JP2003174145A - 強誘電体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ装置及びその製造方法

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JP2003174145A JP2002224451A JP2002224451A JP2003174145A JP 2003174145 A JP2003174145 A JP 2003174145A JP 2002224451 A JP2002224451 A JP 2002224451A JP 2002224451 A JP2002224451 A JP 2002224451A JP 2003174145 A JP2003174145 A JP 2003174145A
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貴文 吉川
Takumi Mikawa
巧 三河
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に水素が侵
入する事態の確実な防止と、強誘電体メモリ装置の微細
化との両立を図る。 【解決手段】 強誘電体メモリ装置は、半導体基板10
0上の第1の層間絶縁膜105の上に順次形成された下
部電極109、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜及112
び上部電極113を有し、ワード線方向及びビット線方
向に配置された複数の強誘電体キャパシタを備えてい
る。ワード線方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下
部電極109同士の間には第1の絶縁性水素バリア膜1
11が埋め込まれている。下部電極109及び第1の絶
縁性水素バリア膜111の上には、ワード線方向に並ぶ
複数の強誘電体キャパシタに共通の容量絶縁膜112が
形成され、該共通の容量絶縁膜112の上には、ワード
線方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の上部電
極113が形成され、該共通の上部電極113の上には
第2の絶縁性水素バリア膜115が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に順
次形成された、下部電極、強誘電体膜よりなる容量絶縁
膜及び上部電極を有し、ワード線方向及びビット線方向
にマトリックス状に配置された複数の強誘電体キャパシ
タを備えた強誘電体メモリ装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリ装置としては、例え
ばSrBi2Ta29 (以下、SBTと記す)又はPb
(Zr,Ti)O3 (以下、PZTと記す)等のヒステ
リシス特性を有する強誘電体材料膜よりなる容量絶縁膜
を有する不揮発性の強誘電体メモリ装置が開発されてい
る。このような強誘電体メモリ装置に用いられるSBT
及びPZT等の強誘電体材料は強誘電体酸化物である。
【0003】このため、複数の強誘電体キャパシタの上
に層間絶縁膜を介してアルミ配線を形成した後に、半導
体基板に形成されているMOSトランジスタの特性を確
保するために行なわれる水素を含む雰囲気中での熱処
理、又は半導体メモリ装置の微細化に伴うアスペクト比
が高いコンタクトホールにタングステン膜を埋め込むた
めに行なわれるCVD法において、強誘電体酸化物が還
元性雰囲気、特に水素雰囲気に曝されると、強誘電体酸
化物は還元される。このため、強誘電体酸化物の結晶組
成が崩れてしまうので、容量絶縁膜の絶縁特性又は強誘
電体酸化物の特性が大きく劣化してしまう。
【0004】そこで、強誘電体キャパシタを形成した後
に、該強誘電体キャパシタに対して水素雰囲気中での熱
処理を施しても、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜が水
素に曝されて還元されることがないように、容量絶縁膜
への水素の侵入を防止する水素バリア膜を強誘電体キャ
パシタを覆うように形成する。
【0005】ところが、強誘電体キャパシタと該強誘電
体キャパシタの上に形成される層間絶縁膜との間に水素
バリア膜を設ける場合、水平方向からの水素の侵入を遮
断するためには、水素バリア膜の面積を強誘電体キャパ
シタの面積よりも少なくとも数μm以上大きくする必要
がある。また、水素バリア膜は層間絶縁膜に埋め込まれ
たコンタクトプラグの上にも形成されるため、コンタク
トプラグをCVD法により形成されるタングステン膜に
より形成する場合には、水素バリア膜が有する容量絶縁
膜への水素の侵入を防止する効果は低減する。
【0006】特に、近年、強誘電体メモリ装置の微細化
に伴って強誘電体キャパシタの面積の縮小化(1μm2
以下)が図られているが、前述の理由により、水素バリ
ア膜により強誘電体キャパシタを覆うだけでは、容量絶
縁膜への水素の侵入を確実に防止することができない。
【0007】そこで、特開平11−135736号公報
においては、図6に示すような構造を有する強誘電体メ
モリ装置が提案されている。
【0008】以下、従来例として、図6に示す強誘電体
メモリ装置について説明する。
【0009】シリコン基板10の表面部には、素子分離
領域11が形成されていると共にソース又はドレインと
なる不純物拡散層12が形成されている。シリコン基板
10の上における不純物拡散領域12同士の間には、ゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極13が形成されており、
これらゲート電極13及び不純物拡散層12により電界
効果型トランジスタが構成されている。
【0010】電界効果型トランジスタ及び素子分離領域
11の上には第1の層間絶縁膜14が形成されており、
該第1の層間絶縁膜14の上における素子分離領域11
の上方には第1の絶縁性水素バリア膜15が形成されて
いる。第1の絶縁性水素バリア膜15の上には、下部電
極16、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜17及び上部電
極18から構成される強誘電体キャパシタが形成されて
いる。上部電極18の上には導電性水素バリア膜19が
形成され、該導電性水素バリア膜19の上面、並びに下
部電極16、容量絶縁膜17及び上部電極18の側面を
覆うように第2の絶縁性水素バリア膜20が形成されて
おり、強誘電体キャパシタは、第1の絶縁性水素バリア
膜15、導電性水素バリア膜19及び第2の絶縁性水素
バリア膜20により完全に覆われている。
【0011】第1の層間絶縁膜14及び第2の絶縁性水
素バリア膜20の上には第2の層間絶縁膜21が形成さ
れている。第2の層間絶縁膜21の上には金属配線22
が形成されており、該金属配線22は、第1の層間絶縁
膜14及び第2の層間絶縁膜21に埋め込まれたコンタ
クトプラグ23と接続している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、強誘電
体キャパシタは、第1の絶縁性水素バリア膜15、導電
性水素バリア膜19及び第2の絶縁性水素バリア膜20
により完全に覆われているため、容量絶縁膜17に水素
が侵入する事態は防止できる。
【0013】ところが、前記従来の強誘電体メモリ装置
においては、第2の絶縁性水素バリア膜20をパターニ
ングする際のマスクずれにより、第2の絶縁性水素バリ
ア膜20の側部が消滅してしまったり、膜厚が薄くなっ
てしまったりする事態が発生する。
【0014】そこで、第2の絶縁性水素バリア膜20の
膜厚を厚くすると共に、第2の絶縁性水素バリア膜20
をパターニングするためのマスクのマージンを大きくす
る必要がある。
【0015】このため、強誘電体キャパシタ同士の間隔
を大きくする必要があるので、強誘電体メモリ装置の微
細化が困難になるという問題がある。
【0016】前記に鑑み、本発明は、強誘電体キャパシ
タの容量絶縁膜に水素が侵入する事態の確実な防止と、
強誘電体メモリ装置の微細化との両立を図ることを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る強誘電体メモリ装置は、半導体基板上
の層間絶縁膜の上に順次形成された下部電極、強誘電体
膜よりなる容量絶縁膜及び上部電極を有し、ワード線方
向及びビット線方向に配置された複数の強誘電体キャパ
シタを備えた強誘電体メモリ装置を対象とし、複数の強
誘電体キャパシタのうち、ワード線方向及びビット線方
向のうちの一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下
部電極同士の間には第1の絶縁性水素バリア膜が埋め込
まれており、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの
下部電極、及び第1の絶縁性水素バリア膜の上には、一
方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の容量絶縁
膜が形成されており、共通の容量絶縁膜の上には、一方
向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の上部電極が
形成されており、共通の上部電極を覆うように第2の絶
縁性水素バリア膜が形成されている。
【0018】本発明に係る強誘電体メモリ装置による
と、ワード線方向及びビット線方向のうちの一方向に並
ぶ複数の強誘電体キャパシタの下部電極同士の間に第1
の絶縁性水素バリア膜が埋め込まれているため、第1の
絶縁性水素バリア膜における、一方向に並ぶ複数の強誘
電体キャパシタの下部電極同士の間の領域ではパターニ
ングする必要はない。このため、パターニングを行なう
ためのマスクの位置ずれを考慮して、下部電極同士の間
に寸法マージンを確保する必要がないので、強誘電体キ
ャパシタ同士の間隔を狭くして、メモリセルアレイひい
ては強誘電体メモリ装置の面積を低減することができ
る。
【0019】また、共通の上部電極を覆うように第2の
絶縁性水素バリア膜が形成されているため、強誘電体キ
ャパシタを形成した後において水素雰囲気中での熱処理
が施された場合、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に対
して上方から侵入する水素を防止できるので、容量絶縁
膜を構成する強誘電体膜の還元を防止することができ
る。
【0020】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、第2の絶縁性水素バリア膜は、一方向に並ぶ複数の
強誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列毎に分離して
形成されていることが好ましい。
【0021】このようにすると、第2の絶縁性水素バリ
ア膜における、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタ
の下部電極同士の間の領域においてもパターニングする
必要がなくなるため、パターニングを行なうためのマス
クの位置ずれを考慮して、下部電極同士の間に寸法マー
ジンを確保する必要がないので、強誘電体キャパシタ同
士の間隔を狭くして、メモリセルアレイひいては強誘電
体メモリ装置の面積を低減することができる。
【0022】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、第2の絶縁性水素バリア膜は、一方向に並ぶ複数の
強誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列のうち、ワー
ド線方向及びビット線方向のうちの他方向に隣り合う一
対のキャパシタ列を覆うように形成されていることが好
ましい。
【0023】このようにすると、第2の絶縁性水素バリ
ア膜における、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタ
よりなる一対のキャパシタ列同士の間において寸法マー
ジンを確保する必要がないので、一対のキャパシタ列同
士の間隔を狭くして、メモリセルアレイひいては強誘電
体メモリ装置の面積を低減することができる。また、強
誘電体メモリ装置の選択用トランジスタの近傍に、水素
バリア膜が形成されていない領域が存在するため、金属
配線を形成した後にトランジスタの特性を回復するため
に行なう水素雰囲気中での熱処理において、水素が選択
トランジスタに拡散するための経路を確保することがで
きる。
【0024】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、層間絶縁膜に形成されているコンタクトプラグと下
部電極との間に導電性水素バリア膜が形成されているこ
とが好ましい。
【0025】このようにすると、強誘電体キャパシタを
形成した後において水素雰囲気中での熱処理が施された
場合、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に対して下方か
ら侵入する水素を防止できるので、容量絶縁膜を構成す
る強誘電体膜の還元を防止することができる。
【0026】本発明に係る強誘電体メモリ装置が、導電
性水素バリア膜を備えている場合、一方向に並ぶ複数の
強誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列は、導電性水
素バリア膜、第1の絶縁性水素バリア膜及び第2の絶縁
性水素バリア膜によって完全に覆われていることが好ま
しい。
【0027】このようにすると、強誘電体キャパシタを
形成した後において水素雰囲気中での熱処理が施されて
も、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に水素が侵入する
事態を確実に防止できるため、容量絶縁膜を構成する強
誘電体膜の還元が防止されるので、容量絶縁膜の特性の
劣化を確実に防止することができる。
【0028】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、共通の上部電極と第2の絶縁性水素バリア膜との間
に、共通の上部電極の周縁部に形成される段差を緩和す
る段差緩和膜が形成されていることが好ましい。
【0029】このようにすると、パターニングされた上
部電極の周端部に形成される角張った段差が緩和される
ため、第2の絶縁性水素バリア膜の上部電極の周端部に
おけるカバレッジを向上させることができる。
【0030】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、第1の絶縁性水素バリア膜としては、Si34膜、
SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、又はTiとAl
との合金の酸化物膜若しくは酸窒化物膜を用いることが
できる。
【0031】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、第2の絶縁性水素バリア膜としては、Si34膜、
SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、TiN膜若しく
はTiとAlとの合金膜、又はTiとAlとの合金の酸
化物膜、窒化物膜若しくは酸窒化物膜を用いることがで
きる。
【0032】本発明に係る強誘電体メモリ装置におい
て、導電性水素バリア膜としては、TiとAlとの合金
膜、TiとAlとの合金の窒化物膜若しくは酸窒化物
膜、又はTiN膜を用いることができる。
【0033】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法は、半導体基板上の層間絶縁膜の上に順次形成された
下部電極、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜及び上部電極
を有し、ワード線方向及びビット線方向に配置された複
数の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモリ装置の
製造方法を対象とし、層間絶縁膜の上に、複数の強誘電
体キャパシタの下部電極を形成する工程と、層間絶縁膜
及び下部電極の上に第1の絶縁性水素バリア膜を堆積し
た後、該第1の絶縁性水素バリア膜を平坦化して、複数
の強誘電体キャパシタのうち、ワード線方向及びビット
線方向のうちの一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタ
の下部電極同士の間に第1の絶縁性水素バリア膜を埋め
込む工程と、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの
下部電極、及び第1の絶縁性水素バリア膜の上に、一方
向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の容量絶縁膜
を形成する工程と、共通の容量絶縁膜の上に、一方向に
並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の上部電極を形成
する工程と、共通の上部電極の上に、共通の上部電極を
覆うように第2の絶縁性水素バリア膜を形成する工程と
を備えている。
【0034】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法によると、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの
下部電極同士の間に第1の絶縁性水素バリア膜が埋め込
まれているため、第1の絶縁性水素バリア膜における、
一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下部電極同士
の間の領域ではパターニングする必要はない。このた
め、パターニングを行なうためのマスクの位置ずれを考
慮して、下部電極同士の間に寸法マージンを確保する必
要がないので、強誘電体キャパシタ同士の間隔を狭くし
て、メモリセルアレイひいては強誘電体メモリ装置の面
積を低減することができる。
【0035】また、共通の上部電極を覆うように第2の
絶縁性水素バリア膜を形成する工程を備えているため、
強誘電体キャパシタを形成した後において水素雰囲気中
での熱処理が施された場合、強誘電体キャパシタの容量
絶縁膜に対して上方から侵入する水素を防止できるの
で、容量絶縁膜を構成する強誘電体膜の還元を防止する
ことができる。
【0036】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法において、第2の絶縁性水素バリア膜は、一方向に並
ぶ複数の強誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列毎に
分離して形成されていることが好ましい。
【0037】このようにすると、第2の絶縁性水素バリ
ア膜における、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタ
の下部電極同士の間の領域においてもパターニングする
必要がなくなるため、パターニングを行なうためのマス
クの位置ずれを考慮して、下部電極同士の間に寸法マー
ジンを確保する必要がないので、強誘電体キャパシタ同
士の間隔を狭くして、メモリセルアレイひいては強誘電
体メモリ装置の面積を低減することができる。
【0038】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法において、第2の絶縁性水素バリア膜は、一方向に並
ぶ複数の強誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列のう
ち、ワード線方向及びビット線方向のうちの他方向に隣
り合う一対のキャパシタ列を覆うように形成されている
ことが好ましい。
【0039】このようにすると、第2の絶縁性水素バリ
ア膜における、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタ
よりなる一対のキャパシタ列同士の間において寸法マー
ジンを確保する必要がないので、一対のキャパシタ列同
士の間隔を狭くして、メモリセルアレイひいては強誘電
体メモリ装置の面積を低減することができる。また、強
誘電体メモリ装置の選択用トランジスタの近傍に、水素
バリア膜が形成されていない領域が存在するため、金属
配線を形成した後にトランジスタの特性を回復するため
に行なう水素雰囲気中での熱処理において、水素が選択
トランジスタに拡散するための経路を確保することがで
きる。
【0040】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法は、下部電極を形成する工程よりも前に、層間絶縁膜
に形成されているコンタクトプラグと下部電極との間に
介在する導電性水素バリア膜を形成する工程をさらに備
えていることが好ましい。
【0041】このようにすると、強誘電体キャパシタを
形成した後において水素雰囲気中での熱処理が施された
場合、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に対して下方か
ら侵入する水素を防止できるので、容量絶縁膜を構成す
る強誘電体膜の還元を防止することができる。
【0042】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法が、導電性水素バリア膜を形成する工程を備えている
場合、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタよりなる
キャパシタ列は、導電性水素バリア膜、第1の絶縁性水
素バリア膜及び第2の絶縁性水素バリア膜によって完全
に覆われていることが好ましい。
【0043】このようにすると、強誘電体キャパシタを
形成した後において水素雰囲気中での熱処理が施されて
も、強誘電体キャパシタの容量絶縁膜に水素が侵入する
事態を確実に防止できるため、容量絶縁膜を構成する強
誘電体膜の還元が防止されるので、容量絶縁膜の特性の
劣化を確実に防止することができる。
【0044】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法は、共通の上部電極を形成する工程と第2の絶縁性水
素バリア膜を形成する工程との間に、共通の上部電極と
第2の絶縁性水素バリア膜との間に介在し、共通の上部
電極の周縁部に形成される段差を緩和する段差緩和膜を
形成する工程をさらに備えていることが好ましい。
【0045】このようにすると、パターニングされた上
部電極の周端部に形成される角張った段差が緩和される
ので、第2の絶縁性水素バリア膜の上部電極の周端部に
おけるカバレッジを向上させることができる。
【0046】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法において、第1の絶縁性水素バリア膜としては、Si
34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、又はT
iとAlとの合金の酸化物膜若しくは酸窒化物膜を用い
ることができる。
【0047】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法において、第2の絶縁性水素バリア膜としては、Si
34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、TiN
膜若しくはTiとAlとの合金膜、又はTiとAlとの
合金の酸化物膜、窒化物膜若しくは酸窒化物膜を用いる
ことができる。
【0048】本発明に係る強誘電体メモリ装置の製造方
法において、導電性水素バリア膜は、TiとAlとの合
金膜、TiとAlとの合金の窒化物膜若しくは酸窒化物
膜、又はTiN膜を用いることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
強誘電体メモリ装置の構造について、図1及び図2を参
照しながら説明する。
【0050】本発明の一実施形態に係る強誘電体メモリ
装置は、ワード線方向及びビット線方向にマトリックス
状に配置された複数のメモリセルよりなるメモリセルア
レイを備えている。図1は強誘電体メモリ装置における
ワード線に平行な面の断面構造を示し、図2は強誘電体
メモリ装置におけるビット線に平行な面の断面構造を示
している。
【0051】図1及び図2に示すように、シリコンより
なる半導体基板100の表面部には素子分離領域101
が形成されており、半導体基板100上における素子分
離領域101により囲まれた領域には、ゲート絶縁膜を
介してゲート電極102が形成されている。半導体基板
100の表面部におけるゲート電極102の両側には、
ソース又はドレインとなる第1の高濃度不純物拡散層1
03A、103Bが形成されており、ゲート電極102
及び第1の不純物拡散層103A、103Bによって電
界効果型トランジスタが構成されている。尚、半導体基
板100の表面部におけるメモリセルアレイの周縁部に
は、第2の高濃度不純物拡散層104が形成されてい
る。
【0052】半導体基板100の上には、電界効果型ト
ランジスタを覆うように第1の層間絶縁膜105が形成
されている。第1の層間絶縁膜105には、第1のコン
タクトプラグ106及び第2のコンタクトプラグ107
がそれぞれ埋め込まれており、第1のコンタクトプラグ
106の下端は第1の高濃度不純物拡散層103Aに接
続されていると共に、第2のコンタクトプラグ107の
下端は第2の高濃度不純物拡散層104に接続されてい
る。
【0053】第1の層間絶縁膜105の上には、第1の
コンタクトプラグ106の上端又は第2のコンタクトプ
ラグ107の上端と接続するように導電性水素バリア膜
108がそれぞれ形成されており、第1のコンタクトプ
ラグ106の上に位置する導電性水素バリア膜108の
上には下部電極109が形成されていると共に、第2の
コンタクトプラグ107の上に位置する導電性水素バリ
ア膜108の上には上部電極中継部110が形成されて
いる。
【0054】第1の層間絶縁膜105の上には、下部電
極109及び上部電極中継部110を取り囲むように第
1の絶縁性水素バリア膜111が形成されており、下部
電極109の上面、上部電極中継部110の上面及び第
1の絶縁性水素バリア膜111の上面は、ほぼ面一に形
成されている。本実施形態においては、図1に示すよう
に、ワード線方向に並ぶ下部電極109同士の間には第
1の絶縁性水素バリア膜111が隙間なく埋め込まれて
いるが、図2に示すように、ビット線方向に並ぶ下部電
極109同士の間に形成されている第1の絶縁性水素バ
リア膜111同士の間には隙間が形成されている。
【0055】ワード線方向に並ぶ下部電極109及び第
1の絶縁性水素バリア膜111の上には、強誘電体膜よ
りなり、ワード線方向に並ぶ強誘電体キャパシタに共通
の容量絶縁膜112が形成されており、該容量絶縁膜1
12における上部電極中継部110の上には開口部が形
成されている。容量絶縁膜112の上には、ワード線方
向に並ぶ強誘電体キャパシタに共通の上部電極113が
形成されており、該上部電極113は容量絶縁膜の開口
部を介して上部電極中継部110と接続している。以上
説明した、下部電極109、容量絶縁膜112及び上部
電極113によって強誘電体キャパシタが構成されてい
ると共に、容量絶縁膜112及び上部電極113は、ワ
ード線方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタよりなるキ
ャパシタ列に共通に設けられている。
【0056】上部電極113の上には、段差緩和膜11
4を介して第2の絶縁性水素バリア膜115が形成され
ており、該第2の絶縁性水素バリア膜115の周縁部は
第1の絶縁性水素バリア膜111の上面と接続してい
る。これによって、ワード線方向に並ぶ複数の強誘電体
キャパシタよりなるキャパシタ列は、導電性水素バリア
膜108、第1の絶縁性水素バリア膜111及び第2の
絶縁性水素バリア膜115によって完全に覆われてい
る。
【0057】第1の層間絶縁膜105の上には、第2の
絶縁性水素バリア膜115を覆うように第2の層間絶縁
膜116が形成され、該第2の層間絶縁膜116の上に
は第1の金属配線117及び第2の金属配線118が形
成されている。第1の金属配線117と第1の高濃度不
純物拡散層103Bとは、第1の層間絶縁膜105及び
第2の層間絶縁膜116に埋め込まれた第3のコンタク
トプラグ119によって接続されていると共に、第2の
金属配線118と第2の高濃度不純物拡散層104とは
第1の層間絶縁膜105及び第2の層間絶縁膜116に
埋め込まれた第4のコンタクトプラグ120によって接
続されている。
【0058】本発明の一実施形態に係る強誘電体メモリ
装置によると、ワード線方向に並ぶ複数の強誘電体キャ
パシタの下部電極109同士の間には第1の絶縁性水素
バリア膜111が埋め込まれている構造であって、第1
の絶縁性水素バリア膜111における、ワード線方向に
並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下部電極109同士の
間の領域ではパターニングする必要はない。このため、
パターニングを行なうためのマスクの位置ずれを考慮し
て、下部電極109同士の間に寸法マージンを確保する
必要がないので、強誘電体キャパシタ同士の間隔を狭く
してメモリセルアレイの面積を低減することができる。
【0059】また、ワード線方向に並ぶ複数の強誘電体
キャパシタよりなるキャパシタ列は、導電性水素バリア
膜108、第1の絶縁性水素バリア膜111及び第2の
絶縁性水素バリア膜115によって完全に覆われている
ため、強誘電体キャパシタを形成した後において水素雰
囲気中での熱処理が施されても、強誘電体キャパシタの
容量絶縁膜112に水素が侵入する事態を確実に防止す
ることができる。このため、容量絶縁膜112を構成す
る強誘電体膜の還元が防止されるので、容量絶縁膜11
2の特性の劣化を防止することができる。
【0060】以下、本発明の一実施形態の変形例に係る
強誘電体メモリ装置について、図3を参照しながら説明
する。尚、該変形例においては、本発明の一実施形態と
共通する部材については同一の符号を付すことにより、
説明を省略する。
【0061】本発明の一実施形態においては、図2に示
すように、ワード線方向に並ぶ強誘電体キャパシタより
なるキャパシタ列同士の間には隙間が形成されており、
該隙間に第2の層間絶縁膜116が埋め込まれている構
造であったが、変形例においては、第3のコンタクトプ
ラグ119を介することなくビット線方向に隣り合う一
対のキャパシタ列同士の間には隙間が形成されておら
ず、該一対のキャパシタ列同士の間においては、第1の
絶縁性水素バリア膜111、段差緩和膜114及び第2
の絶縁性水素バリア膜115は連続している。
【0062】本発明の一実施形態の変形例に係る強誘電
体メモリ装置によると、第1の絶縁性水素バリア膜11
1における、ビット線方向に隣り合う強誘電体キャパシ
タの下部電極109同士の間においてもパターニングす
る必要はない。このため、ビット線方向に隣り合う下部
電極109同士の間隔をも小さくしてメモリセルアレイ
の面積を一層低減することができる。
【0063】また、強誘電体メモリ装置の選択用トラン
ジスタの近傍に、水素バリア膜が形成されていない領域
が存在するため、金属配線を形成した後にトランジスタ
の特性を回復するために行なう水素雰囲気中での熱処理
において、水素が選択トランジスタに拡散するための経
路を確保することができる。特に、強誘電体キャパシタ
をトランジスタの上に形成するスタック型強誘電体メモ
リ装置の場合、水素が選択トランジスタに拡散するため
の経路をトランジスタ形成領域の近傍に設けることが可
能となる。このため、金属配線を形成した後にトランジ
スタの特性を回復するために行なう水素雰囲気中での熱
処理において、水素が選択トランジスタに拡散するため
の経路を確実に確保できるので、トランジスタの特性確
保をも実現できる。
【0064】以下、本発明の一実施形態に係る強誘電体
メモリ装置の製造方法について、図4(a) 〜(c) 及び図
5(a) 〜(c) を参照しながら説明する。
【0065】まず、図4(a) に示すように、周知のST
I(Shallow Trench Isolation)技術等により、シリコ
ンよりなる半導体基板100の表面部に素子分離領域1
01を形成した後、周知のCMOSプロセスにより、半
導体基板100上における素子分離領域101で囲まれ
た領域に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極102を形
成し(図2を参照)、その後、半導体基板100の表面
部におけるゲート電極102の両側に、ソース又はドレ
インとなる第1の高濃度不純物拡散層103A、103
Bを形成すると共に、半導体基板100の表面部におけ
るメモリセルアレイの周縁部に第2の高濃度不純物拡散
層104を形成する。これにより、ゲート電極102及
び第1の不純物拡散層103A、103Bよりなる電界
効果型トランジスタが形成される。
【0066】次に、半導体基板100の上に、電界効果
型トランジスタを覆うように、BPSG膜よりなる第1
の層間絶縁膜105を形成した後、第1の層間絶縁膜1
05に、下端が第1の高濃度不純物拡散層103Aに接
続される第1のコンタクトホール及び下端が第2の高濃
度不純物拡散層104に接続される第2のコンタクトホ
ールを形成する。次に、第1のコンタクトホール及び第
2のコンタクトホールの壁面及び底面に、スパッタリン
グ法による10nmの厚さを持つチタン膜とCVD法に
よる10nmの厚さを持つ窒化チタン膜とを順次堆積し
た後、CVD法により、第1及び第2のコンタクトホー
ルの内部並びに第1の層間絶縁膜105の上に全面に亘
ってタングステン膜を堆積し、その後、CMP法によ
り、タングステン膜における第1の層間絶縁膜105の
上に露出している部分をポリッシュバックすることによ
り、第1のコンタクトプラグ106及び第2のコンタク
トプラグ107を形成する。
【0067】次に、スパッタリング法により、第1の層
間絶縁膜105の上に例えば40nmの厚さを有するT
iとAlとの合金の窒化物膜を堆積した後、スパッタリ
ング法により、窒化物膜の上に、例えば100nmの厚
さを有するIr膜、50nmの厚さを有するIrO2
及び100nmの厚さを有するPt膜よりなる積層膜を
堆積し、その後、これら積層膜及び窒化物膜をパターニ
ングして、図4(b) に示すように、TiとAlとの合金
の窒化物膜よりなる導電性水素バリア膜108、Ir
膜、IrO2 膜及びPt膜の積層膜よりなる下部電極1
09及び上部電極中継部110を形成する。尚、導電性
水素バリア膜108となる膜としては、TiとAlとの
合金の窒化物膜に代えて、TiとAlとの合金膜、Ti
とAlとの合金金の酸窒化物膜又はTiN膜を用いても
よい。
【0068】次に、CVD法により、下部電極109、
上部電極中継部110及び第1の層間絶縁膜105の上
に全面に亘って、400nmの厚さを有するSi34
を堆積した後、CMP法によりSiN膜を平坦化して、
図4(c) に示すように、下部電極109同士の間及び下
部電極109と上部電極中継部110との間に第1の絶
縁性水素バリア膜111を埋め込むと共に、第1の絶縁
性水素バリア膜111の上面を、下部電極109の上面
及び上部電極中継部110の上面とほぼ面一にする。
尚、第1の絶縁性水素バリア膜111となる膜として
は、Si34膜に代えて、SiON膜、Al23膜、T
iO2 膜、又はTiとAlとの合金の酸化物膜若しくは
酸窒化物膜を用いることができる。
【0069】次に、図5(a) に示すように、スピン塗布
法により、下部電極109、上部電極中継部110及び
第1の絶縁性水素バリア膜111の上に、例えばSBT
膜よりなり100nmの厚さを有する強誘電体膜を堆積
した後、該強誘電体膜をパターニングすることにより、
ワード線方向に並ぶ下部電極109及び第1の絶縁性水
素バリア膜111の上に共通に形成され且つ上部電極中
継部110の上に開口部を有する容量絶縁膜112を形
成する。次に、スパッタリング法により、容量絶縁膜1
12の上に100nmの厚さを有するPt膜を堆積した
後、該Pt膜をパターニングして、容量絶縁膜112の
上に上部電極113を形成する。これにより、下部電極
109、容量絶縁膜112及び上部電極113よりなる
強誘電体キャパシタがワード線方向に並ぶキャパシタ列
が形成されると共に、該キャパシタ列に共通の容量絶縁
膜112及び上部電極113が形成される。
【0070】次に、図5(b) に示すように、上部電極1
13及び第1の絶縁性水素バリア膜111の上に全面に
亘って150nmの厚さを有するNSG膜を堆積した
後、該NSG膜を、該NSG膜がワード線方向に並ぶ強
誘電体キャパシタよりなるキャパシタ列及び該キャパシ
タ列の端部に位置する上部電極中継部110を完全に覆
うようにパターニングして、NSG膜よりなる段差緩和
膜114を形成する。
【0071】次に、段差緩和膜114及び第1の絶縁性
水素バリア膜111の上に全面に亘って、100nmの
厚さを有する第2の絶縁性水素バリア膜115を堆積し
た後、第2の絶縁性水素バリア膜115及び第1の絶縁
性水素バリア膜111を、ワード線方向に並ぶ強誘電体
キャパシタよりなるキャパシタ列及び該キャパシタ列の
端部に位置する上部電極中継部110が覆われるように
パターニングする。このようにすると、パターニングさ
れた第2の絶縁性水素バリア膜115の周縁部とパター
ニングされた第1の絶縁性水素バリア膜111の周縁部
とが接続していることにより、ワード線方向に並ぶ強誘
電体キャパシタよりなるキャパシタ列は導電性水素バリ
ア膜108、第2の絶縁性水素バリア膜115及び第1
の絶縁性水素バリア膜111により完全に覆われる。
【0072】第2の絶縁性水素バリア膜115として
は、水素の侵入を防止できる膜、例えば、Si34膜、
SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、TiN膜若しく
はTiとAlとの合金膜、又はTiとAlとの合金の酸
化物膜、窒化物膜若しくは酸窒化物膜を用いることがで
きる。
【0073】ところで、段差緩和膜114は、パターニ
ングにより形成された容量絶縁膜112及び上部電極1
13の周端部に形成される角張った段差を緩和して、第
2の絶縁性水素バリア膜115の容量絶縁膜112及び
上部電極113の周端部におけるカバレッジを向上させ
るために設けられている。
【0074】従って、第2の絶縁性水素バリア膜115
として、SiN膜、SiON膜、Al23 膜、TiO
膜又はTiとAlとの合金の酸化物膜等のようにカバレ
ッジに優れた膜を用いる場合には、段差緩和膜114を
省略することも可能である。
【0075】次に、図5(c) に示すように、第1の層間
絶縁膜105の上に、パターニングされた第2の絶縁性
水素バリア膜115を覆うように、NSG膜よりなる第
2の層間絶縁膜116を堆積した後、該第2の層間絶縁
膜116を平坦化する。
【0076】次に、第1の層間絶縁膜105及び第2の
層間絶縁膜116に、第1の高濃度不純物拡散層103
B(図2を参照)に接続される第3のコンタクトホール
及び第2の高濃度不純物拡散層104に接続される第4
のコンタクトホールを形成した後、第3のコンタクトホ
ール及び第4のコンタクトホールにタングステン膜を埋
め込んで、第3のコンタクトプラグ119(図2を参
照)及び第4のコンタクトプラグ120を形成する。
【0077】次に、第2の層間絶縁膜116の上にAl
合金膜を堆積した後、該Al合金膜をパターニングし
て、第1の金属配線117及び第2の金属膜118を形
成すると、本発明の一実施形態に係る強誘電体メモリ装
置が得られる。
【0078】尚、本発明の一実施形態においては、複数
の強誘電体キャパシタのうち、ワード線方向に並ぶ複数
の強誘電体キャパシタの下部電極109同士の間に第1
の絶縁性水素バリア膜111が埋め込まれ、ワード線方
向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下部電極109及
び第1の絶縁性水素バリア膜111の上に、ワード線方
向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の容量絶縁膜
112が形成され、共通の容量絶縁膜112の上に、ワ
ード線方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタに共通の上
部電極113が形成され、共通の上部電極1113を覆
うように第2の絶縁性水素バリア膜115が形成されて
いたが、これに代えて、複数の強誘電体キャパシタのう
ち、ビット線方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下
部電極109同士の間に第1の絶縁性水素バリア膜11
1が埋め込まれ、ビット線方向に並ぶ複数の強誘電体キ
ャパシタの下部電極109及び第1の絶縁性水素バリア
膜111の上に、ビット線方向に並ぶ複数の強誘電体キ
ャパシタに共通の容量絶縁膜112が形成され、共通の
容量絶縁膜112の上に、ビット線方向に並ぶ複数の強
誘電体キャパシタに共通の上部電極113が形成され、
共通の上部電極1113を覆うように第2の絶縁性水素
バリア膜115が形成されている構造であってもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る強誘電体メモリ装置及びそ
の製造方法によると、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャ
パシタの下部電極同士の間に第1の絶縁性水素バリア膜
が埋め込まれているため、第1の絶縁性水素バリア膜に
おける、一方向に並ぶ複数の強誘電体キャパシタの下部
電極同士の間の領域ではパターニングする必要はない。
このため、パターニングを行なうためのマスクの位置ず
れを考慮して、下部電極同士の間に寸法マージンを確保
する必要がないので、強誘電体キャパシタ同士の間隔を
狭くして、メモリセルアレイひいては強誘電体メモリ装
置の面積を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る強誘電体メモリ装置
のワード線方向の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る強誘電体メモリ装置
のビット線方向の断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の変形例に係る強誘電体メ
モリ装置のビット線方向の断面図である。
【図4】(a) 〜(c) は、本発明の一実施形態に係る強誘
電体メモリ装置の製造方法の各工程を示す断面図であ
る。
【図5】(a) 〜(c) は、本発明の一実施形態に係る強誘
電体メモリ装置の製造方法の各工程を示す断面図であ
る。
【図6】従来の強誘電体メモリ装置の断面図である。
【符号の説明】
100 半導体基板 101 素子分離領域 102 ゲート電極 103A,103B 第1の高濃度不純物拡散層 104 第2の高濃度不純物拡散層 105 第1の層間絶縁膜 106 第1のコンタクトプラグ 107 第2のコンタクトプラグ 108 導電性水素バリア膜 109 下部電極 110 上部電極中継部 111 第1の絶縁性水素バリア膜 112 容量絶縁膜 113 上部電極 114 段差緩和膜 115 第2の絶縁性水素バリア膜 116 第2の層間絶縁膜 117 第1の金属配線 118 第2の金属配線 119 第3のコンタクトプラグ 120 第4のコンタクトプラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 FR01 GA21 GA25 GA27 JA02 JA05 JA15 JA17 JA19 JA38 JA39 JA40 JA43 JA56 MA05 MA06 MA17 MA20 NA01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の層間絶縁膜の上に順次形
    成された下部電極、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜及び
    上部電極を有し、ワード線方向及びビット線方向に配置
    された複数の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メモ
    リ装置であって、 前記複数の強誘電体キャパシタのうち、ワード線方向及
    びビット線方向のうちの一方向に並ぶ複数の強誘電体キ
    ャパシタの前記下部電極同士の間には第1の絶縁性水素
    バリア膜が埋め込まれており、 前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタの前記
    下部電極、及び前記第1の絶縁性水素バリア膜の上に
    は、前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタに
    共通の容量絶縁膜が形成されており、 前記共通の容量絶縁膜の上には、前記一方向に並ぶ前記
    複数の強誘電体キャパシタに共通の上部電極が形成され
    ており、 前記共通の上部電極を覆うように第2の絶縁性水素バリ
    ア膜が形成されていることを特徴とする強誘電体メモリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、前記
    一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタよりなるキ
    ャパシタ列毎に分離して形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、前記
    一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタよりなるキ
    ャパシタ列のうち、ワード線方向及びビット線方向のう
    ちの他方向に隣り合う一対のキャパシタ列を覆うように
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の強誘
    電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜に形成されているコンタ
    クトプラグと前記下部電極との間に導電性水素バリア膜
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の強
    誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キ
    ャパシタよりなるキャパシタ列は、前記導電性水素バリ
    ア膜、前記第1の絶縁性水素バリア膜及び前記第2の絶
    縁性水素バリア膜によって完全に覆われていることを特
    徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 前記共通の上部電極と前記第2の絶縁性
    水素バリア膜との間に、前記共通の上部電極の周縁部に
    形成される段差を緩和する段差緩和膜が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の絶縁性水素バリア膜は、Si
    34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、又はT
    iとAlとの合金の酸化物膜若しくは酸窒化物膜よりな
    ることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、Si
    34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、TiN
    膜若しくはTiとAlとの合金膜、又はTiとAlとの
    合金の酸化物膜、窒化物膜若しくは酸窒化物膜よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装
    置。
  9. 【請求項9】 前記導電性水素バリア膜は、TiとAl
    との合金膜、TiとAlとの合金の窒化物膜若しくは酸
    窒化物膜、又はTiN膜よりなることを特徴とする請求
    項4に記載の強誘電体メモリ装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板上の層間絶縁膜の上に順次
    形成された下部電極、強誘電体膜よりなる容量絶縁膜及
    び上部電極を有し、ワード線方向及びビット線方向に配
    置された複数の強誘電体キャパシタを備えた強誘電体メ
    モリ装置の製造方法であって、 前記層間絶縁膜の上に、前記複数の強誘電体キャパシタ
    の下部電極を形成する工程と、 前記層間絶縁膜及び前記下部電極の上に第1の絶縁性水
    素バリア膜を堆積した後、該第1の絶縁性水素バリア膜
    を平坦化して、前記複数の強誘電体キャパシタのうち、
    ワード線方向及びビット線方向のうちの一方向に並ぶ複
    数の強誘電体キャパシタの前記下部電極同士の間に第1
    の絶縁性水素バリア膜を埋め込む工程と、 前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタの前記
    下部電極、及び前記第1の絶縁性水素バリア膜の上に、
    前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタに共通
    の容量絶縁膜を形成する工程と、 前記共通の容量絶縁膜の上に、前記一方向に並ぶ前記複
    数の強誘電体キャパシタに共通の上部電極を形成する工
    程と、 前記共通の上部電極の上に、前記共通の上部電極を覆う
    ように第2の絶縁性水素バリア膜を形成する工程とを備
    えていることを特徴とする強誘電体メモリ装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、前
    記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタよりなる
    キャパシタ列毎に分離して形成されていることを特徴と
    する請求項10に記載の強誘電体メモリ装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、前
    記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体キャパシタよりなる
    キャパシタ列のうち、ワード線方向及びビット線方向の
    うちの他方向に隣り合う一対のキャパシタ列を覆うよう
    に形成されていることを特徴とする請求項10に記載の
    強誘電体メモリ装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記下部電極を形成する工程よりも前
    に、前記層間絶縁膜に形成されているコンタクトプラグ
    と前記下部電極との間に介在する導電性水素バリア膜を
    形成する工程をさらに備えていることを特徴とする請求
    項10に記載の強誘電体メモリ装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記一方向に並ぶ前記複数の強誘電体
    キャパシタよりなるキャパシタ列は、前記導電性水素バ
    リア膜、前記第1の絶縁性水素バリア膜及び前記第2の
    絶縁性水素バリア膜によって完全に覆われていることを
    特徴とする請求項13に記載の強誘電体メモリ装置の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 前記共通の上部電極を形成する工程と
    前記第2の絶縁性水素バリア膜を形成する工程との間
    に、前記共通の上部電極と前記第2の絶縁性水素バリア
    膜との間に介在し、前記共通の上部電極の周縁部に形成
    される段差を緩和する段差緩和膜を形成する工程をさら
    に備えていることを特徴とする請求項10に記載の強誘
    電体メモリ装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の絶縁性水素バリア膜は、S
    34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、又は
    TiとAlとの合金の酸化物膜若しくは酸窒化物膜より
    なることを特徴とする請求項10に記載の強誘電体メモ
    リ装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の絶縁性水素バリア膜は、S
    34膜、SiON膜、Al23膜、TiO2 膜、Ti
    N膜若しくはTiとAlとの合金膜、又はTiとAlと
    の合金の酸化物膜、窒化物膜若しくは酸窒化物膜よりな
    ることを特徴とする請求項10に記載の強誘電体メモリ
    装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記導電性水素バリア膜は、TiとA
    lとの合金膜、TiとAlとの合金の窒化物膜若しくは
    酸窒化物膜、又はTiN膜よりなることを特徴とする請
    求項13に記載の強誘電体メモリ装置の製造方法。
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