JP2006103907A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの電源供給が遮断された場合においても、エレベーターを極力止めること無く運転することができるエレベーターの制御装置を得る。
【解決手段】コンバータ2及びインバータ3の間の直流母線部8に設けられ、直流母線部8と、コンバータ2及びインバータ3aの間の直流母線部8aとを切り替える切替手段5p、5nと、直流母線部8aに設けられ、直流母線部8と直流母線部8aとを切り替える切替手段5pa、5naと、直流母線部8に異常が発生したことを検出した場合に、直流母線部8aが正常であれば、切替手段5p、5nを操作して、異常の発生した直流母線部8を切り離し、正常な直流母線部8aからインバータ3に電力を供給できるように直流母線部8aとインバータ3を接続する直流母線電圧異常検出手段75とを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベーターの電源供給が断たれても可能な限りエレベーターを運転することができ、乗客の利便性を向上させることができるエレベーターの制御装置に関するものである。
従来のエレベーターの制御装置においては、エレベーター群の運行条件に基づく電力需要が予め設定されているコンバータの電力量を越えても、直流電源となるコンバータの容量および受電設備容量を増加することなく、複数台のエレベーターを円滑に制御する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171921号公報
従来のエレベーターの制御装置では、交流を直流に変換するコンバータの台数を減らすことができるというメリットがあるが、一般的には1台のエレベーターに1つずつコンバータを有するエレベーターシステムとなっている。また、複数台のエレベーターを1つのコンバータにより電源供給を行なう場合、交流電源が断たれたり、交流電源とコンバータの間で地絡等の故障が発生した場合や、コンバータに故障が発生した場合に、全てのエレベーターを通常速度で運転できなくなるというサービスの低下を招く要因となっていた。
また、エレベーターの電源供給が遮断されると、自家発電機等の設備を有しない建物においては、エレベーターを運転することができなくなる。よって要求に応じて停電時のかご内乗客を救出する目的で、直流母線部にバッテリから電源を供給して、低速で運転することができる装置が設けられたりする。この場合、バッテリが一次電池の場合、その容量や回生電力の処理方法が課題であり、通常時のように高速にエレベーターを運転することを妨げる要因となっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベーターの電源供給が遮断された場合や、電源供給ラインの故障が発生した場合においても、エレベーターを極力止めること無く運転することができるエレベーターの制御装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、交流電源を直流電圧に変換する第1及び第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部に設けられ、前記第1の直流母線部と、前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部とを切り替える第1の切替手段と、前記第2の直流母線部に設けられ、前記第1の直流母線部と、前記第2の直流母線部とを切り替える第2の切替手段と、前記第1の直流母線部に異常が発生したことを検出した場合に、前記第2の直流母線部が正常であれば、前記第1の切替手段を操作して、異常の発生した前記第1の直流母線部を切り離し、正常な前記第2の直流母線部から前記第1のインバータに電力を供給できるように前記第2の直流母線部と前記第1のインバータを接続する直流母線電圧異常検出手段とを設けたものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベーターの電源供給が遮断された場合や、電源供給ラインの故障が発生した場合においても、エレベーターを極力止めること無く運転することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置について図1及び図2を参照しながら説明する。図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、交流電源1と、交流電源1を直流電圧に変換するコンバータ2と、コンバータ2からの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換するインバータ3、3aと、インバータ3、3aによって駆動される交流電動機4、4aとが設けられている。
また、各号機の直流母線部8、8aには、切替手段5p、5n、5pa、5naと、母線間接続線70p、70n、70pa、70naと、平滑コンデンサ7、7aが設けられ、さらに、電圧検出器、比較器等から構成される直流母線電圧異常検出手段75が設けられている。なお、電源引き込み線80には、主接触器60が設けられている。
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
図1では、エレベーターが2台(1号機、2号機)設置された例を示す。例えば、1号機の直流母線部8に異常が発生した場合に、直流母線電圧異常検出手段75により異常が検出される。つまり、直流母線電圧異常検出手段75は、1号機の平滑コンデンサ7の充電電圧が所定の電圧よりも低い場合、あるいは高い場合には直流母線部8に異常が発生したことを検出する。
この時、直流母線電圧異常検出手段75は、2号機の直流母線部8aの異常の有無をチェックする。つまり、直流母線電圧異常検出手段75は、2号機の平滑コンデンサ7aの充電電圧が所定の電圧よりも低い場合、あるいは高い場合には直流母線部8aに異常が発生したことを検出する。
2号機の直流母線部8aが正常であれば、直流母線電圧異常検出手段75は、制御信号により1号機の切替手段5p、5nを操作して、異常の発生した直流母線部8を切り離し、正常な2号機の直流母線部8aから母線間接続線70pa、70naを介して1号機のインバータ3に電力を供給できるようにする。
上記のような手段(切替手段5p、5n、5pa、5na、母線間接続線70p、70n、70pa、70na、直流母線電圧異常検出手段75)を用いることにより、自号機の直流母線部に異常が発生した場合でも、正常な他号機の直流母線部から自号機のインバータヘの電力供給が可能になり、エレベーターを停止させることなく、全てのエレベーターを運転することができる。
また、図1では1つのコンバータ2から2台のエレベーターに電力を供給するエレベーターシステムについて説明をしたが、図2に示すように、コンバータ2、2aが号機毎に独立したエレベーターシステムにおいても、図1で説明した切替手段5p、5n、5pa、5na、母線間接続線70p、70n、70pa、70na、直流母線電圧異常検出手段75を用いることにより、各コンバータ2、2aや、各エレベーターの電源引き込み線80の異常発生時にも同様の効果が期待できる。
この実施の形態1によれば、エレベーターの電源が供給されなくなった非常時にエレベーターを極力止めることなく高速で運転でき、また大きなバックアップ電源回路を必要としない。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置について図3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
図3において、交流電源1と、交流電源1を直流電圧に変換するコンバータ2、2aと、コンバータ2、2aからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換するインバータ3、3aと、インバータ3、3aによって駆動される交流電動機4、4aとが設けられている。
また、交流電源1aと、交流電源1aを直流電圧に変換するコンバータ2b、2cと、コンバータ2b、2cからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換するインバータ3b、3cと、インバータ3b、3cによって駆動される交流電動機4b、4cとが設けられている。
さらに、直流母線部8〜8cを各号機間で繋ぐ母線間接続線70p、70nと、母線間接続線70p、70nに、各エレベーターの直流母線部8〜8cを接続したり、切り離ししたりする接触器71a、71b、71cが設けられている。
なお、電源引き込み線80には、主接触器60、60aが設けられている。電源引き込み線80aには、主接触器60b、60cが設けられている。各号機の直流母線部8〜8cには、平滑コンデンサ7〜7cがそれぞれ設けられている。また、図示していないが、交流電源1、1aの停電を検出する停電検出手段と、接触器71a、71b、71cの開閉を制御する接触器制御手段が設けられている。
つぎに、この実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
停電検出手段が、例えば、電源引き込み線80における地絡等により交流電源1の停電を検出すると、接触器制御手段は、制御信号により、開いている接触器71a、71b、71cを閉じて接続し、交流電源1aから1号機、2号機のインバータ3、3aへ電力を供給できるようにする。
この実施の形態2のように、電源供給の1回線が遮断された非常時のみ接触器71a、71b、71cを必要に応じて接続することができるようにすれば、自号機で停電が発生した場合でも、正常な他号機の直流母線部から自号機のインバータヘの電力供給が可能になり、エレベーターを停止させることなく、全てのエレベーターを運転することができる。
この実施の形態2によれば、エレベーターの電源が供給されなくなった非常時にエレベーターを極力止めることなく高速で運転でき、また大きなバックアップ電源回路を必要としない。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置について図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。また、図5は、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
図4において、交流電源1と、交流電源1を直流電圧に変換するコンバータ2、2aと、コンバータ2、2aからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換するインバータ3、3aと、インバータ3、3aによって駆動される交流電動機4、4aとが設けられている。
また、各号機の直流母線部8、8aには、母線間接続線70p、70nと、平滑コンデンサ7、7aが設けられている。なお、電源引き込み線80には、主接触器60、60aが設けられている。また、図示していないが、交流電源1の停電を検出する停電検出手段と、直流母線部8、8aの直流母線電圧を監視し、インバータ3、3aを動作してエレベーターの運転制御を行う監視制御手段が設けられている。
つぎに、この実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
上記の実施の形態1及び2では、各号機の直流母線部を繋ぐことにより得られる効果について説明した。
この実施の形態3では、完全にエレベーターヘの電源供給が遮断された場合を考える。この場合でも、回生運転については、外からの電力供給なしに可能であるが、回生電力の処理ができなければ、母線電圧が上昇しつづけて機器を破損することになる。回生電力が大きくならないように低速で動かすことも考えられるが、エレベーターの運行効率を落とす結果となる。
そこで、この実施の形態3では、直流母線部が繋がった他号機で回生電力を消費する制御装置とする。図4において、例えば、1号機のエレベーターを通常運転号機とし、2号機を回生電力処理号機とする。
停電検出手段が、例えば、電源引き込み線80における地絡等により交流電源1の停電を検出した場合に、監視制御手段は、1号機のエレベーターを下降(回生)運転させる。図5(a)は、1号機がかご内定格負荷にて、下降運転を行なう回生運転モードのエレベーター速度を示している。
この場合の1号機のインバータ3の出力を図5(b)に示す。監視制御手段は、2号機の直流母線部8aの直流母線電圧を監視する。母線間接続線70p、70nにより直流母線部8、8aが繋がれているので、1号機の直流母線部8の直流母線電圧を監視してもよい。
1号機が回生運転モードに入り、図5(c)に示すように、直流母線電圧が上昇を開始して基準となる電圧(所定の電圧)を超えた場合に、監視制御手段は、2号機のインバータ3aを動作する。図5(d)に示すように、2号機のインバータ3aから電動機4aへ、回生電力を消費するように通電を開始して、1号機からの回生電力を熱として放出する。
通電だけでは回生電力が消費できずに直流母線電圧が大きく上昇する場合は、監視制御手段は、2号機のエレベーターを力行運転させて回生電力を位置エネルギーに交換する。
この実施の形態3によれば、エレベーターの電源が供給されなくなった非常時にエレベーターを極力止めることなく高速で運転でき、また大きなバックアップ電源回路を必要としない。なお、図4では2つのコンバータ2、2aの例を示しているが、1つのコンバータの場合も同様である。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置について説明する。この実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態3と同様である。
上記の実施の形態3では、他号機を動かして回生電力を処理することについて説明したが、母線間接続線70p、70nを用いてエレベーターの力行運転時に電力を供給することも可能である。
例えば、1号機のエレベーターを力行運転したい場合、2号機のエレベーターを回生運転することにより、母線間接続線70p、70nを介して1号機に電力を供給して通常運転を行なう。この様に号機間で電力の享受を行なうことにより、外部からの電力供給が無くてもエレベーターを動かすことができる。
すなわち、停電検出手段が、例えば、電源引き込み線80における地絡等により交流電源1の停電を検出した場合に、1号機のエレベーターを力行運転したい場合、監視制御手段は、2号機のエレベーターを回生運転させることにより1号機に電力を供給する。監視制御手段は、1号機の直流母線部8の直流母線電圧を監視する。1号機が回生運転モードに入り、直流母線電圧が上昇を開始して基準となる電圧(所定の電圧)を超えた場合に、監視制御手段は、2号機のエレベーターを力行運転させることにより、直流母線部8、8aを一定の電圧に保つ。
この実施の形態4によれば、エレベーターの電源が供給されなくなった非常時にエレベーターを極力止めることなく高速で運転でき、また大きなバックアップ電源回路を必要としない。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るエレベーターの制御装置について説明する。この実施の形態5に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態3と同様である。
上記の実施の形態3や実施の形態4では、運転したいエレベーター以外の他号機を回生処理号機に設定したため、他号機の運行を制約してしまい、場合によっては通常サービスから切り離しする必要があった。
この実施の形態5では、電源供給が遮断された場合に、直流母線部が繋がった複数のエレベーターシステムにおいて、エレベーター1台分の回生電力消費回路と電力供給回路を有することを特徴としている。上記回生電力消費回路は、例えば切替スイッチ(図示せず)を介して各号機の直流母線部に接続されており、上記切替スイッチを切り替えることにより各号機の直流母線部に接続することができる。上記電力供給回路も同様である。停電検出手段が、例えば、電源引き込み線80における地絡等により交流電源1の停電を検出した場合に、1号機のエレベーターを回生運転したい場合、監視制御手段は、1号機のエレベーターを回生運転させて直流母線部8の直流母線電圧を監視する。この直流母線電圧が上昇を開始して基準となる電圧(所定の電圧)を超えた場合に、監視制御手段は、回生電力を消費するように上記切替スイッチを切り替えることにより上記回生電力消費回路に通電する。また、交流電源1の停電時に、1号機のエレベーターを力行運転したい場合、監視制御手段は、上記切替スイッチを切り替えることにより上記電力供給回路を接続し、1号機に電力を供給する。
このように構成することで、直流母線部が繋がったエレベーターシステムにおいて、全号機同時に動かすことは難しいが、各号機毎に運転が重ならないようにすれば、高速運転することが可能となる。
複数台のエレベーターシステムに、若干、運行効率は低下するが容量の小さな回生電力消費回路と電力供給回路を1つずつ準備すればよく、バックアップ設備の小型化が可能となる。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の別の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1、1a 交流電源、2、2b コンバータ、3、3b インバータ、4、4b 交流電動機、5p、5n、5pa、5na 切替手段、7、7a 平滑コンデンサ、8、8a 直流母線部、60、60b 主接触器、70p、70n、70pa、70na 母線間接続線、71a、71b、71c 接触器、75 直流母線電圧異常検出手段、80、80a 電源引き込み線。

Claims (6)

  1. 交流電源を直流電圧に変換する第1及び第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部に設けられ、前記第1の直流母線部と、前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部とを切り替える第1の切替手段と、
    前記第2の直流母線部に設けられ、前記第1の直流母線部と、前記第2の直流母線部とを切り替える第2の切替手段と、
    前記第1の直流母線部に異常が発生したことを検出した場合に、前記第2の直流母線部が正常であれば、前記第1の切替手段を操作して、異常の発生した前記第1の直流母線部を切り離し、正常な前記第2の直流母線部から前記第1のインバータに電力を供給できるように前記第2の直流母線部と前記第1のインバータを接続する直流母線電圧異常検出手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記第1及び第2のコンバータが同じで、コンバータが1つである
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの制御装置。
  3. 第1の交流電源を直流電圧に変換する第1のコンバータと、第2の交流電源を直流電圧に変換する第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部、及び前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部を繋ぐ母線間接続線と、
    前記母線間接続線に挿入接続された接触器と、
    前記第1及び第2の交流電源の停電を検出する停電検出手段と、
    前記停電検出手段によって前記第1の交流電源の停電を検出した場合に、前記接触器を接続し、前記母線間接続線を介して、正常な前記第2の直流母線部から前記第1のインバータに電力を供給できるようにする接触器制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  4. 交流電源を直流電圧に変換する第1及び第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部、及び前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部を繋ぐ母線間接続線と、
    前記交流電源の停電を検出する停電検出手段と、
    前記停電検出手段によって前記交流電源の停電を検出した場合に、前記第1の交流電動機に駆動される第1のエレベーターを回生運転させ、前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部の直流母線電圧を監視し、前記直流母線電圧が所定の電圧を超えたときには、前記第2のインバータを動作し、回生電力を消費するように前記第2のインバータから前記第2の交流電動機への通電を行う監視制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  5. 交流電源を直流電圧に変換する第1及び第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部、及び前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部を繋ぐ母線間接続線と、
    前記交流電源の停電を検出する停電検出手段と、
    前記停電検出手段によって前記交流電源の停電を検出した場合に、前記第1の交流電動機に駆動される第1のエレベーターを力行運転するときには、前記第2の交流電動機に駆動される第2のエレベーターを回生運転させて前記第1のインバータに電力を供給し、前記第1の直流母線部の直流母線電圧を監視し、前記直流母線電圧が所定の電圧を超えたときには、前記第2のエレベーターを力行運転させる監視制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  6. 交流電源を直流電圧に変換する第1及び第2のコンバータと、前記第1のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第1の交流電動機を駆動する第1のインバータと、前記第2のコンバータからの直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧に変換し第2の交流電動機を駆動する第2のインバータとを備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記第1のコンバータ及び前記第1のインバータの間の第1の直流母線部、及び前記第2のコンバータ及び前記第2のインバータの間の第2の直流母線部を繋ぐ母線間接続線と、
    回生電力を消費する回生電力消費回路と、
    電力を供給する電力供給回路と、
    前記交流電源の停電を検出する停電検出手段と、
    前記停電検出手段によって前記交流電源の停電を検出した場合に、前記第1の交流電動機に駆動される第1のエレベーターを回生運転するときは、前記第1のエレベーターを回生運転させて前記第1の直流母線部の直流母線電圧を監視し、前記直流母線電圧が所定の電圧を超えたときには、回生電力を消費するように前記回生電力消費回路及び前記第1の直流母線部を接続し、前記第1の交流電動機に駆動される第1のエレベーターを力行運転するときには、前記電力供給回路及び前記第1の直流母線部を接続して前記第1のインバータに電力を供給し、前記第1のエレベーターを力行運転させる監視制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
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