JP2006107164A - 電子機器、データ管理方法およびプログラム - Google Patents

電子機器、データ管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 格納するジョブの上書きを抑止しながら格納済みのジョブの判別を容易なものとするプリンタやMFP等の電子機器、データ管理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明の電子機器は保存を指示されたジョブについて、記憶領域中にユーザ名ごとにジョブ名をファイルに付与して格納する。電子機器は、同一ユーザが同じジョブ名のジョブを保存しようとした場合には、ジョブ名に保存日時を付与して格納し、同一ユーザが同じジョブ名のジョブを同一保存日時に保存しようとした場合には、ジョブ名に保存日時と、識別番号とを付与して格納する。また、ユーザからジョブの印刷要求を受けた場合、ユーザ名、ジョブ名、保存日時、識別番号を順次表示してユーザに選択を促し、印刷を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷等のジョブで使用したデータの保存が可能なMFP(Multiple Function Printer、複合機能プリンタ)等の電子機器、データ管理方法およびプログラムに関する。
企業や官公庁においてはプリンタやMFP等の電子機器を使用して種々の文書を印刷する。こうした文書の中には職場内で複数の人々が利用するものもある。このため、プリンタやMFPの中には、印刷等のジョブで使用したデータを記憶する機能、即ちジョブを保存する機能を備えたものもある。これにより、電子機器のユーザは、文書データをパソコン等を使用して探すことなく、プリンタやMFPに印刷させることができる。
しかし、従来の技術における電子機器を使用してジョブを保存する場合、当該ジョブのジョブ名を用いてジョブの保存を行うことが多い。このジョブ名は、例えば、パソコンで使用するワープロソフトの名称等である。こうした電子機器はパソコン等のように高度なデータ管理機能を必要とせず、このためユーザが任意のジョブ名を設定することもない。このようにワープロソフトの名称等をそのままジョブ名にすること自体は、ジョブ名の付与にわざわざユーザの手を煩わすこともないため、便利な機能である。
しかし、こうした電子機器が使用される職場内では、複数の人が同じワープロソフトを使用することが多い。このため、ジョブ名も同じものとなり易い。この場合、プリンタやMFPは同じ名称の古いジョブを上書きすることがある。しかし、多くの場合、ジョブ名は一緒であっても、印刷される文書、即ち、ジョブの内容自体は全く異なるものである。このため、ユーザが残しておこうとしたジョブが上書きされることがあり、不便である。
この不便の解決方法として、特許文献1〜特許文献4においては、ジョブの保存の際に付与するファイル名について、一部に連番を付与する、あるいは一部をファイル作成日時とする技術が開示されている。しかし、単なる連番の付与や日時の付与では、後でユーザが同じジョブの再実行の際にジョブの識別が困難であるという問題点がある。
特開2004−102600号公報 特開平11−7368号公報 特開平11−320845号公報 特願2004−187318号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、格納するジョブの上書きを抑止しながら格納済みのジョブの判別を容易なものとするプリンタやMFP等の電子機器、データ管理方法およびプログラムを提供することである。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、外部から格納対象データと、データ名と、ユーザ名とを受け付ける受付部と、前記格納対象データを記憶領域に格納する記憶領域管理部と、前記記憶領域に格納されたデータの間の関連を表現するデータ管理リスト要素に、前記格納対象データを前記記憶領域に格納されたデータに対して関連付ける名称をセットするディレクトリ管理部と、外部からの要求に応じて前記記憶領域に格納されたデータの名称を、前記データ管理リスト要素に基づいて表示する表示手段とを具備し、前記ディレクトリ管理部は、前記データ管理リスト要素に、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在しないとき、前記データ名を含む名称をセットし、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在するとき、前記データ名と、時間情報とを含む名称をセットし、前記データ名と、前記時間情報とを含む名称のデータが既に前記記憶領域中に存在するとき、識別情報を生成し、前記データ名と、前記時間情報と、前記識別情報とを含む名称をセットすることを特徴とする電子機器である。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の電子機器であって、前記データ名はジョブ名であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子機器であって、前記識別情報は連番の番号であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子機器であって、前記時間情報は保存日時であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、電子機器のコンピュータに、外部から格納対象データと、データ名と、ユーザ名とを受け付ける処理と、前記格納対象データを記憶領域に格納する処理と、前記記憶領域に格納されたデータの間の関連を表現するデータ管理リスト要素に、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在しないとき、前記データ名を含む名称をセットし、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在するとき、前記データ名と、時間情報とを含む名称をセットし、前記データ名と、前記時間情報とを含む名称のデータが既に前記記憶領域中に存在するとき、識別情報を生成し、前記データ名と、前記時間情報と、前記識別情報とを含む名称をセットする処理と、外部からの要求に応じて前記記憶領域に格納されたデータの名称を、前記データ管理リスト要素に基づいて表示する処理とを実行させるためのプログラムである。
請求項1、または、請求項5の発明によれば、格納するジョブの上書きを抑止しながら格納済みのデータの判別を容易なものとすることができる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、ユーザ名に関連付けられたジョブ名を使用してデータを管理するため、ユーザにとって格納されているデータの判別が一層容易となる効果がある。
また、請求項3の発明によれば、格納されるデータに連番の番号が付与されるため、ジョブ名や時間情報が同じであってもデータの判別が容易となる効果がある。
また、請求項4の発明によれば、保存日時でデータの内容を判別することができるため、判別が容易となる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図3は本実施の形態における電子機器であるMFP100と、ネットワーク経由で文書データをMFP100へ送信して印刷を要求するパソコン200a〜パソコン200cとを含むネットワークの構成を表している。
また、図4はこのMFP100の構成を表している。制御部120は制御機能であり、詳細は後述する。受付部110はパソコン200a〜パソコン200cからネットワーク経由で印刷要求を受け付ける。
ディレクトリ管理部130は保存対象のジョブを図1に示すように階層的に管理する。図1において、全保存ジョブがルートディレクトリであり、この下に各ユーザのディレクトリがある。各ユーザのディレクトリの下には各ジョブがある。
この各ジョブは実際に格納されるデータである。ディレクトリ管理部130は同じユーザであり、かつ、同じジョブ名のジョブを格納する場合には、ジョブ名に保存日時を付加する。図1中の保存日時1付加や、保存日時2付加がこれに該当する。
さらに、ディレクトリ管理部130は同じユーザであり、同じジョブ名であり、かつ、同じ保存日時のジョブを格納する場合には、ジョブ名に保存日時と、連番の識別番号をと付与する。図1中の識別番号1付加や、識別番号2付加がこれに該当する。
また、ディレクトリ管理部130は、図1に示すディレクトリ構成を管理するために、図7に示す形式のデータであるデータ管理リスト要素を図8に示すように使用する。図7のデータ管理リスト要素中の名称はディレクトリ、あるいはジョブの名称である。兄弟ノードは、同じユーザが異なるジョブ名のジョブの格納を要求する場合において、最初に格納されるジョブから次に格納されるジョブへのポインタである。これは、例えば、図8中の名称が保存日時1付加のデータ管理リスト要素と、保存日時2付加のデータ管理リスト要素との関係が該当する。即ち、兄弟ノードはデータ管理リスト要素間の兄弟関係を表す。また、同様に、兄弟ノードはディレクトリ間の関係も表す。
データ管理リスト要素中の子ノードは、データ管理リスト要素間の親子関係を表す。これは例えば、MFP100が同じユーザであって同じジョブ名のジョブを格納する場合において、最初に格納されるジョブから次に格納されるジョブへのポインタである。この親子関係の例としては、図8中の名称が保存日時1付加のデータ管理リスト要素と、識別番号1付加のデータ管理リスト要素との関係が該当する。子ノードは、また、ディレクトリ間の関係、あるいは、ディレクトリとジョブ間の関係も表す。
データ管理リスト要素中のデータ格納位置は、記憶領域中のジョブの格納場所を表す。ディレクトリ管理部130は、ディレクトリに関してはデータ格納位置が特に必要がないため、“−”をセットする。記憶領域管理部140はジョブの記憶領域への格納を行う。印刷部150は印刷機能である。
次に、図を参照して本実施の形態における処理の流れを説明する。本実施の形態においては、ジョブの保存と、ジョブの再実行との2つの処理に関して説明する。
<ジョブの保存>
図6はジョブの保存処理の流れを表している。いま、パソコン200aのユーザは、文書データを指定し、この印刷と、ジョブの保存とをパソコン200aに指示する。パソコン200aはユーザの指示を受け、ユーザの指定した文書データをネットワーク経由でMFP100へ送信し、印刷およびジョブの保存を指示する。この際、パソコン200aは図2に示すように、メモリ中から当該ユーザのユーザ名と、ジョブ名として当該文書データを使用するアプリケーションソフトの名称とを得て、また、保存日時として現在時刻を得て、これらを一緒に送信する。
MFP100の制御部120は受付部110経由でパソコン200aからデータを受信し、受信した文書データを印刷部150へ出力して印刷を実行させる。そして、制御部120は受信した文書データをジョブとして保存するため、当該文書データを記憶領域管理部140へ出力する。
記憶領域管理部140は制御部120からデータを入力し、当該データを記憶領域へ書き込み(図6のステップT01)、この書き込みに関するデータ格納位置の情報を生成し、制御部120へ出力する。
制御部120は記憶領域管理部140からデータを入力し、先程受信したユーザ名と、ジョブ名と、保存日時と、入力したデータ格納位置の情報とをディレクトリ管理部130へ出力してディレクトリへのジョブの登録を要求する。
ディレクトリ管理部130は制御部120からデータを入力し、記憶領域から図8に示す形式のツリーを読み出し、ジョブの登録を試みる。このために、ディレクトリ管理部130は、図8に示すツリーをたどって、入力したユーザ名が既に登録済みであるか否かをチェックする(図6のステップT02)。
ディレクトリ管理部130は図8に示す形式のツリーに入力したユーザ名が登録されていないことを検知した場合(図6のステップT02が“No”)、新たに図7に示すデータ管理リスト要素を生成し、当該データ管理リスト要素の名称に入力したユーザ名をセットし、図8に示す形式のツリーに追加する(図6のステップT08)。この追加は、例えば図8のツリーにおいて、名称がユーザ名2のデータ管理リスト要素の兄弟ノードからポイントさせることによる。これにより、入力したユーザ名のディレクトリが図8に示す形式のツリーに登録された。
次に、ディレクトリ管理部130は先程追加したディレクトリに入力したジョブ名を関連付けるため、新たに図7に示すデータ管理リスト要素を生成し、当該データ管理リスト要素の名称として入力したジョブ名を、データ格納位置として入力したデータ格納位置の情報をセットし、更に、当該データ管理リスト要素を図6のステップT08で生成したデータ管理リスト要素の子ノードにポイントさせる(図6のステップT09)。これにより、ジョブが保存された。
また、ディレクトリ管理部130は、入力したユーザ名が図8に示す形式のツリーに既に登録されていることを検知した場合(図6のステップT02が“Yes”)、入力したジョブ名と同じジョブ名のデータ管理リスト要素が当該ユーザ名のディレクトリに登録されているか否かのチェックを行う(図6のステップT03)。
次に、ディレクトリ管理部130は、入力したユーザ名に対して入力したジョブ名と同じジョブ名のデータ管理リスト要素が登録されていないことを検知した場合には(図6のステップT03が“No”)、新たに図7に示すデータ管理リスト要素を生成し、この新しいデータ管理リスト要素の名称として入力したジョブ名をセットし、データ格納位置として入力したデータ格納位置の情報をセットし、図8に示すツリーに追加する(図6のステップT10)。この追加は、例えば、図8のツリーにおいて、ジョブ3のデータ管理リスト要素の兄弟ノードにポイントさせることによる。これにより、ジョブが保存された。
また、ディレクトリ管理部130は入力したユーザ名と、入力したジョブ名とが既に図8に示す形式のツリーに登録されていることを検知した場合(図6のステップT03が“Yes”)、入力したジョブ名と、入力した保存日時とを連結して保存日時を追加したジョブ名を生成する(図6のステップT04)。
次に、ディレクトリ管理部130は、図8に示す形式のツリーをたどって、入力したユーザ名と、入力したジョブ名との組み合わせに該当し、かつ、この保存日時を追加したジョブ名に該当するジョブが既に登録されているか否かのチェックを行う(図6のステップT05)。このチェックにより、同じユーザが同じジョブ名で同じ時刻に2以上のジョブを格納しようとしていたか否かが判明する。
次に、ディレクトリ管理部130は、入力したユーザ名と、入力したジョブ名との組み合わせに該当し、かつ、この保存日時を追加したジョブ名に該当するジョブが登録されていないことを検知した場合には(図6のステップT05が“No”)、新たに図7に示すデータ管理リスト要素を生成し、この新しいデータ管理リスト要素の名称として先程得た保存日時を追加したジョブ名をセットし、データ格納位置として入力したデータ格納位置の情報をセットし、図8に示すツリーに追加する(図6のステップT11)。この追加は、例えば、図8のツリーにおいて、名称が保存日時2追加のデータ管理リスト要素の兄弟ノードに新たに生成したデータ管理リスト要素をポイントさせることによる。これにより、ジョブが保存された。
また、ディレクトリ管理部130は、入力したユーザ名と、入力したジョブ名との組み合わせに該当し、かつ、この保存日時を追加したジョブ名に該当するジョブが登録されていることを検知した場合(図6のステップT05が“Yes”)、当該保存日時を追加したジョブ名に対応するデータ管理リスト要素の子ノードがポイントするデータ管理リスト要素およびその兄弟の数をカウントする。そして、ディレクトリ管理部130は得られたカウントに1を加えて識別番号を得る。
次に、ディレクトリ管理部130は保存日時を追加したジョブ名の終端に識別番号を連結し、識別番号を追加したジョブ名を得る(図6のステップT06)。そして、新たに図7に示すデータ管理リスト要素を生成し、この新しいデータ管理リスト要素の名称として先程得た識別番号を追加したジョブ名をセットし、データ格納位置として入力したデータ格納位置の情報をセットし、図8に示すツリーに追加する(図6のステップT07)。この追加は、例えば、図8のツリーにおいて、名称が識別番号2追加のデータ管理リスト要素の兄弟ノードにポイントさせることによる。
次に、ディレクトリ管理部130は、記憶領域に図8に示す形式のツリーを書き込む。そして、ディレクトリ管理部130は制御部120にデータ管理リスト要素に設定した名称と、OKとを出力する。制御部120はディレクトリ管理部130からデータを入力し、ネットワーク経由でパソコン200aへ入力した名称と、OKとを送信する。パソコン200aはネットワーク経由でMFP100からデータを受信し、受信した名称を表示してユーザに印刷とジョブの保存の完了を報知する。ユーザはパソコン200aの表示を確認する。
<ジョブの再実行>
ユーザは、上述の処理で保存したジョブを再実行する場合、図5に示すようにMFP100の表示部を参照しながらMFP100に再実行を指示する。図5はこの処理の際のMFP100の表示部を表している。MFP100の制御部120はユーザからのジョブの再実行の指示を受け、図8の形式のツリーに登録されているユーザ名をディレクトリ管理部130経由で得て順次表示し、ユーザに選択を促すメッセージを表示部に表示させる。
ユーザは自身のユーザ名がMFP100の表示部に表示されたことを検知すると、MFP100に“Yes”を入力する(図5のステップS01)。
MFP100の制御部120はユーザの指示を受け、ユーザが指定したユーザ名に対応するジョブ名の取得を試みる。制御部120はディレクトリ管理部130経由で図8に示す形式のツリーから、ユーザが指定したユーザ名を格納するデータ管理リスト要素の子ノードが指すデータ管理リスト要素、及び、当該子ノードが指すデータ管理リスト要素の兄弟が格納するジョブ名を得て表示部に順次表示させ、また、この表示と共にユーザへの選択を促すメッセージを表示部に表示させる。
ユーザは印刷対象のジョブのジョブ名がMFP100の表示部に表示されたことを検知すると、MFP100に“Yes”を入力する(図5のステップS02)。MFP100の制御部120はユーザの指示を受け、指定されたジョブ名に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されているか否かをディレクトリ管理部130経由で得てチェックする。
次に、MFP100の制御部120は、指定されたジョブ名に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されていないことを検知した場合、当該データ管理リスト要素より下位にはデータ管理リスト要素が無いため、当該データ管理リスト要素の指すデータを印刷すべきであると判断し、ディレクトリ管理部130経由で得た当該データ管理リスト要素に格納されているデータ格納位置を印刷部150に指定して文書の印刷を実行させ、処理を終了する。
また、制御部120は、ユーザが指定したジョブ名に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されていることを検知した場合、当該ユーザ名の当該ジョブ名であって保存日時が付与されたジョブが存在すると判断する。そして、制御部120は、当該ジョブに対応するジョブ名に保存日時を付与したジョブが存在することを報知するメッセージと、ユーザに当該ジョブ名のジョブの印刷を行うか、あるいはジョブ名に保存日時を付与したジョブの印刷を行うかの選択を要求するメッセージとを表示部に表示する。
次に、制御部120は、ユーザが当該ジョブ名のジョブの印刷を指示した場合、ディレクトリ管理部130経由で得た当該ジョブ名を格納するデータ管理リスト要素中のデータ格納位置を印刷部150に指定して文書の印刷を実行させ、処理を終了する。
また、制御部120は、ユーザがジョブ名に保存日時を付与したジョブの印刷を行うことを指示した場合、ジョブ名を格納する図7に示す形式のデータ管理リスト要素の子ノードが指すデータ管理リスト要素と、当該子ノードが指すデータ管理リスト要素の兄弟との名称中の保存日時をディレクトリ管理部130経由で得て順次表示部に表示させ、ユーザに選択を促す。
ユーザは印刷対象のジョブの保存日時がMFP100の表示部に表示されたことを検知したとき、MFP100に“Yes”を入力する(図5のステップS03)。MFP100の制御部120はユーザの指示を受け、ディレクトリ管理部130経由で指定された保存日時に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されているか否かのチェックを行う。
次に、MFP100の制御部120は、指定された保存日時に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されていないことを検知した場合、当該データ管理リスト要素より下位にはデータ管理リスト要素が無いと判断し、ディレクトリ管理部130経由で得た当該データ管理リスト要素に格納されているデータ格納位置を印刷部150に指定して文書の印刷を実行させ、処理を終了する。
また、制御部120は、ユーザが指定した保存日時に対応するデータ管理リスト要素に子ノードが設定されていることを検知した場合、当該保存日時のジョブについて識別番号が付与されたジョブが存在すると判断する。このため、制御部120は、当該ジョブに対応するジョブ名に識別番号が付与されたジョブが存在することを報知するメッセージを表示部に表示させ、ユーザに当該保存日時のジョブの印刷を行うか、あるいはジョブ名に識別番号を付与したジョブの印刷を行うかの選択を促す。
次に、制御部120は、ユーザが当該保存日時名のジョブの印刷を指示した場合、ディレクトリ管理部130経由で得た当該保存日時のジョブを格納するデータ管理リスト要素中のデータ格納位置を印刷部150に指定して文書の印刷を実行させる。
また、制御部120は、ユーザがジョブ名に識別番号を付与したジョブの印刷を行うことを指示した場合、保存日時を付与したジョブ名を格納する図7に示す形式のデータ管理リスト要素の子ノードが指すデータ管理リスト要素、及び、当該子ノードが指すデータ管理リスト要素の兄弟が格納する名称中の識別番号をディレクトリ管理部130経由で得て順次表示部に表示させ、ユーザに選択を促す。
ユーザは印刷対象の識別番号がMFP100の表示部に表示されたことを検知したとき、MFP100に“Yes”を入力する(図5のステップS04)。MFP100の制御部120はユーザの指示を受け、ディレクトリ管理部130経由で得たユーザの指示した識別番号に対応するデータ管理リスト要素中のデータ格納位置を印刷部150に指定して文書の印刷を実行させ、処理を終了する。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本実施の形態においては保存日時の重複の際には識別番号を用いたが、保存日時をミリ秒以下の単位とし、重複の発生を抑止しても良い。識別番号を使用する必要がなくなるため、本実施の形態の実施が一層容易となる効果がある
また、本実施の形態においては保存日時の重複の際には識別番号を用いたが、ジョブを上書きしても良い。同一ユーザが同一時刻にMFP100にジョブの保存を要求する場合、同じ文書データを保存しようとしているケースが多いため、問題とはならない。更に、識別番号を使用するよりも簡易である。
また、保存日時の代わりにMFP100の受信日時や、文書データの生成日時を用いても良い。また、本実施の形態においてはパソコン200aからの要求を受けてMFP100がジョブの保存を行ったが、MFP100が備えるコピーやスキャナの処理結果についても同様に保存しても良い。
また、本実施の形態において、MFP100がジョブの重複検知時に別名で保存するか、上書きするか、あるいは、ジョブの保存をキャンセルするかをユーザに確認しても良い。
また、本実施の形態において、ジョブの再実行処理を実行する場合に、MFP100がユーザの保存したジョブをパソコン200a〜パソコン200cの表示部にツリー形式で一覧表示しても良い。本実施の形態においては図1に示すようにユーザごとにジョブを格納するため、例えばMFP100の制御部120が図8に示す形式のツリーからHTML(Hyper Text Markup Language)形式に従ったツリー型の一覧表示データを生成し、パソコン200a〜パソコン200cへ送信して表示させることにより、ユーザごとのジョブの一覧表示が容易となる。従来の技術のようなジョブ名と保存日時や連番との組み合わせを単に格納するのみでは、このような分かり易い表示は実現できない。
この発明の実施の形態における電子機器のジョブの保存方法を表す図である。 この発明の実施の形態におけるジョブの保存要求の際のデータの受け渡しを表す図である。 この発明の実施の形態における電子機器を用いたシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態における電子機器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態における電子機器の表示を表す図である。 この発明の実施の形態における処理の流れを表すフローチャートである。 この発明の実施の形態における電子機器が使用するデータを表す図である。 この発明の実施の形態における電子機器が使用するデータを表す図である。
符号の説明
100…MFP
110…受付部
120…制御部
130…ディレクトリ管理部
140…記憶領域管理部
150…印刷部
200a〜200c…パソコン
NW…ネットワーク

Claims (5)

  1. 外部から格納対象データと、データ名と、ユーザ名とを受け付ける受付部と、
    前記格納対象データを記憶領域に格納する記憶領域管理部と、
    前記記憶領域に格納されたデータの間の関連を表現するデータ管理リスト要素に、前記格納対象データを前記記憶領域に格納されたデータに対して関連付ける名称をセットするディレクトリ管理部と、
    外部からの要求に応じて前記記憶領域に格納されたデータの名称を、前記データ管理リスト要素に基づいて表示する表示手段とを具備し、
    前記ディレクトリ管理部は、前記データ管理リスト要素に、
    前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在しないとき、前記データ名を含む名称をセットし、
    前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在するとき、前記データ名と、時間情報とを含む名称をセットし、
    前記データ名と、前記時間情報とを含む名称のデータが既に前記記憶領域中に存在するとき、識別情報を生成し、前記データ名と、前記時間情報と、前記識別情報とを含む名称をセットすることを特徴とする電子機器。
  2. 前記データ名はジョブ名であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記識別情報は連番の番号であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記時間情報は保存日時であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 電子機器のコンピュータに、
    外部から格納対象データと、データ名と、ユーザ名とを受け付ける処理と、
    前記格納対象データを記憶領域に格納する処理と、
    前記記憶領域に格納されたデータの間の関連を表現するデータ管理リスト要素に、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在しないとき、前記データ名を含む名称をセットし、前記ユーザ名に関連付けられた前記データ名と同じ名称のデータが前記記憶領域中に存在するとき、前記データ名と、時間情報とを含む名称をセットし、前記データ名と、前記時間情報とを含む名称のデータが既に前記記憶領域中に存在するとき、識別情報を生成し、前記データ名と、前記時間情報と、前記識別情報とを含む名称をセットする処理と、
    外部からの要求に応じて前記記憶領域に格納されたデータの名称を、前記データ管理リスト要素に基づいて表示する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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