JP3833114B2 - 印刷管理システム及び印刷管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御のためのプログラムが格納された記録媒体に関するもので、特に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置とプリンタなどの出力装置からなるシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンティングシステムには、プリンタを使用する部門ごとにIDを設けて、それを用いて使用者の認証をおこない、また、部門ごとの利用枚数の計数などをおこなうこを可能にする部門管理という技術がある。この部門管理に使われるIDは、当初、ユーザインタフェースの制限などにより数字のみであった。しかしながらこれは識別性が悪く、ユーザにとって記憶しにくいという点で可用性が低かった。そこで、近年、技術的な向上により、カードリーダなどの機能拡張をおこなうことでアルファベットなどの数字以外の文字もIDとして利用可能となってきた。
【0003】
しかしながら、このように機能拡張の有無により機能的差異が生じる場合、従来の技術では、ユーザがそのプリンタが機能拡張されているかどうかを正確に把握し、その状況に応じた設定を印刷処理を開始する前におこなう必要がある。それがなされていない場合は、期待通りの結果が得られなかった。特に、部門管理の認証処理に関しては、認証が通らなくなり、まったく印刷ができなくなるという状況になるため、他の場合に比べて影響は深刻であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこでは、本発明では、接続されている印刷機器(プリンタ)の機能レベルの判別、また、判別された機能レベルに応じたIDが認証処理の際に使用されているかの判別を、内部的に自動でおこなうことにより、印刷機器において不整合を起こすようなIDが転送されるのを防ぐことを目的とする。それと同時に、ユーザには、その差異を意識する必要がないようにすることで、可用性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得し、取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定し、処理できないと判定された場合、入力された識別情報のデータ形式を変換することを特徴とする。
【0006】
また、本発明では、処理できると判定された場合、入力された認証情報を前記印刷機器に送信して、認証処理の実行を要求し、前記印刷機器が要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行することを特徴とする。
【0007】
また、本発明では、処理できないと判定された場合、データ形式が変換された認証情報を前記印刷機器に送信して、認証処理の実行を要求し、前記印刷機器が要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行することを特徴とする。
【0008】
また、本発明では、前記印刷機器にカードリーダユニットがあるか否かを示す情報を取得することを特徴とする。
【0009】
また、本発明では、処理できないと判定された場合、入力された識別情報に第1形式のデータが含まれているか否かを判別し、第1形式のデータが含まれていると判別された場合、認証処理ができない旨を表示部に表示させ、第1形式のデータが含まれいないと判別された場合、入力された識別情報を第2形式のデータに変換することを特徴とする。
【0010】
また、本発明では、前記第1形式のデータは、文字列のデータであり、前記第2形式のデータは、数字のデータであることを特徴とする。
【0011】
また、本発明では、入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得し、取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定し、処理できないと判定された場合、認証処理ができない旨のメッセージを表示部に表示することを特徴とする。
【0012】
また、本発明では、印刷の指示が入力されるのに応じて、識別情報を入力するための入力画面を表示し、処理できないと判定された場合、前記入力画面を再表示することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用するのに好適である実施例について説明を行う。
【0014】
まず、本発明に係る部門管理システムについて説明する。図1は、部門管理システムの一例を示す機能ブロック図である。ここでは、クライアントコンピュータ100、印刷機器101、部門管理用サーバコンピュータ102が、ネットワークを介して接続されている。なお、ここではクライアントコンピュータ、印刷機器がともに一台の場合を示しているが、実際にはネットワークを介して、複数のクライアントコンピュータ、複数の印刷機器が接続されていても良い。
【0015】
また、印刷機器101は、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ、複写機(コピー機)、複合機、FAXなどの印刷装置であっても良い。
【0016】
クライアントコンピュータ100には、オペレーティングシステム(以後OSと記載する)がインストールされており、また、印刷処理に必要なアプリケーション100a及びプリンタドライバ100cがOS上にインストールされているものとする。
【0017】
印刷処理は通常、アプリケーション100aにおけるユーザの指定により開始され、印刷処理が開始されるとアプリケーション100aはOSのグラフィックスエンジン100bに対してGDI(Graphics Device Interface)の発行をおこなう。これに対して、グラフィックスエンジン100bは、受け取ったGDIをDDI(Device Driver Interface)へ変換し、これをプリンタドライバ100cに対して発行する。
【0018】
DDIを受け取ったプリンタドライバ100cは、これを、印刷機器に依存したデータ、例えばPDLなどの印字データに変換する。そして、その印字データをOSのスプーラ100dへ印刷ジョブとして発行する。
【0019】
スプーラ100dに発行された印刷ジョブは、OSのポート管理機能により、指定された印刷機器101へと転送される。印刷機器101は、受け取った印刷ジョブの指定に従い、印刷処理をおこなう。
【0020】
また、クライアントコンピュータには、部門管理用ユーティリティ100eがインストールされている。このユーティリティは、印刷機器101との双方向通信をおこなう機能を有し、この機能を用いて後に述べる認証の問い合わせを可能にしている。
【0021】
印刷機器101は、部門管理の機能を持ち合わせたものとする。具体的には、その内部に部門管理情報101a、ログ情報101bなどの部門管理に必要な情報を保持し、またそれを用いた認証判定などの処理が可能なものとする。
【0022】
部門管理用のサーバコンピュータ102には、部門管理用サーバアプリケーション102aがインストールされているものとする。この部門管理用サーバアプリケーション102は、印刷機器101に保持されている部門管理情報101aの編集をおこなうことができるものとする。また、印刷機器101に保持されるログ情報101bを取得することができ、この情報をもとに部門ごとの利用枚数や課金の算出が可能なものとする。
【0023】
前述した環境において行われる部門管理を、実際の印刷の流れに沿って説明する。図2は、部門管理が行われる印刷処理の流れの概略を示す図である。まず、クライアントコンピュータ100上にインストールされているアプリケーション100aにおいて印刷が開始されると、グラフィックスエンジン100bを介してプリンタドライバが起動される(ステップS200)。ただし、ここで説明する部門管理環境下においては、上記プリンタドライバ100cが印字データへの変換処理を開始する前に、認証処理が発生する。
【0024】
まず、OSからのDDI指定を受け取ったプリンタドライバ100cは、その処理を開始する前に、情報を表示または入力するためのユーザインタフェースをユーザに提供して、部門管理用のID(識別情報)、およびパスワードの入力を促す(ステップS201)。
【0025】
図3は、ユーザインタフェース画面の例を示す図である。ユーザは、入力領域301に部門ID、入力領域302にパスワードを入力し、ボタン303を押下することにより、認証処理が開始される。なお、ボタン304が押下された場合は、認証処理が中断され(認証処理が省略され)、印字データの作成処理が開始される。しかし、後に述べる印刷ジョブへの部門管理IDの挿入が行なわれない。従って、この印刷ジョブが印刷されるかどうかは、印刷機器側の設定がこれを許可しているかどうかに依存する。また、パスワードに関しては認証対象の印刷機器側で設定されていない場合は、入力の必要はない。パスワードに関しては以降特に記載しないが、部門IDに含まれる一つの情報として常に付加された形で扱われる。
【0026】
ここで、必要な情報が入力されることにより、認証処理が開始される(ステップS201)。そして、部門IDのを数値データに変換する(ステップS202)。なお、この部分に関しては、後に詳細に説明する。
【0027】
ユーザインタフェース300を経由してプリンタドライバ100cに入力された部門IDは、認証処理の依頼とともに、部門管理用ユーティリティ100eに渡される(ステップS203)。部門管理用のユーティリティ100eは、印刷機器101との双方向通信機能を用いて、その部門IDが正当なものであるかの問い合わせを印刷機器101に対して行う(ステップS204)。印刷機器101では、この問い合わせに対して、内部にあらかじめ登録されている部門管理情報101aと照らし合わせる。そして、正当性を評価し、その結果を部門管理用ユーティリティ100eに対して返す(ステップS205)。
【0028】
部門管理用ユーティリティ100eは、受け取った判定結果をプリンタドライバ101cに通知する(ステップS206)。プリンタドライバ101cは、この判定結果が正当であった場合、OSから受け取ったDDIを印字データへ変換する変換処理を開始する(ステップS207)。なおこの際、作成する印字データ中に部門IDを挿入する。
【0029】
図4は、作成される印刷ジョブのデータ構成を示す図である。印刷ジョブのデータは主に、印刷ジョブ情報、印刷設定情報、印字データから構成されている。印刷ジョブ情報には、ジョブ名を示す情報、印刷データを作成したコンピュータ名(ホスト名)を示す情報、部門管理情報が含まれている。部門IDとパスワードは、部門管理情報として格納される。印刷設定情報には、印刷枚数(部数)、レイアウト設定、カラー/モノクロの指定、用紙タイプ(用紙種)を示す情報が含まれている。印字データはPDLで記述されていて、印字データに基づく画像が印刷機器で印刷される。
【0030】
ステップS207の認証処理で正当でないと判断された場合は、その旨を告げるユーザインタフェース画面を表示し(図5)、図3のユーザインターフェース画面を表示することにより、部門IDとパスワードの再入力を促す。これにより、正しい部門IDが入力されない限り印字データへの変換処理は行われず、この印刷機器の利用者を制限することを可能としている。図5は、認証が失敗したことを告げるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
【0031】
作成された印字データは、通常の印刷時と同様に、OSのスプーラ100dを経由して、指定の印刷機器101へ発行される(ステップS208)。印刷機器101は、受け取った印字データの指定に基づき印刷処理を実行、印字出力101cを生成する(ステップS209)。なお、この際に、印刷ジョブ中に挿入された部門IDを、印刷ジョブの計数情報、例えばプリント枚数、両面指定、特殊な用紙種(用紙タイプ)、モノクロ/カラーの指定などの情報と共にログ情報101bとして、内部に保持する。
【0032】
これにより、部門管理用サーバアプリケーション102aは、部門IDとそれに対応する計数情報とに基づいて、各部門がどのような印刷を行っているか、どのような印刷機器の使い方をしているかを計算することができる。
【0033】
なお、認証に用いられる部門管理情報101a、計数に用いられるログ情報101bは部門管理用サーバアプリケーション102aにより管理可能であるが、この機能はネットワークを介して接続される複数の印刷機器を対象にすることが可能であり、これによりそれらの一元管理を可能としている。
【0034】
次に、このような部門管理機能を有する環境下において、印刷機器に対しておこなわれる機能拡張と、これに伴う部門IDの変更について説明する。
【0035】
当初の印刷機器では、部門IDとして使える文字種に制限があり、数字(0〜9)のみしか利用することができなかった。これは、印刷機器の入力機構(本体操作パネル)では、テンキー入力による数値での入力しかできなかったためである。図6は、印刷機器の入力機構の一例を示す図である。
【0036】
従って、これに伴い、内部の処理においても部門IDは数値データとして扱われていた。しかしながら数値のみで構成されるIDでは識別性も悪く、またユーザにとっても覚えにくいなど不便な点が多かった。そこで、アルファベットなどの数値以外の文字も使用することができるようにしたい。
【0037】
そのために、オプションのカードリーダユニットなどで機能拡張をおこなう。これにより、印刷機器本体はそのままに、本体パネルを使用した入力が不要になり、部門IDとして数字だけでなくアルファベット等も使用できるように印刷機器を構成できるようになった。
【0038】
図7は、カードリーダユニット(以下、省略して、カードリーダという)の一例を示す図である。ユーザは、磁気もしくはICなどを用いて情報を記録済みのカード700を、カードリーダユニット701に挿入することにより、カードリーダユニットはその記録内容を読みこみ、部門IDやパスワードを示す情報を印刷機器に入力する。また、これに伴い、部門IDは、数値データから文字列のデータ(文字コード)として扱われるようになった。
【0039】
しかしながら、このような機能拡張が行われたことにより次のような問題が発生する。図8は、例として、機能拡張が行われていない印刷機器での認証処理と、カードリーダなどが設置されることにより機能拡張が施された印刷機器での認証処理との比較を示す図である。800と801とは、共にユーザによる部門IDの入力例を示すものである。800は数値のみにより構成される部門IDの入力であり、801はアルファベットを含む部門IDの入力である。なお、800及び801は、同じ入力画面で、違う部門IDが入力された場合を示している。なお、入力された部門IDは、アルファベットにも対応するために文字列のデータとして扱われる。
【0040】
これに対して、802は機能拡張のなされていない、数値の部門IDのみが使用可能な印刷機器であり、803は機能拡張のされた、アルファベットなどの部門IDも使用可能な印刷機器である。
【0041】
それぞれの入力でそれぞれの印刷機器に対して認証処理を行った場合の動作を考えると、機能拡張が施されている印刷機器803は、800と801とのいずれのID形式に関しても文字コードとして扱うことで認証処理をすることができる。しかしながら、機能拡張が施されていない印刷機器802の場合、数値のみのID(800)に関しては一度文字列データから数値データへの変換が行われる必要がある。また、アルファベットなどそれ以外の文字を含むID形式(801)に関しては処理が行われることも不可能なので、その前の段階で何らかの禁則処理を用意する必要がある。このように、印刷機器の機能拡張の有無により、部門IDの入力側であるクライアントは処理を切り替える必要がある。
【0042】
しかしながら、従来の技術では、このような機器の機能拡張に基づいてプリンタドライバの処理を切り替える場合には、ユーザが事前にプリンタドライバのユーザインタフェースなどを通して、その機能拡張の情報を設定しておく必要があった。これは、ユーザが印刷機器の機能拡張を正確に把握し、また、正しい設定をする必要があるため、ユーザの手を煩わせるものである。その上に、正しく設定されていないと、ユーザの予想しない出力結果となる可能性があった。特にこの部門管理の処理においては設定が正しくないと認証処理を行うことができず、印刷物がまったく得られないという事態に陥る可能性があった。
【0043】
そこで、本発明では、これらの印刷機器の機能レベルを印刷処理ごとに自動的に判別し、その判別結果に基づいて、適当な処理へ自動的に切り替えることにより、誤った処理が発生することを防ぐと同時に、ユーザはその差異を意識することの無いようにする。
【0044】
図9は、認証処理が伴なう印刷処理の流れを示す図である。まず、印刷処理が開始されると(ステップS900)、図2と同様に、図3のユーザインタフェース画面を表示し、部門IDおよびパスワードの入力をユーザに促す(ステップS901)。ただし、このユーザインタフェースでは、機能拡張の有無に関わらず、部門IDに数字/アルファベットの両方の入力ができるように構成されているものとする。これにより、ユーザは印刷機器の機能レベルの差をまったく意識することなく、各自に指定された部門IDを入力すれば良いことになる。
【0045】
部門IDが入力されると(ステップS901)、出力対象となる印刷機器の拡張の有無を確認する。この処理は、部門管理用のユーティリティソフト100eを介して行われる。まず、認証の問い合わせが、文字列(文字コード)形式の部門IDとともに、プリンタドライバから部門管理用ユーティリティに対して発行される(ステップS902)。
【0046】
これを受け取った部門管理用ユーティリティは、第一段階として、オプション機器であるカードリーダの有無を印刷機器に問い合わせる(ステップS903)。印刷機器は、カードリーダの有無を検知して、その検知結果を部門管理用ユーティリティに返信する(ステップS904)。
【0047】
ここからは、カードリーダが存在しているか否かに応じて、実行ステップが異なる。カードリーダの存在が確認された場合には、ステップS905A〜S905Bが実行され、カードリーダの存在が確認できなかった場合には、ステップS906A〜S906Eが実行される。
【0048】
印刷機器からの応答でカードリーダの存在が確認できれば、第二段階として、すでにプリンタドライバから受け取っている部門IDを用いて、認証の問い合わせを行う(ステップS905A)。印刷機器は、受け取った部門IDを内部にすでに登録済みの部門IDのリストと照らし合わせて、認証の可否を判断し、部門管理用ユーティリティにこの結果を返信する(ステップS905B)。そして、部門管理用ユーティリティは、この結果をさらにプリンタドライバに返信する(ステップS907)。これが認証の結果が印刷可であれば、プリンタドライバは、印字データの作成処理を行い(ステップS908)、部門管理情報を印刷ジョブに挿入してスプーラへと印刷ジョブを発行する(ステップS909)。
【0049】
これに対して、印刷機器がアルファベットの部門IDに対応していない場合、すなわちカードリーダユニットが設置されていない場合は以下のようになる。この時、カードリーダの存在が認められないため、印刷機器は、カードリーダ無しの返信を返すことになる(ステップS904)。これを受け取った部門管理用ユーティリティは、プリンタドライバに文字列データでの認証が不可能である旨のエラーコードを返信する(ステップS906A)。
【0050】
プリンタドライバでは、これを受けて、文字列データの部門IDでの認証から数値データの部門IDでの認証に切り替える。ただし、入力されたIDにアルファベットが含まれる場合は、これ以上の処理が不可能であるから、処理を中止し、ユーザに対して警告メッセージ(図12)を表示する。さらに、ステップS901へ戻って、図3のユーザインタフェース画面を再表示して再試行を促す。図12は、部門IDにアルファベットが含まれていて認証処理ができないことを示すエラー画面の図である。ユーザが、認識できる差異は唯一このメッセージだけとなる。
【0051】
入力されたIDが数字のみより構成されている場合は、数値データへの変換が可能なので、数値データへの変換処理を行なう(ステップS906B)。この数値データに変換された部門IDを再度送って、認証処理を部門管理ユーティリティに依頼する(ステップS906C)。部門管理用ユーティリティは、依頼とともに受け取った数値データ化された部門IDを用いて、再度印刷機器に認証の問い合わせをおこなう(ステップS906D)。印刷機器は、その可否を判定し、結果を部門管理用ユーティリティに返信する(ステップS906E)。
【0052】
これ以降は、先ほどと同じように、部門管理用ユーティリティは、この結果をさらにプリンタドライバに返信する(ステップS907)。これが認証の結果が印刷可であれば、プリンタドライバは、印字データの作成処理を行い(ステップS908)、部門管理情報を印刷ジョブに挿入してスプーラへと印刷ジョブを発行する(ステップS909)。
【0053】
なお、認証結果として「不可」が返信されてきた場合は、従来と同様に認証に失敗した旨のメッセージ(図5)を表示し、ステップS901に戻って、部門IDとパスワードの再入力を促すために図3のユーザインタフェース画面を表示する。
【0054】
以上のように、プリンタドライバ及び部門管理用ユーティリティが、内部的に自動で機能拡張の有無を判別することで、ユーザから誤った入力がなされない限りは、まったくその差異を見せることなく、従来通りの部門管理機能を提供する事を可能にする。それと同時に、設定が正しくされていない事により適正でない部門IDにより認証処理が行なわれてしまうような不具合を事前に回避することを可能にしている。
【0055】
図10は、プリンタドライバ100cが実行する印刷処理を示すフローチャートである。この処理は、アプリケーション100aにおいて印刷の指示が入力されると、実行される。まず、プリンタドライバ100cは、図3のユーザインターフェイス画面を表示して、部門ID及びパスワードの入力をユーザに促す(ステップS1000)。つぎに、部門IDとパスワードが入力されてOKボタン303が押されると、入力された部門IDとパスワードを部門管理用ユーティリティ100eに送信すると共に、認証処理の依頼を行なう(ステップS1001)。
【0056】
次に、部門管理用ユーティリティ100eから情報が送信されてくるのを待つ。情報が送信されてくると、その情報が、エラーコードであるか、認証が認められたことを示すものであるかを判定する(ステップS1002)。認証が認められた場合には、ステップS1006に進み、エラーコードであった場合には、ステップS1003に進む。
【0057】
ステップS1003では、さらにエラーコードの内容を判別し、文字列データの認証が不可能であることを示すエラーか、認証失敗を示すエラーであるかを判定する(ステップS1003)。認証失敗であった場合には、図5のように、認証が失敗したことを示すメッセージを表示し(ステップS1010)、再度、部門ID等を入力させるためにステップS1000に戻る。
【0058】
ステップS1003の判定の結果、文字列形式のデータでの部門IDでは認証ができないことを示すエラーコードであった場合には、入力された部門IDにアルファベットが含まれているかどうかを判定する(ステップS1004)。含まれている場合には、これ以上の処理が不可能であるため、アルファベットが含まれた部門IDでは認証処理ができないことを示すメッセージを表示し(ステップS1011)、再度、部門IDを入力させるためにステップS1000へ戻る。
【0059】
入力された部門IDが数字のみである場合には、数値データへの変換処理を行なう(ステップS1005)。さらに、数値データ化された部門IDを部門管理用ユーティリティに送信して、再度認証処理を依頼する(ステップS1006)。
【0060】
そして、部門管理用ユーティリティ100eから情報が送信されてくるのを待つ。情報が送信されてくると、その情報が、認証が認められたことを示すものであるか、認証が失敗したことを示すものであるかを判定する(ステップS1007)。認証が認められた場合には、部門IDが含まれた印刷ジョブのデータを生成し(ステップS1008)、それを印刷機器に向けて発行する(ステップS1009)。
【0061】
ステップS1007で、認証が失敗したことを示すものであると判定した場合、認証が失敗したことを示すメッセージを表示し(ステップS1012)、再度、部門IDを入力させるためにステップS1000に戻る。
【0062】
図11は、部門管理用ユーティリティ100eが実行する認証処理を示すフローチャートである。まず、プリンタドライバ100cから、認証処理の依頼を受信する(ステップS110)。このとき、部門IDを示すデータも受信する。すると、印刷機器が持っている認証処理のための機能を、印刷機器101に依頼する(ステップS1101)。なお、ここでは、具体的に、カードリーダを持っている(或いは接続されている)かどうかを直接問い合せてもよい。
【0063】
そして、印刷機器101からの返答に基づいて、必要な認証処理の機能を有しているかどうかを判定する(ステップS1102)。具体的には、印刷機器101が文字列データの部門IDを認証処理できるかどうかを判定する。拡張機能があって、文字列データの部門IDを処理できる場合には、ステップS1105に進む。
【0064】
印刷機器101が必要な認証処理の機能を有していない場合には、その旨をプリンタドライバ100cに通知する(ステップS1103)。具体的には、文字列データの部門IDでは認証処理ができないことを通知する。
【0065】
このあと、プリンタドライバは、部門IDを数値データに変換する。そこで、数値データ化された部門IDと共に、認証処理の依頼をあらためて受信する(ステップS1104)。
【0066】
ステップS1102の後、或いはステップS1104のステップの後、プリンタドライバ100cから送られてきた部門IDに基づいて、認証処理の依頼を印刷機器101に送信する(ステップS1105)。その後、認証結果を印刷機器101から受信すると(ステップS1106)、その結果をプリンタドライバ100cに送信する(ステップS1107)。
【0067】
以上において、部門IDは、部門を識別する識別情報である以外に、ホストコンピュータを識別する識別情報、ユーザを識別する識別情報であってもよい。
【0068】
なお、本発明は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(図9〜11のフローチャートに対応するプログラムコード)を記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(クライアントコンピュータ100のCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0069】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0070】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROM、DVD、DVD−ROMなどを用いることができる。
【0071】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0072】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0073】
本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、認証処理に必要な機能の有無を判別することで、極力その差異をユーザに意識させることなく、従来通りの部門管理機能を提供することでユーザの可用性を向上させると同時に、ユーザが機能の差異を理解しないで利用した場合に生じると予想される不具合を回避することが可能になる。
【0075】
より具体的には、印刷機器が文字列形式の部門IDを認証処理ができるかどうかを判定し、できる場合には、そのまま認証処理を行ない、できない場合には、部門IDを数値データに変換させるか、または再度部門IDを入力させるかすることにより、認証が通らなくなり、まったく印刷ができなくなるという状況を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部門管理システムの一例を示す機能ブロック図である。
【図2】部門管理が行われる印刷処理の流れの概略を示す図である。
【図3】ユーザインタフェース画面の例を示す図である。
【図4】作成される印刷ジョブのデータ構成を示す図である。
【図5】認証が失敗したことを告げるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
【図6】印刷機器の入力機構の一例を示す図である。
【図7】カードリーダユニットの一例を示す図である。
【図8】異なる認証処理の比較を示す図である。
【図9】認証処理が伴なう印刷処理の流れを示す図である。
【図10】プリンタドライバが実行する印刷処理を示すフローチャートである。
【図11】部門管理用ユーティリティが実行する認証処理を示すフローチャートである。
【図12】部門IDにアルファベットが含まれていて認証処理ができないことを示すエラー画面の図である。
【符号の説明】
100 クライアントコンピュータ
100a アプリケーション
100b グラフィックエンジン
100c プリンタドライバ
100d スプーラ
100e 部門管理用ユーティリティ
101 印刷機器
101a 部門管理情報
101b ログ情報
101c 印字出力
102 部門管理用サーバコンピュータ
102a 部門管理用サーバコンピュータ
Claims (18)
- 識別情報に基づいて、印刷機器の使用を管理する印刷管理システムであって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得手段と、
前記機能取得手段により取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定手段と、
処理できないと前記判定手段により判定された場合、入力された識別情報のデータ形式を変換する変換手段とを有することを特徴とする印刷管理システム。 - 処理できると前記判定手段により判定された場合、入力された認証情報を前記印刷機器に送信して認証処理の実行を要求し、処理できないと前記判定手段により判定された場合、前記変換手段によりデータ形式が変換された認証情報を前記印刷機器に送信して認証処理の実行を要求する認証要求手段と、
前記印刷機器が前記認証要求手段による要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行する発行手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。 - 識別情報に基づいて、印刷機器の使用を管理する印刷管理システムであって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得手段と、
前記機能取得手段により取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定手段と、
処理できないと前記判定手段により判定された場合、認証処理ができない旨のメッセージを表示部に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする印刷管理システム。 - 前記表示制御手段は、印刷の指示が入力されるのに応じて、識別情報を入力するための入力画面を表示し、処理できないと前記判定手段に判定された場合、前記入力画面を再表示することを特徴とする請求項3に記載の印刷管理システム。
- 識別情報に基づいて、印刷機器の使用を管理する印刷管理方法であって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得ステップと、
前記機能取得ステップにより取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定ステップと、
処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、入力された識別情報のデータ形式を変換する変換ステップとを有することを特徴とする印刷管理方法。 - 処理できると前記判定ステップにより判定された場合、入力された認証情報を前記印刷機器に送信して、認証処理の実行を要求する認証要求ステップと、
前記印刷機器が前記認証要求ステップによる要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行する発行ステップとを有することを特徴とする請求項5に記載の印刷管理方法。 - 処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、前記変換ステップによりデータ形式が変換された認証情報を前記印刷機器に送信して、認証処理の実行を要求する認証要求ステップと、
前記印刷機器が前記認証要求ステップによる要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行する発行ステップとを有することを特徴とする請求項5或いは6に記載の印刷管理方法。 - 前記機能取得ステップは、前記印刷機器にカードリーダユニットがあるか否かを示す情報を取得することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の印刷管理方法。
- 処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、入力された識別情報に第1形式のデータが含まれているか否かを判別する識別情報判別ステップと、
第1形式のデータが含まれていると前記識別情報判別ステップにより判別された場合、認証処理ができない旨を表示部に表示させるエラー表示制御ステップとを有し、
前記変換ステップは、第1形式のデータが含まれないと前記識別情報判別ステップにより判別された場合、入力された識別情報を第2形式のデータに変換することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の印刷管理方法。 - 前記第1形式のデータは、文字列のデータであり、前記第2形式のデータは、数字のデータであることを特徴とする請求項9に記載の印刷管理方法。
- 識別情報に基づいて、印刷機器の使用を管理する印刷管理方法であって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得ステップと、
前記機能取得ステップにより取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定ステップと、
処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、認証処理ができない旨のメッセージを表示部に表示する表示制御ステップとを有することを特徴とする印刷管理方法。 - 前記表示制御ステップは、印刷の指示が入力されるのに応じて、識別情報を入力するための入力画面を表示し、処理できないと前記判定手段に判定された場合、前記入力画面を再表示することを特徴とする請求項11に記載の印刷管理方法。
- 識別情報に基づいて印刷機器の使用を管理する印刷管理で使用されるプログラムであって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得ステップと、
前記機能取得ステップにより取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定ステップと、
処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、入力された識別情報のデータ形式を変換する変換ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 処理できると前記判定ステップにより判定された場合、入力された認証情報を前記印刷機器に送信して認証処理の実行を要求し、処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、前記変換ステップによりデータ形式が変換された認証情報を前記印刷機器に送信して認証処理の実行を要求する認証要求ステップと、
前記印刷機器が前記認証要求ステップによる要求に応じて送信した認証結果に基づいて、入力された認証情報と印刷データとを前記印刷機器に向けて発行する発行ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。 - 識別情報に基づいて印刷機器の使用を管理する印刷管理で使用されるプログラムであって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう印刷機器に関して、当該印刷機器の認証処理の機能を取得する機能取得ステップと、
前記機能取得ステップにより取得された機能に基づいて、前記印刷機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定する判定ステップと、
処理できないと前記判定ステップにより判定された場合、認証処理ができない旨のメッセージを表示部に表示する表示制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記表示制御ステップは、印刷の指示が入力されるのに応じて、識別情報を入力するための入力画面を表示し、処理できないと前記判定手段に判定された場合、前記入力画面を再表示することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
- 識別情報に基づいて機器の使用を管理するシステムにおける認証方法であって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう認証機器に関して、当該認証機器の認証処理の機能を取得し、
取得された機能に基づいて、前記認証機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定し、
処理できないと判定された場合、入力された識別情報のデータ形式を変換することを特徴とする認証方法。 - 識別情報に基づいて機器の使用を管理するシステムにおける認証方法であって、
入力された識別情報に基づいて認証処理を行なう認証機器に関して、当該認証機器の認証処理の機能を取得し、
取得された機能に基づいて、前記認証機器の認証処理が、入力された識別情報を処理できるか否かを判定し、
処理できないと判定された場合、認証処理ができない旨のメッセージを表示部に表示することを特徴とする認証方法。
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