JP2006105614A - 振動型ジャイロスコープ、及び振動型ジャイロスコープの製造方法 - Google Patents

振動型ジャイロスコープ、及び振動型ジャイロスコープの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 質量の除去装置を用いて除去できる最低除去量を可変し、それぞれの固有共振周波数の粗調整と微調整を行うことができる、振動型ジャイロスコープ、及び振動型ジャイロスコープの製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の振動型ジャイロスコープの圧電振動片10は、基部12から相反する方向に延出された連結アーム13,14と、連結アーム13,14のそれぞれの先端に連結アーム13,14と直交する方向に延出された駆動アーム15A,15B,15C,15Dと、基部12から連結アーム13,14と直交する方向に延出された検出アーム16A,16Bとが形成されている。駆動アーム15A,15B,15C,15D、及び検出アーム16A,16Bのそれぞれの先端部には,錘層18,20と電極膜17とから形成された質量調整用の調整部である第一錘部19と第二錘部23とが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電振動片を搭載し、この圧電振動片に加えられている回転の回転角速度を検出するための振動型ジャイロスコープ、及び振動型ジャイロスコープの製造方法に関する。
従来から、回転角速度を検出するための角速度センサとして、圧電振動片を用いた振動型ジャイロスコープが、VTR、スチールカメラの手振れの検出などに用いられている。この振動型ジャイロスコープの一例を図面を用いて説明する。図8は、従来の振動型ジャイロスコープの圧電振動片の一例を示す平面図である。図8に示すように、圧電振動片100の主アーム102においては、基部103が固定部101から垂直に延びており、基部103の一方の端部103aが固定部101に固定されている。基部103には、検出部105a,105bが設けられている。基部103の他方の端部103b側には、基部103に対して垂直方向に延びる2本の駆動部である屈曲振動片104a,104bが設けられている。屈曲振動片104a,104bには、励振部106a,106b,106c,106dが設けられている(例えば、特許文献1)。
圧電振動片100の動作について説明する。励振部106a,106b,106c,106dに対して駆動電圧を印加すると、屈曲振動片104a,104bは、それぞれ矢印A、矢印Bの方向に屈曲振動する。このとき圧電振動片100がX−Y平面内で矢印ωの方向に回転すると各圧電振動片104a,104bにコリオリ力が加わり、そのコリオリ力が基部103に伝わる。これによって、基部103が接続部分126を中心として矢印Dの方向に屈曲振動する。この基部103の屈曲振動を検出部105a,105bで検出し、検出した屈曲振動に応じた信号を出力すことで回転各速度を検出する。
また、振動型ジャイロスコープでは、測定感度を良好にするために屈曲振動片104a,104bの固有共振周波数と検出部である基部103の固有共振周波数との間に一定の振動周波数差(以下、「離調周波数」という)を持つことが要求されている。さらに、振動型ジャイロスコープでは、それぞれの屈曲振動片104a,104bの固有共振周波数の違い(アンバランス)によって生ずる屈曲振動の基部への漏れ伝播を防止するために屈曲振動片104a,104bの固有共振周波数を合わせる。これらの固有共振周波数の調整は、基部103、及び屈曲振動片104a,104bの質量を変化させることによって行う。
例えば、図8に示す圧電振動片100では、基部103の他方の端部103b側に、屈曲振動片104a,104bから突出する突出部135が設けられている。そして、突出部135の一部分137から質量を除去する加工を施すことによって、基部103の固有共振周波数を変化させる。また、それぞれの屈曲振動片104a,104bの各先端側の一部分136A,136Bから質量を除去する加工を施すことによって、それぞれの屈曲振動片104a,104bの固有共振周波数を、それぞれ独立して変化させる。これらの質量の除去加工は、例えば、圧電振動片100の表面に形成された薄膜をレーザの照射によって除去するなどで行われる。
特開平11−72334号公報
しかしながら、前述のような質量の除去加工では、圧電振動片100の表面に形成された薄膜の厚みがほぼ均一に形成されていること、またレーザ照射径も均一であることから1発のレーザ照射により除去される薄膜の質量は、ほぼ一定となる。ここで必要とされる質量の変化量は、圧電振動片の製造のバラツキなどによって圧電振動片毎に違っており、大きな質量変化が必要とされることも多い。このように、大きな質量変化を所望する場合には、大きな面積の薄膜を除去すれば可能であるが、大きな面積を加工するため加工時間が長くなる、或いは、大きな加工面積が必要となることから圧電振動片の小型化を阻害する。これらに対応するため、除去部の薄膜の厚さを厚くして、1発のレーザ照射による除去量を多くすることが用いられるが、反面、レーザ照射1発の質量除去量以下の微細な質量の除去は不可能となり、最終的に必要となる微調整が困難であった。換言すれば、大きな固有共振周波数の調整と微細な固有共振周波数の調整を同時に行うことが困難であるという問題を有していた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、質量の除去装置を用いて除去できる最低除去量を可変し、それぞれの固有共振周波数の粗調整と微調整を行うことができる振動型ジャイロスコープ、及び振動型ジャイロスコープの製造方法を提供することにある。
かかる問題を解決するために、本発明の振動型ジャイロスコープは、圧電振動片に加えられる回転の回転角速度を検出する振動型ジャイロスコープであって、前記圧電振動片は、基部と、前記基部から延出された支持梁を介して設けられ、所定の振動を行う駆動部と、前記基部から前記駆動部と同一平面内に延出され、前記駆動部の回転に伴うコリオリ力によって生じた検出振動を検出する検出部と、前記駆動部の略先端部分に形成された前記圧電振動片の特性調整用の第一錘部と、前記検出部の略先端部分に形成された前記圧電振動片の特性調整用の第二錘部と、を有し、前記第一錘部及び第二錘部の少なくとも一方が、単位面積当たりの質量の異なる複数の調整部で形成されていることを特徴とする。
本発明の振動型ジャイロスコープによれば、第一錘部と第二錘部の少なくとも一方に、単位面積当たりの質量の異なる少なくとも2つの調整部が形成されている。これにより、質量を大きく変化させたい場合(粗調)は、単位面積当たりの質量が大きな調整部を除去し、微細な変化を所望する場合(微調)は、単位面積当たりの質量が小さな調整部を除去することができる。即ち、質量の調整は、先ず、単位面積当たりの質量が大きい調整部で短時間で大きな質量変化を行い、続いて単位面積当たりの質量が小さい調整部で微細な最終合わせ込みを行うことが可能となる。従って、調整部の面積を大きくすることなく、また加工時間を長くすることなく、一つの錘部の中で粗調整と微調整を行うことが可能となる。換言すれば、それぞれの固有共振周波数の粗調整と微調整を一つの比較的小さな面積の調整部で簡単に行うことができる、振動型ジャイロスコープを提供することが可能となる。
また、前記第一錘部の質量は、前記第二錘部の質量より小さく設定されていることが望ましい。
このようにすれば、比較的大きな質量の調整が必要な検出部の調整は、単位面積当たりの質量が大きな調整部で行い、比較的小さな質量の調整が必要な駆動部の調整は、単位面積当たりの質量が小さな調整部で行うことが可能となる。即ち、調整に要する時間を少なくすることができ、より効率的な質量調整を行うことが可能となる。
また、前記調整部は、前記駆動部及び前記検出部のうち該調整部が形成されたものに対し、前記駆動部にあっては該駆動部の延出方向と略直交する方向の全ての領域にわたって形成され、前記検出部にあっては該検出部の延出方向と略直交する方向のすべての領域にわたって形成されていることが望ましい。
このようにすれば、調整部を形成する際に生じる駆動部と検出部とのそれぞれの先端に向かう方向と略直交する方向(以下、「幅方向」という。)の形成位置のずれを考慮し、調整部の大きさを設定することができる。即ち、調整部の幅寸法を駆動部と検出部の幅方向寸法より大きく設定することにより、形成の位置ずれが発生しても、調整部は、常に駆動部、又は検出部の幅方向の全領域にかかり形成される。このことにより、調整部の形成の位置ずれにより、調整部の一方端が駆動部又は検出部の幅方向からはずれたり、他の端が駆動部又は検出部の内側に入ることによる調整部の質量のばらつきを防止することが可能となる。換言すれば、調整部及び駆動部の固有共振周波数のばらつきを小さくすることが可能となる。
また、前記第一錘部、及び第二錘部の少なくとも一方が、厚さの異なる複数の調整部で形成されていることが望ましい。
このようにすれば、第一錘部と第二錘部の少なくとも一方に、厚さの異なる少なくとも2つの調整部が形成されている。これにより、質量を大きく変化させたい場合(粗調整)は、厚さの大きな調整部を除去し、微細な変化を所望する場合(微調整)は、厚さの小さな調整部を除去することができる。即ち、質量の調整は、厚さの大きい調整部で短時間で大きな質量変化を成し、続いて厚さの小さい調整部で微細な最終合わせ込みを行うことが可能となる。従って、調整部の面積を大きくすることなく、また加工時間を長くすることなく、一つの錘部の中で粗調整と微調整を行うことが可能となる。
また、前記第一錘部の調整部と、前記第二錘部の調整部とが、同じ金属を用い、同じ厚さで形成されていることが望ましい。
このようにすれば、第一錘部の調整部と第二錘部の調整部とを同じ形成工程によって形成することができる。換言すれば、第一錘部の調整部と第二錘部の調整部の形成を効率的に行うことが可能となり、より低い製造コストの振動型ジャイロスコープを提供することが可能となる。
また、前記厚さの異なる複数の調整部は、前記駆動部、又は前記検出部の先端に近い側の前記調整部の厚さが、他の調整部の厚さより厚く形成されていることが望ましい。
このようにすれば、質量変化の影響を受け易い略先端部分の調整部の厚さが厚いことから粗調整をより効率的に行うことが可能となる。また。比較的質量変化の影響を受け難い他の部分に厚さの小さな調整部を形成することで、微調整を行い易くすることが可能となる。
また、保持器と、前記保持器に実装された前述の圧電振動片とを有することを特徴とする振動型ジャイロスコープを提供することが可能となる。
また、保持器と、前記保持器に実装された前述の圧電振動片と、前記保持器に実装され、少なくとも前記圧電振動片を駆動する回路を有する回路素子とを有することを特徴とする振動型ジャイロスコープを提供することも可能となる。
本発明の振動型ジャイロスコープの製造方法は、基部と、前記基部から同一平面内に延出された支持梁を介して設けられ、所定の振動を行う駆動部と、前記基部から同一平面内に延出され、前記駆動部の回転に伴うコリオリ力によって生じた検出振動を検出する検出部とを有する圧電振動片を備えた振動型ジャイロスコープの製造方法であって、外形形状が形成された前記圧電振動片の表面に電極膜を形成する工程と、前記検出部の略先端部分に形成された前記電極膜の表面、及び前記駆動部の略先端部分に形成された前記電極膜の表面の一部、に調整部としての錘層を形成する工程と、前記検出部の略先端部分に形成された少なくとも前記錘層を除去して前記検出部の固有共振周波数を調整する工程と、前記駆動部の略先端部分に形成された前記錘層を除去して前記駆動部の固有共振周波数の粗調整を行い、前記駆動部の略先端部の前記電極膜を除去して前記駆動部の固有共振周波数の微調整を行う工程と、を有することを特徴とする。
本発明の振動型ジャイロスコープの製造方法によれば、第一錘部と第二錘部の錘層を同時に形成することができることから、錘層を形成する工程を減らすことが可能となり、製造工数を少なくすることができる。また、大きな固有共振周波数の調整が必要な検出部は、錘部を除去することによって短時間で調整し、微調整が必要な駆動部は、錘部を除去することによる粗調整と電極膜を除去することによる微調整を順次行うことにより、短時間で、微細な調整を行い、所望の固有共振周波数に合わせることが可能となる。即ち、精度のよい振動型ジャイロスコープを低コストで提供することが可能となる。
本発明に係る振動型ジャイロスコープの最良の形態について、以下に図面を用いて説明する。なお、本発明は、後述の実施形態に限定されるものではない。
(第一実施形態)
図1は、本発明に係る第一実施形態の振動型ジャイロスコープの圧電振動片の概略を示す平面図である。
図1に示すように、圧電振動片10は、XY平面内に形成される。第一実施形態では、圧電振動片10は、水晶で形成され、電気軸と呼ばれるX軸、機械軸と呼ばれるY軸及び光学軸と呼ばれるZ軸の、X軸とY軸の平面方向に切り出されたZカットの水晶基板である。圧電振動片10は、所定の厚みの水晶基板で形成されている。圧電振動片10の平面形状は、水晶の結晶軸に合わせてXY平面に展開され、中心点Gに対して180°点対称の形状をしている。中心点Gは圧電振動片10の重心位置である。また、図1では図示していないが、圧電振動片10の表面には所定の電極が形成されている。
圧電振動片10には、X軸方向とY軸方向にそれぞれ平行な端面をもつ矩形状の基部1
2が形成されている。基部12には、基部12のY軸に平行な2端面の中央からX軸に平行な方向に延出される支持梁としての二つの連結アーム13,14が形成されている。さらに、基部12には、基部12のX軸に平行な2端面の中央からY軸に平行な方向に延出される検出部として、Y軸プラス方向に検出アーム16AとY軸マイナス方向に検出アーム16Bとが形成されている。連結アーム13,14のそれぞれの先端には、連結アーム13に直交する方向に延出する1対の駆動アームが形成されている。連結アーム13の先端には、Y軸プラス方向に駆動アーム15AとY軸マイナス方向に駆動アーム15Bが延出されている。さらに、連結アーム14の先端には、Y軸プラス方向に駆動アーム15CとY軸マイナス方向に駆動アーム15Dが延出されている。
駆動アーム15A,15B,15C,15Dの先端部には、幅広形状の第一錘部19が形成されている。第一錘部19には、調整部としての電極膜17と、電極膜17の表面に形成された錘層18が形成されている。なお、錘層18は、電極膜17と比較して厚さが厚くなるように形成されている。また、錘層18は、第一錘部19の幅方向(X方向)に幅いっぱいに設けられており、本例では、第一錘部19の先端側のほぼ半分の領域に形成されている。従って、第一錘部19は、面積のほぼ半分を電極膜17が占め、残り半分を錘層18が占めていることになる。また、錘層18は、例えば金、銀などの金属を真空蒸着法などを用いて形成することができる。
検出アーム16A,16Bの先端部には、第一錘部19より幅が広く設定された幅広形状の第二錘部23が形成されている。幅を広くすることにより、第二錘部23の面積を広くすることができ、除去することができる質量を大きくすることが可能となる。第二錘部23には、調整部としての電極膜17と、電極膜17の表面に形成された錘層20が形成されている。錘層20は、電極膜17と比較して厚さが厚くなるように形成されている。また、錘層20は、第二錘部23の幅方向(X方向)に幅いっぱいに設けられており、本例では、第二錘部23の大部分の領域を占めるように形成されている。従って、第二錘部23は、面積のほぼすべての領域を錘層20が占め、残りの僅かな部分を電極膜17が占めている。なお、錘層20は、第一錘層と同じように、例えば金、銀などの金属を真空蒸着法などを用いて形成することができる。
駆動アーム15A,15B,15C,15Dは、所定の共振周波数の駆動振動が発生するように幅や長さなどの寸法が設定されている。また、検出アーム16A,16B、及び連結アーム13,14は、所定の共振周波数の検出振動が発生するように幅や長さなどの寸法が設定されている。
続いて、圧電振動片10の振動動作について説明する。図2及び図3は、本第一実施形態の圧電振動片10の動作を模式的に説明するための平面図である。図2、図3においては、振動形態をわかりやすく表現するために、各振動腕は簡略化して線で表している。図1と同じ構成部分を同じ符号で示し、説明を省略する。
図2は、駆動振動を説明する図である。図2において、駆動振動は、駆動アーム15A,15B,15C,15Dが矢印A方向に振動する屈曲振動であって、実線で示す振動姿態と、二点鎖線で示す振動姿態を所定の周波数で繰り返している。このとき、駆動アーム15A,15Bと駆動アーム15C,15Dとが、重心位置Gを通るY軸で線対称の振動を行っているので、基部12、連結アーム13,14及び検出アーム16A,16Bは、とんど振動しない。
図3は、検出振動を説明する図である。図3において、検出振動は、実線で示す振動姿態と、二点鎖線で示す振動姿態を、前記駆動振動の周波数で繰り返している。検出振動は、圧電振動片10が図2に示した駆動振動を行っている状態で、圧電振動片10にZ軸周りの回転角速度ωが加わった時、駆動アーム15A,15B及び15C,15Dに矢印Bで示す方向のコリオリ力が働くことによって発生する。
このことより、駆動アーム15A,15B,15C,15Dが、矢印Bで示す振動を行う。矢印Bで示した振動は、重心位置Gに対して周方向の振動である。また同時に、検出アーム16A,16Bは、矢印Cに示すように、矢印Bの振動に呼応して矢印Bとは周方向反対向きの振動を行う。
このとき、基部12の周縁部は、駆動アーム15A,15B,15C,15Dと検出アーム16A,16Bとが図2で示したような振動をしたとき振動系としては釣り合いが取れた状態であるため振動しない。従って、この基部12に圧電振動片10を支持するリード部材を接続しても圧電振動片10の振動に影響を与えることはない。
次に、圧電振動片の特性調整について、図1を参照しながら説明する。図1に示す圧電振動片10は、その測定感度を良好にするために駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数と検出アーム16A,16Bの固有共振周波数との間に一定の振動周波数差(以下、「離調周波数」という)を持つことが要求されている。この離調周波数を合わせ込むために検出アーム16A,16Bに形成されている第二錘部23の錘層20及び電極膜17から質量を除去する加工を行い、検出アーム16A,16Bの固有共振周波数を変化させる。離調周波数の調整は、調整量を多く取ることが必要なため、第二錘部23に占める錘層20の領域を大きくすることによって、調整量を多く取ることを可能としている。なお、錘層20及び電極膜17から質量を除去する加工は、錘層20及び電極膜17のどちらか一方を加工する、または、双方を加工することによって行う。
さらに、図1に示す圧電振動片10は、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数を一致させることが要求されている。これは、駆動アーム15A,15B,15C,15Dの屈曲振動が連結アーム13,14を通り検出アーム16A,16Bへ伝播する、所謂、振動漏れを防止するためである。振動漏れは、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数の違い(アンバランス)によって生じる。この固有共振周波数の違いを解消するため、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数を変化させ、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数を一致させるように合わせ込みを行なう。駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数の調整は、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの先端部に形成されている第一錘部19の錘層18及び電極膜17から質量を除去する加工によって行う。錘層18と電極膜17とは第一錘部19に概ね半分ずつ設けられており、錘層18を除去することによって粗調整を行い、電極膜17を除去することによって微調整を行う。なお、錘層18及び電極膜17から質量を除去する加工は、錘層18及び電極膜17のどちらか一方を加工する、または、双方を加工することによって行う。
なお、本例では、錘層18,20及び電極膜17から質量を除去する加工は、一例としてレーザを照射することによって錘層18,20及び電極膜17を溶融、蒸発させる方法を用いている。図4のレーザ加工を示す模式図に示すように、レーザ22を照射しながらレーザと駆動アーム15Aを相対的に移動することによって連続又は単発に錘層18を除去する。図4では、レーザ22が照射され、そこから連続して矢印の方向に除去する例を示しており、順次次列を繰り返して加工する、或いは往復して加工を行う。電極膜17の除去加工も錘層18と同様に行われる。
第一実施形態に示す振動型ジャイロスコープの圧電振動片10によれば、駆動アーム15A,15B,15C,15Dには、調整部としての第一錘部19が錘層18と電極膜17とで形成され、検出アーム16A,16Bには、調整部としての第二錘部23が錘層20と電極膜17とにより形成されている。錘層18,20と電極膜17とは、厚さが異なっているいることから、同面積のレーザ照射で除去できる質量が異なる。即ち、厚さの大きな錘層18,20は大きな質量変化をさせることができ、厚さの薄い電極膜17は小さな質量変化をさせることができる。従って、質量の調整は、厚さの大きい錘層18,20で短時間で大きな質量変化(粗調整)を行い、厚さの薄い電極膜17で微細な質量変化(微調整)を行うことで可能となる。これらにより、それぞれの固有共振周波数の粗調整と微調整を、比較的小さな面積の調整部で短時間に行うことができるようになり、安価で小型な振動型ジャイロスコープを提供することが可能となる。
なお、第一実施形態において錘層の形状は、図1に示すX方向に長辺を有する形状を例示して説明したが、これに限らず、所定の面積が確保されていれば形状は問わない。例えば、図5(a)〜図5(c)に示すような形状でもよい。図5(a)には、表面に電極膜17が形成された駆動アーム15Aの先端部分に円形の錘層18が形成されている。また、図5(b)には、表面に電極膜17が形成された駆動アーム15Aの先端部分の表面に電極膜17が形成された駆動アーム15Aの先端部分に第一実施形態で示した錘層と直交する方向に長辺を有する矩形形状の錘層18が形成されている。また、図5(c)には、表面に電極膜17が形成された駆動アーム15Aの先端部分に第一実施形態で示した錘層と直交する方向に長辺を有する矩形形状の二つの錘層18a,18bが形成されている。
また、第一錘部19及び第二錘部23の錘層18,20及び電極膜17の除去を行う加工は、錘層18と電極膜17、及び錘層20と電極膜17のすべてを加工することは必要としない。所望する質量の調整ができれば、どの部分が加工されていてもよく、一例として第一錘部19で説明すれば、錘層18のみ加工されている、或いは電極膜17のみ加工されている、或いは錘層18と電極膜17の双方が加工されている、パターンがあり、この内のどのパターンであってもよい。
(第二実施形態)
図6に沿って第二実施形態について説明する。図6は、本発明に係る振動型ジャイロスコープの概略構造を示す正断面図である。
図6に示すように、本発明の振動型ジャイロスコープ30は、圧電振動片10、保持器としてのパッケージ31の凹部の内に収納された、回路素子32、支持基板34、支持部35、蓋体37などから構成されている。
例えば、セラミックによって形成されたパッケージ31は、凹部が3段構造に形成されている。回路素子32は、パッケージ31の最下段に導電性接着剤(図示せず)等で固着されており、パッケージ31の中段に形成された接続配線部(図示せず)とワイヤーボンディングによる金属細線(ボンディングワイヤ)33により接続されている。回路素子32は、少なくとも圧電振動片10を駆動させ、回転角速度を検出する機能を有している。支持基板34は、一方端がパッケージ31の上段に接続固着されており、その表面には、一方の端部に前述の第一実施形態で詳述した圧電振動片10が接続された支持部35が接続されている。支持部35は、可撓性を有する金属薄板などにより複数の細長形状に形成されており、支持基板34と圧電振動片10との接触を防止するため、支持基板34から突出した部分で上方に折り曲げられた形状となっている。その折り曲げられた方向の端部に圧電振動片10が接続されている。パッケージ31の開口部は、接続部36を介し、例えばシーム溶接、金属加熱融着などを用いて蓋体37により封止されている。
第二実施形態によれば、パッケージ内に、第一実施形態で詳述した圧電振動片10を実装し、収納している。圧電振動片10は、特性の調整を効率よく行うことができるため安価であり、且つ、特性調整用の錘部を小さくできることから小型である。従って、本例によれば、小型で安価な振動型ジャイロスコープ30を提供することが可能となる。
なお、前述の第二実施形態では、パッケージ31内に、回路素子32を収納する構成を一例として説明したが、回路素子32は、パッケージ31内に収納しない構成でもよく、第二実施形態と同様な効果を有している。例えば、回路素子32は、振動型ジャイロスコープ30を実装する基板(図示せず)などに実装され、パッケージ内には、圧電振動片10、圧電振動片10を支持する支持部35、及び支持部35が接続された支持基板34が収納される構成でもよい。なお、この構成では、パッケージ31の凹部に形成されている段差は、2段構造でよい。
また、前述のパッケージ31は、凹部が3段または2段構造の例を示して説明したが、段数はこれに限らず、一段構造、或いは4段以上の構造であってもよい。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態として、本発明に係る振動型ジャイロスコープの圧電振動片の製造方法について図面を参照しながら説明する。図7(a)〜(f)は、先述した図1に示す第一実施形態の振動型ジャイロスコープの圧電振動片10における概略の製造工程を示す工程説明図である。図7は、圧電振動片10を図1に示すPの方向から見た図であり、左列に駆動アーム15Aの先端付近を示し、右列に検出アーム16Aの先端付近を示している。
先ず、図7(a)に示すように、図1に示す駆動部としての駆動アーム15A,15B,15C,15D、及び検出部としての検出アーム16A,16Bなどの外形形状を有する、例えば水晶板からなる圧電振動片10を用意する。以下、圧電振動片10の製造工程を、駆動アーム15A、及び検出アーム16Aを代表として示して順次説明するが、駆動アーム15A,15B,15C,15D及び検出アーム16A,16Bは、必要に応じてそれぞれ同じ工程で同じ加工を施すことになる。
次に、図7(b)に示すように、圧電振動片10の表面に電極膜17を形成する。電極膜17は、例えば、水晶との密着性を向上させるためにクロム(Cr)などの下地金属層を形成し、その表面に金(Au)層を形成した構成となっている。電極膜17の形成は、蒸着法やスパッタリング法などを用いて成膜することができる。
次に、図7(c)に示すように、駆動アーム15Aの先端部分の第一錘部19と検出アーム16Aの先端部分の第二錘部23とに、それぞれ調整部としての錘層18,20を形成する。錘層18,20は、例えば、金属マスクなどを介した蒸着法やスパッタリング法などにより、金(Au)などの金属層を形成し、その層の厚さは、電極膜17よりも厚く形成する。錘層18は、第一錘部19のほぼ半分の領域に形成し、錘層20は、第二錘部23のほぼ全領域に形成する。
次に、図7(d)に示すように、検出アーム16Aの質量調整を行い、検出アーム16Aの固有共振周波数を所望の周波数に合わせ込みを行う。この質量調整は、第一実施形態で説明した、離調周波数の調整のために行うものであり、例えば、集束されたレーザL0を照射することによって、検出アーム16Aに形成された錘層20を溶融、蒸発させて除去することによって行う。なお、必要であれば、電極膜17を溶融、蒸発させて除去することもある。
次に、図7(e)、及び図7(f)に示す、駆動アーム15Aの質量調整を行い、駆動アーム15Aの固有共振周波数を所望の周波数に合わせ込みを行う。この質量調整は、第一実施形態で説明した、駆動アーム15A,15B,15C,15Dの屈曲振動が連結アーム13,14を通り検出アーム16A,16Bへ伝播する、所謂、振動漏れを防止するために行う。それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数を変化させ、それぞれの駆動アーム15A,15B,15C,15Dの固有共振周波数を一致させるように合わせ込みを行なう。この質量調整は、例えば、集光されたレーザL1、及びレーザL2を照射することによって、駆動アーム15Aに形成された錘層18と電極膜17とを溶融、蒸発させて除去することによって行う。
駆動アーム15Aの質量調整は、先ず、図7(e)に示すように、駆動アーム15Aに形成されている錘層18に対し、レーザL1を照射し、錘層18を除去する。錘層18は、厚さが大きいため1発のレーザで除去できる質量が大きく、換言すれば、大きな質量変化を発生することができることを利用して、大まかに固有共振周波数を合わせ込む、所謂、粗調整を行う。
続いて、図7(f)に示すように、駆動アーム15Aの第一錘部19の部分の電極膜17にレーザL2を照射し電極膜17を除去する。電極膜17は、膜厚が小さいため、1発のレーザで除去できる質量が小さく、微細な質量の合わせ込みができる。従って、電極膜17の質量の除去により、所謂、微調整を行う。
上述した第三実施形態に示す振動型ジャイロスコープの圧電振動片の製造方法によれば、第一錘部19と第二錘部23の錘層18,20を同時に形成することができることから、錘層18,20を形成する製造工数を少なくすることができる。さらに、本例によれば、粗調整と微調整を組合わせることにより効率のよい調整を行うことが可能となる。即ち、大きな固有共振周波数の調整を行う必要のある検出アーム16A,16Bは、錘層20を除去することによって短時間で調整することが可能となる。続いて微調整の必要な駆動アーム15A,15B,15C,15Dは、錘層18を除去することによる粗調整と、電極膜17を除去することによる微調整を順次行うことにより、短時間で微細な調整までを行うことが可能となる。即ち、精度のよい振動型ジャイロスコープを効率よく製造することが可能となることから低コストで提供することが可能となる。
錘層18及び錘層20が除去された部分は、図7(e)、及び図7(f)に示すように凹部21b,21aとなる。この凹部21b,21aの底面は、図7(e)、及び図7(f)に示すように錘層18,20中にあってもよく、或いは、錘層18,20と錘層18,20の下に形成されている電極膜17との両方を除去し、水晶面が底面となっていてもよい。なお、図7(e)では、錘層20が除去された凹部21aを3つに区分して示し、図7(f)では、錘層18が除去された凹部21bを2つに区分して示してあるが、これに限らず、連続して除去することにより、まとまった一つの凹部としてもよい。
また、前述の説明では、錘層18,20、及び電極膜17の除去は、駆動アーム15A、及び検出アーム16Aの一面を除去加工する例で説明したがこれに限らず、両面に形成された錘層18,20、及び電極膜17を除去加工することもできる。
また、前述では駆動アーム15Aの質量調整を錘層18と電極膜17とを用いて行うことで説明したが、質量の調整量によっては、錘層18のみの除去を行って質量を調整し電極膜17の除去は行わない場合、あるいは、電極膜17のみの除去を行って質量を調整し錘層18の除去は行わない場合もある。
また、錘層18,20を形成する材質を電極膜17を形成する材質より比重の大きな材質、例えば、錘層18,20を金で形成し、電極膜17をアルミニウムで形成するなどしても同等な効果を有する。
また、錘層18,20は、第一錘部19と第二錘部23にそれぞれ一つずつ設けることで説明したがこれに限らず、第一錘部19と第二錘部23のうちに、厚みの異なる錘層を複数形成してもよい。
第一実施形態の振動型ジャイロスコープの圧電振動片の概略を示す平面図。 圧電振動片の駆動振動を模式的に説明するための平面図。 圧電振動片の検出振動を模式的に説明するための平面図。 調整部のレーザ加工を示す模式的な平面図。 (a)〜(c)は、錘層の変形例を示す平面図。 第二実施形態の振動型ジャイロスコープの概略を示す正断面図。 (a)〜(f)は、第三実施形態の振動型ジャイロスコープの圧電振動片の概略の製造工程を示す工程説明図であり、左列は、駆動アームの先端付近の正面図、右列は、検出アームの先端付近の正面図。 従来の振動型ジャイロスコープの圧電振動片を示す平面図。
符号の説明
10…圧電振動片、12…基部、13,14…支持梁としての支持アーム、15A,15B,15C,15D…駆動部としての駆動アーム、16A,16B…検出部としての検出アーム、17…電極膜、18,20…錘層、19…第一錘部、21a,21b…凹部、22…レーザ、23…第二錘部、30…振動型ジャイロスコープ、31…保持器としてのパッケージ、32…回路素子、33…金属細線(ボンディングワイヤ)、34…支持基板、35…支持部、36…接続部、37…蓋体。

Claims (9)

  1. 圧電振動片に加えられる回転の回転角速度を検出する振動型ジャイロスコープであって、
    前記圧電振動片は、
    基部と、
    前記基部から延出された支持梁を介して設けられ、所定の振動を行う駆動部と、
    前記基部から前記駆動部と同一平面内に延出され、前記駆動部の回転に伴うコリオリ力によって生じた検出振動を検出する検出部と、
    前記駆動部の略先端部分に形成された前記圧電振動片の特性調整用の第一錘部と、
    前記検出部の略先端部分に形成された前記圧電振動片の特性調整用の第二錘部と、を有し、
    前記第一錘部及び第二錘部の少なくとも一方が、単位面積当たりの質量の異なる複数の調整部で形成されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  2. 請求項1に記載の振動型ジャイロスコープにおいて、
    前記第一錘部の質量は、前記第二錘部の質量より小さく設定されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の振動型ジャイロスコープにおいて、
    前記調整部は、前記駆動部及び前記検出部のうち該調整部が形成されたものに対し、前記駆動部にあっては該駆動部の延出方向と略直交する方向の全ての領域にわたって形成され、前記検出部にあっては該検出部の延出方向と略直交する方向のすべての領域にわたって形成されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の振動型ジャイロスコープにおいて、
    前記第一錘部、及び第二錘部の少なくとも一方が、厚さの異なる複数の調整部で形成されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  5. 請求項4に記載の振動型ジャイロスコープにおいて、
    前記第一錘部の調整部と、前記第二錘部の調整部とが、同じ金属を用い、同じ厚さで形成されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の振動型ジャイロスコープにおいて、
    前記厚さの異なる複数の調整部は、前記駆動部、又は前記検出部の先端に近い側の前記調整部の厚さが、他の調整部の厚さより厚く形成されていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  7. 保持器と、
    前記保持器に実装された請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧電振動片と、
    を有することを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  8. 保持器と、
    前記保持器に実装された請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の圧電振動片と、
    前記保持器に実装され、少なくとも前記圧電振動片を駆動する回路を有する回路素子とを有することを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
  9. 基部と、前記基部から同一平面内に延出された支持梁を介して設けられ、所定の振動を行う駆動部と、前記基部から同一平面内に延出され、前記駆動部の回転に伴うコリオリ力によって生じた検出振動を検出する検出部とを有する圧電振動片を備えた振動型ジャイロスコープの製造方法であって、
    外形形状が形成された前記圧電振動片の表面に電極膜を形成する工程と、
    前記検出部の略先端部分に形成された前記電極膜の表面、及び前記駆動部の略先端部分に形成された前記電極膜の表面の一部、に調整部としての錘層を形成する工程と、
    前記検出部の略先端部分に形成された少なくとも前記錘層を除去して前記検出部の固有共振周波数を調整する工程と、
    前記駆動部の略先端部分に形成された前記錘層を除去して前記駆動部の固有共振周波数の粗調整を行い、前記駆動部の略先端部の前記電極膜を除去して前記駆動部の固有共振周波数の微調整を行う工程と、を有することを特徴とする振動型ジャイロスコープの製造方法。
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