成されていても良い。
なお、開口部131は、強誘電体膜143の側壁や、第2の電極141の側壁は露出させない。後述するアルミニウム等からなる配線膜161が強誘電体膜143と接してしまうと後の工程のアニール処理等によって配線膜161と強誘電体膜143とが反応してしまうし、配線膜161が第2の電極141とも接してしまうと第1の電極145と第2の電極141とが短絡してしまうからである。
そして、強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137は、配線膜161によって被覆されている。また、配線膜161は、開口部131によって露出された第1の電極145と電気的に接続されている。すなわち、配線膜161と第1の電極145とは、配線膜161が第1の電極145と直接接することにより電気的に接続されていても良いし、後述するように第1の電極145と配線膜161との間に導電性の別の層が介在した上で電気的に接続されていても良いし、また、開口部131が導電性の他の部材で充填された上で電気的に接続されても良い(本明細書において、以下同様)。さらに配線膜161は、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる。本実施の形態では、そのような配線膜としてアルミニウム(Al)を用いた。なお、配線膜の材料としては、純粋なアルミニウムでも良いが、通常の配線に用いることができる程度にアルミニウムが主成分となっていれば良い。そのような配線材料としては、例えば、1〜2at.%のシリコン(Si)を含むアルミニウムシリコン(AlSi)合金や、更に銅(Cu)を0.5〜1.0at.%添加したアルミニウムシリコン銅(AlSiCu)合金などがある(本明細書において、以下同様)。
このように形成された配線膜161は様々な機能の配線の役割を果たし得るが、特に強誘電体メモリにおいては、プレート線として用いられることができる。なお、本明細書において「プレート線」とは、強誘電体キャパシタに対して電圧を印加することにより情報を書き込むための配線、を意味する。
また、図10のように、絶縁膜137と配線膜161との間にバリア層150を設けても良い。バリア層は、開口部131においては、第1の電極145と配線膜161との間に設けられることとなる。このバリア層としては窒化チタンを用いた。
第1の実施の形態による半導体記憶装置によれば、第1に、配線膜161は水素拡散防止膜の機能と配線の機能の両方を果たしているため、水素拡散防止膜を成膜するための追加の工程を必要とすることなく、強誘電体膜への水素の進入及び拡散を防止することができる。
すなわち配線膜161は、導電性を有し第1の電極145と電気的に接続されているため、同様の構造からなる他の強誘電体キャパシタをもまとめて被覆することにより、配線の機能を果たす。また配線膜161は、水素拡散防止機能を有する材料からなり強誘電体キャパシタを被覆しているため、配線膜を形成した後の工程における強誘電体膜への水素の進入及び拡散を防止することができる。
また、強誘電体キャパシタ形成後第1メタル配線層形成までに必要な層の数を具体的に比較すると次の通りである。まず、従来技術の前提として、水素拡散防止膜を設けない構造を形成するためには、第1の電極と強誘電体膜と第2の電極とからなる強誘電体キャパシタを形成した後に、第1に層間絶縁膜、第2にコンタクトプラグ、そして第3に配線(第1メタル配線層)、を形成することとなり、合計3層必要となる。これに対し、強誘電体膜への水素の進入及び拡散を防止するために非特許文献1に記載の従来技術を用いた場合、第1の電極と強誘電体膜と第2の電極とからなる強誘電体キャパシタ40を形成した後に、第1に水素拡散防止膜35、第2に層間絶縁膜30、第3にコンタクトプラグ33、そして第4に配線51(第1メタル配線層)、を形成することとなり、合計4層必要となる(図1)。これは、強誘電体膜への水素の進入及び拡散を防止するために、前述した従来技術の前提となる構造と比較して1層余計に必要になっていることを意味する。これらに対し、本発明の第1の実施の形態による場合、第1の電極と強誘電体膜と第2の電極とからなる強誘電体キャパシタ140を形成した後に、第1に絶縁膜137、そして第2に配線膜161(第1メタル配線層)、を形成すれば足り、合計2層で足りる(図5)。これは、水素拡散防止膜を設けなかった従来技術の前提の構造よりも1層少なくて済むし、また、水素拡散防止膜を設けた非特許文献1に記載の従来技術よりも2層少なくて済むことを意味する。
第2に、非特許文献1に記載された従来技術による場合、強誘電体キャパシタはアルミナ膜を有する水素拡散防止膜によってまず被覆されている。このため、アルミナ膜に開口部を形成するためのエッチングにおいては、アルミナ膜は第1の電極である白金(Pt)とのエッチング選択比が小さいため、エッチング条件や面内均一性が十分に最適であるとか第1の電極の膜厚が十分に厚い等でない限り、プロセスマージンを確保できず、アルミナ膜のオーバーエッチングにより第1の電極を打ち抜いてしまう危険性があった。この点第1の実施の形態の半導体記憶装置によれば、第1の電極145である白金(Pt)と絶縁膜137であるSiO2とのエッチング選択比が十分あるため、開口部131をエッチングにより形成する際に第1の電極をもオーバーエッチングにより打ち抜いてしまう危険性が少ない。
第3に、非特許文献1に記載された従来技術のように強誘電体膜としてアルミナ膜を用いる場合、アルミナ膜を形成するためには新たに専用の成膜装置が必要となるため、そのための追加コストが発生する。また、一般にアルミナの成膜装置は、シリコン半導体製造プロセスに常用されているCVD装置やスパッタ装置に比べてスループットが悪い。この点第1の実施の形態の半導体記憶装置によれば、配線膜としては通常の配線材料であるアルミニウムを用いた。このため、特殊な材料による水素拡散防止膜を成膜するための専用の成膜装置が不要であるし、スループットも悪くならない。
[製造方法]
次に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を図11乃至図17を用いて説明する。なお、図11乃至図17は、図5によって示された断面を示す断面図である。
[工程1−1]半導体基板100上に層間絶縁膜110を形成する(図11)。そして半導体基板100中に形成された選択トランジスタのソース/ドレイン領域105上の、層間絶縁膜110の中にコンタクトホール111を開口し、コンタクトホール111の中にコンタクトプラグ113を形成する。これによりコンタクトプラグ113の一端は半導体基板100のソース/ドレイン領域105と電気的に接続される(図11)。次に、コンタクトプラグ113上に、強誘電体キャパシタ140を形成する(図11)。この強誘電体キャパシタ140は、第2の電極141、強誘電体膜143及び第1の電極145を順次成膜することで形成する。これにより、コンタクトプラグ113の他端と第2の電極141とが電気的に接続される。ここで、コンタクトプラグ113の材料としてポリシリコン、第2の電極141として白金(Pt)、強誘電体膜143としてSBT、第1の電極145として白金(Pt)を用いる。
更に望ましくは、コンタクトプラグ113と第2の電極141の間には、密着層を設けると良い。密着層120としては下からTiAlN、Ir、IrO2と積層すると良い。
なお、コンタクトプラグ113としてはタングステンを用いても良いし、強誘電体キャパシタ140としては、PZTを用いても良い。
[工程1−2]CVD法によって絶縁膜137(SiO2膜)を形成し(図12)、強誘電体キャパシタ140の第1の電極145を露出する開口部131を開口し、同時に、配線膜161によってまとめて被覆されることとなる他の強誘電体キャパシタとの間を除いては層間絶縁膜110上には絶縁膜137が残存しないようエッチングにより除去する(図13、図3)。これにより、強誘電体キャパシタ140を被覆すると共に、第1の電極145を露出する開口部131を有する絶縁膜137が形成される(図13)。
なお、SiO2膜137は、フロー形状の良好なオゾン(O3)及びTEOS(tetra ethyl ortho silicate)を使用した常圧熱CVD法により形成することにより、膜形成工程における温度を400℃程度の低温とすることができ、また水素もほとんど発生しない。このため、強誘電体膜143にダメージを与えることがない。
また、絶縁膜137はコンフォーマルに付くものが良いが、薄くても良い。
[工程1−3]配線膜161(アルミニウム)をスパッタにより形成し(図14)、フォトリソグラフィ、エッチングにより、強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137を配線膜161によって被覆する(図15、図3)。これにより、配線膜161は開口部131によって露出された第1の電極145と電気的に接続される。なお、配線膜161は、所望の配線パターンに応じて、図示された強誘電体キャパシタ140以外の1以上の他の強誘電体キャパシタをもまとめて被覆しても良いし、他の強誘電体キャパシタを被覆することなく、そのまま延長して配線パターンを形成しても良い。更に、上層の配線層と電気的に接続されるべく、配線膜161上の任意の部分にコンタクトプラグを設けても良い。
また、絶縁膜137と配線膜161との間にバリア層150を設けても良い。すなわち、配線膜161を形成する前にバリア層150をスパッタにより形成し、連続して配線膜161を形成し(図16)、フォトリソグラフィ、エッチングによって配線膜161及びバリア層150を同時にパターニングすることができる(図17)。
なお、バリア層150としては窒化チタンを用いた。また、配線膜161の材料としては純粋なアルミニウムでも良いが、通常の配線に用いることができる程度にアルミニウムが主成分となっていれば良い。
また、配線膜161のアルミニウムはDCスパッタ法により形成しても良いが、ECRスパッタのようなカバレッジの良い方法により形成すると好適である。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法を図18乃至図22を用いて説明する。なお、図18乃至図22は、第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の断面図、平面図又は斜視図を示している。
[構造]
図18は、半導体基板100上の層間絶縁膜110上に形成された複数の強誘電体キャパシタ140と、それを被覆する絶縁膜137とが、配線膜161によってまとめて被覆されている状態を示した平面図である。なお、本明細書において「複数」とは、「2以上」を意味し、第2の実施の形態においては2つの強誘電体キャパシタが形成されている。また、複数の強誘電体キャパシタは、いくつでも、どのような位置に配置されていても良いし、配線膜161は、当該半導体記憶装置に必要な任意の配線パターンに応じて任意の複数の強誘電体キャパシタ140をまとめて被覆することができる。
図19は、図18で示された配線膜161が2つの強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137をまとめて被覆した状態の拡大図である。ここで配線膜161は、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2つの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続している。
図19のa−a’断面図は図5と同様であり、図20は、図19のa−a’断面図を含む斜視図である。
また、図21は、図19のb−b’断面図である。配線膜161が、2つの強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137をまとめて被覆している状態を示している。また、配線膜161は、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2つの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続している。なお、絶縁膜137は、図21のように2つの強誘電体キャパシタをまとめて被覆していても良いし、図22のように2つの強誘電体キャパシタの間で途切れていても良い。その他の諸点については、第1の実施の形態と同様である。
[製造方法]
本発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法は、基本的には第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法[工程1−1]から[工程1−3]と同様であるが、[工程1−3]においては、配線膜161は、複数の強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137をまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2つの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続する点が異なる。このように形成された結果、図19及び図21又は図22で示されるような構造となる。また、ここで配線膜161によって被覆される複数の強誘電体キャパシタ140は、いくつでも、どのような位置に配置されていても良いし、配線膜161は、当該半導体記憶装置に必要な任意の配線パターンに応じて任意の強誘電体キャパシタ140をまとめて被覆することができる。その他の諸点については、第1の実施の形態と同様である。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置及びその製造方法を図23乃至図26を用いて説明する。
[構造]
図23は、半導体基板100上の層間絶縁膜110上に、行方向及び列方向に沿って配列された複数の強誘電体キャパシタ140と、それを被覆する絶縁膜137とが、配線膜161によって各列ごとにまとめて被覆された状態を示す平面図である。
ここで、同一の列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士は最小設計寸法(F)だけ離れて配置されており、異なる列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士は最小設計寸法の5倍(5F)だけ離れて配置されている。
図24は、図23で示されたある1列を抜き出して示した拡大図である。配線膜161が複数の強誘電体キャパシタ140と、それを被覆する絶縁膜137とをまとめて被覆しており、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続している。
図25は、図24におけるa−a’断面図を含む斜視図であり、図26は、図24におけるb−b’断面図である。また、図24におけるa−a’断面図は、図5と同様である。
第3の実施の形態における半導体記憶装置の構造は、基本的には第1の実施の形態における半導体記憶装置と同様であるが、複数の強誘電体キャパシタ140が、層間絶縁膜110上に、行方向及び列方向に沿って配列されている点で異なる(図23)。そして、配線膜161は、複数の強誘電体キャパシタ140及び前記絶縁膜137を各列ごとにまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、各列ごとに複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続する点でも異なる(図23)。この配線膜161は1列の複数の強誘電体キャパシタ140の共通プレート線となることができる。なお、配線膜は各列を構成するすべての複数の強誘電体キャパシタを被覆する必要はなく、当該半導体記憶装置の機能に必要な強誘電体キャパシタを被覆していれば十分である。また、本明細書において、「各列ごとに」という表現は、アレイ状に配列された複数の強誘電体キャパシタのいずれか一方向、という程度の意味を持つに過ぎない。従って、いずれの方向を列方向と捉えても良い。
このように配線膜161が規則的に各列ごとに強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を被覆する構造とすることにより、異なる列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士の距離は最小設計寸法(F)よりも広く(例えば5F)離して配置されている必要があるが、同一の列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士は少なくとも最小設計寸法(F)分だけ離して配置されていれよい。
その他の諸点については、第1の実施の形態と同様である。
[製造方法]
本発明の第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法は、基本的には第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法[工程1−1]から[工程1−3]と同様である。
しかしながら、まず[工程1−1]においては、層間絶縁膜110の中に複数のコンタクトプラグ113を形成し、そのコンタクトプラグ113上に、行方向及び列方向に沿って複数の強誘電体キャパシタ140を配列する点で異なる。なお、異なる列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士の距離は最小設計寸法(F)よりも広く(例えば5F)離して配置しておく必要があるが、同一の列に含まれる強誘電体キャパシタ140同士は少なくとも最小設計寸法(F)分だけ離して配置しておけばよい(図23)。
また、[工程1−3]においては、配線膜161は、複数の強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137を各列ごとにまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、各列ごとに複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続する点が異なる(図24)。このように形成された結果、図24乃至図26で示されるような構造となる。なお、配線膜は各列を構成するすべての複数の強誘電体キャパシタを被覆する必要はなく、当該半導体記憶装置の機能に必要な強誘電体キャパシタを被覆していれば十分である。配線膜161は1列の複数の強誘電体キャパシタ140の共通プレート線となることができる。
その他の諸点においては、第1の実施の形態と同様である。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る半導体記憶装置を図27乃至図35を用いて説明する。なお、図27乃至図30は、第4の実施の形態に係る半導体製造装置の断面図、平面図又は斜視図を、図31乃至図35は、第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造工程毎の断面を示している。
[構造]
図27は、半導体基板100上の層間絶縁膜110上に、行方向及び列方向に沿って配列された複数の強誘電体キャパシタ140と、それを被覆する絶縁膜137とが、配線膜161によって複数列ごとにまとめて被覆された状態を示す平面図である。なお、第4の実施の形態では2列ごとに被覆された例を示すが、複数列であれば3列以上でもよい。
ここで、配線膜161によってまとめて被覆される2列の強誘電体キャパシタ140同士は少なくとも最小設計寸法(F)分だけ離して配置すればよいが、そのようにして配線膜161によってまとめられた強誘電体キャパシタ140の固まり同士は最小設計寸法(F)よりも広く(例えば5F)分だけ離れている必要がある(図27)。
図28は、図27で示された、配線膜161によってまとめて被覆された2列の強誘電体キャパシタを抜き出して示した拡大図である。配線膜161は、複数の強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137を2列ごとにまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2列ごとに複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続している。
図29は、図28におけるa−a’断面図を含む斜視図であり、図30は、図28におけるa−a’断面図である。また、図28におけb−b’断面図は、図26と同様である。
第4の実施の形態における半導体記憶装置の構造は、基本的には第1の実施の形態における半導体記憶装置と同様であるが、複数の強誘電体キャパシタ140が、層間絶縁膜110の上方に、行方向及び列方向に沿って配列されている点で異なる。そして、配線膜161は、複数の強誘電体キャパシタ140及び前記絶縁膜137を2列ごとにまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2列ごとに複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続する点でも異なる。なお、配線膜は2列を構成するすべての複数の強誘電体キャパシタを被覆する必要はなく、当該半導体記憶装置の機能に必要な強誘電体キャパシタを被覆していれば十分である。この配線膜161は2列の複数の強誘電体キャパシタ140の共通プレート線となることができる。
このように配線膜161が規則的に2列ごとに強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を被覆する構造とすることにより、配線膜161が各列ごとに強誘電体キャパシタ及び絶縁膜を被覆する第3の実施の形態よりも有利な側面がある。すなわち、第3の実施の形態の構造による場合、各列ごとにキャパシタを被覆する配線膜同士を分離する必要から、各列の間を最小設計寸法(F)よりも広く(例えば5F)離して配置する必要があり、チップの面積利用効率を向上させるという観点からすると改善されるべき側面があった。この点第4の実施の形態によれば、隣接する2列ごとに配線膜161が被覆するため、配線膜161によってまとめて被覆される2列の強誘電体キャパシタ140同士の距離は、行方向及び列方向共に少なくとも最小設計寸法(F)分だけ離せばよいため、第3の実施の形態と比較してチップの面積利用効率を高めることができる(図27)。
その他の諸点については、第1の実施の形態と同様である。
[製造方法]
次に、本発明の第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を図31乃至図35を用いて説明する。なお、図31乃至図35は、図30によって示された断面を示す断面図である。
[工程4−1] 半導体基板100上に層間絶縁膜110を形成する(図31)。そして半導体基板100中に形成された選択トランジスタのソース/ドレイン領域105上の、層間絶縁膜110の中に複数のコンタクトホール111を開口し、複数のコンタクトホール111の中に複数のコンタクトプラグ113を形成する。これにより複数のコンタクトプラグ113の一端は半導体基板100のソース/ドレイン領域105と電気的に接続される(図31)。次に、複数のコンタクトプラグ113上に、行方向及び列方向に沿って複数の強誘電体キャパシタ140を形成する(図31)。これにより、複数のコンタクトプラグ113の他端と複数の強誘電体キャパシタ140における第2の電極141とが電気的に接続される。なお、後述する配線膜161によってまとめて被覆されることになる2列の強誘電体キャパシタ140同士は少なくとも最小設計寸法(F)分だけ離して配置すればよいが、そのようにして配線膜161によってまとめられた強誘電体キャパシタ140の固まり同士は最小設計寸法(F)よりも広く(例えば5F)分だけ離れて配置されている必要がある(図27)。また、第4の実施の形態では2列ごとに 被覆された例を示したが、複数列であれば3列以上でもよい。
更に望ましくは、コンタクトプラグ113と第2の電極141の間には、密着層120を設けると良い。密着層120としては下からTiAlN、Ir、IrO2と積層すると良い。
[工程4−2]CVD法によって絶縁膜137(SiO2膜)を形成し(図32)、強誘電体キャパシタ140の第1の電極145を露出させる開口部131を開口し、同時に、配線膜161によってまとめて被覆されることとなる他の強誘電体キャパシタ140との間を除いては層間絶縁膜110上には絶縁膜137が残存しないようエッチングにより除去する(図33、図28)。
[工程4−3]配線膜161(アルミニウム)をスパッタにより形成し(図34)、フォトリソグラフィ、エッチングにより、配線膜161が、複数の強誘電体キャパシタ140及び絶縁膜137を2列ごとにまとめて被覆し、開口部131によって露出されたそれぞれの強誘電体キャパシタ140における第1の電極145と電気的に接続されることにより、2列ごとに複数の強誘電体キャパシタ140における第1の電極145同士を電気的に接続する点が異なる。(図35、図28)。なお、配線膜は2列を構成するすべての複数の強誘電体キャパシタを被覆する必要はなく、当該半導体記憶装置の機能に必要な強誘電体キャパシタを被覆していれば十分である。配線膜161は2列の強誘電体キャパシタ140からなるキャパシタブロックの共通プレート線となる。
その他、膜の材料、開口部の形成方法等については、第1の実施の形態における記載と同様で、多様な変形例がある。
(実験データ)
本発明に関連する実験データを、以下説明する。
図36及び図37によってこの実験条件を説明する。図36は、本実験で用いた強誘電体キャパシタ840及びその上方の第1メタル配線層851の断面図である。強誘電体キャパシタ840の第1の電極845は、コンタクトプラグ833によってその上方のアルミニウムシリコン銅合金の第1メタル配線層851と接続されている。そして本実験では、この第1メタル配線層851は、図37に示すように絶縁膜830の全面を被覆するように形成した。この後に通常のバックエンドプロセス(トランジスタ等の素子を相互に接続するための配線又は電源若しくはグラウンド用の配線構造をつくる工程)を経て強誘電体キャパシタ840の分極−電界特性を測定した結果が、図38のaに示すグラフである。一方、図38のbに示すグラフは、図39に示すような、キャパシタの外形寸法よりも狭い通常の幅の第1メタル配線層853が形成され、その後の通常のバックエンドプロセスを経た場合の分極−電界特性を示すものである。このaとbのグラフの比較から、アルミニウムシリコン銅合金から成る膜で絶縁膜を挟んで強誘電体キャパシタを被覆することで、バックエンドプロセスにおける強誘電体キャパシタへの水素拡散が防止され、強誘電体特性の劣化が防止されたことを読み取ることができる。そうすると、同様にアルミニウムから成る膜で絶縁膜を挟んで強誘電体キャパシタを被覆する構造をとる本発明の第1乃至第4の実施の形態においても、バックエンドプロセスによる強誘電体キャパシタへの水素拡散が防止され、強誘電体特性の劣化が防止されることが推測される。
非特許文献1に記載された半導体記憶装置の断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図2の拡大図である。 図3のa−a’断面図を含む斜視図である。 図3のa−a’断面図である。 図3のb−b’断面図である。 強誘電体キャパシタ140のその他の構成を示す断面図である。 開口部131のその他の構成を示す断面図である。 開口部131のその他の構成を示す断面図である。 絶縁膜137と配線膜161との間にバリア層150を設けた例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 絶縁膜137と配線膜161との間にバリア層150を設ける場合の、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 絶縁膜137と配線膜161との間にバリア層150を設ける場合の、第1の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第2の実施の形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図18の拡大図である。 図19のa−a’断面図を含む斜視図である。 図19のb−b’断面図である。 絶縁膜137が2つの強誘電体キャパシタの間で途切れている場合を示す断面図である。 第3の実施の形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図23の拡大図である。 図24のa−a’断面図を含む斜視図である。 図19のb−b’断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の平面図である。 図27の拡大図である。 図28のa−a’断面図を含む斜視図である。 図28のa−a’断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 第4の実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図である。 実験で用いた強誘電体キャパシタ及びその上方の第1メタル配線層の断面図である。 実験で用いた強誘電体キャパシタ及びその上方の第1メタル配線層を示す平面図である。 実験結果を示すグラフである。 通常の第1メタル配線層を示す平面図である。
符号の説明
1 半導体基板
3 ゲート電極
5 ソース/ドレイン領域
7 ドレイン/ソース領域
10,30 層間絶縁膜
11,31 コンタクトホール
13 コンタクトプラグ
33 コンタクトプラグ
35 水素拡散防止膜
41 第2の電極
43 強誘電体膜
45 第1の電極
51 配線
100 半導体基板
103 ゲート電極
105 ソース/ドレイン領域
107 ドレイン/ソース領域
110 層間絶縁膜
111 コンタクトホール
113 コンタクトプラグ
120 密着層
131 開口部
137 絶縁膜
140 強誘電体キャパシタ
141 第2の電極
143 強誘電体膜
145 第1の電極
150 バリア層
161 配線膜
800 半導体基板
803 ゲート電極
805 ソース/ドレイン領域
807 ドレイン/ソース領域
810,830,850 絶縁膜
813 コンタクトプラグ
833 コンタクトプラグ
813,833 コンタクトプラグ
841 第2の電極
843 強誘電体膜
845 第1の電極
851,853 第1メタル配線層
900 半導体基板
903 ゲート電極
905 ソース/ドレイン領域
907 ドレイン/ソース領域
910 層間絶縁膜
913 コンタクトプラグ
933 コンタクトプラグ
931 開口部
937 絶縁膜
940 強誘電体キャパシタ
941 第1の電極
943 強誘電体膜
945 第2の電極
961 配線膜

Claims (7)

  1. 半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜中に形成され、一端が前記半導体基板に電気的に接続されたコンタクトプラグと、
    前記層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、前記コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる強誘電体キャパシタと、
    前記強誘電体キャパシタを被覆すると共に、前記第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、
    前記強誘電体キャパシタ及び前記絶縁膜を被覆し、前記開口部によって露出された前記第1の電極と電気的に接続された配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる前記配線膜と、
    を備えた半導体記憶装置。
  2. 半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜中に形成され、一端が前記半導体基板に電気的に接続された複数のコンタクトプラグと、
    前記層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、前記コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる複数の強誘電体キャパシタと、
    前記複数の強誘電体キャパシタを被覆すると共に、前記第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、
    前記複数の強誘電体キャパシタ及び前記絶縁膜をまとめて被覆し、前記開口部によって露出された前記第1の電極同士を電気的に接続する配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる前記配線膜と、
    を備えた半導体記憶装置。
  3. 半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜中に形成され、一端が前記半導体基板に電気的に接続された複数のコンタクトプラグと、
    前記層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、前記コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる複数の強誘電体キャパシタであって、前記層間絶縁膜上に、行方向及び列方向に沿って配列された前記複数の強誘電体キャパシタと、
    前記複数の強誘電体キャパシタを被覆すると共に、前記第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、
    前記複数の強誘電体キャパシタ及び前記絶縁膜を各列ごとにまとめて被覆し、前記開口部によって露出された前記第1の電極同士を各列ごとに電気的に接続する配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる前記配線膜と、
    を備えた半導体記憶装置。
  4. 半導体基板上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜中に形成され、一端が前記半導体基板に電気的に接続された複数のコンタクトプラグと、
    前記層間絶縁膜上に形成され、第1の電極と、強誘電体膜と、前記コンタクトプラグの他端に電気的に接続された第2の電極と、からなる複数の強誘電体キャパシタであって、前記層間絶縁膜上に、行方向及び列方向に沿って配列された前記複数の強誘電体キャパシタと、
    前記複数の強誘電体キャパシタを被覆すると共に、前記第1の電極を露出する開口部を有する絶縁膜と、
    前記複数の強誘電体キャパシタ及び前記絶縁膜を複数列ごとにまとめて被覆し、前記開口部によって露出された前記第1の電極同士を複数列ごとに電気的に接続する配線膜であって、導電性を有しかつ水素拡散防止機能をも有する材料からなる前記配線膜と、
    を備えた半導体記憶装置。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の半導体記憶装置において、前記配線膜はアルミニウム又はアルミニウムを主成分とする材料から成ることを特徴とする、半導体記憶装置。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の半導体記憶装置において、前記配線膜はプレート線として用いられることを特徴とする、半導体記憶装置。
  7. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の半導体記憶装置であって、前記第1の電極と前記配線膜の間にバリア層を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
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